JP2686115B2 - Yc分離回路 - Google Patents

Yc分離回路

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は複合カラーテレビジョン信号から輝度信号及
び色信号を分離する輝度、色信号分離回路に関する。
(ロ) 従来の技術 複合カラーテレビジョン信号から輝度信号及び色信号
を分離する方法として、入力信号をA/D変換した後、動
きに応じてライン相関及びフレーム相関を利用する動き
適応型YC分離回路を用いることによりIDTV等のデジタル
TVにおいて画質を向上させることができ、例えば、特公
昭61−15635号公報(H04N 9/78)で提案されている。
一方、VTR再生信号のように色信号に対して輝度信号
が時間軸上で揺れており、再生時に基準となる水平同期
信号と色副搬送波信号との位相関係(fsc=455/2×fHた
だしfscは色副搬送波、fHは水平周波数)が厳密に守ら
れていない非標準信号に対して上述のフレーム相関を利
用したYC分離を行うと大きな画質劣化を招いていた。
また、IDTV等においては動き適用型YC分離の他に動き
適用型走査線補間を行っている。そして、これらの処理
は標準信号に対してはバースト信号にロックしたクロッ
ク(バーストロッククロック)をシステムクロックとし
て用いると好適に動作する。ところが、非標準信号の場
合、走査線補間はフィールド間の画素位置やライン間の
画素位置を正確に合わせる必要があり、このためには水
平周波数にロックしたクロック(Hロッククロック)を
使用しなければならない。
一方、YC分離はHロッククロックを用いると後述する
ようにドット妨害が発生するために都合が悪く、バース
トロッククロックを用いる必要がある。
以下、非標準信号受信時、YC分離をHロッククロック
で行うことによる不都合の理由を説明する。
今、第8図に示すような輝度成分のない映像信号即
ち、色副搬送波(周波数fscの正弦波)を周波数fscのH
ロッククロックでサンプリングする場合を考える。ここ
でfs=4fscとすると、前記映像信号が標準信号であれば
正確にfsc=4fscとなるが、非標準信号であればその関
係は正確に保たれずfs4fscとなる。
そして、上記サンプリングした結果は下式で与えられ
る。
今、サンプリングして得られた信号に対して、第9図
に示す2次元YC分離回路でYC分離をおこなう。尚、同図
において、(1)は信号を1水平走査期間遅延するライ
ンメモリで910クロックの遅延時間を有する。そして、
分離後の色信号(CL)は下式で示される。
ここで、 とする。
更に、輝度信号(YL)は となる。
そして、前記第8図に示した映像信号には輝度成分は
含まれないので(2)式の値は0にならなければならな
い。
しかしながら、標準信号時YL=0となるが非標準時に
はYL≠0となり、輝度信号に色信号がもれてドット妨害
が発生し、大きな画質劣化となる。
従って、従来は、「1987年テレビジョン学会全国大
会」P309〜P310に示されている如く、入力信号か標準信
号が非標準信号かを検出して標準信号の場合、バースト
ロッククロックを採用し、非標準信号の場合はシステム
として1系統のクロックで動作させるためHロッククロ
ックでシステムを動作させ、Y/C分離はこのためにアナ
ログくし型フィルタを採用せざるを得なかった。
よって、非標準信号に対しては動き適用型YC分離を行
うことができず、満足な画質が得られなかった。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 本発明は上述の点に鑑み為されたものであり、非標準
信号に対しても動き適応型のYC分離方式が利用できるYC
分離回路を提供するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、複合映像信号をA/D回路によりデジタル映
像信号に変換した後、ライン相関若しくはフレーム相関
を利用してそのライン間及びフレーム間のデジタル映像
信号の加算又は減算により輝度信号と色信号を分離する
Y(輝度信号)C(色信号)分離回路において、 ライン間及びフレーム間の前記デジタル映像信号を加
算して色信号を出力する加算回路と、 前記複合映像信号のカラーバーストにロックしたバー
ストクロックを作成するバーストロックPLLと、 前記複合映像信号の水平同期信号にロックした水平同
期クロックを作成する水平同期ロックPLLと、 前記バーストクロックを前記水平同期クロックでサン
プリングするサンプリング回路と、 前記サンプリング回路によりサンプルされたサンプリ
ング点の位相を検出する位相検出回路と、 該位相検出回路による出力とサンプリング周波数の周
波数比を検出する周波数比検出回路と、 該周波数比に応じて前記色信号の位相を補正する補正
係数を演算する補正係数演算手段と、 該補正係数を前記YC分離された色信号に乗算する乗算
回路と、 前記乗算回路で補正係数を乗算された色信号と前記デ
ジタル映像信号とを減算して輝度信号を出力する減算回
路とからなるYC分離回路である。
(ホ) 作用 本発明は非標準信号受信時、YC分離された輝度信号及
び若しくは色信号のデータに補正係数が乗算された後、
YC分離出力として出力されるため輝度信号に色信号がも
れることがない。
(ヘ) 実施例 まず、本発明の原理について説明する。
前述の(2)式において非標準時にYL=0とならない
のは(1)′式においてg(α)≠1となり、右辺が とならないからである。従って、g(α)を求めてその
逆数1/g(α)を補正係数として(1)′式の右辺に乗
ずれば となり(2)式は となる。
次に本発明の一実施例におけるYC分離回路を第1図に
示す。即ち、同図において、コンポジッット信号は2つ
のラインメモリ(1)(1)により夫々、1H及び2H遅延
され、元信号及び2H遅延信号は夫々、係数器(2)
(3)で−1/4の係数が乗ぜられ、1H遅延信号は係数器
(4)で1/2の係数が乗ぜられ加算器(5)で夫々加算
される。そして、この加算器出力は乗算器(7)に入力
され、補正係数発生部(8)で発生した補正係数が乗算
される。即ち、前記加算器(5)出力は であり、これに補正係数1/g(α)が乗算されると、 となり、これが色信号(CL)として出力される。
一方、減算器(6)において、前記ラインメモリ
(1)出力から色信号が減算され輝度信号(YL)が出力
される。
従って、色副搬送波をHロッククロックでサンプリン
グした信号fnに対して本実施例のYC分離回路で分離した
輝度信号は となり、非標準信号に対しても良好なYC分離が行える。
次に、補正係数発生部(8)の具体例を第2図に示
す。
(81)はバーストにロックした正弦波を発生させるバ
ーストロックPLL回路、(82)は水平同期信号にロック
した910fHのパルスを発生するHロックPLL回路、(83)
は前記バーストロックPLL回路(81)出力を前記Hロッ
クPLL回路(82)出力でサンプリングしてA/D変換するA/
D変換器である。
第3図にそのサンプリングの様子を示す。
即ち、黒丸がサンプリング点を示し、このサンプリン
グされたデータは位相検出手段(84)でそのデータに対
応した位相θ(n)を検出して出力する。この位相検出
手段(84)はROM等を使用しテーブルルックアップ方式
により実現できる。
そして、この位相検出手段(84)出力は周波数比検出
手段(85)へ供給される。この周波数比検出手段(85)
は前記(1)式におけるα=4fsc/fsを検出するもので
あり、第3図におけるP点及びq点の位相を検出し、 を計算することにより求めることができる。第4図にこ
の周波数比検出手段(85)の具体例を示す。(851)は
1ドット分の遅延手段であり、この遅延手段(851)の
入出力は減算器(852)で減算された後、LPF(853)で
ノイズが除去され、周波数比が検出される。
更に、この周波数比検出手段(85)出力は補正係数演
算手段(86)に供給され、補正係数γは の演算式により演算される。
ここでα1であるのでγ1となる。尚、この手段
はROM等を使用したテーブルルックアップ方式で実現さ
れる。
次に補正係数発生部の他の実施例を第5図に示す。
同図において、コンポジットビデオ信号は第1バース
トゲート回路(90)にてバースト信号が抜き取られ第1
ピーク検波回路(91)で検波され、更に第1LPF(92)で
直流化され除算回路(93)へ供給される。
一方、YC分離後の色信号(CL)が第2バーストゲート
回路(94)にてバースト信号が抜き取られ、前述と同様
に第2ピーク検波回路(95)及び第2LPF(95)を経て除
算回路(93)の他入力となる。そして、この除算回路
(93)の出力が補正係数γ=1/g(α)となる。
即ち、コンポジットビデオ信号中のバースト信号は であり、又、YC分離後の色信号中のバースト信号は となり、両者の振巾比K/Kg(α)=1/g(α)を演算す
ることにより補正係数が得られるわけである。
以上の説明はいずれも2次元YC分離についてのもので
あったが、フレーム相関を利用した3次元YC分離にも適
用できる。
即ち、前記(1)(1)′式に相当する式は次式のよ
うになる。
従って、2次元の場合と同様に補正係数γ=gF(α)
を求めることができる。
第6図は本発明を動き適用型YC分離回路に適用した例
を示し、第1図と同一の2次元YC分離回路の他にフレー
ムメモリ(10)(10)、係数器(11)(12)(13)、加
算器(14)、乗算器(15)及び減算器(16)より構成さ
れる3次元YC分離回路を備え、輝度信号(YF)及び色信
号(CF)が導出される。そして、2次元処理された各信
号とともに混合回路(17)に供給され、周知のフレーム
間差信号による動き検出部(18)の動き検出出力により
その混合比が可変され輝度信号(Y)及び色信号(C)
が導出される。
そして、補正係数発生部(8)′は2次元YC分離回路
に対する補正係数(γL)の他に3次元YC分離回路及び
動き検出部(18)に対する補正係数(γF)及び(γ
M)を発生させる。
尚、補正係数発生部(8)′は第7図に示す如く、3
個の補正係数演算部(86)(87)(88)を有するが他の
部分は1系統でよい。
(ト) 発明の効果 上述の如く本発明によれば、非標準信号に対しても動
き適応型のYC分離方式が利用できるため、非標準信号入
力時の画質が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるYC分離回路のブロッ
ク図、第2図は第1図の補正係数発生部のブロック図、
第3図はサンプリング動作を示す図、第4図は周波数比
検出手段のブロック図、第5図は補正係数発生部の他の
実施例を示すブロック図、第6図は本発明の他の実施例
におけるYC分離回路のブロック図、第7図は第6図の補
正係数発生部のブロック図である。 第8図は色副搬送波を示す図、第9図は従来のYC分離回
路のブロック図である。 (1)……ラインメモリ、(10)……フレームメモリ、 (7)(15)……乗算器、(8)(8)′……補正係数
発生部、 (17)……混合回路、(18)……動き検出部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複合映像信号をA/D回路によりデジタル映
    像信号に変換した後、ライン相関若しくはフレーム相関
    を利用してそのライン間及びフレーム間のデジタル映像
    信号の加算又は減算により輝度信号と色信号を分離する
    Y(輝度信号)C(色信号)分離回路において、 ライン間及びフレーム間の前記デジタル映像信号を加算
    して色信号を出力する加算回路と、 前記複合映像信号のカラーバーストにロックしたバース
    トクロックを作成するバーストロックPLLと、 前記複合映像信号の水平同期信号にロックした水平同期
    クロックを作成する水平同期ロックPLLと、 前記バーストクロックを前記水平同期クロックでサンプ
    リングするサンプリング回路と、 前記サンプリング回路によりサンプルされたサンプリン
    グ点の位相を検出する位相検出回路と、 該位相検出回路による出力とサンプリング周波数の周波
    数比を検出する周波数比検出回路と、 該周波数比に応じて前記色信号の位相を補正する補正係
    数を演算する補正係数演算手段と、 該補正係数を前記YC分離された色信号に乗算する乗算回
    路と、 前記乗算回路で補正係数を乗算された色信号と前記デジ
    タル映像信号とを減算して輝度信号を出力する減算回路
    とからなるYC分離回路。
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