JPH0633212Y2 - コントロールケーブルの取付構造 - Google Patents
コントロールケーブルの取付構造Info
- Publication number
- JPH0633212Y2 JPH0633212Y2 JP9135489U JP9135489U JPH0633212Y2 JP H0633212 Y2 JPH0633212 Y2 JP H0633212Y2 JP 9135489 U JP9135489 U JP 9135489U JP 9135489 U JP9135489 U JP 9135489U JP H0633212 Y2 JPH0633212 Y2 JP H0633212Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control cable
- mounting structure
- base plate
- conduit
- terminal member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Flexible Shafts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、各種産業機器の遠隔操作に用いられる重荷重
用コントロールケーブルの導管の端部に固着する端末部
材の取付構造の改良に関する。更に詳しくは、重荷重用
コントロールケーブルの導管の端部に固着される端末部
材と、前記キャップ部材を関連機器に係止するための係
止部材とからなるコントロールケーブル取付け構造の改
良に関する。
用コントロールケーブルの導管の端部に固着する端末部
材の取付構造の改良に関する。更に詳しくは、重荷重用
コントロールケーブルの導管の端部に固着される端末部
材と、前記キャップ部材を関連機器に係止するための係
止部材とからなるコントロールケーブル取付け構造の改
良に関する。
[従来の技術] 従来重荷重用のコントロールケーブルを関連機器に取付
けるために用いられる端末部材の係止構造は、第4図に
示したように、関連機器側に取付けられた係止板(10)に
穿設された係合孔(11)に端末部材(12)の先端の係合部(1
3)を挿入したのち、前記係合部(13)の先端附近に設けら
れた環状溝(14)にクリップ(15)を挿入係止する構造のも
のが多く使用されている。
けるために用いられる端末部材の係止構造は、第4図に
示したように、関連機器側に取付けられた係止板(10)に
穿設された係合孔(11)に端末部材(12)の先端の係合部(1
3)を挿入したのち、前記係合部(13)の先端附近に設けら
れた環状溝(14)にクリップ(15)を挿入係止する構造のも
のが多く使用されている。
[考案が解決しようとする課題] 自動車などにおいては、コントロールケーブルの端部
は、例えばギアーシフト装置の周辺や変速機周辺などの
比較的狭隘な場所に取り付けられることが極めて多く、
上述のような従来の端末部材の係止構造では、ばね材な
どで出来ているクッリップを環状溝に挿入するのが困難
であり、またクリップを、確実に嵌入させるためにはハ
ンマーなどで叩いて嵌め付けなければならない欠点があ
り、狭隘な場所でのこの様な取付け作業は困難を極める
ものであると共に、ハンマーなどでコントロールケーブ
ルの端部などを叩くことでその周辺に損傷を与え、その
結果内索の円滑な摺動を阻害したり、また重大な事故に
つながる危険性を生ずることがある。
は、例えばギアーシフト装置の周辺や変速機周辺などの
比較的狭隘な場所に取り付けられることが極めて多く、
上述のような従来の端末部材の係止構造では、ばね材な
どで出来ているクッリップを環状溝に挿入するのが困難
であり、またクリップを、確実に嵌入させるためにはハ
ンマーなどで叩いて嵌め付けなければならない欠点があ
り、狭隘な場所でのこの様な取付け作業は困難を極める
ものであると共に、ハンマーなどでコントロールケーブ
ルの端部などを叩くことでその周辺に損傷を与え、その
結果内索の円滑な摺動を阻害したり、また重大な事故に
つながる危険性を生ずることがある。
[課題を解決するための手段] 本考案のコントロールケーブルの取付構造は、関連機器
付近に取付けられ、その天部の適当位置にほぼ垂直に複
数個の係合突起が突設されると共に、側面に水平方向に
係止溝が刻設されたベースプレートと、前記ベスプレー
トに冠覆し、前記係合突起を嵌入し得る複数個の係合孔
を有すると共に、前記係止溝に係止しうる係止爪を有
し、かつ前記導管の端部に固着された端末部材とからな
る構造が採用されている。
付近に取付けられ、その天部の適当位置にほぼ垂直に複
数個の係合突起が突設されると共に、側面に水平方向に
係止溝が刻設されたベースプレートと、前記ベスプレー
トに冠覆し、前記係合突起を嵌入し得る複数個の係合孔
を有すると共に、前記係止溝に係止しうる係止爪を有
し、かつ前記導管の端部に固着された端末部材とからな
る構造が採用されている。
[作用] 本考案によるベースプレートをコントロールケーブルを
連結すべき関連機器の適当位置に、ねじなどで固着した
状態にしておいて、前記ベースプレートに端末部材を係
合固着する場合、ベースプレートに端末部材を冠覆さ
せ、係合突起を係合孔に挿入して端末部材をベースプレ
ートに押し付けると、係止爪は一旦ベースプレートによ
って外方向に押し拡げられ、さらに端末部材をベースプ
レートに押し付けると、前記係止爪はベースプレートに
設けられた係止溝に嵌入してコントロールケーブルの取
付けが完了する。
連結すべき関連機器の適当位置に、ねじなどで固着した
状態にしておいて、前記ベースプレートに端末部材を係
合固着する場合、ベースプレートに端末部材を冠覆さ
せ、係合突起を係合孔に挿入して端末部材をベースプレ
ートに押し付けると、係止爪は一旦ベースプレートによ
って外方向に押し拡げられ、さらに端末部材をベースプ
レートに押し付けると、前記係止爪はベースプレートに
設けられた係止溝に嵌入してコントロールケーブルの取
付けが完了する。
[実施例] つぎに本考案の一実施例を図面によって説明する。
第1図は本考案の取付け構造の取付け前の状態を示す斜
視図、第2図は第1図に於ける取付け状態を示す側面
図、第3図は第1図に於ける取付け状態を示す一部切欠
き正面図である。
視図、第2図は第1図に於ける取付け状態を示す側面
図、第3図は第1図に於ける取付け状態を示す一部切欠
き正面図である。
第1図から第3図において、(1)は関連機器付近にねじ
等によって取付けられるベースプレートであり、ベース
プレート(1)の天部(2)には係合突起(3)が突設されてい
ると共に、側面には水平方向に係止溝(4)が刻設されて
いる。
等によって取付けられるベースプレートであり、ベース
プレート(1)の天部(2)には係合突起(3)が突設されてい
ると共に、側面には水平方向に係止溝(4)が刻設されて
いる。
一方、導管(5)の端部に固着される端末部材(6)には、前
記係合突起(3)を挿入しうる係合孔(7)が穿設されてお
り、さらに側面内側には、前記係止溝(4)に係止しうる
係止爪(8)を有している。
記係合突起(3)を挿入しうる係合孔(7)が穿設されてお
り、さらに側面内側には、前記係止溝(4)に係止しうる
係止爪(8)を有している。
かかる構造において、第1図の状態で端末部材(6)をベ
ースプレート(1)に冠覆し、さらにA矢指方向に強く押
圧することによって、係合突起(3)が係合孔(7)に嵌入す
ると共に係止爪(8)がベースプレート(1)に当接して外側
即ち(B,C)矢指方向に開き側面に乗り上げ、さらに
係止溝(4)に嵌入して取付けが完了して第2図及び第3
図で示したような取付け状態となる。
ースプレート(1)に冠覆し、さらにA矢指方向に強く押
圧することによって、係合突起(3)が係合孔(7)に嵌入す
ると共に係止爪(8)がベースプレート(1)に当接して外側
即ち(B,C)矢指方向に開き側面に乗り上げ、さらに
係止溝(4)に嵌入して取付けが完了して第2図及び第3
図で示したような取付け状態となる。
かかる取付けは、従来のようにハンマーなどを用いるな
どしてクリップを嵌め付ける作業よりはるかに容易であ
り、かつ狭隘な場所においても簡単に取付け得るコント
ロールケーブルの取付構造である。
どしてクリップを嵌め付ける作業よりはるかに容易であ
り、かつ狭隘な場所においても簡単に取付け得るコント
ロールケーブルの取付構造である。
[考案の効果] 本考案によれば、コントロールケーブルの関連機器への
取付が極めて容易となり、かつそのために端末部材には
損傷を与えることがないので、内索の摺動を阻害するこ
とがない優れた効果を奏するものである。
取付が極めて容易となり、かつそのために端末部材には
損傷を与えることがないので、内索の摺動を阻害するこ
とがない優れた効果を奏するものである。
図面は本考案に関わるものであって、第1図は本考案に
おける取付け構造の一実施例で取付け前の状態を示す斜
視図、第2図は第1図に於ける取付け状態を示す側面
図、第3図は第1図に於ける取付け状態を示す一部切欠
き正面図、第4図は従来のコントロールケーブル取付構
造の一例でその取付け前の概略を示す斜視図である。 (1):ベースプレート、 (2):天部、 (3):係合突起、 (4):係止溝、 (5):導管、 (6):端末部材、 (7):係合孔、 (8):係止爪。
おける取付け構造の一実施例で取付け前の状態を示す斜
視図、第2図は第1図に於ける取付け状態を示す側面
図、第3図は第1図に於ける取付け状態を示す一部切欠
き正面図、第4図は従来のコントロールケーブル取付構
造の一例でその取付け前の概略を示す斜視図である。 (1):ベースプレート、 (2):天部、 (3):係合突起、 (4):係止溝、 (5):導管、 (6):端末部材、 (7):係合孔、 (8):係止爪。
Claims (1)
- 【請求項1】可撓性を有する導管と、該導管内に摺動自
在に挿通された可撓性を有する内索とからなるコントロ
ールケーブルの取付け構造であって、関連機器付近に取
付けられ、その天部の適当位置にほぼ垂直に複数個の係
合突起が突設されると共に、側面に水平方向の係止溝が
内向きに刻設されたベースプレートと、該ベースプレー
トに冠覆し、前記係合突起を嵌入し得る複数個の係合孔
を有すると共に、前記係止溝に係止しうる係止爪を有
し、かつ前記導管の端部に固着された端末部材とからな
るコントロールケーブルの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9135489U JPH0633212Y2 (ja) | 1989-08-01 | 1989-08-01 | コントロールケーブルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9135489U JPH0633212Y2 (ja) | 1989-08-01 | 1989-08-01 | コントロールケーブルの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0329718U JPH0329718U (ja) | 1991-03-25 |
JPH0633212Y2 true JPH0633212Y2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=31640840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9135489U Expired - Lifetime JPH0633212Y2 (ja) | 1989-08-01 | 1989-08-01 | コントロールケーブルの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633212Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-01 JP JP9135489U patent/JPH0633212Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0329718U (ja) | 1991-03-25 |
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