JPH06334522A - A/d変換器の基準電圧調整方法及び装置 - Google Patents

A/d変換器の基準電圧調整方法及び装置

Info

Publication number
JPH06334522A
JPH06334522A JP5114450A JP11445093A JPH06334522A JP H06334522 A JPH06334522 A JP H06334522A JP 5114450 A JP5114450 A JP 5114450A JP 11445093 A JP11445093 A JP 11445093A JP H06334522 A JPH06334522 A JP H06334522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reference voltage
converter
level
digital signal
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5114450A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Yasuda
浩明 安田
Koji Inoue
晃司 井上
Masayuki Hayata
真幸 早田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Priority to JP5114450A priority Critical patent/JPH06334522A/ja
Publication of JPH06334522A publication Critical patent/JPH06334522A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】A/D変換器に設定する上限、下限基準電圧の
値をユーザ自身が特別な装置を必要とせずに容易に最適
に調整することができ、また、ブランキングペデスタル
を有するアナログビデオ信号であっても、本来の階調部
分だけを最適にA/D変換する。 【構成】黒レベル及び白レベルを有するアナログビデオ
信号が入力されるA/D変換器4の下限、上限基準電圧
を設定する下限、上限基準電圧調整回路10、12と、
A/D変換器4からのデジタル信号出力をフィードバッ
クし、デジタル信号出力のレベルが黒レベル、又は白レ
ベルに変化する変化時点を検出して検出信号を出力する
A/D出力チェック回路14と、検出信号に応じて、変
化時点の上限、下限基準電圧を調整された上限、下限基
準電圧値として上限、下限基準電圧調整回路に供給する
基準電圧調整制御回路16とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、A/D変換変換器の基
準電圧調整方法及び装置に係り、特に、アナログビデオ
信号をデジタル信号に変換するA/D変換器に設定すべ
き上限及び下限基準電圧を自動調整するA/D変換噐の
基準電圧調整方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パーソナルコンピュータ(P
C)等の表示部には、PCからのアナログビデオ信号で
表示駆動されるCRT等が用いられてきたが、近年、デ
ジタル信号で表示駆動される液晶表示装置等を表示部に
用いる要求が生じてきた。
【0003】そのため、PCのアナログビデオ信号をA
/D変換器によりデジタル信号に変換し、このデジタル
信号により液晶表示装置を表示させるためのA/D変換
器の基準電圧調整方法及び装置が必要となる。従来のA
/D変換器の基準電圧調整方法及び装置を図8乃至図1
1を用いて説明する。まず、PCのアナログビデオ信号
をデジタル信号に変換するA/D変換装置を図8を用い
て説明する。PCからのアナログビデオ信号が入力する
クランプ回路2にクランプタイミング回路6が接続さ
れ、クランプタイミング回路6からクランプ回路2にク
ランプパルス(CLP)が供給されるようになってい
る。さらに、クランプ回路2にはクランプレベル回路8
が接続され、所定のクランプレベルをクランプ回路2に
設定するようになっている。
【0004】クランプ回路2の出力はA/D変換器4に
接続されている。A/D変換器4には、A/D変換器の
ダイナミックレンジを決定する下限基準電圧(VRB)
回路100及び上限基準電圧(VRT)回路102が接
続されている。上限基準電圧回路102にはVRTの電
圧値を調整する上限基準電圧調整回路104が接続され
ている。
【0005】カラー表示をさせる場合には、クランプタ
イミング回路6、クランプレベル回路8、及び下限基準
電圧回路100は共通に用いられるが、クランプ回路
2、A/D変換器4、上限基準電圧回路102、及び上
限基準電圧調整回路104は、R、G、Bそれぞれ別個
にに設ける必要がある。
【0006】次に、従来のA/D変換器の基準電圧調整
方法について説明する。図9はPCで一般的に発生させ
るアナログビデオ信号の電圧レベルを示している。黒レ
ベルはブランクレベルに一致し、その電圧値は0Vであ
り、白レベルにおける電圧値は0.7Vである。この図
9に示すようなアナログビデオ信号を図8に示す従来の
A/D変換回路を用いてデジタル信号に変換する方法を
以下に説明する。まず、図9に示すアナログビデオ信号
がクランプ回路2に入力される。クランプタイミング回
路6は、図10(a)に示すようにアナログビデオ信号
がブランク期間(垂直/水平帰線区間)に同期してクラ
ンプパルス(CLP)をアクティブにする。また、図1
0(b)に示すように、クランプ回路2は、CLPがア
クティブである間にビデオ信号の電圧レベルをクランプ
レベル回路8で決定されるクランプレベルにクランプす
る。
【0007】クランプされたアナログビデオ信号をA/
D変換する際のA/D変換器4のしきい値の決定方法を
図11を用いて説明する。A/D変換器のオフセットは
無視して考えるものとする。下限基準電圧回路100か
らA/D変換器4に設定される下限基準電圧(VRB)
の電圧レベルは、クランプレベル(黒レベル)より約1
/2LSBレベルだけ低い電圧レベルになるように予め
固定されて設定されている。ここで1LSBは、A/D
変換器4の各しきい値間の幅であり、1LSB=(VR
T−VRB)/(A/D変換器4の分解能)である。
【0008】ユーザ若しくは調整者は、所定のテストパ
ターンを表示させるアナログビデオ信号をPCから出力
させてA/D変換器4に入力し、A/D変換器4でA/
D変換したデジタル信号を液晶表示装置(図示せず)に
入力して表示画面上に所定のテストパターンを表示させ
る。次に、ユーザ若しくは調整者は、液晶表示装置上の
表示画面を見ながら、テストパターンの白レベル、及び
白レベルから黒レベルに至るまでの各階調が最適になる
ように、即ちA/D変換器4のデジタル信号出力が最適
になるように、上限基準電圧調整回路104を調整して
A/D変換器4に設定する上限基準電圧(VRT)を変
更する。VRTが白レベルより約1/2LSBだけ高い
電圧レベルになる位置が最適値である。
【0009】このとき、ビデオ信号の振幅はPCにより
僅かながらばらつきを有しており、また、カラー表示の
場合R、G、B各色によっても振幅のばらつきが生じる
ため、R、G、B各々独立してVRTの調整をする必要
がある。理想的な調整がユーザ若しくは調整者により行
われることにより、A/D変換器4には適切なVRT及
びVRBが設定される。このVRT及びVRBを基準に
してA/D変換器4の分解能の各レベルのしきい値が決
定され、入力されたアナログビデオ信号は各しきい値で
比較されてサンプリングされデジタル化される。図11
に示したものは、黒レベルでデジタルデータ出力が0、
白レベルで63となる6ビットの分解能を有するA/D
変換器4を用いた場合である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のA/D変
換器の基準電圧調整方法及び装置では、ユーザ自身がV
RTを調整する際に、通常オシロスコープ等の特別な装
置を使用することができないので、液晶表示装置に表示
された表示画像を見ながら調整を行うことになる。しか
し、液晶表示装置は多色化が進みR、G、B夫々の色の
階調が増えてきているため、表示画像を見ながらの調整
は非常に難しい作業となるという問題が生じる。また、
調整するユーザによって調整値にばらつきが生じ、最適
な状態に合わせ込めるとは限らないという問題も生じ
る。
【0011】またさらに、図12に示すように、PCや
ディスプレイアダプタの中には、アナログビデオ信号
が、ブランクレベルと黒レベルの電圧レベルが異なるブ
ランキングペデスタルを有するものも存在する。図12
に示すようなブランキングペデスタルを有するアナログ
ビデオ信号を従来のビデオ信号A/D変換装置でA/D
変換すると、クランプレベルがブランクレベルに固定さ
れているので、ブランキングペデステルの領域もA/D
変換の範囲に含まれてしまい、本来の階調部分である黒
レベルから白レベルの範囲だけを広いダイナミックレン
ジで正しくA/D変換することができないという問題も
生じる。
【0012】本発明は、上述の従来の技術の問題を除く
ためになされたものであって、その目的とするところ
は、A/D変換器に設定する上限、下限基準電圧(VR
T、VRB)の値をユーザ自身が特別な装置を必要とせ
ずに容易に最適に調整することができるA/D変換器の
基準電圧調整方法及び装置を提供することにある。
【0013】また、他の目的は、ブランキングペデスタ
ルを有するアナログビデオ信号であっても、本来の階調
部分だけを最適にA/D変換することができるA/D変
換器の基準電圧調整方法及び装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は、黒レベル及
び白レベルを有するアナログビデオ信号をA/D変換器
に入力し、前記A/D変換器の下限基準電圧、及び上限
基準電圧を調整するA/D変換器の基準電圧調整方法に
おいて、前記下限基準電圧を徐々に変更させながら前記
A/D変換器のデジタル信号出力をフィードバックし、
前記デジタル信号出力が黒レベルに対して変化する時点
を判断するステップと、前記上限基準電圧を徐々に変更
させながら前記A/D変換器のデジタル信号出力をフィ
ードバックし、前記デジタル信号出力が白レベルに対し
て変化する時点を判断するステップと、前記デジタル信
号出力が黒レベルに対して変化する時点の下限基準電圧
値を調整された下限基準電圧値として前記A/D変換器
に設定し、前記デジタル信号出力が白レベルに対して変
化する時点の上限基準電圧値を調整された上限基準電圧
値として前記A/D変換器に設定するステップとを備え
たことを特徴とするA/D変換器の基準電圧調整方法に
よって達成される。
【0015】また、上記目的は、アナログビデオ信号を
デジタル信号に変換するA/D変換器の下限基準電圧、
及び上限基準電圧をそれぞれ調整可能範囲の最下限レベ
ル及び最上限レベルに設定するステップと、黒レベル及
び白レベルを有するアナログビデオ信号を前記A/D変
換器に入力するステップと、前記下限基準電圧を徐々に
上昇させながら前記A/D変換器のデジタル信号出力を
フィードバックし、前記デジタル信号出力が黒レベルに
変化する時点を判断するステップと、前記上限基準電圧
を徐々に降下させながら前記A/D変換器のデジタル信
号出力をフィードバックし、前記デジタル信号出力が白
レベルに変化する時点を判断するステップと、前記デジ
タル信号出力が黒レベルに変化する時点の下限基準電圧
値を調整された下限基準電圧値として前記A/D変換器
に設定し、前記デジタル信号出力が白レベルに変化する
時点の上限基準電圧値を調整された上限基準電圧値とし
て前記A/D変換器に設定するステップとを備えたこと
を特徴とするA/D変換器の基準電圧調整方法によって
達成される。
【0016】またさらに、上記目的は、調整用の黒レベ
ル及び白レベルを有するアナログビデオ信号が入力され
るA/D変換器と、前記A/D変換器に上限、下限基準
電圧を設定する上限、下限基準電圧調整回路と、前記A
/D変換器からのデジタル信号出力をフィードバック
し、前記デジタル信号出力のレベルが黒レベル、又は白
レベルに変化する変化時点を検出して検出信号を出力す
るA/D出力チェック回路と、前記検出信号に応じて、
前記変化時点の上限、下限基準電圧を調整された上限、
下限基準電圧値として前記上限、下限基準電圧調整回路
に供給する基準電圧調整制御回路とを備えたことを特徴
とするA/D変換器の基準電圧調整装置によって達成さ
れる。
【0017】
【作用】本発明によれば、上限、下限基準電圧を徐々に
下降、上昇させながらA/D変換器のデジタル信号出力
をフィードバックし、デジタル信号出力のレベルが白、
又は黒レベルに対して変化する時点を判断することがで
きるので、A/D変換器に設定するVRT、VRBの値
をユーザ自身が特別な装置を必要とせずに容易に最適に
調整することができるようになる。また、ブランキング
ペデスタルを有するアナログビデオ信号であっても、本
来の階調部分だけを最適にA/D変換することができる
ようになる。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例によるA/D変換器の基準
電圧調整方法及び装置を図1乃至図7を用いて説明す
る。まず、本実施例のA/D変換器の基準電圧調整装置
を図1を用いて説明する。PCからのアナログビデオ信
号が入力するクランプ回路2にクランプタイミング回路
6が接続され、クランプタイミング回路6からクランプ
回路2にクランプパルス(CLP)が供給されるように
なっている。さらに、クランプ回路2にはクランプレベ
ル回路8が接続され、所定のクランプレベルをクランプ
回路2に供給するようになっている。クランプ回路2の
出力はA/D変換器4に接続されている。本実施例では
A/D変換器4の分解能は6ビットとしている。以上の
構成部分については、従来の装置と同様である。
【0019】A/D変換器4には、A/D変換器4のダ
イナミックレンジを決定する下限基準電圧(VRB)調
整回路10及び上限基準電圧(VRT)調整回路12が
接続されている。両基準電圧調整回路10、12には、
それぞれの基準電圧を調整制御するVRT、VRB調整
制御回路16が接続されている。
【0020】下限基準電圧(VRB)調整回路10及び
上限基準電圧(VRT)調整回路12の具体的な回路を
図2に示す。下限基準電圧(VRB)調整回路10及び
上限基準電圧(VRT)調整回路12は、VRT、VR
B調整制御回路16より送られてくるデジタル信号をD
/A変換器22によりアナログ信号に変換してから電流
増幅回路24により増幅してVRT、VRBとしてA/
D変換器4に入力するようになっている。
【0021】再び図1にもどり、VRT、VRB調整制
御回路16には、調整が完了しA/D変換器4に設定す
べきVRT、VRBの値が記憶されるVRT、VRB値
保存回路18が接続されている。また、VRT、VRB
調整制御回路16には、ユーザ若しくは調整者がA/D
変換器4の基準電圧の調整を行う際に用いる基準電圧調
整開始スイッチ20が設けられている。
【0022】また、VRT、VRB調整制御回路16に
は、A/D変換器4の出力信号がフィードバックされる
A/D出力チェック回路14が接続されている。図1の
破線で囲まれた基準電圧制御部30の構成を図6を用い
てより詳細に説明する。VRT、VRB調整制御回路1
6の構成は、大別するとシーケンサ部32、演算部3
4、レジスタ部36、及びD/A変換器22とのインタ
フェース部38から成り立っている。まずシーケンサ部
32の構成について説明する。水平同期信号Hsが入力
される分周器40が、カウンタ42に接続されている。
カウンタ42のキャリーは、基準電圧調整用のシーケン
スを制御するシーケンサ44に入力されるようになって
いる。カウンタ42及びシーケンサ44には基準電圧調
整開始スイッチ20からの基準電圧調整要求が入力され
るようになっている。基準電圧調整要求があると、カウ
ンタ42及びシーケンサ44はリセットされる。シーケ
ンサ44による制御シーケンスは、VRB粗調整、VR
T粗調整、VRB微調整、VRT微調整であるが、これ
らの動作については後に詳述する。
【0023】次に、演算部34の構成について説明す
る。シーケンサ部32のカウンタ42の下位6ビットの
出力が排他的論理和(XOR)回路46に入力するよう
になっている。XOR回路46は、シーケンス・ステー
トが下限基準電圧VRBの調整の状態にある場合には、
カウンタ42の出力を反転させるために用いられる。X
OR回路46の出力は、演算器50に入力される。シー
ケンス・ステートが上限又は下限基準電圧の微調整の状
態にある場合には論理和(OR)回路54の出力と上限
又は下限基準電圧レジスタ58、60のいずれかの8ビ
ット出力を選択する選択回路56の出力とによる論理積
(AND)回路52の出力も演算器50に入力されるよ
うになっている。演算器50の出力はD/A変換器22
へのインタフェース38を介して下限又は上限基準電圧
調整回路10、12のいずれかのD/A変換器22に入
力される。
【0024】次に、A/D出力チェック回路14につい
てより詳細に説明する。A/D変換器4からフィードバ
ックされたデジタル信号は判断回路72に入力される。
判断回路72では、VRBの調整時にあってはフィード
バックされたデジタル信号が白レベルであるかどうかを
判断し、VRTの調整時にあってはデジタル信号が黒レ
ベルであるかどうかを判断するようになっている。デジ
タル信号が白レベル或は黒レベルであると判断されると
判断回路72から微分回路76に信号が出力され、微分
回路76は、デジタル信号が白レベル又は黒レベルに変
化した時点を知らせる検出信号をレジスタ部36のテン
ポラリ・レジスタ70に出力する。検出信号が入力され
ると、テンポラリ・レジスタ70の内容は更新するよう
になっている。このように、A/D出力チェック回路1
4は、A/D変換器4の出力であるデジタル信号をフィ
ードバックしてA/D変換器4の出力をチェックし、A
/D変換器4の出力が0に変化するポイント(黒レベ
ル)、或はMAX値に変化するポイント(白レベル)を
検出するために用いられる。
【0025】次に、レジスタ部36の構成について説明
する。テンポラリ・レジスタ70には、A/D出力チェ
ック回路14からの検出信号(更新信号)が入力される
毎に演算部34の演算器50の出力が入力されるように
なっている。テンポラリ・レジスタ70は、上限基準電
圧(VRT)レジスタ58、及び下限基準電圧(VR
B)レジスタ60に接続されている。カウンタ42のキ
ャリー及び上限基準電圧調整のシーケンスが入力するO
R回路64の出力がAND回路62に入力されるとテン
ポラリ・レジスタ70の内容がVRTレジスタ58に書
き込まれる。同様に、カウンタ42のキャリー及び下限
基準電圧調整のシーケンスが入力するOR回路68の出
力がAND回路66に入力されるとテンポラリ・レジス
タ70の内容がVRBレジスタ60に書き込まれるよう
になっている。VRT、又はVRBレジスタ58、60
の出力は選択回路56に接続されている。
【0026】基準電圧の調整が完了すると、VRT、及
びVRBレジスタ58、60の内容はVRT、VRB値
保存回路18のEEPROMインタフェース78を介し
てEEPROM80に記憶される。なお、カラー表示の
場合には、クランプ回路2、A/D変換器4、及び上限
基準電圧調整回路12は、R、G、Bそれぞれに必要で
ある。下限基準電圧側は、ブランキングペデステルの高
さが全体のビデオ振幅と比べてR、G、B間のばらつき
が少ないので下限基準電圧調整回路10は共通に用いら
れる。
【0027】次に本実施例によるA/D変換器の基準電
圧調整方法について説明する。まず、ユーザ若しくは調
整者は、A/D変換器4の基準電圧調整用画面として、
例えば図3に示すような、画面上の左半分が黒で右半分
が白となるようなアナログビデオ信号をPCから出力す
る。このアナログビデオ信号の1ライン分のアナログビ
デオ波形は図4に示すような、ブランキングペデスタル
を有する信号である。
【0028】入力されたアナログビデオ信号には、図1
のクランプ回路2により、アナログビデオ信号のブラン
ク期間のブランクレベルを基準としてクランプレベルが
設定される。基準電圧調整開始スイッチ20をセットす
ることにより、基準電圧調整リクエスト信号がVRT、
VRB調整制御回路16へ送られ、A/D変換器4の基
準電圧の調整が開始される。
【0029】基準電圧調整の概略を図5を用いて説明す
る。まず、VRT、VRB調整制御回路16は、下限基
準電圧(VRB)調整回路10に対してVRB値を調整
可能範囲の最下限側に設定する。また、上限基準電圧
(VRT)調整回路12にはVRT値を調整可能範囲の
最上限側に設定する。
【0030】次にVRT、VRB調整制御回路16は、
VRB調整回路10内のD/A変換器22のレベルを徐
々に上昇させることにより、VRB調整可能範囲の上限
側に向かってVTBの電圧レベルを徐々に上昇させてい
く。その際A/D出力チェック回路14は、図3に示す
画面左側の黒画面の位置でのA/D変換器4のデジタル
出力が0に変化する時点をVRT、VRB調整制御回路
16に知らせる。VRT、VRB調整制御回路16は、
その時点におけるVRBの値を「VRB粗調整」として
A/D変換器4に設定する。
【0031】次にVRT、VRB調整制御回路16は、
VRTの値をVRT調整可能範囲の下限側のレベルまで
徐々に降下させていく。A/D出力チェック回路14
は、図3に示す画面右側の白画面の位置でのA/D変換
器4の出力が最大値3Fになる時点をVRT、VRB調
整制御回路16に知らせる。VRT、VRB調整制御回
路16は、その時点におけるVRTの値を「VRT粗調
整」としてA/D変換器4に設定する。
【0032】次に、VRT、VRB調整制御回路16
は、「VRB粗調整」で設定したVRBの値を粗調整に
より含まれている誤差分を考慮して数LSB分減じてか
ら、再び、VRB調整可能範囲の上限側に向かってVR
Bのレベルを徐々に微量ずつ上昇させて「VRB微調
整」を行う。その際A/D出力チェック回路14は、図
3に示す画面左側の黒画面の位置でのA/D変換器4の
デジタル出力が0に変化する時点をVRT、VRB調整
制御回路16に知らせ、VRT、VRB調整制御回路1
6は、その時点におけるVRBの値を「VRB微調整」
としてA/D変換器に設定する。
【0033】次に、VRT、VRB調整制御回路16
は、設定したVRTの値を1LSB分だけ加えてからV
RTの値をVRT調整可能範囲の下限側のレベルまで徐
々に微量ずつ下げて「VRT微調整」を行う。A/D出
力チェック回路14は、図3に示す画面右側の白画面の
位置でのA/D変換器4の出力が最大値3Fになる時点
をVRT、VRB調整制御回路16に知らせる。VR
T、VRB調整制御回路16は、その時点におけるVR
Tの値を「VRT微調整」としてA/D変換器4に設定
する。この調整はカラーの場合には、R、G、Bそれぞ
れに対して行い、各R、G、BのVRT値を決定する。
【0034】VRT、VRB調整制御回路16は、決定
されたVRT、VRB値をVRT、VRB値保存回路1
8へ保存し、A/D変換器4の基準電圧調整を終了す
る。次回の電源オンからはVRT、VRB調整制御回路
16は、VRT、VRB値保存回路18からVRT、V
RB値を取りだし、上限、下限基準電圧調整回路10、
12に与える。上限、下限基準電圧調整回路10、12
は、A/D変換器4にVRT、VRBを設定する。
【0035】このようにVRBの調整を「粗調整」及び
「微調整」の少なくとも2回実行するのは以下の理由に
よる。A/D変換器4内部で設定されるしきい値はVR
T値とVRB値間の幅を等分割して決定される。最初の
調整である「VRB粗調整」時には、VRTが最上限の
レベルに設定されているため、A/D変換器4内部で設
定されるしきい値の幅(1LSB)が相対的に大きくな
っている。従って「VRT粗調整」によりVRTの値を
より適切な値にまで調整した後に再度同様な手順で「V
RB微調整」及び「VRT微調整」を行うのである。こ
の微調整は必要であれば複数回繰り返して行ってもよ
い。
【0036】本実施例においては、VRB調整回路10
がR、G、B共通であるので、「VRT粗調整」で設定
するVRTの値はR、G、B のいずれか1つについて
だけ行えばよい。VRTの粗調整は、VRBを決定する
ために行われるのでR、G、Bの3色を全て調整する必
要は生じない。
【0037】次に、本実施例のA/D変換器の基準電圧
調整方法における図1の基準電圧制御部30の動作を図
6及び図7を用いて説明する。図7は本実施例によるA
/D変換器の基準電圧調整方法における基準電圧制御部
30の動作を示すフローチャートである。
【0038】基準電圧調整開始スイッチ20からの基準
電圧調整要求が入力されると、基準電圧の調整が開始さ
れる(ステップS1)。水平同期信号Hsが入力される
分周器40からカウンタ42及びシーケンサ44にリセ
ット信号が入力されるとカウンタ42がクリアされ、シ
ーケンサ44がセットされる(ステップS2)。カウン
タ42は、VRTを調整する場合はカウントアップさ
せ、VRBを調整する場合にはカウントダウンさせる必
要があるので、ステップS3でシーケンスがVRBの調
整の場合にはカウンタ42の出力を反転させる(ステッ
プS4)。
【0039】次に、「粗調整」及び「微調整」に応じて
D/A変換器22に出力する電圧値を計算し(ステップ
S5)、下限、又は上限基準電圧調整回路10、12の
D/A変換器22に値を出力する(ステップS6)。下
限、又は上限基準電圧調整回路10、12の出力がA/
D変換器4に入力されてA/D変換器4のVRT、VR
Bが設定される。入力されたアナログビデオ信号をA/
D変換したA/D変換器4のデジタル出力をフィードバ
ックしてA/D出力チェック回路14に入力し、VRB
調整の場合にはデジタル出力値が0以外の値から0に変
化した時点、VRT調整の場合には3F以外の値から3
Fに変化した時点でのD/A変換器22に書き込んだ値
をテンポラリ・レジスタ70に保存する(ステップS7
(1)、ステップS8)。
【0040】ステップS9において分周器40のタイミ
ングに合わせてカウンタ42をカウントアップする。カ
ウンタ42にキャリーが生じたかどうかを判断し、キャ
リーが生じなければステップS3に戻って同様の動作を
繰り返す(ステップS10)。ステップS10でキャリ
ーが生じたら、テンポラリ・レジスタ70の値をVR
T、又はVRBレジスタ58,60のいずれかに保存す
る。次に、基準電圧調整のシーケンスを次のステートに
進め(ステップS12)、基準電圧調整が終了するまで
ステップS3に戻って調整を行う(ステップS13)。
【0041】このように、本実施例のA/D変換器の基
準電圧調整方法によれば、A/D変換器のデジタル出力
をフィードバックさせることにより、自動的に基準電圧
を調整する回路を設けたので、ビデオ信号のブランキン
グペデスタルの有無にかかわらず、最適のVRT、VR
BをA/D変換器4に設定することができるようにな
る。即ち、VRTを従来同様に設定することができると
ともに、VRBをブランキングペデスタルに無関係に調
整できるようになる。これにより、クランプレベルに固
定されたビデオ信号に対して最適のVRT、VRBをA
/D変換器に設定することができるようになる。
【0042】また、調整したVRT、VRB値は、VR
T、VRB値保存回路に保存するようにしたので、電源
オンのつどロードして、最適な基準電圧値を常に容易に
A/D変換器に設定することができるようになる。
【0043】本発明は、上記実施例に限らず種々の変形
が可能である。上記実施例において、A/D変換器の下
限基準電圧を調整可能範囲の最下限レベルに設定し、上
限基準電圧を調整可能範囲の最上限レベルに設定してか
ら、両基準電圧間の幅を狭めるようにして基準電圧の調
整を行ったが、本発明はこれに限られることなく、例え
ば、下限基準電圧を調整可能範囲の最上限レベルに設定
し、上限基準電圧を調整可能範囲の最下限レベルに設定
して、両基準電圧間の幅を広げるようにして調整を行う
ことももちろん可能である。また、下限基準電圧を調整
可能範囲の最下限レベルに設定し、上限基準電圧も調整
可能範囲の最下限レベルに設定してから調整すること、
或は下限基準電圧を調整可能範囲の最上限レベルに設定
し、上限基準電圧も調整可能範囲の最上限レベルに設定
してから調整を行うことも可能である。
【0044】また、上記実施例においては、分解能が6
ビットのA/D変換器を用いたが、他の異なる分解能を
有するA/D変換器に本発明を適用することはもちろん
可能である。またさらに、上記実施例においては、下限
基準電圧調整回路10は、R、G、B共通としたが、
R、G、Bそれぞれに独立に設けるようにすることもも
ちろん可能である。
【0045】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、ユーザ自
身が個々に使用しているシステム(PC)毎に上限、下
限基準電圧の調整ができるようになる。また、調整が自
動化されたことにより、実際に接続されているビデオ信
号源に合わせて、上限及び下限基準電圧の両方を簡単に
調整できるようになる。さらに、ブランキングペデスタ
ルの有無にかかわらず、ビデオ信号に対して最適のA/
D変換を行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるA/D変換器の基準電
圧調整装置を示す図である。
【図2】下限、上限基準電圧調整回路10、12を示す
図である。
【図3】液晶表示装置に表示されるべき画面を示す図で
ある。
【図4】本実施例に用いたアナログビデオ波形を示す図
である。
【図5】VRB、VRTの調整方法を説明する図であ
る。
【図6】本実施例のA/D変換器の基準電圧調整方法に
おける基準電圧制御部30を説明する図である。
【図7】本実施例によるA/D変換器の基準電圧調整方
法における基準電圧制御部30の動作フローを示す図で
ある。
【図8】従来のA/D変換器の基準電圧調整装置を示す
図である。
【図9】アナログビデオ信号の電圧レベルを示す図であ
る。
【図10】アナログビデオ信号の電圧レベルを示す図で
ある。
【図11】クランプされたアナログビデオ信号をA/D
変換する際のしきい値の決定方法を説明する図である。
【図12】ブランキングペデスタルを有するアナログビ
デオ信号を示す図である。
【符号の説明】
2…クランプ回路 4…A/D変換器 6…クランプタイミング回路 8…クランプレベル回路 10…下限基準電圧調整回路 12…上限基準電圧調整回路 14…A/D出力チェック回路 16…VRT、VRB調整制御回路 18…VRT、VRB値保存回路 20…基準電圧調整開始スイッチ 22…D/A変換器 24…電流増幅回路 30…基準電圧制御部 32…シーケンサ部 34…演算部 36…レジスタ部 38…D/Aインタフェース部 40…分周器 42…カウンタ 44…シーケンサ 46…XOR回路 48…OR回路 50…演算器 52…AND回路 54…OR回路 56…選択回路 58…上限基準電圧レジスタ 60…下限基準電圧レジスタ 62…AND回路 64…OR回路 66…AND回路 68…OR回路 70…テンポラリ・レジスタ 72…判断回路 76…微分回路 78…EEPROMインタフェース 80…EEPROM 100…下限基準電圧回路 102…上限基準電圧回路 104…上限基準電圧調整回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 晃司 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 早田 真幸 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】黒レベル及び白レベルを有するアナログビ
    デオ信号をA/D変換器に入力し、前記A/D変換器の
    下限基準電圧、及び上限基準電圧を調整するA/D変換
    器の基準電圧調整方法において、 前記下限基準電圧を徐々に変更させながら前記A/D変
    換器のデジタル信号出力をフィードバックし、前記デジ
    タル信号出力が黒レベルに対して変化する時点を判断す
    るステップと、 前記上限基準電圧を徐々に変更させながら前記A/D変
    換器のデジタル信号出力をフィードバックし、前記デジ
    タル信号出力が白レベルに対して変化する時点を判断す
    るステップと、 前記デジタル信号出力が黒レベルに対して変化する時点
    の下限基準電圧値を調整された下限基準電圧値として前
    記A/D変換器に設定し、前記デジタル信号出力が白レ
    ベルに対して変化する時点の上限基準電圧値を調整され
    た上限基準電圧値として前記A/D変換器に設定するス
    テップとを備えたことを特徴とするA/D変換器の基準
    電圧調整方法。
  2. 【請求項2】アナログビデオ信号をデジタル信号に変換
    するA/D変換器の下限基準電圧、及び上限基準電圧を
    それぞれ調整可能範囲の最下限レベル及び最上限レベル
    に設定するステップと、 黒レベル及び白レベルを有するアナログビデオ信号を前
    記A/D変換器に入力するステップと、 前記下限基準電圧を徐々に上昇させながら前記A/D変
    換器のデジタル信号出力をフィードバックし、前記デジ
    タル信号出力が黒レベルに変化する時点を判断するステ
    ップと、 前記上限基準電圧を徐々に降下させながら前記A/D変
    換器のデジタル信号出力をフィードバックし、前記デジ
    タル信号出力が白レベルに変化する時点を判断するステ
    ップと、 前記デジタル信号出力が黒レベルに変化する時点の下限
    基準電圧値を調整された下限基準電圧値として前記A/
    D変換器に設定し、前記デジタル信号出力が白レベルに
    変化する時点の上限基準電圧値を調整された上限基準電
    圧値として前記A/D変換器に設定するステップとを備
    えたことを特徴とするA/D変換器の基準電圧調整方
    法。
  3. 【請求項3】調整用の黒レベル及び白レベルを有するア
    ナログビデオ信号が入力されるA/D変換器と、 前記A/D変換器に上限、下限基準電圧を設定する上
    限、下限基準電圧調整回路と、 前記A/D変換器からのデジタル信号出力をフィードバ
    ックし、前記デジタル信号出力のレベルが黒レベル、又
    は白レベルに変化する変化時点を検出して検出信号を出
    力するA/D出力チェック回路と、 前記検出信号に応じて、前記変化時点の上限、下限基準
    電圧を調整された上限、下限基準電圧値として前記上
    限、下限基準電圧調整回路に供給する基準電圧調整制御
    回路とを備えたことを特徴とするA/D変換器の基準電
    圧調整装置。
JP5114450A 1993-05-17 1993-05-17 A/d変換器の基準電圧調整方法及び装置 Pending JPH06334522A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5114450A JPH06334522A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 A/d変換器の基準電圧調整方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5114450A JPH06334522A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 A/d変換器の基準電圧調整方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06334522A true JPH06334522A (ja) 1994-12-02

Family

ID=14638041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5114450A Pending JPH06334522A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 A/d変換器の基準電圧調整方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06334522A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004021168A (ja) * 2002-06-20 2004-01-22 Seiko Epson Corp 画像表示装置および画像処理装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5215684A (en) * 1975-07-23 1977-02-05 Mitsubishi Rayon Co Method of dying aromatic polyamide fiber method of dyeing aromatic polyamide fiber
JPS63257330A (ja) * 1987-03-28 1988-10-25 ドイチエ・トムソン‐ブラント・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシュレンクテル・ハフツング 各種レベルを有する信号のa/d変換回路装置
JPH02309784A (ja) * 1989-05-24 1990-12-25 Shinko Electric Co Ltd ビデオ信号処理回路

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5215684A (en) * 1975-07-23 1977-02-05 Mitsubishi Rayon Co Method of dying aromatic polyamide fiber method of dyeing aromatic polyamide fiber
JPS63257330A (ja) * 1987-03-28 1988-10-25 ドイチエ・トムソン‐ブラント・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシュレンクテル・ハフツング 各種レベルを有する信号のa/d変換回路装置
JPH02309784A (ja) * 1989-05-24 1990-12-25 Shinko Electric Co Ltd ビデオ信号処理回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004021168A (ja) * 2002-06-20 2004-01-22 Seiko Epson Corp 画像表示装置および画像処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6285344B1 (en) Automatic adjustment of color balance and other display parameters in digital displays
US5382984A (en) Digital convergence correction apparatus for color television receiver with cursor on screen
US20020126139A1 (en) Display device
EP0474420A2 (en) Image correction apparatus
US6256010B1 (en) Dynamic correction of LCD gamma curve
JPH09218670A (ja) 表示モード判別機能付き表示装置および表示モード判別方法
US6515676B1 (en) Analog interface display apparatus with color display control
US6795091B2 (en) Display apparatus and method for gamma correcting a video signal therein
KR100251151B1 (ko) 디스플레이소자의비선형특성보정장치및그보정방법
ITMI961909A1 (it) Apparecchiatura per la regolazione automatica di impianto video e procedimento per essa
TW525109B (en) A method adjusting gain and offset values for a liquid crystal display
JPH06334522A (ja) A/d変換器の基準電圧調整方法及び装置
US5671021A (en) Image monitoring apparatus having a common interface for commands and input signals and monitor driver therefor
KR100688748B1 (ko) 비트 축소 장치
JP2807569B2 (ja) 液晶表示装置
JP3449888B2 (ja) アナログインタフェース液晶表示装置
JP2000181407A (ja) 液晶表示装置
KR100308259B1 (ko) 디지탈콘버젼스보정장치
JP3412904B2 (ja) 画像処理装置及び方法
US5742275A (en) Apparatus and method for displaying a signal waveform
JPH0572986A (ja) マルチモードタイプのcrtデイスプレイモニタの自動調整回路
JPH11212514A (ja) 表示装置
JPH10232655A (ja) Lcd画面調整方式
JPH04301680A (ja) 液晶ディスプレイの出力補正回路
JP2001142448A (ja) 表示装置