JPH06338386A - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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Publication number
JPH06338386A
JPH06338386A JP12729093A JP12729093A JPH06338386A JP H06338386 A JPH06338386 A JP H06338386A JP 12729093 A JP12729093 A JP 12729093A JP 12729093 A JP12729093 A JP 12729093A JP H06338386 A JPH06338386 A JP H06338386A
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JP
Japan
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opening
closing
closing plate
magnetron
heated
Prior art date
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Pending
Application number
JP12729093A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Noguchi
浩幸 野口
Hideo Ohira
秀夫 大平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP12729093A priority Critical patent/JPH06338386A/ja
Publication of JPH06338386A publication Critical patent/JPH06338386A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、被加熱調理物形態に左右されずに
良好な調理仕上りを得ることを可能とする。 【構成】 制御装置20は、被加熱調理物センサである
重量センサ9の重量検出結果に応じて開閉板駆動用モー
タ16を制御して、上部の口部および下部の口部の開閉
制御を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱調理室内へのマイ
クロ波の供給制御に改良を施した電子レンジに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、電子レンジでは、加熱調
理室の天井壁もしくは側壁の一部にマイクロ波供給口を
有し、マグネトロンにより生成したマイクロ波をこのマ
イクロ波供給口から加熱調理室内に供給して被加熱調理
物を加熱調理するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、被加熱調理物に対するマイクロ波の照射パ
ターンが常に一定であるため、被加熱調理物によって
は、加熱むらが発生したり、加熱不足や加熱過剰が発生
したりすることがあった。
【0004】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、被加熱調理物に左右されずに加熱
むらや、加熱不足あるいは加熱過剰をなくして良好な調
理仕上りを得ることが可能な電子レンジを提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電子レンジは、
マグネトロンにより生成したマイクロ波を加熱調理室内
に供給して被加熱調理物を加熱調理するようにしたもの
において、マイクロ波を加熱調理室内に供給するための
複数の口部と、この複数の口部のいずれか一方または双
方を開閉制御する開閉手段と、被加熱調理物の重量ある
いは形状もしくは種類等といった被加熱調理物形態を検
出する被加熱調理物センサと、この被加熱調理物センサ
の検出結果に応じて前記複数の口部の開閉を制御する開
閉制御手段とを備えたところに特徴を有する。
【0006】この場合、複数の口部は共通の導波管によ
ってマグネトロンのアンテナに連通し、開閉手段は、こ
の導波管の内部に複数の口部を開閉するための導電体か
らなる開閉板を備えた構成としても良い。また、開閉板
が開閉動作している間はマグネトロンの駆動を停止する
ようにしても良い。
【0007】さらに、口部は、加熱調理室側壁に上下部
に形成し、開閉板は上部の口部近傍に回動可能に設け、
上部の口部の下縁部より上方にマグネトロンのアンテナ
が位置する構成としても良い。また、開閉板は、上部の
口部の下縁部に設けた支点を中心として回動するように
構成しても良い。さらにまた、マグネトロンのアンテナ
と開閉板との離間距離は、管内波長のほぼ1/4以上に
設定するようにしても良い。
【0008】
【作用】上記手段によれば、マイクロ波を加熱調理室内
に供給するための口部を複数設け、この複数の口部のい
ずれか一方または双方を開閉制御する開閉手段を設けて
いるから、加熱調理室へのマイクロ波の供給パターンす
なわちマイクロ波照射パターンを変更することが可能で
ある。そして、被加熱調理物センサの検出結果に応じ
て、複数の口部の開閉を制御するから、被加熱調理物に
応じてマイクロ波照射パターンを変更することができ
る。従って、被加熱調理物に左右されずに良好な調理仕
上りを得ることが可能となる。
【0009】この場合、複数の口部は共通の導波管によ
ってマグネトロンのアンテナに連通する構成とすれば、
マグネトロン個数が一つでありながらも複数の口部から
マイクロ波を供給できるようになる。そして、さらにま
た開閉板を導電体から構成したので、この開閉板にて閉
鎖した口部からのマイクロ波の供給を確実に防止できる
ようになる。
【0010】また、開閉板が開閉動作している間はマグ
ネトロンは駆動しないように制御するようにすれば、開
閉板がマグネトロンのアンテナに対して近接する位置を
回動したとしても、スパークが発生するようなことはな
い。
【0011】さらにまた、口部を加熱調理室側壁に上下
部に形成し、開閉板を上部の口部近傍に回動可能に設け
る構成とすれば、少なくとも上部の口部を開閉すること
が可能である。
【0012】また、開閉板を、上部の口部の下縁部に設
けた支点を中心として回動するように構成すれば、上下
の口部を択一的に開閉することが可能となる。
【0013】さらに、マグネトロンのアンテナと開閉板
との離間距離を、マイクロ波の波長と導波管におけるし
ゃ断波長とによって決まる管内波長のほぼ1/4以上に
設定すれば、スパークの発生をなくすことが可能とな
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例につき図1ない
し図5を参照しながら説明する。まず、図2において、
外箱1の内部には、内ケース2が配設されており、この
内ケース2の内部は加熱調理室3とされている。前記外
箱1の前面には、加熱調理室3を開閉するための扉4が
設けられていると共に、操作パネル5が設けられてい
る。前記加熱調理室3の右側壁(内ケース2の右側壁)
3aの上下部には、マイクロ波を供給するための口部6
および7が形成されている。そして、加熱調理室3の底
部には、回転皿8が配設されている。
【0015】図3に示すように、上記回転皿8に載せら
れる被加熱調理物の重量は、被加熱調理物センサたる重
量センサ9により検出されるようになっており、また該
回転皿8はターンテーブル駆動用モータ10により回転
されるようになっている。
【0016】前記口部6および7が形成された右壁部3
aの裏側には、これら口部6および7を包囲するように
導波管11が設けられており、この導波管11の外側部
にはマグネトロン12が配設されている。この場合、こ
のマグネトロン12は、そのアンテナ12aがアンテナ
は導波管11内にあって前記上部の口部6より上方に位
置するように設けられている。従って、これら各口部6
および7は共通の導波管11によってマグネトロン12
のアンテナ12aに連通している。
【0017】図4および図5に示すように、前記各口部
6および7は、開閉手段13により開閉されるようにな
っている。この開閉手段13について述べる。上部の口
部6の上縁部には導電体からなる開閉板14が回転軸1
5を介して回動可能に取り付けられており、そして、前
記右壁部3aの裏側には図示しない取付具を介して開閉
板駆動用モータ16が取り付けられている。この開閉板
駆動用モータ16の回転軸16aは開閉板14の回転軸
15に連結されている。
【0018】また、開閉板駆動用モータ16の回転軸1
6aにはカム17が取着されており、このカム17の上
下部位には、開閉板14の角度位置を検出するためのマ
イクロスイッチ18および19が設けられている。しか
して、開閉板14が、口部6を閉鎖する角度位置(図4
実線参照)まで回動すると下側のマイクロスイッチ19
がカム17によってオンされ、また開閉板14が口部6
を全開する角度位置(図4二点鎖線参照)まで回動する
と上側のマイクロスイッチ18がカム17によってオン
される。この開閉板14の回動により、上部の口部6お
よび下部の口部7の双方を開放する場合と、下部の口部
7は開放したまま上部の口部6を閉鎖する場合とが切り
替えられるようになっている。
【0019】次に、図1において電気的構成について述
べる。制御装置20はマイクロコンピュータ、各種駆動
回路、A/D変換器等を有して構成されており、その入
力としては、重量センサ9、マイクロスイッチ18およ
び19からの出力信号が与えられる他に、前記操作パネ
ル5に設けられた各種スイッチ21、扉4の開閉を検出
する扉スイッチ22、加熱調理室3内のガス量を検出す
るべく図示しない排気路に設けられたガスセンサ23か
らの出力信号が与えられるようになっている。さらに、
この制御装置20は、マイクロコンピュータに保有する
運転プログラムに従い、各種の入力に応じて、ターンテ
ーブル駆動用モータ10、マグネトロン12、開閉板駆
動用モータ16、マグネトロン12を冷却するための冷
却ファンモータ24、前記操作パネル5に設けられた表
示器25、ブザー26を駆動制御するようになってい
る。
【0020】上記制御装置20は調理運転を制御すると
共に開閉制御手段として機能するものである。この開閉
制御手段として機能について述べると、制御装置20
は、重量センサ9からの検出結果に応じて開閉板14を
制御して、口部6および7の開閉を制御する。
【0021】すなわち、被加熱調理物の重量が重いよう
な場合には、口部6および7の双方を開放すべく開閉板
駆動用モータ16を駆動制御する。すなわち、制御装置
20は、最初に、マイクロスイッチ18,19のいずれ
がオン状態となっているかを検出し、下方のマイクロス
イッチ19がオン状態であれば上部の口部6が閉鎖して
いる(下部の口部7は開放)と判定して、開閉板駆動用
モータ16を矢印A方向(図5参照)へ回転するように
駆動し、もって、開閉板14を同方向へ回動させる。そ
して、この開閉板14により上部の口部6が全開される
角度位置まで回動されると、カム17によって下方のマ
イクロスイッチ18がオンされ、これにより上部の口部
6の開放が検出され、開閉板駆動用モータ16の駆動を
停止する。なお、最初に上方のマイクロスイッチ18が
オン状態(上部の口部6は開放状態)であれば開閉板駆
動用モータ16は駆動しない。この結果、上下の口部6
および7の双方からマグネトロン12のマイクロ波が加
熱調理室3内に供給され、もって重めの被加熱調理物が
加熱不足なく良好に加熱される。
【0022】また、被加熱調理物の重量が比較的軽いよ
うな場合には、開閉板14が上部の口部6を閉鎖するよ
うに制御する。すなわち、上方のマイクロスイッチ18
がオンしていれば、開閉板駆動用モータ16を反矢印A
方向へ回転駆動して開閉板14を同方向へ回動させ、下
方のマイクロスイッチ19がオンしたところで開閉板駆
動用モータ16の駆動を停止する。なお、下方のマイク
ロスイッチ19が最初からオンしていれば、開閉板駆動
用モータ16は駆動しない。これにて、上部の口部6が
閉鎖されて、下部の口部7のみからマグネトロン12の
マイクロ波が加熱調理室3内に供給され、もって軽めの
被加熱調理物が過度に加熱されることもなく良好に加熱
される。
【0023】この場合、上記制御装置20は、開閉板1
4が開閉動作している間はマグネトロン12は駆動しな
いように制御する。これによって、開閉板14がマグネ
トロン12のアンテナ12aに対して近接する位置を回
動通過したとしても、スパーク等が発生するようなこと
はない。また、開閉板14を上部の口部6の近傍部位に
設けたので、少なくともこの上部の口部6の開閉を選択
できる。
【0024】さらに、各口部6および7は共通の導波管
11によってマグネトロン12のアンテナ12aに連通
する構成であるから、マグネトロン個数が一つでありな
がらも二つの口部6および7からマイクロ波を供給でき
る。さらにまた開閉板14を導電体から構成したので、
この開閉板14にて閉鎖した口部からのマイクロ波の供
給を確実に防止できる。
【0025】次に図6ないし図10は、本発明の第2の
実施例を示しており、同図においては、次の点が第1の
実施例と異なる。すなわち、まず図7及び図8に示すよ
うに、開閉板31の長さBは導波管11の幅寸法Lより
も長く設定され、そしてこの開閉板31は、上部の口部
6の下縁部に回転軸32を介して回動可能に設けられて
いる。そして、マグネトロン12は、そのアンテナ12
aが上部の口部6の下縁部より高い位置となるように設
けられ、且つ、このアンテナ12aと開閉板31との離
間距離rはマグネトロン12の管内波長λgの1/4以
上となるように設定されている。また、上記開閉板31
は、上部の口部6を開放し且つ下部の口部7を閉鎖する
第1の角度位置(図7に実線で示す)と、上部の口部6
を閉鎖し且つ上部の口部7を開放する第2の角度位置
(図7に二点鎖線で示す)とに回動制御されるようにな
っている。マイクロスイッチ33は第1の角度位置検出
用で、マイクロスイッチ34は第2の角度位置検出用で
ある。
【0026】また、図9および図10に示すように、加
熱調理室3の両側壁下部には被加熱調理物センサとして
の発光素子35および受光素子36が対向して設けられ
ており、これらは被加熱調理物の高さを検出して、被加
熱調理物が、比較的薄いもの(図9参照)であるか、あ
るいはコップに入れられた液体(図10参照)であるか
を判定する。
【0027】そして、制御装置37における開閉制御手
段としての機能について述べる。すなわち、制御装置2
0は、受光素子36から受光有りの信号(被加熱調理物
が薄いものであることを示す信号)が与えられると、上
部の口部6を開放し且つ下部の口部7を閉鎖するように
開閉板14を回動制御する。つまり、開閉板14が第1
の角度位置(図7実線位置)にあるときには開閉板駆動
用モータ16は駆動せず、開閉板31が第2の角度位置
(図7二点鎖線位置)にあるときには開閉板駆動用モー
タ16を矢印C方向へ回転するように駆動する。これに
て、上部の口部6のみが開放され、被加熱調理物が上か
らマイクロ波を受けるようになり、良好にむらなく加熱
される。
【0028】また、制御装置20は、受光素子36から
受光無しの信号(被加熱調理物がコップに入れられた液
体(酒や牛乳)であることを示す信号)が与えられる
と、上部の口部6を閉鎖し且つ下部の口部7を開放する
ように開閉板31を回動制御する。つまり、開閉板14
が第2の角度位置にあるときには開閉板駆動用モータ1
6は駆動せず、開閉板31が第1の角度位置にあるとき
には開閉板駆動用モータ16を反矢印C方向へ回転する
ように駆動する。これにて、下部の口部7のみが開放さ
れ、被加熱調理物が下部からマイクロ波を受けるように
なり、被加熱調理物である液体が下の方から加熱されて
自然対流が促進され、もって、良好にむらなく加熱され
る。
【0029】また、この実施例においては、開閉板31
を、上部の口部6の下縁部に設けた支点により回動させ
る構成としたので、開閉板31の長さBを導波管11の
幅寸法Lよりも長く設定することにより、一つの開閉板
31にて各口部6および7を択一的に開閉できる。ま
た、アンテナ12aと開閉板31との離間距離rをマグ
ネトロン12のマイクロ波の波長と導波管におけるしゃ
断波長とによって決まる管内波長λgの1/4以上とな
るように設定したので、スパークの発生をなくすことが
できる。
【0030】図11および図12は本発明の第3の実施
例を示しており、この実施例では、開閉手段41が、上
下の口部6および7をそれぞれ独立的に開閉する開閉板
42,43を備え、また、開閉板42について、開閉板
駆動用モータ44およびマイクロスイッチ45,46を
備え、開閉板43について、開閉板駆動用モータ47お
よびマイクロスイッチ48,49を備えた構成となって
いる。
【0031】図13および図14は本発明の第4の実施
例を示しており、この実施例では、上部の口部6および
下部の口部7にこれを閉塞するカバー51、52をねじ
止めにより着脱可能に設けている。このカバー51,5
2は透明な低損失高誘電体から構成されている。なお、
各口部6および7の縁部にはこのカバー51,52の装
着の有無を検出するマイクロスイッチからなるカバース
イッチ53(図14に一方のみ図示)が設けられてい
る。この実施例においてはカバースイッチ53によって
カバー51,52の装着無しが検出されたときにはブザ
ーが報知されるようになっている。
【0032】しかして、上記カバー51,52により、
各口部6および7から導波管11内に水蒸気やごみが入
ることを防止できる。また、このカバー51,52は着
脱可能であるので、導波管11内の点検に便利で、しか
も透明であるから開閉板14の動作確認にも便利であ
る。この場合下部のカバー52は透明でなくても良い。
また、この実施例においては、カバー51,52の装着
の有無をそれぞれ検出するカバースイッチ53を設け、
カバー51,52の装着無しが検出されたときにはブザ
ーを報知するようにしているから、カバー51,52の
装着忘れを防止できる。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、次の効果を得ることができる。マイクロ波を加熱調
理室内に供給するための口部を複数設け、この複数の口
部のいずれか一方または双方を開閉制御する開閉手段を
設け、被加熱調理物センサの検出結果に応じて複数の口
部の開閉を制御する開閉制御手段を設けているから、被
加熱調理物に応じてマイクロ波照射パターンを変更する
ことができ、被加熱調理物に左右されずに良好な調理仕
上りを得ることができる。
【0034】この場合、複数の口部は共通の導波管によ
ってマグネトロンのアンテナに連通する構成とすること
により、マグネトロン個数が一つでありながらも複数の
口部からマイクロ波を供給できる。そして、開閉板を導
電体から構成したので、この開閉板にて閉鎖した口部か
らのマイクロ波の供給を確実に防止できる。
【0035】また、開閉板が開閉動作している間はマグ
ネトロンは駆動しないように制御するようにすることに
より、開閉板がマグネトロンのアンテナに対して近接す
る位置を回動したとしても、スパークの発生を防止でき
る。
【0036】さらにまた、口部はを加熱調理室側壁に上
下部に形成し、開閉板を上部の口部近傍に回動可能に設
ける構成とすることにより、少なくとも上部の口部を開
閉することができる。
【0037】また、開閉板を、上部の口部の下縁部に設
けた支点を中心として回動するように構成することによ
り、一つの開閉板により上下の口部を択一的に開閉する
ことが可能となる。
【0038】さらに、マグネトロンのアンテナと開閉板
との離間距離を、管内波長のほぼ1/4以上に設定する
ことにより、スパークの発生をなくすことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気的構成のブロ
ック図
【図2】全体の斜視図
【図3】重量センサ部分の縦断正面図
【図4】導波管およびマグネトロン部分の縦断正面図
【図5】同斜視図
【図6】本発明の第2の実施例を示す電気的構成のブロ
ック図
【図7】導波管およびマグネトロン部分の縦断正面図
【図8】同斜視図
【図9】作用を説明するための加熱調理室および導波管
部分の縦断正面図
【図10】図9とは異なる作用を説明するための加熱調
理室および導波管部分の縦断正面図
【図11】本発明の第3の実施例を示す導波管およびマ
グネトロン部分の縦断正面図
【図12】同斜視図
【図13】本発明の第4の実施例を示す導波管およびマ
グネトロン部分の縦断正面図
【図14】図13の矢印N−Nに沿う横断面図
【符号の説明】
3は加熱調理室、6,7は口部、9は重量センサ(被加
熱調理物センサ)、11は導波管、12はマグネトロ
ン、12aはアンテナ、13は開閉手段、14は開閉
板、16は開閉板駆動用モータ、17はカム、18,1
9はマイクロスイッチ、20は制御装置(開閉制御手
段)、31は開閉板、35は発光素子(被加熱調理物セ
ンサ)、36は受光素子(被加熱調理物センサ)、37
は制御装置(開閉制御手段)、41は開閉手段、42,
43は開閉板、51,52はカバー、53はカバースイ
ッチを示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネトロンにより生成したマイクロ波
    を加熱調理室内に供給して被加熱調理物を加熱調理する
    ようにしたものにおいて、マイクロ波を加熱調理室内に
    供給するための複数の口部と、この複数の口部のいずれ
    か一方または双方を開閉制御する開閉手段と、被加熱調
    理物の重量あるいは形状もしくは種類等といった被加熱
    調理物形態を検出する被加熱調理物センサと、この被加
    熱調理物センサの検出結果に応じて前記複数の口部の開
    閉を制御する開閉制御手段とを備えたことを特徴とする
    電子レンジ。
  2. 【請求項2】 複数の口部は共通の導波管によってマグ
    ネトロンのアンテナに連通し、開閉手段は、この導波管
    の内部に複数の口部を開閉する導電体からなる開閉板を
    備えたことを特徴とする請求項1記載の電子レンジ。
  3. 【請求項3】 開閉板が開閉動作している間はマグネト
    ロンの駆動を停止するようにしたことを特徴とする請求
    項2記載の電子レンジ。
  4. 【請求項4】 口部は、加熱調理室側壁に上下部に形成
    され、開閉板は上部の口部近傍に回動可能に設けられて
    いることを特徴とする請求項2記載の電子レンジ。
  5. 【請求項5】 開閉板は、上部の口部の下縁部に設けた
    支点を中心として回動するように構成されていることを
    特徴とする請求項4記載の電子レンジ。
  6. 【請求項6】 マグネトロンのアンテナと開閉板との離
    間距離は、管内波長のほぼ1/4以上に設定されている
    ことを特徴とする請求項1記載の電子レンジ。
JP12729093A 1993-05-28 1993-05-28 電子レンジ Pending JPH06338386A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100778704B1 (ko) * 2006-05-30 2007-11-22 주식회사 대우일렉트로닉스 양문형 전자레인지 및 그 제어방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100778704B1 (ko) * 2006-05-30 2007-11-22 주식회사 대우일렉트로닉스 양문형 전자레인지 및 그 제어방법

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