JPH063347B2 - 原動機の手動/自動運転切替方法 - Google Patents

原動機の手動/自動運転切替方法

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JPH063347B2
JPH063347B2 JP11380288A JP11380288A JPH063347B2 JP H063347 B2 JPH063347 B2 JP H063347B2 JP 11380288 A JP11380288 A JP 11380288A JP 11380288 A JP11380288 A JP 11380288A JP H063347 B2 JPH063347 B2 JP H063347B2
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博昭 熊谷
亮壯 松本
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば布乾燥機内に布を引き取り導くための
原動機として用いられるモータの手動/自動運転切替方
法に関するものである。
〔従来技術〕
従来の布乾燥機では、布を効率良く乾燥させるために、
例えば厚み寸法の異なる布は、その端部で縫い合わされ
たり、導布を介して接続されることにより、帯状に一体
化されている。
一体化された上記布が連続的に引き取られて異なる厚み
寸法の布が乾燥機内に導かれる際、引取機に用いられて
いるモータの運転状態が自動運転制御から手動運転制御
に切り替えられる。
これは、高速運転される自動制御の状態から、ゆとりを
もって操作変更し得るような低速運転を行うことのでき
る手動制御に切り替える必要があるためである。
そして、上記モータが手動運転制御されている時に、異
なる厚みの布の条件に応じた引取速度の基準値に変更さ
れ、再度自動運転制御に切り替えられる。
上記モータの自動運転制御は、布の乾燥度合がほぼ一定
となるように、水分率センサにより検出された布の水分
率や温度センサにより検出された布の温度に基づいて、
例えばPID調節形によりドライバを介してモータの回
転数制御が行われる。この場合、速度設定器のボリュー
ムを操作することにより設定された速度指令値を基準値
として、モータの回転数制御が行われる場合もある。
他方、上記モータの手動運転制御は、速度設定器に設け
られたボリュームを操作することにより、設定された速
度指令値に基づいて行われる。
上記したようなモータの手動/自動運転制御の切替操作
は、薄い布から厚い布に切り替わる際に特に重要であ
る。即ち、薄い布では、引取速度が高速若しくは低速の
どちらであってもほぼ安全に乾燥させることができる
が、厚い布では、低速で引き取らなければ十分に乾燥さ
せることができないためである。
更に、上記モータの手動/自動運転制御の切替操作は、
乾燥機内で布を支持するコンベアの該布に対するピンは
ずれや布目曲りを修正する際にも行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記したような手動/自動運転切替操作で
は、例えばモータの運転状態を自動運転制御から手動運
転制御に切り替える場合、オペレータは、手際良く手動
/自動切替器の操作ボタンを操作した後、速度設定器の
ボリュームを操作してモータの回転数を所定の値に設定
しなければならず、その操作が非常に煩雑であるという
問題点があった。
そこで、本発明の目的とするところは、モータの運転状
態の手動から自動若しくは自動から手動への切替操作を
簡便に行い得る手動/自動運転切替方法を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕 本発明に係る第1の手動/自動運転切替方法は、速度設
定器のボリュームを操作することにより設定された速度
指令値に基づいて手動運転制御が可能であると共に、所
定の条件に基づいて自動運転制御が可能な原動機の手動
/自動運転切替方法において、上記原動機が手動若しく
は自動運転制御されている際、上記ボリュームを操作し
て速度指令値を所定量以上変化させた時、上記原動機の
運転状態が自動若しくは手動運転制御に切り替わるよう
にしたことを特徴とするものである。
また、本発明に係る第2の手動/自動運転切替方法は、
上記原動機が手動若しくは自動運転制御されている際、
上記ボリュームを所定量以上の速度値で操作した時、上
記原動機の運転状態が自動若しくは手動運転制御に切り
替わるようにしたことを特徴とするものである。
更に本発明に係る第3の手動/自動運転切替方法は、上
記原動機が手動若しくは自動運転制御されている際、上
記ボリュームを所定量以上の速度値で操作して速度指令
値を所定量以上変化させた時、上記原動機の運転状態が
自動若しくは手動運転制御に切り替わるようにしたこと
を特徴とするものである。
〔実施例〕
以下添付図面を参照して、本発明を具体化した実施例に
つき説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施例
は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的
範囲を限定する性格のものではない。
ここで、第1図は本発明の一実施例に係るモータの手動
/自動運転切替方法を実施することのできる制御回路の
ブロック図である。
この実施例に係る手動/自動運転切替方法は、第1図に
示す如く、図外の布乾燥機に設けられたモータ1(原動
機)が手動若しくは自動運転制御されている際、速度設
定器2に設けられたボリューム3を所定量以上の速度値
で操作して速度指令値を所定量以上変化させた時、上記
モータ1の運転状態が自動若しくは手動運転制御に切り
替わるように構成されている。
尚この場合、基準となる速度指令値に対する所定量は、
この基準となる速度指令値に対する絶対量若しくは所定
の比率により与えられる。
本実施例における上記所定量は、自動運転制御の際のモ
ータ1の基準回転数に対応するボリューム3の設定位置
と、手動運転制御の際のモータ1の制御回転数に対応す
る上記ボリューム3の設定位置との間の絶対量に相当す
る。
即ち、同図において、上記モータ1が例えば自動運転制
御される場合、布の乾燥度合がほぼ一定となるように、
布温度センサ4により検出された布の温度に基づいて、
例えばPID調節計5により、ドライバ6を介して上記
モータ1の回転数制御が行われる。
この場合の上記モータ1の基準回転数は、上記ボリュー
ム3を操作することにより設定される速度指令値E
より与えられる。
上記モータ1を回転させることにより引き取られる布に
異常が発生した時、若しくは異なる種類の布が布乾燥機
に導かれる時、上記モータ1の運転状態を自動運転制御
から手動運転制御に切り替えるべく、オペレータが上記
ボリューム3を低速側へ急激に操作する。尚この時、上
記ボリューム3の操作位置は、手動運転制御の際にモー
タ1を低速回転させようとする所定回転数に対応する位
置である。
上記ボリューム3が所定量以上の速度値で操作されて速
度指令値Eが所定量以上変化されたと判別装置7によ
り判断された場合、この判別装置7からは、自動運転制
御から手動運転制御へ切り替えるための指令信号が切換
器8に出力される。
上記判別装置7は、マイクロコンピュータ,メモリ,ボ
リューム3の変化速度設定用のボリューム9及び上記ボ
リューム3の変化量設定用のボリューム10等を有して
構成されている。尚、この場合、上記マイクロコンピュ
ータに代えて微分回路を用いても良い。
上記切替器8は、速度設定器2とPID調節計5との間
で制御信号ので伝達経路を切り替えるためのものであっ
て、オペレータが独自に操作ボタン8,8を操作し
て切り替えることも可能である。
上記判別装置7からの信号が上記切替器8に入力される
と、この切替器8が作動し、ドライバ6への制御信号の
伝達経路がPID調節計5から速度設定器2に切り替え
られる。
その結果、上記モータ1は、速度設定器2により設定さ
れた新たな速度指令値Eに基づいて、手動にて低速回
転数制御される。
そして、上記モータ1が手動にて低速回転数制御されて
いる間に、オペレータにより所定の作業が行われる。
上記オペレータによる所定の作業が終了した後、上記ボ
リューム3を例えば元の位置まで所定値以上の速度値で
操作することにより、上記モータ1の運転状態が手動運
転制御から自動運転制御に切り替えられる。
尚、本実施例においては、判別装置7からの制御信号を
切替器8に出力する代わりにPID調節計5に出力し、
このPID調節計5をオン・オフ制御することにより、
モータ1の運転状態を自動若しくは手動運転制御に切り
替えるように構成することも可能である。
更に本実施例では、自動運転制御される場合の基準値を
速度設定器2により設定することが可能であるが、この
基準値を上記速度設定器2により設定することなく、布
の温度状態に基づいてPID調節計5により直接的にモ
ータ1を自動運転制御し得るように構成することも可能
である。
本実施例に係る手動/自動運転切替方法は上記したよう
に構成されている。
従って、モータ1の運転状態を、例えば自動運転制御か
ら手動運転制御に切り替える場合、オペレータは、従来
の場合のように切替器の操作ボタンを操作した後速度設
定器のボリュームを操作する必要はなく、速度設定器2
のボリューム3を操作するだけでモータ1の運転状態の
切り替え操作を簡便に行うことができる。
上記したようにモータ1の手動/自動運転切替操作を簡
略化することにより、多品種少量生産に寄与する効果は
大となる。
尚、上記実施例では、ボリューム3を所定量以上の速度
値で操作し、且つ速度指令値Eを所定量以上変化させ
た時に上記モータ1の運転状態が自動若しくは手動運転
制御に切り替わるように構成された場合を例に説明した
が、本発明においては、上記ボリューム3を所定量以上
の速度値で操作した時、若しくは上記ボリューム3を操
作して速度指令値Eを所定量以上変化させた時に上記
モータ1の運転状態が自動若しくは手動運転制御に切り
替わるように構成することも可能である。
〔発明の効果〕
第1の発明は、上記したように、速度設定器のボリュー
ムを操作することにより設定された速度指令値に基づい
て手動運転制御が可能であると共に、所定の条件に基づ
いて自動運転制御が可能な原動機の手動/自動運転切替
方法において、上記原動機が手動若しくは自動運転制御
されている際、上記ボリュームを操作して速度指令値を
所定量以上変化させた時、上記原動機の運転状態が自動
若しくは手動運転制御に切り替わるようにしたことを特
徴とする原動機の手動/自動運転切替方法である。
また、第2の発明は、速度設定器のボリュームを操作す
ることにより設定された速度指令値に基づいて手動運転
制御が可能であると共に、所定の条件に基づいて自動運
転制御が可能な原動機の手動/自動運転切替方法におい
て、上記原動機が手動若しくは自動運転制御されている
際、上記ボリュームを所定量以上の速度値で操作した
時、上記原動機の運転状態が自動若しくは手動運転制御
に切り替わるようにしたことを特徴とする原動機の手動
/自動運転切替方法である。
更に、第3発明は、速度設定器のボリュームを操作する
ことにより設定された速度指令値に基づいて手動運転制
御が可能であると共に、所定の条件に基づいて自動運転
制御が可能な原動機の手動/自動運転切替方法におい
て、上記原動機が手動若しくは自動運転制御されている
際、上記ボリュームを所定量以上の速度値で操作して速
度指令値を所定量以上変化させた時、上記原動機の運転
状態が自動若しくは手動運転制御に切り替わるようにし
たことを特徴とする原動機の手動/自動運転切替方法で
ある。
従って、上記構成による各手動/自動運転切替方法を用
いることにより、原動機の運転状態の手動から自動若し
くは自動から手動への切替操作を簡便に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るモータの手動/自動運
転切替方法を実施することのできる制御回路のブロック
図である。 〔符号の説明〕 1…モータ(原動機) 2…速度設定器 3…ボリューム 4…布温度センサ 5…PID調節計 6…ドライバ 7…判別装置 8…切替器 E…速度指令値。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】速度設定器のボリュームを操作することに
    より設定された速度指令値に基づいて手動運転制御が可
    能であると共に、所定の条件に基づいて自動運転制御が
    可能な原動機の手動/自動運転切替方法において、上記
    原動機が手動若しくは自動運転制御されている際、上記
    ボリュームを操作して速度指令値を所定量以上変化させ
    た時、上記原動機の運転状態が自動若しくは手動運転制
    御に切り替わるようにしたことを特徴とする原動機の手
    動/自動運転切替方法。
  2. 【請求項2】速度設定器のボリュームを操作することに
    より設定された速度指令値に基づいて手動運転制御が可
    能であると共に、所定の条件に基づいて自動運転制御が
    可能な原動機の手動/自動運転切替方法において、上記
    原動機が手動若しくは自動運転制御されている際、上記
    ボリュームを所定量以上の速度値で操作した時、上記原
    動機の運転状態が自動若しくは手動運転制御に切り替わ
    るようにしたことを特徴とする原動機の手動/自動運転
    切替方法。
  3. 【請求項3】速度設定器のボリュームを操作することに
    より設定された速度指令値に基づいて手動運転制御が可
    能であると共に、所定の条件に基づいて自動運転制御が
    可能な原動機の手動/自動運転切替方法において、上記
    原動機が手動若しくは自動運転制御されている際、上記
    ボリュームを所定量以上の速度値で操作して速度指令値
    を所定量以上変化させた時、上記原動機の運転状態が自
    動若しくは手動運転制御に切り替わるようにしたことを
    特徴とする原動機の手動/自動運転切替方法。
JP11380288A 1988-05-10 1988-05-10 原動機の手動/自動運転切替方法 Expired - Lifetime JPH063347B2 (ja)

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