JPH0633468U - スピニングリール - Google Patents

スピニングリール

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JPH0633468U
JPH0633468U JP6899092U JP6899092U JPH0633468U JP H0633468 U JPH0633468 U JP H0633468U JP 6899092 U JP6899092 U JP 6899092U JP 6899092 U JP6899092 U JP 6899092U JP H0633468 U JPH0633468 U JP H0633468U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 魚が針ががりして合わせを行う際に、ストッ
パが効かなくなることを抑制する。 【構成】 ストッパ機構を切換操作するストッパ切換摘
み18における入り操作位置Yに対応するリール本体2
の後端面に、ストッパ切換摘み18を落とし込み移動を
規制する凹入部Cを形成するとともに、凹入部Cに対す
る出退移動を許容すべく、ストッパ切換摘み18を操作
軸19に対してスライド移動可能にかつ凹入部Cに対し
て入り込む方向に付勢してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は回転枠の糸繰り出し方向への逆転を阻止するストッパ機構を設けると ともに、前記ストッパ機構を、前記回転枠の逆転を許すストッパ切り状態と、前 記回転枠の逆転を阻止するストッパ入り状態とに切り換えるストッパ切換摘みを 設けてあるスピニングリールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、前記ストッパ切換摘みが、前記ストッパ入り状態に対応した入り操作位 置、或いは、前記ストッパ切り状態に対応した切り操作位置にある状態で、互い に反対側操作位置へ向けて移動するのを、阻止する積極的な機構を設けたものは なかった(例えば、実開昭64−38963号公報)。具体的に説明すると、リ ール本体後面に設けたストッパ切換摘みよりリール本体を前後に貫通する状態で 操作軸を掛け渡し、この操作軸の前端に後記する係合爪に作用するカム面を形成 している。一方、ストッパ機構を、回転枠への回転系に介装したラチェット歯車 とこのラチェット歯車に係合して回転枠の逆転を阻止すべく入り付勢された係合 爪とで構成し、ストッパ入り状態では、操作軸のカム面を係合爪より離間した位 置に維持し、ストッパ切り状態では、操作軸のカム面を係合爪に作用させて係合 爪をラチェット歯車より離間させている。したがって、ストッパ切換摘みはその 各操作位置では移動可能な状態にある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記構成のように、ストッパ切換摘みがその操作位置においてある程度切り替 わる余地を残しているので、実釣り時において、魚の当りに呼応して合わせて竿 操作をした場合にその竿操作の振動等でストッパ切換摘みが入り操作位置より切 り操作位置に切り替わることがあり、ストッパ機構が全く効かず、実質的には合 わせ操作が全く効かないことがあった。また、投げ釣り等においては、遠投した 場合にその振動によって、入り操作位置に設定したストッパ切換摘みが移動して 、不測に切り操作位置に切り替わっているといった事態も起こることがあった。 本第1考案の目的は、切り操作位置への不測の切り替わりを抑えて、ストッパ 機構を有効に利用して、釣り操作を円滑に行えるものを提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本第1考案による特徴構成は、前記ストッパ切換摘みが、前記ストッパ入り状 態に対応した入り操作位置にある状態で、前記ストッパ切り状態に対応した切り 操作位置に向けて移動するのを、前記ストッパ切換摘みに作用して、その移動を 阻止する移動抵抗付与手段を設けてある点にあり、その作用効果は次の通りであ る。
【0005】
【作用】
つまり、ストッパ切換摘みを前記入り操作位置に設定すると、移動抵抗付与手 段がそのストッパ切換摘みに作用して、そのストッパ切換摘みが切り操作位置に 移行するのを阻止する。
【0006】
【考案の効果】
従って、不測にストッパ機構が切り操作位置に移行せず回転枠が逆転するとい ったことを未然に防止でき、合わせ操作等の釣り操作を確実円滑に行える。但し 、同様の効果を奏するものとして、ストッパ切換摘みに係合片を取り付けるとと もに、リール本体の後面で内面に係合片に係合する突出部を形成した構成のもの (実公平2−5734号公報)があるが、このものは、ストッパ切換摘みに対し て専用の係合片を設けなければならず、それだけ部品点数も多くなるという欠点 を有するのに対して、本考案のものは、移動抵抗付与手段がストッパ切換摘み自 体に作用するものであるから、ストッパ切換摘み以外に移動抵抗付与手段の作用 を受ける別の部材を新たに設ける必要はなく、ストッパ切換摘みの兼用化が可能 である。 本第2考案の目的は、入り切り操作位置への不測の切り替わりを抑えて、スト ッパ機構を有効に利用して、釣り操作を円滑に行えるものを提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本第2考案による特徴構成は、前記ストッパ切換摘みが、前記ストッパ入り状 態に対応した入り操作位置、或いは、前記ストッパ切り状態に対応した切り操作 位置にある状態で、互いに反対側操作位置へ向けて移動するのを、前記ストッパ 切換摘みに作用して、その移動を阻止する移動抵抗付与手段を設けてある点にあ り、その作用効果は次の通りである。
【0008】
【作用】
移動抵抗付与手段によって、ストッパ切換摘みが入り操作位置でその状態を維 持されるところから、ストッパ機構の作動を期待できるとともに、切り操作位置 では反対に不測にストッパ機構が作動するといったことを回避でき、ストッパ機 構を切り状態にして、回転枠をゆっくりと逆転させて、糸を徐々に出して行く操 作時のトラブルを回避できる。
【0009】
【考案の効果】
その結果、ストッパ機構の入り切りを従来に比してより確実に行うことができ 、それだけ、合わせ操作等の釣り操作を迅速に行うことができる。
【0010】
【実施例】
図1に示すように、ハンドル1を軸支したリール本体2よりスプール軸3を延 出するとともに、このスプール軸3にスプール4を遊嵌してある。スプール軸3 の基端部に筒軸6を遊嵌するとともに、筒軸6に回転枠7を一体回転可能に装着 し、筒軸6におけるリール本体2内に位置する部分にピニオンギヤ9を形成し、 このピニオンギヤ9とハンドル軸に装着されたメインギヤ10との咬合によって 、ハンドル1操作による回転枠7の糸巻き取り作動を行うことができ、回転枠7 の回転に連動する螺旋軸8の回転作動に連れて一定ストロークで往復移動するオ シレーティング機構Aを形成してスピニングリールを構成する。
【0011】 次に回転枠7のストッパ機構Bについて説明する。図1、図3及び図4(イ) (ロ)に示すように、ピニオンギヤ9よりスプール4側に位置させて筒軸6に一 体回転可能に外嵌装着されたラチェット歯車11とこのラチェット歯車11に咬 合する天秤アーム式のラチェット爪12とでストッパ機構Bを形成し、ラチェッ ト爪12をスプール軸3に直交するハンドル軸5と平行な軸芯周りで揺動可能に 軸支する。一方、筒軸6においてラチェット歯車11に隣接した部分に、回転カ ム体13を遊嵌するとともに、この回転カム体13に隣接して巻きバネ14を配 置し、筒軸6に一体回転する状態で取り付けたスペーサリング15に巻きバネ1 4の基端部を遊嵌するとともに先端部を回転カム体13に係止して、巻きバネ1 4と回転カム体13とを一体回転可能にしてある。つまり、巻きバネ14の基端 部はスペーサリング15に対して適度な圧接力で一巻きだけ巻回してあり、筒軸 6の回転に連れてスペーサリング15と一体で回転する。又、回転カム体13の 回転角を一定角度に制限すべく止めピン(図示せず)を設け、この止めピンに回 転カム体13が接当すると、巻きバネ14はスペーサリング15に対して滑りを 生じ、回転カム体13の回転が停止する。更に、ラチェット爪12をバネ17で 咬合付勢するとともに、回転カム体13の一端をラチェット爪12に接当作用さ せて、ラチェット爪12を非咬合姿勢に切換維持すべく構成する。 以上より、ラチェット爪12がラチェット歯車11に咬合する状態を、ストッ パ機構Bの入り状態といい、ラチェット爪12がラチェット歯車11に咬合しな い状態を、ストッパ機構Bの切り状態とする。
【0012】 このストッパ機構Bを入り状態と切り状態に切換操作する操作構造について説 明する。図2及び図3(イ)(ロ)に示すように、リール本体2の後端より後方 に突出するストッパ切換摘み18を設け、ストッパ切換摘み18に連係する操作 軸19を、リール本体2を前後に貫通する状態でリール本体2に架設し、その操 作軸19の先端をラチェット爪12近くまで延出し、その延出端に切換カム20 を形成し、ラチェット爪12における非作用端を切換カム20で押さえラチェッ ト爪12を非咬合姿勢に切り換える。したがって、図4(イ)に示すように、ス トッパ切換摘み18を一方に操作すると、切換カム20がラチェット爪12に作 用して非咬合姿勢に切り換え、回転枠7の糸繰り出し方向及び糸巻き取り方向の いずれの方向へも回転可能なストッパ機構Bの切り状態と、ストッパ切換摘み1 8を他方に操作すると、図4(ロ)に示すように、切換カム20がラチェット爪 12より離れラチェット爪12の咬合姿勢への切り換わりを許容し、回転枠7の 糸繰り出し方向への回転を阻止し糸巻き取り方向への回転を許容するストッパ機 構Bの入り状態とに切り換えできる。 以上のような構成より、ストッパ機構Bの入り状態に対応したストッパ切換摘 み18の操作位置を入り操作位置Yと称し、ストッパ機構Bの切り状態に対応し たストッパ切換摘み18の操作位置を切り操作位置Xと称する。
【0013】 次に、ストッパ切換摘み18の入り操作位置で切り操作位置への移動に抵抗を 付与する移動抵抗付与手段Cについて説明する。図3に示すように、操作軸19 の後端を細径化してリール本体2の後端より突設するとともに、操作軸19の後 端に断面小判型のディスク21を固着する。一方、ストッパ切換摘み18の操作 軸19挿通部位に、後方に向けて開口する凹入部18Aを形成し、この凹入部1 8A内に操作軸19の後端に取り付けた断面小判型のディスク21が入り込む状 態にストッパ切換摘み18を操作軸19に装着する。ストッパ切換摘み18の凹 入部18Aを、ディスク21を内嵌する小判型の嵌合孔に形成しストッパ切換摘 み18と操作軸19とを一体回転可能に構成するとともに、操作軸19に装着し たストッパ切換摘み18の凹入部18A内に付勢バネ22を装入して、この付勢 バネ22をディスク21と凹入部18Aの奥壁面との間に装着し、ストッパ切換 摘み18を操作軸19に対してスライド移動可能に構成してある。 図2に示すように、リール本体2の後面に略T字状の凹入部2Aを形成すると ともに、T字の交差位置に操作軸19を位置させ、ストッパ切換摘み18を左に 寝せた状態で、前記した入り操作位置Yとなるようにしてある。この状態では、 T字型凹入部2Aを形成する立上壁面2aに遮られて、図2において、更に左回 りにストッパ切換摘み18を回転させることはできない。但し、右回りに回転さ せて上向きの切り操作位置Xに切換えることはできる。 上記した入り操作位置Yにストッパ切換摘み18を設定した状態で、図3(ロ )に示すように、ストッパ切換摘み18を後方に引き出すと、ストッパ切換摘み 18をして凹入部2Aの立上壁面を乗り越えさせて、下向きのロック位置Zに移 行させることができ、このロック位置Zでストッパ切換摘み18に対する後方引 っ張り状態を解除して元に戻すと、T字状凹入部2A内にストッパ切換摘み18 を落とし込むことができストッパ切換摘み18の回転を規制することができる。 このT字状の凹入部2Aをストッパ切換摘み18に作用する移動抵抗付与手段C と称する。このようにT字状の凹入部2Aを形成することによって、ストッパ切 換摘み18が不測に入り操作ロック位置Zより移動することはなく、ストッパ機 構Bが効かなくなることを未然に回避できる。 〔別実施例〕 次に、ストッパ切換摘み18に入り操作位置Yで切り操作位置Xへの移動に 抵抗を付与する移動抵抗付与手段Cの別実施構造について説明する。図5に示す ように、ストッパ切換摘み18の凹入部18Aにおける内周面に、ディスク21 を内嵌する四角形の嵌合孔18aを形成するとともに、この四角形の嵌合孔18 aより更に奥側にディスク21の入り込みを許容する円形周面を形成している。 そして、ストッパ切換摘み18の凹入部18A内に付勢バネ22を装入して、こ の付勢バネ22をディスク21と凹入部18Aの奥壁面との間に装着してある。 この付勢バネ22によって、図5及び図6(イ)(ロ)に示すように、ストッパ 切換摘み18をリール本体2の後端に押し付けるとともに、ディスク21を四角 形の嵌合孔18aに内嵌合して、ストッパ切換摘み18と操作軸19とを一体化 してある。このような構成によってストッパ切換摘み18を操作軸19周りに回 転操作すると、入り切り操作位置に切換操作できる。この状態より、ストッパ切 換摘み18を付勢バネ22の付勢力に抗して後方に移動させると、図5(イ)( ロ)に示すように、ディスク21が凹入部18Aの奥側に相対的に移動し、スト ッパ切換摘み18とディスク21、ひいては、ストッパ切換摘み18と操作軸1 9との一体化を解除でき、ストッパ切換摘み18を操作軸19周りに相対回転さ せることができる。 図6(イ)(ロ)に示すように、ストッパ切換摘み18を左に寝せて、上記し た入り操作位置Yにストッパ切換摘み18を設定した状態で、ストッパ切換摘み 18を後方に引き出すと、ストッパ切換摘み18と操作軸19との連係を解除し てストッパ切換摘み18を凹入部2Aの立上壁面2aを乗り越えさせて、下向き のロック位置Zに移行させることができ、このロック位置Zでストッパ切換摘み 18を元に戻すとストッパ切換摘み18と操作軸19とを連係させるとともに、 T字状凹入部2Aでストッパ切換摘み18の相対回転を規制することができる。 このT字状の凹入部2Aをストッパ切換摘み18に作用する移動抵抗付与手段C と称する。尚、操作軸19には、切換カム20の作用位置を保持するトッグルバ ネ(図示せず)を作用させてある。このようにT字状の凹入部2Aを形成するこ とによって、ストッパ切換摘み18が不測に入り操作ロック位置Zより移動する ことはなく、ストッパ機構Bが効かなくなることを未然に回避できる。 ストッパ切換摘み18に対する移動抵抗付与手段Cの別形態について説明す る。ストッパ切換摘み18と操作軸19との連結関係は図8に示すように前記し た実施例のものと同様であり、付勢バネ22に抗してストッパ切換摘み18を操 作軸19に対して相対移動可能である。このような構成を踏まえて更に、リール 本体2の後面に乗り上がりカム面23Aを形成し、入り操作位置Yにあるストッ パ切換摘み18が切り操作位置Xに移行するのをその乗り上がりカム面23Aで 規制するようにしてある。 この乗り上がりカム面23Aは頂上面より切り操作位置Xに向けてなだらかな 緩傾斜面23aを呈し、入り操作位置Y側においては急傾斜面23bを呈してい る。このような傾斜面構造を呈しているので、実際の操作に当たっては、ストッ パ切換摘み18を切り操作位置Xにセットした状態から、入り操作位置Yに向け て移動させると、付勢バネ22の付勢力に抗してストッパ切換摘み18が操作軸 19に対して相対移動して後方に位置を変えながら、緩傾斜面23aに沿って回 転し、乗り上がりカム面23Aの頂上面を越えて入り操作位置Yに至る。この場 合の操作としては、ストッパ切換摘み18をもって移動させるだけでよく、乗り 上がりカム面23Aを越える為の後方へ引っ張り上げる操作は必要としない。次 に、その入り操作位置Yより切り操作位置Xに戻すには、今度は急傾斜面23b を乗り越える必要があるので、ストッパ切換摘み18を回転させると同時に引っ 張り上げる操作を必要とする。したがって、ストッパ切換摘み18を入り操作位 置Yに設定すれば、乗り上がりカム面23Aによって、切り操作位置Xへの移動 を規制できる。 以上のように構成した乗り上がりカム面23Aをストッパ切換摘み18に対す る移動抵抗付与手段Cと称する。 で記載した乗り上がりカム面23Aと対称に、図7の二点鎖線で示すよう に、もう一つの乗り上がりカム面23Bを設けてもよい。この場合には、急傾斜 面23cを切り操作位置X側に設けて、切り操作位置Xに位置するストッパ切換 摘み18の移動を規制するものに形成してもよい。ここに、一対の乗り上がりカ ム面23A,23Bを移動抵抗付与手段Cと称する。 ストッパ切換摘み18に対する移動抵抗付与手段Cの別形態について説明す る。図9及び図10に示すように、ストッパ切換摘み18に開閉揺動する係止部 材18Aを設け、この係止部材18Aの先端部に折り返しを形成して係止片18 aを設けてある。一方、リール本体2の後面における入り操作位置Yに対応する 位置に係止凹部2Bを形成し、ストッパ切換摘み18を入り操作位置Yに設定し た状態で、係止部材18Aを開放揺動させてストッパ切換摘み18本体より反対 側に反転させて、係止片18aを係止凹部2Bに係合させる。この係合状態は、 外れ難いように、スナップフィット式に弾性的に係合するような状態とする。更 に、完全を期す為に、係止部材18Aを係合方向に付勢するスプリングを揺動軸 部位に設けてもよい。 以上3つの実施例を説明したが、いずれも、移動抵抗付与手段Cをリール本 体2の表面に形成しているので、内部に設けている場合に比べて目視確認がし易 く、ストッパ切換摘み18が移動抵抗付与手段Cの作用を受けているかどうかが はっきりし、操作間違いがない。
【0014】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】リールの縦断側面図
【図2】リールの背面図
【図3】(イ) ストッパ切換摘みと操作軸との連係状
態を示す縦断側面図 (ロ)(イ)の状態よりストッパ切換摘みを引き出した
状態を示す縦断側面図
【図4】(イ) ストッパ機構を切り状態にした状態を
示す作用図 (ロ) ストッパ機構を入り状態にした状態を示す作用
【図5】図3に対応した別実施例を示す縦断側面図
【図6】図4に対応した別実施例を示す縦断側面図
【図7】移動抵抗付与手段の別実施例を示す背面図
【図8】図7における縦断側面図
【図9】移動抵抗付与手段の別実施例を示す背面図
【図10】図9における横断底面図
【符号の説明】
7 回転枠 18 ストッパ切換摘み B ストッパ機構 C 移動抵抗付与手段 X 切り操作位置 Y 入り操作位置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転枠(7)の糸繰り出し方向への逆転
    を阻止するストッパ機構(B)を設けるとともに、前記
    ストッパ機構(B)を、前記回転枠(7)の逆転を許す
    ストッパ切り状態と、前記回転枠(7)の逆転を阻止す
    るストッパ入り状態とに切り換えるストッパ切換摘み
    (18)を設けてあるスピニングリールであって、 前記ストッパ切換摘み(18)が、前記ストッパ入り状
    態に対応した入り操作位置(Y)にある状態で、前記ス
    トッパ切り状態に対応した切り操作位置(X)に向けて
    移動するのを、前記ストッパ切換摘み(18)に作用し
    て、その移動を阻止する移動抵抗付与手段(C)を設け
    てあるスピニングリール。
  2. 【請求項2】 回転枠(7)の糸繰り出し方向への逆転
    を阻止するストッパ機構(B)を設けるとともに、前記
    ストッパ機構(B)を、前記回転枠(7)の逆転を許す
    ストッパ切り状態と、前記回転枠(7)の逆転を阻止す
    るストッパ入り状態とに切り換えるストッパ切換摘み
    (18)を設けてあるスピニングリールであって、 前記ストッパ切換摘み(18)が、前記ストッパ入り状
    態に対応した入り操作位置(Y)、或いは、前記ストッ
    パ切り状態に対応した切り操作位置(X)にある状態
    で、互いに反対側操作位置へ向けて移動するのを、前記
    ストッパ切換摘み(18)に作用して、その移動を阻止
    する移動抵抗付与手段(C)を設けてあるスピニングリ
    ール。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007143418A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Daiwa Seiko Inc 魚釣用リールの逆転防止装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4935178A (ja) * 1972-08-11 1974-04-01

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