JPH06331706A - Lsiの動作検証回路 - Google Patents

Lsiの動作検証回路

Info

Publication number
JPH06331706A
JPH06331706A JP5115638A JP11563893A JPH06331706A JP H06331706 A JPH06331706 A JP H06331706A JP 5115638 A JP5115638 A JP 5115638A JP 11563893 A JP11563893 A JP 11563893A JP H06331706 A JPH06331706 A JP H06331706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lsi
master
signal
slave
lsis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5115638A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Takamiya
健 高宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5115638A priority Critical patent/JPH06331706A/ja
Publication of JPH06331706A publication Critical patent/JPH06331706A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Hardware Redundancy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】LSI全体の処理時間を短縮する。 【構成】このLSIの動作検証回路は、相互に接続され
た2つのLSI1、2に対して、LSI1をマスター、
LSI2をスレーブとするような“1”および“0”の
信号をそれぞれ入力する反転回路15と、2つのLSI
1、2にそれぞれ設けられ、所定信号の入力毎に論理演
算を順次実行しその都度デバッグ用信号a、bを出力す
る論理回路網5、6と、スレーブ側のLSI2内部で動
作し、自身の論理回路網6からのデバッグ用信号bと、
LSI1より外部のBUS16を通じて入力されたデバ
ック用信号aとを比較してその比較結果をマスター側の
論理演算部5に出力する比較回路10とを具備してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子計算機など
に用いられるLSIの動作検証回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、LSIの開発技術はめざまし
い発展を続けており、近年では、集積度300万トラン
ジスタ以上を実現した超LSIなども市場に出回るよう
になった。このような超LSIには集積度の高い論理回
路が形成されるため、この論理回路に対する論理検証を
短時間で行い、LSI全体の処理時間を早めることが急
務となっている。
【0003】電子計算機のシステムの1つとして、装備
されているLSIが正常に動作しないときを想定して同
じ演算を同時に実行するLSIを複数設けてなるフォー
ルトトレラントシステムなどが知られている。
【0004】このフォールトトレラントシステムでは、
複数のLSIに同時にデータを入力して演算させ、それ
ぞれの演算結果を相互に出力し、それぞれのLSIが比
較ソフトウェアを読み込み、各LSIが他のLSIの演
算結果と一致するか否かを判定して動作検証している。
【0005】ところで、このシステムの場合、各LSI
が演算結果を出力してソフトウェアが比較結果を導き出
すまで各LSIは次の処理に移れないことから、この時
間がロスとなって処理時間を短縮することができなかっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようにLSIが自
身の演算結果を他に出力して動作検証を行わせる場合、
すべての演算が終了した時点でその結果を一括して出力
し、ソフトウェアにより比較された結果が返信されるま
で各LSIは次の動作に移れないため処理時間を短くで
きないという問題があった。
【0007】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、LSIの故障を最短時間で検出し、全
体の処理時間を短縮することのできるLSIの動作検証
回路を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のLSIの動作検
証回路は上記した目的を達成するために、相互に接続さ
れた2つのLSIにそれぞれ設けられ、所定信号の入力
毎に論理演算を順次実行し、その都度デバッグ用信号を
出力する論理演算部と、前記2つのLSIに対して、一
方をマスター、他をスレーブとするような2値の信号を
それぞれ入力するマスター・スレーブ切替手段と、この
マスター・スレーブ切替手段によりスレーブとされた側
で動作し、自身の論理演算部からのデバッグ用信号とマ
スター側のLSIから出力されたデバック用信号とを比
較してその比較結果を外部またはマスター側の論理演算
部に出力する比較手段とを具備している。
【0009】
【作用】2つのLSIにそれぞれ設けられた論理演算部
では、所定信号の入力毎に論理演算が順次実行される。
【0010】一方、マスター・スレーブ切替手段から
は、2つのLSIに対して、一方をマスター、他をスレ
ーブとする2値の信号が入力されており、2つのLSI
内部で論理演算が実行された結果であるデバッグ用信号
が、その都度、スレーブ側のLSIの比較手段により比
較される。この比較結果は、このLSI外部またはマス
ター側の論理演算部に出力される。
【0011】すなわち、マスター・スレーブそれぞれの
LSIが所定信号の入力毎に同時に論理演算を実行した
結果を、スレーブ側のLSI内部で、都度、ハード的に
論理検証するので、互いのうち一方に演算のエラーや故
障などがあったときには、すべての演算結果を終えなく
とも故障検出ができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0013】図1は本発明に係る一実施例のLSIの動
作検証回路の構成を示す図である。同図において、1、
2はLSIであり、内部にはそれぞれ論理回路網5、
6、入出力回路7、8および比較回路9、10などが設
けられている。入出力回路7、8はそれぞれ出力バッフ
ァ11、12と入力バッファ13、14とからなる。1
5は反転回路であり、2値のセレクト信号(“0”また
は“1”など)が入力されその信号を反転してLSI1
にのみ出力する。この反転回路15によりLSI1、2
がそれぞれマスターまたはスレーブにモードセットされ
る。
【0014】ここでLSI1、2の各構成は同じもので
あるので、LSI2を例にとってLSI内部の各構成に
ついて説明する。
【0015】LSI2の論理回路網5は図示しない所定
信号の入力により演算や処理などを実行する。入出力回
路8は出力バッファ12と入力バッファ14とからな
り、セレクト信号が入力される。出力バッファ12は論
理回路網6からの演算結果であるデバッグ用信号bを外
部に出力するために一時記憶する。入力バッファ14
は、外部のBUS16を通じて入力されるデバッグ用信
号aを一時記憶する。比較回路10は論理回路網6から
のデバッグ用信号bと、入力バッファ9に記憶されたデ
バッグ用信号aとを比較し、この比較結果を比較結果信
号cとして、例えばLSI1の論理回路網5など、外部
に出力する。このように2つのLSI1、2は、デバッ
グ用信号用のBUS16や比較結果信号用の信号線など
で相互に接続されている。
【0016】このLSIの動作検証回路では、外部から
のセレクト信号によりLSI1、2のモードが決定す
る。
【0017】例えばセレクト信号“0”を入力した場
合、LSI1へのセレクト信号“0”は反転回路15に
より反転されてセレクト信号“1”となりLSI1に入
力されて、LSI1はマスターモードで動作するように
なる。
【0018】一方、LSI2にはセレクト信号“0”が
そのまま入力されてスレーブモードで動作するようにな
る。
【0019】LSI1がマスターモードで動作している
ときは、論理回路網5の演算結果であるデバッグ用信号
aは出力バッファ11を介してLSI1の外部に出力さ
れ、スレーブモードで動作しているLSI2のバッファ
14を介して比較回路10に入力される。
【0020】一方、LSI2の論理回路網6でもLSI
1と同時に論理演算が実行されており、この演算結果で
あるデバッグ用信号bが比較回路10に入力される。
【0021】比較回路10では、2つのデバッグ用信号
a、bが入力された時点で、互いを比較し、その比較結
果を比較結果信号cとしてLSI1の論理回路網5に出
力する。
【0022】つまり、LSI2では、LSI1からのデ
バッグ用信号(データ)aとLSI2自身のデータbと
を比較してその結果をLSI1にフィードバックし、L
SI1の論理回路網5に入力している。LSI1の論理
回路網5は比較結果信号cを基に、比較結果が不一致の
場合には、演算のエラーが検出されたことを確認し、そ
のエラーについての処理を行う。エラー検出後の処理に
ついてはLSI毎に固有の機能があるので、特に定めら
れるものではないが、例えばLSI1、2が再度同じ演
算を行うための入力指示を外部に対して行うとか、エラ
ーメッセージを出力して外部からの指示待ちの状態にな
るとか、演算結果はそのままにして各論理回路網5、6
自体が次の処理に進むなどいろいろ考えられる。
【0023】なお、LSI1の入力バッファ13は、セ
レクト信号“1”で動作しないため、比較回路9には、
自身のデバッグ用信号aしか入力されず、比較動作を行
わないため配線はどこにも接続していない。
【0024】またデバッグ用信号a、bおよび比較結果
信号cなどは、それぞれ1本ずつしか記述していない
が、通常、論理回路網5、6の演算数に応じて存在する
のが一般的である。したがって比較に要する入出力回路
8および比較回路10などもその信号の入力数分だけ設
ける必要がある。
【0025】このように本実施例のLSIの動作検証回
路によれば、2つのLSI1、2がそれぞれマスター・
スレーブとなり、信号毎にマスター側のLSI1が順序
よく演算を行い、同時にスレーブ側のLSI2が演算を
行い、1つの演算が終了すると、その都度、スレーブ側
で2つの演算結果が比較されてマスター側にフィードバ
ックされるので、演算が誤動作した時点で故障検出する
ことができ、従来のソフトウェア処理に比べて演算結果
が一括処理でない分、故障診断時間を短縮することがで
きる。またデータを比較するのにソフトウェアを用いな
いことから、診断回路自体に誤りが起こる確率がきわめ
て低くなると共に、データのロード動作やステータスの
取得動作など時間のかかる動作を行うことが不要になり
データ処理全体の時間も短縮できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明のLSIの動
作検証回路によれば、2つのLSIを相互に接続した構
成で論理演算や他の処理を実行する場合、一方のLSI
に演算のエラーや故障などがあった場合に演算動作中で
も故障検出を行えるようになると共に、今までのように
LSIの演算結果を相互に比較計算するソフトウェアが
不要になるので、LSI全体の処理時間を短縮すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のLSIの動作検証回路
の構成を示す図である。
【符号の説明】
1、2…LSI、5、6…論理回路網、7、8…入出力
回路、9、10…比較回路、11、12…出力バッフ
ァ、13、14…入力バッファ、15…反転回路、16
…BUS。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に接続された2つのLSIにそれぞ
    れ設けられ、所定信号の入力毎に論理演算を順次実行
    し、その都度デバッグ用信号を出力する論理演算部と、 前記2つのLSIに対して、一方をマスター、他をスレ
    ーブとするような2値の信号をそれぞれ入力するマスタ
    ー・スレーブ切替手段と、 このマスター・スレーブ切替手段によりスレーブとされ
    た側で動作し、自身の論理演算部からのデバッグ用信号
    とマスター側のLSIから出力されたデバック用信号と
    を比較してその比較結果を外部またはマスター側の論理
    演算部に出力する比較手段とを具備したことを特徴とす
    るLSIの動作検証回路。
JP5115638A 1993-05-18 1993-05-18 Lsiの動作検証回路 Withdrawn JPH06331706A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5115638A JPH06331706A (ja) 1993-05-18 1993-05-18 Lsiの動作検証回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5115638A JPH06331706A (ja) 1993-05-18 1993-05-18 Lsiの動作検証回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06331706A true JPH06331706A (ja) 1994-12-02

Family

ID=14667598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5115638A Withdrawn JPH06331706A (ja) 1993-05-18 1993-05-18 Lsiの動作検証回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06331706A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6385755B1 (en) Information processing system and logic LSI, detecting a fault in the system or the LSI, by using internal data processed in each of them
EP0006328B1 (en) System using integrated circuit chips with provision for error detection
EP0287302B1 (en) Cross-coupled checking circuit
JPH07129426A (ja) 障害処理方式
JPH02110388A (ja) 集積回路モジュール
US7254657B1 (en) Dual mode capability for system bus
JPH06331706A (ja) Lsiの動作検証回路
JPS6235144B2 (ja)
WO2020016964A1 (ja) マルチコアシステム
US7024618B2 (en) Transmission error checking in result forwarding
JPH09181590A (ja) 論理回路およびこれを用いたデータ処理装置
JP3173648B2 (ja) 故障検出方式
JPH07114521A (ja) マルチマイクロコンピュータシステム
JP2003044309A (ja) バス照合回路
JPH0831049B2 (ja) ロツクドプロセツサ方式
JPH06274360A (ja) エラーチェック回路
JPS63115240A (ja) 障害検出方式
JPH05265875A (ja) データ化け防止方式
JP2000222348A (ja) アービトレーション回路の自己診断回路
JPS63206829A (ja) 文字列検索装置の障害検出方式
JPH07182200A (ja) 一致回路の診断方式と診断システム
JPH07239798A (ja) コンピュータのフォールト・トレラント方式
JPH01171033A (ja) 演算装置
JPH0535514A (ja) 故障検出回路
JPH0454643A (ja) パリティ生成およびチェック回路

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000801