JPH0633364U - 同軸ケーブルのコネクタ - Google Patents
同軸ケーブルのコネクタInfo
- Publication number
- JPH0633364U JPH0633364U JP7519092U JP7519092U JPH0633364U JP H0633364 U JPH0633364 U JP H0633364U JP 7519092 U JP7519092 U JP 7519092U JP 7519092 U JP7519092 U JP 7519092U JP H0633364 U JPH0633364 U JP H0633364U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coaxial cable
- circuit board
- connector
- printed circuit
- shield wire
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 同軸ケーブルをプリント基板に接続する際の
接続高さを低くして、省スペースで接続を可能にするこ
と、及びそれに伴う製品コストの低下を図ること、さら
に機械による自動化を可能にすることにより手作業によ
る作業のむら、及び遅滞を解消し、製品品質の安定性を
高めることにある。 【構成】 プリント基板5などの回路に同軸ケーブル1
を接続するためのコネクタ10である。このコネクタ1
0は、同軸ケーブル1のシールド線1bをクランプする
クランプ部11と、このクランプ部11に一体的につな
がりシールド線1bと回路とを電気的に接続する端子部
13とを備えている。
接続高さを低くして、省スペースで接続を可能にするこ
と、及びそれに伴う製品コストの低下を図ること、さら
に機械による自動化を可能にすることにより手作業によ
る作業のむら、及び遅滞を解消し、製品品質の安定性を
高めることにある。 【構成】 プリント基板5などの回路に同軸ケーブル1
を接続するためのコネクタ10である。このコネクタ1
0は、同軸ケーブル1のシールド線1bをクランプする
クランプ部11と、このクランプ部11に一体的につな
がりシールド線1bと回路とを電気的に接続する端子部
13とを備えている。
Description
【0001】
本考案は、プリント基板に同軸ケーブルを接続するコネクタに関する。
【0002】
一般に、図4に示すように、プリント基板5にメス型コネクタ27aを取り付 けるとともに、そこにオス型コネクタ27bを接続することによって、同軸ケー ブル1をプリント基板5の回路に接続する方法は知られている(例えば、特開昭 64−57579号)。また、その他にも図5に示すように同軸ケーブル1のシ ールド線1bを直接プリント基板5にハンダ付け29することによって同軸ケー ブル1をプリント基板5に接続する方法も知られている。
【0003】
しかしながら、前者によると、メス型コネクタ27aとオス型コネクタ27b とを使用して接続するため接続高さが高くなり、高さ方向のスペースを多くとっ てしまうという問題がある。また、後者によると、メス型コネクタ27a、オス 型コネクタ27bを使用しないので、接続高さが高くなるという欠点はないが、 シールド線1bを直接プリント基板5にハンダ付け29するに際し、手作業でハ ンダ付けせねばならないため、溶接にむらができ、製品品質の安定性に欠けるこ と、及び作業時間がかかることなどの問題がある。
【0004】 本考案は、このような従来技術の有する問題点に鑑みなされたものであり、同 軸ケーブルをプリント基板に接続する際の接続高さを低くして、省スペースで接 続を可能にすること、及びそれに伴う製品コストの低下を図ること、さらに機械 による自動化を可能にすることにより手作業による作業のむら、及び遅滞を解消 し、製品の品質の安定性を高めることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本考案は、プリント基板などの回路に同軸ケーブ ルを接続するためのコネクタにおいて、同軸ケーブルのシールド線をクランプす るクランプ部と、このクランプ部に一体的につながりシールド線と回路とを電気 的に接続する端子部とを備えたことを特徴とするものである。
【0006】
本考案によれば、同軸ケーブルのシールド線をコネクタのクランプ部によりク ランプし、コネクタの端子部をプリント基板の回路上に密着し、端子部とプリン ト基板の回路とをハンダ付けすることにより、シールド線とプリント基板の回路 とが電気的に接続される。即ち、これによるとクランプ部の頂部を固定すること により、端子部とプリント基板の回路とが密着するので、自動溶接機などを用い て、端子部とプリント基板の回路(及び同軸ケーブルの芯線の先端とプリント基 板の回路)を自動的にハンダ付けすることができる。このため手作業に比べ迅速 且つ、ハンダ付けにむらのない安定性の高い製品を提供することができる。
【0007】
以下、本考案によるコネクタの一実施例について図4と同一部分には同一符号 を付して示した図1乃至図3を参照して説明する。
【0008】 図1乃至3において、1は同軸ケーブルを示している。この同軸ケーブル1は 、最外周部に外部被覆1aを有し、その外部被覆1aの内側はシールド線1bで あり、さらにその内側は絶縁体1cであり、最中心である芯線1dは、これらに よって覆われている。
【0009】 そして、本実施例によれば、図1及び図2に示すように、同軸ケーブル1をプ リント基板5に接続するコネクタの構造に特徴を有する。
【0010】 このコネクタ10は、同軸ケーブル1のシールド線1bをクランプするクラン プ部11と、このクランプ部11に一体的につながりシールド線1bとプリント 基板5の回路とを電気的に接続する端子部13とからなる。
【0011】 上記のクランプ部11は、図2からも明らかなように、中央部で割れた2片の シート11a,11bを有し、2片のシート11a,11bを側方に開いた状態 で、その間に同軸ケーブル1のシールド線1bを嵌め込み、その後、2片のシー ト11a,11bを内方に折り曲げ圧着して、シールド線1bをクランプする構 成である。
【0012】 図示の例では、同軸ケーブル1を形成する外部被覆1aと、シールド線1bと の間に跨がるように、同軸ケーブル1がクランプされる。
【0013】 上記コネクタ10の端子部13はプリント基板5にプリントされた回路(図示 せず)にハンダ付け7される。この端子部13は、クランプ部11の基部11c に一体的につながり、その底面13aは平坦に形成される。
【0014】 しかして、この実施例によれば、プリント基板5に同軸ケーブル1を接続する に際し、自動溶接機などを用いることができる。この際には、例えば、クランプ 部11の頂部11dを治具(図示せず)により固定すると、端子部13の底面1 3aがプリント基板5の回路上に密着するので、端子部13とプリント基板5の 回路とを自動的にハンダ付け7することができる。なお、この際には、芯線1d の先端も、自動ハンダ付け9によりプリント基板5に接続される。
【0015】 次に、本実施例の作用を説明する。
【0016】 まず、クランプ部11の2片のシート11a,11bを中央部で割って側方に 折り曲げ、その間に同軸ケーブル1のシールド線1bを嵌め込み、その後、2片 のシート11a,11bを内方に折り曲げ圧着して、シールド線1bをクランプ する。ついで、クランプした後は自動溶接機などを用いてクランプ部11の頂部 11dを治具(図示せず)により固定し、端子部13の底面13aをプリント基 板5の回路上に密着させ、端子部13とプリント基板5の回路とをハンダ付け7 すると共に、芯線1dの先端を同じく回路にハンダ付け9する。
【0017】 これによれば、同軸ケーブル1はクランプ部11に対してしっかりと固着され るので、同軸ケーブル1が容易にずれたり、はずれたりすることはなく、またク ランプ部11は、シールド線1bに密着しているので、端子部13をプリント基 板5にハンダ付け7することにより、シールド線1bとプリント基板5の回路と を電気的に接続することができる。
【0018】 即ち、この電気的な接続は、ハンダ付け7によりなされる。しかして、この実 施例によれば、図5による従来技術が示すように、シールド線1bを手作業によ り引き出してから、ハンダ付けする必要はなくなり、クランプ部11の一部に設 けた端子部13をプリント基板5の回路に接続すればよいので、機械作業による 自動的な接続が可能となる。このために、接続にむらがなくなり、製品の安定性 が向上し、しかも作業時間が大巾に短縮される。
【0019】 また、図4に示す従来技術のように、メス型コネクタ27a、オス型コネクタ 27bなどが不要になるので、接続高さは低くなり、省スペースで接続可能であ るので、、コストを低減させることができる。
【0020】
本考案は、以上説明したように構成されるので、従来のようにオス型コネクタ 、メス型コネクタを使用する場合に比べ、接続高さが低くなり、省スペース化さ れ、製造コストが低下する。また、クランプ部に端子部を設けたことにより、手 作業によるハンダ付けでなく、機械化による自動的なハンダ付けが可能となるた め、手作業に比べてハンダ付けにむらがなくなり、製品品質の安定性が向上する とともに、作業時間の短縮が図れるという効果を有する。
【図1】本考案によるコネクタの一実施例を示す側面図
である。
である。
【図2】本考案によるコネクタの一実施例を示す平面図
である。
である。
【図3】図1のIII −III 断面図である。
【図4】従来のコネクタを示す斜視図である。
【図5】従来のコネクタを示す側面図である。
1 同軸ケーブル 1a 外部被覆 1b シールド線 1c 絶縁体 1d 芯線 5 プリント基板 10 コネクタ 11 クランプ部 13 端子部
Claims (1)
- 【請求項1】 プリント基板などの回路に同軸ケーブル
を接続するためのコネクタにおいて、前記同軸ケーブル
のシールド線をクランプするためのクランプ部と、この
クランプ部に一体的につながり前記シールド線と前記回
路とを電気的に接続する端子部とを備えたことを特徴と
する同軸ケーブルのコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7519092U JPH0633364U (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 同軸ケーブルのコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7519092U JPH0633364U (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 同軸ケーブルのコネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0633364U true JPH0633364U (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=13569035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7519092U Pending JPH0633364U (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 同軸ケーブルのコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633364U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007122900A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-05-17 | Yazaki Corp | インナーターミナルの製造方法及びインナーターミナル |
-
1992
- 1992-10-05 JP JP7519092U patent/JPH0633364U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007122900A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-05-17 | Yazaki Corp | インナーターミナルの製造方法及びインナーターミナル |
JP4587934B2 (ja) * | 2005-10-25 | 2010-11-24 | 矢崎総業株式会社 | インナーターミナルの製造方法及びインナーターミナル |
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