JPH11308632A - 色復調回路 - Google Patents
色復調回路Info
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- JPH11308632A JPH11308632A JP11350598A JP11350598A JPH11308632A JP H11308632 A JPH11308632 A JP H11308632A JP 11350598 A JP11350598 A JP 11350598A JP 11350598 A JP11350598 A JP 11350598A JP H11308632 A JPH11308632 A JP H11308632A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 色復調回路において、水平同期信号とクロッ
クが非同期の場合に発生するジッタを改善する。 【解決手段】 Y/C分離手段、A/D変換器、色度増
幅手段、色度主増幅手段、バースト増幅手段、位相検波
手段、カラーキラー回路、水平遅延器、水平同期信号発
生手段、階差検知手段、補間手段、加算手段、減算手
段、VCO回路、移相手段、位相切換手段、ライン識別
手段、フリップフロップ、B−Y信号サンプリング手
段、R−Y信号サンプリング手段を有し、水平同期信号
発生手段とクロックの階差{d(n)−d(n−1)}
を求め、水平遅延器出力の傾斜{C(n−1,m)−C
(n,m)}/tから前記階差分を直線補間すること
で、時間ずれに対応した振幅補正をすることでジッタ低
減をはかるものである。
クが非同期の場合に発生するジッタを改善する。 【解決手段】 Y/C分離手段、A/D変換器、色度増
幅手段、色度主増幅手段、バースト増幅手段、位相検波
手段、カラーキラー回路、水平遅延器、水平同期信号発
生手段、階差検知手段、補間手段、加算手段、減算手
段、VCO回路、移相手段、位相切換手段、ライン識別
手段、フリップフロップ、B−Y信号サンプリング手
段、R−Y信号サンプリング手段を有し、水平同期信号
発生手段とクロックの階差{d(n)−d(n−1)}
を求め、水平遅延器出力の傾斜{C(n−1,m)−C
(n,m)}/tから前記階差分を直線補間すること
で、時間ずれに対応した振幅補正をすることでジッタ低
減をはかるものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PAL信号の色
復調回路に係わるものであり、ジッタの改良に用いるも
のである。
復調回路に係わるものであり、ジッタの改良に用いるも
のである。
【0002】
【従来の技術】図5は色差信号を復調する従来の色復調
回路を示す図であり、図において1,5,6,7は入力
端、2,3,4は出力端、10はY/C分離手段、20
は色度増幅手段、30は色度主増幅手段、40はA/D
変換器、50は水平遅延器、60は加算手段、70は減
算手段、80はB−Y信号同期検波手段、90はR−Y
信号同期検波手段、100はバースト増幅手段、110
はカラーキラー回路、120は位相検波手段、130は
ライン識別手段、140は移相手段、150はVCO回
路、160は位相切換手段、170はフリップフロッ
プ、180は水平同期信号発生手段、290,300は
D/A変換器である。
回路を示す図であり、図において1,5,6,7は入力
端、2,3,4は出力端、10はY/C分離手段、20
は色度増幅手段、30は色度主増幅手段、40はA/D
変換器、50は水平遅延器、60は加算手段、70は減
算手段、80はB−Y信号同期検波手段、90はR−Y
信号同期検波手段、100はバースト増幅手段、110
はカラーキラー回路、120は位相検波手段、130は
ライン識別手段、140は移相手段、150はVCO回
路、160は位相切換手段、170はフリップフロッ
プ、180は水平同期信号発生手段、290,300は
D/A変換器である。
【0003】この動作について説明する。入力端1より
入力されたPAL複合映像信号は、 Y/C分離手段10に
より輝度信号yと色信号cに分離される。分離された信
号yは出力端2に送られ、信号cは色度増幅手段20に
与えられる。色度増幅手段20では色信号を増幅し、こ
の信号は色度主増幅手段30およびバースト増幅手段1
00に与えられる。バースト増幅手段100では、増幅
された色信号と入力端5からのHパルスよりバースト信
号が抜き取られ、増幅される。バースト増幅手段100
出力は位相検波手段120に与えられる。位相検波手段
120では、カラー位相が検波され、カラーキラー回路
110ならびにVCO回路150,ライン識別手段13
0に与えられる。カラーキラー回路110は白黒放送受
信時に色ノイズが発生するのを防ぐため色度主増幅手段
30に制御信号を送る。色度主増幅手段30で増幅され
た色信号はA/D変換器40に与えられる。A/D変換
器40に入力されたカラー信号はデジタル信号に変換さ
れ、水平遅延器50、加算手段60、減算手段70に与
えられる。水平遅延器50では入力されたデジタル信号
は1ライン期間遅延され、加算手段60、減算手段70
に与えられる。加算手段60では1ライン差のある色信
号を加算することでU信号が出力される。減算手段70
では1ライン差のある色信号を減算することで位相反転
したV信号が出力される。VCO回路150より発生さ
れた色副搬送波信号は、移相手段140により90°移
送され、B−Y信号サンプリング手段80に与えられる
一方、位相切換手段160により色副搬送波の位相を0
゜と180゜のどちらかに切り換えられ、R−Y信号サ
ンプリング手段90に与えられる。位相切換手段160
は、入力端7からのフライバックパルスとライン識別手
段130の出力を受けたフリップフロップ170出力に
より制御される。B−Y信号サンプリング手段80で
は、90°移送された基準副搬送波の周期でサンプリン
グすることで、B−Y信号が出力される。この信号は、
D/A変換器290によりアナログ信号b−yに変換さ
れ、出力端3より出力される。R−Y信号サンプリング
手段90では、各走査線ごとに180゜反転された基準
副搬送波の周期でサンプリングすることで、R−Y信号
が出力される。この信号は、D/A変換器300により
アナログ信号rーyに変換され、出力端4より出力され
る。
入力されたPAL複合映像信号は、 Y/C分離手段10に
より輝度信号yと色信号cに分離される。分離された信
号yは出力端2に送られ、信号cは色度増幅手段20に
与えられる。色度増幅手段20では色信号を増幅し、こ
の信号は色度主増幅手段30およびバースト増幅手段1
00に与えられる。バースト増幅手段100では、増幅
された色信号と入力端5からのHパルスよりバースト信
号が抜き取られ、増幅される。バースト増幅手段100
出力は位相検波手段120に与えられる。位相検波手段
120では、カラー位相が検波され、カラーキラー回路
110ならびにVCO回路150,ライン識別手段13
0に与えられる。カラーキラー回路110は白黒放送受
信時に色ノイズが発生するのを防ぐため色度主増幅手段
30に制御信号を送る。色度主増幅手段30で増幅され
た色信号はA/D変換器40に与えられる。A/D変換
器40に入力されたカラー信号はデジタル信号に変換さ
れ、水平遅延器50、加算手段60、減算手段70に与
えられる。水平遅延器50では入力されたデジタル信号
は1ライン期間遅延され、加算手段60、減算手段70
に与えられる。加算手段60では1ライン差のある色信
号を加算することでU信号が出力される。減算手段70
では1ライン差のある色信号を減算することで位相反転
したV信号が出力される。VCO回路150より発生さ
れた色副搬送波信号は、移相手段140により90°移
送され、B−Y信号サンプリング手段80に与えられる
一方、位相切換手段160により色副搬送波の位相を0
゜と180゜のどちらかに切り換えられ、R−Y信号サ
ンプリング手段90に与えられる。位相切換手段160
は、入力端7からのフライバックパルスとライン識別手
段130の出力を受けたフリップフロップ170出力に
より制御される。B−Y信号サンプリング手段80で
は、90°移送された基準副搬送波の周期でサンプリン
グすることで、B−Y信号が出力される。この信号は、
D/A変換器290によりアナログ信号b−yに変換さ
れ、出力端3より出力される。R−Y信号サンプリング
手段90では、各走査線ごとに180゜反転された基準
副搬送波の周期でサンプリングすることで、R−Y信号
が出力される。この信号は、D/A変換器300により
アナログ信号rーyに変換され、出力端4より出力され
る。
【0004】次に従来のYC分離装置において、色信号
ジッタの発生する原因について説明する。図6は図5に
おける信号のサンプリングの状況を示している。ここで
は、画面水平方向にレベルがある時間をもって立ち上が
る場合の、サンプル画素のレベルV、水平同期信号H
S、クロックCLについて、(nー1)ラインとnライ
ンにおいて解説する。水平同期信号HSとクロックCLが
非同期の場合、例えば同色つまり同位相であるはずの
(nー1)ライン,m画素目(つまりHSの立ち上がり
からm画素目)のサンプルC(nー1,m)とnライ
ン,m画素目のサンプルC(n,m)の位相が異なると
いう状態が起こりうる。このとき、図5の加算手段60
あるいは減算手段70によってこれらを合成すると本来
抽出されるべきCの位相とは異なったものとなる。この
位相が変化する現象は、前記のようにHSとCLが非同
期のためであり、つまりランダムに起こることから、色
信号のジッタとして視認されることとなる。
ジッタの発生する原因について説明する。図6は図5に
おける信号のサンプリングの状況を示している。ここで
は、画面水平方向にレベルがある時間をもって立ち上が
る場合の、サンプル画素のレベルV、水平同期信号H
S、クロックCLについて、(nー1)ラインとnライ
ンにおいて解説する。水平同期信号HSとクロックCLが
非同期の場合、例えば同色つまり同位相であるはずの
(nー1)ライン,m画素目(つまりHSの立ち上がり
からm画素目)のサンプルC(nー1,m)とnライ
ン,m画素目のサンプルC(n,m)の位相が異なると
いう状態が起こりうる。このとき、図5の加算手段60
あるいは減算手段70によってこれらを合成すると本来
抽出されるべきCの位相とは異なったものとなる。この
位相が変化する現象は、前記のようにHSとCLが非同
期のためであり、つまりランダムに起こることから、色
信号のジッタとして視認されることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の色復調回路は、
以上のように構成されていたので、水平同期信号HSとク
ロックCLが非同期の場合にジッタが発生するという問
題点があった。
以上のように構成されていたので、水平同期信号HSとク
ロックCLが非同期の場合にジッタが発生するという問
題点があった。
【0006】この発明は以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、水平同期信号とクロックが非同
期の場合でも、ジッタが視認されにくい色復調回路を得
ることを目的とする。
ためになされたもので、水平同期信号とクロックが非同
期の場合でも、ジッタが視認されにくい色復調回路を得
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、時間ずれを検
知し、これに対応した信号振幅に補正して、等価的にジ
ッタ低減をするものである。
知し、これに対応した信号振幅に補正して、等価的にジ
ッタ低減をするものである。
【0008】この発明の第1の構成による色復調回路
は、複合映像信号を入力信号とし、これを輝度信号と色
信号に分離するY/C分離手段と、複合映像信号あるい
は分離された色信号をデジタル信号に変換するA/D変
換器と、分離された色信号を増幅する色度増幅手段と、
色度増幅手段出力をさらに増幅する色度主増幅手段と、
色度増幅手段から出力されたバースト信号を増幅するバ
ースト増幅手段と、増幅されたバースト信号からカラー
位相を検波する位相検波手段と、色度主増幅手段を制御
するカラーキラー回路と、色度主増幅手段で増幅された
色度信号を1ライン期間遅延する水平遅延器と、水平遅
延器の書き込みアドレスを初期化するための水平同期信
号を発生する水平同期信号発生手段と、水平同期信号と
クロックの階差を求めるための階差検知手段と、水平遅
延器出力の傾斜から前記階差分を直線補間する補間手段
と、少なくとも補間されたデジタル映像信号を含む複数
のデジタル映像信号を加算する加算手段と、少なくとも
補間されたデジタル映像信号を含む複数のデジタル映像
信号を減算する減算手段と、副搬送波を出力するVCO
と、色副搬送波の位相を90°移送させる移相手段と、
色副搬送波の位相を0°と180°のどちらかに切り換える
位相切換手段と、位相検波手段出力からラインを識別す
るライン識別手段と、ライン識別手段出力とフライバッ
クパルスを入力し、位相切換手段を制御するフリップフ
ロップと、前記加算手段出力と移相手段出力からB−Y
信号をサンプリングするB−Y信号サンプリング手段
と、前記減算手段出力と位相切換手段出力からR−Y信
号をサンプリングするR−Y信号サンプリング手段を設
けたものである。
は、複合映像信号を入力信号とし、これを輝度信号と色
信号に分離するY/C分離手段と、複合映像信号あるい
は分離された色信号をデジタル信号に変換するA/D変
換器と、分離された色信号を増幅する色度増幅手段と、
色度増幅手段出力をさらに増幅する色度主増幅手段と、
色度増幅手段から出力されたバースト信号を増幅するバ
ースト増幅手段と、増幅されたバースト信号からカラー
位相を検波する位相検波手段と、色度主増幅手段を制御
するカラーキラー回路と、色度主増幅手段で増幅された
色度信号を1ライン期間遅延する水平遅延器と、水平遅
延器の書き込みアドレスを初期化するための水平同期信
号を発生する水平同期信号発生手段と、水平同期信号と
クロックの階差を求めるための階差検知手段と、水平遅
延器出力の傾斜から前記階差分を直線補間する補間手段
と、少なくとも補間されたデジタル映像信号を含む複数
のデジタル映像信号を加算する加算手段と、少なくとも
補間されたデジタル映像信号を含む複数のデジタル映像
信号を減算する減算手段と、副搬送波を出力するVCO
と、色副搬送波の位相を90°移送させる移相手段と、
色副搬送波の位相を0°と180°のどちらかに切り換える
位相切換手段と、位相検波手段出力からラインを識別す
るライン識別手段と、ライン識別手段出力とフライバッ
クパルスを入力し、位相切換手段を制御するフリップフ
ロップと、前記加算手段出力と移相手段出力からB−Y
信号をサンプリングするB−Y信号サンプリング手段
と、前記減算手段出力と位相切換手段出力からR−Y信
号をサンプリングするR−Y信号サンプリング手段を設
けたものである。
【0009】また、この発明の第2の構成による色復調
回路は、水平同期信号とクロックの時間差を検知する時
間差検知手段と、時間差出力を水平走査期間記憶するメ
モリと、前記時間差信号と前記メモリ出力の差を導出す
る減算器とを設けて階差検知手段としたものである。
回路は、水平同期信号とクロックの時間差を検知する時
間差検知手段と、時間差出力を水平走査期間記憶するメ
モリと、前記時間差信号と前記メモリ出力の差を導出す
る減算器とを設けて階差検知手段としたものである。
【0010】また、この発明の第3の構成による色復調
回路は、水平走査期間遅延されたデジタル映像信号の1
クロック期間前の値を記憶する1クロック遅延器と、1
クロック遅延器の入出力の差を導出する減算器と、減算
器出力に1/t(tは1クロック期間)を乗ずる乗数器
と、乗算器の出力に階差を乗ずる乗算器と、乗算器出力
を水平走査期間遅延されたデジタル映像信号に加算する
加算器とを設けて補間手段としたものである。
回路は、水平走査期間遅延されたデジタル映像信号の1
クロック期間前の値を記憶する1クロック遅延器と、1
クロック遅延器の入出力の差を導出する減算器と、減算
器出力に1/t(tは1クロック期間)を乗ずる乗数器
と、乗算器の出力に階差を乗ずる乗算器と、乗算器出力
を水平走査期間遅延されたデジタル映像信号に加算する
加算器とを設けて補間手段としたものである。
【0011】また、この発明の第4の構成による色復調
回路は、請求項3の発明における乗算器をROMテーブ
ルにより構成するものである。
回路は、請求項3の発明における乗算器をROMテーブ
ルにより構成するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の第1の構成における色
復調回路は、Y/C分離手段、A/D変換器、色度増幅
手段、色度主増幅手段、バースト増幅手段、位相検波手
段、カラーキラー回路、水平遅延器、水平同期信号発生
手段、階差検知手段、補間手段、加算手段、減算手段、
VCO回路、移相手段、位相切換手段、ライン識別手
段、フリップフロップ、B−Y信号サンプリング手段、
R−Y信号サンプリング手段を有し、水平同期信号発生
手段とクロックの階差{d(n)−d(n−1)}を求
め、水平遅延器出力の傾斜{C(n−1,m)−C
(n,m)}/tから前記階差分を直線補間すること
で、時間ずれに対応した振幅補正をすることでジッタ低
減をはかるものである。特に以上の数式処理をソフトウ
ェアで容易に実現することができる。
復調回路は、Y/C分離手段、A/D変換器、色度増幅
手段、色度主増幅手段、バースト増幅手段、位相検波手
段、カラーキラー回路、水平遅延器、水平同期信号発生
手段、階差検知手段、補間手段、加算手段、減算手段、
VCO回路、移相手段、位相切換手段、ライン識別手
段、フリップフロップ、B−Y信号サンプリング手段、
R−Y信号サンプリング手段を有し、水平同期信号発生
手段とクロックの階差{d(n)−d(n−1)}を求
め、水平遅延器出力の傾斜{C(n−1,m)−C
(n,m)}/tから前記階差分を直線補間すること
で、時間ずれに対応した振幅補正をすることでジッタ低
減をはかるものである。特に以上の数式処理をソフトウ
ェアで容易に実現することができる。
【0013】また、この発明の第2の構成における階差
検知手段は、時間差検知手段と、時間差出力を水平走査
期間記憶するメモリと、前記時間差信号と前記メモリ出
力の差を導出する減算器とで構成することにより本発明
の回路構成を容易に実現するものである。
検知手段は、時間差検知手段と、時間差出力を水平走査
期間記憶するメモリと、前記時間差信号と前記メモリ出
力の差を導出する減算器とで構成することにより本発明
の回路構成を容易に実現するものである。
【0014】また、この発明の第3の構成における補間
手段は、1クロック遅延器と、1クロック遅延器の入出
力の差を導出する減算器と、減算器出力に1/tを乗ず
る乗数器と、乗数器の出力に階差を乗ずる乗算器と、乗
算器出力を水平走査期間遅延されたデジタル映像信号に
加算する加算器とで構成することにより本発明の回路構
成を容易に実現するものである。
手段は、1クロック遅延器と、1クロック遅延器の入出
力の差を導出する減算器と、減算器出力に1/tを乗ず
る乗数器と、乗数器の出力に階差を乗ずる乗算器と、乗
算器出力を水平走査期間遅延されたデジタル映像信号に
加算する加算器とで構成することにより本発明の回路構
成を容易に実現するものである。
【0015】また、この発明の第4の構成における補間
手段は、乗算器としてROMテーブルを用いることによ
り、本発明を安価に実現するものである。
手段は、乗算器としてROMテーブルを用いることによ
り、本発明を安価に実現するものである。
【0016】実施の形態1.図1はこの発明の実施の形
態1である色復調回路を示すブロック図である。図にお
いて、1,5,6,7は入力端、2,3,4は出力端、
10はY/C分離手段、20は色度増幅手段、30は色
度主増幅手段、40はA/D変換器、50は水平遅延
器、60は加算手段、70は減算手段、80はB−Y信
号同期検波手段、90はR−Y信号同期検波手段、10
0はバースト増幅手段、110はカラーキラー回路、1
20は位相検波手段、130はライン識別手段、140
は移相手段、150はVCO回路、160は位相切換手
段、170はフリップフロップ、180は水平同期信号
発生手段、190は補間手段、200は階差検知手段、
290,300はD/A変換器である。
態1である色復調回路を示すブロック図である。図にお
いて、1,5,6,7は入力端、2,3,4は出力端、
10はY/C分離手段、20は色度増幅手段、30は色
度主増幅手段、40はA/D変換器、50は水平遅延
器、60は加算手段、70は減算手段、80はB−Y信
号同期検波手段、90はR−Y信号同期検波手段、10
0はバースト増幅手段、110はカラーキラー回路、1
20は位相検波手段、130はライン識別手段、140
は移相手段、150はVCO回路、160は位相切換手
段、170はフリップフロップ、180は水平同期信号
発生手段、190は補間手段、200は階差検知手段、
290,300はD/A変換器である。
【0017】次に、この動作について説明する。入力端
1より入力されたPAL複合映像信号は、Y/C分離手
段10により輝度信号yと色信号cに分離される。分離
された信号yは出力端2に送られ、信号cは色度増幅手
段20に与えられる。色度増幅手段20では色信号を増
幅し、この信号は色度主増幅手段30およびバースト増
幅手段100に与えられる。バースト増幅手段100で
は、増幅された色信号と入力端5からのHパルスよりバ
ースト信号が抜き取られ、増幅される。
1より入力されたPAL複合映像信号は、Y/C分離手
段10により輝度信号yと色信号cに分離される。分離
された信号yは出力端2に送られ、信号cは色度増幅手
段20に与えられる。色度増幅手段20では色信号を増
幅し、この信号は色度主増幅手段30およびバースト増
幅手段100に与えられる。バースト増幅手段100で
は、増幅された色信号と入力端5からのHパルスよりバ
ースト信号が抜き取られ、増幅される。
【0018】バースト増幅手段100出力は位相検波手
段120に与えられる。位相検波手段120では、カラ
ー位相が検波され、カラーキラー回路110ならびにV
CO回路150,ライン識別手段130に与えられる。
カラーキラー回路110は白黒放送受信時に色ノイズが
発生するのを防ぐため色度主増幅手段30に制御信号を
送る。色度主増幅手段30で増幅された色信号はA/D
変換器40に与えられる。A/D変換器40に入力され
たカラー信号はデジタル信号に変換され、水平遅延器5
0、加算手段60、減算手段70に与えられる。
段120に与えられる。位相検波手段120では、カラ
ー位相が検波され、カラーキラー回路110ならびにV
CO回路150,ライン識別手段130に与えられる。
カラーキラー回路110は白黒放送受信時に色ノイズが
発生するのを防ぐため色度主増幅手段30に制御信号を
送る。色度主増幅手段30で増幅された色信号はA/D
変換器40に与えられる。A/D変換器40に入力され
たカラー信号はデジタル信号に変換され、水平遅延器5
0、加算手段60、減算手段70に与えられる。
【0019】水平遅延器50により1ライン分遅延され
たデジタル信号は補間手段190に与えられる。階差検
出手段200では、入力端6よりのクロックCLと水平
同期信号発生手段180により生成された水平同期信号
HSを入力として、階差{d(n)−d(n−1)}を
検出し出力する。補間手段190は、水平遅延器30に
よる入力信号より信号Cの傾斜{C(n−1,m)−C
(n,m)}/tを検知し、階差検出手段200の出力
{d(n)−d(n−1)}との積をC(n−1,m)
に加算している。
たデジタル信号は補間手段190に与えられる。階差検
出手段200では、入力端6よりのクロックCLと水平
同期信号発生手段180により生成された水平同期信号
HSを入力として、階差{d(n)−d(n−1)}を
検出し出力する。補間手段190は、水平遅延器30に
よる入力信号より信号Cの傾斜{C(n−1,m)−C
(n,m)}/tを検知し、階差検出手段200の出力
{d(n)−d(n−1)}との積をC(n−1,m)
に加算している。
【0020】補間手段190の出力は加算手段60、減
算手段70に与えられる。加算手段60では1ライン差
のある色信号を加算することでU信号が出力される。減
算手段70では1ライン差のある色信号を減算すること
で位相反転したV信号が出力される。VCO回路150
より発生された色副搬送波信号は、移相手段140によ
り90°移送され、B−Y信号サンプリング手段80に
与えられる一方、位相切換手段160により色副搬送波
の位相を0゜と180゜のどちらかに切り換えられ、R
−Y信号サンプリング手段90に与えられる。
算手段70に与えられる。加算手段60では1ライン差
のある色信号を加算することでU信号が出力される。減
算手段70では1ライン差のある色信号を減算すること
で位相反転したV信号が出力される。VCO回路150
より発生された色副搬送波信号は、移相手段140によ
り90°移送され、B−Y信号サンプリング手段80に
与えられる一方、位相切換手段160により色副搬送波
の位相を0゜と180゜のどちらかに切り換えられ、R
−Y信号サンプリング手段90に与えられる。
【0021】位相切換手段160は、入力端7からのフ
ライバックパルスとライン識別手段130の出力を受け
たフリップフロップ170出力により制御される。B−
Y信号サンプリング手段80では、90°移送された基
準副搬送波の周期でサンプリングすることで、B−Y信
号が出力される。この信号は、D/A変換器290によ
りアナログ信号b−yに変換され、出力端3より出力さ
れる。R−Y信号サンプリング手段90では、各走査線
ごとに180゜反転された基準副搬送波の周期でサンプ
リングすることで、R−Y信号が出力される。この信号
は、D/A変換器300によりアナログ信号r−yに変
換され、出力端4より出力される。
ライバックパルスとライン識別手段130の出力を受け
たフリップフロップ170出力により制御される。B−
Y信号サンプリング手段80では、90°移送された基
準副搬送波の周期でサンプリングすることで、B−Y信
号が出力される。この信号は、D/A変換器290によ
りアナログ信号b−yに変換され、出力端3より出力さ
れる。R−Y信号サンプリング手段90では、各走査線
ごとに180゜反転された基準副搬送波の周期でサンプ
リングすることで、R−Y信号が出力される。この信号
は、D/A変換器300によりアナログ信号r−yに変
換され、出力端4より出力される。
【0022】加算手段60、減算手段70に入力される
補間手段190出力は時間ずれに対応した振幅補正がさ
れているため、加算手段60、減算手段70により演算
された信号においてジッタ成分を低減できる。
補間手段190出力は時間ずれに対応した振幅補正がさ
れているため、加算手段60、減算手段70により演算
された信号においてジッタ成分を低減できる。
【0023】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2である色復調回路内の階差検知手段を示すブロック
図である。図において、210は水平同期信号とクロッ
クの時間差を検知する時間差検知手段、220は時間差
出力を水平走査期間記憶するメモリ、230は前記時間
差信号と前記メモリ出力の差を導出する減算器である。
態2である色復調回路内の階差検知手段を示すブロック
図である。図において、210は水平同期信号とクロッ
クの時間差を検知する時間差検知手段、220は時間差
出力を水平走査期間記憶するメモリ、230は前記時間
差信号と前記メモリ出力の差を導出する減算器である。
【0024】クロックCLと水平同期信号HSは時間差
検知手段210に入力され、時間差検知手段210の出
力は減算器230の一方の入力およびメモリ220に与
えられる。メモリ220出力は減算器230の他方の入
力に与えられる。
検知手段210に入力され、時間差検知手段210の出
力は減算器230の一方の入力およびメモリ220に与
えられる。メモリ220出力は減算器230の他方の入
力に与えられる。
【0025】この動作について説明する。時間差検知手
段210においては、クロックCLと水平同期信号HS
間の時間差を求める。時間差検知手段210出力d
(n)と、同出力を水平走査期間記憶するメモリ220
により1水平走査期間分遅延したメモリ220出力d
(n−1)とを減算することで、CLとHSの時間差の
ライン間における差である階差を求めることができる。
段210においては、クロックCLと水平同期信号HS
間の時間差を求める。時間差検知手段210出力d
(n)と、同出力を水平走査期間記憶するメモリ220
により1水平走査期間分遅延したメモリ220出力d
(n−1)とを減算することで、CLとHSの時間差の
ライン間における差である階差を求めることができる。
【0026】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3である色復調回路内の補間手段を示すブロック図で
ある。図において、240は水平走査期間遅延されたデ
ジタル映像信号の1クロック期間前の値を記憶する1ク
ロック遅延器、250は1クロック遅延器の入出力の差
を導出する減算器、260は減算器出力に1/t(tは
1クロック期間)を乗ずる乗数器、270は乗算器の出
力に階差を乗ずる乗算器、280は乗算器出力を水平走
査期間遅延されたデジタル映像信号に加算する加算器で
ある。
態3である色復調回路内の補間手段を示すブロック図で
ある。図において、240は水平走査期間遅延されたデ
ジタル映像信号の1クロック期間前の値を記憶する1ク
ロック遅延器、250は1クロック遅延器の入出力の差
を導出する減算器、260は減算器出力に1/t(tは
1クロック期間)を乗ずる乗数器、270は乗算器の出
力に階差を乗ずる乗算器、280は乗算器出力を水平走
査期間遅延されたデジタル映像信号に加算する加算器で
ある。
【0027】入力信号C(n−1,m)は減算器250
の一方の入力および加算器280の一方の入力に与えら
れるとともに、1クロック遅延器240に与えられる。
この1クロック遅延器240の出力C(n−1,m−
1)は減算器250の他方の入力に与えられ、減算器2
50出力は乗数器260により(1/t)倍された後、
乗算器270の一方の入力に与えられる。また、補間手
段のもう一方の入力信号d(n)−d(n−1)は乗算
器270の他方の入力に与えられる。乗算器270出力
は加算器280の他方の入力に与えられ、加算器280
出力C’は補間手段190の出力となる。
の一方の入力および加算器280の一方の入力に与えら
れるとともに、1クロック遅延器240に与えられる。
この1クロック遅延器240の出力C(n−1,m−
1)は減算器250の他方の入力に与えられ、減算器2
50出力は乗数器260により(1/t)倍された後、
乗算器270の一方の入力に与えられる。また、補間手
段のもう一方の入力信号d(n)−d(n−1)は乗算
器270の他方の入力に与えられる。乗算器270出力
は加算器280の他方の入力に与えられ、加算器280
出力C’は補間手段190の出力となる。
【0028】この動作について説明する。減算器250
では、2つの入力信号C(n−1,m)とC(n−1,
m−1)を減算し、C(n−1,m)−C(n−1,m
−1)を出力する。これを入力とする乗数器260は、
{C(n−1,m)−C(n−1,m−1)}/tを出
力する。乗算器270では信号レベルの傾斜{C(n−
1,m)C(n−1,m−1)}/tと階差d(n)−
d(n−1)を乗ずることで時間ずれに対応した振幅値
を求め、加算器280で入力信号C(n−1,m)にこ
の値を加算することで補正をしている。
では、2つの入力信号C(n−1,m)とC(n−1,
m−1)を減算し、C(n−1,m)−C(n−1,m
−1)を出力する。これを入力とする乗数器260は、
{C(n−1,m)−C(n−1,m−1)}/tを出
力する。乗算器270では信号レベルの傾斜{C(n−
1,m)C(n−1,m−1)}/tと階差d(n)−
d(n−1)を乗ずることで時間ずれに対応した振幅値
を求め、加算器280で入力信号C(n−1,m)にこ
の値を加算することで補正をしている。
【0029】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4である色復調回路内の補間手段を示すブロック図で
ある。図において、240は水平走査期間遅延されたデ
ジタル映像信号の1クロック期間前の値を記憶する1ク
ロック遅延器、250は1クロック遅延器の入出力の差
を導出する減算器、260は減算器出力に1/t(tは
1クロック期間)を乗ずる乗数器、270aは乗算器の
出力に階差を乗ずる乗算テーブルを持ったROM、28
0は乗算器出力を水平走査期間遅延されたデジタル映像
信号に加算する加算器である。
態4である色復調回路内の補間手段を示すブロック図で
ある。図において、240は水平走査期間遅延されたデ
ジタル映像信号の1クロック期間前の値を記憶する1ク
ロック遅延器、250は1クロック遅延器の入出力の差
を導出する減算器、260は減算器出力に1/t(tは
1クロック期間)を乗ずる乗数器、270aは乗算器の
出力に階差を乗ずる乗算テーブルを持ったROM、28
0は乗算器出力を水平走査期間遅延されたデジタル映像
信号に加算する加算器である。
【0030】この動作は実施の形態3における乗算器を
ROMテーブルを使うことにより実現したものである。
デジタル回路で乗算器を構成する場合、乗算器は1クロ
ック期間に例えば8ビット乗算を完了する必要があり、
高価であるが、乗算器として、番地を乗数器260の出
力と階差に割り当て、ROM値を乗算出力とすること
で、高速かつ容易に実現できる。
ROMテーブルを使うことにより実現したものである。
デジタル回路で乗算器を構成する場合、乗算器は1クロ
ック期間に例えば8ビット乗算を完了する必要があり、
高価であるが、乗算器として、番地を乗数器260の出
力と階差に割り当て、ROM値を乗算出力とすること
で、高速かつ容易に実現できる。
【0031】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0032】この発明の第1の構成である色復調回路に
よれば、色復調回路におけるクロックと水平同期信号が
非同期のとき発生するジッタを低減した色復調が実現す
る。
よれば、色復調回路におけるクロックと水平同期信号が
非同期のとき発生するジッタを低減した色復調が実現す
る。
【0033】また、この発明の第2の構成である色復調
回路によれば、階差検知手段を、水平同期信号とクロッ
クの時間差を検知する時間差検知手段と、時間差出力を
水平走査期間記憶するメモリと、前記時間差信号と前記
メモリ出力の差を導出する減算器とで構成することによ
り、この発明の回路構成を容易に実現できる。
回路によれば、階差検知手段を、水平同期信号とクロッ
クの時間差を検知する時間差検知手段と、時間差出力を
水平走査期間記憶するメモリと、前記時間差信号と前記
メモリ出力の差を導出する減算器とで構成することによ
り、この発明の回路構成を容易に実現できる。
【0034】また、この発明の第3の構成である色復調
回路によれば、補間手段を、1クロック遅延器と、1ク
ロック遅延器の入出力の差を導出する減算器と、減算器
出力に1/tを乗ずる乗算器と、乗算器の出力に階差を
乗ずる乗算器と、乗算器出力を水平走査期間遅延された
デジタル映像信号に加算する加算器とで構成することに
より、この発明の回路構成を容易に実現できる。
回路によれば、補間手段を、1クロック遅延器と、1ク
ロック遅延器の入出力の差を導出する減算器と、減算器
出力に1/tを乗ずる乗算器と、乗算器の出力に階差を
乗ずる乗算器と、乗算器出力を水平走査期間遅延された
デジタル映像信号に加算する加算器とで構成することに
より、この発明の回路構成を容易に実現できる。
【0035】また、この発明の第4の構成である色復調
回路によれば、乗算器として、ROMテーブルを用いる
ことにより、この発明を安価に実現できる。
回路によれば、乗算器として、ROMテーブルを用いる
ことにより、この発明を安価に実現できる。
【図1】 この発明の実施の形態1である色復調回路を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2である色復調回路内
の階差検知手段を示すブロック図である。
の階差検知手段を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3である色復調回路内
の補間手段を示すブロック図である。
の補間手段を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態4である色復調回路内
の補間手段を示すブロック図である。
の補間手段を示すブロック図である。
【図5】 従来の色復調回路を示すブロック図である。
【図6】 図5における信号のサンプリングの状態を示
す概念図である。
す概念図である。
1,5,6,7 入力端、2,3,4 出力端、10
Y/C分離手段、20色度増幅手段、30 色度主増幅
手段、40 A/D変換器、50 水平遅延器、60
加算手段、70 減算手段、80 B−Y信号同期検波
手段、90R−Y信号同期検波手段、100 バースト
増幅手段、110 カラーキラー回路、120 位相検
波手段、130 ライン識別手段、140 移相手段、
150 VCO回路、160 位相切換手段、170
フリップフロップ、180水平同期信号発生手段、19
0 補間手段、200 階差検知手段、210 時間差
検知手段、220 メモリ、230 減算器、240
1クロック遅延器、250 減算器、260 乗数器、
270 乗算器、270a ROM、280加算器、2
90,300 D/A変換器。
Y/C分離手段、20色度増幅手段、30 色度主増幅
手段、40 A/D変換器、50 水平遅延器、60
加算手段、70 減算手段、80 B−Y信号同期検波
手段、90R−Y信号同期検波手段、100 バースト
増幅手段、110 カラーキラー回路、120 位相検
波手段、130 ライン識別手段、140 移相手段、
150 VCO回路、160 位相切換手段、170
フリップフロップ、180水平同期信号発生手段、19
0 補間手段、200 階差検知手段、210 時間差
検知手段、220 メモリ、230 減算器、240
1クロック遅延器、250 減算器、260 乗数器、
270 乗算器、270a ROM、280加算器、2
90,300 D/A変換器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 正典 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 複合映像信号を入力信号とし、これを輝
度信号と色信号に分離するY/C分離手段と、複合映像
信号あるいは分離された色信号をデジタル信号に変換す
るA/D変換器と、分離された色信号を増幅する色度増
幅手段と、色度増幅手段出力をさらに増幅する色度主増
幅手段と、色度増幅手段から出力されたバースト信号を
増幅するバースト増幅手段と、増幅されたバースト信号
からカラー位相を検波する位相検波手段と、色度主増幅
手段を制御するカラーキラー回路と、色度主増幅手段で
増幅された色度信号を1ライン期間遅延する水平遅延器
と、水平遅延器の書き込みアドレスを初期化するための
水平同期信号を発生する水平同期信号発生手段と、水平
同期信号とクロックの階差を求めるための階差検知手段
と、水平遅延器出力の傾斜から前記階差分を直線補間す
る補間手段と、少なくとも補間されたデジタル映像信号
を含む複数のデジタル映像信号を加算する加算手段と、
少なくとも補間されたデジタル映像信号を含む複数のデ
ジタル映像信号を減算する減算手段と、副搬送波を出力
するVCO回路と、色副搬送波の位相を90°移送させ
る移相手段と、色副搬送波の位相を0゜と180゜のど
ちらかに切り換える位相切換手段と、位相検波手段出力
からラインを識別するライン識別手段と、ライン識別手
段出力とフライバックパルスを入力し、位相切換手段を
制御するフリップフロップと、前記加算手段出力と移相
手段出力からB−Y信号をサンプリングするB−Y信号
サンプリング手段と、前記減算手段出力と位相切換手段
出力からR−Y信号をサンプリングするR−Y信号サン
プリング手段とを有することを特徴とする色復調回路。 - 【請求項2】 水平同期信号とクロックの時間差を検知
する時間差検知手段と、時間差出力を水平走査期間記憶
するメモリと、前記時間差信号と前記メモリ出力の差を
導出する減算器とを備えた階差検知手段を有することを
特徴とする請求項1記載の色復調回路。 - 【請求項3】 水平走査期間遅延されたデジタル映像信
号の1クロック期間前の値を記憶する1クロック遅延器
と、1クロック遅延器の入出力の差を導出する減算器
と、減算器出力に1/t(tは1クロック期間)を乗ず
る乗数器と、乗数器の出力に階差を乗ずる乗算器と、乗
算器出力を水平走査の整数倍期間遅延されたデジタル映
像信号に加算する加算器とを備えた補間手段を有するこ
とを特徴とする請求項1記載の色復調回路。 - 【請求項4】 前記乗算器をROMテーブルにより構成
することを特徴とする請求項3記載の色復調回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11350598A JPH11308632A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 色復調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11350598A JPH11308632A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 色復調回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11308632A true JPH11308632A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14614038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11350598A Pending JPH11308632A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 色復調回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11308632A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100367805C (zh) * | 2003-11-10 | 2008-02-06 | 松下电器产业株式会社 | 颜色信号解调装置 |
US8081260B2 (en) | 2007-10-11 | 2011-12-20 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Color killer circuit |
-
1998
- 1998-04-23 JP JP11350598A patent/JPH11308632A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100367805C (zh) * | 2003-11-10 | 2008-02-06 | 松下电器产业株式会社 | 颜色信号解调装置 |
US8081260B2 (en) | 2007-10-11 | 2011-12-20 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Color killer circuit |
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