JPH06335014A - デジタル位相補正回路 - Google Patents

デジタル位相補正回路

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JPH06335014A
JPH06335014A JP5119734A JP11973493A JPH06335014A JP H06335014 A JPH06335014 A JP H06335014A JP 5119734 A JP5119734 A JP 5119734A JP 11973493 A JP11973493 A JP 11973493A JP H06335014 A JPH06335014 A JP H06335014A
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JP
Japan
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data
output
phase
color difference
correction
Prior art date
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Pending
Application number
JP5119734A
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English (en)
Inventor
Hisao Morita
久雄 森田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5119734A priority Critical patent/JPH06335014A/ja
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  • Color Television Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、デジタル位相補正回路に関するも
ので、2種類の似通った補正を1度に補正することで、
画質劣化が少なく、また回路の冗長度を小さくすること
を目的とする。 【構成】 色差信号R−Yと色差信号B−Yとをデータ
クロック毎に多重した色差データを入力とし、2クロッ
クの遅延を行う2段のフリップフロップ10と、色差デ
ータとフリップフロップ10の出力を入力とし、色差デ
ータからフリップフロップ出力を減算して差分データを
出力する減算器11と、位相データ1を入力とし、係数
γを掛ける第1の係数器12と、位相データ2と第1の
係数器12の出力を加えて移相量を出力する第1の加算
器13と、差分データと移相量とを乗算する乗算器14
と、乗算器14の出力を入力し係数βを掛けて補正デー
タを出力する第2の係数器15と、フリップフロップ1
2の出力と、補正データとを加える第2の加算器16に
より構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルカラーテレ
ビジョン受信機におけるデジタル位相補正回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビ受像器の高画質化や多機能
化にともない、テレビの信号処理におけるディジタル化
の傾向が強まっており、画質に大きな影響を及ぼすデジ
タル映像信号の水平方向の表示位相のずれを補正する、
デジタル位相補正回路が重要視されている。
【0003】以下に、図2を用いて従来のデジタル位相
補正回路を説明する。図2は、従来のデジタル位相補正
回路の構成を示すものである。
【0004】図2において、20は色差データaを入力
として、2クロック分信号を遅延させて遅延データ1を
出力する、第1の2段フリップフロップである。21は
色差データaから遅延データ1を減算し差分データ1を
出力する、第1の減算器である。22は色差データa水
平同期パルスと(以下Hパルスと記す)との位相のずれ
を示し0または1の値をとる位相データ1と差分データ
1を掛け合わせる第1の乗算器である。23は第1の乗
算器の出力を入力し1/2の値をとる係数αを掛け合わ
せて補正データ1を出力する第1の係数器である。
【0005】24は補正データ1と遅延データ1とを加
えて色差データbを出力する第1の加算器である。25
は色差データbを入力し、2クロック分信号を遅延させ
て遅延データ2を出力する、第2の2段フリップフロッ
プである。26は色差データbから遅延データ2を減算
し差分データ2を出力する、第2の減算器である。27
はデータクロックとアナログHシンクとの位相のずれを
示し0〜15の値をとる位相データ2と差分データ2を
掛け合わせる第2の乗算器である。28は第2の乗算器
の出力を入力し1/32の値をとる係数βを掛け合わせ
て補正データ2を出力する第2の係数器である。29は
補正データ2と遅延データ2とを加えて色差データ出力
を出力する第2の加算器である。
【0006】次に、図3を用いて色差データとHパルス
の位相のずれを示す位相データ1と、データクロックと
アナログHシンクの位相のずれを示す位相データ2につ
いて説明する。図3に示すように、位相データ1は、色
差データがRーY信号のタイミングでHパルス(1)が
入力された場合、0となり、逆にHパルス(2)のよう
に、BーY信号の場合は1となる。位相データ2は、デ
ータクロックの立ち下がりから次の立ち下がりの間を1
6分割し、アナログHシンクの立ち下がりが、データク
ロックの立ち下がりからどれだけ遅れて現れるかを測定
することにより得ている。したがって、データクロック
の立ち下がりとアナログHシンクの立ち下がりが一致し
た場合は、位相データ2は0となり、データクロックの
立ち下がりよりクロック周期の16分の1だけ早く、ア
ナログHシンクの立ち下がり現れれば、15という値に
なる。
【0007】以上のように構成されたデジタル位相補正
回路について、以下図2、図4を用いてデジタル位相補
正の原理及び回路動作について説明する。まず、図2で
示すように色差データaは、第1の2段フリップフロッ
プ20を通り2クロック遅れて遅延データ1となる。色
差データaと遅延データ1は、減算器21に入力され、
遅延データ1と色差データaとの差である、差分データ
1を出力する。補正データ1は、遅延データ1と色差デ
ータaとの間の差分データ1に対して、位相データ1を
掛け合わされた後、係数器1で係数αを掛けることによ
り得ている。また、この係数αは位相データ1の変化幅
の2倍の逆数、すなわち、位相データ1が0〜1の間で
変化するので1/2なる値を有している。したがって、
補正データ1は、位相データ1が0の場合は、0とな
り、結果的に遅延データ1に対して位相補正は行わない
ことになる。そして、位相データ1が1の場合は、差分
データ1の1/2の値が補正データ1となり、色差デー
タbは、遅延データ1と補正データ1を加算器24で足
し合わされて、遅延データ1と色差データaとの中点に
相当する点に補正される。図4はこのようすを示したも
のである。
【0008】次に色差データbは、第2の2段フリップ
フロップ25を通り2クロック遅れて遅延データ2とな
る。色差データbと遅延データ2は、減算器26に入力
され、遅延データ2と色差データbとの差である、差分
データ2を出力する。補正データ2は、前記した色差デ
ータとHパルス系の位相補正のときと同様、遅延データ
2と色差データbとの間の差分データ2に対して、位相
データ2を掛け合わされた後、係数器2で係数βを掛け
ることにより得ている。また、この係数βは位相データ
2の変化幅の2倍の逆数、すなわち、位相データ2が0
〜15の変化幅を持つので1/32となる値を有してい
る。その結果、補正データ2は、遅延データ2から1ク
ロック先までの点の間をデータクロックの16分の1分
解能で補正できるような信号となる。そして最後に、ー
第2の加算器29で遅延データ2と補正データ2とを足
し合わすことによって、色差データは位相補正され、最
終出力色差データ出力となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、クロックとアナログHシンク、色差データ位
相とHパルスの2種類の補正を個々の補正について別々
の回路で行っており、回路の冗長性が高くなっている。
また、2回に分けて補正を行うため、画質劣化の面でも
不利なものとなっていた。
【0010】本発明は上記のような問題点を考慮してな
されたもので、2種類の似通った補正を1度に補正する
ことで、画質劣化が少なく、また回路の冗長度を小さく
するように考慮したデジタル位相補正回路を提供しよう
とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のデジタル位相補正回路は、色差信号R−
Yと色差信号B−Yとをデータクロック毎に多重した色
差データを入力とし、2クロック分の遅延を行う2段の
フリップフロップと、色差データとフリップフロップの
出力を入力とし、色差データからフリップフロップ出力
を減算して差分データを出力する減算器と、第1の位相
データを入力とし、係数γを掛ける第1の係数器と、第
2の位相データと第1の係数器の出力を加えて移相量を
出力する第1の加算器と、差分データと移相量とを乗算
する乗算器と、乗算器の出力を入力し係数βを掛けて補
正データを出力する第2の係数器と、フリップフロップ
の出力と、補正データとを加える第2の加算器により構
成される。
【0012】
【作用】本発明は上記した構成によって、補正データを
出力する乗算器に対する入力である移相量を得るため
に、色差データとHパルスとのデータ位相の差を示す第
1の位相データと、データクロックとアナログHシンク
との位相のずれを示す第2の位相データに第1の位相デ
ータとの相対係数γを掛けた結果とを加えている。この
結果、2つの補正を1つの回路で同時に行い、画質劣化
を少なくでき、また回路規模の削減も可能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例のデジタル位相補正
回路を図1によって説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例におけるデジタル
位相補正回路の構成を示すものである。図1において、
10は色差データaを入力として、2クロック分信号を
遅延させ、遅延データを出力する、2段フリップフロッ
プである。11は色差データaから2段フリップフロッ
プの出力信号を減算し差分データを得る減算器である。
12は色差データaとHパルスとのデータ位相の差を示
す位相データ1を入力とし、16の値をとる係数γを掛
ける第1の係数器である。
【0015】13は0〜15までの値をとるデータクロ
ックとアナログHシンクとの位相のずれを示す位相デー
タ2と、第1の係数器の出力を入力し加えて、移相量を
出力する第1の加算器である。14は第1の加算器の出
力と、差分データとを掛け合わせる乗算器である。15
は乗算器の出力に1/32の係数βを掛ける第2の係数
器である。16は遅延データと第2の係数器の出力を足
し合わせて色差データ出力の出力する第2の加算器であ
る。
【0016】以上のように構成されたデジタル位相補正
回路について、以下図1を用いてデジタル位相補正回路
の動作について説明する。
【0017】まず、色差データaは、2段フリップフロ
ップ10を通り2クロック遅れて遅延データとなる。色
差データaと遅延データは、減算器11に入力され、遅
延データと色差データaとの差である、差分データを出
力する。位相データ1は位相データ2と比べて、相対的
に16倍の大きさとなっているので、係数γ(=16)
を係数器12で掛けてから、位相データ2と加えること
により、移相量を得ている。補正データは、まず差分デ
ータと移相量を乗算器14で掛け合わせ、係数器15で
1/32を掛けることにより得ている。色差データ出力
は、遅延データと補正データを足し合わせて得ている。
【0018】以上のように本実施例によれば、補正デー
タを出力する乗算器に対する入力である移相量を得るた
めに、データクロックとアナログHシンクとの位相のず
れを示す位相データ2と色差データとHパルスとのデー
タ位相の差を示す位相データ1に位相データ2との相対
係数γを掛けた結果とを加えてことにより、2つの補正
を1つの回路で同時に行い、画質劣化を少なくでき、ま
た回路規模の削減も可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明は、補正データを
出力する乗算器に対する入力である移相量を得るため
に、データクロックとアナログHシンクとの位相のずれ
を示す位相データ2と色差データとHパルスとのデータ
位相の差を示す位相データ1に位相データ2との相対係
数γを掛けた結果とを加えてことにより、2つの補正を
1つの回路で同時に行い、画質劣化を少なくでき、また
回路規模の削減も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるデジタル位相補正回路
を示すブロック図
【図2】従来のデジタル位相補正回路を示すブロック図
【図3】位相データ1と位相データ2の定義を示す説明
【図4】補正データの生成を示す動作説明図
【符号の説明】
10 2段フリップフロップ 11 減算器 12 第1の係数器 13 第1の加算器 14 乗算器 15 第2の係数器 16 第2の加算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色差信号R−Yと色差信号B−Yとをデ
    ータクロック毎に多重した色差データを入力とし、2ク
    ロック分の遅延を行う2段のフリップフロップと、前記
    色差データから前記フリップフロップの出力を減算して
    差分データを出力する減算器と、第1の位相データを入
    力とし、係数γを掛ける第1の係数器と、第2の位相デ
    ータと前記第1の係数器の出力を加えて移相量を出力す
    る第1の加算器と、前記差分データと前記移相量とを乗
    算する乗算器と、前記乗算器の出力を入力し係数βを掛
    けて補正データを出力する第2の係数器と、前記フリッ
    プフロップの出力と前記補正データとを加え色差信号出
    力を出力する第2の加算器とを設えることを特徴とす
    る、デジタル位相補正回路。
JP5119734A 1993-05-21 1993-05-21 デジタル位相補正回路 Pending JPH06335014A (ja)

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