JP2003044309A - バス照合回路 - Google Patents

バス照合回路

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JP2003044309A
JP2003044309A JP2001227116A JP2001227116A JP2003044309A JP 2003044309 A JP2003044309 A JP 2003044309A JP 2001227116 A JP2001227116 A JP 2001227116A JP 2001227116 A JP2001227116 A JP 2001227116A JP 2003044309 A JP2003044309 A JP 2003044309A
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JP2001227116A
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Inventor
Munehisa Taira
宗久 平
Toshihiko Kajiwara
敏彦 梶原
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LSIの内部クロック等からの交番信号、及
びLSIの外部からの交番信号による誤動作を効果的に
防止する。 【解決手段】 同期して動作する2個のCPUの入出力
情報をそれぞれ入力してそれら入出力情報対を比較する
2線式検査回路と、比較された入出力情報対が一致して
いるときに交番信号を出力し、比較された入出力情報対
が不一致のときにその交番信号の出力を停止する第1誤
り表示回路と、その第1誤り表示回路の交番信号の出力
の位相を180°反転処理する位相反転回路と、その位
相反転回路の出力信号及び前記第1誤り表示回路の交番
信号の出力を入力する第2誤り表示回路と、両出力信号
の位相が所定の反転関係にあるときに、その第2誤り表
示回路の交番信号の出力を継続させ、その所定の反転関
係が得られないときに、その第2誤り表示回路の交番信
号の出力を停止させる判定制御手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、高い安全性,信頼
性の要求されるバス同期2重系電子計算機に使用される
バス照合回路に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、例えば鉄道信号保安装置や産業ロ
ボットのように、高い安全性と高い信頼性の要求される
コンピュータを用いた制御システムとしてバス同期2重
系電子計算機が存在している。 【0003】このバス同期2重系電子計算機は、同期し
た2個の演算処理部(CPU)と、それらCPUの処理
結果を照合するバス照合回路から構成されている。そし
て、そのバス照合回路は、2個のCPUの入出力情報
(入力情報又は出力情報を意味している。)の一致,不
一致を比較するフェールセーフな比較回路と、不一致状
態を保持する誤り表示回路とから構成されている。 【0004】2個のCPUの入出力情報の一致,不一致
を比較するフェールセーフな比較回路としては、例えば
特開平4−119435号公報等に示されるような2線
式検査回路が知られている。 【0005】図2は、2線式検査回路を用いたバス照合
回路の概略構成図である。この2線式検査回路イには、
図示しない同期したA,B2つのCPUからそれぞれ送
出される入出力情報であるA系データDa及びB系デー
タDbがA系データバスBa及びB系データバスBbを
介してそれぞれ入力されるように構成されている。入力
される両データDa,Dbのうちの一方のデータ、例え
ばA系データDaは、図示しない反転回路により反転処
理されている。 【0006】2線式検査回路イは、周知の2線式検査回
路と同様に、2ビットのデータ対の比較を行うための複
数の基本回路1,1…をツリー状に接続して構成され、
2nビットのデータ対を比較できるように構成されてい
る。 【0007】この2線式検査回路イは、一般に2値論理
における情報「1」に対する2線式符号(図2の最終段
の基本回路1の出力符号)は、(1,0)の出力であ
り、情報「0」に対する2線式符号は、(0,1)の出
力である。すなわち、2線式符号は、A系データDa及
びB系データDbが一致しているとき、(1,0)又は
(0,1)の出力となり、これら符号出力が次の誤り表
示回路ロ′に入力される。 【0008】誤り表示回路ロ′は、図示しないフリップ
フロップ回路(F/F回路)を含んで構成され、正規な
符号(1,0)の出力又は(0,1)の出力が入力され
ている間、交番出力を出力し、その正規の符号以外の符
号、例えば両系データDa,Dbに不一致が発生して2
線式符号が(1,1)又は(0,0)の出力のときは、
交番出力が停止されるように構成されている。 【0009】図2では省略されているが、誤り表示回路
ロ′の出力側には、トランスを介して駆動される監視リ
レーが接続されている。したがって、両系データDa,
Dbが一致していて誤り表示回路ロ′から交番出力が出
力されている間は、監視リレーが扛上(ON)し、両系
データDa,Dbに不一致が発生して誤り表示回路ロ′
からの交番出力が停止されると、監視リレーが落下(O
FF)する。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のバス照合回路は、2重系電子計算機を含む制御シス
テムがLSI化されるようになってきているので、その
LSI化に対応したバス照合回路の出現が望まれてい
た。 【0011】例えば、2重系電子計算機の制御システム
がLSI化された結果、線間短絡によりLSI内部のク
ロック信号が図2のに示される交番出力信号の出力箇
所に出力されると、誤り表示回路ロが2個のCPUの入
出力情報の不一致を検出したにもかかわらず、交番出力
を監視リレーに送出し、データの不一致を見逃すことが
考えられる。 【0012】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、制御システム
がLSI化されたときの線間短絡によりLSI内部のク
ロック信号が交番信号として出力されたときでも、デー
タ不一致を効果的に検出することができるバス照合回路
を提供することにある。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明に係るバス照合回
路は、上記目的を達成するために、同期して動作する2
個のCPUの入出力情報をそれぞれ入力してそれら入出
力情報対を比較する2線式検査回路と、比較された入出
力情報対が一致しているときに交番信号を出力し、比較
された入出力情報対が不一致のときにその交番信号の出
力を停止する第1誤り表示回路と、その第1誤り表示回
路の交番信号の出力の位相を180°反転処理する位相
反転回路と、その位相反転回路の出力信号及び前記第1
誤り表示回路の交番信号の出力を入力する第2誤り表示
回路と、前記位相反転回路の出力信号及び前記第1誤り
表示回路の出力信号の位相が所定の反転関係にあるとき
に、その第2誤り表示回路の交番信号の出力を継続さ
せ、その所定の反転関係が得られないときに、その第2
誤り表示回路の交番信号の出力を停止させる判定制御手
段と、を有することを特徴としている。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係るバス
照合回路の概略構成図である。なお、上記図2と同一構
成要素には同一符号を用いて説明する。 【0015】2線式検査回路イは、上記図2と同様に、
2ビットのデータ対の比較を行うための複数の基本回路
(図2の1参照)をツリー状に接続して構成され、2n
ビットのデータ対を比較できるように構成されている。 【0016】この2線式検査回路イには、同期して動作
するA,B2つのCPU(図示せず)からそれぞれ送出
されるA系データDa及びB系データDbがA系データ
バスBa及びB系データバスBbを介してそれぞれ入力
されるように構成されている。A系データDa及びB系
データDbは、所定の数ビット(例えば32ビット)の
データで構成され、これら両データDa,Dbのうちの
一方のデータ、例えばA系データDaは、図示しない反
転回路により反転処理されている。そして、これらデー
タDa,Dbは、2線式検査回路イにそれぞれ入力され
るように構成されている。 【0017】第1誤り表示回路ロは、上記図2の誤り表
示回路ロ′と同様にF/F回路を含んで構成され、A系
データDaの読取信号RDa又は書込信号WDaの照合
タイミングで2線式検査回路イから出力される一対の出
力情報が(1,0)又は(0,1)の場合、交番信号を
後述の第2誤り表示回路ハに出力でき、また、その出力
情報が(1,1)又は(0,0)の場合、第1誤り表示
回路ロからの交番信号の出力を停止できるように構成さ
れている。 【0018】第2誤り表示回路ハは、上記第1誤り表示
回路ロと同様にA系データDaの読取信号RDa又は書
込信号WDaの照合タイミングで起動され、第1誤り表
示回路ロから出力される交番信号を位相反転回路ニで1
80°位相反転した信号(反転信号)とその第1誤り表
示回路ロから出力される交番信号そのもの(非反転信
号)を入力し、反転信号及び非反転信号の位相状態を監
視できるように構成されているとともに、第1誤り表示
回路ロから入力した交番信号を監視リレーRに出力する
ことができるように構成されている。したがって、監視
リレーRは、第2誤り表示回路ハから交番信号が出力さ
れている間は扛上(ON)して正常状態を示す信号を出
力し、その交番信号が出力されなくなったときに落下
(OFF)して異常状態を示す信号を出力することがで
きる。なお、位相反転回路ニまでは、一つのLSIに納
められている。 【0019】上記第2誤り表示回路ハは、入力した反転
信号及び非反転信号の位相関係が所定の状態に保たれて
いるときは正常と判定し、例えば、第1誤り表示回路ロ
の出力側、すなわち、LSIの外部にクロック信号等の
他の信号が誤って入力されると、両信号の位相関係が所
定の状態から外れたものとなるので、このときは、第2
誤り表示回路ハの交番信号の出力は停止される。 【0020】上記構成のバス照合回路において、両系の
データDa,Dbが一致しているときは、2線式検査回
路イから出力される一対の出力情報は、(1,0)又は
(0,1)となり第1誤り表示回路ロを介して第2誤り
表示回路ハに入力され、その第2誤り表示回路ハからは
交番信号が出力される。また、両系データDa,Dbが
不一致のときは、2線式検査回路イから出力される一対
の出力情報は、(1,1)又は(0,0)となるので、
第1誤り表示回路ロからの交番信号の出力は停止され
る。また、第2誤り表示回路ハに入力される反転信号及
び非反転信号の位相関係が所定の位相関係でなくなった
ときは、第2誤り表示回路ハの交番信号の出力は停止さ
れる。 【0021】第2誤り表示回路ハの出力側に設けられて
いる監視リレーRは、第2誤り表示回路ハから交番信号
が出力されているときに扛上(ON)され、その交番信
号が出力されないときに落下(OFF)される。 【0022】なお、上述の例では、第1誤り表示回路ロ
及び第2誤り表示回路ハの照合タイミング信号としてA
系データDaの読取信号RDa及び書込信号WDaを使
用したが、これをB系データDbの読取信号RDb及び
書込信号WDbとすることもできる。 【0023】 【発明の効果】本発明に係るバス照合回路は、同期して
動作する2個のCPUの入出力情報をそれぞれ入力して
それら入出力情報対を比較する2線式検査回路と、比較
された入出力情報対が一致しているときに交番信号を出
力し、比較された入出力情報対が不一致のときにその交
番信号の出力を停止する第1誤り表示回路と、その第1
誤り表示回路の交番信号の出力の位相を180°反転処
理する位相反転回路と、その位相反転回路の出力信号及
び前記第1誤り表示回路の交番信号の出力を入力する第
2誤り表示回路と、前記位相反転回路の出力信号及び前
記第1誤り表示回路の出力信号の位相が所定の反転関係
にあるときに、その第2誤り表示回路の交番信号の出力
を継続させ、その所定の反転関係が得られないときに、
その第2誤り表示回路の交番信号の出力を停止させる判
定制御手段とからなるので、LSI内部のクロック信号
等の交番信号又はLSI外の交番信号により誤作動する
ことがなくなる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態に係るバス照合回路の概
略構成図である。 【図2】従来のバス照合回路の概略構成図である。 【符号の説明】 イ 2線式検査回路 ロ 第1誤り表示回路 ハ 第2誤り表示回路 ニ 位相反転回路 R 監視リレー Ba A系データバス Bb B系データバス Da A系データ Db B系データ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 同期して動作する2個のCPUの入出力
    情報をそれぞれ入力してそれら入出力情報対を比較する
    2線式検査回路と、 比較された入出力情報対が一致しているときに交番信号
    を出力し、比較された入出力情報対が不一致のときにそ
    の交番信号の出力を停止する第1誤り表示回路と、 前記第1誤り表示回路の交番信号の出力の位相を180
    °反転処理する位相反転回路と、 前記位相反転回路の出力信号及び前記第1誤り表示回路
    の交番信号の出力を入力する第2誤り表示回路と、 前記位相反転回路の出力信号及び前記第1誤り表示回路
    の出力信号の位相が所定の反転関係にあるときに、その
    第2誤り表示回路の交番信号の出力を継続させ、その所
    定の反転関係が得られないときに、その第2誤り表示回
    路の交番信号の出力を停止させる判定制御手段と、 を有することを特徴とするバス照合回路。
JP2001227116A 2001-07-27 2001-07-27 バス照合回路 Pending JP2003044309A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100958744B1 (ko) 2008-04-11 2010-05-19 주식회사 에스티에프 차량용 개인 식별 제어 시스템의 오동작 방지 방법 및 장치
JP2011028685A (ja) * 2009-07-29 2011-02-10 Nippon Signal Co Ltd:The 二重化データ処理回路
JP2014174648A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Daido Signal Co Ltd バス照合回路および集積回路装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100958744B1 (ko) 2008-04-11 2010-05-19 주식회사 에스티에프 차량용 개인 식별 제어 시스템의 오동작 방지 방법 및 장치
JP2011028685A (ja) * 2009-07-29 2011-02-10 Nippon Signal Co Ltd:The 二重化データ処理回路
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