JP2007080842A - スパークプラグ製造方法及びスパークプラグ製造装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 押圧パンチ54と接地電極W2との当接をパンチ当接検出手段(ロードセル)155により検出し、その当接検出のあった押圧パンチ54の位置を押圧ストロークの開始位置とする。そして、この開始位置から設定された押圧ストロークだけ押圧パンチ54を移動させることにより、接地電極W2に対する曲げ加工の押圧を行う。これにより、押圧方向の接地電極W2の先端位置がプラグ個体間でばらついている場合でも、接地電極W2との当接位置を基準として押圧ストロークが設定されるので、接地電極W2に実際に施される押圧曲げの量を精度よくコントロールすることができ、ギャップ間隔不良等を生じにくくすることが可能となる。
【選択図】 図8
Description
調整前のギャップ間隔を測定し、これを目標値と比較することにより調整押圧ストロークを決定する調整押圧ストローク決定工程(調整押圧ストローク決定手段)と、
接地電極に対して火花ギャップの縮小方向に接近・離間可能な押圧パンチを用い、ギャップ間隔が目標値に到達するように、決定された押圧ストローク量により接地電極に押圧曲げ加工を施す押圧曲げ工程(押圧曲げ手段)とを含み、上記の課題を解決するために、
接地電極に向けて接近する押圧パンチと該接地電極との当接をパンチ当接検出手段により検出し、その検出のあった押圧パンチの位置を押圧ストロークの開始位置として、この開始位置から、上記押圧ストローク量に対応して定まる押圧終了位置まで押圧パンチが移動するように、当該押圧パンチの駆動制御(装置においては、パンチ駆動制御手段がこの機能を担う)を行うことを特徴とする。
図1は、本発明のスパークプラグ製造装置(以下、単に製造装置という)の一実施例を概念的に示す平面図である。該製造装置1は、被処理スパークプラグ(以下、ワークともいう)Wを搬送経路C(本実施例では直線的なものとなっている)に沿って間欠的に搬送する搬送機構としてのトラバーサ300を備え、その搬送経路Cに沿って、接地電極整列機構12、基準部位値測定装置(基準位置測定手段)13、曲げ装置14、及び撮影手段としての撮影・解析ユニット15等の工程実施部が配置されている。
x(θu)=Rcosθu−
(R2cos2θu−{R2−(r0+ga)2}2)1/2 ‥‥[1]
ただし、r0は中心電極W1のエッジ線Eの半径であり、RはOから点uまでの距離である。この算出式は、図18に示すように、押圧によりエッジ線E2がζに沿ってx(θu)だけ平行移動してE2’に移るとの仮定に基づき、図中(1)及び(2)の方程式を幾何学的に導き、これをxについて解くことにより得られるものである。なお、φは、E2がE2’に移動するときの点uの角度変位である。
x(θu)=λ/cosθu ‥‥[2]
にて、より簡便に算出することができる。
σ’=x・sin(B+A)/cosA ‥‥[3]
として算出することができる。そして、このσ’に対し、見込まれるスプリングバック量νを加味することにより、最終的な調整押圧ストロークσを、
σ=σ’+ν ‥‥[4]
にて算出する。
W ワーク(被処理スパークプラグ)
W1 中心電極
W2 接地電極
g 火花ギャップ
E1,E2 電極エッジ線
14 曲げ装置
15 撮影・解析ユニット(撮影手段)
40 カメラ(撮影手段)
53 可動ベース
100 主制御部
110 画像解析部(ギャップ間隔算出手段、調整押圧ストローク決定手段)
150 制御部(パンチ駆動制御手段)
155 ロードセル(荷重センサ、荷重検出手段、パンチ当接検出手段)
165 荷重変化検出回路(パンチ当接検出手段)
168 カメラ(接触検出手段)
170 接触検出回路(パンチ当接検出手段)
210 視野
Claims (5)
- 接地電極が中心電極と対向してそれらの間に火花ギャップが形成されたスパークプラグの製造方法であって、前記火花ギャップのギャップ間隔を調整するために、
調整前のギャップ間隔を測定し、これを目標値と比較することにより調整押圧ストロークを決定する調整押圧ストローク決定工程と、
前記接地電極に対して前記ギャップの縮小方向に接近・離間可能な押圧パンチを用い、前記火花ギャップ間隔が目標値に到達するように、前記決定された押圧ストローク量により前記接地電極に押圧曲げ加工を施す押圧曲げ工程とを含み、
前記接地電極に向けて接近する前記押圧パンチと該接地電極との当接をパンチ当接検出手段により検出し、その検出のあった前記押圧パンチの位置を前記押圧ストロークの開始位置として、この開始位置から、前記押圧ストローク量に対応して定まる押圧終了位置まで前記押圧パンチが移動するように、当該押圧パンチの駆動制御を行うことを特徴とするスパークプラグ製造方法。 - 前記パンチ当接検出手段は、前記当接に伴う前記押圧パンチへの付加荷重の変化を、前記当接の情報として検出する荷重検出手段を含むものである請求項1記載のスパークプラグ製造方法。
- 前記荷重検出手段は、前記押圧パンチのパンチ軸上において、該押圧パンチに軸線方向に付加される荷重を検出する荷重センサである請求項2記載のスパークプラグ製造方法。
- パンチ駆動部により前記押圧方向に駆動される可動ベースの先端側に、前記押圧パンチが前記荷重センサを挟み付けた状態にて取り付けられており、前記接地電極との当接に伴い該荷重センサは、前記押圧パンチと前記可動ベースとの間で挾圧されて、該当接に伴う荷重変化を検出するものとされている請求項3記載のスパークプラグ製造方法。
- 接地電極が中心電極と対向してそれらの間に火花ギャップが形成されたスパークプラグの製造装置であって、前記火花ギャップのギャップ間隔を調整するために、
調整前のギャップ間隔を測定し、これを目標値と比較することにより調整押圧ストロークを決定する調整押圧ストローク決定手段と、
前記接地電極に対して前記ギャップの縮小方向に接近・離間可能な押圧パンチを用い、前記火花ギャップ間隔が目標値に到達するように、前記決定された押圧ストローク量により前記接地電極に押圧曲げ加工を施す押圧曲げ手段と、
前記接地電極に向けて接近する前記押圧パンチと該接地電極との当接を検出するパンチ当接検出手段と、
その検出のあった前記押圧パンチの位置を前記押圧ストロークの開始位置として、この開始位置から、前記押圧ストローク量に対応して定まる押圧終了位置まで前記押圧パンチが押圧方向に移動するように、当該押圧パンチの駆動制御を行うパンチ駆動制御手段と、
を含むことを特徴とするスパークプラグ製造装置。
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