JPH0633602U - 押棒用チャックジョイント - Google Patents

押棒用チャックジョイント

Info

Publication number
JPH0633602U
JPH0633602U JP4649492U JP4649492U JPH0633602U JP H0633602 U JPH0633602 U JP H0633602U JP 4649492 U JP4649492 U JP 4649492U JP 4649492 U JP4649492 U JP 4649492U JP H0633602 U JPH0633602 U JP H0633602U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chuck
joint
finger
push rod
finger holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4649492U
Other languages
English (en)
Inventor
勉 斎藤
Original Assignee
ワールド技研株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ワールド技研株式会社 filed Critical ワールド技研株式会社
Priority to JP4649492U priority Critical patent/JPH0633602U/ja
Publication of JPH0633602U publication Critical patent/JPH0633602U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Turning (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 より高速回転の加工時であっても焼付きを生
じることのないチャックジョイントを提供することを目
的とする。 【構成】 上記目的を達成するために、本考案は、棒材
Wの端部を把持するフィンガーチャック19と押棒15
とを連結するためのチャックジョイント1にして、上記
チャックジョイント1を、押棒15の先端に取付けるジ
ョイントカラー部3と前記フィンガーチャック19を取
付けるフィンガーホルダ部5とに分割して設けると共
に、上記ジョイントカラー部3にフィンガーホルダ部5
を回転自在に連結支持して設け、上記ジョイントカラー
部3とフィンガーホルダ部5との間にスラスト軸受13
を介在してなるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、押棒用のチャックジョイントに係り、さらに詳細には、より高速回 転に使用可能なチャックジョイントに関する。
【0002】
【従来の技術】
バー材加工用の旋盤には主軸に対して棒材を押進し供給する棒材供給装置を装 着して使用するのが一般的である。上記棒材供給装置には、押棒が前後動自在に 備えられており、この押棒の先端部には、棒材の後端部を把持するフィンガーチ ャックが回転自在に装着されている。
【0003】 従来、押棒の先端部にフィンガーチャックを取付ける構成は、図2に示すごと き構成であった。すなわち、円筒状のジョイントカラー201内に回転自在に嵌 入したピン状のチャックジョイント202の先端部を上記ジョイントカラー20 1の先端側から突出せしめ、このチャックジョイント202の先端部にフィンガ ーチャック203をピン205で固定している。
【0004】 そして、押棒207の先端部と前記チャックジョイント202の基部との間に ボール208を介在せしめた状態において、前記押棒207の先端部に形成した 螺子部209に前記ジョイントカラー201の基部側を螺着固定した構成である 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前述のごとき従来の構成においては、スラスト方向の力が大きくかつ回転がよ り高速になると、ボール208の部分でスラストを受けているので、焼付けを生 じ易いという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本考案は、棒材の端部を把持するフィンガ ーチャックと押棒とを連結するためのチャックジョイントにして、上記チャック ジョイントを、押棒の先端に取付けるジョイントカラー部と前記フィンガーチャ ックを取付けるフィンガーホルダ部とに分割して設けると共に、上記ジョイント カラー部にフィンガーホルダ部を回転自在に連結支持して設け、上記ジョイント カラー部とフィンガーホルダ部との間にスラスト軸受を介在してなるものである 。
【0007】
【作用】
前記構成により、押棒の先端部には、チャックジョイントのジョイントカラー 部が取付けられ、このジョイントカラー部に回転自在に連結支持されたフィンガ ーホルダ部にフィンガーチャックが取付けられる。そして、スラスト方向の力は 、上記ジョイントカラー部とフィンガーホルダ部との間に介在したスラスト軸受 によって受けることとなり、大きなスラストが作用する場合であっても充分に対 応することができ、高速回転時にも焼付きを生じるようなことがないものである 。
【0008】
【実施例】
図1を参照するに、本実施例に係るチャックジョイント1は、円筒状のジョイ ントカラー部3とフィンガーホルダ部5に分割してある。
【0009】 上記ジョイントカラー部3内にはニードルベアリング又はボールブッシュ7を 介してピン状のチャックジョイント9が回転自在に嵌入してある。このチャック ジョイント9の先端部はジョイントカラー部3の先端側から突出してあり、この 先端部には、固定ピン11を介して前記フィンガーホルダ部5が一体的に固定し てある。そして、前記ジョイントカラー部3とフィンガーホルダ5との間にはス ラスト軸受13が介在してある。
【0010】 前記ジョイントカラー部3の基部側は、押棒15の先端部の螺子部17に螺着 固定してある。また前記フィンガーホルダ部5には、フィンガーチャック19が 着脱交換可能に螺着固定してある。
【0011】 以上のごとき構成において、フィンガーチャック19により棒材Wの後端部を 把持し、棒材15を前進せしめること(図1において左方向へ移動せしめること )により、棒材Wを旋盤の主軸内に押進し供給することができる。
【0012】 そして、棒材Wが前記主軸に備えたチャックにより把持されると、棒材Wは旋 盤の主軸と一体的に回転され、旋盤に備えた切削工具によって棒材Wの先端側の 切削加工が行なわれる。
【0013】 上述のごとく棒材Wの切削加工が行なわれているとき、前記押棒15は、例え ばトルクモータ等のごとき適宜の押進機構によって前進するように常に押圧され た状態にある。
【0014】 したがって、ジョイントカラー部3とフィンガーホルダ部5との間に介在した スラスト軸受13には常に大きなスラスト力が作用していることとなる。換言す れば、前記押棒15の推力はスラスト軸受13によって受けているものである。
【0015】 よって、切削加工を高速で行なうべく、旋盤における主軸の回転がより高速に なって、ジョイントカラー部3に対するフィンガーホルダ部5の相対的な回転が より高速になっても、ボールブッシュ7によってラジアル方向の力を受け、スラ スト方向の力をスラスト軸受13で受けるので、焼付けを生じるようなことがな いものである。
【0016】
【考案の効果】
以上のごとき実施例の説明より理解されるように、本考案によれば、チャック ジョイント1がジョイントカラー部3とフィンガーホルダ部5とに分割してあり 、かつ上記ジョイントカラー部3とフィンガーホルダ部5とが回転自在に連結し てあって、ジョイントカラー部3とフィンガーホルダ部5との間にスラスト軸受 13が介在してあるので、スラスト力が大きくかつ高速回転の場合であっても焼 付きを生じるようなことがないものであり、旋盤のより高速な回転にも充分に対 応し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るチャックジョイントの断
面図である。
【図2】従来のチャックジョイントの構成を示す分解斜
視図である。
【符号の説明】
1 チャックジョイント 3 ジョイントカラー部 5 フィンガーホルダ部 13 スラスト軸受 15 押棒 19 フィンガーチャック

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒材の端部を把持するフィンガーチャッ
    クと押棒とを連結するためのチャックジョイントにし
    て、上記チャックジョイントを、押棒の先端に取付ける
    ジョイントカラー部と前記フィンガーチャックを取付け
    るフィンガーホルダ部とに分割して設けると共に、上記
    ジョイントカラー部にフィンガーホルダ部を回転自在に
    連結支持して設け、上記ジョイントカラー部とフィンガ
    ーホルダ部との間にスラスト軸受を介在してなることを
    特徴とする押棒用チャックジョイント。
JP4649492U 1992-07-03 1992-07-03 押棒用チャックジョイント Pending JPH0633602U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4649492U JPH0633602U (ja) 1992-07-03 1992-07-03 押棒用チャックジョイント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4649492U JPH0633602U (ja) 1992-07-03 1992-07-03 押棒用チャックジョイント

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0633602U true JPH0633602U (ja) 1994-05-06

Family

ID=12748781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4649492U Pending JPH0633602U (ja) 1992-07-03 1992-07-03 押棒用チャックジョイント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0633602U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6112605B2 (ja) * 1979-07-13 1986-04-09 Sumitomo Electric Industries

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6112605B2 (ja) * 1979-07-13 1986-04-09 Sumitomo Electric Industries

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4455500B2 (ja) 自動旋盤
JP4455501B2 (ja) 自動旋盤
JPH0633602U (ja) 押棒用チャックジョイント
JPS63139606A (ja) 把握動力工具の面取り装置
JP3096837B2 (ja) 旋盤の被加工物保持装置
JP3621043B2 (ja) Nc旋盤による傾斜穴加工方法、傾斜穴加工用nc旋盤及びnc旋盤に使用される傾斜穴加工用チャック
JPH09201702A (ja) 棒材切断機能付数値制御工作機械
US3258997A (en) Drilling device for lathe tailstock
JPH074082Y2 (ja) 棒材移送用フィンガチャック
JP2003275903A (ja) ワークの振れ止め治具
JP3100333B2 (ja) 旋盤の心押台
JPH026966Y2 (ja)
JPH0445794Y2 (ja)
JP3141518B2 (ja) フィンガーチャック
JPH061281Y2 (ja) チヤツク
JP3641305B2 (ja) 棒材供給機の棒材送り込み装置
JPH0357362Y2 (ja)
JP2784149B2 (ja) 工具ホルダー
JPH0432191Y2 (ja)
JPH11347801A (ja) 旋盤及び旋削加工方法
JPS5933542Y2 (ja) 工作物駆動装置
JPH10138022A (ja) 旋盤のチャック
JPH0318086Y2 (ja)
JPS6031863Y2 (ja) 面取り工具
JPH03113706U (ja)