JPH0633832B2 - 飲料用フレキシブルチユーブ - Google Patents

飲料用フレキシブルチユーブ

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JPH0633832B2
JPH0633832B2 JP7502889A JP7502889A JPH0633832B2 JP H0633832 B2 JPH0633832 B2 JP H0633832B2 JP 7502889 A JP7502889 A JP 7502889A JP 7502889 A JP7502889 A JP 7502889A JP H0633832 B2 JPH0633832 B2 JP H0633832B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はフレキシブルチューブに関し、飲料機器の飲料
用導管として用いる飲料用フレキシブルチューブに関す
るものである。
(ロ)従来の技術 一般に飲料機器として、炭酸水とシロップを加圧供給
し、供給弁内あるいは供給弁の下流で前記炭酸水とシロ
ップを混合して炭酸飲料を供給する炭酸飲料供給装置が
知られているが、この装置において水道水を貯めたシス
ターンより炭酸水を製造するカーボネータに導く水道管
を始め、同じくシスターンの水を使って、製氷用として
製氷部に至る送水管に樹脂製のフレキシブルチューブを
使用している。これら飲料用チューブはその配管作業性
のし易さの観点から、十分なフレキシブル性を有すと同
時に、飲料を取扱うので、チューブを常に清潔に保ち、
汚れが付いても直ぐ洗い落せるような飲料チューブが要
求される。従来、これら飲料用チューブは、チューブ内
の汚れに関してはその除去が簡単に成せる材料で構成し
ているものが幾つか提案されている。例えば、第3図の
如く、内層1をポリエチレン、外層2をスチレン−エチ
レン−ブチレン−スチレン共重合体で構成したものや、
第4図の如く、内層3をテトラフルオロエチレン−ヘキ
サフルオロプロピレン共重合体又はテトラフルオロエチ
レン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体を
使用し接着層4,5の2層を使用し外層6にスチレン−
エチレン−ブチレン−スチレン共重合体を使用したもの
がある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、これら従来のチューブによって、チューブ内の
汚れ防止は図れるが、これらのチューブを構成する外層
材料であるスチレン−エチレン−ブチレン−スチレン共
重合体は外表面に汚れが付くと水洗いでは落ちず、又シ
ロップ等の有機物が付くと材料内部まで入り着色する場
合がありそのまま放置するとバクテリアが繁殖して材料
内部迄入り非常に不衛生なものとなっていた。又バクテ
リアの材料内部への浸入は材料の分子切断を生じ、劣化
してしまう場合がある、等の問題点を残していた。
本発明はこれらの問題点に鑑み成されたもので、チュー
ブ内の汚れはもとよりチューブ外表面の汚れも簡単に水
洗いで除去でき、しかも汚れの付きにくい材料で構成し
た飲料用フレキシブルチューブを提供することを目的と
するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明の飲料用フレキシブルチューブは、少なくとも2
層以上の多層構造で、外層をスチレン−エチレン−ブチ
レン−スチレン共重合体で形成した飲料用チューブにお
いて、外層表面を直鎖状低密度ポリエチレン、低密度ポ
リエチレン、架橋ポリエチレンエチレン−酢酸ビニル共
重合体等のオレフィン系材料で構成し、この外層および
最外表面層の2層を共押出成形して形成したものであ
る。
(ホ)作 用 外層の表面に共押出成形により形成されるオレフィン系
材料の最外層にて、汚れが付きにくく、かつ汚れが付い
ても水洗い等にて簡単に汚れを落せ、チューブは常に良
好な衛生状態に保たれる。そして、付着したシロップ
に、たとえバクテリアが繁殖してもそれはチューブ材料
内に浸入は出来ず、よってバクテリアによる材料劣化も
起こらない。又外層の熱可塑性ゴムと最外層のポリエチ
レン系材料は相溶性が酔いため共押出成形することによ
って十分密着性が得られ、その接着に困難を伴なわす作
成できる。
(ヘ)実施例 以下、本発明の実施例を図面に基き説明する。
第5図は飲料機器として知られている炭酸飲料供給装置
を示し、第1図及び第2図は本発明の一実施例を示す。
先ず第5図において、フロート弁15によって上水道管16
からの水が一定量貯蔵されているシスターン17より水道
管19aを介してポンプ18に送られた水は、ポンプ18にて
更に水道管19bを介して三方弁20に送り、大部分は接続
管21により、カーボネータ22に入って、炭酸ガスライン
23からの炭酸ガスとにより炭酸水を製造するのに使わ
れ、残りの1部が流量調整器24を介し混合弁25に希釈水
用として導入される。カーボネータ22からの炭酸水は、
冷却水槽26内を通って冷却され、低炭酸飲料用弁27と高
炭酸飲料弁28に導入する。一方、シロップタンク29と30
に貯蔵されたシロップAとシロップBは、炭酸ガスライ
ンからの炭酸ガスで加圧送出され、シロップ管31,32
で、流量調整器33,34及び冷却水槽26を介して、上記各
飲料用弁27,28に導入されている。Cはカップであり、
35はタンク29,30のあるコンテナー側と冷却水槽26のあ
る機体側とが遠く離れている場合に、シロップ管31,32
及び水道管19の通される調理場内等の排水溝である。こ
のようにして、飲料水管は配管される。ここで、シスタ
ーン17よりカーボネータ22に至る水道管19a,19bのう
ち、水道管19bはシロップタンク29,30より離れている
が、水道管19aはそれと近い付近に配される場合が多
く、そのため、シロップ等が付着し易い。そこで、それ
を洗浄除去できる水道管19aとすることが好ましい。
次に、この水道管19a等の飲料用チューブの構造をその
製造工程を加味して、2つの実施例を各々説明する。
[実施例1] 第1図は実施例1を示す。
内層7はテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロ
ピレン共重合体又はテトラフルオロエチレン−パーフル
オロアルキルエーテル共重合体を使用し、接着層8は変
性アクリル系接着剤、接着層9はオレフイン系樹脂で成
形し外層10はスチレン−エチレン−ブチレン−スチレン
共重合体を使用し、最外層11は、汚れが付きにくく、し
かも付いた汚れは水で簡単に取れる本発明の特徴とする
材料である直鎖状低密度ポリエチレンで構成したもの
で、外層10と最外層11を共押出成形することによりそれ
ぞれを構成する樹脂は相溶性が良いため十分な密着性が
得られる。
[実施例2] 第2図に実施例2を示す。
内層12は図示しないがスチレン−エチレン−ブチレン−
スチレンを使用した中間層を含み、低密度ポリエチレン
又は直鎖状低密度ポリエチレンを使用して形成する。一
方、外層13はスチレン−エチレン−ブチレン−スチレン
共重合体を使用し、最外層14は低密度ポリエチレンを使
用して構成したもので、まず内層12は中間層と共に共押
出成形後、外層13と最外層14を共押出成形する。中間層
と外層13は同種の樹脂のためうまく融合して密着し、外
層13と最外層14の材料は相溶性が良いため共押出成形す
ることにより十分な密着性が得られる。この場合も最外
層14は汚れが付きにくく、付いても直ぐ水洗いで落せ
る。
各実施例では最外層11、14を構成する材料を直鎖状低密
度ポリエチレン、低密度ポリエチレンとしたが、同種の
材料として架橋ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共
重合体を用いることができる。尚、実施例では炭酸飲料
供給装置において、シスターンとポンプとの間を継ぐ飲
料用チューブとして説明したが、コーヒー自動販売機
等、その他各種の飲料供給装置において、汚れ易い箇所
に配される飲料用チューブに適用できることは言う迄も
ない。
(ト)発明の効果 以上説明したように本発明では、外層の表面は直鎖状低
密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、架橋ポリエチ
レン、エチレン−酢酸ビニル共重合体の材料で構成され
ているので、これら材料は汚れが付きにくく、汚れが付
いても水洗い等により簡単に汚れを落すことが出来、又
シロップ等の有機物が付着し、放置されてもバクテリア
の繁殖による材料内部への浸入はなく、又材料劣化もな
い。又水洗いでこれら衛生をそこなうものは、きれいに
除去出来るものとなり、食品衛生的にも極めて良好に使
用できる飲料用フレキシブルチューブとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すフレキシブルチューブ
の外観構造図、第2図は他の実施例に係るフレキシブル
チューブの外観構造図、第3図および第4図はそれぞれ
従来のフレキシブルチューブの外観構造図、第5図は炭
酸飲料供給装置の概略説明図である。 7,12……内層、10,13……外層、11,14……最外層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多層構造から成り、外層をスチレン−エチ
    レン−ブチレン−ステレン共重合体で形成した飲料用フ
    レキシブルチューブにおいて、外層表面に直鎖状低密度
    ポリエチレン、低密度ポリエチレン、架橋ポリエチレ
    ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体で構成する最外層を
    設け、この最外層と外層とは共押出成形により形成した
    ことを特徴とする飲料用フレキシブルチューブ
JP7502889A 1989-03-29 1989-03-29 飲料用フレキシブルチユーブ Expired - Fee Related JPH0633832B2 (ja)

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JPH02256987A JPH02256987A (ja) 1990-10-17
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008039130A (ja) * 2006-08-09 2008-02-21 Toyox Co Ltd 飲料用ホース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008039130A (ja) * 2006-08-09 2008-02-21 Toyox Co Ltd 飲料用ホース

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JPH02256987A (ja) 1990-10-17

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