JPH06334528A - ディジタル−アナログ電圧変換回路 - Google Patents

ディジタル−アナログ電圧変換回路

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JPH06334528A
JPH06334528A JP12178593A JP12178593A JPH06334528A JP H06334528 A JPH06334528 A JP H06334528A JP 12178593 A JP12178593 A JP 12178593A JP 12178593 A JP12178593 A JP 12178593A JP H06334528 A JPH06334528 A JP H06334528A
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JP
Japan
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analog
digital
output
microprocessor
analog voltage
Prior art date
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Application number
JP12178593A
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English (en)
Inventor
Satoshi Kusumoto
敏 楠本
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ディジタル制御機器におけるマイクロプロセッ
サ内部ディジタル量をアナログ電圧に変換して出力し、
マイクロプロセッサとインターフェイスとの絶縁を図る
絶縁回路部を簡素化し、マイクロプロセッサ内部のディ
ジタル量をアナログ電圧に変換するディジタル−アナロ
グ電圧変換回路の提供。 【構成】マイクロプロッセサ1内部のディジタル量を所
定の期間でカウントすることにより前記ディジタル量に
比例した幅を持つパルス信号を発生させ、前記パルス信
号により正,負の基準電源8A,8Bをそれぞれアナロ
グスイッチ9A,9Bによってオン,オフすることによ
り前記パルス信号のパルス幅に比例した電圧を発生さ
せ、該電圧を所定の時定数を持ったフィルタ部10を通
過させることにより、マイクロプロセッサ1内部のディ
ジタル量に相当するアナログ電圧が出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル制御機器の
内部状態の観測,制御を行うため、ディジタル量をアナ
ログ電圧に変換して出力するディジタル−アナログ電圧
変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のディジタル−アナログ変換
回路の回路構成を示す図であり、1はマイクロプロセッ
サ、15はディジタル/アナログ変換器(以下において
はD/A変換器と呼ぶ)、16は絶縁変換器である。マ
イクロプロセッサ1のデータバスにD/A変換器15を
設け、D/A変換器15によって変換されたアナログ信
号を絶縁変換器16を介して図示していないインターフ
ェイスへ導き外部へ出力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の回路構成では、
マイクロプロセッサ1のディジタル量をD/A変換器1
5によってアナログ信号に変換してインターフェイスへ
出力している。ここで、マイクロプロセッサ1が外部の
ノイズによって誤動作するのを防止するため、D/A変
換器15とインターフェイスとの間に絶縁変換器16を
設ける必要があり、この絶縁変換器16が高価であるた
めコストの上昇を招いていた。
【0004】また、D/A変換器15を駆動するために
は、マイクロプロセッサ1と同様に動作電源が必要とな
り、さらに正負の電圧を持つインターフェイス電源が必
要となる。動作電源についてはマイクロプロセッサ1と
共用することができる。前記インターフェイスには一般
に正負の電圧を持つインターフェイス電源が設けられて
いるが、該インターフェイスとD/A変換器15とは絶
縁変換器16によって絶縁されているため、D/A変換
器15のインターフェイス電源に前記インターフェイス
のインターフェイス電源を用いることができない。そこ
でD/A変換器15に正負の電圧を持つインターフェイ
ス電源を別に設ける必要があり、これもコストの上昇を
招く要因となる。
【0005】また、アナログ出力回路を増設してアナロ
グ出力回路の多チャンネル化を図る場合には、D/A変
換器15および絶縁変換器16を増設したアナログ出力
回路のチャンネル数だけ追加しなければならないため回
路素子数が増加し、コストの増大を招くという問題があ
った。本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされ
たものであり、マイクロプロセッサとインターフェイス
との絶縁を図る絶縁回路部を簡素化し、マイクロプロセ
ッサ内部のディジタル量をアナログ電圧に変換するディ
ジタル−アナログ電圧変換回路の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、マイクロプロセッサ内部のディ
ジタル量を所定の期間でカウントし、該カウント量に比
例した幅を持つパルス信号を発生させる。また、正の基
準電圧を出力する直流電源と、負の基準電圧を出力する
直流電源と、前記2つの直流電源それぞれの出力をオン
・オフするスイッチング素子と、適当な時定数を持つフ
ィルタとを設ける。
【0007】そして前記パルス信号を前記スイッチング
素子に入力し、前記パルス幅に相当する期間前記直流電
源出力をオン・オフして前記フィルタに導き、該フィル
タより前記パルス幅に比例した電圧を発生させる。
【0008】
【作用】ディジタル量に比例したパルス幅を持つパルス
を発生させ、このパルス期間だけ2つの直流電源出力を
交互にオン・オフすることによって前記フィルタの入力
側にパルス幅に比例した電圧が現れ、該フィルタからは
プロセッサ内部のディジタル量に相当するアナログ電圧
が出力される。
【0009】
【実施例】本発明によるディジタル−アナログ電圧変換
器の実施例を図1に示す。図1において1はマイクロプ
ロセッサ、2は高周波発振器、3は基準周期発生器、4
はPWM発生器、5は電圧変換器、6は増幅器である。
図3に示すように、電圧変換器5にはPWM発生器4と
の絶縁を図るフォトカプラ7、正および負の基準電圧を
出力する基準電源8A,8B、該基準電源の出力をオ
ン,オフするアナログスイッチ9A,9B、抵抗R,コ
ンデンサCからなるフィルタ部10が、また増幅器6に
は抵抗r,コンデンサcからなるフィルタ部11が設け
られている。ここで、基準電源8A,8Bは図示してい
ないインターフェイスに設けられている正負の電圧を持
ったインターフェイス電源を共用することが可能であ
る。
【0010】また、図2,図4は本実施例を説明するた
めの波形比較図である。高周波発振器2は、図2(a)
の如く、あらかじめ定められた周波数のクロックパルス
を出力し、基準周期発生器3は高周波発振器2より出力
されるクロックパルスを一定数カウントすると、前記ク
ロックパルスと同じ幅のパルスを基準周期パルスとして
出力し、再びカウントを開始する。よって、基準周期発
生器3からは図2(b)に示す基準周期パルスが出力さ
れる。
【0011】PWM発生器4には、高周波発振器2の出
力であるクロックパルス,基準周期発生器3の出力であ
る基準周期パルスおよびマイクロプロセッサ1の出力が
それぞれ導かれており、基準周期パルスの入力と同時
に、マイクロプロセッサ1より出力されるディジタル量
がカウント値X1 としてプリセットされる。そして、図
2(c)の如く高周波発振器2の出力するクロック信号
に従って前記カウント値X1 よりダウンカウントが行わ
れ、カウント値が零になった時点でカウント動作を停止
する。この後、次の基準周期パルスがPWM発生器4に
入力されるとマイクロプロセッサ1より出力されるディ
ジタル量がカウント値X2 としてPWM発生器4にプリ
セットされ、前記クロック信号に従ってダウンカウント
が行われる。
【0012】PWM発生器4は、図2(d)の如く、前
記カウント動作中は論理L信号を出力し、カウント動作
停止中は論理H信号を出力する。従って、マイクロプロ
セッサ1より出力されるディジタル量が変化すると、該
ディジタル量に基づくカウント値Xが変化する。前記カ
ウント値Xが変化することでPWM発生器4でのダウン
カウントに要する時間が変化するため、PWM発生器4
より出力される論理L信号および論理H信号の出力時
間、即ち、図4(a)の如くPWM発生器4より出力さ
れるパルスの幅が変化し、マイクロプロセッサ1より出
力されるディジタル量に比例したパルス幅を持つパルス
信号が生成される。
【0013】次に、前記パルス信号を電圧変換器5内の
フォトカプラ7へ導くことにより、マイクロプロセッサ
1側と電圧変換器5側との絶縁を図る。そして、前記パ
ルス信号に基づき、正,負の基準電源8A,8Bに接続
したアナログスイッチ9A,9Bのうち、PWM発生器
4より論理H信号が出力されているときは、図2(e)
の如く、アナログスイッチ9Bのみをオンし、また、P
WM発生器4より論理L信号が出力されているときは、
図2(f)の如く、アナログスイッチ9Aのみをオンす
る。
【0014】上述の如く、アナログスイッチ9A,9B
をオン,オフ制御することにより、正,負の基準電源8
A,8Bの出力である基準電圧がオン,オフ制御され、
該オン,オフ信号を電圧変換器5内のフィルタ部10を
介して増幅器6に入力し、適当な値に増幅することによ
り、マイクロプロセッサ1が出力するディジタル量に比
例したアナログ電圧を得ることができる。このマイクロ
プロセッサ1より出力されるディジタル量に比例した大
きさのアナログ電圧波形、即ちフィルタ部10より出力
される電圧波形を図4(b)に示す。
【0015】ここで、増幅器6より出力されるアナログ
電圧には図4(b)の如くアナログスイッチ9A,9B
のスイッチングに伴うリップルが含まれるが、該リップ
ルは電圧変換器5内のフィルタ部10,増幅器6内のフ
ィルタ部11の時定数を調整し、基準周期発生器3の基
準周期を短くすることにより実用上問題のないレベルま
で低減される。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、マイクロプロセッサよ
り出力されるディジタル量に比例した幅を持つパルスを
発生させ、該パルスを用いて基準電源より出力される基
準電圧をスイッチングすることにより、前記マイクロプ
ロセッサより出力されるディジタル量に比例したアナロ
グ電圧を得るため、従来のデータバスにD/A変換器を
設けてアナログ信号を求めた回路に比べ、大幅にコスト
を削減することができる。そして、前記基準電源がイン
ターフェイスに設けられているインターフェイス電源と
共用できるため、新たに電源を設ける必要はなく、コス
トの上昇を招くこともない。
【0017】また、増幅回路とマイクロプロセッサとを
絶縁する場合も、従来の高価な絶縁アンプを用いる必要
はなく、安価なフォトカプラを1出力に対して1つ設け
るだけでよい。さらに、アナログ出力を多チャンネル化
する場合にも、従来のディジタル−アナログ電圧変換回
路では高価なD/A変換器や絶縁アンプをチャンネル数
だけ増設する必要があったのに対して、本発明において
はPWM発生器4,電圧変換器5,増幅器6を追加する
ことによってアナログ出力の多チャンネル化が達成で
き、コストの上昇を招くこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図
【図2】本発明の実施例を説明するための波形比較図
【図3】本発明の実施例を示す図
【図4】本発明の実施例を説明するための波形比較図
【図5】ディジタル−アナログ電圧変換回路の従来例を
示す図
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ 2 高周波発振器 3 基準周期発生器 4 PWM発生器 5 電圧変換器 6 増幅器 7 フォトカプラ 8A,8B 基準電源 9A,9B アナログスイッチ 10,11 フィルタ部 15 D/A変換器 16 絶縁変換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル制御機器における内部ディジタ
    ル量をアナログ電圧として出力するディジタル−アナロ
    グ電圧変換回路において、 ディジタル量をあらかじめ定めた時間幅に対する比率に
    分割した可変幅パルス信号に変換する変換手段と、正の
    基準電圧を出力する第1直流電源と、負の基準電圧を出
    力する第2直流電源と、第1直流電源の出力をオン,オ
    フする第1スイッチング手段と、第2直流電源の出力を
    オン,オフする第2スイッチング手段と、フォトカプラ
    と、所定の時定数を持つフィルタと、を備え、 前記可変幅パルス信号を前記フォトカプラを介して前記
    第1,第2スイッチング手段それぞれに入力し、該第
    1,第2スイッチング手段が前記可変幅パルス信号に基
    づいて交互にオン,オフ動作を行うことによって得られ
    るパルス状の電圧波形を共に前記フィルタへ入力し、該
    フィルタより前記可変幅パルスのパルス幅に比例した大
    きさのアナログ電圧を出力することを特徴とするディジ
    タル−アナログ電圧変換回路。
JP12178593A 1993-05-25 1993-05-25 ディジタル−アナログ電圧変換回路 Pending JPH06334528A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998035436A1 (de) * 1997-02-06 1998-08-13 Leica Microsystems Wetzlar Gmbh Verfahren und vorrichtung zur schrittmotoransteuerung
KR20140144154A (ko) * 2012-01-18 2014-12-18 요코가와 덴키 가부시키가이샤 계측용 아날로그 프론트 엔드 회로

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