JPH06335A - アンモニア注入量制御装置 - Google Patents

アンモニア注入量制御装置

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JPH06335A
JPH06335A JP4156661A JP15666192A JPH06335A JP H06335 A JPH06335 A JP H06335A JP 4156661 A JP4156661 A JP 4156661A JP 15666192 A JP15666192 A JP 15666192A JP H06335 A JPH06335 A JP H06335A
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JP
Japan
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value
flow rate
ammonia
proportional
inputted
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4156661A
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English (en)
Inventor
Junya Iwasaki
潤也 岩▲崎▼
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06335A publication Critical patent/JPH06335A/ja
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  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Chimneys And Flues (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、急激な付加変化時においてもSC
R出口のNOx値を設定値に追従して制御しえることを
主要な目的とする。 【構成】脱硝触媒装置入口のNOx 値と全空気流量値が
入力される乗算器(1) と、燃料流量値が入力される関数
演算器(2) と、脱硝触媒装置出口NOx値が入力される
比例積分コントローラ(3) と、前記乗算器と関数演算器
とコントローラからの夫々の出力値が加算される第1加
算器(4) と、この加算器(4) からの出力値とアンモニア
流量値が入力される偏差演算器(5) と、この偏差演算器
(5) からの出力値が入力される比例積分コントローラ
(6) と、このコントローラ(6) からの出力値が入力され
るアンモニア注入流量制御弁(7) とを具備し、急激な付
加変化に伴う燃料流量の変化率を変化率設定値と比較
し、その偏差によりPI制御された信号をアンモニア流
量設定値信号に加算するアンモニア注入量制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はアンモニア注入量制御
装置に関し、特に燃焼設備のNOx値の制御に用いられ
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アンモニア注入量制御装置として
は、図2に示すものが知られている。図中の1は、乗算
器である。この乗算器1には、脱硝触媒装置(SCR)
入口のNOx値と全空気流量値が入力される。また、2
は関数演算器であり、燃料流量値が入力される。更に、
3は第1比例積分コントローラであり、SCR出口のN
Ox値が入力される。前記乗算器1,関数演算器2,第
1比例積分コントローラ3からの夫々の出力値は加算器
4で加算される。この加算器4からの出力値及びアンモ
ニア流量値は、偏差演算器5に入力される。この偏差演
算器5からの出力値は、第2比例積分コントローラ6に
入力される。この第2比例積分コントローラ6からの出
力値は、アンモニア注入流量制御弁7に入力される。こ
うした構成のアンモニア注入量制御装置におけるアノモ
ニア注入量の制御の流れは、以下の通りである。 (1) .SCR入口のNOx値と全空気流量値からNOx
量を求め、アンモニア注入量の設定値とする。 (2) .上記(1) に燃料流量値を加算し、負荷変化時の先
行信号を求める。 (3) .SCR出口のNOx値により設定値を最終補正す
る。 (4) .上記(3) によりアンモニア注入量の制御設定値と
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アンモニア注入量制御装置によれば、以下に述べる問題
点を有する。つまり、従来装置においては、急激な負荷
変化を行った場合、先行信号(燃料流量,タービン第一
段蒸気圧力等)による固定の関数演算値を与えるのみで
アンモニア注入量を制御する為、SCR出口のNOxを
設定値に追従して制御することが困難であり、しばしば
規定値を超過してしまうことがある。
【0004】この発明はこうした事情を考慮してなされ
たもので、負荷変化に伴う燃料流量変化率による比例積
分コントローラ制御信号を加算することによってアンモ
ニア注入量を制御することにより、急激な付加変化時に
おいてもSCR出口のNOx値を設定値に追従して制御
しえるアンモニア注入量制御装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、脱硝触媒装
置入口のNOx値と全空気流量値が入力される乗算手段
と、燃料流量値が入力される関数演算手段と、脱硝触媒
装置出口NOx値が入力される第1比例積分制御手段
と、前記乗算手段と関数演算手段と比例積分制御手段か
らの夫々の出力値が加算される第1加算手段と、この第
1加算手段からの出力値とアンモニア流量値が入力され
る偏差演算手段と、この偏差演算手段からの出力値が入
力される第2比例積分制御手段と、この第2比例積分制
御手段からの出力値が入力されるアンモニア注入流量制
御手段とを具備するアンモニア注入量制御装置におい
て、前記燃料流量の変化率を求める変化率算出手段と、
前記燃料流量の変化率に対応した制御量を算出する算出
手段と、前記制御量を、前記第1加算手段に入力される
関数演算手段の出力値に加算される第2加算手段とを有
したことを特徴とするアンモニア注入量制御装置であ
る。
【0006】
【作用】この発明においては、図1の一点鎖線に示すよ
うな新回路により、急激な負荷変化に伴なう燃料流量の
変化率を変化率設定値と比較し、その偏差によりPI制
御された信号をアンモニア流量設定値信号に加算するこ
とにより、より効果的な制御信号を作ることができる。
【0007】これにより、急激な負荷変化時において、
反応の遅いSCR出口のNOx値の制御を素早く、かつ
正確に行なうべくアンモニアの注入量を制御することが
可能となる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1を参照して
説明する。なお、図2(従来)と同部材は同符号を付し
て説明を省略する。また、加算器4を第1加算器4、偏
差演算器5を第1偏差演算器5と呼ぶ。
【0009】図中の11は、従来の先行信号を補足する新
回路(一点鎖線で囲まれた部分)である。この新回路11
は、前記燃料流量の変化率を求める変化率算出手段と、
前記燃料流量の変化率に対応した制御量を算出する算出
手段と、前記制御量を、前記第1加算器(第1加算手
段)に入力される関数演算手段の出力値に加算される第
2加算手段とを有する。
【0010】前記変化率算出手段は具体的には微分演算
器12であり、これにより燃料流量の信号から負荷変化に
伴なう燃料流量の変化率を求める。そして、予め設定し
た値以上になると切替スイッチ13が閉じ新回路が働く。
【0011】前記算出手段は、信号発生器14と、前記変
化率と信号発生器14から出力された出力値を比較する第
2偏差演算器15と、この第2偏差演算器15からの出力値
が入力されてPI制御が行なわれる第3比例積分コント
ローラ16と、このコントローラ16からの出力値が入力さ
れる制限器17とから構成される。前記第2加算手段は、
具体的には第2加算器18である。こうした構成のアンモ
ニア注入量制御装置における新回路11の作用は、次に述
べる通りである。 (1) .SCR入口のNOx値と全空気流量値からNOx
量を求め、アンモニア注入量の設定値とする。 (2) .燃料流量の信号に燃料流量の変化率による制御演
算信号を加算した信号を、上記(1) に燃料流量値を加算
する。 (3) .SCR出口のNOx値により設定値を最終補正す
る。 (4) .上記(3) によりアンモニア注入量の制御設定値と
する。
【0012】このように、上記構成のアンモニア注入量
制御装置によれば、微分演算器12,スイッチ13,信号発
生器14,第2演算器15,第3比例積分コントローラ16,
制限器17,第2加算器18などから新回路11を付加した構
成になっているため、負荷変化率に基づいたアンモニア
注入量の制御を行なうことができる。従って、急激な負
荷変化時においても、規定値を超過することなく、素早
くかつ正確にSCR出口のNOx値の制御を行なうこと
ができる。
【0013】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
負荷変化に伴う燃料流量変化率による比例積分コントロ
ーラ制御信号を加算することによってアンモニア注入量
を制御することにより、急激な付加変化時においてもS
CR出口のNOx値を設定値に追従して制御しえる制御
性が良くかつ正確なアンモニア注入量制御装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るアンモニア注入量制
御装置のブロック図。
【図2】従来のアンモニア注入量制御装置のブロック
図。
【符号の説明】
1…乗算器、2…関数演算器、3,6,16…比例積分コ
ントローラ、4,18…加算器、5,15…偏差演算器、7
…アンモニア注入流量制御弁、11…新回路、12…微分演
算器、14…信号発生器、17…制限器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱硝触媒装置入口のNOx 値と全空気流
    量値が入力される乗算手段と、燃料流量値が入力される
    関数演算手段と、脱硝触媒装置出口NOx値が入力され
    る第1比例積分制御手段と、前記乗算手段と関数演算手
    段と比例積分制御手段からの夫々の出力値が加算される
    第1加算手段と、この第1加算手段からの出力値とアン
    モニア流量値が入力される偏差演算手段と、この偏差演
    算手段からの出力値が入力される第2比例積分制御手段
    と、この第2比例積分制御手段からの出力値が入力され
    るアンモニア注入流量制御手段とを具備するアンモニア
    注入量制御装置において、 前記燃料流量の変化率を求める変化率算出手段と、前記
    燃料流量の変化率に対応した制御量を算出する算出手段
    と、前記制御量を、前記第1加算手段に入力される関数
    演算手段の出力値に加算される第2加算手段とを有した
    ことを特徴とするアンモニア注入量制御装置。
JP4156661A 1992-06-16 1992-06-16 アンモニア注入量制御装置 Withdrawn JPH06335A (ja)

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Effective date: 19990831