JP3406219B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP3406219B2
JP3406219B2 JP04152098A JP4152098A JP3406219B2 JP 3406219 B2 JP3406219 B2 JP 3406219B2 JP 04152098 A JP04152098 A JP 04152098A JP 4152098 A JP4152098 A JP 4152098A JP 3406219 B2 JP3406219 B2 JP 3406219B2
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2321/00Details or arrangements for defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2321/14Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water
    • F25D2321/146Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by the pipes or pipe connections
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2500/00Problems to be solved
    • F25D2500/02Geometry problems

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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断熱箱体の上壁下
面に取り付けられたダクト部材内に冷却器を配設すると
ともに、冷却器を介して冷却された冷気を庫内ファンに
より断熱箱体内で循環させることにより農産物等の保存
を行う冷蔵庫に関し、特に、冷却器の除霜時に発生する
除霜水をダクト部材の排水パイプから排水するに際し
て、排水パイプの入水口の近傍にてダクト部材の上面に
冷気ガイド部材を配設して冷気を庫内循環路に沿ってガ
イドすることにより、断熱箱体内で冷気を滞留させるこ
となく循環させることが可能であり、また、冷気が排水
パイプの入水口から除霜水排水機構内に入り込まないよ
うにして冷蔵庫の底壁下面等にて結露の発生を防止する
ことが可能な冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、冷却器の除霜時に発生する除
霜水を冷蔵庫の外部に排水するについて、除霜水の凍結
を防止して除霜水を確実に冷蔵庫の外部に排水するよう
に構成した冷蔵庫が存在する。例えば、実開昭56−7
6987号公報には、冷却器の真下に配設した露受皿に
排水溝を形成し、露受皿の底との間に除霜水流通間隙を
残して、排水溝と冷却器との間に冷気遮蔽板を配設した
冷却器の除霜水受装置が記載されている。
【0003】かかる除霜水受装置では、冷却器により冷
却された冷気は露受皿に形成された冷気降下孔を介して
降下して庫内を対流冷却するが、冷気の一部が排気溝に
向かって流れた場合には、冷気遮蔽板に当たって流れが
止められて排水溝に流れ込むことがなくなる。これによ
り、除霜時に冷却器より滴下して除霜水流通間隙から排
水溝に集水した除霜水が冷気によって冷却されることは
なく、その凍結が防止されて確実に除霜水の排水を行う
ことが可能となるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記実
開昭56−76987号公報の除霜水受装置では、冷気
遮蔽板を介して冷却器からの冷気が排水溝に流れ込むこ
とを防止することが可能ではあるものの、冷気遮蔽板を
介して遮蔽された冷気は上方に案内されて冷蔵庫本体の
上隅部に流れる。このとき、冷却器からの冷気は、露受
皿に形成された冷気降下孔によってのみしか降下循環さ
れない。従って、前記のように冷気遮蔽板を介して遮蔽
されて冷蔵庫本体の上隅部に流れた冷気は、その上隅部
で滞留してしまうこととなる。
【0005】前記のように冷気が冷蔵庫本体の上隅部で
滞留されると、冷却器により冷却された冷気を効率的に
冷蔵庫本体内で循環させることができなくなり、この結
果、被貯蔵物の冷却効率が格段に低下してしまう問題が
ある。
【0006】本発明は前記従来の問題点を解消するため
になされたものであり、冷却器の除霜時に発生する除霜
水をダクト部材の排水パイプから排水するに際して、排
水パイプの入水口の近傍にてダクト部材の上面に冷気ガ
イド部材を配設して冷気を庫内循環路に沿ってガイドす
ることにより、断熱箱体内で冷気を滞留させることなく
循環させることが可能であり、また、冷気が排水パイプ
の入水口から除霜水排水機構内に入り込まないようにし
て冷蔵庫の底壁下面等にて結露の発生を防止することが
可能な冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係る冷蔵庫は、断熱箱体の上壁下面に取り付
けられたダクト部材と、ダクト部材の内部に配設された
冷却器と、ダクト部材の一端に取り付けられ冷却器を
介して冷却された冷気を断熱箱体内で循環させる庫内フ
ァンとを有する冷蔵庫において、前記冷却器の下方位置
にてダクト部材の上面に設けられた冷気ガイド部材を備
え、前記冷気ガイド部材は、前記庫内ファンを介して循
環される冷気を冷却器内に案内することを特徴とする。
【0008】請求項1の冷蔵庫では、冷却器により冷却
された冷気を庫内ファンにより所定の庫内循環路に沿っ
て循環させている際に、ダクト部材の上面に設けられた
冷気ガイド部材に向かって流れる。このとき、冷気ガイ
ド部材は、庫内ファンを介して循環される冷気を冷却器
内に案内する作用を行う。従って、冷気が冷蔵庫内で滞
留されることを確実に防止して、冷気を庫内循環路に沿
って循環させつつ農産物等の冷却効率を高く維持するこ
とが可能となる。
【0009】また、請求項2に係る冷蔵庫では、前記冷
気ガイド部材は、前記冷却器の下側から冷却器内部に冷
気を案内することを特徴とする。かかる請求項2の冷蔵
庫においては、冷気ガイド部材を介して冷気が冷却器の
下側から冷却器内部に案内されるので、庫内ファンによ
り直接冷却器に入らない冷気をも冷却器内部に案内する
ことが可能となり、これより農産物等の冷却効率を更に
高く維持することが可能となる。
【0010】更に、請求項3に係る冷蔵庫では、前記ダ
クト部材の他端に連続して設けられ冷却器の除霜時に発
生する除霜水を案内する排水パイプを有し、除霜水を断
熱箱体の外部に排水する除霜水除霜水排水機構を備え、
前記冷気ガイド部材は、前記排水パイプの入水口に離間
対向された状態でダクト部材の上面に設けられていると
ともに、前記冷却器から降下する冷気を上昇させること
を特徴とする。
【0011】請求項3の冷蔵庫においては、冷却器によ
り冷却された冷気を庫内ファンにより所定の庫内循環路
に沿って循環させている際に、冷却器から降下する冷気
が、排水パイプの入水口に離間対向してダクト部材の上
面に配設された冷気ガイド部材に向かって流れた場合に
おいても、冷却器から降下された冷気は冷気ガイド部材
を介して上昇されるので、冷気が排水パイプの入水口か
ら除霜水排水機構内に入り込んでしまうことが防止され
る。これにより除霜水排水機構の内部が冷気により冷却
されることはなくなるので、冷蔵庫の底壁下面等にて結
露が発生することを確実に防止することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る冷蔵庫につい
て、本発明を具体化した実施形態に基づき図面を参照し
つつ詳細に説明する。先ず、第1実施形態に係る冷蔵庫
の概略構成について図1、図2に基づき説明する。図1
は冷蔵庫の正面図、図2は冷蔵庫の側断面図である。
【0013】図1、図2において、冷蔵庫1は、断熱箱
体からなる冷蔵庫本体2を有し、その冷蔵庫本体2の前
面側には一対の扉3、3が開閉可能に取り付けられてい
る。各扉3には、その開閉時に把持される取手4が設け
られている。また、冷蔵庫本体2の底壁5の下面には、
キャスター6及び脚部材7が取り付けられている。
【0014】冷蔵庫本体2の上壁8の上面には冷凍ユニ
ット9が配設されており、かかる冷凍ユニット9は、後
述の冷却器10を含んで公知の冷凍サイクルを形成する
ものである。上壁8の下面側には、冷却ダクト11がネ
ジ等により取り付けられている。かかる冷却ダクト11
の内部には、上壁8に固着された冷却器10が配設され
ている。この冷却器10には、冷凍ユニット9を介して
冷却された冷媒が循環されており、冷却器10にて冷媒
が蒸発する際にその気化熱に基づき冷蔵庫本体2内の空
気が冷却されるものである。尚、冷却器10は公知の構
成を有しており、ここではその説明を省略する。
【0015】ここで、前記冷却ダクト11の詳細な構成
について図3、図4に基づき説明する。図3は冷却ダク
ト11の平面図、図4は冷却ダクト11の側断面であ
る。図3、図4において、冷却ダクト11の一端側(図
3、図4中、左端下面)には、庫内ファン12がネジN
を介して取り付けられており、かかる庫内ファン12
は、冷却器10により冷却された冷気を冷蔵庫本体2内
で所定の庫内循環路(図2中、矢印にて示す)に沿って
循環させる作用を行う。また、冷却ダクト11の他端側
(図3、図4中、右端側)には、その傾斜面11Aに沿
って連続的に排水パイプ13が設けられている。排水パ
イプ13は、冷却器10の除霜時に冷却器10から発生
されて傾斜面11Aに滴下された除霜水を傾斜面11A
から集水して除霜水排水機構14(図2参照。後述す
る)に案内するものである。また、冷却ダクト11の傾
斜面11A上には、排水パイプ13の入水口13Aに離
間対向され、且つ、冷却器10の右側下方位置に対向し
て冷気ガイド部材15が配設されている。かかる冷気ガ
イド部材15は、図4に示すように、冷却ダクト11の
傾斜面11Aに固定される固定部15A、及び、固定部
15Aから略垂直方向に一体に形成された垂直壁15B
から構成され、側面視で略「L」字状に形成されてい
る。このように構成された冷気ガイド部材15は、その
垂直壁15Bにより、庫内ファン12を介して前記庫内
循環路に沿って循環される冷気の内、冷却器10から降
下する冷気を上昇させるとともに、庫内循環路に沿って
ガイドする作用を行うものである。尚、かかる冷気ガイ
ド部材15の作用については後述する。
【0016】ここに、冷気ガイド部材15の垂直壁15
Bと排水パイプ13の入水口13Aとの距離Dは、除霜
水の排水が可能であり、且つ、ゴミ等が入水口13Aか
ら入るのを防止可能な距離、例えば、10mm〜20m
m程度に設定されている。また、冷気ガイド部材15
は、図3に示すように、排水パイプ13の入水口13A
に対応して部分的に設けられているだけであり、従っ
て、除霜水が冷却ダクト11から溢れてしまうことはな
い。
【0017】図2に戻って除霜水排水機構14について
説明すると、前記排水パイプ13の入水口13Aと反対
側の排水口13B(図3、図4参照)には、連結パイプ
16の一端が連結されており、連結パイプ16の他端
は、冷蔵庫本体2の後壁17の内部に形成された除霜水
排水孔18の上端部に連結されている。また、除霜水排
水孔18の下端は、底壁5の下面に取り付けられたドレ
ンガイド19の右端部上方に臨むように構成されてお
り、更に、ドレンガイド19の左端部は、排水受容器2
0上に配置されている。前記構成に基づき、冷却器10
の除霜時に冷却ダクト11の傾斜面11A上に滴下され
た除霜水は、傾斜面11Aに沿って流れて排水パイプ1
3から連結パイプ16に案内され、更に、後壁17の除
霜水排水孔18を流下してドレンガイド19から排水受
容器20へと排水されるものである。
【0018】次に、前記した冷気ガイド部材15の作用
について図5に基づき説明する。図5は冷蔵庫1上部を
拡大して模式的に示す側断面図である。図5において、
冷却器10により冷却された冷気は、通常、庫内ファン
12を介して矢印にて示す庫内循環路に沿って冷蔵庫本
体2内を循環されるが、冷却器10から降下する冷気が
発生することも考えられる。このように冷却器10から
降下した冷気A(矢印Aにて示す)は、一旦冷気ガイド
部材15の垂直壁15Bに当たるが、この後、垂直壁1
5Bにより上昇する方向にガイドされる。このように、
排水パイプ13の入水口13Aをブロックするように冷
気ガイド部材15が傾斜面11Aに配設されているの
で、冷気が排水パイプ13の入水口13Aから除霜水排
水機構14内に入り込んでしまうことが防止され、これ
によりドレンガイド19等が冷気により冷却されること
はなくなるので、底壁5の下面にて結露が発生すること
を確実に防止して冷蔵庫1の設置床面への結露水が滴下
してしまうことを防止することができる。
【0019】また、前記のように上昇された冷気Aが発
生すると、この冷気の後方側(右方側)で降下する冷気
B(矢印Bで示す)は、冷気Aと共に上昇され、これに
より冷気Bが排水パイプ13の入水口13Aに入り込む
ことはない。そして、冷気A、冷気Bは、再度冷却器1
0内に送り込まれることとなる。このように、冷気ガイ
ド部材15を介して、冷気A、冷気Bが共に再度冷却器
10内に送り込まれることにより、一旦冷却器10から
降下した冷気を更に冷却することができる。
【0020】更に、前記のように冷却器10から降下さ
れた冷気は、冷気ガイド部材15における垂直壁15B
のガイド作用に基づき、再び庫内循環路に沿って循環さ
れることとなり、従って、冷気が冷蔵庫内で滞留される
ことを確実に防止して、冷気を庫内循環路に沿って循環
させつつ農産物等の冷却効率を高く維持することができ
る。
【0021】以上詳細に説明した通り第1実施形態に係
る冷蔵庫1では、冷却ダクト11の傾斜面11A上に、
排水パイプ13の入水口13Aに離間対向され、且つ、
冷却器10の右側下方位置に対向して冷気ガイド部材1
5を配設したので、冷却器10により冷却された冷気を
庫内ファン12により所定の庫内循環路に沿って循環さ
せている際に、冷却器10から下方に降下する冷気は、
冷気ガイド部材15の垂直壁15Bに向かって流れ、こ
のとき、冷気ガイド部材15の垂直壁15Bは、冷気を
上昇させるとともに、庫内ファン12による庫内循環路
に沿ってガイドする。従って、冷気が冷蔵庫1内で滞留
されることを確実に防止して、冷気を庫内循環路に沿っ
て循環させつつ農産物等の冷却効率を高く維持すること
ができる。
【0022】また、冷気ガイド部材15の垂直壁15B
によるガイド作用に基づき、冷気が排水パイプ13の入
水口13Aから除霜水排水機構14内に入り込んでしま
うことが防止され、これによりドレンガイド19等が冷
気により冷却されることはなくなるので、結露が底壁5
の下面にて発生することを確実に防止して冷蔵庫1の設
置床面に結露水が滴下してまうことを防止することがで
きる。
【0023】更に、冷却器10から降下した冷気は、冷
気ガイド部材15の垂直壁15Bを介して再度冷却器1
0内に送り込まれるので、一旦冷却器10から降下した
冷気を更に冷却することができる。
【0024】尚、前記第1実施形態では、比較的長い冷
却器10を使用し、冷気ガイド部材15が冷却器10の
下方に配置される構成を有する場合について説明した
が、図6に示すように、冷却器10が短く、冷気ガイド
部材15が冷却器10の外側に配置される場合において
も、冷却器10から降下した冷気A、冷気Bは、前記実
施形態の場合と同様にして、冷気ガイド部材15の垂直
壁15Bによるガイド作用に基づき上昇され、所定の庫
内循環路に沿ってガイドされるものである。
【0025】次に、第2実施形態に係る冷蔵庫について
図7、図8に基づき説明する。図7は第2実施例に係る
冷蔵庫の冷却ダクトの平面図、図8は冷蔵庫上部を拡大
して模式的に示す側断面図である。尚、第2実施形態に
係る冷蔵庫は、前記した第1実施形態に係る冷蔵庫1と
基本的に同一の構成を有しており、冷気ガイド部材15
の構成においてのみ異なるだけである。従って、以下の
説明において、第1実施形態におけると同一の部材、要
素については同一の番号を付するものとし、また、第1
実施形態と異なる構成のみについて説明することとす
る。
【0026】図7、図8において、冷却ダクト11の傾
斜面11A上に配設される冷気ガイド部材15は、その
略中央位置にて屈曲させて平面視で「く」字状に配設さ
れている。このように屈曲されたことに基づき、冷気ガ
イド部材15は、2つのガイド部21を有することとな
る。ここに、各ガイド部21は、冷却ダクト11の傾斜
面11Aに固定される固定部15A、及び、固定部15
Aから略垂直方向に一体に形成された垂直壁15Bから
構成される。各垂直壁15Bは、「く」字状に屈曲され
つつ一体に連続されており、また、庫内ファン12を介
して循環される冷気の流向に沿って斜めに配置されてい
る。
【0027】第2実施形態の冷蔵庫1では、冷気ガイド
部材15を「く」字状に配設して2つのガイド部21を
設けるとともに、各ガイド部21を固定部15Aと庫内
ファン12を介して循環される冷気の流向に沿って斜め
に配置される垂直壁15Bとから構成することにより、
各垂直壁15Bによるガイド作用に基づき前記した効果
が得られるのは勿論のこと、更に、各垂直壁15Bが冷
気の流向に沿って斜めに配置されているので、冷却器1
0から降下した冷気が冷気ガイド部材15に向かって流
れた際に、各垂直壁15Bを介して冷気を排水パイプ1
3の入水口13Aから離れる方向に分散しつつ上昇させ
るとともに、庫内ファン12による庫内循環路に沿って
ガイドすることができる。
【0028】また、冷却ダクト11の傾斜面11A上に
滴下された除霜水が「く」字状の各垂直壁15Bの傾斜
面に沿って排水パイプ13の入水口13Aに向かって案
内されることとなり、これより除霜水の流れが冷気ガイ
ド部材15によりせき止められることなく、除霜水を円
滑に排水パイプ13に排水することができるものであ
る。
【0029】続いて、第3実施形態に係る冷蔵庫につい
て図9、図10に基づき説明する。図9は第3実施例に
係る冷蔵庫の冷却ダクトの平面図、図10は冷蔵庫上部
を拡大して模式的に示す側断面図である。尚、第3実施
形態に係る冷蔵庫は、前記した第1実施形態に係る冷蔵
庫1と基本的に同一の構成を有しており、冷気ガイド部
材15の構成においてのみ異なるだけである。従って、
以下の説明において、第1実施形態におけると同一の部
材、要素については同一の番号を付するものとし、ま
た、第1実施形態と異なる構成のみについて説明するこ
ととする。
【0030】図9、図10において、冷気ガイド部材1
5は、冷却ダクト11の傾斜面11Aに固定される固定
部15A、及び、固定部15Aから略垂直方向に一体に
形成された垂直壁15Bに加えて、垂直壁15Bの上端
から延出されるとともに冷却ダクト11の傾斜面11A
と平行な水平壁15Cから構成されている。
【0031】第3実施形態の冷蔵庫1では、冷気ガイド
部材15を、固定部15A、垂直壁15Bに加えて、冷
却ダクト11の傾斜面11Aと平行に配置される水平壁
15Cを一体に形成して構成したので、垂直壁15Bに
よるガイド作用に基づき前記した効果が得られるのは勿
論のこと、更に、冷却器10から降下した冷気が冷気ガ
イド部材15に向かって流れた際に、垂直壁15Bを介
して冷気を上昇させるとともに、庫内ファン12による
庫内循環路に沿ってガイドすることができ、また、この
時、水平壁15Cにより冷気を排水パイプ13の入水口
13Aの上方でスムーズに循環することができる。
【0032】更に、第4実施形態に係る冷蔵庫について
図11、図12に基づき説明する。図11は第4実施例
に係る冷蔵庫の冷却ダクトの平面図、図12は冷蔵庫上
部を拡大して模式的に示す側断面図である。尚、第4実
施形態に係る冷蔵庫は、前記した第2実施形態と第3実
施形態とを合わせた構成を有しており、また、第1実施
形態とは冷気ガイド部材15の構成においてのみ異なる
だけである。従って、以下の説明において、第1実施形
態等におけると同一の部材、要素については同一の番号
を付するものとし、また、第1実施形態と異なる構成の
みについて説明することとする。
【0033】図11、図12において、冷却ダクト11
の傾斜面11A上に配設される冷気ガイド部材15は、
その略中央位置にて屈曲させて平面視で「く」字状に配
設されている。このように屈曲されたことに基づき、冷
気ガイド部材15は、2つのガイド部21を有すること
となる。ここに、各ガイド部21は、冷却ダクト11の
傾斜面11Aに固定される固定部15A、及び、固定部
15Aから略垂直方向に一体に形成された垂直壁15B
から構成される。各垂直壁15Bは、「く」字状に屈曲
されつつ一体に連続されており、また、庫内ファン12
を介して循環される冷気の流向に沿って斜めに配置され
ている。また、固定部15A、及び、各垂直壁15Bに
加えて、各垂直壁15Bの上端から延出されるとともに
冷却ダクト11の傾斜面11Aと平行な水平壁15Cが
一体に形成されている。
【0034】第4実施形態の冷蔵庫1では、冷気ガイド
部材15を「く」字状に配設して2つのガイド部21を
設けるとともに、各ガイド部21を固定部15A、庫内
ファン12を介して循環される冷気の流向に沿って斜め
に配置される垂直壁15Bから構成され、更に、各垂直
壁15Bの上端から延出されて冷却ダクト11の傾斜面
11Aと平行に配置される水平壁15Cを一体に形成し
て構成することにより、各垂直壁15Bによるガイド作
用に基づき前記した効果が得られるのは勿論のこと、更
に、各垂直壁15Bが冷気の流向に沿って斜めに配置さ
れているので、冷却器10から降下した冷気が冷気ガイ
ド部材15に向かって流れた際に、各垂直壁15Bを介
して冷気を排水パイプ13の入水口13Aから離れる方
向に分散しつつ上昇させるとともに、庫内ファン12に
よる庫内循環路に沿ってガイドすることができる。ま
た、冷却ダクト11の傾斜面11A上に滴下された除霜
水が「く」字状の各垂直壁15Bの傾斜面に沿って排水
パイプ13の入水口13Aに向かって案内されることと
なり、これより除霜水の流れが冷気ガイド部材15によ
りせき止められることなく、除霜水を円滑に排水パイプ
13に排水することができるものである。更に、冷却器
10から降下した冷気が冷気ガイド部材15に向かって
流れた際に、垂直壁15Bを介して冷気を上昇させると
ともに、庫内ファン12による庫内循環路に沿ってガイ
ドしつつ、水平壁15Cにより冷気を排水パイプ13の
入水口13Aの上方でスムーズに循環することができ
る。
【0035】次に、第5実施形態に係る冷蔵庫について
図13、図14に基づき説明する。図13は第5実施例
に係る冷蔵庫の冷却ダクトの平面図、図14は冷蔵庫上
部を拡大して模式的に示す側断面図である。尚、第5実
施形態に係る冷蔵庫は、前記した第1実施形態に係る冷
蔵庫1と基本的に同一の構成を有しており、冷気ガイド
部材15の構成においてのみ異なるだけである。従っ
て、以下の説明において、第1実施形態におけると同一
の部材、要素については同一の番号を付するものとし、
また、第1実施形態と異なる構成のみについて説明する
こととする。
【0036】図14、図15において、冷気ガイド部材
15は、冷却ダクト11の傾斜面11Aに固定される固
定部15A、及び、庫内ファン12を介して循環される
冷気の流向に沿って、冷却ダクト11の傾斜面11Aか
ら上方に向かって固定部15Aの一側端(図13、図1
4中、右側端)より傾斜された傾斜壁15Dを有してい
る。
【0037】第5実施形態の冷蔵庫1では、傾斜壁15
Dは第1実施形態における垂直壁15Bと同様のガイド
作用を行い、かかる傾斜壁15Dによるガイド作用に基
づき前記した効果が得られるのは勿論のこと、更に、冷
却器10から降下した冷気が冷気ガイド部材15に向か
って流れた際に、冷気を傾斜壁15Dの傾斜面に沿って
排水パイプ13の入水口13Aの上方に向かって上昇さ
せるとともに、庫内ファン12による庫内循環路に沿っ
てガイドすることができる。
【0038】尚、本発明は前記実施形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の
改良、変形が可能であることは勿論である。
【0039】
【発明の効果】以上の通り本発明は、冷却器の除霜時に
発生する除霜水をダクト部材の排水パイプから排水する
に際して、排水パイプの入水口の近傍にてダクト部材の
上面に冷気ガイド部材を配設して冷気を庫内循環路に沿
ってガイドすることにより、断熱箱体内で冷気を滞留さ
せることなく循環させることが可能であり、また、冷気
が排水パイプの入水口から除霜水排水機構内に入り込ま
ないようにして冷蔵庫の底壁下面等にて結露の発生を防
止することが可能な冷蔵庫を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷蔵庫の正面図である。
【図2】冷蔵庫の側断面図である。
【図3】冷却ダクトの平面図である。
【図4】冷却ダクトの側断面である。
【図5】冷蔵庫上部を拡大して模式的に示す側断面図で
ある。
【図6】第1実施形態の変更例に係る冷蔵庫上部を拡大
して模式的に示す側断面図である。
【図7】第2実施例に係る冷蔵庫の冷却ダクトの平面図
である。
【図8】冷蔵庫上部を拡大して模式的に示す側断面図で
ある。
【図9】第3実施例に係る冷蔵庫の冷却ダクトの平面図
である。
【図10】冷蔵庫上部を拡大して模式的に示す側断面図
である。
【図11】第4実施例に係る冷蔵庫の冷却ダクトの平面
図である。
【図12】冷蔵庫上部を拡大して模式的に示す側断面図
である。
【図13】第5実施例に係る冷蔵庫の冷却ダクトの平面
図である。
【図14】冷蔵庫上部を拡大して模式的に示す側断面図
である。
【符号の説明】
1・・・冷蔵庫、2・・・冷蔵庫本体、3・・・扉、8
・・・上壁、9・・・冷凍ユニット、10・・・冷却
器、11・・・冷却ダクト、12・・・庫内ファン、1
3・・・排水パイプ、13A・・・入水口、14・・・
除霜水排水機構、15・・・冷気ガイド部材、15A・
・・固定部、15B・・・垂直壁、15C・・・水平
壁、15D・・・傾斜壁、16・・・連結パイプ、17
・・・後壁、18・・・除霜水排水孔、19・・・ドレ
ンガイド、20・・・排水受容器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体の上壁下面に取り付けられたダ
    クト部材と、ダクト部材の内部に配設された冷却器と、
    ダクト部材の一端部に取り付けられ冷却器を介して冷却
    された冷気を断熱箱体内で循環させる庫内ファンと、前
    記冷却器の下方位置にてダクト部材の上面に設けられた
    冷気ガイド部材と、前記ダクト部材の他端に連続して設
    けられ冷却器の除霜時に発生する除霜水を案内する排水
    パイプを有し、除霜水を断熱箱体の外部に排水する除霜
    水排水機構を備え、 前記冷気ガイド部材は、前記庫内ファンを介して循環さ
    れる冷気及び、冷却器から降下する冷気を冷却器内に案
    し、前記排水パイプの入水口に離間対向された状態で
    ダクト部材の上面に設けられているとともに、前記冷却
    器から降下する冷気を上昇させることを特徴とする冷蔵
    庫。
  2. 【請求項2】 断熱箱体の上壁下面に取り付けられたダ
    クト部材と、ダクト部材の内部に配設された冷却器と、
    ダクト部材の一端部に取り付けられ冷却器を介して冷却
    された冷気を断熱箱体内で循環させる庫内ファンと、前
    記冷却器の下方位置にてダクト部材の上面に設けられた
    冷気ガイド部材と、前記ダクト部材の他端に連続して設
    けられ冷却器の除霜時に発生する除霜水を案内する排水
    パイプを有し、除霜水を断熱箱体の外部に排水する除霜
    水排水機構を備え、 前記冷気ガイド部材は、前記排水パイプの入水口に離間
    対向された状態でダクト部材の上面に設けられていると
    ともに、前記冷却器から降下する冷気及び前記庫内ファ
    ンを介して循環される冷気を上昇させ、前記庫内ファン
    を介して循環される冷気を冷却器内に案内し、前記冷却
    器の下側から冷却器内部に冷気を案内することを特徴と
    する冷蔵庫。
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