JPH06332442A - 鍵盤楽器 - Google Patents

鍵盤楽器

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Publication number
JPH06332442A
JPH06332442A JP5303104A JP30310493A JPH06332442A JP H06332442 A JPH06332442 A JP H06332442A JP 5303104 A JP5303104 A JP 5303104A JP 30310493 A JP30310493 A JP 30310493A JP H06332442 A JPH06332442 A JP H06332442A
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JP
Japan
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shank
hammer
support
rail
hammer shank
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5303104A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Kawamura
潔 河村
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンマーの打弦音を弱くあるいは無音(止
音)とする機能を、ピン板とハンマーシャンクとの間の
狭いスペースに容易に実装可能とする。 【構成】 ピン板Pとハンマーシャンク11との間に奥
行き方向に延びる支持体20を設け、この支持体20に
沿って奥方向に移動させた剛体24により下方に弾性変
形する規制体24にハンマーシャンク11が当たって、
弦14に対するハンマー12の打弦を停止あるいは弱く
なるよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピアノ等の鍵盤楽器に
おいて、打弦演奏と非打弦演奏とを切り換えることがで
きる形式の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、たとえば周囲に対する迷惑(騒
音)を抑えることが要求される集合住宅に居住するもの
等を対象として、演奏音を弱く切り換えることのできる
弱音装置が備えられたアコースティック式のピアノが供
給されるようになってきている。その一例として、実開
昭51ー67732号公報には、打弦用のハンマーが先
端に取り付けられ鍵によって作動するハンマーシャンク
の動きを、上下動可能とされた停止体で規制することに
より、ハンマーの打弦力を弱める構造のグランドピアノ
の弱音装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載の技術
によると、停止体を、ピアノを構成するピン板とハンマ
ーシャンクとの間に介装することになるが、ピン板とハ
ンマーシャンクとの間のスペースは通常狭く、上下動さ
せる機構を含めて停止体を実装するには困難であった。
また、基本的に弱音装置であって弱いながらも音は発生
するものであり、音が出ずとも運指の練習ができればよ
いといった要求、つまりは完全に音が発生しなくてもよ
いといった要求に答えられるものではない。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、ハンマーの打弦音を弱くあるいは無音とする機
能を容易に実装できる鍵盤楽器を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、請求項1として、楽器本体
のフレームに支持された略水平なピン板の下方に、前記
フレームに支持されたシャンクレールと、前記楽器本体
の奥行き方向に延び、前記シャンクレールに鉛直方向回
動自在に連結され、打鍵操作に応じた上方への回動動作
により、先端に設けられたハンマーが弦を打撃するハン
マーシャンクとを有するアクションが装備された鍵盤楽
器において、前記ピン板と前記ハンマーシャンクとの間
に、前記楽器本体の奥行き方向に延在する支持体を設
け、この支持体に、その延在方向に沿って移動可能に剛
体を設けるとともに、前記支持体もしくは前記ハンマー
シャンクのうちの少なくとも一方に、剛体が、支持体を
ハンマーシャンクの自由端側に移動した際に、ハンマー
シャンクの上方への回動を規制して前記ハンマーの前記
弦への打撃を規制する規制体を設けたことを特徴として
いる。
【0006】また、請求項2として、楽器本体のフレー
ムに支持された略水平なピン板の下方に、前記フレーム
に支持されたシャンクレールと、前記楽器本体の奥行き
方向に延び、前記シャンクレールに鉛直方向回動自在に
連結され、打鍵操作に応じた上方への回動動作により、
先端に設けられたハンマーが弦を打撃するハンマーシャ
ンクとを有するアクションが装備された鍵盤楽器におい
て、前記ピン板と前記ハンマーシャンクとの間に、前記
楽器本体の奥行き方向に延在する支持体を両側に設け、
これら支持体に、その延在方向に沿って移動可能に剛体
を設け、かつこの剛体を楽器本体に、楽器本体の横方向
に弾性変形可能な支持部材を介して取り付けるととも
に、前記支持体もしくは前記ハンマーシャンクのうちの
少なくとも一方に、剛体が、支持体をハンマーシャンク
の自由端側に移動した際に、ハンマーシャンクの上方へ
の回動を規制して前記ハンマーの前記弦への打撃を規制
する規制体を設けたことを特徴としている。
【0007】また、請求項3として、楽器本体のフレー
ムに支持された略水平なピン板の下方に、前記フレーム
に支持されたシャンクレールと、前記楽器本体の奥行き
方向に延び、前記シャンクレールに鉛直方向回動自在に
連結され、打鍵操作に応じジャックを介して上方へ回動
動作させられることにより、先端に設けられたハンマー
が弦を打撃するハンマーシャンクと、前記シャンクレー
ルに沿って平行に配されたレギュレチングレールに支持
され前記ジャックにより操作されるレギュレチングボタ
ンとを有するアクションが装備された鍵盤楽器におい
て、前記ピン板と前記ハンマーシャンクとの間に、前記
楽器本体の奥行き方向に延在する支持体を設け、この支
持体に、その延在方向に沿って移動可能に剛体を設ける
とともに、前記支持体もしくは前記ハンマーシャンクの
うちの少なくとも一方に、剛体が支持体をハンマーシャ
ンクの自由端側に移動した際に、ハンマーシャンクの上
方への回動を規制して前記ハンマーの前記弦への打撃を
規制する規制体を設け、さらに、この規制体によるハン
マーシャンクの規制時に、前記剛体と連動して移動し前
記レギュレチングボタンへの前記ジャックの当接を阻止
するスペーサを設けたことを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明によれば、支持体に沿って剛体を奥方向
に移動させた状態で打鍵操作すると、支持体あるいはハ
ンマーシャンクに設けられた規制体によりハンマーシャ
ンクのそれ以上の上方への回動が規制され、ハンマーは
弦の直前で停止するか、または弦を弱く打撃し、止音ま
たは弱音演奏が可能となる。剛体をピン板とハンマーシ
ャンクの間において奥行き方向に移動させる構成なの
で、その狭いスペースに実装可能である。また、剛体の
両側を支持体で移動可能に支持することによりその移動
がスムーズになるとともに通常位置と止音位置の2位置
が的確に定まり、剛体を楽器本体に、楽器本体の横方向
に弾性変形可能な支持部材を介して取り付ければ、ソフ
トペダルの操作等によりアクションが横方向(開口方
向)に移動しても剛体はそれに追従して動き止音作用に
支障が生じることがない。さらに規制体によるハンマー
シャンクの規制時に、剛体と連動して移動し、レギュレ
チングボタンへのジャックの当接を阻止するスペーサを
設ければ、レットオフタイミングが剛体と連動し、止音
時でも好適なピアノタッチを得ることができる。
【0009】
【実施例】以下、図1ないし図3を参照して本発明の請
求項1に係る第1実施例を説明する。
【0010】図1はグランドピアノ(鍵盤楽器)のアク
ション100を示している。このアクション100は一
般周知と同様の構成であり、まずその主たる構成要素か
ら説明していく。符号Fはフレーム、Rはアクションブ
ラケット、Pはピン板、P1はピン板Pの下面を示す線
であり、この場合、図1の右方がピアノの手前側(演奏
者側)、左方が奥側であり、手前側には、棚板2の上に
鉛直方向回動自在に鍵1が配されている。鍵1の奥部上
方に位置するサポートレール3には、サポート4が、ピ
ン4aを中心に鉛直方向回動自在に設けられている。サ
ポート4は、その下面に取り付けられたサポートヒール
5が、鍵1に植設されたキャプスタンスクリュ6に当接
されることにより角度位置が決定される。サポート4の
揺動先端部には、ジャック7がピン7aを中心に揺動自
在に支持され、このジャック7等を介し支持されてサポ
ート4の上方にレペティションレバー8が配設されてい
る。
【0011】また、符号9はフレームFにアクションブ
ラケットRを介して支持されたシャンクレールであり、
このシャンクレール9には、シャンクフレンジ10に取
り付けられたピン11aを中心に、ハンマーシャンク1
1が鉛直方向回動自在に取り付けられている。ハンマー
シャンク11は、その先端にハンマー12を有し、この
ハンマー12は、鍵1が打鍵操作されるとき、ハンマー
シャンク11がジャック7の先端にローラ13を介し押
圧されて回動することにより、上方の弦14を打撃す
る。
【0012】また、符号17はダンパーで、このダンパ
ー17は、鍵1の奥端によって、ダンパーレバー18、
ダンパーワイヤ19を介して上昇操作される。また、前
記シャンクレール9にはレギュレチングレール40が固
定され、このレギュレチングレール40には、レギュレ
チングボタン41が支持されている。このレギュレチン
グボタン41は、レットオフ(エスケープまたはセット
オフ)すなわちハンマー12の戻りを調整するもので、
ジャック7のテール部7b先端が当接するようになって
おり、そのテール部7bとの離間距離が調節できるよう
になっている。
【0013】さて、前記ピン板Pとハンマーシャンク1
1との間であって、上から見るとハンマーシャンク11
の間には、奥行き方向に延在する支持体20が設けられ
ている。この支持体20は、第1の金具21と第2の金
具22とで構成されている。第1の金具21は、シャン
クレール9とサポート3との間に架け渡され、一端部2
1aがシャンクレール9およびシャンクフレンジ10
に、他端部21bがサポート3にそれぞれ固定され、両
端部21a、21bの間が、ピン板Pと平行な水平部2
1cとなっている。第2の金具22は、第1の金具21
の他端部21bの後端面にねじ止めされた一端部22a
から、水平部22cが第1の金具21における水平部2
1cの延長上に所定長さ延びた後、180度の屈曲部2
2bを経て手前側に押さえ部22dが延びている。押さ
え部22dは、水平部22cと平行で第1の金具21の
水平部21cの途中まで延びており、これら水平部21
c、22cとの間には、所定の隙間23が空いている。
【0014】上記支持体20は、適宜な間隔をおいて横
方向(図1で紙面の表裏方向)に並ぶハンマーシャンク
11間であってハンマーシャンク11に干渉しない位置
に複数配設され、これら支持体20には、横方向に延び
る長尺な剛体24が、全てのハンマーシャンク11をカ
バーする状態で架け渡されている。剛体24は、金属ま
たは硬質プラスチック等の材料が適している。
【0015】この剛体24は断面長方形あるいは楕円状
で、支持体20に対応する箇所には溝25による支持体
20への嵌合部26が形成されている。溝25は剛体2
4の上面に幅方向に延びる状態で形成され、この溝25
に、第2の金具22の押さえ部22dが嵌められてい
る。この嵌合状態において、剛体24は前記隙間23を
奥行き方向つまりハンマーシャンク11の基端部側から
自由端側方向に摺動自在となっており、溝25の両側面
25aに押さえ部22dが摺接することにより、剛体2
4は横方向への移動が規制される。ここで、支持体20
に対する剛体24の位置を、第2の金具22における押
さえ部22dの手前側端部にある場合を通常位置A、屈
曲部22bに当接している場合を止音位置B、これら位
置A、Bの中間にある場合を弱音位置Cと定義する。
【0016】隣り合う支持体20における第1の金具2
1の他端部21b間には、規制体27が架け渡されてい
る。この規制体27は、図3に示すように、適宜な弾性
を有する材料によって、両端部28aが連結部28bで
つながれてコ字状に形成された規制体本体28と、規制
体本体28の連結部28bに固着されたクッション29
とから構成されている。両端部28aは円弧状に湾曲し
ており、クッション29は、フェルト、クロス、発泡ウ
レタン、発泡ゴム等が材料とされ、両端部28aの凹面
側となる連結部28bの片面全長にわたって固着されて
いる。
【0017】この規制体27は、凹面側つまりクッショ
ン29を下に向けた状態で、両端部28aの先端が、隣
り合う支持体20における第1の金具21の他端部21
bにそれぞれねじ止め等の手段で固定されており、した
がって連結部28bおよびクッション29は、ハンマー
シャンク11の上方に配されている。
【0018】次に、規制体27、剛体24およびハンマ
ーシャンク11の相関関係を説明する。 1ー 剛体24が通常位置Aにあるとき、規制体27
は自由状態で連結部28bが支持体20よりも上方に付
勢されピン板Pの下面に当接する。このときハンマーシ
ャンク11は通常の動作が可能で、鍵1の打鍵操作に応
じてハンマー12は弦14を打撃する。(図1参照) 1ー 剛体24を止音位置Bに移動させると、剛体2
4は規制体27の両端部28aの上面を摺動しながら規
制体27を下方に弾性変形させ、連結部28bの直上に
位置する。この状態で、鍵1を打鍵操作すると、ハンマ
ーシャンク11がクッション29に当たってそれ以上の
上方への回動が規制され、ハンマー12は弦14の直前
で停止する。すなわち止音となる。(図2参照) 1ー 剛体24が弱音位置Cにあるとき、規制体27
のクッション29は上記との中間に位置し、ハンマ
ーシャンク11はクッション29によりそれ以上の上方
への回動が規制され、ハンマー12は弦14を通常より
弱く打撃する。すなわち弱音となる。
【0019】上記グランドピアノによれば、通常の演奏
を行う場合には、剛体24を通常位置Aに位置させ、止
音または弱音で演奏の練習を行う場合には、剛体24を
奥方向に摺動させて止音位置Bまたは弱音位置Cに位置
させる。このように止音または弱音による演奏を行う切
換機構は、剛体24を支持体20に沿ってピアノの奥行
き方向に移動させる構成であるから、ピン板Pとハンマ
ーシャンク11との狭いスペースに実装可能である。特
に本実施例の場合、剛体24に溝25を形成することに
より、厚さの低減に有利である。また、剛体24を止音
位置Bに位置させればハンマー12による打弦音の発生
を完全に止めることができ、このため、音が出ずとも運
指の練習ができればよいといった要求も充足される。
【0020】次いで、本発明の第2実施例を図4ないし
図7を参照して、また図8ないし図24を参照して第3
実施例を説明する。これら図において先の第1実施例と
同一あるいは同様の構成要素については同一の符号を付
しその説明を省略する。
【0021】第2実施例は、上記第1実施例と同様に本
発明の請求項1に係るものであり、この第2実施例で
は、第1実施例の規制体27に代えて、フェルト、クロ
ス、発泡ウレタン、発泡ゴム等が材料とされたクッショ
ンからなる規制体30が、ハンマーシャンク11の適宜
位置に設けられている。この規制体30はたとえば円筒
状で、ハンマーシャンク11を中空部に挿入することに
よりハンマーシャンク11の長さ方向に移動可能に設け
られている。
【0022】この第2実施例によれば、 2ー 剛体24が通常位置Aにあるとき、ハンマーシ
ャンク11は通常の動作が可能で、鍵1の打鍵操作に応
じてハンマー12は弦14を打撃する。(図4参照) 2ー 剛体24を止音位置Bに移動させた状態で鍵1
を打鍵操作すると、クッション30に当たってそれ以上
の上方への回動が規制され、ハンマー12は弦14の直
前で停止する。すなわち止音となる。(図5参照) 2ー 剛体24が弱音位置Cに位置させた状態で鍵1
を打鍵操作すると、規制体30の端縁が若干つぶれる状
態で剛体24に当たり、その結果、ハンマーシャンク1
1はそれ以上の上方への回動が規制され、ハンマー12
は弦14を通常より弱く打撃する。すなわち弱音とな
る。
【0023】上記第2実施例によれば、先の第1実施例
と同様の効果が得られる。ここで、規制体30の重量
は、鍵1の打鍵操作になるべく影響しないよう軽量であ
ると好ましいが、これとは逆に、規制体30を重くすれ
ば、鍵1のタッチ練習用として好適となる。
【0024】なお、図7(a)は上記規制体30を、ま
た図7(b)〜(e)は第2実施例における規制体30
の態様をそれぞれ示しており、(b)は断面三角形状、
(c)、(d)は断面矩形状のクッションをハンマーシ
ャンク11の上側の周面に固着したもの、(e)はクッ
ション30aが固着された弾性を有する金具30bをハ
ンマーシャンク11に嵌め込んだものである。
【0025】なお、上記第1、第2実施例における剛体
24を移動させるにあたっては、手動でも可能である
が、それ相応の機械的手段あるいはモータ等を利用した
電気的手段で行うように構成すれば便利である。
【0026】また、支持体20の第1の金具21上に設
置したキーセンサ(図示略)を介して電気的に楽音を
得、これを増幅してヘッドホーン等で聴けば、演奏者の
みが音を聴きながら演奏練習を行うことができる。
【0027】続いて、本発明の請求項2、3に係る第3
実施例を説明する。図8ないし図11は第3実施例のア
クション200を示しており、このアクション200は
上記第1および第2実施例と若干形態が異なるが基本構
成は全く同様である。また、ハンマーシャンク11には
図7(c)に示す規制体30が設けられており、止音作
用は上記第1および第2実施例と同様である。
【0028】このアクション200に備えられた前記剛
体24と同様の機能を果たす剛体50は、全てのアクシ
ョン200に対応して弦14の並設方向に横断延設され
ており、図12に示すように、その両端に固定された軸
受ブロック51および軸受ブロック51間に複数固定さ
れた軸受金具52を介して楽器本体の前後方向に延びる
軸棒(支持体)53に沿って移動するようになってい
る。この場合、アクション200はフレームFの位置に
応じて複数にグループ化(たとえば4)されて設置され
ており、各グループの間には隙間が空いているので、こ
の隙間に配された軸支金具54に軸棒53が支持されて
いる。なお、軸棒53は、軸受ブロック51および軸受
金具52に対応する位置に支持されている。
【0029】軸支金具54は、図14(a)に示すよう
に、手前側のL字状部54aと奥側のコ字状部54bと
が一体形成されたもので、L字状部54aがシャンクレ
ール3に、コ字状部54bがサポートレール3および継
手アッセンブリ56を介して固定されている。継手アッ
センブリ56は、サポートレール3に対してねじ57の
ねじ込み量により上下に位置調節され、これにより軸支
金具54ひいては剛体50が上下に位置調節できるよう
になっている。
【0030】剛体50の両端の軸受ブロック51におけ
る軸棒53の挿通孔にはスラストベアリング58が装着
されて軸受ブロック51が軸棒53に沿ってスムーズに
移動できるようになっている。軸受ブロック51間の軸
受金具52は、楽器本体の前後方向および一方の横方向
(この場合低音側)に開口するコ字状の金具で、その内
面にはクロス等のクッション材52aが貼られており、
このクッション材52aが軸棒53に摺動する。特に低
音側の軸受金具52Aは、図13に示すようにフレーム
Fの角F1との干渉を避けるために、他の軸受金具52
および両端の軸受ブロック51よりも下がった位置に配
されており、さらに剛体50にも前記角F1からの逃げ
としてそれに応じた個所の奥側の端部に切欠き50aが
形成されている。したがってこの低音側の軸受金具52
Aを通る軸棒53Aは他の軸棒53よりも下に位置して
いる。そして、剛体50は、その両端の軸受ブロック5
1および中間の軸受金具52を介して、挿通している軸
棒53に沿って前後に移動する。中間の軸受金具52は
軸棒53から特に横方向への規制を受けないので、組立
誤差等があっても剛体50の移動に支障をきたさない。
【0031】なお、楽器本体を構成する棚板2が上下す
るタイプのピアノ(たとえば特願平4ー279470
号)の場合には、軸棒53を、図14(b)に示すよう
に奥にいくにしたがい上方へ傾斜するように設置するこ
とになる。したがってこの場合には打弦距離が通常位置
Aから止音位置Bにわたって同距離に保たれる。
【0032】各軸受ブロック51の外側面には、図15
ないし図18に示すように、軸棒53と平行となるよう
サイド金具59が固定されている。このサイド金具59
は弾性を有する長方形状の比較的薄い板材であって横方
向に弾性変形するもので、一端が軸受ブロック51に固
定されて楽器本体の手前側に延び、他端部には、ワイヤ
係止金具60がねじ60aで取り付けられる。ワイヤ係
止金具60は、サイド金具59の端板部59aにねじ6
0aで取り付けられる平板部61の外側に、横方向に開
口し奥側に通し溝62aが形成されたU字状の係止板部
62が形成されてなるもので、係止板部62には、通し
溝62aに通されたワイヤケーブルWが係止される。ワ
イヤケーブルWは、ある程度の剛性を有するワイヤ63
が、両端にケーシング64を有するカバー65内に摺動
自在に挿通されたもので、ケーシング64から露出する
ワイヤ63の両端部には、円柱状の係止駒66が固定さ
れている。
【0033】ワイヤケーブルWは、一方の係止駒66が
ワイヤ係止金具60の係止板部62に係止されてワイヤ
63の端部が通し溝62aを通された後、アクション2
00等を収納する不図示の楽器本体内から棚板2の下面
に沿って外部に導出され、つまみ69bは棚板2の前端
部下面適宜箇所に固定されたホルダ69aによって摺動
自在に保持されている。ケーシング64は、つまみ69
b側においてはホルダ69aに固定され、ワイヤ係止金
具60側においては図19に示すように楽器本体を構成
する腕木68の内面側に固定金具69cにより固定され
る。なお、固定金具69cによるケーシング64の固定
は、アクションブラケットRに対してでもよい。
【0034】ワイヤ係止金具60に係止されたワイヤケ
ーブルWの係止駒66は、通し溝62aに挿脱自在であ
るから、この係止駒66をワイヤ係止金具60から外す
ことによりアクション200を楽器本体から取り出せ
る。すなわち、たとえば調律等アクション200を楽器
本体から取り出す必要が生じた場合には、係止駒66を
ワイヤ係止金具60から外すことにより簡単にできるわ
けである。
【0035】通常演奏時において、つまみ69bは引っ
込んだ位置に設定保持されている。この状態において
は、剛体50は手前側(演奏者側)に設定保持されてい
るのでハンマー12は打弦が可能である。ここで、非打
弦演奏をするために、つまみ69bを演奏者側に引く
と、剛体50が奥側に移動し、ハンマー12の打弦を阻
止する。したがって剛体50は、ワイヤ63を押した状
態では通常位置A、引いた状態では止音位置B、これら
の中間では弱音位置Cにそれぞれ位置する。
【0036】ここで、上記アクション200の動作につ
いて説明する。鍵1が押圧操作されると、ジャック7が
ローラ13を下から突き上げてハンマーシャンク11を
上昇回動させ、これによって、ハンマー12が弦14を
打撃する。打弦動作途中において、ジャック7は、ジャ
ック7のテール部7bがレギュレチングボタン41によ
り上昇運動を阻止されることにより、時計方向に回動さ
れ、これによってジャック7の上端がローラ13の下部
から一時的にエスケープ(脱進)する。この脱進によっ
て得られるタッチ感触は、ピアノ独特のものである。と
ころで、この脱進のタイミングは、ジャック7のテール
部7bとレギュレチングボタン41との距離によって決
定されるが、通常ハンマー12が弦14に2〜3mm程
度まで接近したときとされる。本実施例において、通常
演奏時にこのように設定すると、非打撃演奏時には、脱
進する前にハンマーシャンク11に設けられた規制体3
0が剛体50に当接するためジャック7がエスケープ
(脱進)しないので、鍵1の操作感いわゆるピアノタッ
チは物足らないと想定される。そこで、本実施例では剛
体50に連動するレギュレチングボタン41の下方にク
ロスからなるスペーサ70が設けられている。このスペ
ーサ70は、クランク状の形態を有し手前側に延びるス
テー71に操作されて剛体50とともに前後に移動する
ようになっており、非打撃演奏時にジャック7のテール
部7bとレギュレチングボタン41との間に介挿され
る。これによって、ジャック7のテール部7bとレギュ
レチングボタン41との距離が通常演奏時よりも短くな
るため、通常演奏時よりも脱進するタイミングが早くな
り、ハンマーシャンク11に設けられた規制体30が剛
体50に当接する前に脱進が起こるようになり、非打弦
演奏時においても脱進するようになる。以下、これにつ
いて詳細に説明する。
【0037】スペーサ70は、リニアベアリングハウジ
ング72に挿通されたスライド軸73の奥側先端に固定
されており、リニアベアリングハウジング72は、固定
金具74、75を介してシャンクレール9に固定されて
いる。
【0038】固定金具75は、図20に示すように、ね
じ孔76aが形成された中板76の上下左右に爪板7
7、78、79、80を有しており、上側の爪板77に
ねじ込まれた2本の止めねじ81がシャンクレール9の
上面の複数の細溝82のうちの1つに引っ掛けられ、左
右の爪板78、79がシャンクレール9の側面に押し当
てられ、下側の爪板80にねじ込まれた1本の止めねじ
83がシャンクレール9の下面にねじ込まれることによ
り、シャンクレール9に固定されている。この固定金具
75は、止めねじ81の細溝82に対する引っ掛け位置
を選択することにより、シャンクレール9に対する奥行
き方向の位置を4段階に調節することができる。
【0039】他方の固定金具74は、図21に示すよう
に、上方に開口する長孔状の切欠き84aが形成された
垂直板部84と、2つのねじ通し孔85aが形成された
横板部85からなるL字状のもので、切欠き84aを固
定金具75のねじ孔76aに合わせてねじ86をねじ孔
76aに嵌め込むことにより固定金具75に固定され
る。ねじ孔76aに合わせる切欠き84aの位置を上下
に調節することにより、切欠き84aの長さの範囲内で
固定金具74を上下方向の任意に位置に固定できる。
【0040】上記固定金具74の横板部85の下面に前
記リニアベアリングハウジング72が合わせられ、ねじ
通し孔85aに通した図示せぬねじをリニアベアリング
ハウジング72に嵌め込むことによりリニアベアリング
ハウジング72は固定金具74に固定される。固定金具
74の横板部85は手前下がりに傾斜しており(8〜1
0°程度)、これと平行に前記スライド軸73が延びて
いる。図23および図24に示すように、スペーサ70
は断面L字状の長いL字金具87を介してスライド軸7
3の先端に固定される。L字金具87およびスペーサ7
0は、全てのアクション200に対応して弦14の並設
方向に横断延設されており、リニアベアリングハウジン
グ72、スライド軸73、固定金具74、75は、L字
金具87の少なくとも両端部に設けられている。
【0041】ステー71は、図22に示すようにクラン
ク状の形態を有しており、手前側(演奏者側)の端部に
切欠き71aが設けられ、奥側にねじ孔71bが設けら
れている。ステー71は、ねじ孔71bを通した図示せ
ぬねじによりサイド金具59に係止されるとともに、切
欠き71aの中に、雑音防止用のクロス88を介してL
字金具87が嵌め込まれている。これによって、前記ワ
イヤ63により剛体50が移動するにともない、ステー
71、L字金具87ととも斜めに傾斜したスペーサ70
が移動するようになっている。このスペーサ70は、剛
体50が通常位置Aおよび弱音位置Cの場合は、レギュ
レチングボタン41から手前側に位置し、止音位置Bの
場合には、レギュレチングボタン41の下方に所定間隔
をおいて位置し止音状態Bで打鍵操作されると、ジャッ
ク7のテール部7bがスペーサ70に当接する、すなわ
ちレットオフの状態になるよう設定されている。したが
って、止音状態であってもジャックが脱進しピアノタッ
チを得られる。なお、ステー71は切欠き71aでL字
金具87を係合するので、L字金具87が多少上下して
もスペーサ70は前後に移動可能となる。
【0042】上記第3実施例によれば、剛体50の両端
がスラストベアリング58を有する軸受ブロック51を
介して軸棒53に沿ってスムーズに移動するとともに、
通常位置Aおよび弱音位置Cの2位置、さらには弱音位
置Bにきちんと定まるとともに、強い打鍵操作にも耐え
得る。また、ピアノには通常弱音を得るためのソフトペ
ダルがある。このソフトペダルを踏むとアクションが横
方向に移動するのであるが、第3実施例の場合、剛体5
0に結合されたサイド金具59が横方向に弾性変形し、
さらにワイヤケーブルWも変形可能であるから、アクシ
ョン200が図18に示すように横方向に移動してもサ
イド金具59とワイヤケーブルWの変形でそのアクショ
ン200の横移動が吸収される。したがってソフトペダ
ル使用時でも止音作用に支障が生じない。
【0043】また、上記第3実施例では、図8等に示す
ように、鍵1の下にキーシャッタ90が固着され、筬9
1にはキーセンサ92が設けられている。キーシャッタ
90の付近には図示せぬ発光ダイオード、光ファイバを
経てレンズ93に導かれた光ビームが2本走っている。
キーシャッタ90が段付または傾斜していれば、鍵1の
あがきにより4点の信号が得られるので、この信号にも
とづいて打鍵操作のタイミング、ハンマー速度を推定す
るようにし、これをもとにMIDI信号等の電気信号を
得て電子音源にアクセスすれば、止音時に楽音を聴きな
がら演奏練習を行なうことができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の鍵盤楽器
によれば、支持体に沿って剛体を奥方向に移動させた状
態で打鍵操作すると、支持体あるいはハンマーシャンク
に設けられた規制体によりハンマーシャンクのそれ以上
の回動が規制され、ハンマーは弦の直前で停止するか、
または弦を弱く打撃し、止音または弱音演奏が可能とな
り、剛体をピン板とハンマーシャンクの間において奥行
き方向に移動させる構成なので、従来困難であった弱音
あるいは止音機構がその狭いスペースに実装可能になる
といった効果を奏する。また、剛体の両側を支持体で移
動可能に支持することによりその移動がスムーズになる
とともに通常位置と止音位置の2位置が的確に定まり、
剛体を楽器本体に、楽器本体の横方向に弾性変形可能な
支持部材を介して取り付ければ、ソフトペダルの操作等
によりアクションが横方向に移動しても剛体はそれに追
従して動き止音作用に支障が生じることがない。また、
規制体によるハンマーシャンクの規制時に、剛体と連動
して移動し、レギュレチングボタンへのジャックの当接
を阻止するスペーサを設ければ、レットオフタイミング
が剛体と連動して止音時でもピアノタッチを得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例が適用されたグランドピ
アノにおけるアクションの側面図である。
【図2】 同アクションの止音状態の側面図である。
【図3】 同実施例の要部斜視図である。
【図4】 本発明の第2実施例が適用されたグランドピ
アノにおけるアクションの側面図である。
【図5】 同アクションの止音状態の側面図である。
【図6】 同実施例の要部斜視図である。
【図7】(a)〜(e) 第2実施例の規制体の態様を
示す断面図である。
【図8】 本発明の第3実施例が適用されたグランドピ
アノにおけるアクションの側面図である。
【図9】 同アクションの止音状態の側面図である。
【図10】 同アクションの通常状態を示す拡大側面図
である。
【図11】 同アクションの止音状態を示す拡大側面図
である。
【図12】 第3実施例の剛体を示す斜視図である。
【図13】 同一部斜視図である。
【図14】 (a)は軸支金具および軸棒の側面図、
(b)は異なるタイプのピアノの場合の軸支金具に対す
る軸棒の配置形態を示す側面図である。
【図15】 剛体を支持するサイド金具の斜視図であ
る。
【図16】 サイド金具にワイヤケーブルが取り付けら
れた状態を示す斜視図である。
【図17】 サイド金具の取り付け状態を示す平面図で
ある。
【図18】 同ソフトペダル作動時の平面図である。
【図19】 ワイヤケーブルの操作側の端部の取り付け
状態を示す斜視図である。
【図20】 レットオフ用のスペーサを設けるための固
定金具の斜視図である。
【図21】 同他の固定金具の斜視図である。
【図22】 スペーサと剛体との間に介されるステーの
側面図である。
【図23】 スペーサが取り付けられるL字金具とステ
ーとの取り合いを示す斜視図である。
【図24】 同平面図である。
【符号の説明】
1…鍵、7…ジャック、9…シャンクレール、11…ハ
ンマーシャンク、12…ハンマー、14…弦、20…支
持体、24、50…剛体、27,30…規制体、41…
レギュレチングボタン、53…軸棒(支持体)、59…
サイド金具(支持部材)、70…スペーサ、100,2
00…アクション、A…通常位置、B…止音位置、C…
弱音位置、F…フレーム、P…ピン板。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽器本体のフレームに支持された略水平
    なピン板の下方に、 前記フレームに支持されたシャンクレールと、 前記楽器本体の奥行き方向に延び、前記シャンクレール
    に鉛直方向回動自在に連結され、打鍵操作に応じた上方
    への回動動作により、先端に設けられたハンマーが弦を
    打撃するハンマーシャンクとを有するアクションが装備
    された鍵盤楽器において、 前記ピン板と前記ハンマーシャンクとの間に、前記楽器
    本体の奥行き方向に延在する支持体を設け、 この支持体に、その延在方向に沿って移動可能に剛体を
    設けるとともに、 前記支持体もしくは前記ハンマーシャンクのうちの少な
    くとも一方に、 剛体が、支持体をハンマーシャンクの自由端側に移動し
    た際に、ハンマーシャンクの上方への回動を規制して前
    記ハンマーの前記弦への打撃を規制する規制体を設けた
    ことを特徴とする鍵盤楽器。
  2. 【請求項2】 楽器本体のフレームに支持された略水平
    なピン板の下方に、 前記フレームに支持されたシャンクレールと、 前記楽器本体の奥行き方向に延び、前記シャンクレール
    に鉛直方向回動自在に連結され、打鍵操作に応じた上方
    への回動動作により、先端に設けられたハンマーが弦を
    打撃するハンマーシャンクとを有するアクションが装備
    された鍵盤楽器において、 前記ピン板と前記ハンマーシャンクとの間に、前記楽器
    本体の奥行き方向に延在する支持体を両側に設け、 これら支持体に、その延在方向に沿って移動可能に剛体
    を設け、かつこの剛体を楽器本体に、楽器本体の横方向
    に弾性変形可能な支持部材を介して取り付けるととも
    に、 前記支持体もしくは前記ハンマーシャンクのうちの少な
    くとも一方に、 剛体が、支持体をハンマーシャンクの自由端側に移動し
    た際に、ハンマーシャンクの上方への回動を規制して前
    記ハンマーの前記弦への打撃を規制する規制体を設けた
    ことを特徴とする鍵盤楽器。
  3. 【請求項3】 楽器本体のフレームに支持された略水平
    なピン板の下方に、 前記フレームに支持されたシャンクレールと、 前記楽器本体の奥行き方向に延び、前記シャンクレール
    に鉛直方向回動自在に連結され、打鍵操作に応じジャッ
    クを介して上方へ回動動作させられることにより、先端
    に設けられたハンマーが弦を打撃するハンマーシャンク
    と、 前記シャンクレールに沿って平行に配されたレギュレチ
    ングレールに支持され前記ジャックにより操作されるレ
    ギュレチングボタンとを有するアクションが装備された
    鍵盤楽器において、 前記ピン板と前記ハンマーシャンクとの間に、前記楽器
    本体の奥行き方向に延在する支持体を設け、 この支持体に、その延在方向に沿って移動可能に剛体を
    設けるとともに、 前記支持体もしくは前記ハンマーシャンクのうちの少な
    くとも一方に、 剛体が、支持体をハンマーシャンクの自由端側に移動し
    た際に、ハンマーシャンクの上方への回動を規制して前
    記ハンマーの前記弦への打撃を規制する規制体を設け、 さらに、この規制体によるハンマーシャンクの規制時
    に、前記剛体と連動して移動し、前記レギュレチングボ
    タンへの前記ジャックの当接を阻止するスペーサを設け
    たことを特徴とする鍵盤楽器。
JP5303104A 1993-03-22 1993-12-02 鍵盤楽器 Withdrawn JPH06332442A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5303104A JPH06332442A (ja) 1993-03-22 1993-12-02 鍵盤楽器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-62143 1993-03-22
JP6214393 1993-03-22
JP5303104A JPH06332442A (ja) 1993-03-22 1993-12-02 鍵盤楽器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06332442A true JPH06332442A (ja) 1994-12-02

Family

ID=26403201

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5303104A Withdrawn JPH06332442A (ja) 1993-03-22 1993-12-02 鍵盤楽器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08234727A (ja) * 1995-02-27 1996-09-13 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 鍵盤楽器の演奏モード切替機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08234727A (ja) * 1995-02-27 1996-09-13 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 鍵盤楽器の演奏モード切替機構

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