JPH06337701A - コントローラ - Google Patents

コントローラ

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Publication number
JPH06337701A
JPH06337701A JP12892793A JP12892793A JPH06337701A JP H06337701 A JPH06337701 A JP H06337701A JP 12892793 A JP12892793 A JP 12892793A JP 12892793 A JP12892793 A JP 12892793A JP H06337701 A JPH06337701 A JP H06337701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
ideal
mode
set value
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12892793A
Other languages
English (en)
Inventor
Rieko Hijikata
理恵子 土方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP12892793A priority Critical patent/JPH06337701A/ja
Publication of JPH06337701A publication Critical patent/JPH06337701A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 手動モードから自動モードへの切替時の操作
性を向上させる。 【構成】 この発明のコントローラは、まずオペレータ
が理想値設定手段によって制御上理想とされる理想値S
V´を設定し、また追従時間設定手段によって設定値S
V値を理想値SV´に追従させる時間を設定し、その
後、手動モードから自動モードにモードを切り替える
と、トラッキング手段が設定値SVをプロセス値PVに
トラッキングさせた後、自動設定値補正手段が設定値S
Vを理想値SV´に近づけるように自動調整する。こう
して、手動モードから自動モードに切り替えた時に、所
定時間のうちに設定値SVを理想値SV´に自動調整
し、これによってプロセス値PVも理想値SV´に近い
値にして自動モードのプロセス制御を開始するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コントローラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動フィードバック制御に用い
られるディジタル制御装置としてのコントローラは、図
3に示すような外観をしている。そして手動モードで設
定値SVを上下させると、このSV値にプロセス値PV
を追従させるようにコントローラがプロセスを制御す
る。また自動モードに切り替えると、設定されているS
V値に対してプロセス値PVが一致するように自動フィ
ードバック制御が実行される。
【0003】そしてこのようなコントローラにおいて、
従来は図5に示すように、手動モードから自動モードに
切り替えた際にSV値をいったんPV値にトラッキング
させるようになっており(ステップS1,S2)、その
後オペレータがSV値を目標とするレベルまで上下させ
る操作を行なうようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような従
来のコントローラでは、近年特にディジタル制御が盛ん
に用いられるようになって一つのプラントに多数台が計
装されるようになってきているため、このように手動モ
ードから自動モードへのモード切替時に手動によってS
V値の再操作を行なわなければならないとなれば、オペ
レータの負担が大きくなる問題点があった。
【0005】この発明はこのような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、操作性が良く、オペレータの負担を
軽減することができるコントローラを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のコントローラ
は、制御上理想とされる理想値SV´を設定する理想値
設定手段と、設定値SVを理想値SV´に追従させる時
間を設定する追従時間設定手段と、理想値SV´と設定
値SVとを比較し、設定値SVを理想値SV´に近づけ
る制御をなす自動設定値補正手段と、手動モードから自
動モードに切り替えた際に、設定値SVをプロセス値P
Vにトラッキングさせるトラッキング手段とを備えたも
のである。
【0007】
【作用】この発明のコントローラでは、まずオペレータ
が理想値設定手段によって制御上理想とされる理想値S
V´を設定し、また追従時間設定手段によって設定値S
V値を理想値SV´に追従させる時間を設定し、その
後、手動モードから自動モードにモードを切り替える
と、トラッキング手段が設定値SVをプロセス値PVに
トラッキングさせた後、自動設定値補正手段が設定値S
Vを理想値SV´に近づけるように自動調整する。
【0008】こうして、設定時間のうちに設定値SVを
理想値SV´に自動調整し、これによってプロセス値P
Vも理想値SV´に近い値にして自動モードのプロセス
制御を開始することができるようになる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説
する。図3は一般的なコントローラの外観図であり、表
示パネル1に設定値SV表示2、理想値SV´表示3、
プロセス値PV表示4、自動/手動切替ボタン5、メー
タ表示6、設定値操作部7などが備えられている。
【0010】そしてこのコントローラの内部機能は、図
1に示す構成となっている。すなわち、制御対象プロセ
スの制御理想値SV´を設定し、また手動モードから自
動モードに切り替えた後、いったんプロセス値PVにト
ラッキングする設定値SVを理想値SV´に追従させる
時間Tを設定する理想値設定部11と、理想値SV´と
設定値SVとの偏差を求めて制御操作量として出力する
設定値調整部12と、設定値SVとプロセス値PVとの
偏差に応じてプロセス操作量を演算して出力する制御部
13(これは、主にCPUによって構成されるものであ
る)と、前述の表示パネル1の各部の表示の制御を行な
う表示制御部14と、外部からの入力信号の処理を行な
う入力処理部15と、外部に対する各種出力信号の処理
を行なう出力処理部16と、外部機器とのインタフェー
ス部17から構成されており、このインタフェース部1
7を通してプラント機器の制御対象プロセス18と接続
されるようになっている。
【0011】次に、上記構成のコントローラの動作につ
いて説明する。一般的に、通常のプロセス制御において
は、制御部13がプロセス18からインタフェース部1
7と入力処理部15を通して入力されるプロセス値PV
を設定値SVと比較し、その偏差が発生していれば、P
I演算あるいはPID演算によって必要な操作量MVを
演算し、これを出力処理部16およびインタフェース部
17を通して制御対象プロセス18に出力し、プロセス
値PVが設定値SVに一致するように自動制御する。
【0012】そしてこの実施例の場合、手動モードから
自動モードに切り替える際、図2に示すフローチャート
および図4に示すグラフにしたがって動作する。まずモ
ードの切替前に、オペレータが制御対象プロセスの理想
と考える理想値SV´と、モード切替後にいったんプロ
セス値PVにトラッキングする設定値SVを理想値SV
´に追従させる時間T(これはまた、設定値SVが理想
値SV´に到達する時間でもある)を理想値設定部11
によって設定し(ステップS11)、この後、手動モー
ドから自動モードへモード切替ボタン5を操作して切り
替える(ステップS12)。
【0013】この操作により、制御部13において設定
値SVをプロセス値PVにトラッキングさせ(ステップ
S13)、オペレータがSV値の操作に介入しなければ
(ステップS14)、T時間の間に設定値SVが理想値
SV´に一致するまで制御部13は設定値SVを自動調
整する(ステップS15,S16)。
【0014】そしてこの設定値SVを理想値SV´に追
従させる演算は次による。つまり、モード切替初期のP
V値をPV0 、モード切替時からの経過時間をtとする
と、このt時点の設定値SVとして、前回のサンプリン
グ時のSV値を用いて、
【数1】 とする。
【0015】こうして、手動モードから自動モードに切
り替えると、設定値SVを設定時間Tのうちに最初のプ
ロセス値PV0 から理想値SV´に到達するように自動
調整することができ、従来のようにオペレータがPV値
にトラッキングした設定値SVをモード切替の後に理想
的な値に再設定する操作が必要でなくなり、操作性が向
上し、オペレータの負担が軽減されることになる。
【0016】なお、理想値SV´に設定値SVを自動的
に追従させている設定時間Tの間にオペレータがSV値
を外部から操作すると、その時点で自動追従動作が終了
し、オペレータが設定値を従来のように適当な値に再度
設定することができるようになる。
【0017】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、まずオ
ペレータが制御上理想とされる理想値SV´を設定し、
またいったんプロセス値PV値にトラッキングした設定
値SV値を理想値SV´に追従させる時間を設定し、そ
の後、手動モードから自動モードにモードを切り替える
ことによって、設定値SVをプロセス値PVにトラッキ
ングさせた後、設定値SVを理想値SV´に近づけるよ
うに自動調整するようにしているので、設定時間のうち
に設定値SVを理想値SV´に自動調整し、これによっ
てプロセス値PVも理想値SV´に近い値にして自動モ
ードのプロセス制御を開始することができるようにな
り、従来のようにモード切替の後にオペレータがSV値
を所定の値まで移動させる操作が必要でなくなり、オペ
レータの負担が軽減され、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の機能ブロック図。
【図2】上記実施例の動作を示すフローチャート。
【図3】上記実施例のコントローラの表示パネルの正面
図。
【図4】上記実施例の動作を示すグラフ。
【図5】従来例の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
11 理想値設定部 12 設定値調整部 13 制御部 14 表示制御部 15 入力処理部 16 出力処理部 17 インタフェース部 18 プロセス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御上理想とされる理想値SV´を設定
    する理想値設定手段と、 設定値SVを理想値SV´に追従させる時間を設定する
    追従時間設定手段と、 前記理想値SV´と設定値SVとを比較し、設定値SV
    を理想値SV´に近づける制御をなす自動設定値補正手
    段と、 手動モードから自動モードに切り替えた際に、設定値S
    Vをプロセス値PVにトラッキングさせるトラッキング
    手段とを備えて成るコントローラ。
JP12892793A 1993-05-31 1993-05-31 コントローラ Pending JPH06337701A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12892793A JPH06337701A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 コントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12892793A JPH06337701A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 コントローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06337701A true JPH06337701A (ja) 1994-12-06

Family

ID=14996838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12892793A Pending JPH06337701A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 コントローラ

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JP (1) JPH06337701A (ja)

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