JPH07182200A - 一致回路の診断方式と診断システム - Google Patents
一致回路の診断方式と診断システムInfo
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- JPH07182200A JPH07182200A JP5324398A JP32439893A JPH07182200A JP H07182200 A JPH07182200 A JP H07182200A JP 5324398 A JP5324398 A JP 5324398A JP 32439893 A JP32439893 A JP 32439893A JP H07182200 A JPH07182200 A JP H07182200A
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- output
- bit
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- Pending
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- Hardware Redundancy (AREA)
- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
Abstract
なく一致回路の診断ができる診断方式を提供する。 【構成】 システム1a、1b、システム1a、1bの
出力を比較して一致/不一致を検出する一致回路1c、
疑似エラー生成器1dから構成される。疑似エラー生成
器1dは、ビット反転器1eとパターン生成器1fとか
ら構成される。パターン発生器1fは、システム出力の
nビットと同ビット数の複数のパターンRを順次出力す
る。ビット反転器1eは、これらパターンRに従ってシ
ステム1bの出力を1ビットづつ反転させて一致回路1
cに入力する。
Description
関し、特に、2重化冗長システムなどで出力監視に使用
される一致回路における診断方式に関するものである。
に示した。このシステムでは、同一のシステム2a、2
bを並列に並べ、これらシステムに同一データに対して
同じ動作をさせるとともに、それらの動作結果である出
力A、Bを一致回路2cにより比較し、これら出力A、
Bの一致/不一致を検出する構成としている。そしてこ
のようなシステム構成は、システム2aあるいはシステ
ム2bの障害が、オンラインで検出できるという特徴が
あり、高い信頼性が要求されるシステムで採用されてい
る。
ムでは、一致回路2cに生じた障害をオンラインで検出
できない。このため、一致回路2cを定期的にオフライ
ンで診断を行うことで、早期に障害検出を行う必要があ
る。
なくとも、一致回路2cの入力の各ビットを0および1
に設定することと、これに対応した0および1が一致回
路2cの出力に出現することを確認することが必要とな
る。しかし、図6の構成では、システム2a、2bは入
力が共通であり、これらシステム2a、2bに障害がな
い限り、一致回路2cは「一致」を意味する”0”しか
出力しない。そして図6の回路の場合、一致回路2cに
「不一致」を意味する”1”を出力させることができ
ず、一致回路2cの診断が実施できない。
た回路構成が従来一般的に用いられている。この回路
は、システム3a、3b、一致回路3c、並びにセレク
タ3dから構成され、一方のシステム3bの出力をセレ
クタ3dを介して一致回路3cに出力している。そして
通常の運用時にはセレクタ3dによってシステム3bの
出力を一致回路に入力させ、また一致回路3cの診断時
には診断入力をセレクタ3dを介して一致回路3cに入
力するようにしている。そしてこの構成とすれば、診断
時には一致回路3cに診断入力を介して任意のデータを
入力できる、これにより一致回路3cの診断が実行でき
る。
構成の場合、診断時において診断入力にテストデータを
設定する機能を別途付加する必要がある。尚、この方法
としては、スキャン法(スキャンイン/アウト)などが
用いられている。そしてこのように外部から診断用のテ
ストデータを設定する必要があり、またこの機能を付加
するためにハード量が大きくなるという問題がある。
し、外部から専用のテストデータを設定することなし
に、一致回路の診断が実行できる、一致回路の診断方式
を提供することにある。
方式では、複数のシステムの出力がそれぞれ入力されて
これら出力を比較する一致回路と、前記複数のシステム
を構成する1つのシステムの出力を1ビットづつ反転さ
せる疑似エラー生成器とを備え、前記1つのシステムか
らの出力を前記疑似エラー生成器により1ビットづつ順
次反転して前記一致回路に入力し、前記一致回路で一致
/不一致を検出するようにした。
ステムからの出力は、疑似エラー生成器によって1ビッ
トづつ反転させて一致回路に入力される。ここで一致回
路が正常であれば、疑似エラー生成器によりビット反転
された1つのシステムからの出力が他のシステムからの
出力と異なるため、一致回路からの該当するビット出力
は不一致の出力が観測される。また一致回路に異常があ
る場合には、一致回路からの該当するビット出力が一致
の出力が観測される。このように、疑似エラー生成器に
よりシステムからの出力を反転させ、一致回路における
一致/不一致を検出することで、外部から専用のテスト
パターンを入力することなく、通常の入力だけで、一致
回路の診断を行うことができる。
回路構成を示したもので、並設された同一の2つのシス
テム1a、1b、システム1a、1bの出力A、Bを比
較してこれらの一致/不一致を検出する一致回路1c、
並びにこれらシステム1a、1bと一致回路1cからな
る2重化システムに付加された疑似エラー生成器1dか
ら構成される。疑似エラー生成器1dは、ビット反転器
1eとパターン生成器1fとから構成され、システム1
bと一致回路1cとの間に挿入される。
に、システム1bの出力のビット数nに対応するn個の
EXORゲート4an〜4a1から構成される。このビット
反転器1eにおけるiビット目の出力B´は下式で与え
られる。
iビット目を、riはパターン生成器1fの出力のiビ
ット目をそれぞれ示し、また
ットのリングカウンタで構成したものが用いられる。こ
の場合、図3に例示したように、n+1個のDタイプの
フリップフロップ5a1〜5an+1 で構成される。このパ
ターン生成器1fの出力r1〜rn から構成されるパタ
ーンRがビット反転器1eに供給される。パターン生成
器1fにおけるパターンの生成シーケンスを、図4に示
した。パターン生成器1fの出力の初期値は、出力rn
+1 だけが”1”であり、その他の出力r1 〜rn は”
0”である。そして、フリップフロップ5a1〜5an+1
へのクロック入力に従って、出力r1 だけが”1”のパ
ターン1、出力r2 だけが”1”のパターン2、…、出
力rn だけが”1”のパターンnが順次生成され、パタ
ーンnの次は初期値に戻る。
致回路1cの診断の手順を図5のフローチャートに従っ
て説明する。尚、以下は一致回路1cの出力に「不一
致」を意味する”1”を出力させるためのテストデータ
を生成し、これにより一致回路1cの診断をする手順を
説明する。そして、一致回路1cの出力に「一致」を意
味する”0”を出力させるテストデータにより一致回路
1cを診断する場合は、通常のシステム診断と同じ方法
でシステム1a、1bにおいて特定のデータが生成で
き、このデータにより行うことができるため、説明は省
略する。
ム1a、1bに所定のパターンのテストデータが設定
(7b)される。この設定は、通常のシステム診断の時
の設定と同じである。次に、パターン生成器1fにクロ
ックを入力し、上記のパターン1を発生させて、疑似エ
ラー生成を行う(7c)。このパターン1がビット反転
器1eに入力されることで、システム1bから疑似エラ
ー生成器1dを介して一致回路1cに入力される出力B
の1ビット目が反転し、このため一致回路1cが正常で
あれば一致回路1cは「不一致」を出力する。よって、
この時に一致回路1cの出力を観測し(7d)、これが
「一致」であれば一致回路1cに障害が検出されたこと
になり、診断は異常終了する(7h)。
d)において、観測結果が「不一致」の場合には、パタ
ーン生成器1fにおいてクロック入力により上記のパタ
ーン2が発生し、システム1bから一致回路1cに入力
される出力Bの2ビット目が反転した疑似エラー生成
(7c)の処理が行われ、上記同様な一致回路の出力観
測(7d)の処理が行われて、これが「一致」であれば
診断は上記同様にここで異常終了する(7h)。このよ
うにして、観測結果が「不一致」であれば「一致」とな
るまで処理(7c、7d)が繰り返される。これは、パ
ターン生成器1fがn個のパターンを生成し終えるまで
繰り返される。即ち、処理(7b)で設定したパターン
の入力テストデータに対して、システム1bの出力Bの
全てのビットを順次判定してゆき、一致回路1cの「不
一致」の出力の観測が行われる。
を実行するか否かが判定され(7f)、他のテストデー
タでの診断が必要であれば処理がテストデータ設定(7
b)に戻り、次のテストデータが設定され、以上の処理
(7b〜7f)が繰り返される。そして、十分なテスト
データに対して上記の診断が実行され、異常終了(7
h)がない場合には、一致回路1cの診断は正常終了
(7g)する。尚、テストデータとしては、少なくと
も、システム1a、1bの出力、つまり一致回路1cの
nビットの入力の全ビットが、少なくとも1度は”0”
および”1”となるようなパターンが必要である。
システムの出力を反転して一致回路に入力して一致回路
の診断が実行できる。このため、外部から専用のテスト
データを供給することなく、通常の入力を使用するだけ
で一致回路の診断を行うことができる。
疑似エラー生成器により1つのシステムからの出力を1
ビットづつ反転させて一致回路に入力し、一致回路にお
いてその一致/不一致を検出するようにしたので、外部
から専用のテストデータを設定することなく、通常の入
力を用いて一致回路の診断を行うことができる。
転器の回路図である。
生成器の回路図である。
ンスを示した説明図である。
フローチャートである。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のシステムの出力がそれぞれ入力さ
れてこれら出力を比較する一致回路と、 前記複数のシステムを構成する1つのシステムの出力を
1ビットづつ反転させる疑似エラー生成器とを備え、 前記1つのシステムからの出力を前記疑似エラー生成器
により1ビットづつ順次反転して前記一致回路に入力
し、前記一致回路で一致/不一致を検出することを特徴
とする一致回路の診断方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5324398A JPH07182200A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 一致回路の診断方式と診断システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5324398A JPH07182200A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 一致回路の診断方式と診断システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07182200A true JPH07182200A (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=18165355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5324398A Pending JPH07182200A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 一致回路の診断方式と診断システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07182200A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6185714B1 (en) | 1997-06-06 | 2001-02-06 | Nec Corporation | Address trap comparator capable of carrying out high speed fault detecting test |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP5324398A patent/JPH07182200A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6185714B1 (en) | 1997-06-06 | 2001-02-06 | Nec Corporation | Address trap comparator capable of carrying out high speed fault detecting test |
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