JPH06336110A - 流体圧式アクティブサスペンション - Google Patents

流体圧式アクティブサスペンション

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JPH06336110A
JPH06336110A JP31429093A JP31429093A JPH06336110A JP H06336110 A JPH06336110 A JP H06336110A JP 31429093 A JP31429093 A JP 31429093A JP 31429093 A JP31429093 A JP 31429093A JP H06336110 A JPH06336110 A JP H06336110A
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JP
Japan
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working fluid
vehicle
vehicle height
shutoff valve
valve
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Pending
Application number
JP31429093A
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English (en)
Inventor
Shoichi Shono
彰一 庄野
Hideaki Matsuba
英明 松葉
Shinichi Tagawa
真一 田川
Hideyuki Kobayashi
秀行 小林
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Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 停車中に於ける車高や車体の姿勢の不自然な
変化を効果的に防止し、作動流体の無駄な消費を防止す
る。 【構成】 作動流体室38に対し作動流体が給排される
ことにより各車輪に対応する部位の車高を増減するアク
チュエータ36と、作動流体供給源10、18と作動流
体室とを接続する供給通路20、32と、作動流体室と
作動流体回収装置10とを接続する排出通路32、14
と、これらの通路に設けられ作動流体の給排を制御する
制御弁22と、車輌の走行状態に応じて制御弁を制御す
る制御装置とを有する流体圧式アクティブサスペンショ
ン。供給通路及び排出通路に設けられパイロット圧力に
応答して開閉する遮断弁46を有し、停車判別装置によ
り停車の判別が行われているときには遮断弁閉弁装置に
よりパイロット圧力制御装置48を制御して遮断弁を閉
弁させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車輌のサス
ペンションに係り、更に詳細には流体圧式アクティブサ
スペンションに係る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車輌の流体圧式アクティブサ
スペンションの一つとして、例えば特開平4−8512
9号公報に記載されている如く、各車輪に対応して設け
られ作動流体室に対し作動流体が給排されることにより
対応する部位の車高を増減するアクチュエータと、作動
流体供給源と作動流体室とを連通接続する作動流体供給
通路と、作動流体室と作動流体回収手段とを連通接続す
る作動流体排出通路と、作動流体供給通路及び作動流体
排出通路の途中に設けられ作動流体室に対する作動流体
の給排を制御する制御弁と、車輌の走行状態を検出する
走行状態検出手段と、車輌の走行状態に応じた制御量に
て制御弁を制御する制御手段と、作動流体供給通路及び
作動流体排出通路の途中に設けられパイロット圧力に応
答して開閉するよう構成された遮断弁と、パイロット圧
力を制御するパイロット圧力制御手段とを有する流体圧
式アクティブサスペンションは既に知られている。
【0003】かかるアクティブサスペンションによれ
ば、車輌の旋回時や加減速時等に於ては車輌の走行状態
に応じた制御量にて制御弁が制御されることにより車体
の荷重移動等に起因するアクチュエータ内圧力の変動が
補償されるので、車体の姿勢変化を効果的に抑制し車輌
の操縦安定性及び乗り心地性を向上させることができる
だけでなく、車輌の駐車時にはパイロット圧力制御手段
によってパイロット圧力を制御し遮断弁を閉弁させるこ
とにより、車輌が駐車状態にある場合にアクチュエータ
の作動流体室より制御弁を経て作動流体が漏洩すること
による車高の低下を効果的に防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述の如き従来
の流体圧式アクティブサスペンションに於ては、例えば
信号待ちの場合の如く車輌が停車状態にあるときには遮
断弁は閉弁されないため、作動流体がごく僅かながらも
制御弁を通過し、これによりアクチュエータの作動流体
に対し不必要に作動流体が給排され、これに起因して車
輌の停車中に車高や車体の姿勢が不自然に変化すること
がある。
【0005】また上述の如き車高や車体の姿勢の不自然
な変化を防止すべく、車輌が停車状態にあるときにもパ
イロット圧力制御手段によってパイロット圧力を制御し
遮断弁を閉弁させるようにすることが考えられる。しか
しエンジン始動後の暖機運転が比較的長く行われる冷寒
時に於ては、エンジンの排熱によりアクチュエータ等が
暖められ、ガスばね内のガスや作動流体が昇温されて熱
膨張し、車高が異常に高くなったり車体の姿勢が異常に
なることがあるが、遮断弁は閉弁状態に維持されてしま
うため、車高が異常に変動したり車体の姿勢が異常にな
ることを防止することができない。
【0006】本発明は、パイロット圧力に応答して開閉
するよう構成された遮断弁を有する従来のアクティブサ
スペンションに於ける上述の如き問題に鑑み、車輌の停
車中に於ける車高や車体の姿勢の不自然な変化を効果的
に防止することができると共に作動流体が無駄に消費さ
れることがないよう改良された流体圧式アクティブサス
ペンションを提供することを主要な目的としている。
【0007】また本発明の他の一つの目的は、車輌の停
車中に於ける車高や車体の姿勢の不自然な変化を効果的
に防止することができ、作動流体が無駄に消費されるこ
とがなく、エンジンの暖機運転時の如く走行準備段階に
於ける車高や車体の姿勢の不自然な変化を効果的に防止
することができるよう改良された流体圧式アクティブサ
スペンションを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の主要な目的は、本
発明によれば、請求項1の構成、即ち各車輪に対応して
設けられ作動流体室に対し作動流体が給排されることに
より対応する部位の車高を増減するアクチュエータと、
作動流体供給源と前記作動流体室とを連通接続する作動
流体供給通路と、前記作動流体室と作動流体回収手段と
を連通接続する作動流体排出通路と、前記作動流体供給
通路及び前記作動流体排出通路の途中に設けられ前記作
動流体室に対する作動流体の給排を制御する制御弁と、
車輌の走行状態を検出する走行状態検出手段と、車輌の
走行状態に応じた制御量にて前記制御弁を制御する制御
手段と、前記作動流体供給通路及び前記作動流体排出通
路の途中に設けられパイロット圧力に応答して開閉する
よう構成された遮断弁と、前記パイロット圧力を制御す
るパイロット圧力制御手段と、車輌が停車状態にあるか
否かを判別する停車判別手段と、車輌が停車状態にある
ときには前記パイロット圧力制御手段を制御して前記遮
断弁を閉弁させる遮断弁閉弁手段とを有する流体圧式ア
クティブサスペンションによって達成される。
【0009】また本発明の流体圧式アクティブサスペン
ションは、請求項1の構成に於て、車輌の乗員により操
作される車高調整指令入力手段と、前記遮断弁が閉弁さ
れている状態に於て前記車高調整指令入力手段が操作さ
れたときには少くとも車高調整が完了するまで前記パイ
ロット圧力制御手段を制御して前記遮断弁を開弁状態に
維持する遮断弁開弁手段とを有するよう構成される(請
求項2の構成)。
【0010】また本発明の流体圧式アクティブサスペン
ションは、請求項1又は請求項2の構成に於て、ばね上
重量の変化を検出するばね上重量変化検出手段と、前記
遮断弁が閉弁されている状態に於て前記ばね上重量の変
化が検出されたときには実質的に前記ばね上重量の変化
を相殺するに必要な補正量にて前記制御弁に対する制御
量を補正する制御量補正手段とを有するよう構成される
(請求項3の構成)。
【0011】また本発明の流体圧式アクティブサスペン
ションは、請求項1乃至請求項3の何れかの構成に於
て、各輪に対応する部位の車高を検出する車高検出手段
と、車高がワープ状態にあるか否かを検出するワープ検
出手段と、車高が第一の所定量以上のワープ状態にある
ことが検出されているときには前記遮断弁閉弁手段によ
る前記遮断弁の閉弁動作を禁止する第一の遮断弁閉弁禁
止手段とを有するよう構成される(請求項4の構成)。
【0012】また本発明の流体圧式アクティブサスペン
ションは、請求項2の構成に於て、各輪に対応する部位
の車高を検出する車高検出手段と、車高がワープ状態に
あるか否かを検出するワープ検出手段と、車高が第二の
所定量以上のワープ状態にあることが検出されていると
きには前記車高調整指令入力手段が操作されても前記遮
断弁開弁手段による前記遮断弁の開弁動作を禁止する遮
断弁開弁禁止手段とを有するよう構成される(請求項5
の構成)。
【0013】更に本発明の流体圧式アクティブサスペン
ションは、請求項1乃至請求項5の何れかの構成に於
て、各輪に対応する部位の車高を検出する車高検出手段
と、車輌が停車状態にある状況に於て所定量以上の車高
の変化が検出されたときには前記遮断弁閉弁手段による
前記遮断弁の閉弁動作を禁止する第二の遮断弁閉弁禁止
手段とを有するよう構成される(請求項6の構成)。
【0014】
【作用】上述の請求項1の構成によれば、停車判別手段
により車輌が停車状態にあるか否かが判別され、車輌が
停車状態にあるときには遮断弁閉弁手段によってパイロ
ット圧力制御手段が制御されることにより遮断弁が閉弁
され、これにより車輌が停車状態にあるときには作動流
体供給通路及び作動流体排出通路の連通が遮断されるの
で、車輌の停車中にアクチュエータの作動流体室に対し
不必要に作動流体が給排されること、特に作動流体室よ
り作動流体が漏洩することが効果的に阻止され、これに
より車輌の停車中に車高や車体の姿勢が不自然に変化す
ることが確実に防止される。
【0015】また上述の請求項2の構成によれば、遮断
弁が閉弁されている状態に於て車高調整指令入力手段が
車輌の乗員により操作されたときには、遮断弁開弁手段
により少くとも車高調整が完了するまでパイロット圧力
制御手段が制御されることにより遮断弁が開弁状態に維
持されるので、マニュアル式の車高調整が支障なく確実
に行われる。
【0016】また上述の請求項3の構成によれば、遮断
弁が閉弁されている状態に於てばね上重量変化検出手段
によりばね上重量の変化が検出されたときには、制御量
補正手段により実質的にばね上重量の変化を相殺するに
必要な補正量にて制御弁に対する制御量が補正されるの
で、車輌が走行を開始することにより遮断弁が開弁され
ても、その段階に於て車高が急激に変化することが確実
に回避される。
【0017】また上述の請求項4の構成によれば、車高
検出手段により検出された各輪に対応する部位の車高に
基きワープ検出手段によって車高がワープ状態にあるか
否かが検出され、車高が第一の所定量以上のワープ状態
にあることが検出されているときには、第一の遮断弁閉
弁禁止手段によって遮断弁閉弁手段による遮断弁の閉弁
動作が禁止されるので、制御手段によって制御弁が制御
される状態が継続され、これにより車高のワープが第一
の所定量未満に確実に低減される。
【0018】また上述の請求項5の構成によれば、車高
検出手段により検出される各輪に対応する部位の車高に
基きワープ検出手段によって車高がワープ状態にあるか
否かが検出され、車高が第二の所定量以上のワープ状態
にあることが検出されているときには、車高調整指令入
力手段が操作されても遮断弁開弁禁止手段によって遮断
弁開弁手段による遮断弁の開弁動作が禁止され、これに
より遮断弁は閉弁状態に維持されるので、マニュアル式
の車高調整によって車高のワープが更に悪化したり車体
の姿勢が不自然に変化することが確実に防止される。
【0019】更に上述の請求項6の構成によれば、車輌
が停車状態にある状況に於て車高検出手段により所定量
以上の車高の変化が検出されたときには、第二の遮断弁
閉弁禁止手段により遮断弁閉弁手段による遮断弁の閉弁
動作が禁止され、これにより遮断弁は開弁状態に維持さ
れるので、制御手段によって制御弁が制御され、アクチ
ュエータの作動流体室に対し必要な作動流体の給排が行
われ、従って車輌が停車状態にある間に於けるガスばね
内のガスや作動流体の温度変化に起因して車高や車体の
姿勢が大きく変化することが確実に防止される。
【0020】尚本明細書に於て、「車輌が停車状態にあ
る」とは作動流体供給源が作動流体を供給可能な状態に
あるが車輌が静止した状態にあること、例えば作動流体
供給源がエンジンにより駆動されるポンプを含みエンジ
ン及びポンプが運転されている状態にて信号待ち等のた
めに車輌が静止した状態にあることを意味する。また
「車高がワープ状態にある」とは左右の車輪に対応する
部位の車高の偏差が前輪側と後輪側とで逆であること、
例えば左前輪の車高が右前輪の車高よりも大きく且右後
輪の車高が左後輪の車高よりも大きいことを意味する。
【0021】
【実施例】以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施
例について詳細に説明する。
【0022】図1は本発明による流体圧式アクティブサ
スペンションの一つの実施例の流体回路を示す概略構成
図である。
【0023】図1に於て、10は作動流体としてのオイ
ルを貯容するリザーバを示している。リザーバ10には
接続通路12の一端及び作動流体排出通路14の一端が
接続されている。接続通路12の他端はエンジン16に
より駆動されるポンプ18の吸入側に接続されている。
ポンプ18は図示の実施例に於ては可変容量ポンプであ
り、その吐出側には作動流体供給通路20の一端が接続
されている。作動流体供給通路20の他端及び作動流体
排出通路14の他端は圧力制御弁22のパイロット操作
型の3ポート3位置切換式の切換制御弁24のPポート
及びRポートにそれぞれ連通接続されている。各作動流
体排出通路14の途中には他の車輪よりの作動流体排出
通路との連通接続部14aよりも圧力制御弁22の側に
逆止弁15が設けられており、この逆止弁は圧力制御弁
22よりリザーバ10へ向かう作動流体の流れのみを許
すようになっている。
【0024】圧力制御弁22は切換制御弁24と、作動
流体供給通路20とリザーバ10とを連通接続する接続
通路26と、該通路の途中に設けられた固定絞り28及
び可変絞り30とよりなっている。切換制御弁24のA
ポートには接続通路32が接続されている。切換制御弁
24は固定絞り28と可変絞り30との間の通路26内
の圧力Pp 及び接続通路32内のPa をパイロット圧力
として取込むスプール弁であり、圧力Pp が圧力Pa よ
り高いときにはポートPとポートAとを連通接続する切
換位置24a に切換わり、圧力Pp 及びPa が互いに等
しいときには全てのポートの連通を遮断する切換位置2
4b に切換わり、Pp が圧力Pa より低いときにはポー
トRとポートAとを連通接続する切換位置24cに切換
わるようになっている。また可変絞り30はそのソレノ
イドへ通電される電流を制御されることにより絞りの実
効通路断面積を変化し、これにより固定絞り28と共働
して圧力Pp を変化させるようになっている。尚パイロ
ット圧力を導く通路の途中には絞り34が設けられてい
る。
【0025】接続通路32の他端は車輪に対応して設け
られたアクチュエータ36の作動流体室38に連通接続
されている。図示の如くアクチュエータ36は一種のシ
リンダーピストン装置であり、図には示されていないが
車輪を支持するサスペンション部材と車体との間に配設
され、作動流体室38に対し作動流体が給排されること
により対応する部位の車高を増減するようになってい
る。作動流体室38には通路40により気液ばね装置4
2が接続されており、通路40の途中には絞り44が設
けられている。かくして気液ばね装置42はサスペンシ
ョンスプリング又は補助的なサスペンションスプリング
として作用し、絞り44は減衰力を発生するようになっ
ている。
【0026】接続通路32の途中には遮断弁46が設け
られている。遮断弁46はパイロット圧力制御装置48
により制御されたパイロット圧力Pc を取込み、パイロ
ット圧力Pc が開弁所定値を越えると開弁し、パイロッ
ト圧力が閉弁所定値以下になると閉弁するよう構成され
ている。パイロット圧力制御装置48は作動流体供給通
路20とリザーバ10とを連通接続する接続通路50
と、該通路の途中に設けられた固定絞り52及び可変絞
り54とを含み、固定絞りと可変絞りとの間の圧力をパ
イロット圧力Pc として遮断弁46へ供給するようにな
っている。
【0027】作動流体供給通路20の途中にはフィルタ
56及びポンプ18より圧力制御弁22へ向う作動流体
の流れのみを許す逆止弁58が設けられている。また逆
止弁58より下流側の作動流体供給通路20にはアキュ
ームレータ60が連通接続されている。
【0028】尚圧力制御弁22、接続通路32、絞り4
4、遮断弁46、アクチュエータ36、気液ばね装置4
2等は各車輪に対応して設けられており、図2に於ては
右前輪、左前輪、右後輪、左後輪に対応する圧力制御弁
22は符号22FR、22FL、22RR、22RLにて示され
ている。
【0029】パイロット圧力制御装置48及び圧力制御
弁22FR〜22RLは図2に示された電子制御装置100
により制御されるようになっている。電子制御装置10
0はマイクロコンピュータ102を含んでいる。マイク
ロコンピュータ102は図2に示されている如き一般的
な構成のものであってよく、中央処理ユニット(CP
U)104と、リードオンリメモリ(ROM)106
と、ランダムアクセスメモリ(RAM)108と、入力
ポート装置110と、出力ポート装置112とを有し、
これらは双方性のコモンバス114により互いに接続さ
れている。
【0030】入力ポート装置110にはイグニッション
スイッチ(IGSW)116よりイグニッションスイッ
チがオン状態にあるか否かを示す信号、車高センサ11
8FL、118FR、118RL、118RRよりそれぞれ左前
輪、右前輪、左後輪、右後輪に対応する部位の車高Xi
(i =1、2、3、4)を示す信号、車速センサ120
より車速Vを示す信号、前後G(加速度)センサ122
より前後加速度Ga を示す信号、横Gセンサ124より
横加速度Gl を示す信号、操舵角センサ126より操舵
角θを示す信号、車高設定スイッチ128より設定され
た車高制御のモードがハイモードであるかローモードで
あるかを示す信号がそれぞれ入力されるようになってい
る。
【0031】入力ポート装置110はそれに入力された
信号を適宜に処理し、ROM106に記憶されているプ
ログラムに基くCPU104の指示に従いCPU及びR
AM108へ処理された信号を出力するようになってい
る。ROM106は図3〜図5に示された制御フロー及
び図6〜図9に示されたマップを記憶しており、CPU
は各制御フローに基く信号の処理を行うようになってい
る。出力ポート装置112はCPU104の指示に従
い、駆動回路130を経てパイロット圧力制御装置48
の可変絞り54へ制御信号を出力し、また駆動回路13
2〜138を経て圧力制御弁22FR〜22RLへ制御信号
を出力するようになっている。
【0032】次に図3に示されたフローチャートを参照
して第一の実施例の作動について説明する。尚図3に示
されたフローチャートによる制御フローはイグニッショ
ンスイッチ116が閉成されることにより開始され、イ
グニッションスイッチの閉成後しばらくして終了され
る。また図3に示されたフロチャートに於て、フラグF
は遮断弁66が閉弁状態にあるか否かに関するものであ
り、1は遮断弁が閉弁状態にあることを示しており、フ
ラグFs は車輌の停車時に於ける各輪に対応する部位の
車高Hi がRAM108に記憶されているか否かに関す
るものであり、1は車高Hi がRAMに記憶されている
ことを示しており、フラグFh は車高設定スイッチ12
8が車輌の乗員によって切換え操作されたことに応答す
る車高調整が行われているか否かに関するものであり、
1は車高調整が行われている途上にあることを示してい
る。
【0033】まず最初のステップ10に於ては、パイロ
ット圧力制御装置48の可変絞り54のソレノイドへ例
えば図10に示されたパターンにて制御信号が出力され
ることにより、可変絞りの実効通路断面積が漸次低減さ
れ、これによりパイロット圧力Pp が漸次増大され、そ
の過程に於て遮断弁46が開弁され、作動流体供給通路
20内の作動流体の圧力が所定の圧力になり且遮断弁4
6が全開状態になった段階でフラグFが1にセットさ
れ、しかる後次のステップ20へ進む。
【0034】ステップ20に於ては、車速センサ120
により検出された車速Vに基き車輌が停車状態にあるか
否かの判別が行われ、車輌が停車状態にはない旨の判別
が行われたときにはステップ180へ進み、車輌が停車
状態にある旨の判別が行われたときにはステップ30へ
進む。
【0035】ステップ30に於ては、フラグFs が1で
あるか否かの判別が行われ、Fs =1ではない旨の判別
が行われたときにはステップ40に於て車高センサ11
8FL〜118RRにより検出された各輪に対応する部位の
車高Xi が車高停車時の車高Hi としてRAM108に
記憶されると共に、フラグFs が1にセットされた後ス
テップ50へ進み、Fs =1である旨の判別が行われた
ときにはそのままステップ50へ進む。
【0036】ステップ50に於ては、車高設定スイッチ
128が車輌の乗員によって切換え操作されることによ
りマニュアル式の車高調整指令が入力されたか否かの判
別が行われ、車高調整指令が入力された旨の判別が行わ
れたときにはステップ120へ進み、車高調整指令が入
力されなかった旨の判別が行われたときにはステップ6
0へ進む。
【0037】ステップ60に於ては、フラグFh が1で
あるか否かの判別が行われ、Fh =1である旨の判別が
行われたときにはステップ160へ進み、Fh =1では
ない旨の判別が行われたときにはステップ70に於てフ
ラグFが1であるか否かの判別が行われる。ステップ7
0に於てフラグFが1ではない旨の判別が行われたとき
にはステップ100へ進み、F=1である旨の判別が行
われたときにはステップ80へ進む。
【0038】ステップ80に於ては、車高センサにより
検出された車高Xi が読込まれ車高のワープXxwが下記
の数1に従って演算されると共に、例えばワープXxwの
絶対値が第一の基準値Xxw1 (正の定数)以下であるか
否かの判別により車高のワープが小さいか否かの判別が
行われ、ワープが大きい旨の判別が行われたときにはス
テップ210へ進み、ワープが小さい旨の判別が行われ
たきにはステップ90に於てパイロット圧力制御装置4
8の可変絞り54のソレノイドへ例えば図11に示され
たパターンにて制御信号が出力されることにより遮断弁
46が閉弁されると共に、フラグFが0にリセットさ
れ、しかる後ステップ100へ進む。
【数1】Xxw=(X1 −X2 )−(X3 −X4
【0039】ステップ100に於ては、車高センサによ
り検出された車高Xi が読込まれヒーブ量Xxhが下記の
数2に従って演算されると共に、その演算結果がステッ
プ40に於てRAMに記憶された車高Hi に基き同様に
演算されるヒーブ量と比較されることにより、乗員の乗
降りや積載荷物の積み下し等によりばね上重量が変化し
たか否かの判別が行われ、ばね上重量が変化してはいな
い旨の判別が行われたときにはステップ20へ戻り、ば
ね上重量が変化した旨の判別が行われたときにはステッ
プ110に於てKpiを各輪に対応する正の定数として下
記の数3に従って各アクチュエータ内の目標圧力の補正
量ΔPi が演算され、しかる後ステップ260へ進む。
【0040】
【数2】Xxh=(X1 +X2 )+(X3 +X4
【数3】ΔPi =Kpi(Hi −Xi)
【0041】ステップ120に於てはフラグFh が1に
セットされ、ステップ130に於てはフラグFが1であ
るか否かの判別が行われ、F=1である旨の判別が行わ
れたときにはそのままステップ160へ進み、F=1で
はない旨の判別が行われたときにはステップ140へ進
む。
【0042】ステップ140に於ては、ステップ80の
場合と同様、車高センサにより検出された車高Xi が読
込まれ車高のワープXxwが上記の数1に従って演算され
ると共に、例えば車高のワープXxwの絶対値が第二の基
準値Xxw2 (正の定数)以下であるか否かの判別により
車高のワープが小さいか否かの判別が行われ、ワープが
大きい旨の判別が行われたときにはステップ160へ進
み、ワープが小さい旨の判別が行われたときにはステッ
プ150に於て遮断弁46が開弁されフラグFが1にセ
ットされた後ステップ160へ進む。
【0043】ステップ160に於ては、車速センサ12
0により検出された車速Vに基き図6に示されたグラフ
に対応するマップより目標ヒーブ量Rxhが演算される共
にヒーブの偏差Exh(=Rxh−Xxh)が演算され、ヒー
ブの偏差の絶対値が基準値Eo (正の定数)未満である
か否かの判別によりマニュアル式の車高調整が完了した
か否かの判別が行われ、車高調整が完了してはいない旨
の判別が行われたときにはステップ210へ進み、車高
調整が完了した旨の判別が行われたときにはステップ1
70に於て遮断弁46が閉弁されると共にフラグF及び
Fs が0にリセットされた後ステップ260へ進む。
【0044】ステップ180に於ては遮断弁46が開弁
されると共にフラグFが1にセットされ、ステップ19
0に於てはFs が1であるか否かの判別が行われ、Fs
=1ではない旨の判別が行われたときにはステップ21
0へ進み、Fs =1である旨の判別が行われたときには
ステップ200に於てRAM108に記憶されている車
高Hi がクリアされると共にフラグFs が0にリセット
された後ステップ210へ進む。
【0045】ステップ210に於ては、車体の姿勢制御
及び車輌の乗心地制御を行うべく、後に図6乃至図9を
参照して詳細に説明する如く、各種センサよりの信号に
基きアクティブ演算が行われることにより、各圧力制御
弁によって制御される各アクチュエータ内の目標圧力P
ui及びこれに対応する各圧力制御弁に対する制御電流I
i が演算され、しかる後ステップ220へ進む。
【0046】ステップ220に於ては、ステップ210
に於て演算された目標電流Ii が各圧力制御弁22へ出
力されることにより各圧力制御弁が駆動され、これによ
り各アクチュエータ内の圧力が目標圧力Puiに制御さ
れ、しかる後ステップ230へ進む。
【0047】ステップ230に於ては圧力の補正量ΔP
i がΔPo デクリメントされる。尚ΔPo はΔPi が正
の値のときには正の定数であり、ΔPi が負の値のとき
には負の定数である。ステップ240に於ては、圧力の
補正量ΔPi の絶対値が基準値Pc (ΔPo の絶対値よ
りも大きい正の定数)未満であるか否かの判別が行わ
れ、|ΔPi |<Pc ではない旨の判別が行われたとき
にはそのままステップ260へ進み、|ΔPi |<Pc
である旨の判別が行われたときにはステップ250に於
て圧力の補正量ΔPi が0にセットされた後ステップ2
60へ進む。
【0048】ステップ260に於ては、イグニッション
スイッチ116がオンよりオフへ切換えられたか否かの
判別が行われ、イグニッションスイッチがオンよりオフ
へ切換えられてはいない旨の判別が行われたときにはス
テップ20へ戻り、イグニッションスイッチがオンより
オフへ切換えられた旨の判別が行われたときにはステッ
プ270へ進む。
【0049】ステップ270に於ては、可変絞り54の
ソレノイドへ制御信号が出力されることにより、可変絞
りの実効通路断面積が漸次増大され、これによりパイロ
ット圧力Pp が漸次低下され、その過程に於て遮断弁4
6が閉弁され、これによりアクチュエータに対する作動
流体の給排が終了される。
【0050】次に図4乃至図9を参照してステップ21
0に於て行われるアクティブ演算の一例について説明す
る。
【0051】ステップ300に於ては、イグニッション
スイッチ116がオン状態にあるか否かを示す信号、車
高センサ118FL、118FR、118RL、118RRによ
り検出された車高Xi を示す信号、車速センサ120に
より検出された車速Vを示す信号、前後Gセンサ122
により検出された前後加速度Gx を示す信号、横Gセン
サ124により検出された横加速度Gy を示す信号、操
舵角センサ126により検出された操舵角θを示す信
号、車高設定スイッチ128より設定されたモードがハ
イモードであるかローモードであるかを示す信号の読込
みが行われ、しかる後ステップ310へ進む。
【0052】ステップ310に於ては、車体の目標姿勢
に基くヒーブ目標値Rxhが図6に示されたグラフに対応
するマップより演算され、しかる後ステップ310へ進
む。尚図6に於て、実線及び破線はそれぞれ車高設定ス
イッチ128により設定された車高制御モードがノーマ
ルモード及びハイモードである場合のパターンを示して
いる。
【0053】ステップ320に於ては、ステップ300
に於て読込まれた左前輪、右前輪、左後輪、右後輪に対
応する位置の車高X1 〜X4 に基き、下記の数4に従っ
てヒーブ(Xxh)、ピッチ(Xxp)、ロール(Xxr)、
ワープ(Xxw)について変位モード変換の演算が行わ
れ、しかる後ステップ330へ進む。
【数4】Xxh=(X1 +X2 )+(X3 +X4 ) Xxp=−(X1 +X2 )+(X3 +X4 ) Xxr=(X1 −X2 )+(X3 −X4 ) Xxw=(X1 −X2 )−(X3 −X4
【0054】ステップ330に於ては、下記の数5に従
って変位モードの偏差の演算が行われ、しかる後ステッ
プ340へ進む。
【数5】Exh=Rxh−Xxh Exp=Rxp−Xxp Exr=Rxr−Xxr Exw=Rxw−Xxw
【0055】尚この場合ピッチ目標値Rxp及びロール目
標値Rxrは0であってよい。またワープ目標値Rxwも0
であってよく、或いはアクティブサスペンションの作動
開始直後にステップ320に於て演算されたXxw又は過
去の数サイクルに於て演算されたXxwの平均値であって
よい。また|Exw|≦W1 (正の定数)の場合にはExw
=0とされる。
【0056】ステップ340に於ては、下記の数6に従
って変位フィードバック制御のPID補償演算が行わ
れ、しかる後ステップ350へ進む。
【数6】 Cxh=Kpxh ・Exh+Kixh ・Ixh(n) +Kdxh {Exh(n) −Exh(n-n1 )} Cxp=Kpxp ・Exp+Kixp ・Ixp(n) +Kdxp {Exp(n) −Exp(n-n1 )} Cxr=Kpxr ・Exr+Kixr ・Ixr(n) +Kdxr {Exr(n) −Exr(n-n1 )} Cxw=Kpxw ・Exw+Kixw ・Ixw(n) +Kdxw {Exw(n) −Exw(n-n1 )}
【0057】尚上記各式に於て、Ej(n)( j=xh、xp、
xr、xw)は現在のEj であり、Ej(n- n1 )は n1 サイ
クル前のEj である。またIj(n)及びIj(n-1)をそれぞ
れ現在及び1サイクル前のIj とし、Tx を時定数とし
て Ij(n)=Ej(n)+Tx Ij(n-1) であり、Ijmaxを所定値として|Ij |≦Ijmaxであ
る。更に係数Kpj、Kdj及びKij( j=xh、xp、xr、x
w)はそれぞれ比例定数、微分定数及び積分定数であ
る。
【0058】ステップ350に於ては、下記の数7に従
って、変位モードの逆変換の演算が行われ、しかる後ス
テップ360へ進む。
【0059】
【数7】 Px1=1/4・Kx1( Cxh−Cxp+Cxr+Cxw) Px2=1/4・Kx2( Cxh−Cxp−Cxr−Cxw) Px3=1/4・Kx3( Cxh+Cxp+Cxr−Cxw) Px4=1/4・Kx4( Cxh+Cxp−Cxr+Cxw) 尚Kx1、Kx2、Kx3、Kx4は比例定数である。
【0060】ステップ360に於ては、それぞれ車輌の
前後方向及び横方向について図7及び図8に示されたグ
ラフに対応するマップに基き、目標圧Pgx、Pgyが演算
され、しかる後ステップ370へ進む。
【0061】ステップ370に於ては、下記の数8に従
ってピッチ(Cgp)及びロール(Cgr)についてGフィ
ードフォワード制御のPD補償の演算が行われ、しかる
後ステップ380へ進む。
【数8】 Cgp=Kpgp ・Pgx+Kdgp {Pgx(n) −Pgx(n-n1 )} Cgr=Kpgr ・Pgy+Kdgr {Pgy(n) −Pgy(n-n1 )}
【0062】尚上記各式に於て、Pgx(n) 及びPgy(n)
はそれぞれ現在のPgx及びPgyであり、Pgx(n-n1 )及
びPgy(n-n1 )はそれぞれ n1 サイクル前のPgx及びP
gyである。またKpgp 及びKpgr は比例定数であり、K
dgp 及びKdgr は微分定数である。
【0063】ステップ380に於ては、現在の操舵角を
θn とし図4のフローチャートの1サイクル前のステッ
プ300に於て読込まれた操舵角をθn-1 としてθ′=
θn −θn-1に従い操舵角速度θ′が演算され、この操
舵角速度θ′及びステップ300に於て読込まれた車速
Vにより図9に示されたグラフに対応するマップに基き
予測横Gの変化率Gypr 演算され、しかる後ステップ3
90へ進む。
【0064】ステップ390に於ては、下記の数9に従
って、Gモードの逆変換の演算が行われ、しかる後ステ
ップ400へ進む。
【数9】Pg1=Kg1/4・(−Cgp+K2f・Cgr+K1f
・Gypr ) Pg2=Kg2/4・(−Cgp−K2f・Cgr−K1f・Gypr
) Pg3=Kg3/4・(Cgp+K2r・Cgr+K1r・Gypr ) Pg4=Kg4/4・(Cgp−K2r・Cgr−K1r・Gypr )
【0065】尚Kg1、Kg2、Kg3、Kg4はそれぞれ比例
定数であり、K1f及びK1r、K2f及びK2rはそれぞれ前
後輪間の分配ゲインとしての定数である。
【0066】ステップ400に於ては、ROMに記憶さ
れている各アクチュエータの作動流体室内の標準圧力P
bi(標準積載状態の車輌が停車状態にあるときの作動流
体室内の圧力)、ステップ350及び390に於て演算
された圧力Pxi及びPgi及びステップ110又は230
に於て設定された圧力の補正量ΔPi に基き、下記の数
10に従って各圧力制御弁の制御目標圧力Puiが演算さ
れ、ステップ410に於ては、ステップ400に於て演
算された目標圧力Puiに基き各圧力制御弁へ通電される
目標電流Ii が演算され、しかる後図3のステップ22
0へ進む。
【数10】Pui=Pxi+Pgi+Pbi+ΔPi ( i=1、2、3、4)
【0067】次に図12に示されたフローチャートを参
照して第二の実施例の作動について説明する。尚図12
に於て、図3に示されたフローチャートの各ステップに
対応するステップには図3に於て付されたステップ番号
と同一のステップ番号が付されている。
【0068】この実施例に於ては、ステップ45に於て
車高センサ118FL、118FR、118RL、118RRに
より検出された車高Xi を示す信号の読込みが行われ、
上記数4に従ってヒーブ量(Xxh)、ピッチ量(Xx
p)、ロール量(Xxr)が演算され、上記数5に従って
各変位モードの偏差Exh、Exp、Exrが演算され、各変
位モードの偏差の絶対値がそれぞれ対応する基準値Exh
o 、Expo 、Exro 、(正の定数)以上であるか否かの
判別が行われる。そして何れかの変位モードの偏差の絶
対値が対応する基準値以上である旨の判別が行われたと
きにはステップ120へ進み、何れの変位モードの偏差
もそれぞれ対応する基準値未満である旨の判別が行われ
たときにはステップ50へ進む。
【0069】尚この実施例に於けるステップ45以外の
他のステップは上述の第一の実施例に於ける対応するス
テップと同様に実行される。またステップ210に於け
るアクティブ演算も第一の実施例に於けるアクティブ演
算と同様に実行される。
【0070】かくして上述の二つの実施例によれば、ス
テップ20に於て車輌が停車状態にあるか否かの判別が
行われ、車輌が停車状態にあるときにはステップ50に
於て車高設定スイッチ128が車輌の乗員によって切換
え操作されることによりマニュアル式の車高調整指令が
入力されたか否かの判別が行われる。車高調整指令が入
力されず且車高のワープが小さいときにはステップ90
に於て遮断弁46が閉弁され、これにより車輌の停車中
にアクチュエータ36の作動流体室38に対し不必要に
オイルが給排されること、特に作動流体室よりオイルが
漏洩することが効果的に阻止され、車輌の停車中に車高
や車体の姿勢が不自然に変化することが確実に防止され
る。
【0071】また車輌が停車状態にあり車高調整指令が
入力されなかった場合であっても車高のワープが大きい
ときにはステップ80に於てノーの判別が行われること
により遮断弁46が開弁状態に維持され、ステップ21
0〜250が実行されることにより車高のワープの絶対
値が第一の基準値Xxw1 未満になるよう車高のワープが
確実に低減され、しかる後遮断弁46が閉弁される。
【0072】また車輌が停車状態にあり遮断弁46が閉
弁状態にある場合に於て、乗員の乗降りや積載荷物の積
み下し等が行われることにより車輌のばね上重量が変化
すると、ステップ100に於てイエスの判別が行われ、
ステップ110に於てばね上重量の変化を相殺するため
のアクチュエータ内圧力の補正量ΔPi が演算され、ス
テップ210に於て演算されるアクチュエータ内の目標
圧力Puiが補正量ΔPi にて補正されるので、車輌が停
車状態より走行を開始し遮断弁46が開弁する際に車高
が急激に変化することに起因して車輌の乗員がショック
を感じることが確実に回避される。
【0073】この場合補正量ΔPi はステップ230〜
250に於て漸次低減され最終的には0に戻されるの
で、この補正量ΔPi がステップ210に於て演算され
る変位フィードバック制御量との関連に於て車輌の走行
開始後に於ける各輪の車高制御に悪影響を及ぼしたり車
高の急変や車体姿勢の急変を惹起すことはない。
【0074】また車輌が停車状態にある場合に於て車高
設定スイッチ128が車輌の乗員によって切換え操作さ
れることによりマニュアル式の車高調整指令が入力され
ると、ステップ50に於てイエスの判別が行われ、ステ
ップ150に於て遮断弁46が開弁され、ステップ16
0に於てノーの判別が行われ、ステップ210〜250
が実行されるので、マニュアル式の車高調整が支障なく
確実に行われ、また車高調整が完了したときにはステッ
プ160に於てイエスの判別が行われ、ステップ170
に於て遮断弁46が閉弁され、これによりそれ以降に車
高や車体の姿勢が不自然に変化することが確実に防止さ
れる。
【0075】更に車輌が停車状態にある状況に於て車高
設定スイッチ128が車輌の乗員によって切換え操作さ
れた場合であっても車高のワープが大きいときにはステ
ップ140に於てノーの判別が行われることにより遮断
弁46が閉弁状態に維持されるので、ステップ210〜
250が実行されても実際にはアクチュエータ内の圧力
は増減制御されず、車高調整によって車高のワープが更
に悪化されたり車体の姿勢が不自然に変化することが確
実に防止される。
【0076】尚車輌が走行状態にあるときにはステップ
20に於てノーの判別が行われ、ステップ180に於て
遮断弁46が開弁状態に維持され、ステップ210に於
て種々のセンサの検出結果に基き各アクチュエータの作
動流体室内の目標圧力Pui及びこれに対応する制御電流
Ii が演算され、ステップ220に於て制御電流Iiが
各圧力制御弁へ出力されることにより各アクチュエータ
の作動流体室内の圧力が目標圧力Puiに制御され、これ
により車体の姿勢変化が効果的に抑制され車輌の良好な
操縦安定性及び乗り心地性が確保される。
【0077】特に第二の実施例によれば、車輌が停車状
態にある場合にも、ステップ45に於てヒーブ、ピッ
チ、ロールの各モードの偏差の絶対値がそれぞれ対応す
る基準値以上であるか否かの判別が行われ、何れかの変
位モードの偏差の絶対値が基準値以上である場合にはス
テップ120以降のステップが実行され、これによりヒ
ーブ量、ピッチ量、ロール量がそれぞれ目標値に制御さ
れる。
【0078】従って例えば冷寒時等に於てエンジン16
が比較的長い時間に亘り暖機運転され、エンジンよりの
放熱等により気液ばね装置42内のガスやアクチュエー
タ36の作動流体室38内のオイルが昇温されるような
場合にも、車高及び車体の姿勢がガスやオイルの熱膨張
に起因して大きく変化することが確実に防止される。ま
た車輌が長時間運転された後に車輌が駐車され、しかる
後外気温が大きく低下し、これにより気液ばね装置内の
ガスや作動流体室内のオイルの温度が大きく低下し、車
高及び車体の姿勢がガスやオイルの収縮に起因して大き
く変化した場合にも、イグニッションスイッチが閉成さ
れエンジンが始動されると、車高及び車体の姿勢が自動
的に所定の車高及び姿勢に制御される。
【0079】尚上述の各実施例に於てはステップ100
に於けるばね上重量の変化の判別は車輌の停車時に於け
るヒーブ量と現在のヒーブ量との比較により行われるよ
うになっているが、ばね上重量の変化の判別は車輌の停
車時に於ける車高Hi と現在の車高Xi との比較や、各
輪に対応して作動流体室内の圧力を検出する圧力センサ
が設けられている場合には、車輌の停車時に於ける作動
流体室内の圧力Poiと現在の圧力Pi との比較により各
輪毎に実施され、補正量ΔPi が各輪毎に演算されても
よい。例えば上述の後者の比較の場合には、補正量ΔP
i はKaiを正の定数として下記の数11に従って演算さ
れる。
【数11】ΔPi =Kai(Poi−Pi )
【0080】また上述の各実施例に於ては、車輌が停車
状態にある場合に車高設定スイッチが車輌の乗員によっ
て切換え操作されることにより実行される車高調整が完
了したか否かの判別はステップ160に於てヒーブの偏
差の絶対値が基準値未満であるか否かにより行われるよ
うになっているが、車高調整が完了したか否かの判別は
ばね上重量の変化の判別の場合と同様各輪毎の車高に基
き行われてもよい。
【0081】また上述の各実施例に於ては、車輌が停車
状態にある場合に於て車高設定スイッチが車輌の乗員に
より切換え操作されても車高のワープが基準値以上の場
合には遮断弁46が閉弁状態に維持されるようになって
おり、車高調整は実際には行われないので、そのことが
車輌の乗員に認識されるよう例えば車室内に設けられた
警報ランプが点灯されてもよい。
【0082】更に上述の各実施例に於ては、アクティブ
演算、即ち各アクチュエータの作動流体室内の目標圧力
Pui及びこれに対応する各圧力制御弁に対する制御電流
Iiの演算は種々のセンサの検出結果に基き特定の態様
にて行われるようになっているが、目標圧力Pui及び制
御電流Ii は車輌の走行状態に応じて各アクチュエータ
の作動流体室内の目標圧力を制御することにより車体の
姿勢や車輌の乗り心地性を良好に制御し得る限り任意の
態様にて演算されてよい。
【0083】以上に於ては本発明を特定の実施例につい
て詳細に説明したが、本発明はかかる実施例に限定され
るものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例
が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
【0084】
【発明の効果】以上の説明より明らかである如く、本発
明の上述の請求項1の構成によれば、停車判別手段によ
り車輌が停車状態にあるか否かが判別され、車輌が停車
状態にあるときには遮断弁閉弁手段によってパイロット
圧力制御手段が制御されることにより遮断弁が閉弁さ
れ、これにより車輌が停車状態にあるときには作動流体
供給通路及び作動流体排出通路の連通が遮断されるの
で、車輌の停車中にアクチュエータの作動流体室に対し
不必要に作動流体が給排されること、特に作動流体室よ
り作動流体が漏洩することを効果的に阻止し、これによ
り車輌の停車中に車高や車体の姿勢が不自然に変化する
ことを確実に防止することができ、また不必要な作動流
体の給排により作動流体が無駄に消費されることを確実
に防止することができる。
【0085】また上述の請求項2の構成によれば、遮断
弁が閉弁されている状態に於て車高調整指令入力手段が
車輌の乗員により操作されたときには、遮断弁開弁手段
により少くとも車高調整が完了するまでパイロット圧力
制御手段が制御されることにより遮断弁が開弁状態に維
持されるようになっているので、マニュアル式の車高調
整を支障なく確実に行わせることができ、また車高調整
が完了したときには遮断弁が閉弁されるので、車高調整
完了後に車高や車体の姿勢が不自然に変化することを確
実に防止することができる。
【0086】また上述の請求項3の構成によれば、遮断
弁が閉弁されている状態に於てばね上重量変化検出手段
によりばね上重量の変化が検出されたときには、制御量
補正手段により実質的にばね上重量の変化を相殺するに
必要な補正量にて制御弁に対する制御量が補正されるの
で、車輌が走行を開始することにより遮断弁が開弁され
ても、その段階に於て車高が急激に変化することに起因
して車輌の乗員がショックを感じることを確実に回避す
ることができる。
【0087】また上述の請求項4の構成によれば、車高
検出手段により検出された各輪に対応する部位の車高に
基きワープ検出手段によって車高がワープ状態にあるか
否かが検出され、車高が第一の所定量以上のワープ状態
にあることが検出されているときには、第一の遮断弁閉
弁禁止手段によって遮断弁閉弁手段による遮断弁の閉弁
動作が禁止されるので、制御手段によって制御弁が制御
される状態を継続し、これにより車高のワープを第一の
所定量未満に確実に低減することができる。
【0088】また上述の請求項5の構成によれば、車高
検出手段により検出される各輪に対応する部位の車高に
基きワープ検出手段によって車高がワープ状態にあるか
否かが検出され、車高が第二の所定量以上のワープ状態
にあることが検出されているときには、車高調整指令入
力手段が操作されても遮断弁開弁禁止手段によって遮断
弁開弁手段による遮断弁の開弁動作が禁止され、これに
より遮断弁は閉弁状態に維持されるので、マニュアル式
の車高調整によって車高のワープが更に悪化したり車体
の姿勢が不自然に変化することを確実に防止することが
できる。
【0089】更に上述の請求項6の構成によれば、車輌
が停車状態にある状況に於て車高検出手段により所定量
以上の車高の変化が検出されたときには、第二の遮断弁
閉弁禁止手段により遮断弁閉弁手段による遮断弁の閉弁
動作が禁止され、これにより遮断弁は開弁状態に維持さ
れるので、制御手段によって制御弁が制御され、アクチ
ュエータの作動流体室に対し必要な作動流体の給排が行
われ、従って車輌が停車状態にある間に於けるガスばね
内のガスや作動流体の温度変化及びこれらの膨張、収縮
に起因して車高や車体の姿勢が大きく変化することを確
実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による流体圧式アクティブサスペンショ
ンの一つの実施例を示す概略構成図である。
【図2】図1に示されたパイロット圧力制御装置及び圧
力制御弁を制御する電子制御装置を示すブロック線図で
ある。
【図3】図2に示された電子制御装置により達成される
制御の第一の実施例を示すゼネラルフローチャートであ
る。
【図4】図3に示されたフローチャートのステップ21
0に於て行われるアクティブ演算のルーチンの一部を示
すフローチャートである。
【図5】図3に示されたフローチャートのステップ21
0に於て行われるアクティブ演算のルーチンの残りを示
すフローチャートである。
【図6】車速Vと目標変位量Rxhとの間の関係を示すグ
ラフである。
【図7】前後加速度Gx と目標圧Pgxとの間の関係を示
すグラフである。
【図8】横加速度Gy と目標圧Pgyとの間の関係を示す
グラフである。
【図9】車速V及び操舵角速度θと予測横加速度の変化
率Gypr との間の関係を示すグラフである。
【図10】遮断弁の開弁時にパイロット圧力制御弁へ出
力される制御電流の変化を示すタイムチャートである。
【図11】遮断弁の閉弁時にパイロット圧力制御弁へ出
力される制御電流の変化を示すタイムチャートである。
【図12】図2に示された電子制御装置により達成され
る制御の第二の実施例を示すゼネラルフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10…リザーバ 16…エンジン 18…ポンプ 20…作動流体供給通路 22…圧力制御弁 36…アクチュエータ 38…作動流体室 42…気液ばね装置 46…遮断弁 48…パイロット圧力制御装置 60…アキュームレータ 100…電子制御装置 102…マイクロコンピュータ 104…CPU 106…ROM 108…RAM 110…入力ポート装置 112…出力ポート装置
フロントページの続き (72)発明者 田川 真一 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地アイシン 精機株式会社内 (72)発明者 小林 秀行 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地アイシン 精機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各車輪に対応して設けられ作動流体室に対
    し作動流体が給排されることにより対応する部位の車高
    を増減するアクチュエータと、作動流体供給源と前記作
    動流体室とを連通接続する作動流体供給通路と、前記作
    動流体室と作動流体回収手段とを連通接続する作動流体
    排出通路と、前記作動流体供給通路及び前記作動流体排
    出通路の途中に設けられ前記作動流体室に対する作動流
    体の給排を制御する制御弁と、車輌の走行状態を検出す
    る走行状態検出手段と、車輌の走行状態に応じた制御量
    にて前記制御弁を制御する制御手段と、前記作動流体供
    給通路及び前記作動流体排出通路の途中に設けられパイ
    ロット圧力に応答して開閉するよう構成された遮断弁
    と、前記パイロット圧力を制御するパイロット圧力制御
    手段と、車輌が停車状態にあるか否かを判別する停車判
    別手段と、車輌が停車状態にあるときには前記パイロッ
    ト圧力制御手段を制御して前記遮断弁を閉弁させる遮断
    弁閉弁手段とを有する流体圧式アクティブサスペンショ
    ン。
  2. 【請求項2】請求項1の流体圧式アクティブサスペンシ
    ョンに於て、車輌の乗員により操作される車高調整指令
    入力手段と、前記遮断弁が閉弁されている状態に於て前
    記車高調整指令入力手段が操作されたときには少くとも
    車高調整が完了するまで前記パイロット圧力制御手段を
    制御して前記遮断弁を開弁状態に維持する遮断弁開弁手
    段とを有する流体圧式アクティブサスペンション。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2の流体圧式アクティ
    ブサスペンションに於て、ばね上重量の変化を検出する
    ばね上重量変化検出手段と、前記遮断弁が閉弁されてい
    る状態に於て前記ばね上重量の変化が検出されたときに
    は実質的に前記ばね上重量の変化を相殺するに必要な補
    正量にて前記制御弁に対する制御量を補正する制御量補
    正手段とを有する流体圧式アクティブサスペンション。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3の何れかの流体圧式
    アクティブサスペンションに於て、各輪に対応する部位
    の車高を検出する車高検出手段と、車高がワープ状態に
    あるか否かを検出するワープ検出手段と、車高が第一の
    所定量以上のワープ状態にあることが検出されていると
    きには前記遮断弁閉弁手段による前記遮断弁の閉弁動作
    を禁止する第一の遮断弁閉弁禁止手段とを有する流体圧
    式アクティブサスペンション。
  5. 【請求項5】請求項2の流体圧式アクティブサスペンシ
    ョンに於て、各輪に対応する部位の車高を検出する車高
    検出手段と、車高がワープ状態にあるか否かを検出する
    ワープ検出手段と、車高が第二の所定量以上のワープ状
    態にあることが検出されているときには前記車高調整指
    令入力手段が操作されても前記遮断弁開弁手段による前
    記遮断弁の開弁動作を禁止する遮断弁開弁禁止手段とを
    有する流体圧式アクティブサスペンション。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項5の何れかの流体圧式
    アクティブサスペンションに於て、各輪に対応する部位
    の車高を検出する車高検出手段と、車輌が停車状態にあ
    る状況に於て所定量以上の車高の変化が検出されたとき
    には前記遮断弁閉弁手段による前記遮断弁の閉弁動作を
    禁止する第二の遮断弁閉弁禁止手段とを有する流体圧式
    アクティブサスペンション。
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US7761205B2 (en) 2004-12-28 2010-07-20 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Height controlling apparatus
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