JPH06335020A - Yc信号分離自動調整回路 - Google Patents

Yc信号分離自動調整回路

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JPH06335020A
JPH06335020A JP6049184A JP4918494A JPH06335020A JP H06335020 A JPH06335020 A JP H06335020A JP 6049184 A JP6049184 A JP 6049184A JP 4918494 A JP4918494 A JP 4918494A JP H06335020 A JPH06335020 A JP H06335020A
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野 秀 幸 萩
Kouun Kouno
野 光 雲 河
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 輝度信号及び色信号の信号分離をより精度良
く実現するYC信号分離自動調整回路を提供する。 【構成】 Y/C分離クシ形フィルタにおいて、分離さ
れた輝度信号中に残存する色信号成分のレベルを検出し
て、映像信号及び1H遅延映像信号相互間の振幅を調整
する振幅調整ループと、加算器に入力される映像信号及
び1H遅延映像信号の位相を揃える第1の位相調整ルー
プと、輝度信号中の残存色信号を抑制するように映像信
号及び1H遅延映像信号の位相を揃えるの位相を調整す
る第2の位相調整ループと、を備える。 【効果】 輝度信号への色信号成分の入込みが防止さ
れ、精度の良いYC信号分離自動調整回路を得ることが
可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号から輝度
(Y)信号及び色(C)信号をクシ形フィルタを用いて
分離するYC分離回路に関し、特に、信号分離を自動的
に調整する機能を備えるYC分離自動調整回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のYC分離回路について図13を参
照して説明する。図13は、いわゆるクシ形フィルタの
例を示している。クシ形フィルタは、一水平走査毎に位
相が180度反転する搬送色信号の性質を利用して1水
平走査時間(1H)相当の時間差を持つ2つの映像信号
の和及び差により、輝度信号及び色信号を分離する。こ
の従来例においては、2つの映像信号の振幅が等しくな
るように遅延映像信号のレベルを調整し、また、2つの
映像信号の位相差が正確に1Hとなるように遅延映像信
号の移相量を調整する。このような調整を加えることに
よって両映像信号の加減算の際に色信号同士が同振幅か
つ180度の位相差で重畳されるようにし、加算によっ
て輝度信号が分離され、減算によって色信号が分離され
るようにしている。
【0003】すなわち、図13において、図示しないチ
ューナやビデオデッキ等から入力端子1に映像信号が供
給される。この映像信号は、CCD等の信号遅延素子5
によって1水平走査時間相当遅延されて遅延映像信号と
なり、可変利得回路6、可変移相回路7を経由して減算
器10及び加算器11各々の一方の入力端子に供給され
る。減算器10及び加算器11各々の他方の入力端子に
は信号遅延素子5を経由しない映像信号が供給される。
減算器10は、相互の色信号の位相が180度異なる映
像信号及び遅延映像信号を減算し、輝度信号成分を相殺
して色信号を出力端子2に出力する。加算器11は、相
互の色信号の位相が180度異なる映像信号及び遅延映
像信号を加算し、色信号を相殺して輝度信号を出力端子
3に出力する。
【0004】入力端子1に供給された映像信号及び可変
移相回路7から出力される遅延映像信号は、夫々レベル
検波回路8及び位相検波回路9に供給される。両検波回
路には、映像信号に重畳されるカラーバースト信号の位
置に対応してバーストゲートパルスが他の入力端子4を
介して供給される。
【0005】レベル検波回路8は、バーストゲートパル
スによって導通制御されるゲート回路、全波整流回路、
ローパスフィルタからなるレベル検出回路が2組設けら
れている。一方のレベル検出回路は、映像信号のカラー
バースト信号のレベルを検出し、他方のレベル検出回路
は遅延映像信号のカラーバースト信号のレベルを検出す
る。更に、検出された2つの信号レベルは差動アンプに
与えられ、レベル差が検出される。このレベル差は可変
利得回路6の利得制御信号として与えられ、減算器10
及び加算器11の入力端子に供給される映像信号及び遅
延映像信号のレベルが互いに等しくなるように調整され
る。
【0006】位相検波回路9は、バーストゲートパルス
により導通制御されるゲート回路、90度移相器、掛算
器及びこの掛算器の出力を平滑にするローパスフィルタ
によって構成される。上記映像信号は一方のゲート回路
及び90度移相回路を経て掛算器の一方の入力端子に供
給される。上記遅延映像信号は他方のゲート回路を経て
掛算器の他方の入力端子に供給される。位相検波回路9
は、バーストゲートパルスの供給に応答して、映像信号
及び遅延映像信号のカラーバースト信号の位相を比較
し、両者の位相差に応じたエラー信号を移相調整信号と
して可変移相回路6に与える。これによって、減算器1
0及び加算器11に供給される2つの映像信号の色信号
の位相差が180度に維持されるように調整される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようなYC分離自
動調整回路を目的通りに動作させるためには、レベル検
波回路、位相検波回路の検波精度の確保が不可欠であ
る。一般的に、YC分離には−30dB以上の信号分離
性能が要求される。このため、上述したレベル検波回路
及び位相検波回路に高い検波精度が要求されるのであ
る。
【0008】しかしながら、位相検波器に使用する90
度移相回路を正確に作ることは非常に困難である。ま
た、加算器及び減算器に供給される映像信号及び遅延映
像信号の振幅及び位相が揃ったとしても、加算器及び減
算器における2つの入力信号に対する利得の不一致、信
号遅延時間の不一致が映像信号及び遅延映像信号の加算
及び減算による信号分離のS/Nを低下させる。
【0009】よって、本発明の目的は、輝度信号及び色
信号の信号分離をより精度良く実現するYC信号分離自
動調整回路を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係るYC信号分離自動調整回路は、映像信号を
伝送する第1信号経路と、上記第1信号経路よりも前記
映像信号を所定時間遅延させて伝送する第2信号経路
と、上記第1信号経路を経由した映像信号と、上記第2
信号経路を経由した遅延映像信号とを減算して色信号を
得る減算器と、上記第1信号経路を経由した映像信号
と、上記第2信号経路を経由した遅延映像信号とを加算
して輝度信号を得る加算器と、前記映像信号に含まれる
カラーバースト信号と同位相を有する基準カラーバース
ト信号を生成する基準カラーバースト信号発生手段と、
前記基準カラーバースト信号によって上記輝度信号のカ
ラーバースト信号部分を同期検波し、上記輝度信号中に
残存するカラーバースト信号成分のレベルに応じたレベ
ル制御信号を発生する残存バースト信号レベル検出回路
と、上記映像信号及び上記遅延映像信号のカラーバース
ト信号を取込んでカラーバースト信号相互間の位相差に
応じた第1移相制御信号を発生する第1位相検波回路
と、上記基準カラーバースト信号によって上記輝度信号
のカラーバースト信号部分を位相検波し、上記基準カラ
ーバースト信号及び上記輝度信号に残存するカラーバー
スト信号相互間の位相差に応じた第2移相制御信号を発
生する第2位相検波回路と、上記レベル制御信号に応答
して上記第1及び第2信号経路相互間の利得を調整する
利得調整手段と、上記第1及び第2移相制御信号に応答
して上記第1及び第2信号経路相互間の遅延を調整する
遅延調整手段と、を備えることを特徴とする。
【0011】
【作用】残存バースト信号レベル検出回路は、カラーバ
ースト信号及び分離された輝度信号が供給される位相同
期型レベル検波器(掛算器及びローパスフィルタ)によ
り構成され、輝度信号中に残留したバースト信号成分の
レベルを抽出する。このレベルに応じて残存するバース
ト信号成分が相殺されるように第1及び第2信号経路相
互間の利得を調整する。
【0012】第1位相検波回路は、映像信号及び遅延映
像信号のカラーバースト信号相互間の位相差を解消する
ように第1及び第2信号経路相互間の遅延時間差の粗調
整を行う。第2位相検波回路は輝度信号から色信号の残
存成分を除去するために第1及び第2信号経路相互間の
遅延時間差を微調整する。
【0013】この結果、3つのフィードバックループが
形成されて輝度信号中に残存するカラーバースト成分が
十分に抑制され、精度の良いYC信号分離自動調整回路
が得られる。
【0014】
【実施例】以下、本発明のYC信号分離自動調整回路に
ついて図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例
を示しており、同図において、図13に示される従来回
路の構成と対応する部分には同一符号を付している。
【0015】入力端子1に供給された映像信号は、CC
D等の信号遅延素子5によって1H相当遅延されて遅延
映像信号となり、可変利得回路6、可変移相回路7を経
由して減算器10及び加算器11各々の一方の入力端子
に供給される。減算器10及び加算器11各々の他方の
入力端子には信号遅延素子5を経由しない映像信号が供
給される。ここで、入力端子1から、減算器10及び加
算器11各々の他方の入力端子に至る信号経路は第1信
号経路を形成する。入力端子1から、信号遅延素子5、
可変利得回路6、可変移相回路7を経由して減算器10
及び加算器11各々の一方の入力端子に至る信号経路
は、第2信号経路を形成する。減算器10は、相互の色
信号の位相が180度異なる映像信号及び遅延映像信号
を減算し、輝度信号成分を相殺して色信号を分離し、こ
れを出力端子2に出力する。加算器11は、相互の色信
号の位相が180度異なる映像信号及び遅延映像信号を
加算し、色信号を相殺して輝度信号を分離し、これを出
力端子3に出力する。輝度信号或いは色信号を十分に相
殺するためには、隣接する走査線の相関度が高いことを
前提にすれば、加算器及び減算器において、映像信号及
び遅延映像信号の振幅及び位相が一致することが重要で
ある。このために、残存バースト信号レベル検出回路2
1、第1位相検波回路22及び第2位相検波回路23
が、それぞれ設けられている。
【0016】残存バースト信号レベル検出回路21は、
分離された輝度信号中に残存するカラーバースト信号成
分のレベルを検出する。検出したレベルを利得制御信号
として利得調整手段たる可変利得回路6に供給し、カラ
ーバースト信号成分の残存レベルが抑制されるように、
加算器11に供給される遅延映像信号の振幅を調整す
る。可変利得回路6、可変移相回路7、減算器10及び
残存バースト信号レベル検出回路21によってカラーバ
ースト信号成分の残存レベルを抑制するように遅延映像
信号の振幅を調整するフィードバックループが形成され
る。
【0017】第1位相検波回路22は、映像信号及び遅
延映像信号のカラーバースト信号同士を比較し、位相差
を検出する。この位相差に応じた第1の移相制御信号を
遅延調整手段たる可変移相回路7に与え、減算器10及
び加算器11に供給される映像信号及び遅延映像信号の
位相を揃える。可変移相回路7及び第1位相検波回路2
2によって、位相制御の粗調整フィードバックループが
形成される。
【0018】第2位相検波回路23は、加算器11の出
力である輝度信号にカラーバースト信号が残ったとき
に、カラーバースト信号と残存バースト信号の位相とを
比較して位相差を検出する。この位相差に応じた第2の
移相制御信号を可変移相回路7に与え、可変移相回路7
を微調整して、加算器11の出力端子における輝度信号
中にカラーバースト信号の残存がないように、従って、
輝度信号中の色信号が十分に除去されるように遅延映像
信号の移相微調整を行う。可変移相回路7、加算器11
及び第2移相検波回路23は位相(信号遅延)制御の微
調整フィードバックループを形成する。第1位相検波回
路22及び第2位相検波回路23の夫々の出力は、加算
器24により加算されて可変移相回路7に供給される。
【0019】残存バースト信号レベル検出回路21は、
掛算器21a及びローパスフィルタ21bによって構成
することが可能である。掛算器21aは、例えば図2に
示すように、電流源Io によって駆動される二重平衡型
差動増幅器により構成され、輝度信号及び映像信号がゲ
ートを介して該差動増幅器の2つの入力端子に夫々供給
される。このゲートにはバーストゲートパルスが印加さ
れて、映像信号からカラーバースト信号が抽出される。
また、輝度信号からカラーバースト信号に相当する部分
のみが抽出されて、掛算器に入力される。前記バースト
ゲートパルスは、バーストゲートパルス生成回路(図示
せず)により生成されて端子4を介して各掛算器に供給
される。
【0020】図3は、掛算器の動作を示しており、例え
ば、映像信号のカラーバースト信号に相当する信号SA
と、輝度信号中の残存バースト信号成分に相当する信号
BがモードΙに示すように同相で存在するとき、掛算
器の出力1はIo/2よりも大きい電流となり、出力2は
Io/2より小さい電流となる。信号SA に対して信号S
B がモードIIに示すように逆相であるとき、掛算器の
出力1はIo/2より小さい電流となり、出力2はIo/2
より大きい電流となる。また、信号SB がモードIII
に示すようにバースト信号成分を残存しないとき、掛算
器の出力1及び出力2は共にIo/2の一定電流となる。
すなわち、出力1=出力2のとき、輝度信号に色信号が
ないことになる。従って、出力1及び出力2の差信号を
ローパスフィルタ21bを介して可変利得回路6に与え
ることによって輝度信号中の色信号を抑制することが可
能となる。なお、掛算器の一方の入力にはカラーバース
ト信号が与えられれば良いので、映像信号のみならず、
遅延映像信号及び色信号を用いることが可能である。
【0021】図1に示された第1実施例においては、残
存レベル検出回路21についてのみ詳細な構成の一例を
示したが、第1及び第2位相検波回路22及び23につ
いても同様の詳細な構成を考えることができる。図4に
示される第2実施例に係るYC信号分離自動調整回路
は、その一例である。
【0022】図4において、第1位相検波回路22は、
掛算器22a、90度移相器22b及びローパスフィル
タ22cによって構成される。遅延映像信号は90度移
相器22bによって搬送色信号の位相において90度遅
延され、掛算器22aの一方の入力端子に供給される。
映像信号は掛算器22aの他方の入力端子に供給され
る。掛算器22aは、図2に示すものと同様の構成のも
のを用いることが可能である。映像信号のカラーバース
ト信号と90度移相された遅延映像信号のカラーバース
ト信号が図示しないリミッタによって波形整形された後
掛算される。掛算出力はローパスフィルタ22cによっ
て平滑される。映像信号及び遅延映像信号の位相が等し
いときは、掛算器の出力1及び出力2の平均値が等しく
なる。遅延映像信号に対し、映像信号が遅れると、掛算
器の出力1の平均値が減少し、出力2の平均値が増加す
る。遅延映像信号に対し、映像信号が進むと、掛算器の
出力1の平均値が増加し、出力2の平均値が減少する。
これ等2つの出力の平均値の差信号をローパスフィルタ
22に与えて第1の移相制御信号が得られる。第1の移
相制御信号は加算器24を介して可変移相回路7に与え
られ、可変移相回路7において遅延映像信号の位相が調
整される。
【0023】第2位相検波回路23は、掛算器23a、
90度移相器23b及びローパスフィルタ23cによっ
て構成される。遅延映像信号は90度移相器22bによ
って搬送色信号の位相において90度遅延され、掛算器
23aの一方の入力端子に供給される。輝度信号は掛算
器23aの他方の入力端子に供給される。掛算器23a
は、図2に示すものと同様の構成のものを用いることが
可能である。輝度信号中に残存したカラーバースト信号
と90度移相された遅延映像信号のカラーバースト信号
が図示しないリミッタによって波形整形された後掛算さ
れる。掛算出力はローパスフィルタ23cによって平滑
される。輝度信号中に色信号がない場合には、掛算器の
出力1及び出力2の平均値が等しくなる。遅延映像信号
に対して映像信号が遅れることにより輝度信号中に色信
号が残ると、掛算器の出力1の平均値が減少し、出力2
の平均値が増加する。遅延映像信号に対し、映像信号が
進んで輝度信号中に色信号が残ると、掛算器の出力1の
平均値が増加し、出力2の平均値が減少する。これ等2
つの出力の平均値の差信号をローパスフィルタ23cに
与えて第2移相制御信号が得られる。第2移相制御信号
は加算器24を介して可変移相回路7に与えられ、可変
移相回路7において遅延映像信号の位相が微調整され
る。
【0024】第1位相検波回路が遅延映像信号と非遅延
映像信号のバースト信号同士の位相を検波するのに対
し、第2位相検波回路では、基準信号(バースト信号)
と加算器11から得られる微分値との位相検波となって
おり、検波する基準軸が異なっている。このため、第1
の位相検波と第2の位相検波とを併用することにより、
より精度の高い位相検波が実現可能となる。
【0025】次に、この発明の第3実施例に係るYC信
号分離自動調整回路について図5を参照しつつ詳細に説
明する。
【0026】この第3実施例に係る調整回路は、第2実
施例における第1及び第2位相検波回路の90度位相器
22bと23bと、ローパスフィルタ22c及び23c
を夫々1つずつで兼用するように構成したものである。
図5において、第1位相検波回路22は、掛算器22
a,90度位相器22b及びローパスフィルタ22cよ
り構成されており、第2位相検波回路23は、掛算器2
3a,90度位相器22b及びローパスフィルタ22c
より構成されている。掛算器22a及び23aの具体的
な構成としては、図2に示されたものと同様の構成のも
のを用いることができる。
【0027】第3実施例に係る調整回路の動作について
図5を参照して説明する。可変位相回路7により出力さ
れた遅延映像信号は、90度位相器22bに供給され、
ここで位相色信号の位相により90度遅延され、掛算器
22a及び23aの夫々一方の入力端子に供給される。
【0028】第1位相検波回路22の掛算器22aは、
図4に示された第2実施例の掛算器22aと同じ動作を
行ない、また、第2位相検波回路23の掛算器23aも
図4に示された第2実施例の掛算器23aと同じ動作を
行なっている。
【0029】掛算器22a及び23aの出力は、ローパ
スフィルタ22cへ夫々供給されて平滑される。このロ
ーパスフィルタ22cは、第1位相検波回路22の構成
要素の1つとして機能するときは第1位相制御信号を可
変位相回路7に供給し、ローパスフィルタ22cが第2
位相検波回路23の構成要素の1つとして機能するとき
は第2位相制御信号を可変位相回路7へ供給する。可変
位相回路7は、第1又は第2位相制御信号に応じて遅延
映像信号を調整又は微調整することになる。
【0030】次に、この発明の第4実施例に係る調整回
路について図6を参照しながら説明する。この第4実施
例の調整回路は、残存レベル検出回路21,第1位相検
波回路22及び第2位相検波回路23等の構成は図1に
示す第1実施例の調整回路と同一のものを有している
が、第1及び第2位相検波回路22及び23の90度位
相器の入力が減算器10の出力である点が第1ないし第
3実施例に係る調整回路と異なっている。従って、第4
実施例の調整回路は、これまでの実施例の調整回路のよ
うに遅延映像信号を入力して信号処理を行なうのではな
く、減算器10の出力である色信号を入力して、この色
信号の位相を90度シフトさせて掛算器に供給して入力
された映像信号及び輝度信号の間で夫々別個に乗算を行
ない、遅延映像信号の振幅を粗調整及び微調整してい
る。
【0031】図7は、図6に示された第4実施例の調整
回路のより詳細な構成としての第5実施例に係る調整回
路を示している。この第5実施例の調整回路は、図4に
示される第2実施例の調整回路に対応するものであり、
90度位相器22b及び23bの入力が、図6と同様に
減算器10の出力側により供給されている点が図4の調
整回路と異なっている。従って、90度位相器22b及
び23bは、可変位相回路7の出力する遅延映像信号で
なく、減算器10の出力する色信号を夫々90度シフト
させている。その他の構成及び動作は、図4の調整回路
と同様であるので重複する説明を省略する。
【0032】次に、図8はこの発明の第6実施例に係る
調整回路の構成を示している。第6実施例は、第4実施
例の詳細な構成例の1つであり、図5に示される第3実
施例に対応している。図5に示される調整回路は、可変
移相制御回路7より出力される遅延映像信号の位相を9
0度シフトさせているのに対して、図8に示されるこの
第6実施例の調整回路は減算器10の出力する色信号の
位相を90度シフトさせている。その他の構成及び動作
は図5の調整回路と同様であるので重複する説明は省略
する。
【0033】なお、図1ないし図5に示す第1ないし第
3実施例による調整回路は、第1及び第2の位相検波回
路22及び23の90度移相器22b及び23bの入力
が、ともに可変移相回路7の出力であった。また、図6
ないし図8に示す第4ないし第6実施例による調整回路
の第1及び第2位相検波回路22及び23の90度移相
器22b及び23bは、共に減算器10の出力を入力し
ていた。しかし、この発明はこのような構成に限定され
ず、第1及び第2位相検波回路22及び23の夫々の9
0度移相器の入力が異なる構成要素から供給されていて
もよい。
【0034】例えば、図9に示す第7実施例のように、
第1位相検波回路22の90度移相器には、第1ないし
第3実施例と同じように可変移相回路7の出力する遅延
映像信号が供給され、また第2位相検波回路23の90
度移相器には、第4ないし第6実施例と同様に、減算器
10の出力する色信号が供給されている。その他の構成
及び動作は従前の実施例と同様であるので重複説明を省
略する。
【0035】図10は、図9に示された第7実施例の具
体的な構成例としての第8実施例に係る調整回路を示し
ている。この第8実施例による調整回路は、図4に示さ
れる第2実施例の調整回路及び図7に示す第4実施例の
調整回路と略同一の構成を有しているが、夫々の90度
移相器22b及び23bの入力が異なっている。すなわ
ち、第1位相検波回路22の90度移相器22bは、可
変移相回路7の出力する遅延映像信号を入力している
が、第2位相検波回路23の90度移相器23bは、減
算器10の出力する色信号を入力している。その他の構
成については図4及び図7の夫々の調整回路と同じであ
るので重複説明を省略する。
【0036】なお、この第7実施例の調整回路の系列に
おいては、図5及び図8に相当する具体的構成例として
の実施例は提案することができない。その理由は、これ
らの実施例においては、1つの90度移相器が第1及び
第2位相検波回路の夫々の90度移相器を兼ねているか
らである。
【0037】図11及び図12は、図9及び図10に夫
々示された第7及び第8実施例の変形例としての第9及
び第10実施例に係るYC信号分離自動調整回路をそれ
ぞれ示すブロック図である。
【0038】図9及び図10の調整回路においては、第
1位相検波回路22が可変移相回路7より出力される遅
延映像信号を受入れ、また、第2位相検波回路23が減
算器10より出力される色信号を受入れている。これに
対して図11及び図12に示される第9及び第10実施
例においては、第1位相検波回路22が減算器10より
出力される色信号を受入れ、また、第2位相検波回路2
3が可変移相回路7より出力される遅延映像信号を受入
れている。その他の構成及び動作は従前の実施例と同様
であるので重複説明を省略する。
【0039】以上の幾つかの変形例のように、第2位相
検波器23の基準信号となるカラーバースト信号を得る
ために、遅延映像信号に代えて、映像信号を用いること
ができる。また、図1と対応する部分に同一符号が付さ
れている他の実施例に示されるように減算器10の出力
である分離された色信号のカラーバースト信号部分を第
2位相検波器23の基準信号として用いることができ
る。また、デジタル回路によって上記回路を構成した場
合には、搬送色信号に同期しているシステムクロック信
号を上記基準信号として使用することが可能である。
【0040】こうして、加算器11から出力される輝度
信号と基準信号(バースト信号)とを比較し、輝度信号
中に残存する色信号成分がなくなるように、可変利得回
路、可変移相回路を制御するので、精度の良いYC信号
分離自動調整回路を得ることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明のYC分離自
動調整回路によれば、クシ形フィルタの加算器の出力に
残存するカラーバースト信号成分を十分に抑制できるよ
うに、映像信号の遅延経路及び非遅延経路間に1つのレ
ベルフィードバックループ、粗調整位相フィードバック
ループ、微調整位相フィードバックループの3つのルー
プが形成されているので、輝度信号のクロストーク成分
を可及的に抑制する高精度のYC信号分離自動調整回路
を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係るYC信号分離自動
調整回路の実施例を示すブロック図である。
【図2】この発明の全実施例に用いられる掛算器の構成
を示す回路図である。
【図3】図2に示される掛算器の動作を説明するための
信号波形図である。
【図4】図1の回路の具体例としての第2実施例による
YC信号分離自動調整回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図1の回路の異なる具体例としての第3実施例
によるYC信号分離自動調整回路の構成を示すブロック
図である。
【図6】図1の回路の異なる具体例としての第3実施例
によるYC信号分離自動調整回路の構成を示すブロック
図である。
【図7】図6の回路の具体例としての第5実施利による
YC信号分離自動調整回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】図6の回路の他の具体例としての第6実施例に
よるYC信号分離自動調整回路の構成を示すブロック図
である。
【図9】図1及び図6の回路に対応する他の構成を有す
る第7実施例に係るYC信号分離自動調整回路の構成を
示すブロック図である。
【図10】図9の回路の具体例としての第8実施例に係
るYC信号分離自動調整回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図11】図1,図6及び図9の回路に対応する他の構
成を有する第9実施例に係るYC信号分離自動調整回路
の構成を示すブロック図である。
【図12】図11の回路の具体例としての第10実施例
に係るYC信号分離自動調整回路の構成を示すブロック
図である。
【図13】従来のYC信号分離自動調整回路の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】 5 遅延素子 6 可変利得回路 7 可変移相回路 10 減算器 11 加算器 21 残存バースト信号レベル検出回路 22 第1位相検波回路 23 第2位相検波回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を伝送する第1信号経路と;前記
    映像信号を所定時間遅延させて遅延映像信号を出力する
    遅延素子と、前記遅延映像信号の利得を変化させる可変
    利得回路と、前記遅延映像信号の位相を変化させる可変
    位相回路と、を含み、かつ、前記遅延映像信号を伝送す
    る第2信号経路と;前記第1信号経路を経由した前記映
    像信号と、前記第2信号経路を経由した前記遅延映像信
    号と、を減算して色信号を得る減算器と;前記第1信号
    経路を経由した前記映像信号と、前記第2信号経路経由
    した前記遅延映像信号と、を加算して輝度信号を得る加
    算器と;前記映像信号に含まれるカラーバースト信号と
    同位相を有する基準カラーバースト信号を生成する基準
    カラーバースト信号発生手段と;前記映像信号と前記輝
    度信号とを受入れて、前記基準カラーバースト信号によ
    り前記輝度信号に含まれるカラーバースト信号成分を同
    期検波し、前記輝度信号中に残存するカラーバースト信
    号成分のレベルに応じたレベル制御信号を生成する残存
    バースト信号レベル検出回路と;前記映像信号と前記遅
    延映像信号とを受入れて、前記基準カラーバースト信号
    により前記映像信号及び前記遅延映像信号それぞれのカ
    ラーバースト信号成分を位相検波し、カラーバースト信
    号成分相互間の位相差に応じた第1移相制御信号を生成
    する第1位相検波回路と;前記輝度信号と前記遅延映像
    信号とを受入れて、前記基準カラーバースト信号により
    前記遅延映像信号及び前記輝度信号中に残存するカラー
    バースト信号成分を位相検波し、カラーバースト信号分
    相互間の位相差に応じた第2位相制御信号を生成する第
    2位相検波回路と;前記残存バースト信号レベル検出回
    路より供給される前記レベル制御信号に応答して前記第
    1及び第2の信号経路相互間の利得を調整するために前
    記第2信号経路中に設けられた可変利得回路と;そして
    前記第1及び第2位相検波回路より供給される前記第1
    及び第2位相制御信号に応答して、前記第1及び第2信
    号経路における相互間の遅延を調整するために前記第2
    信号経路中に設けられた可変移相回路と;を備えるYC
    信号分離自動調整回路。
  2. 【請求項2】映像信号を伝送する第1信号経路と;前記
    映像信号を所定時間遅延させて遅延映像信号を出力する
    遅延素子と、前記遅延映像信号の利得を変化させる可変
    利得回路と、前記遅延映像信号の位相を変化させる可変
    移相回路と、を含み、かつ、前記遅延映像信号を伝送す
    る第2信号経路と;前記第1信号経路を経由した前記映
    像信号と、前記第2信号経路を経由した前記遅延映像信
    号と、を減算して色信号を得る減算器と;前記第1信号
    経路を経由した前記映像信号と、前記第2信号経路を経
    由した前記遅延映像信号と、を加算して輝度信号を得る
    加算器と;前記映像信号に含まれるカラーバースト信号
    と同位相を有する基準カラーバースト信号を生成する基
    準カラーバースト信号発生手段と;前記映像信号と前記
    輝度信号とを受入れて、前記基準カラーバースト信号に
    より前記輝度信号に含まれるカラーバースト信号成分を
    同期検波し、前記輝度信号中に残存するカラーバースト
    信号成分のレベルに応じたレベル制御信号を生成する残
    存バースト信号レベル検出回路と;前記映像信号と前記
    減算器より出力される前記色信号とを受入れて、前記基
    準カラーバースト信号により前記映像信号及び前記色信
    号それぞれのカラーバースト信号成分を位相検波して、
    カラーバースト信号成分相互間の位相差に応じた第1移
    相制御信号を生成する第1位相検波回路と;前記輝度信
    号と前記色信号とを受入れて、前記基準カラーバースト
    信号により前記色信号及び前記輝度信号中に残存するカ
    ラーバースト信号成分を位相検波して、カラーバースト
    信号成分相互間の位相差に応じた第2移相制御信号を生
    成する第2位相検波回路と;前記残存バースト信号レベ
    ル検出回路より供給される前記レベル制御信号に応答し
    て前記第1及び第2信号経路相互間の利得を調整するた
    めに前記第2信号経路中に設けられた前記可変利得回路
    と;そして前記第1及び第2位相検波回路より供給され
    る前記第1及び第2移相制御信号に応答して前記第1及
    び第2信号経路相互間の遅延を調整するために前記第2
    信号経路中に設けられた前記可変移相回路と;を備える
    YC信号分離自動調整回路。
  3. 【請求項3】映像信号を伝送する第1信号経路と;前記
    映像信号を所定時間遅延させて遅延映像信号を出力する
    遅延素子と、前記遅延映像信号の利得を変化させる可変
    利得回路と、前記遅延映像信号の位相を変化させる可変
    移相回路と、を含み、かつ、前記遅延映像信号を伝送す
    る第2信号経路と;前記第1信号経路を経由した前記映
    像信号と、前記第2信号経路を経由した前記遅延映像信
    号と、を減算して色信号を得る減算器と;前記第1信号
    経路を経由した前記映像信号と、前記第2信号経路を経
    由した前記遅延映像信号と、を加算して輝度信号を得る
    加算器と;前記映像信号に含まれるカラーバースト信号
    と同位相を有する基準カラーバースト信号を生成する基
    準カラーバースト信号発生手段と;前記映像信号と前記
    輝度信号とを受入れて、前記基準カラーバースト信号に
    より前記輝度信号に含まれるカラーバースト信号成分を
    同期検波し、前記輝度信号中に残存するカラーバースト
    信号成分のレベルに応じたレベル制御信号を生成する残
    存バースト信号レベル検出回路と;前記映像信号と前記
    遅延映像信号とを受入れて、前記基準カラーバースト信
    号により前記映像信号及び前記遅延映像信号それぞれの
    カラーバースト信号成分を位相検波し、カラーバースト
    信号成分相互間の位相差に応じた第1移相制御信号を生
    成する第1位相検波回路と;前記輝度信号と前記減算器
    より出力される前記色信号とを受入れて、前記基準カラ
    ーバースト信号により前記色信号及び前記輝度信号中に
    残存するカラーバースト信号成分を位相検波して、カラ
    ーバースト信号成分相互間の位相差に応じた2移相制御
    信号を生成する第2位相検波回路と;前記残存バースト
    信号レベル検出回路より供給される前記レベル制御信号
    に応答して前記第1及び第2信号経路相互間の利得を調
    整するために前記第2信号経路中に設けられた前記可変
    利得回路と;そして前記第1及び第2位相検波回路より
    供給される前記第1及び第2移相制御信号に応答して前
    記第1及び第2信号経路相互間の遅延を調整するために
    前記第2信号経路中に設けられた前記可変移相回路と;
    を備えるYC信号分離自動調整回路。
  4. 【請求項4】映像信号を伝送する第1信号経路と;前記
    映像信号を所定時間遅延させて遅延映像信号を出力する
    遅延素子と、前記遅延映像信号の利得を変化させる可変
    利得回路と、前記遅延映像信号の位相を変化させる可変
    移相回路と、を含み、かつ、前記遅延映像信号を伝送す
    る第2信号経路と;前記第1信号経路を経由した前記映
    像信号と、前記第2信号経路を経由した前記遅延映像信
    号と、を減算して色信号を得る減算器と;前記第1信号
    経路を経由した前記映像信号と、前記第2信号経路を経
    由した前記遅延映像信号と、を加算して輝度信号を得る
    加算器と;前記映像信号に含まれるカラーバースト信号
    と同位相を有する基準カラーバースト信号を生成する基
    準カラーバースト信号発生手段と;前記映像信号と前記
    輝度信号とを受入れて、前記基準カラーバースト信号に
    より前記輝度信号に含まれるカラーバースト信号成分を
    同期検波し、前記輝度信号中に残存するカラーバースト
    信号成分のレベルに応じたレベル制御信号を生成する残
    存バースト信号レベル検出回路と;前記映像信号と前記
    減算器の出力する前記色信号とを受入れて、前記基準カ
    ラーバースト信号により前記映像信号及び前記色信号そ
    れぞれのカラーバースト信号成分を位相検波して、カラ
    ーバースト信号成分相互間の位相に応じた第1移相制御
    信号を生成する第1位相検波回路と;前記輝度信号と前
    記遅延映像信号とを受入れて、前記基準バースト信号に
    より前記遅延映像信号及びぜ前記輝度信号中に残存する
    カラーバースト信号成分を位相検波し、カラーバースト
    信号成分相互間の位相差に応じた第2移相制御信号を生
    成する第2位相検波回路と;前記残存バースト信号レベ
    ル検出回路より供給される前記レベル制御信号に応答し
    て前記第1及び第2信号経路相互間の利得を調整するた
    めに前記第2信号経路中に設けられた前記可変利得回路
    と;そして前記第1及び第2位相検波回路より供給され
    る前記第1及び第2移相制御信号に応答して前記第1及
    び第2信号経路相互間の遅延を調整するために前記第2
    信号経路中に設けられた前記可変移相回路と;を備える
    YC信号分離自動調整回路。
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WO2005022928A1 (ja) * 2003-08-29 2005-03-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 映像信号処理回路、映像信号表示装置、及び映像信号記録装置

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