JPH06335057A - 動力制御システム - Google Patents

動力制御システム

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JPH06335057A
JPH06335057A JP12284693A JP12284693A JPH06335057A JP H06335057 A JPH06335057 A JP H06335057A JP 12284693 A JP12284693 A JP 12284693A JP 12284693 A JP12284693 A JP 12284693A JP H06335057 A JPH06335057 A JP H06335057A
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JP12284693A
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Takashi Kuritani
孝 栗谷
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な方法で複雑な制御ができるレベル制御
方式による動力制御システムを提供する。 【構成】 ホストコンピュータ14と、複数の制御装置
10と、動力機器(不図示)に接続された複数の端末器
11と、これらを相互に接続する多重伝送ライン12,
13とからなる動力制御システムにおいて、各制御装置
10は、配下の端末器11毎に、制御の優先度に応じて
決められた各制御レベル毎の制御情報と現時点の制御レ
ベルである現制御レベルを記憶するテーブルを有し、ホ
ストコンピュータ14から送信されるレベル制御命令に
て指定される端末器11毎の制御レベルと制御情報の
内、制御レベルと上記の現制御レベルを比較して、現制
御レベルの優先度の方が低いか同等の時は、上記制御命
令の制御情報を実行し、現制御レベルの優先度の方が高
い時は、上記制御命令の制御情報を上記テーブル内の当
該制御レベル位置に記憶更新しておく構成になってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多重伝送ラインで相互
に接続されたホストコンピュータ、複数の制御装置及び
動力機器に接続された複数の端末器からなる動力制御シ
ステムの改良に関する。
【0002】
【従来技術】ホストコンピュータと複数の制御装置と動
力機器に接続された複数の端末器と、これらを相互に接
続する多重伝送ラインとからなる動力制御システムで
は、制御装置が、ポーリングにより配下の端末器から計
測データを収集し、ホストコンピュータからのポーリン
グに応答して、上記の計測データを返信している。ま
た、その逆にホストコンピュータからは、制御装置へそ
の配下の端末器毎のON/OFF命令等の制御情報を送
信している。
【0003】また、制御装置が、配下の端末器毎に指定
された時刻に、ON/OFF制御を実行するスケジュー
ル制御は行なわれているが、他の制御方法と組み合わせ
た細かい制御方法では無かった。また、火災発生時等の
緊急時でも、ホストコンピュータから各制御装置を介し
て、個々の端末器毎に制御命令を出力するか、決められ
たパターンの制御命令を出力していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】動力制御システムで
は、火災発生時、停電時、復電時等の異常時の処置が非
常に重要である。異常時の処置としては、制御装置が異
常を報知する信号を取り込んで、制御装置レベルで端末
器の制御を行なう方法もあるが、この方法では制御装置
が各々自己の担当分を勝手に制御してしまい、危険な状
態になる場合も有った。また、ホストコンピュータから
各制御装置へ、個々の端末器の制御命令を出力していて
は処理速度が遅くなり、特に、異常時の処置では、処理
速度が速く、かつより肌理の細かい制御の可能な制御方
式が必要となっていた。
【0005】また、スケジュ−ル制御では異常発生時等
にも、そのままスケジュ−ル制御を続行してしまい、制
御すべきでないもの迄制御してしまうことが有った。本
発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、第1の発
明では簡単な方法で複雑な制御ができるレベル制御方式
による動力制御システムを、第2の発明では上記のレベ
ル制御方式にスケジュ−ル制御を取り入れた動力制御シ
ステムを、第3の発明ではシステム全体を一括してレベ
ル変更出来るレベル制御方式による動力制御システム
を、第4の発明では端末器個々のレベル変更が通信によ
り行なわれるレベル制御方式による動力制御システム
を、第5の発明ではより高速制御の可能なレベルダウン
制御を取り入れたレベル制御方式による動力制御システ
ムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
提案される請求項1に記載の本発明による動力制御シス
テムは、ホストコンピュータと、複数の制御装置と、動
力機器に接続された複数の端末器と、これらを相互に接
続する多重伝送ラインとからなる動力制御システムにお
いて、上記の各制御装置は、配下の端末器毎に、制御の
優先度に応じて決められた各制御レベル毎の制御情報と
現時点の制御レベルである現制御レベルを記憶するテー
ブルを有し、上記ホストコンピュータから送信されるレ
ベル制御命令にて指定される端末器毎の制御レベルと制
御情報の内、制御レベルと上記の現制御レベルを比較し
て、現制御レベルの優先度の方が低いか同等の時は、上
記制御命令の制御情報を実行し、現制御レベルの優先度
の方が高い時は、上記制御命令の制御情報を上記テーブ
ル内の当該制御レベル位置に記憶更新しておく構成にな
っている。
【0007】請求項2に記載の本発明による動力制御シ
ステムは、上記ホストコンピュータから送信される制御
命令の一つが、一つの制御レベルと複数の端末器の制御
時刻データからなるスケジュール制御命令であり、上記
制御装置がこのスケジュール制御命令の制御レベルと上
記の複数の当該端末器毎の現制御レベルを各々比較し
て、現制御レベルの優先度の方が低いか同等の端末器の
時は、上記スケジュール制御命令の制御情報を実行し、
現制御レベルの優先度の方が高い端末器の時は、上記ス
ケジュール制御命令の制御情報を当該端末器の為の上記
テーブルの当該制御レベル位置に記憶更新しておく構成
になっている。
【0008】請求項3に記載の本発明による動力制御シ
ステムは、上記ホストコンピュータから送信される制御
命令の一つが、当該制御装置配下の全端末器の現制御レ
ベルを一括に一つの制御レベルに変更する制御レベル一
括変更命令であり、上記制御装置は、この制御レベル一
括変更命令を受信すると、配下の全端末器の現制御レベ
ルを一括に上記の一つの制御レベルに変更すると共に、
端末器毎の上記テーブル内でこの新しい制御レベルの優
先度より高いか同等の制御レベル位置に、制御情報が記
憶されていれば、その制御情報を実行する構成になって
いる。
【0009】請求項4に記載の本発明による動力制御シ
ステムは、上記ホストコンピュータから送信される制御
命令の一つが、当該制御装置配下の個々の端末器の現制
御レベルを変更する制御レベル変更命令であり、上記制
御装置は、この制御レベル変更命令を受信すると、配下
の当該端末器の現制御レベルをこの制御レベル変更命令
で指定された制御レベルに変更すると共に、当該端末器
の為の上記テーブル内の新しい制御レベルの優先度より
高いか同等の制御レベル位置に、制御情報が記憶されて
いる時は、その制御情報を実行する構成になっている。
【0010】請求項5に記載の本発明による動力制御シ
ステムは、上記ホストコンピュータから送信される制御
命令の一つが、当該制御装置配下の個々の端末器の現制
御レベルを、当該端末器用の上記テーブル内の制御情報
を記憶している、より優先度の低い制御レベル迄、レベ
ルダウンさせるレベルダウン命令であり、上記制御装置
は、このレベルダウン命令を受信すると、配下の当該端
末器の現制御レベルを上記テーブル内の制御情報を記憶
している制御レベル迄、レベルダウンさせると共に、上
記の制御情報を実行する構成になっている。
【0011】
【作用】請求項1に記載の本発明による動力制御システ
ムでは、各制御装置は、配下の端末器毎に、制御の優先
度に応じて決められた各制御レベル毎の制御情報と現時
点の制御レベルである現制御レベルを記憶するテーブル
を有し、ホストコンピュータから送信されるレベル制御
命令にて指定される端末器毎の制御レベルと制御情報の
内、制御レベルと上記の現制御レベルを比較して、現制
御レベルの優先度の方が低いか同等の時は、上記制御命
令の制御情報を実行し、現制御レベルの優先度の方が高
い時は、上記制御命令の制御情報を上記テーブル内の当
該制御レベル位置に記憶更新しておくので、簡単な方法
でより肌理の細かい複雑な制御が出来、システムの柔軟
性が向上する。
【0012】請求項2に記載の本発明による動力制御シ
ステムでは、上記ホストコンピュータから送信される制
御命令の一つが、一つの制御レベルと複数の端末器の制
御時刻データからなるスケジュール制御命令であり、上
記各制御装置がこのスケジュール制御命令の制御レベル
と上記の複数の当該端末器毎の現制御レベルを各々比較
して、現制御レベルの優先度の方が低いか同等の端末器
の時は、上記スケジュール制御命令の制御情報を実行
し、現制御レベルの優先度の方が高い端末器の時は、上
記スケジュール制御命令の制御情報を当該端末器の為の
上記テーブルの当該制御レベル位置に記憶更新しておく
ので、スケジュール制御の柔軟性が向上する。
【0013】請求項3に記載の本発明による動力制御シ
ステムでは、上記ホストコンピュータから送信される制
御命令の一つが、当該制御装置配下の全端末器の現制御
レベルを一括に一つの制御レベルに変更する制御レベル
一括変更命令であり、上記制御装置は、この制御レベル
一括変更命令を受信すると、配下の全端末器の現制御レ
ベルを一括に上記の一つの制御レベルに変更すると共
に、端末器毎の上記テーブル内でこの新しい制御レベル
の優先度より高いか同等の制御レベル位置に、制御情報
が記憶されていれば、その制御情報を実行するので、異
常発生時等の緊急時に、単一通知で全端末器を制御出
来、ホストコンピュータの負担が軽減されて、緊急時の
処理速度が向上する。
【0014】請求項4に記載の本発明による動力制御シ
ステムでは、上記ホストコンピュータから送信される制
御命令の一つが、当該制御装置配下の個々の端末器の現
制御レベルを変更する制御レベル変更命令であり、上記
制御装置は、この制御レベル変更命令を受信すると、配
下の当該端末器の現制御レベルをこの制御レベル変更命
令で指定された制御レベルに変更すると共に、当該端末
器の為の上記テーブル内の新しい制御レベルの優先度よ
り高いか同等の制御レベル位置に、制御情報が記憶され
ている時は、その制御情報を実行するので、個々の端末
器に対して肌理の細かい制御が可能となり、また、ホス
トコンピュータの負担が軽減されて、処理速度が向上す
る。
【0015】請求項5に記載の本発明による動力制御シ
ステムでは、上記ホストコンピュータから送信される制
御命令の一つが、当該制御装置配下の個々の端末器の現
制御レベルを、当該端末器用の上記テーブル内の制御情
報を記憶している、より優先度の低い制御レベル迄、レ
ベルダウンさせるレベルダウン命令であり、上記制御装
置は、このレベルダウン命令を受信すると、配下の当該
端末器の現制御レベルを上記テーブル内の制御情報を記
憶している制御レベル迄、レベルダウンさせると共に、
上記の制御情報を実行するので、個々の端末器に対して
肌理の細かい制御が可能となり、また、ホストコンピュ
ータの負担が軽減されて、処理速度が向上する。
【0016】
【実施例】以下に、添付図を参照して本発明の実施例を
説明する。図1は、請求項1に記載の本発明による動力
制御システムの要部構成例を示したブロック図である。
図において、10は制御装置、11は動力機器(不図
示)に接続された端末器、12,13は多重伝送ライ
ン、14はホストコンピュータである。
【0017】このような機器構成の動力制御システム
の、レベル制御の方法を以下に説明する。各制御装置1
0は、配下の端末器11毎に、制御の優先度に応じて決
められた各制御レベル(本実施例ではレベル1〜8に設
定されている。)毎の制御情報と、現時点の制御レベル
である現制御レベルとを記憶する為に、図3に示すよう
なテーブルを持っている。
【0018】ホストコンピュータ14は、状況に応じ
て、多重伝送ライン13を介してレベル制御命令を当該
制御装置10へ送信する。このレベル制御命令の一例を
図2に示す。図2において、「ユニットNo」は制御装
置10を指定し、99の時はホストコンピュータ14配
下の全制御装置10を同時に指定することが出来る。
「機器アドレス」は端末器11を指定し、「制御」が
「0」の時はOFF制御情報を、「1」の時はON制御
情報を指定する。「要求レベル」は指定した制御情報の
制御レベルを示している。
【0019】制御装置10は、レベル制御命令を受信す
ると、「要求レベル」で指定された制御レベルと、「機
器アドレス」で指定されている端末器11の為の上記テ
ーブルに記憶させてある現制御レベルを比較して、現制
御レベルの優先度の方が低いか同等の時は、「制御」で
指定されている制御情報(ON/OFF)を当該端末器
11において実行する。
【0020】一方、現制御レベルの優先度の方が高い時
は、上記制御命令の制御情報を当該端末器11の為の上
記テーブル内の当該制御レベル位置(「要求レベル」で
指定された制御レベルの位置)に記憶しておき(既に記
憶されている制御情報があれば更新する。)、制御レベ
ル変更時の再制御に備える。図4のステップ20〜23
はこのような動作を示した機能ブロック図である。
【0021】上記のように、制御レベル1〜8を停電処
理/復電処理/火災連動処理等に割り付け、端末器11
毎に設定しておけば、よりフレキシブルな制御が可能と
なる。請求項2に記載された本発明による動力制御シス
テムの機器構成は、請求項1に記載された動力制御シス
テムの機器構成と同様である。
【0022】請求項2に記載された動力制御システムの
スケジュール制御の方法を以下に説明する。各制御装置
10は、配下の端末器11毎に、制御の優先度に応じて
決められた各制御レベル毎の制御情報と、現時点の制御
レベルである現制御レベルとを記憶する為に、図3に示
すようなテーブルを持っている。
【0023】スケジュール制御の制御対象の複数の端末
器11及び制御時刻データは、一つの制御レベルと共に
スケジュール制御命令として、ホストコンピュータ14
から多重伝送ライン13を介して当該制御装置10へ送
信される。制御装置10は、上記のスケジュール制御命
令を受信すると、このスケジュール制御命令で指定され
た制御レベル(一つの制御レベル)と、制御対象の端末
器11として指定された端末器11の為の上記テーブル
に記憶させてある現制御レベルを比較して、現制御レベ
ルの優先度の方が低いか同等の時は、上記のスケジュー
ル制御命令のスケジュール制御を当該端末器11におい
て実行する。
【0024】一方、現制御レベルの優先度の方が高い時
は、上記のスケジュール制御命令のスケジュール制御の
情報を、当該端末器11の為の上記テーブル内の当該制
御レベル位置(スケジュール制御命令で指定された制御
レベルの位置)に記憶しておき(既に記憶されている制
御情報があれば更新する。)、制御レベル変更時の再制
御に備える。図5のステップ30〜33はこのような動
作を示した機能ブロック図である。
【0025】請求項3に記載された本発明による動力制
御システムの機器構成は、請求項1に記載された動力制
御システムの構成と同様である。請求項3に記載された
動力制御システムの一括して制御レベルを変更する動作
を以下に説明する。各制御装置10は、配下の端末器1
1毎に、制御の優先度に応じて決められた各制御レベル
毎の制御情報と、現時点の制御レベルである現制御レベ
ルとを記憶する為に、図3に示すようなテーブルを持っ
ている。
【0026】ホストコンピュータ14は、状況に応じ
て、多重伝送ライン13を介して制御レベル一括変更命
令を当該制御装置10へ送信する。この制御レベル一括
変更命令の一例を図6に示す。図6において、「ユニッ
トNo」は制御装置10を指定し、99の時はホストコ
ンピュータ14配下の全制御装置10を同時に指定する
ことが出来る。「レベル」は当該制御装置10配下の全
端末器11の現制御レベルを指定し、「制御指示」が
「0」の時は緊急時等で制御をしないことを、「1」の
時は緊急事態解除等で復旧時に制御することを指定す
る。
【0027】制御装置10は、制御レベル一括変更命令
を受信すると、配下の全端末器11の現制御レベルを一
括に上記の「レベル」で指定された制御レベルに変更す
ると共に、各端末器11の為の上記テーブル内でこの新
しい制御レベルの優先度より高いか同等の制御レベル位
置に、制御情報が記憶されていれば、その制御情報を実
行する。図7のステップ40〜42はこのような動作を
示す機能ブロック図である。
【0028】請求項4に記載された本発明による動力制
御システムの機器構成は、請求項1に記載された動力制
御システムの構成と同様である。請求項4に記載された
動力制御システムの端末器11毎に制御レベルを変更す
る動作を以下に説明する。各制御装置10は、配下の端
末器11毎に、制御の優先度に応じて決められた各制御
レベル毎の制御情報と、現時点の制御レベルである現制
御レベルとを記憶する為に、図3に示すようなテーブル
を持っている。
【0029】ホストコンピュータ14は、状況に応じ
て、多重伝送ライン13を介して制御レベル変更命令を
当該制御装置10へ送信する。この制御レベル変更命令
の一例を図8に示す。図8において、「ユニットNo」
は制御装置10を指定し、99の時はホストコンピュー
タ14配下の全制御装置10を同時に指定することが出
来る。「機器アドレス」は端末器11を指定し、「要求
レベル」は当該端末器11の現制御レベルを指定する。
また、「指令」は「9」とすることにより、この制御命
令が制御レベル変更命令であることを示す。
【0030】制御装置10は、制御レベル変更命令を受
信すると、当該端末器11の現制御レベルを上記の「要
求レベル」で指定された制御レベルに変更すると共に、
当該端末器11の為の上記テーブル内でこの新しい制御
レベルの優先度より高いか同等の制御レベル位置に、制
御情報が記憶されていれば、その制御情報を実行する。
【0031】請求項5に記載された本発明による動力制
御システムの機器構成は、請求項1に記載された動力制
御システムの構成と同様である。請求項5に記載された
動力制御システムの端末器11毎に制御レベルを降下
(レベルダウン)させる動作を以下に説明する。各制御
装置10は、配下の端末器11毎に、制御の優先度に応
じて決められた各制御レベル毎の制御情報と、現時点の
制御レベルである現制御レベルとを記憶する為に、図3
に示すようなテーブルを持っている。
【0032】ホストコンピュータ14は、状況に応じ
て、多重伝送ライン13を介してレベルダウン命令を当
該制御装置10へ送信する。このレベルダウン命令の一
例は、請求項4に記載の動力制御システムの制御レベル
変更命令と同様であり、「指令」を「8」とすることに
より、この制御命令がレベルダウン命令であることを示
す。また、「指令」が「8」の時は「要求レベル」は無
視され、その他は請求項4に記載の動力制御システムで
の説明と同様である。
【0033】制御装置10は、レベルダウン命令を受信
すると、当該端末器11の現制御レベルを上記テーブル
内の制御情報を記憶している、より優先度の低い制御レ
ベル迄、レベルダウンさせると共に、上記の制御情報を
実行する。上記テーブル内に制御情報を記憶している制
御レベルが無ければ、最低レベル(優先度が最も低いレ
ベル)1迄レベルダウンさせる。但し、上記テーブル内
の現制御レベルの制御レベル位置に制御情報が記憶され
ている時は、その制御情報を実行する。図9のステップ
50〜52はこのような動作を示した機能ブロック図で
ある。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明による動力制御
システムによれば、簡単な方法でより肌理の細かい複雑
な制御が出来、システムの柔軟性が向上する。請求項2
に記載の本発明による動力制御システムによれば、スケ
ジュール制御の柔軟性が向上する。
【0035】請求項3に記載の本発明による動力制御シ
ステムによれば、異常発生時等の緊急時に、単一通知で
全端末器を制御出来、ホストコンピュータの負担が軽減
されて、緊急時の処理速度が向上する。請求項4に記載
の本発明による動力制御システムによれば、個々の端末
器に対して肌理の細かい制御が可能となり、また、ホス
トコンピュータの負担が軽減されて、処理速度が向上す
る。
【0036】請求項5に記載の本発明による動力制御シ
ステムによれば、個々の端末器に対して肌理の細かい制
御が可能となり、また、ホストコンピュータの負担が軽
減されて、処理速度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の本発明による動力制御システ
ムの一実施例の要部構成例を示したブロック図である。
【図2】レベル制御命令のデータ形式の一例を示した図
である。
【図3】制御装置の、端末器毎の各制御レベル毎の制御
情報と、現制御レベルとを記憶する為のテーブルの一例
を示した概念図である。
【図4】請求項1に記載の本発明による動力制御システ
ムのレベル制御の動作を示した機能ブロック図である。
【図5】請求項2に記載の本発明による動力制御システ
ムのスケジュール制御の動作を示した機能ブロック図で
ある。
【図6】制御レベル一括変更命令のデータ形式の一例を
示した図である。
【図7】請求項3に記載の本発明による動力制御システ
ムの一括して制御レベルを変更する動作を示した機能ブ
ロック図である。
【図8】制御レベル変更命令及びレベルダウン命令のデ
ータ形式の一例を示した図である。
【図9】請求項5に記載の本発明による動力制御システ
ムのレベルダウン制御の動作を示した機能ブロック図で
ある。
【符号の説明】
10・・・制御装置 11・・・端末器 12,13・・・多重伝送ライン 14・・・ホストコンピュータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストコンピュータと、複数の制御装置
    と、動力機器に接続された複数の端末器と、これらを相
    互に接続する多重伝送ラインとからなる動力制御システ
    ムにおいて、 上記の各制御装置は、配下の端末器毎に、制御の優先度
    に応じて決められた各制御レベル毎の制御情報と現時点
    の制御レベルである現制御レベルを記憶するテーブルを
    有し、上記ホストコンピュータから送信されるレベル制
    御命令にて指定される端末器毎の制御レベルと制御情報
    の内、制御レベルと上記の現制御レベルを比較して、現
    制御レベルの優先度の方が低いか同等の時は、上記制御
    命令の制御情報を実行し、現制御レベルの優先度の方が
    高い時は、上記制御命令の制御情報を上記テーブル内の
    当該制御レベル位置に記憶更新しておくことを特徴とす
    る動力制御システム。
  2. 【請求項2】上記ホストコンピュータから送信される制
    御命令の一つが、一つの制御レベルと複数の端末器の制
    御時刻データからなるスケジュール制御命令であり、上
    記制御装置は、このスケジュール制御命令を受信する
    と、このスケジュール制御命令の制御レベルと上記の複
    数の当該端末器毎の現制御レベルを各々比較して、現制
    御レベルの優先度の方が低いか同等の端末器の時は、上
    記スケジュール制御命令の制御情報を実行し、現制御レ
    ベルの優先度の方が高い端末器の時は、上記スケジュー
    ル制御命令の制御情報を当該端末器の為の上記テーブル
    の当該制御レベル位置に記憶更新しておくことを特徴と
    する、請求項1に記載の動力制御システム。
  3. 【請求項3】上記ホストコンピュータから送信される制
    御命令の一つが、当該制御装置配下の全端末器の現制御
    レベルを一括に一つの制御レベルに変更する制御レベル
    一括変更命令であり、上記制御装置は、この制御レベル
    一括変更命令を受信すると、配下の全端末器の現制御レ
    ベルを一括に上記の一つの制御レベルに変更すると共
    に、端末器毎の上記テーブル内でこの新しい制御レベル
    の優先度より高いか同等の制御レベル位置に、制御情報
    が記憶されていれば、その制御情報を実行することを特
    徴とする、請求項1または2に記載の動力制御システ
    ム。
  4. 【請求項4】上記ホストコンピュータから送信される制
    御命令の一つが、当該制御装置配下の個々の端末器の現
    制御レベルを変更する制御レベル変更命令であり、上記
    制御装置は、この制御レベル変更命令を受信すると、配
    下の当該端末器の現制御レベルをこの制御レベル変更命
    令で指定された制御レベルに変更すると共に、当該端末
    器の為の上記テーブル内で新しい制御レベルの優先度よ
    り高いか同等の制御レベル位置に、制御情報が記憶され
    ている時は、その制御情報を実行することを特徴とす
    る、請求項1,2,3の何れかに記載の動力制御システ
    ム。
  5. 【請求項5】上記ホストコンピュータから送信される制
    御命令の一つが、当該制御装置配下の個々の端末器の現
    制御レベルを、当該端末器用の上記テーブル内の制御情
    報を記憶している、より優先度の低い制御レベル迄、レ
    ベルダウンさせるレベルダウン命令であり、上記制御装
    置は、このレベルダウン命令を受信すると、配下の当該
    端末器の現制御レベルを上記テーブル内の制御情報を記
    憶している制御レベル迄、レベルダウンさせると共に、
    上記の制御情報を実行することを特徴とする、請求項
    1,2,3,4の何れかに記載の動力制御システム。
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