JP3404087B2 - 光源用表示管 - Google Patents

光源用表示管

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JP3404087B2
JP3404087B2 JP25751793A JP25751793A JP3404087B2 JP 3404087 B2 JP3404087 B2 JP 3404087B2 JP 25751793 A JP25751793 A JP 25751793A JP 25751793 A JP25751793 A JP 25751793A JP 3404087 B2 JP3404087 B2 JP 3404087B2
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佐四郎 上村
裕司 鴨川
幸治 世古
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Noritake Itron Corp
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、フロントガラスとガラ
スバルブとをフリットガラスにより封止させて構成され
る光源用表示管に係わり、特にフロントガラスの内面側
のガラス構造に関し、詳細には蛍光面の形成構造に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】図5は、従来の光源用蛍光表示管の構成
を示す要部断面図である。同図において、1は円筒状に
形成されたガラスバルブ、2はこのガラスバルブ1の一
方の開口端にフリットガラス3を介して封着されたフロ
ントガラスであり、このフロントガラス2がガラスバル
ブ1の開口端にフリットガラス3により封着されて円筒
状ガラスバルブ構体4が構成されている。5はフロント
ガラス2の内面側に形成された蛍光面、6は蛍光面5上
に形成されたAlメタルバック膜、7はガラスバルブ1
のフロントガラス2側内壁面に形成されたカーボン膜、
8はAlメタルバック膜6とカーボン膜7との間に被着
形成されかつ両者間を電気的に接続するBaゲッター膜
である。 【0003】また、10はガラスバルブ1の他方の開口
端に封着されたステム構体、11はガラスバルブ1の他
方の開口端にフリットガラス12を介して封着されたス
テムガラス、13はステムガラス11に一体的に形成さ
れた排気管、14はステムガラス11上にリードピン1
5aに連結されたカソードリード16の先端部に固定配
置されたカソード構体、17はリードピン15bに連結
されたアノードリード18の先端部に固定配置された円
筒状のアノードリング、19はアノードリング17の先
端部に取り付け固定されたBaゲッター、20はアノー
ドリング17の先端部に取り付け固定されかつカーボン
膜7に接触して電気的に接続されたバルブスペーサコン
タクトである。 【0004】このような構成において、図示しない外部
回路からリードピン15bに所定の高電圧が供給される
と、アノードリード18→アノードリング17→バルブ
スペーサコンタクト20→カーボン膜7→Baゲッター
膜8の経路をそれぞれ導通してAlメタルバック膜6に
供給されるとともに同様に外部回路からリードピン15
aを介して制御電圧が供給されると、カソード構体14
から電子ビームが放射され、この放射された電子ビーム
により蛍光面5が励起され、その蛍光体に応じた発光色
がフロントガラス2を透過して前面側方向に向かって発
光表示される。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】近年、この種の光源用
表示管は、図6に示すように光源用表示管20を縦横方
向に多数個マトリックス状に配列して大画面表示装置3
0を構成し、文字,図形などを発光表示させる大画面表
示装置30として例えば屋外に設置されることから、明
るい表示画面が要請されている。したがって個々の光源
用表示管20に対しては高輝度発光が要求されている。
しかしながら、この種の光源用表示管20は、表示され
る大画面の解像度向上の観点から、フロントガラス2の
口径が規制され、このため、自ずとその蛍光面5の面積
(塗布面積)が規制されることから、高輝度化が達成で
きないという問題があった。 【0006】したがって本発明は、前述した従来の課題
を解決するためになされたものであり、その目的は、フ
ロントガラスの口径が規制されても、高輝度発光を実現
可能とする光源用表示管を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、フロントガラスの内面に凸状球面を
設け、この凸状球面上に蛍光面を設けたものである。 【0008】 【作用】本発明においては、フロントガラスの内面に形
成される蛍光面の形成領域が相対的に拡大されるので、
蛍光面の表面積が大きくなる。 【0009】 【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。 (実施例1)図1は、本発明による光源用表示管の一実
施例による構成を示すフロントガラス周辺部の要部拡大
断面図であり、前述の図と同一部分には同一符号を付し
てある。同図において、図5と異なる点は、ガラスバル
ブ1の一方の開口端にフリットガラス3により封止され
るフロントガラス2Aは前方方向に球面状に突出する凸
状球面2A と、ガラスバルブ1の内側方向に球面状に突
出する凸状球面2B とが一体形成されたレンズ構造を有
して形成されており、このフロントガラス2Aの内面側
に形成された凸状球面2B 上にはこの球面形状に沿って
蛍光面5が被着形成され、さらにこの蛍光面5上には同
様の形状でAlメタルバック膜6が形成されて構成され
ている。なお、同図において、Baゲッター膜8は省略
して表示されている。 【0010】このような構成によれば、フロントガラス
2Aは、その内面側が凸状球面2Bを有して形成されて
いるので、この凸状球面2B 上に形成される蛍光面5の
塗布面積が平坦面に対して相対的に拡大されることにな
り、フロントガラス2Aの口径を大きくさせることな
く、蛍光面5の発光輝度が増大されることになり、した
がって光源用表示管の高輝度化が可能となる。 【0011】(実施例2)図2は、本発明による光源用
表示管の他の実施例による構成を示すフロントガラス周
辺部の要部拡大断面図であり、前述の図と同一部分には
同一符号を付してある。同図において、図5と異なる点
は、ガラスバルブ1の一方の開口端にフリットガラス3
により封止されるフロントガラス2Bは前方方向に表面
が平坦な平坦面2C と、ガラスバルブ1の内側方向に突
出する凸状球面2B とが一体形成されたレンズ構造を有
して形成されており、このフロントガラス2Bの内側の
凸状球面2B 上にはこの球面形状に沿って蛍光面5が被
着形成され、さらにこの蛍光面5上には同様の形状でA
lメタルバック膜6が形成されて構成されている。な
お、同図においてもBaゲッター膜8は省略して表示さ
れている。 【0012】このような構成においても、フロントガラ
ス2Bは、その内面側が凸状球面2B を有して形成され
ているので、この凸状球面2B 上に形成される蛍光面5
の塗布面積が平坦面に対して相対的に拡大されるので、
フロントガラス2Bの口径を大きくさせることなく、蛍
光面5の発光輝度を増大させることができる。 【0013】(参考例) 図3は、光源用表示管の参考例による構成を示すフロン
トガラス周辺部の要部拡大断面図であり、前述の図と同
一部分には同一符号を付してある。同図において、図5
と異なる点は、ガラスバルブ1の一方の開口端にフリッ
トガラス3により封止されるフロントガラス2Cは前方
方向に球面状に突出する凸状球面2A と、この凸状球面
A とほぼ同等の曲率を有しフロントガラス2Cの前方
方向に凹む凹状球面2D とが一体形成されたレンズ構造
を有して形成されており、このフロントガラス2Cの内
側の凹状球面2D 上にはこの球面形状に沿って蛍光面5
が被着形成され、さらにこの蛍光面5上には同様の形状
でAlメタルバック膜6が形成されて構成されている。
なお、同図においても同様にBaゲッター膜8は省略し
て表示されている。 【0014】このような構成においても、フロントガラ
ス2Cは、その内面側に凹状球面2D を有して形成され
ているので、この凹状球面2D の内面に形成される蛍光
面5の塗布面積が平坦面に対して相対的に拡大されるの
で、フロントガラス2Bの口径を大きくさせることな
く、蛍光面5の発光輝度を増大させることができる。 【0015】(実施例) 図4は、本発明による光源用表示管の他の実施例による
構成を示すフロントガラス周辺部の要部拡大断面図であ
り、前述の図と同一部分には同一符号を付してある。同
図において、図5と異なる点は、ガラスバルブ1の一方
の開口端にフリットガラス3により封止されるフロント
ガラス2Dは前方方向に球面状に凹む凹状球面2E と、
この凹状球面2E とほぼ同等の曲率を有しガラスバルブ
1の内側方向に突出する凸状球面2B とが一体形成され
たレンズ構造を有して形成されている。つまり、このフ
ロントガラス2Dは図3のフロントガラス2Cとは対称
に構成されている。また、このフロントガラス2Dの内
側の凸状球面2B 上にはこの球面形状に沿って蛍光面5
が被着形成され、さらにこの蛍光面5上には同様の形状
でAlメタルバック膜6が形成されて構成されている。
なお、同図においても同様にBaゲッター膜8は省略し
て表示されている。 【0016】このような構成においても、フロントガラ
ス2Dは、その内面側に突出する凸状球面2B を有して
形成されているので、この凸状球面2B 上に形成される
蛍光面5の塗布面積が平坦面に対して相対的に拡大され
るので、フロントガラス2Dの口径を大きくさせること
なく、蛍光面5の発光輝度を増大させることができる。 【0017】 【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
フロントガラスの内面に凸状球面を設け、この凸状球
に蛍光面を形成したことにより、蛍光面形成領域が相
対的に拡大され、蛍光面の表面積が大きくなり、蛍光面
の発光輝度を増大させることができるので、フロントガ
ラスの口径に規制されることなく、高輝度発光が得ら
れ、高輝度化が実現可能となるという極めて優れた効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による光源用表示管の一実施例による構
成を示すフロントガラス周辺部の要部拡大断面図であ
る。 【図2】本発明による光源用表示管の他の実施例による
構成を示すフロントガラス周辺部の要部拡大断面図であ
る。 【図3】源用表示管の参考例による構成を示すフロン
トガラス周辺部の要部拡大断面図である。 【図4】本発明による光源用表示管の他の実施例による
構成を示すフロントガラス周辺部の要部拡大断面図であ
る。 【図5】従来の光源用表示管の構成を示す断面図であ
る。 【図6】光源用表示管を用いた大画面表示装置の構造を
示す平面図である。 【符号の説明】 1 円筒状のガラスバルブ 2 フロントガラス 2A フロントガラス 2B フロントガラス 2C フロントガラス 2D フロントガラス 2A 凸状球面 2B 凸状球面 2C 平坦面 2D 凹状球面 2E 凹状球面 3 フリットガラス 4 ガラスバルブ構体 5 蛍光面 6 Alメタルバック膜 7 カーボン膜 8 Baゲッター膜 9 アノード電極 10 ステム構体 11 ステムガラス 12 フリットガラス 13 排気管 14 カソード構体 15a リードピン 15b リードピン 16 カソードリード 17 アノードリング 18 アノードリード 19 Baゲッター 20 バルブスペーサコンタクト
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭64−262(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 63/00 - 63/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 内面に少なくとも蛍光面が形成されたフ
    ロントガラスと、内部に電極構体が配設されたガラスバ
    ルブとをフリットガラスにより封止させて構成された光
    源用表示管において、 前記フロントガラスの内面に凸状球面を設け、この凸状
    面上に前記蛍光面を形成したことを特徴とする光源用
    表示管。
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