JPH0633336Y2 - 冷凍ショーケース - Google Patents

冷凍ショーケース

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JPH0633336Y2
JPH0633336Y2 JP1986121159U JP12115986U JPH0633336Y2 JP H0633336 Y2 JPH0633336 Y2 JP H0633336Y2 JP 1986121159 U JP1986121159 U JP 1986121159U JP 12115986 U JP12115986 U JP 12115986U JP H0633336 Y2 JPH0633336 Y2 JP H0633336Y2
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JP
Japan
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inner box
front wall
heat
support member
auxiliary cooler
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986121159U
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English (en)
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JPS6329085U (ja
Inventor
林  広茂
清和 後藤
憲正 塚田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は断熱箱本体内にバットを支持する支持部材を設
けた冷凍ショーケースに関する。
(ロ)従来の技術 例えば実開昭56−135430号公報には相対向する辺にアイ
スクリームを充填した有底筒形コート罐の外面周囲方向
に接する切欠部を形成した複数枚の擢動板を備えた固定
装置を、外面に冷却管が配設された内箱により画成され
た庫内の上部に配設した冷凍庫が開示されている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 上記従来の技術において、庫内の前記擢動板より上方の
空間は、閉扉時における庫内への外気の侵入、加えて庫
外からの輻射熱の影響が大きく、更には冷却運転に伴な
う冷却管からの熱伝導が少なく内箱の冷却面積が少ない
ために、温度が前記擢動板より下方の空間より高くなる
傾向があり、前記擢動板より上方へ突出したコート罐内
表面のアイスクリームは温度上昇し易く、前記アイスク
リームが柔らかくなる等の品質低下が発生する恐れがあ
った。また、庫内の上部の方には冷気が有効に循環しに
くいという問題点も発生していた。そこで、本考案は上
記問題点を解決することを目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点を解決するためになされたもので、
以下実施例に基づいて説明すると、外面に冷凍回路の冷
却管(6)を密着して設けた内箱(5)、外箱(7)、
及び、両箱間に充填された断熱材(8)からなり上面に
開口(10)が形成された断熱箱本体(9)と、この断熱
箱本体の店員側の側壁即ち背壁(5B)の上部に内箱
(5)に沿って設置された補助冷却器(13)と、内箱
(5)の外面に設けられた冷却管(6)と、内箱(5)
の少なくとも顧客側の側壁即ち前壁(5A)及び背壁(5
B)の適所に設けられた第1、第2受部材(18A)(18
B)に載置され、バット(15A)(15B)が支持される板
状の支持部材(16)とを備えた冷凍ショーケース(1)
において、前記第1、第2受部材(18A)(18B)は背壁
側部材より前壁側部材が低くなるように取付けられ、支
持部材(16)は第1、第2受部材(18A)(18B)に支持
され、前記背壁側部から前記前壁側部へ向け下方へ傾斜
して設けられた冷凍ショーケースを提供するものであ
る。
(ホ)作用 以下、実施例によると、第1、第2受部材(18A)(18
B)に支持された支持部材(16)は、断熱箱本体(9)
の背壁(5A)から前壁(5B)へ向け下方へ傾斜して設け
られているため、補助冷却器(13)から流れ出た冷気は
支持部材(16)の傾斜面に沿って背壁(5A)から前壁
(5B)へ向って流れ、又、前記支持部材の傾斜により支
持部材(16)の前端より上方の内箱面積が広くなり、即
ち直冷式の内箱兼用の冷却器から前記支持部材上方空間
への輻射冷却が促進されることになり、前壁(5B)近傍
のバット(15A)の上部被冷却物は補助冷却器(13)か
らの冷気、及び前記輻射冷却により冷やされる。
(ヘ)実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図及び第2図(1)は上部に透明窓(2)及びスラ
イド式の透明扉(3)を有する冷凍ショーケースで、庫
内(4)を画成する内箱(5)の外側面に冷却管(6)
を密着して設けて前記庫内を冷却するもので、内箱
(5)、外箱(7)、及び内外両箱間に充填された断熱
材(8)により断熱箱本体(9)が形成されている。こ
の断熱箱本体において、背壁(9A)の下部には断熱扉
(10A)により開閉自在に閉塞される開口(10)が形成
されている。また、店員側の背壁(9A)の上部には庫外
側へ突出した突出壁(11)により凹部(12)が形成さ
れ、この凹部(12)には補助冷却器(13)が配設されて
いる。尚、凹部(12)の上面は断熱板(14)に覆われ、
(9B)は背壁(9A)と相対向した断熱箱本体(9)の前
壁である。
(15A)(15B)はステンレス等の金属からなり、上面開
口周縁に外方に延びる環状のフランジを備えた容器等の
バットで、種類の異なるアイスクリーム等の被冷凍物を
夫々充填している。又、(16)は庫内(4)に配設され
た板状の支持部材で、この支持部材にはバット(15A)
(15B)を挿入した夫々の底面を浮かした状態で支持す
る複数の開口(図示せず)が形成されている。(18A)
(18B)は支持部材(16)を支持する第1、第2受部材
で、第1、第2受部材(18A)(18B)は夫々内箱(5)
の顧客側の側壁即ち前壁(5A)と店員側の側壁即ち背壁
(5B)との上部に設けられ、前壁(5A)の第1受部材
(18A)は背壁(5B)の第2受部材(18B)より低い位置
に設けられている。そして、第1、第2受部材(18A)
(18B)に載置支持された支持部材(16)は背壁(5B)
から前壁(5A)に向け下方へ傾斜している。尚、庫内
(4)の幅(L1)が例えば550mmのとき、支持部材(1
6)の前壁側先端と背壁側先端との高さの差は例えば40m
mである。そして、第1受部材(18A)より上方の側壁
(5A)外面には冷却管(6)が位置している。
上記冷凍ショーケース(1)の構成にて冷却運転が行な
われているとき、冷却管(6)に冷媒が循環して直冷式
の冷却器となる内箱(5)の表面温度は低下し、庫内
(4)は直接冷却される。また、補助冷却器(13)にも
冷媒は循環して、この補助冷却器により冷やされた冷気
は支持部材(16)の傾斜面に沿って背壁(5B)から前壁
(5A)へ向け流れる。又、前壁側の第1受部材(18A)
より上方の前壁(5A)は外面の冷却管(6)により冷却
され、前壁(5A)からの輻射冷却により支持部材(16)
上方の前壁(5A)近傍空間は冷却される。
従って、支持部材(16)は補助冷却器(13)が設けられ
た背壁(5B)から前壁(5A)へ向い下方へ傾斜して設け
られているため、補助冷却器(13)から流れ出た冷気は
支持部材(16)及びバット(15A)(15B)の上面に沿っ
てスムースに流れ、前壁側のバット(15A)の上面まで
達し、さらに、支持部材(16)の傾斜により第1受部材
(18A)より上方の前壁側の側壁面積は広くなり、この
ため、冷却管(6)の冷媒循環による第1受部材(18
A)より上方の側壁冷却面積は広くなり、支持部材(1
6)の前壁側部即ちバット(15A)の前壁(5A)近傍は前
壁(5A)上部からの輻射冷却により効果的に冷却され、
前壁側のバット(15A)内の被冷凍物上部、特に表面を
補助冷却器(13)近傍のバット(15)内の被冷凍物と略
同一温度に冷却することができ、前壁側のバット(15
A)内の被冷凍物の硬さは均一になり、品質を良好に保
つことができる。
又、支持部材(16)の傾斜と共に、バット(15A)(15
B)は夫々前壁側即ち顧客側方向へ傾斜しているため、
夫々のバットの上面開口は顧客へ向き、内部の被冷凍物
を確認し易く、この結果顧客への展示効果の向上が図ら
れる。
(ト)考案の効果 本考案は上記実施例の如く構成された冷凍ショーケース
であるから、内壁の受部材は背壁の受部材より低い位置
に設けられ、これら受部材に載置支持される支持部材は
背壁から前壁へ向け下方へ傾斜して設けられているた
め、庫外から侵入した輻射熱の支持部材到達距離が長く
なることに併わせ、前壁の前記支持部材より上方の冷却
面積を広くとることができ、このため、前記支持部材上
方の前壁側空間の冷却能力の向上を図ることができ、
又、補助冷却器から流れ出た冷気は前記支持部材の傾斜
によりこの支持部材及び庫内前壁側及び後壁側のバット
の上面に沿ってスムースに流れるため、前記補助冷却器
から離れた前壁側のバット内の被冷凍物の上部を凍結す
るに必要な適温に保つことができ、前記被冷凍物の品質
を良好に保つことができ、しかも、前記補助冷却器が内
箱の上部に設けられた凹部に配置されると共にその凹部
の横方向に冷気が循環する出入口を有しているので、前
記支持部材を傾斜させていることとあいまって、支持部
材より下部にある冷却管による冷気とは別の補助冷却器
からの冷気がバットの上面を横方向にスムースに循環す
ることができ、アイスクリーム等の被冷凍物の表面の冷
却効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示し、第1図は
第2図に示した冷凍ショーケースの概略縦断面図、第2
図は冷凍ショーケースの概略斜視図である。 (1)……冷凍ショーケース、(4)……庫内、(5)
……内箱、(5A)……前壁、(5B)……後壁、(6)…
…冷却管、(7)……外箱、(8)……断熱材、(9)
……断熱箱本体、(9A)……背壁、(9B)……前壁、
(13)……補助冷却器、(15A)(15B)……バット、
(16)……支持部材、(18A)(18B)……第1、第2受
部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 塚田 憲正 群馬県邑楽郡大泉町大字坂田180番地 東 京三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−93162(JP,A) 実開 昭58−177787(JP,U) 実公 昭38−27950(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内箱、外箱、及び前記両箱間に充填された
    断熱材からなり上面に開口が形成された断熱箱本体と、
    該断熱箱本体の背壁の上部に前記内箱に沿って設置され
    た補助冷却器と、前記内箱の外面に設けられた冷却管
    と、前記補助冷却器よりも低位置となる内箱適所に設け
    られた前後一対の受部材に載置され、バットが支持され
    る板状の支持部材とを備えた冷凍ショーケースにおい
    て、前記受部材は前記断熱箱本体の背壁側部材より前壁
    側部材が低くなるように取付けられ、前記支持部材は前
    記各受部材に載置されて前下がりに支持され、また、前
    記補助冷却器は、内箱の上部に設けられた凹部に配置さ
    れると共にその凹部の横方向に冷気が循環する出入口を
    有していることを特徴とする冷凍ショーケース
JP1986121159U 1986-08-07 1986-08-07 冷凍ショーケース Expired - Lifetime JPH0633336Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986121159U JPH0633336Y2 (ja) 1986-08-07 1986-08-07 冷凍ショーケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986121159U JPH0633336Y2 (ja) 1986-08-07 1986-08-07 冷凍ショーケース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6329085U JPS6329085U (ja) 1988-02-25
JPH0633336Y2 true JPH0633336Y2 (ja) 1994-08-31

Family

ID=31010164

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986121159U Expired - Lifetime JPH0633336Y2 (ja) 1986-08-07 1986-08-07 冷凍ショーケース

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JP (1) JPH0633336Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58177787U (ja) * 1982-05-21 1983-11-28 株式会社東芝 冷蔵・冷凍シヨウケ−ス

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Publication number Publication date
JPS6329085U (ja) 1988-02-25

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