JPH06333877A - エッチング装置 - Google Patents

エッチング装置

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JPH06333877A
JPH06333877A JP13897293A JP13897293A JPH06333877A JP H06333877 A JPH06333877 A JP H06333877A JP 13897293 A JP13897293 A JP 13897293A JP 13897293 A JP13897293 A JP 13897293A JP H06333877 A JPH06333877 A JP H06333877A
Authority
JP
Japan
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semiconductor wafer
clamp ring
etching
metal
ceramic
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Pending
Application number
JP13897293A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Kamoshita
和良 鴨志田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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  • Drying Of Semiconductors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体ウエハの重金属汚染を防ぎ、しかも、
チャージが起こったり半導体ウエハにパーティクルが生
じたりすることがないようにする。 【構成】 クランプリング14を、イオンの進行方向上
流側を向く表面がセラミック22によって被覆された金
属リング21によって形成した。イオンは金属リング2
1には衝突せず、重金属汚染の防止を図れる。金属リン
グ21が半導体ウエハ1に接触し両者が導通されてチャ
ージを防ぐ。半導体ウエハ1にセラミックよりは軟弱な
金属が触れるので、パーティクルの発生を抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スパッタエッチング用
チャンバー内で半導体ウエハにイオンを衝突させてウエ
ハ表面のエッチングを行うエッチング装置に関し、特に
半導体ウエハをチャンバー内に保持するクランプ部材の
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ上に多層配線を形成するに
当たっては、半導体ウエハとこの半導体ウエハ上に重ね
られる配線用金属との間や、半導体ウエハ上の配線用金
属とこの配線用金属に重ねられる別の配線用金属との間
に酸化膜が存在しないようにすることが電気特性を確保
するために必要である。従来では、この酸化膜をスパッ
タエッチングによって除去していた。
【0003】このスパッタエッチングは、例えばアルゴ
ンガスが導入された高真空状態のチャンバー内で高周波
放電を起こさせてチャンバー内にアルゴンイオンを発生
させ、このアルゴンイオンを半導体ウエハ等の被エッチ
ング物の表面に衝突させて酸化膜を被エッチング物から
たたき出すものである。
【0004】酸化膜をスパッタエッチングによって除去
するに当たっては、図4に示すようにして行っていた。
図4は多層配線が形成される従来の半導体ウエハの拡大
断面図で、同図(a)はスパッタエッチング前の状態を
示し、同図(b)はスパッタエッチングを行っていると
きの状態を示し、同図(c)はエッチング後に金属配線
を設けた状態を示す。
【0005】図4において、1は半導体ウエハ、2はこ
の半導体ウエハ1内に形成された拡散層、3は半導体ウ
エハ1上に形成された絶縁膜、4は前記絶縁膜3上に堆
積された第1層金属配線、5は絶縁膜、6は自然酸化
膜、7は第2層金属配線である。
【0006】半導体ウエハ1上に多層配線を形成するに
は、先ず、半導体ウエハ1にトランジスタ、キャパシタ
等の素子(図示せず)を形成した後、高温で絶縁膜3を
半導体ウエハ1の上面に全面にわたって堆積させる。次
に、絶縁膜3における拡散層2と対応する部位にコンタ
クトホール3aを開口させ、この半導体ウエハ1の上面
の全域に第1層金属配線4を堆積させる。その後、パタ
ーン形成、エッチング等のリソグラフィ工程を経て第1
層金属配線4を所定のパターン形状に形成する。このよ
うにパターン形成を行った後、第1層金属配線4上およ
び前記パターン化により露出した絶縁膜3上に低温で絶
縁膜5を堆積させる。そして、絶縁膜5を堆積させた
後、パターン形成、エッチング等のリソグラフィ工程を
経て絶縁膜5にスルーホール5aを開口させる。この状
態を図4(a)に示す。
【0007】次に、このスルーホール5aの底部に露出
した自然酸化膜6をエッチングによって除去する。この
エッチングはマルチチャンバースパッタ装置(図示せ
ず)内のエッチング装置を用いて行われ、このエッチン
グ装置内の電極に半導体ウエハ1を載置固定させた状態
で図4(b)に示すようにアルゴンイオン8を半導体ウ
エハ1へ向けて加速させて行っていた。すなわち、高真
空中でアルゴンイオン8が自然酸化膜6に衝突すること
によって、この自然酸化膜6を構成する分子が第1層金
属配線4上からたたき出されることになり、自然酸化膜
6がエッチングされて除去されることになる。
【0008】このようにエッチングを行った後、エッチ
ング装置での真空状態を保ちつつエッチング装置内で第
2層金属配線7を堆積させ、図4(c)に示すように、
パターン形成、エッチング等のリソグラフィ工程を経て
この第2層金属配線7を所定のパターン形状に形成す
る。これによって二層金属配線が半導体ウエハ1上に形
成されることになる。なお、上述した工程を繰り返すこ
とによって、多層配線が形成可能である。
【0009】前記図4(b)で示したようにエッチング
を行うスパッタエッチング装置では、半導体ウエハ1を
電極上に固定するに当たっては半導体ウエハ1の上面
(回路形成面)外周部にクランプリングをあてがい、こ
のクランプリングによって電極へ半導体ウエハ1を押し
付けて行っていた。このクランプリングとしてはステン
レス合金によって形成されたものが主に使用されてい
た。ステンレス合金を採用することが多いのは、ステン
レス合金は剛性が高い割りに加工し易く、しかも安価で
あるなどの理由からである。なお、クランプリングとし
ては、ステンレス合金によって形成されたものの他に、
セラミックによって形成されたものもあった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、クランプリ
ングによって半導体ウエハ1を電極上に固定するに当た
っては、以下のような問題があった。 (1)クランプリングの材質としてステンレス合金等の
金属を採用すると、半導体ウエハ1の周縁部をクランプ
している金属材料がアルゴンイオンによってエッチング
されてしまい、クランプリングからたたき出された金属
分子が半導体ウエハ1上に堆積されることがあった。ス
テンレス合金を用いた場合には構成元素であるFeやC
r,Ni等によって半導体ウエハ1が汚染されてしま
う。すなわち、重金属汚染によって高集積、高速のデバ
イスのリーク電流が増加したり、配線がショートする原
因になる。
【0011】(2)クランプリングの材質としてセラミ
ックを採用した場合には、セラミックはエッチングされ
難い関係から上述したような重金属汚染は起こり難い反
面、強度が弱い、加工しずらい、セラミックは絶縁体で
あるためにエッチング時にチャージ(充電現象)が起き
易い等の問題が生じる。チャージが起こると、半導体ウ
エハ1に形成された半導体内部の薄いゲート酸化膜が破
壊されてしまう。また、半導体ウエハ1とセラミック製
クランプリングとの相対位置がずれた場合には、半導体
ウエハ1の側壁を硬いセラミック製クランプが擦り、パ
ーティクルが発生する原因となる。パーティクルが発生
すると、この半導体ウエハ1から得られるLSIの歩留
りが低下してしまう。
【0012】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、半導体ウエハが重金属によって汚染
されることがなく、しかも、チャージが起こったり半導
体ウエハにパーティクルが生じたりすることのないエッ
チング装置を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエッチング
装置は、半導体ウエハをチャンバー内で保持するクラン
プ部材を、イオンの進行方向上流側を向く表面がセラミ
ックによって被覆された金属材によって形成したもので
ある。
【0014】
【作用】イオンはクランプ部材の金属部分には衝突しな
くなり、この金属部分が半導体ウエハに接触し、両者が
電気的に接続されると共に半導体ウエハにはセラミック
よりは軟弱である金属が触れるようになる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図3に
よって詳細に説明する。図1は本発明に係るエッチング
装置の断面図、図2は本発明に係るエッチング装置に用
いるクランプリングの平面図、図3はクランプリングに
よって半導体ウエハを固定している状態を示す斜視図
で、同図はクランプリングおよび半導体ウエハを図2に
おけるIII−III線で破断した状態を示している。
【0016】これらの図において、11は本発明に係る
エッチング装置で、このエッチング装置11は、チャン
バー12内に半導体ウエハ支持台13およびクランプリ
ング14を装着させて構成されている。チャンバー12
は不図示のアルゴンガス供給源に連通されたガス導入口
15が上部に設けられると共に、側部に排気口16が開
口されている。この排気口16は不図示の真空ポンプに
連通されている。また、前記半導体ウエハ支持台13
は、上部に半導体ウエハ1を載置させるための電極17
が取付けられており、チャンバー12の内側底部に固定
されている。
【0017】この電極17は半導体ウエハ1の下面が全
面にわたって接触するように半導体ウエハ1の形状に合
わせて略円形に形成されている。そして、この電極17
はコンデンサ18およびチュナー19を介してRF電源
20に接続されている。
【0018】クランプリング14は前記電極17に載置
された半導体ウエハ1を上方から電極17へ押し付けて
固定するためのもので、半導体ウエハ1の周縁部を上方
から覆う構造になっている。クランプリング14の構造
を詳述すると、このクランプリング14は、半導体ウエ
ハ1の外径より僅かに小さい内径をもって形成された金
属リング21と、この金属リング21の上面を全域にわ
たって被覆するセラミック22とから形成されている。
【0019】金属リング21はステンレス合金からな
り、内周部分が半導体ウエハ1の上面側へ臨むと共に外
周部分が半導体ウエハ1の径方向外側に位置するように
形成されている。また、この金属リング21の内面(少
なくとも半導体ウエハ1と対向する部分)は、電解研磨
等によって鏡面となるように仕上げられている。
【0020】前記セラミック22は、アルミナを主成分
として構成され、アルミナをプラズマ溶射法等により金
属リング21の上面に堆積させることによって形成され
ている。なお、このセラミック22の材料としては、可
動イオン(例えば、ナトリウムやカリウム等)を含まな
い高純度のものを使用する必要がある。
【0021】また、このクランプリング14には半導体
ウエハ1のオリエンテーションフラット部分をエッチン
グされないように保護するためのオリフラカバーが一体
に形成されている。このオリフラカバーを図2中に符号
23で示す。
【0022】そして、このクランプリング14は、金属
リング21が支持部材24を介してクランプリング上下
機構25に連結され、このクランプリング上下機構25
によって昇降自在に支持されている。クランプリング1
4の設置位置は電極17と軸心が略一致する位置に設定
されている。前記クランプリング上下機構25はチャン
バー12の底部に装着されており、前記支持部材24が
固着された上端部のアーム26を昇降させることによっ
てクランプリング14を昇降させる構造になっている。
なお、支持部材24における前記アーム26に連結され
る部分には絶縁体27が介装されている。このようにす
ることでクランプリング14がクランプリング上下機構
25に対して絶縁されることになる。
【0023】すなわち、半導体ウエハ1を電極17に載
置させた状態でクランプリング14を下降させ、クラン
プリング14を半導体ウエハ1に上方から押し付けるこ
とによって、半導体ウエハ1が電極17上に固定される
ことになる。また、半導体ウエハ1を電極17から外す
には、クランプリング14を上昇させた状態で行う。
【0024】次に、上述したように構成されたエッチン
グ装置によって半導体ウエハ1の上面をエッチングする
手順について説明する。先ず、半導体ウエハ1を電極1
7に載置させる。この半導体ウエハ1は、前記図4
(a)に示したような自然酸化膜が上面に露出している
状態のものを用いる。半導体ウエハ1を電極17に載置
させるに当たっては、クランプリング14をクランプリ
ング上下機構25により電極17より十分に上方へ移動
させ、その状態でロボットを用いた搬送機構(図示せ
ず)等によって前工程の装置(図示せず)から電極17
上へ移載させる。
【0025】次に、クランプリング14をクランプリン
グ上下機構25によって下降させ、半導体ウエハ1の周
縁部に上方から押し付ける。これによって半導体ウエハ
1は電極17に上方から付勢されて固定される。このと
き、クランプリング14における下側に位置する金属リ
ング21が半導体ウエハ1の上面に接触することにな
る。
【0026】このように半導体ウエハ1を固定した後、
真空ポンプを作動させてチャンバー12内を高真空とな
るように減圧させる。続いて、ガス導入口15からアル
ゴンガスをチャンバー12内に導入させ、チャンバー1
2の内圧を数mTorr 一定とする。しかる後、電極17に
RF電源20から給電してチャンバー12内にプラズマ
を発生させ、このプラズマをチュナー19やコンデンサ
18で安定にする。このプラズマを図1中に符号28で
示す。
【0027】プラズマ28が発生すると、プラズマ28
と半導体ウエハ1との間のシース29で生じるセルフバ
イアスによりプラズマ中のアルゴンイオンが半導体ウエ
ハ1へ向けて加速され、半導体ウエハ1の上面に露出し
ている金属表面の酸化膜にたたきつけられてこの酸化膜
がエッチングされる。このとき、電極17の上方に位置
するクランプリング14もエッチングされるが、クラン
プリング14におけるアルゴンイオンの進行方向上流側
を向く表面はセラミック22によって被覆されており、
セラミック22は金属に較べてエッチング速度が約1/
10程度と低くいため、半導体ウエハ1が重金属によっ
て汚染されることはない。また、このようにエッチング
速度が低い関係から、プラズマ溶射法によって形成され
た薄いセラミックであっても長時間使用することができ
る。さらに、クランプリング14は金属リング21が半
導体ウエハ1に接しているためにエッチング時に起こる
チャージが少なくなる。このため、チャージによって半
導体ウエハ1内の薄いゲート酸化膜が破壊されるという
問題も解消される。
【0028】表1に本発明に係るクランプリング14を
使用してエッチングを行った場合の重金属汚染量と、従
来のステンレス合金製クランプリングを使用してエッチ
ングを行った場合の重金属汚染量を示す。
【0029】
【表1】 表1に示したように、従来のステンレス合金製クランプ
リングを用いた場合にはFe,Ni,Crの重金属が半
導体ウエハ上に1×1012〜1013atoms/cm2存在し
た。これに対して、セラミックを被覆した本発明のクラ
ンプリングを用いた場合はFe,Ni,Crの重金属は
測定限界以下であった。なお、重金属汚染量を測定する
に当たっては、全反射蛍光X線分析装置を用いた。ま
た、測定に当たり行ったエッチングの深さは熱酸化Si
換算で30nmとした。
【0030】表2に本発明に係るクランプリング14を
使用してエッチングを行った場合のチャージに起因する
不良個数と、セラミックのみによって形成されたクラン
プリングを使用した場合のチャージに起因する不良個数
を示す。
【0031】
【表2】 なお、このチャージによるダメージを評価するに当たっ
てはMOSダイオードを用いた。このMOSダイオード
は、ゲート酸化膜厚が9nmで、アンテナ面積/ゲート
面積比をアンテナ比とした。また、一枚に52個のMO
Sダイオードが形成された半導体ウエハを使用した。こ
のため、表2中の数値は、52チップ中の不良チップ数
を示している。さらに、測定に当たり行ったエッチング
の深さは熱酸化Si換算で30nmとした。
【0032】表2に示したように、セラミックのみによ
って形成されたクランプリングを用いた場合には、アン
テナ比を1×103〜105にするとゲート酸化膜破壊に
よる不良チップが4個から7個生じた。これに対して、
セラミックを被覆した本発明に係るクランプリングを使
用した場合は、アンテナ比を高く設定してもゲート酸化
膜破壊は起こらなかった。
【0033】上述したようにエッチングを行い、プラズ
マ28を消滅させた後は、クランプリング14をクラン
プリング上下機構25によって上昇させて半導体ウエハ
1の固定を解除し、次工程の操作が行われる。
【0034】したがって、金属リング21にセラミック
22を被覆させたため、アルゴンイオンはクランプリン
グ14の金属リング21には衝突しなくなる。このた
め、重金属汚染を防ぐことができる。これに加えて、金
属リング21が半導体ウエハ1に接触するため、両者が
電気的に接続されると共に、半導体ウエハ21にはセラ
ミックより軟弱なステンレス合金が触れることになる。
このため、チャージが起こったり半導体ウエハにパーテ
ィクルが生じたりすることがない。
【0035】また、本実施例にしめしたようにクランプ
リング14における半導体ウエハ1に接する部分(金属
リング21の内面)を電解研磨等の手法を用いて鏡面仕
上げすると、半導体ウエハ1に金属リング21が接触し
てパーティクルが発生するのをより一層抑えることがで
きる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るエッチ
ング装置は、半導体ウエハをチャンバー内で保持するク
ランプ部材を、イオンの進行方向上流側を向く表面がセ
ラミックによって被覆された金属材によって形成したた
め、イオンはクランプ部材の金属部分には衝突しなくな
るから、半導体ウエハが重金属によって汚染されるのを
確実に防ぐことができる。なお、セラミックは金属より
エッチング速度が小さいので、プラズマ溶射法によって
形成された薄いものであっても長時間使用することがで
きる。
【0037】また、クランプ部材の金属部分が半導体ウ
エハに接触し、これら両者が電気的に接続されるから、
エッチング時にチャージが起こることがない。このた
め、エッチング時に半導体ウエハ内部の薄いゲート酸化
膜が破壊されることがなく、歩留りを向上させることが
できる。さらに、半導体ウエハにはセラミックよりは軟
弱である金属が触れることになるので、半導体ウエハと
クランプ部材との相対的な位置がずれたとしても半導体
ウエハにはパーティクルは生じ難い。
【0038】さらに、クランプ部材の母材となるのは金
属であるため、加工性および強度に優れ、半導体ウエハ
に接する部分の鏡面仕上げが可能である。そのようにす
ることでより一層パーティクルの発生を抑えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエッチング装置の断面図である。
【図2】本発明に係るエッチング装置に用いるクランプ
リングの平面図である。
【図3】クランプリングによって半導体ウエハを固定し
ている状態を示す斜視図で、同図はクランプリングおよ
び半導体ウエハを図2におけるIII−III線で破断した状
態を示している。
【図4】多層配線が形成される従来の半導体ウエハの拡
大断面図で、同図(a)はスパッタエッチング前の状態
を示し、同図(b)はスパッタエッチングを行っている
ときの状態を示し、同図(c)はエッチング後に金属配
線を設けた状態を示す。
【符号の説明】
1 半導体ウエハ 11 エッチング装置 12 チャンバー 14 クランプリング 17 電極 21 金属リング 22 セラミック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スパッタエッチング用チャンバー内に保
    持された半導体ウエハにイオンを衝突させてエッチング
    を行うエッチング装置において、前記半導体ウエハをチ
    ャンバー内で保持するクランプ部材を、イオンの進行方
    向上流側を向く表面がセラミックによって被覆された金
    属材によって形成したことを特徴とするエッチング装
    置。
JP13897293A 1993-05-18 1993-05-18 エッチング装置 Pending JPH06333877A (ja)

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JP13897293A JPH06333877A (ja) 1993-05-18 1993-05-18 エッチング装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4615659B2 (ja) * 1999-02-22 2011-01-19 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 組合せクランプリング

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4615659B2 (ja) * 1999-02-22 2011-01-19 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 組合せクランプリング

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