JPH0633762A - 内燃機関用サーモスタット - Google Patents

内燃機関用サーモスタット

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Publication number
JPH0633762A
JPH0633762A JP18721492A JP18721492A JPH0633762A JP H0633762 A JPH0633762 A JP H0633762A JP 18721492 A JP18721492 A JP 18721492A JP 18721492 A JP18721492 A JP 18721492A JP H0633762 A JPH0633762 A JP H0633762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
temperature
inlet port
cooling water
engine
Prior art date
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Pending
Application number
JP18721492A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Inagaki
政夫 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH0633762A publication Critical patent/JPH0633762A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ボトムバイパス方式の内燃機関用
冷却装置に組み込まれるサーモスタットが適正に作動し
ない状態が生じた場合においても、内燃機関冷却用の冷
却水が、適正温度をはるかに越える高温となることを防
止する。 【構成】 ボトムバイパス方式の内燃機関用冷却装置に
組み込まれるサーモスタットの、第二の弁15とフレー
ム6の間で、冷却水温度が第一の温度以上になると第一
の弁18を開弁方向へ作動させ、且つ第二の弁15を閉
弁方向へ作動させる第一の感温アクチュエータ9の、サ
ーモワックス10を内蔵したケース11よりも第二の入
口ポート側に、一端を第二の弁15に、他端をフレーム
6に支持された第二の感温アクチュエータ17を設け、
第二のアクチュエータ17は、冷却水温度が第一の温度
よりも高い温度である第二の温度以上になると、第一の
弁18を開弁方向へ、且つ第二の弁15を閉弁方向へ作
動させる感温アクチュエータを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボトムバイパス方式の
内燃機関用冷却装置に組み込まれるサーモスタット構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のボトムバイパス方式の内燃機関用
冷却装置に組み込まれるサーモスタットとしては、例え
ば実開昭59−136080号に開示されたものがあ
る。そのサーモスタットを図6,図7に示す。図6にお
いて、弁ハウジング1は、ラジエータの冷却水出口通路
に接続された第一の入口ポート2と、第一の入口ポート
2に対向したラジエータをバイパスするエンジンの冷却
水出口通路に接続された第二の入口ポート3と、第一の
入口ポート2と第二の入口ポート3の間の側方部にウォ
ーターポンプを介してエンジンの冷却水入口通路に接続
された出口ポート4とを有し、これら各ポートに連通す
る弁室5を郭定している。弁室5内には、第一の入口ポ
ート2を開閉する第一の弁18と、第一の弁18を閉弁
方向へ付勢する圧縮コイルばね19と、第二の入口ポー
ト3を開閉する第二の弁15と、第二の弁15を閉弁方
向へ付勢する圧縮コイルばね24と、第一の入口ポート
2と第二の入口ポート3との間に延在し、内蔵している
サーモワックス10の熱膨張により第一の弁18を開弁
方向へ、且つ第二の弁15を閉弁方向へ作動させる感温
アクチュエータ9とを有している。弁ハウジング1に
は、第二の入口ポート3のうち出口ポート4が設けられ
ている側とは反対側の部分を拡大する通水溝23が設け
られている。感温アクチュエータ9の感温部は、その中
心にステーロッド13を有し、その周囲に弾性部材12
を介してサーモワックス10が内蔵されたケース11か
ら成っている。
【0003】このようなサーモスタットにおいては、低
温時には第一の入口ポート2が第一の弁18によって閉
じられ、且つ第二の入口ポート3が第二の弁15によっ
て開かれている。この時には、弁室5に流入する冷却水
は、第二の入口ポート3を通ってエンジンから流入する
冷却水Bのみである。第二の入口ポート3を通ってエン
ジンから弁室5に流入する冷却水Bは、通水溝23を設
けた側(出口ポート4とは反対側)に十分に流れ込むの
で、これにより第二の入口ポート3を通ってエンジンか
ら弁室に流入する冷却水Bは感温部(ケース11)を巡
回するようになり、感温アクチュエータ9は、第二の入
口ポート3を通ってエンジンから弁室5に流入する冷却
水Bの温度に感温する。この冷却水Bの温度上昇に伴
い、感温アクチュエータ9は、第二の弁15を閉弁方向
へ作動させて第二の入口ポート3開度を減少し、且つ第
一の弁18を開弁方向へ作動させて第一の入口ポート2
を開き、弁室5から出口ポート4を通ってエンジンへ流
出する冷却水Cの温度を適正に保持する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、感温ア
クチュエータ9はその中心に、弾性部材12を介してス
テーロッド13に支持されているため、ステーロッド1
3に対してケース11が傾くことを許容する構造になっ
ている。その上、第一の弁18にかかる圧縮コイルばね
19の荷重分布は、その形状により一様ではない場合が
多い。その他に、感温アクチュエータ9をフレーム6に
組付ける際の組付誤差がある。上記の要因が相互に影響
しあうことにより、サーモスタットの第一の弁18は、
これを閉弁方向に付勢する圧縮コイルばね19の力に抗
してサーモワックス10の熱膨張により開弁するため、
第一の弁18は傾いて開弁することがある。このため図
7に示すように、第一の弁18が、ウォーターポンプを
介してエンジンの冷却水入口通路に接続された出口ポー
ト4とは反対側に傾いて開弁し、第一の入口ポート2を
通ってラジエータから弁室5に流入する冷却水Aが、出
口ポート4とは反対側のみにしか流れない状態が生じる
場合がある。この結果、感温部(ケース11)は第一の
入口ポート2を通ってラジエータから弁室5に流入する
低温の冷却水Aの影響を過度に受けて、第一の弁18が
第一の入口ポート2開度をそれ以上増加させず、弁室5
から出口ポート4を通ってエンジンへ流出する冷却水C
の温度が大幅に高温側へずれてしまうという問題が生じ
る。
【0005】そこで本発明は、第二の入口ポート3を通
ってエンジンから弁室5に流入する冷却水Bの温度のみ
に感温する手段を設けることにより、第一の弁18が出
口ポート4とは反対側に傾いて開弁し、第一の入口ポー
ト2を通ってラジエータから弁室5に流入する低温の冷
却水Aが、出口ポート4とは反対側のみにしか流れない
状態が生じた場合においても、弁室5から出口ポート4
を通ってエンジンへ流出する冷却水Cの温度を適正に保
持することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ラジエータの
冷却水出口通路に接続される第一の入口ポートと、第一
の入口ポートに対向したラジエータをバイパスするエン
ジンの冷却水出口通路に接続される第二の入口ポート
と、第一の入口ポートと第二の入口ポートとの間の側方
部にエンジンの冷却水入口通路に接続される出口ポート
を有し、これら各ポートに連通する弁室を郭定する弁ハ
ウジングに収められ、弁ハウジングに固定されたフレー
ムと、第一の入口ポートを開閉する第一の弁と、第二の
入口ポートを開閉する第二の弁と、フレームに支持され
て弁室内にて第一の入口ポートと第二の入口ポートとの
間に延在し、冷却水温度が第一の温度以上になると第一
の弁を開弁方向へ作動させ、且つ第二の弁を閉弁方向へ
作動させる第一の感温アクチュエータとを有するサーモ
スタットにおいて、第一の感温アクチュエータよりも第
二の入口ポート側に、一端を第二の弁に、他端をフレー
ムに支持された第二の感温アクチュエータを設け、第二
の感温アクチュエータは、冷却水温度が第一の温度より
も高い温度である第二の温度以上になると、第一の弁を
開弁方向へ作動させ、且つ第二の弁を閉弁方向へ作動さ
せる感温アクチュエータから構成したことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】上記手段により、第一の弁がエンジンの冷却水
入口通路に接続された出口ポートとは反対側に傾いて開
弁し、感温アクチュエータがラジエータから第一の入口
ポートを通って弁室に流入する低温の冷却水の影響を過
度に受け、第一の弁が第一の入口ポートの開度をそれ以
上増加させないような場合においても、第二の入口ポー
トを通ってエンジンから弁室に流入する高温の冷却水の
温度が第二の温度以上になると、第二の感温アクチュエ
ータが作動して、この第二の感温アクチュエータと一体
に取り付けられた第二の弁が第二の入口ポート開度を減
少させ、且つ、第一の弁が第一の入口ポートの開度を増
加させる。
【0008】
【実施例】続いて、本発明の一実施例について図1、図
2、図3、図4、図5に基づいて以下に説明する。図1
において、1はサーモスタットの弁ハウジングを示して
いる。図2に示したように弁ハウジング1は、その一方
の端部にラジエータ22の冷却水出口通路に接続された
第一の入口ポート2を、これとは反対側端部にラジエー
タ22をバイパスするエンジン20の冷却水出口通路に
接続された第二の入口ポート3を、第一の入口ポート2
と第二の入口ポート3との間の側方部にウォーターポン
プ21を介してエンジン20の冷却水入口通路に接続さ
れた出口ポート4を各々有し、これら各ポートに連通す
る弁室5を郭定している。弁室5内には、フレーム6が
円環状フランジ部7にて弁ハウジング1に固定されてい
る。感温アクチュエータ9(第一の感温アクチュエー
タ)は互いに対向する第一の入口ポート2と第二の入口
ポート3との間に延在し、サーモワックス10を内蔵し
たケース11と、弾性部材12を介してケース11を、
その軸線方向に移動可能とするステーロッド13とを含
み、ステーロッド13の一端部にてフレーム6に固定さ
れている。感温アクチュエータ9は、冷却水温度が第一
の温度以上になると、第一の弁18を開弁方向へ作動さ
せ、且つ第二の弁15を閉弁方向へ作動させる。ケース
11の、第二の入口ポート3側の端部には、スナップリ
ング14によって第二の弁15が取り付けられており、
第二の弁15は第二の入口ポート3の周りに形成された
弁座部16に着座して第二の入口ポート3を閉じるよう
になっている。またケース11の、第一の入口ポート側
の端部には、円環状フランジ部7に形成された弁座部8
に着座して、第一の入口ポート2を閉じる第一の弁18
が取り付けられている。第一の弁18は圧縮コイルばね
19により閉弁方向に付勢されている。フレーム6の第
二の入口ポート3側と第二の弁15の間には、一端をフ
レーム6に、他端を第二の弁15に支持された、形状記
憶合金から成る感温スプリング17(第二の感温アクチ
ュエータ)が取り付けられている。感温スプリング17
は、冷却水温度が、第一の温度よりも高い温度である第
二の温度になると、第一の弁18を開方向へ作動させ、
且つ第二の弁15を閉弁方向へ作動させる。
【0009】次にこの実施例の作用について説明する。
図3に示すように、低温時には、第二の弁15が弁座部
16より離れて第二の入口ポート3が開かれ、第一の弁
18が弁座部8に着座して第一の入口ポート2が閉じら
れている。この時には、弁室5には第二の入口ポート3
を通ってエンジン20からの高温の冷却水Bのみが流入
し、サーモワックス10はその冷却水Bの温度に感温す
る。第二の入口ポート3を通ってエンジン20から弁室
5内に流入する冷却水Bの温度が上昇すると、サーモワ
ックス10が熱膨張を開始する。冷却水Bの温度が第一
の温度に達すると、サーモワックス10の熱膨張により
発生する力が、第一の弁18を閉弁方向へ付勢する圧縮
コイルばね19の付勢力に抗して、ケース11をステー
ロッド13に対して図にて上方に移動させる。このケー
ス11の移動により第二の弁15が弁座部16に近づい
て第二の入口ポート3の開度が減少し、且つ第一の弁1
8が弁座部8より離れて第一の入口ポート2が開かれ
る。第二の入口ポート3を通って、エンジン20から弁
室5に流入する冷却水Bの温度が引き続き上昇している
場合には、図4に示すようにサーモワックス10が更に
熱膨張することにより第二の弁15が更に弁座部16に
近づいて第二の入口ポート3の開度を更に減少し、且つ
第一の弁18が弁座部8より更に離れて第一の入口ポー
ト2の開度を増大する。この開度の増大に伴い、第一の
入口ポート2を通って、ラジエータ22から弁室5に流
入する冷却水Aの流量が増大し、弁室5から出口ポート
4を通って、エンジン20へ流出する冷却水Cの温度
が、エンジン20の冷却を適正に行える冷却水温度にな
るように保持される。
【0010】ここで、弁室5に第二の入口ポート3を通
って、エンジン20から弁室5に第一の温度の冷却水B
のみが流入して、感温アクチュエータ9が作動を開始
し、第一の弁18が弁座部8より離れて第一の入口ポー
ト2が開かれる際、図5に示すように第一の弁18が出
口ポート4とは反対側に傾いて開弁する場合がある。こ
の場合、第一の入口ポート2を通ってラジエータ22か
ら弁室5に流入する低温の冷却水Aが、出口ポート4と
は反対側のみにしか流れない状態が生じ、感温アクチュ
エータ9が冷却水Aに過度に影響してしまう。この結
果、再びサーモワックス10が収縮してしまい、図3に
示すように、第一の弁18が再び弁座部8に近づいて、
第一の入口ポート2の開度を減少させ、且つ第一の弁1
5が弁座部16から離れて、第二の入口ポート3の開度
を増大させてしまい、弁室5から出口ポート4を通って
エンジン20へ流出する冷却水Cの温度が、エンジン2
0の冷却を適正に行える温度より高温側へずれてしまう
ような不具合を生じる。このような場合には、第二の入
口ポート3を通ってエンジン20から弁室5に流入する
冷却水Bの温度が、感温アクチュエータ9の作動温度で
ある第一の温度より高い温度である第二の温度に達する
と、図4に示すように、第一の入口ポート2と対向する
側であるため、ケース11に比べウォーターポンプ21
の吸引力があまり作用せず、第一の入口ポート2を通っ
てラジエータ22から弁室5に流入する低温の冷却水A
の影響をあまり受けない部位となる、フレーム6の第二
の入口ポート3側と、第二の弁15の間に設けられた感
温スプリング17が伸びる。 この結果、感温スプリン
グ17と一体に取り付けられた第二の弁15が弁座部1
6に近づいて第二の入口ポート3の開度を減少し、且つ
第一の弁18が弁座部8より離れて第一の入口ポート2
の開度を増大させる。この開度の増大に伴い、第一の入
口ポート2を通ってラジエータ22から弁室5に流入す
る低温の冷却水Aの流量が増大し、弁室5から出口ポー
ト4を通ってエンジン20へ流出する冷却水Cの温度
が、エンジン20の冷却を適正に行える冷却水温度にな
るように保持される。
【0011】ここで感温アクチュエータ9が作動を開始
する第一の温度は、弁室5から出口ポート4を通ってエ
ンジン20へ流出する冷却水Cの適正温度、すなわち、
エンジン20の冷却を適正に行える冷却水温度に設定す
る。また、感温スプリング17が作動する第二の温度
は、感温スプリング17が伸び、これと一体に取り付け
られた第二の弁15が弁座部16に近づいて第二の入口
ポート2の開度を減少し、且つ、第一の弁18が弁座部
8より離れて第一の入口ポート2の開度を増大させる際
の、第二の入口ポートを通ってエンジン20から弁室5
に流入する冷却水Bと、第一の入口ポート2を通ってラ
ジエータ19から弁室5に流入する低温の冷却水Aとの
混合流れが、感温アクチュエータ9が作動する第一の温
度となるように設定することが望ましい。
【0012】以上においては本発明を特定の実施例につ
いて説明したが、本発明はこれらに限定されるものでは
なく、例えば、実施例では感温部材として感温スプリン
グを用いたが感温スプリングの代わりに熱に感温する熱
膨張材でもよく、また、一部のみを感温部材とした部材
を用いてもよい。
【0013】
【発明の効果】第二の入口ポートを通って、エンジンか
ら弁室に流入する冷却水が、第一の温度を越えてしまう
状態が生じても、第二の温度以上になると、第二の感温
アクチュエータが第二の弁を閉弁方向へ作動させ、且つ
第一の弁を開弁方向へ作動させて、第一の入口ポートを
通ってラジエータから弁室に流入する低温の冷却水の流
量が増大し、弁室から出口ポートを通ってエンジンへ流
出する冷却水の温度が、第一の温度をはるかに越える高
温となることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の縦断面図。
【図2】本発明のサーモスタットが組み込まれるボトム
バイパス方式の内燃機関用冷却装置の全体図。
【図3】冷却水温度低温時のサーモスタットの状態図。
【図4】冷却水温度高温時のサーモスタットの状態図。
【図5】第一の弁が傾いて開弁した時のサーモスタット
の状態図。
【図6】従来のサーモスタットの縦断面図。
【図7】第一の弁が傾いて開弁した時の従来のサーモス
タットの状態図。
【符号の説明】
1・・・弁ハウジング 2・・・第一の入口ポート 3・・・第二の入口ポート 4・・・出口ポート 5・・・弁室 6・・・フレーム 7・・・円環状フランジ部 8・・・弁座部 9・・・感温アクチュエータ(第一の感温アクチュエー
タ) 10・・・サーモワックス 11・・・ケース 12・・・弾性部材 13・・・ステーロッド 14・・・スナップリング 15・・・第二の弁 16・・・弁座部 17・・・感温スプリング(第二の感温アクチュエー
タ) 18・・・第一の弁 19・・・圧縮コイルばね 20・・・エンジン 21・・・ウォーターポンプ 22・・・ウォーターポンプ 23・・・通水溝 24・・・圧縮コイルばね A・・・第一の入口ポートを通って、ラジエータから弁
室に流入する冷却水 B・・・第二の入口ポートを通って、エンジンから弁室
に流入する冷却水 C・・・弁室から出口ポートを通って、エンジンへ流出
する冷却水

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジエータの冷却水出口通路に接続され
    る第一の入口ポートと、第一の入口ポートに対向したラ
    ジエータをバイパスするエンジンの冷却水出口通路に接
    続される第二の入口ポートと、第一の入口ポートと第二
    の入口ポートとの間の側方部にエンジンの冷却水入口通
    路に接続される出口ポートを有し、これら各ポートに連
    通する弁室を郭定する弁ハウジングに収められ、弁ハウ
    ジングに固定されたフレームと、第一の入口ポートを開
    閉する第一の弁と、第二の入口ポートを開閉する第二の
    弁と、フレームに支持されて弁室内にて第一の入口ポー
    トと第二の入口ポートとの間に延在し、冷却水温度が第
    一の温度以上になると第一の弁を開弁方向へ作動させ、
    且つ第二の弁を閉弁方向へ作動させる第一の感温アクチ
    ュエータとを有するサーモスタットにおいて、第一の感
    温アクチュエータよりも第二の入口ポート側に、一端を
    第二の弁に、他端をフレームに支持された第二の感温ア
    クチュエータを設け、第二の感温アクチュエータは、冷
    却水温度が第一の温度よりも高い温度である第二の温度
    以上になると、第一の弁を開弁方向へ作動させ、且つ第
    二の弁を閉弁方向へ作動させる感温アクチュエータから
    構成したことを特徴とする内燃機関用サーモスタット。
JP18721492A 1992-07-15 1992-07-15 内燃機関用サーモスタット Pending JPH0633762A (ja)

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JP18721492A JPH0633762A (ja) 1992-07-15 1992-07-15 内燃機関用サーモスタット

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JP18721492A JPH0633762A (ja) 1992-07-15 1992-07-15 内燃機関用サーモスタット

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009275511A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Isuzu Motors Ltd エンジンの冷却装置
WO2013175809A1 (ja) * 2012-05-22 2013-11-28 日本サーモスタット株式会社 サーモスタット装置

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