JPH06334774A - 電話回線における信号送出レベル自動設定装置 - Google Patents

電話回線における信号送出レベル自動設定装置

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JPH06334774A
JPH06334774A JP12118593A JP12118593A JPH06334774A JP H06334774 A JPH06334774 A JP H06334774A JP 12118593 A JP12118593 A JP 12118593A JP 12118593 A JP12118593 A JP 12118593A JP H06334774 A JPH06334774 A JP H06334774A
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JP
Japan
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level
signal
circuit
transmission
transmission level
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Application number
JP12118593A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyonori Izumida
浄視 泉田
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RIYUUSHIYOU SANGYO KK
Ryusyo Industrial Co Ltd
Original Assignee
RIYUUSHIYOU SANGYO KK
Ryusyo Industrial Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信レベルの減衰レベルを自動的に測定する
とともに、減衰レベルに対応して、送信レベルを調整す
る。 【構成】 電話交換局から発信されるダイヤルトーンの
所定周波数電圧を取り出し、制御部3にてその減衰レベ
ル、つまり電話交換局からの距離に比例した減衰レベ
ル、を自動測定する。そして、その測定値に応じて、モ
デム16の変調部16aから出力される送信データのレベル
を適正値となるように調整し、その調整送信データを電
話回線で送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線における信号
送出レベル自動設定装置に関し、特に、信号出力装置が
パーソナルコンピュータのように軽量の携帯型であっ
て、必要に応じて異なる携行地の電話回線を使用して通
信するような場合に、通信地がどこであっても常に所定
レベル以上の信号を送出するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の電話回線による通信システムにお
いては、電話の信号送信レベルは固定されているので、
電話設置場所が最寄りの電話交換局より遠い場合にはそ
の電話の信号出力の減衰レベルも大きくなる。このた
め、たとえば電話回線を利用するパソコン通信等の場
合、送信データが相手方に正確に受信されないという不
具合が生じる。このような不具合を解決するために、パ
ソコン等の設置場所における電話の減衰レベルを測定器
で測定し、そのレベルに応じて送信レベルの切り換えを
手動でおこなうといったことが従来なされている。しか
し、この作業は専門家叉は業者が行うところであって、
一般の人には困難なことである。
【0003】ところで、本願出願人は、パソコン通信に
よる囲碁等のゲーム通信システムを世に提供している。
このシステムにおいては、通信端末装置を携帯し、目的
地で使用するということが多々ある。この場合、目的地
が僻地等である場合には、上記問題が生じ、ゲームの実
施を諦めざるを得ないことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明が
解決しようとする技術的課題は、電話回線を使用してデ
ータを送信する場合に、送信場所の送信レベルの減衰レ
ベルを自動的に測定するとともにその減衰レベルに対応
して送信レベルを自動調整するための信号送信レベル自
動設定装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための・手段・作用・効果】上記課題
を解決するために、本発明によれば、以下の構成の信号
送出レベル自動設定装置が提供される。
【0006】この装置は、電話交換局から発信されるダ
イヤルトーンの周波数電圧を取り出す手段と、取り出さ
れた周波数電圧の減衰レベルを測定する測定手段と、測
定された周波数電圧の減衰レベルに応じて送信データの
送信レベルを適正値に設定するための送信レベル設定信
号を出力する手段と、送信データを変調するためのモデ
ムから出力された変調出力を送信レベル設定信号に従っ
て調整するための送出レベル設定回路を備えたことを特
徴としている。
【0007】上記構成の装置をたとえば通信ゲーム端末
装置に組み込んでおれば、その端末装置の携帯先の現地
の電話回線に接続し、かつ、通信開始の操作を行うだけ
で、電話局から発信されるダイヤルトーンを利用して自
動的に信号の減衰レベルを測定できるとともに、送信デ
ータの送信レベルを適正な値に調整できる。従って、た
とえ、現地が電話交換局から遠く離れていても、送信デ
ータを十分な出力で送信でき、これにより送信データの
受信が不正確になるという不具合が解消される。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図1〜3に従っ
て詳細に説明する。
【0009】図1は、マイクロコンピュータを含む通信
端末装置、たとえば通信ゲーム端末装置、に信号送出レ
ベル自動設定装置を組み込んだものの電気回路図であ
る。図において、T1,T2は電話回線に接続される端子で
ある。端子T1,T2に接続されるラインL1には、切り換え
スイッチ1を設けており、このスイッチ1には、電話機
に接続するラインL2が接続している。スイッチ1の切り
換えにより、ラインL1に対するラインL2とラインL3との
接続の切り換えが行われる。スイッチ1の切り換えは、
切り換えリレー2を介して行われる。このリレー2は通
信端末装置の制御部3に接続している。なお、図中、1
9はサージアブソーバーである。
【0010】ラインL2には、フォトカプラー4を設けて
おり、このフォトカプラー4は制御部3に接続してい
る。スイッチ1は、通常は、ラインL1とラインL2とを接
続している。電話機が使用中であると、フォトカプラー
4が作動して、オフフック状態(受話器が外された状
態)を検知し、その検知信号を制御部3に送る。そし
て、電話中の場合は、制御部3から切り換えリレー2へ
の切り換え信号の出力は禁止され、電話中の割り込みを
防止している。
【0011】ラインL3には、整流回路5およびフォトカ
プラー6を設けている。ラインL3はトランス7を介して
ラインL4に接続している。ラインL4には、混成回路8を
設けている。この混成回路8には、電話交換局から発信
される「ツー」というダイヤルトーンを検出するための
ダイヤルトーン検出ラインL5を接続している。このライ
ンL5には、ダイヤルトーンの周波数(現状では400Hz)
のみの周波数電圧を通過させる400Hzフィルター9、そ
れからの信号を増幅するための増幅回路10、増幅回路10
からの信号を積分して直流化するための積分回路11を順
次設けている。積分回路11からの直流アナログ信号は、
ダイヤルトーンの400Hz交流の振幅に比例しており、換
言すれば、電話機の設置場所と最寄りの電話交換局との
間の線路長叉は線路損失による減衰レベルに比例してい
る。従って、積分回路11からの直流アナログ信号はダイ
ヤルトーンの受信レベルを判定するための信号として制
御部3に入力されて制御部内のA/D変換器でデジタル
信号に変換される。そして、このデジタル・ダイヤルト
ーン受信レベル信号に基づいて後述するオペレーション
プログラム(図2,3)に従ってレベル設定信号がライ
ンL6に出力され、送出レベル設定回路24及び25に送られ
る。
【0012】上記混成回路8には、また、ラインL7を接
続している。このラインL7には、混成回路8からの信号
を増幅するための増幅回路12、該増幅回路12 からの信
号からハイレベル信号を取り出すためのハイパスフィル
ター14及びローレベル信号を取り出すためのローパスフ
ィルター13、両フィルター13,14からの信号を増幅する
ための増幅回路15、該増幅回路15からの信号を復調する
ためのモデム16の復調部16aを順次設けている。復調部1
6aからの信号は受信データとして制御部3に送られる。
【0013】端末装置からの送信データは制御部3から
ラインL8のモデム16の変調部16bに送られて変調され
る。。そして、変調されたこの送信データは送出レベル
設定回路25に入力される。送出レベル設定回路25には、
前記したように、送出レベル設定信号が制御部3から入
力されているので、送信データは上記回路25で適正値の
出力レベルに調整された上で、ローパスフィルター13及
びハイパスフィルター14を経て電話使用帯域フィルター
18に送られ、該フィルター18から増幅回路19を経て混成
回路8に送られる。日本における現行の法定電話使用帯
域は300〜3400Hzであるが、フィルター18ではこの帯域
以外の周波数が除去される。混成回路8を通過した送信
データはトランス7、ラインL3,L1を経て、電話回線に
送られる。
【0014】通信を開始するにあたって、相手方の電話
番号のダイヤル操作が制御部3にて行われる。そのダイ
ヤル信号は、電話機のパルス/トーン発生回路17に送ら
れる。つまり、電話回線がダイヤル回線である場合に
は、回路17からダイヤルパルス信号がフォトカプラー6
に送られ、該フォトカプラー6にて、ダイヤルパルスに
対応した信号がラインL3に生じる。一方、電話回線がプ
ッシュ回線である場合には、回路17からプッシュトーン
信号が、送出レベル設定回路24に送られる。制御部3よ
り出力された送出レベル設定信号は前記した第1の送出
レベル設定回路25に送られると同時に第2の送出レベル
設定回路24にも送られる。従って、回路17で発生したプ
ッシュトーン信号は、回路24で適当な出力レベルに調整
された上で、ラインL7のフィルター18と増幅回路19との
間に送られる。なお、制御部3には、ダイヤル回線/プ
ッシュ回線設定スイッチ20により、使用電話回線がどち
らであるか選択されかつ設定される。従って、制御部3
からはその設定に応じた信号が回路17に入力される。ま
た、制御部3には通信開始スイッチ21を接続しており、
このスイッチ21をオンにすることにより、制御部3およ
び回路17を介してフォトカプラー6をオンにする、つま
り、オフフック状態とする。
【0015】なお、制御部3には、さらに、電話使用中
表示ランプ22および電話回線誤接続表示ランプ23を接続
している。
【0016】さて、次に、図2,3に従ってオペレーシ
ョンプログラムのフローチャートについて詳述する。こ
のプログラムは制御部3に内蔵されるメモリーに格納さ
れる。
【0017】先ず、ステップ#1において、送信開始状
態にあるか、つまり通信開始スイッチ21がオンであるか
について判断される。そして、NOならば再度ステップ
#1に戻り、YESならば次のステップ#2に進む。
【0018】ステップ#2においては、併設電話が使用
中であるや否やが判断される。この判断は、フォトカプ
ラー4からの信号により行われる。そして、YESであ
れば、ステップ#3でランプ22を点灯して電話使用中
であることを表示するとともに、ステップ#1に戻る。
一方、NOであればステップ#4に進む。
【0019】ステップ#4では、電話回線を電話機から
モデムに切り換える。つまり、スイッチ1を切り換えて
ラインL1とL3とを接続する。そして、次のステップ#5
では、フォトカプラー6がオンとなってオフフック状態
となる。その後、ステップ#6で3.5秒待機して、次
のステップ#8において、電話局から発信されるダイヤ
ルトーンのレベルを、制御部3内の測定手段(不図示)
で測定する。そして、次のステップ#8で、ダイヤルト
ーンが規定値以下であるかを判断する。もし、YESで
あれば、たとえば回線が電話局に接続されていないもの
として、ステップ#9において電話回線誤接続の表示を
行う。この表示はランプ23を点灯することにより行う。
ステップ#9は、後述するステップ#16に続く。
【0020】一方、ステップ#8がNOであればステッ
プ#10に進み、送信データおよびダイヤルトーンの送出
レベルを設定する。
【0021】次のステップ#11では、制御部3にプッシ
ュ回線が設定されているかについて判断する。つまり、
設定スイッチ20によりプッシュ回線が選択・設定されて
いるや否やについて判断する。そして、YESであれ
ば、ステップ#13で制御部3から回路17にプッシュトー
ン発生信号を送出して、次のステップ#14に進む。一
方、NOであれば、つまりダイヤル回線が設定されてい
れば、ステップ#12で制御部3から回路17にダイヤルパ
ルス発生信号を送出して、次のステップ#14に進む。
【0022】ステップ#14では、通信の相手方の端末装
置に接続したか否かを判断する。この判断は、相手方か
ら送信されるキャリア叉はデータ信号を制御部3で検出
することにより行う。電話回線が相手方と接続すれば、
ステップ#15でデータの送受信を行う。この送受信が終
了すれば、ステップ#16で通信開始スイッチ21をオフし
てオンフック(受信器を置いた状態)とする。つまり、
フォトカプラー6がオフとなる。また、次のステップ#
17で、切り換えリレー2を介してスイッチ1がオフとな
り、モデムから電話機に電話回線が切り換えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る信号送出レベル自動設
定装置を通信ゲーム端末装置に組み込んだものの電気回
路図である。
【図2】 図2の装置のオペレーションを示すフローチ
ャートである。
【図3】 図2に続くフローチャートである。
【符号の説明】 1 切り換えスイッチ 2 切り換リレー 3 制御部 4 フォトカプラー 5 整流回路 6 フォトカプラー 7 トランス 8 混成回路 9 400Hzフィルター 10,12,15,19 増幅回
路 11 積分回路 13 ローパスフィルタ
ー 14 ハイパスフィルター 16 モデム 16a 復調部 16b 変調部 17 パルス/トーン発生回路 18 電話使用帯域フィ
ルター 19 サージアブソーバー 20 ダイヤル回線/プ
ッシュ回線 21 送信開始スイッチ 22 電話使用中表示ラ
ンプ 23 電話回線誤接続表示ランプ 24,25 送出レベル設定回路 L1〜8 ライン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話交換局から発信されるダイヤルトー
    ンの周波数電圧を取り出す手段(9,10,11)と、 取り出された周波数電圧の減衰レベルを測定する測定手
    段と、 測定された周波数電圧の減衰レベルに応じて送信データ
    の送信レベルを適正値に設定するための送信レベル設定
    信号を出力する手段と、 送信データを変調するためのモデム(16)から出力され
    た変調出力を送信レベル設定信号に従って調整するため
    の送出レベル設定回路(25)を備えたことを特徴とする
    電話回線における信号送出レベル自動設定装置。
JP12118593A 1993-05-24 1993-05-24 電話回線における信号送出レベル自動設定装置 Pending JPH06334774A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7224672B2 (en) 2001-04-13 2007-05-29 Fujitsu Limited XDSL modem

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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