JPH06338546A - Tabテープ移動用スプロケットの偏心影響の緩和方法 - Google Patents

Tabテープ移動用スプロケットの偏心影響の緩和方法

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JPH06338546A
JPH06338546A JP5151485A JP15148593A JPH06338546A JP H06338546 A JPH06338546 A JP H06338546A JP 5151485 A JP5151485 A JP 5151485A JP 15148593 A JP15148593 A JP 15148593A JP H06338546 A JPH06338546 A JP H06338546A
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JP
Japan
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sprocket
tab tape
tab
data
image processing
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Pending
Application number
JP5151485A
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English (en)
Inventor
Yukiyasu Takano
行康 高野
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Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 TAB用オートハンドラにおいて、TABテ
ープ移動用のスプロケットの偏心による影響を緩和させ
る。 【構成】 画像処理用カメラ4で基準撮像データ20を
画像処理装置6に記憶する。スプロケット1・2を1回
転させる間に逐次TABテープ3を撮像して撮像データ
21を画像処理装置6に記憶する。基準撮像データ20
と撮像データ21の差データ22からスプロケット1・
2の偏心値を求め、スプロケット1・2の回転開始位置
を補正する。また、XYステージ5をY方向に補正す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、TAB(テープ・オ
ートメイテッド・ボンディング)用オートハンドラにお
いて、TAB移動用スプロケットでTABテープを搬送
する場合に、スプロケットの偏心による影響を緩和する
方法についてのものである。
【0002】
【従来の技術】TAB用オートハンドラは、リール状に
巻かれたTABテープを自動的に測定位置まで逐次搬送
し、ICテスタのテスト結果に基づいて自動的に選別す
る装置である。なお、TABと電極の精密位置決め機構
については、実開昭64-34576号公報、実開平1-163335号
公報、実願平2-106251号明細書などにも記載されてい
る。
【0003】次に、従来技術によるTABテープ用オー
トハンドラの構成を図4により説明する。図4の1と2
はスプロケット、3はTABテープ、4は画像処理用の
カメラ、、10はプッシャ、9はテープクランプ、11
は供給リール、12と13はテンションプーリ、14は
収容リール、16はプローブカード、17はICテスタ
のテストヘッド、19はアタッチメントユニットであ
る。
【0004】TABテープ3はスプロケット1・2が同
期して回転することによりデバイスのピッチ分送られ、
供給リール11からテンションプーリ12、スプロケッ
ト1・2、テンションプーリ13、収容リール14の順
に移動する。
【0005】位置決めされたTABテープ3は、プッシ
ャ10、テープクランプ9によりコンタクト位置まで下
降し、プローブカード16のコンタクトに押し付けられ
る。この状態でテスタ側にテストスタート要求信号を送
り、ICテスタのテストが開始される。テスト後、テス
タから送信された結果がオープン不良(TABの電極と
プローブカード16の針が位置ずれ等により接触してい
ない。)であった場合、この位置でカメラ4による画像
データが取り込まれ、位置の補正量を算出する。画像デ
ータ取り込み後、テープクランプ9、プッシャ10を上
昇させ、補正後再下降し、プローブカード16にTAB
テープ3を押し付け、再度テスタ側にテストスタート要
求信号を送る。テスト後、テスト終了信号によりテープ
クランプ9、プッシャ10が上昇し、スプロケット1・
2により次のデバイスまでTABテープ3は送られる。
【0006】次に、TABテープ3の位置決め手段を図
5により説明する。図5アは位置補正機構の構成図であ
る。図5のスプロケット1・2、テープクランプ9、プ
ッシャ10は一体となってXYステージ5上に配置され
る。
【0007】図5イはTABテープ3のパターン図であ
り、パターン図の一隅に基準マーク3Aがある。中央部
にはICチップ3Bが実装され、ICチップ3Bの両側
にはICチップとパターンで接続するテストパッド3C
が配置される。TABテープ3には図5イのパターン図
が等間隔で連続して形成される。
【0008】図5では、次の手順で位置補正する。最初
に、テープクランプ9とプッシャ10をコンタクト位置
まで下降させる。次に、カメラ4を移動してTABテー
プ3のテストパッド1Cとプローブカード16のプロー
ブ16Aとの接触状態を確認する。プローブ16Aの接
触端がテストパッド1Cの中央に位置するように、テー
プクランプ9、プッシャ10を上昇させた後、プローブ
カード16を移動またはスプロケット1・2を微少回転
し、補正する。
【0009】次に、カメラ4で基準マーク3Aを撮像
し、撮像データを装置に記憶する。この撮像データがT
ABテープ3とプローブカード16が接触する位置の基
準となる。なお、図4と図5は実願平3−14672号明細書
に記載の図2・3と技術的におなじものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図4のスプロケット1
・2の回転中心が偏心していることによる影響を図6に
より説明する。図6の横軸はスプロケットの回転角度を
示している。縦軸はスプロケットが真の中心で回転する
場合と、スプロケットが偏心位置で回転する場合とのT
ABテープの送り方向の偏差値を示している。すなわ
ち、スプロケットが真の中心で回転する場合は、TAB
テープはスプロケットの回転角に比例して移動するが、
スプロケットが偏心している場合はTABテープは図6
アに示されるように正弦波的に移動する。
【0011】図4の装置ではスプロケットの偏心を完全
に回避することは困難である。しかし、図4の装置でス
プロケットが1回転する間に、図5イにパターンが複数
位置合わせされるので、スプロケットの回転開始位置と
スプロケットが1回転中のTAB数の組み合わせでは位
置合わせの偏位が最大になる可能性がある。
【0012】図6アでは、正弦波の山の頂点PU と正弦
波の谷の底点PD の中間点PO で、基準となるTABが
位置合わせされるので、スプロケットが1回転中のTA
Bが幾つ存在しても、TABとプローブの位置ずれの最
大値はスプロケットの偏心値Δxである。一方、図6イ
では、正弦波の山の頂点PU で、基準となるTABが位
置合わせされるので、スプロケットが1回転中のTAB
とプローブの位置ずれの最大値は2Δxとなる可能性が
ある。
【0013】また、TABテープが移動する間には、ス
プロケット1・2で案内されるので、TABテープは送
り方向と直交する方向にも、ばらつく可能性がある。
【0014】この発明は、画像処理用カメラで基準撮像
データを画像処理装置に記憶し、スプロケットを1回転
させる間に逐次TABを撮像して撮像データを画像処理
装置に記憶し、基準撮像データと撮像データの差データ
からスプロケットの偏心値を求め、スプロケットの回転
開始位置を補正することによりTABテープ移動用スプ
ロケットの偏心影響を緩和する方法を提供することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明は、画像処理用カメラ4で基準マーク3A
を撮像して基準撮像データ20を画像処理装置6に記憶
し、スプロケット1・2を1回転させる間に逐次基準マ
ーク3Aを撮像して撮像データ21を画像処理装置6に
記憶し、CPU7Aは基準撮像データ20と撮像データ
21の差データ22を算出し、演算部7Bは差データ2
2が送出され、差データ22の最大値と最小値からスプ
ロケットの偏心値Δxを求め、TABテープ3の送り方
向の偏心値Δx分だけ前記スプロケット1・2の回転開
始位置を補正する。
【0016】
【作用】次に、この発明によるTAB用オートハンドラ
の構成を図1の実施例により説明する。図1の6は画像
処理装置、7はCPU7Aと演算部7Bで構成される制
御部であり、その他のものは図5アと同じである。
【0017】図1では、モータ1Aはスプロケット1を
回転し、モータ2Aはスプロケット2を回転する。Xス
テージ5はモータ5XでX方向に移動し、モータ5Yで
Y方向に移動する。図1でいうX方向とはTABテープ
3の送り方向であり、Y方向とはX方向と直交する方向
である。モータ1A・1B・5X・5YはCPU7Aの
指令で回転制御される。
【0018】画像処理用カメラ4は画像処理装置6に接
続され、画像処理用カメラ4の撮像データは画像処理装
置6に送出される。画像処理装置6は撮像データをCP
U7Aの指令で内部メモリに書き込む。CPU7Aは撮
像データを読み込み、演算部7Bに補正指令し、演算部
7Bは補正演算し、演算データをCPU7Aに送出す
る。CPU7Aは演算データに基づき、各モータを制御
する。
【0019】次に、図1の処理手順を図2のフローチャ
ートにより説明する。図2のステップ101では、TA
Bテープ3のテストパッド3Cとプローブカード6のプ
ローブ16Aが接触した状態で、カメラ4でTABテー
プ3上の基準マーク3Aを撮像する。ステップ102で
は、基準マーク3Aの撮像を基準撮像データ20として
画像処理装置6に記憶する。
【0020】ステップ103では、テープクランプ9、
プッシャ10を上昇させ、ステップ104では、スプロ
ケット1・2を回転し、TABテープ3を1TAB分ピ
ッチ分送りする。ステップ105では、テープクランプ
9、プッシャ10を下降させ、ステップ106では、カ
メラ4でTABテープ3上の基準マーク3Aを撮像す
る。ステップ107では、基準マーク3Aの撮像を撮像
データ21として画像処理装置6に記憶する。
【0021】ステップ108では、スプロケット1・2
が1回転したかを判断し、1回転していないときはステ
ップ103の前段に戻り、1回転終了したときはステッ
プ109に進む。
【0022】ステップ109では、CPU7Aは基準撮
像データ20と撮像データ21の差データ22を算出
し、ステップ110では、差データ22を演算部7Bに
送出する。
【0023】ステップ111では、演算部7Bは差デー
タ22の最大値と最小値からスプロケット1・2の偏心
値Δxを算出する。ステップ112では、CPU7Aは
TABテープ3の送り方向の偏心値Δx分だけスプロケ
ット1・2の回転開始位置を補正指令する。
【0024】ステップ113では、演算部7Bは差デー
タ22からY方向の平均値YAVE を算出し、ステップ1
14ではCPU7Aはモータ5Yに平均値YAVE 分移動
するよう指令し、一連の処理を終了する。
【0025】図2の補正処理で、スプロケット1・2は
回転開始位置が補正され、この補正位置を回転基準位置
としてTABテープ3の一定量送りとなる。図2の処理
で、スプロケット1・2の回転角とTABの偏位の関係
は、例えば、図3のようになる。図3では、TABは正
弦波の山の頂点PU と正弦波の谷の底点PD の中間点P
O で、回転開始する。図3ではスプロケット1・2が1
回転中にTABが幾つ存在しても偏位Δxを超えること
はない。
【0026】
【発明の効果】この発明は、画像処理用カメラで基準撮
像データを画像処理装置に記憶し、スプロケットを1回
転させる間に逐次TABを撮像して撮像データを画像処
理装置に記憶し、基準撮像データと撮像データの差デー
タからスプロケットの偏心値を求め、スプロケットの回
転開始位置を補正しているので、TABテープ移動用ス
プロケットの偏心による影響を緩和することができる。
さらに、TABテープの送り方向と直交する方向も補正
しているので、TABの接触不良の影響を緩和できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるTABテープ用オートハンドラ
の構成図である。
【図2】図1の処理手順を示すフローチャートである。
【図3】スプロケット1・2の回転角とTABの偏位に
よる関係図である。
【図4】従来技術によるTABテープ用オートハンドラ
の構成図である。
【図5】TABテープ3の位置決め手段説明図である。
【図6】スプロケット1・2の回転角とTABの偏位の
従来の関係図である。
【符号の説明】
1 スプロケット 2 スプロケット 3 TABテープ 3A 基準マーク 4 カメラ 5 XYステージ 6 画像処理装置 7A CPU 7B 演算部 20 基準撮像データ 21 撮像データ 22 差データ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のスプロケット(1) と第2のスプロ
    ケット(2) を同期して回転することによりTABテープ
    (3) をピッチ送りし、TABテープ(3) のパターン上の
    基準マーク(3A)を画像処理用カメラ(4) で参照し、XY
    ステージ(5)を移動して、TABテープ(3) の位置を補
    正するTAB用オートハンドラにおいて、 画像処理用カメラ(4) で基準マーク(3A)を撮像して基準
    撮像データ(20)を画像処理装置(6)に記憶し、 前記スプロケット(1) ・(2) を1回転させる間に逐次基
    準マーク(3A)を撮像して撮像データ(21)を画像処理装置
    (6) に記憶し、 CPU(7A) は基準撮像データ(20)と撮像データ(21)の
    差データ(22)を算出し、 演算部(7B)は差データ(22)が
    送出され、差データ(22)の最大値と最小値からスプロケ
    ットの偏心値Δxを求め、 TABテープ(3) の送り方向の偏心値Δx分だけ前記ス
    プロケット(1) ・(2)の回転開始位置を補正するをこと
    を特徴とするTABテープ移動用スプロケットの偏心影
    響の緩和方法。
  2. 【請求項2】 演算部(7B)は差データ(22)からTABテ
    ープ(3) の送り方向と直交する方向の平均値YAVE を算
    出し、平均値YAVE 分をXYステージ(5) をY方向に補
    正すること特徴とする請求項1記載のTABテープ移動
    用スプロケットの偏心影響の緩和方法
JP5151485A 1993-05-28 1993-05-28 Tabテープ移動用スプロケットの偏心影響の緩和方法 Pending JPH06338546A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5151485A JPH06338546A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 Tabテープ移動用スプロケットの偏心影響の緩和方法

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JPH06338546A true JPH06338546A (ja) 1994-12-06

Family

ID=15519537

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JP5151485A Pending JPH06338546A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 Tabテープ移動用スプロケットの偏心影響の緩和方法

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JP (1) JPH06338546A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013080795A (ja) * 2011-10-03 2013-05-02 Sinfonia Technology Co Ltd Icチップ実装体の製造装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013080795A (ja) * 2011-10-03 2013-05-02 Sinfonia Technology Co Ltd Icチップ実装体の製造装置

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