JPH06333539A - 放電ランプ素子および高所表示装置 - Google Patents

放電ランプ素子および高所表示装置

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JPH06333539A
JPH06333539A JP11708693A JP11708693A JPH06333539A JP H06333539 A JPH06333539 A JP H06333539A JP 11708693 A JP11708693 A JP 11708693A JP 11708693 A JP11708693 A JP 11708693A JP H06333539 A JPH06333539 A JP H06333539A
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discharge tube
discharge lamp
discharge
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light emitting
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Makoto Kotani
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実装方向に対して所定の角度を持った方向へ
の指向性を強くすることで、その方向からの視認性を向
上させる。 【構成】 両端部に陰極3および陽極4が設けられた放
電管2は、中間部において軸方向に対して角度θだけ上
方に屈曲して立ち上がった形状となっている。実装面1
aには、陽極4に接続された陽極コネクタ9、および陰
極3に接続された陰極コネクタ10が、それぞれ実装面
1aに垂直に設けられ、この方向が放電ランプ素子1の
実装方向となる。放電管2の立上り部の下面はガラスか
らなる発光面7となり、放電管2の内壁の、発光面7と
対向する部位および左端面には蛍光体6が塗布されてい
る。陽極4と陰極3との間への電圧の印加による放電管
2内の放電で蛍光体6が刺激されて発光し、この光が発
光面7から放電管2の外部に矢印B方向に照射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として屋外に設置さ
れる大型の表示装置の光源として使用される放電ランプ
素子および高所表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、屋外における視覚的公告媒体や競
技場における観客への視覚的サービスの一環として、よ
り多くの人の視認性をよくするために大型の高所表示装
置による画像の投射が広く用いられている。この種の高
所表示装置は、光源として多数の放電ランプ素子をマト
リックス状に配置し、画像信号に基づき所定の位置の放
電ランプ素子を発光させることで、画像を投射してい
る。
【0003】このような高所表示装置の光源として用い
られる従来の放電ランプ素子としては、図3に示すもの
が知られている。図3は、従来の放電ランプ素子の断面
図である。図3に示すように、放電管52には、十字状
の隔壁により4つの空間(2つのみ図示)仕切られ、各
空間の内壁に蛍光体56が塗布された発光部55が一体
的に設けられている。発光部55の図示左端にはガラス
からなる発光面57が固着されている。放電管52の内
部と発光部55の各空間とは、発光部55に各空間毎に
形成された放電孔55aを介して互いに連通しており、
希ガスが封入されている。放電管52の図示右端である
放電ランプ素子の実装面51aには、2本の陽極コネク
タ59および2本の陰極コネクタ60が、それぞれ実装
面51aと垂直方向、すなわち放電管52の軸方向と平
行に設けられ、この方向が放電ランプ素子の実装方向と
なる。各陰極コネクタ60は、それぞれ放電管52の図
示右端部に配置された陰極53に接続されており、一
方、各陽極コネクタ59は、それぞれ発光部55の各空
間に配置された陽極54に接続されている。また、発光
部55の図示上面には、図示左方に延びるシェード58
が設けられている。
【0004】これにより、陰極53と各陽極54との間
に電圧を印加すると、陰極53から各陽極54に向けて
矢印Cのように放電が起こり、放電によって蛍光体56
が刺激されて発光し、発光面57から光が照射される。
このときの発光の指向性は、放電ランプ素子の実装方向
が最も強くなる。
【0005】そして、図3に示した放電ランプ素子を高
所表示装置の光源として使用した場合の一例を図4に示
す。図4において、高所表示装置70には、多数の放電
ランプ素子51が、その実装面51a(図3参照)を垂
直にしてマトリックス状に配置され、それぞれの放電ラ
ンプ素子51を一つ一つの画素としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の放電ランプ素子は、実装面を垂直にして配置し
たとき、光の最大放射方向が水平方向となるので、これ
を高所表示装置の光源として使用すると、実際の視点と
なる下方からの視認性が著しく低下するという問題点が
あった。これを解決するために放電ランプ素子を高所表
示装置の実装面に対して下方に傾斜させて実装すること
が考えられるが、それでは放電ランプ素子と高所表示装
置との実装構造が複雑になってしまう。
【0007】また、シェードは放電ランプ素子の実装方
向に設置されているため、実装面を垂直にして配置した
とき、水平に近い入射角の外光は遮断できず、像のコン
トラストが低下し、ますます視認性が低下するという問
題点もあった。
【0008】そこで本発明は、実装方向に対して所定の
角度を持った方向への指向性を強くすることで、その方
向からの視認性を向上させる放電ランプ素子および高所
表示装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の放電ランプ素子は、両端部に陽極および陰極が
配置されるとともに、内壁面に蛍光体が塗布された放電
管と、該放電管を実装するために、前記放電管の一端に
設けられて前記陽極および陰極にそれぞれ接続されたコ
ネクタとを有し、前記陽極と陰極への電圧の印加により
生じる放電を利用して前記蛍光体を発光させ、その光を
前記放電管の発光面から外部に透過させる放電ランプ素
子において、前記発光面は前記放電管の実装方向に対し
て所定の角度をもって傾いて配置され、かつ、蛍光体は
前記放電管の内壁面の前記発光面に対向する部位に塗布
されていることを特徴とする。
【0010】また、前記放電管が、中間部で前記放電管
の実装方向に対して所定の角度だけ屈曲したものや、前
記放電管の他端に、前記発光面に垂直に配置されたシェ
ードが設けられているものであってもよい。
【0011】本発明の高所表示装置は、上記本発明の放
電ランプ素子を光源として使用し、画像信号に基づいて
所定の位置の放電ランプ素子を発光させて画像を投射す
るものである。
【0012】また、前記実装方向を水平方向とし、前記
発光面が水平方向に対して所定の角度だけ上方に傾いて
配置されたものであってもよい。
【0013】
【作用】上記のとおり構成された本発明の放電ランプ素
子は、放電管の実装方向に対して所定の角度をもって傾
いて発光面が配置されるとともに、放電管の内壁面の、
発光面に対向する部位に蛍光体が塗布されているので、
発光の指向性は、発光面に垂直な方向、すなわち実装方
向に対して所定の角度をもつ方向が最も強くなる。その
結果、この放電ランプ素子を高所表示装置の光源として
使用した場合には、実装方向を水平方向としても、下方
に対して発光の指向性を強くすることができ、下方から
の視認性が向上する。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0015】図1は、本発明の放電ランプ素子の一実施
例の断面図である。図1に示すように、放電ランプ素子
1の放電管2は、その内部に希ガスが封入されており、
中間部において軸方向に対して角度θだけ上方に屈曲し
て立ち上がった形状となっている。放電管2の図示右端
面である放電ランプ素子1の実装面1aには、陽極コネ
クタ9および2本の陰極コネクタ10が、それぞれ実装
面1aに垂直に設けられ、この方向が放電ランプ素子1
の実装方向となる。各陰極コネクタ10は、それぞれ放
電管2の内部の図示右端に配置された陰極3に接続され
ており、一方、陽極コネクタ9は、放電管2の内部の図
示左端に配置された陽極4に接続されている。これによ
り、陽極9と各陰極10との間に電圧を印加すると、放
電管2内では、陰極3から陽極4に向かって図示矢印A
のように放電が起こる。また、放電管2の立上り部の図
示下面はガラスからなる発光面7となっているととも
に、放電管2の内壁の、発光面7と対向する部位および
図示左端面には、蛍光体6が塗布されており、放電管2
内で起こった放電により蛍光体6が刺激されて発光し、
この光が発光面7から放電管2の外部に照射される構成
となっている。
【0016】さらに、放電管2の図示左端には、余分な
外光を遮断するためのシェード8が、発光面7に対して
垂直に設けられている。
【0017】上記構成に基づき、実装面1aを垂直にし
た状態で陽極4と陰極3との間に電圧を印加すると、放
電ランプ素子1から照射される光は、発光面7に対して
垂直方向、すなわち水平面に対してπ−θだけ下方が最
大照射強度方向Bとなる。この最大照射強度方向Bは、
放電管2の立上り角度を任意に設定することで任意に定
めることができ、実装面1aに対して所定の角度での発
光の指向性を強くすることができる。また、シェード8
により、水平に近い入射角の外光は遮断される。
【0018】図2は、図1に示した放電ランプ素子1を
光源として使用した高所表示装置の概略側面図である。
図2に示すように、多数の放電ランプ素子1が、実装面
1a(図1参照)を垂直にした状態でマトリックス状に
実装され、各放電ランプ素子1で画素を構成している。
そして画像信号に基づき、所定の位置の放電ランプ素子
1を発光させることで、所定の画像が表示される構成と
なっている。
【0019】このように、図1に示した放電ランプ素子
1を高所表示装置20の光源として使用することで、各
放電ランプ素子1から照射される光は、下方への発光の
指向性が強くなるので、下方から高所表示装置20を見
上げた際の視認性が向上する。また、各放電ランプ素子
1は同一平面上に平行に実装できるので、放電ランプ素
子1の高所表示装置20への実装部の構造を簡単にでき
る。さらに、水平に近い入射角の外光はシェード8によ
り遮断されるので、放電ランプ素1子消灯時の発光面7
(図1参照)の反射輝度がより低く抑えられ、コントラ
ストが向上する。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0021】本発明の放電ランプ素子は、放電管の実装
方向に対して所定の角度をもって傾いて発光面が配置さ
れ、発光面に対向する部位に蛍光体が塗布されているの
で、実装方向に対して所定の角度をもつ方向への、発光
の指向性を強くし、その方向からの視認性を向上させる
ことができる。そのため、高所表示装置など、実装方向
に対して所定の方向への発光の指向性を強くしたい場合
の光源として最適である。また、放電管を中間部で屈曲
させることで、容易に発光面の角度を設定できる。
【0022】本発明の高所表示装置は、本発明の放電ラ
ンプ素子を光源として使用しているので、放電ランプ素
子を水平方向に実装しつつ下方への発光の指向性を強く
することができ、実際の視点となる下方からの視認性を
向上させることができる。また、放電ランプ素子にシェ
ードを設けることで、水平に近い入射光が遮断され、放
電ランプ素子の消灯時の発光面の反射輝度をより低く抑
えることができる。その結果、コントラストを向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放電ランプ素子の一実施例の断面図で
ある。
【図2】図1に示した放電ランプ素子を光源として使用
した高所表示装置の概略側面図である。
【図3】従来の放電ランプ素子の一例の断面図である。
【図4】図3に示した放電ランプ素子を光源として使用
した高所表示装置の概略側面図である。
【符号の説明】 1 放電ランプ素子 1a 実装面 2 放電管 3 陰極 4 陽極 6 蛍光体 7 発光面 8 シェード 9 陽極コネクタ 10 陰極コネクタ 20 高所表示装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部に陽極および陰極が配置されると
    ともに、内壁面に蛍光体が塗布された放電管と、該放電
    管を実装するために、前記放電管の一端に設けられて前
    記陽極および陰極にそれぞれ接続されたコネクタとを有
    し、前記陽極と陰極への電圧の印加により生じる放電を
    利用して前記蛍光体を発光させ、その光を前記放電管の
    発光面から外部に透過させる放電ランプ素子において、 前記発光面は前記放電管の実装方向に対して所定の角度
    をもって傾いて配置され、かつ、蛍光体は前記放電管の
    内壁面の前記発光面に対向する部位に塗布されているこ
    とを特徴とする放電ランプ素子。
  2. 【請求項2】 前記放電管は、中間部で前記放電管の実
    装方向に対して所定の角度だけ屈曲している請求項1に
    記載の放電ランプ素子。
  3. 【請求項3】 前記放電管の他端には、前記発光面に垂
    直に配置されたシェードが設けられている請求項1また
    は2に記載の放電ランプ素子。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    の多数の放電ランプ素子を光源として使用し、画像信号
    に基づいて所定の位置の放電ランプ素子を発光させて画
    像を投射する高所表示装置。
  5. 【請求項5】 前記実装方向を水平方向とし、前記発光
    面が水平方向に対して所定の角度だけ上方に傾いて配置
    された請求項4に記載の高所表示装置。
JP5117086A 1993-05-19 1993-05-19 放電ランプ素子および高所表示装置 Expired - Lifetime JPH07123038B2 (ja)

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JPH06333539A true JPH06333539A (ja) 1994-12-02
JPH07123038B2 JPH07123038B2 (ja) 1995-12-25

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5014115A (ja) * 1973-06-08 1975-02-14
JPS58125086A (ja) * 1982-01-20 1983-07-25 松下電器産業株式会社 電光表示装置
JPH02129659U (ja) * 1989-03-31 1990-10-25
JP3082553U (ja) * 2001-06-11 2001-12-14 盛文 島袋 コーヒーカップ

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