JPH06331496A - スナップ嵌合式直角調整機構 - Google Patents

スナップ嵌合式直角調整機構

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JPH06331496A
JPH06331496A JP6117661A JP11766194A JPH06331496A JP H06331496 A JPH06331496 A JP H06331496A JP 6117661 A JP6117661 A JP 6117661A JP 11766194 A JP11766194 A JP 11766194A JP H06331496 A JPH06331496 A JP H06331496A
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JP
Japan
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bush
screw
adjusting
adjusting mechanism
bore
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Application number
JP6117661A
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English (en)
Inventor
Karl R Schmitt
ロジャー シュミット カール
Douglas E Pherigo
ユージン フェリゴ ダクラス
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Textron Inc
Original Assignee
Textron Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/02Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
    • B60Q1/04Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
    • B60Q1/06Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle
    • B60Q1/068Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle by mechanical means
    • B60Q1/0683Adjustable by rotation of a screw
    • B60Q1/0686Adjustable by rotation of a screw using a position indicator mounted on the headlight and permanently attached thereto

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッドランプの照準を手動調整するための改
良された手段を提供し、従来の調整機構に比べて部品点
数の少ない改良された調整機構を提供する。 【構成】 ヘッドランプ構成部材(22)の回動を許容
するヘッドランプ装置の調整機構(20)であり、ヘッ
ドランプ装置全体の固定部材(26)に取り付けられ、
可動部材を回動させてヘッドランプの光軸調整を行うよ
うに構成され、その調整機構は、ネジ軸(40)及び可
動部材に係合する一端部を有し、回転を規制された調整
ネジ(30)を有する。ブッシュ(32)が、固定部材
に形成した透孔に係合するとともに、軸線方向のボア
(62)を有し、そのボアに調整ネジのネジ軸が係合し
ており、前記ブッシュは、さらに、駆動部材(34)を
有し、該駆動部材の回転により前記ブッシュが回転させ
られ、回転を規制された調整ネジを直線的に駆動して、
その直線運動が可動部材の位置調整に用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等のヘッドラ
ンプ装置の照準調整機構に関し、より詳言すれば、ヘッ
ドランプ装置の固定部材にスナップ嵌合して、反射鏡ま
たはヘッドランプハウジングの全体等のような相対的変
位可能な構成部材の位置を制御するために用いられる新
規な調整機構に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の組立に続いて、ヘッドランプを
所望の位置に取り付けなければならない。これは、通常
専用の測光装置を用い、ヘッドランプが所望の位置に向
くまで手作業により調製される。調整は、本発明が関連
する一般的なタイプ及び種類の調整機構を用いて行われ
る。
【0003】また、振動や事故により、ヘッドランプ
が、所望の照準位置からずれを生じることがある。従来
の調整機構においては、特別な装置を用いずに所望の初
期位置又は初期のアライメントを得る手段がないものと
なっている。本発明によれば、ヘッドランプの構成部材
の初期位置又は「ゼロ」点を表示することが可能であ
り、オペレータは、調整機構を用いてヘッドランプの位
置を初期位置又は「ゼロ」点に戻すように調整するのみ
で、所望の照準位置を得ることが出来る。
【0004】ヘッドランプを所望の位置に照準調整する
調整機構は、従来から周知である。既存の従来技術によ
る調整機構は、例えば、アメリカ特許第5,121,3
03号、第5,067,052号、第5,032,96
4号、第4,674,018号、第4,893,219
号及び第4,939,945号に示されており、一般
に、調整ネジや一対のギア、ハウジング、キャップ、ブ
ッシュ、ワッシャ及び調整ネジ又はシャフトで構成され
るギアボックスが用いられる。これらの機構は、いくつ
かの組立工程及び超音波溶接作業を必要とするため、こ
うした機構のコストを高いものとしている。
【0005】本発明は、自動車等のヘッドランプ装置の
照準を調整する調整機構で構成され、この調整機構はよ
り少ない部品とより少ない組立工程を必要とする。調整
機構は、一般に、ギアを包囲するブッシュとブッシュを
挿通して軸受けされた調整ネジとで構成される。調整機
構は、ヘッドランプ装置の固定部材にスナップ嵌合さ
れ、ヘッドランプの照準は駆動工具を用いて手動調整さ
れる。好適実施例においては、調整機構に設けた一連の
インジケータラインにより、「ゼロ」点又は初期位置が
表示され、ユーザーは、ヘッドランプ装置に何らかの理
由で狂いが生じた場合には、ヘッドランプ装置の照準を
所望の位置に戻すことが出来る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一般的な目的
は、ヘッドランプの照準を手動調整するための改良され
た手段を提供することにある。
【0007】本発明のもう一つの目的は、従来の調整機
構に比べて部品点数の少ない改良された調整機構を提供
することにある。
【0008】本発明のさらにもう一つの目的は、視覚的
インジケータ手段を用いて、調整を容易とする調整機構
を提供することにある。
【0009】本発明のさらにもう一つの目的は、ヘッド
ランプ装置への水分の侵入を防止する調整機構を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、反射鏡等のヘッドランプ構成部
材の回動を許容する車両のヘッドランプ装置に用いる調
整機構であって、該調整機構は、ヘッドランプ装置全体
の固定部材に取り付けられ、可動部材を回動させてヘッ
ドランプの光軸調整を行うように構成され、前記調整機
構が、細長いネジ軸及び可動部材に係合する一端部とを
有する調整ネジと、該調整ネジの相対回転を防止する構
造とを有する車両用ヘッドランプの調整機構において、
ブッシュが、前記固定部材に形成した透孔に回転可能に
係合するとともに、軸線方向のボアを有し、該ボアに前
記調整ネジの前記ネジ軸が係合しており、前記ブッシュ
は、さらに、駆動部材を有し、該駆動部材の回転により
前記ブッシュが回転させられ、回転を規制された調整ネ
ジを直線的に駆動して、その直線運動が前記可動部材の
位置調整に用いられることを特徴とする車両用ヘッドラ
ンプの調整機構が提供される。なお、ブッシュには前記
透孔と回転可能に係合するスナップ嵌合構造が設けら
れ、前記固定部材の透孔に対してブッシュをシールする
ように構成することが可能である。また、前記ブッシュ
をシールする構造は、前記調整ネジに被着されてこれを
包囲する前記ブッシュの後部に取り付けられた瓶状部材
を有し、それによって、前記調整ネジとブッシュのボア
の接合部を通る水分の前記固定部材への侵入を防止する
ように構成することが望ましい。この場合、前記瓶状部
材は、その後部に固定された駆動構造を有し、該駆動構
造は、前記瓶状部材と前記ブッシュに回転を付与して、
回転を阻止された調整ネジを直線的に駆動して、その直
線運動が前記可動部材の位置調整に用いられるように構
成することが望ましい。
【0011】また、可動部材の選択された位置を表示す
るとともに、前記選択された位置からのずれを表示し
て、調整機構により可動部材を前記選択された位置に復
帰調整するゼロ点調整装置を設けることができる。さら
に、駆動機構は、前記ブッシュに非回転状態で固定され
たギア部材を有し、該ギア部材が、前記駆動機構によっ
て付与される回転力により前記ブッシュを回転駆動する
ことが可能である。
【0012】
【実施例】本発明は、種々の様態において実施可能であ
り、図示し以下に説明する二つの実施例は、本発明の原
理を例示的に開示するものであり、本発明は、図示さ
れ、以下に説明される特定の実施例に限定するものでは
ないことが理解されなければならない。
【0013】本発明の調整機構20は、反射鏡部材等の
ヘッドランプの可動部材22の照準調整に用いられる。
一方の調整機構20は、可動部材22の水平方向の向き
を調整するために用いられ、他方の同様の調整機構は、
可動部材の垂直方向の向き(図示せず)の調整に用いら
れる。調整機構20を、適当な駆動工具24により駆動
すると、ヘッドランプの可動部材22が、各回動軸線を
中心にして、矢印23で示すようにヘッドランプの所望
の照準が得られるまで回動する。
【0014】本発明において、調整機構20は、組み立
てられ、ヘッドランプハウジング等のヘッドランプ装置
28の固定部材26を通って挿入され、装置の可動部材
22、すなわち反射鏡部材と係合する。調整機構20
は、一般に、調整ネジ30と、ブッシュ32、ギア部材
34、及びガラス瓶状の表示装置36とによって構成さ
れる。この調整機構20の一つの利点は、製造し、組み
立てる部品点数が少ないことである。従って、低コスト
及び所要の人的、機械的労力の削減を、従来技術におけ
るギアボックスの調整機能を維持しながら達成すること
が出来る。
【0015】図1で示す実施例において、調整機構20
は、固定部材26、すなわち反射鏡ハウジングに、透孔
38を通して取り付けられる。調整機構20を反射鏡ハ
ウジング26に取り付けることにより、透孔38のみを
反射鏡ハウジング26に形成すれば良いので、反射鏡ハ
ウジングの製造が容易となる。調整ネジ30は、回動部
材22、すなわち反射鏡と係合する。
【0016】調整ネジ30は、細長いネジ軸40とその
端部に設けたボール状部42とで構成される。ボール状
部42は、回動部材22に形成されたソケット44内に
挿入される。ボール状部42は、離間して設けた固定耳
部又はニブ46を有し、それらは、ソケット44内に形
成した補完形状のスロット又は空隙内に嵌入される。ニ
ブ46のスロットへの係合によって、ボール状部42が
ソケット44内に保持され、回転が阻止される。
【0017】調整ネジ30は、固定部材26に取り付け
られたブッシュ32内に収容される。ブッシュ32は、
好ましくはプラスチック材料で、樹脂成形等の適当な生
産方法で作成される。ブッシュ32は、複数の弾性フィ
ンガ要素で構成された弾性のノーズ状部48とベース部
50とで構成される。
【0018】ベース部50は、軸線方向に延びるボア5
2を有する円筒状に形成されている。ボア52の径は、
軸40のネジ部の主径よりも僅かに小さくなっている。
好適実施例において、初期状態では、ボア52は、平滑
で、ネジ溝は形成されていない。軸40は、ボア52内
にネジ軸40をねじ込むことによりボア52内に挿入さ
れ、それによって、ボア52内に雌ねじが冷間形成され
る。これにより、システム内に摩擦による優勢トルクを
発生させて、ボア52とネジ軸40とを確実に密嵌さ
せ、自動車の運転中に振動して容易に抜出しないように
構成される。しかしながら、ボア52に予めネジを形成
し、軸40を単に回転させるように構成することも可能
である。ベース50の一端は、成形部54であり、他端
にはフランジ56が設けられる。ベース50の両端5
4、56は、以下に詳述する。
【0019】ブッシュ32のフィンガ状突起部48は、
交互に長手方向のスロット60を有する円形に整列した
数本の細長いフィンガ58を有している。このフィンガ
58の配置の中央には開口62が設けられ、その中にネ
ジ軸40が収容される。
【0020】フィンガ58の後端部64は、ブッシュ3
2のベース50上のフランジ56に接続し、その後端部
64は、小径部66を有し、その小径部66の径は実質
的に固定部材26の透孔38の長さに等しい。従って、
ブッシュ32が透孔38に挿入されるときに、小径部6
6が透孔38内に安定状態で接合する。
【0021】フィンガ58の他端は、部分的に円錐形状
又はテーパ状ヘッド68を構成し、そのヘッド68の後
端にはショルダ70が形成されている。ヘッドは、後部
から前部に向かって徐々にテーパが付されており、ヘッ
ド68のテーパにより、フィンガ58の固定部材の透孔
38への挿入が容易となる。
【0022】フィンガ58は、ブッシュと一体であり、
可撓性で、弾性プラスチック材料により形成される。フ
ィンガ58は、弾性があり、内向きに変形可能であり、
初期位置への復帰作用によりスナップ係合する。ブッシ
ュ32を固定部材26に挿入するために、フィンガ58
は、固定部材の透孔38を介して押し込まれる。フィン
ガ58は、一向きに十分な大きさで弾性変形し、透孔3
8を通過し、次いで、ヘッド68のフィンガ58が原位
置に復元してショルダ70と小径部66を透孔38の内
周面に接合する。ベース50のフランジ56は、ヘッド
68が透孔38を通過すると、固定部材26に衝合し
て、フィンガ56のさらに内側への移動を規制する。従
って、ブッシュ32を介して、調整装置20は、効果的
に固定部材28にスナップ係合される。フランジ58
は、ブッシュ32の固定部材28に対する回転は許容す
るが、ブッシュ32と調整装置20は、平行移動しない
ように動作を規制される。
【0023】図1乃至図8の実施例におけるブッシュ3
2の成形部54には、型押しまたはダイカスト製の金属
ギア34が取り付けられ、そのギア34は、中央に透孔
76を有する円形の本体74を有している。本体74の
外周を包囲して、一連のギア34から本体74に対して
90度の角度で突出する歯78が設けられている。図1
に示す実施例において、歯78は前向きに突出してい
る。しかしながら、歯78を後ろ向きに突出することも
可能である。
【0024】ブッシュ32の成形部54は、緊密に接合
してギア34とブッシュ32の回転を阻止するために対
応した非円形形状に形成されたギア34の中央の透孔7
6に挿入される。ギア内の透孔76及び成形部54の形
状は、いくつかの態様とすることが出来る。好適実施例
においては、図2に示すように、ブッシュ32の成形部
及びギア34の透孔76は、六角形の補完形状となって
いる。
【0025】本発明のブッシュ32の成形部54には、
ガラス瓶状のインジケータ装置36が取り付けられ、ガ
ラス瓶状のインジケータ装置36は、一般に、透明プラ
スチック製瓶状部材80とプランジャ部材82とで構成
され、プランジャ部材82もプラスチック材料で形成さ
れる。
【0026】透明瓶部材80は、円筒状に形成され、そ
の中にボア84が形成される円筒部83をもつ。瓶80
の前端部86の終端にはフランジ87が設けられてお
り、このフランジには成形孔88が形成されている。成
形孔88は、ブッシュ32の成形部54と補完形状に形
成されている。瓶80は、ブッシュ32に超音波溶着ま
たは膠付けにより回転不能に取り付けられる。瓶80が
超音波溶着または膠付けによりブッシュ32に接着され
ると、ギア34が捕捉され、所定の位置に保持される。
これにより、瓶80と、ギア34及びブッシュ32を相
互に緊密な接合状態に保持することが可能となる。瓶の
後端部90の終端には、徐々に径が大きくなる部分92
が設けられている。これによりプランジャ82が徐々に
径が大きくなる部分に沿って摺動するので、ユーザー
は、プランジャ82を容易に挿入することが出来る。
【0027】プランジャ82の外径は、瓶の円筒状ボア
84の内径よりも僅かに小さく設定され、プランジャが
瓶80内において自由に前後に移動できるように構成さ
れる。プランジャ82は、これを包囲するいくつかのO
リング94によって瓶80内に捕捉される。Oリング
は、また、プランジャ82が瓶80に挿入されたとき
に、瓶80に接合する。Oリングは、瓶とプランジャの
接合部に沿って摩擦力または優勢トルクを発生させるの
で、プランジャ82は、自動車の運転中に所定の位置か
ら容易に回転または振動しない。プランジャ82の後端
96の終端には、成形ハンドル98が設けられ、ユーザ
ーは、これを把持して、プランジャ82を移動または回
転させて、上述のゼロ位置を得ることが出来る。
【0028】プランジャ82は、内部の軸線方向ボア1
00を有し、そのボア100には調整ネジ30が収容さ
れる。ボア100の直径は、調整ネジ30の軸40の外
径よりも僅かに小さく形成される。好適実施例におい
て、初期のボア100は、平滑で、ネジは形成されてい
ない。軸40は、ボア100内に、ハンドル98の回転
により挿入され、ネジ軸40をボア100内にねじ込ん
で、ボア100に対応する雌ネジを形成する。これにと
り、システム内におけ優勢トルクが設定され、ボア10
0とネジ軸40間を確実に密接させて、自動車の運転中
に軸40が振動しないように構成される。しかしなが
ら、ボア100に予めネジを形成して、軸40を単に回
転させて所定の位置に配置することも可能である。な
お、プランジャ82は、ハンドル98が回転された時
に、調整ネジ40及び瓶80の円筒部83に対して回転
することが可能となり、この変位により、調整ネジ30
の軸40はプランジャの内側ボア100とネジ係合す
る。この構造の目的及び機能は、以下のゼロ点を表示す
る表示部の使用方法の説明から明らかとなろう。
【0029】調整機構において生じる問題は、調整機構
がヘッドランプ装置の外側に取り付けられるので、調整
機構が外部の要素、例えば水分に対して露出状態とな
り、ヘッドランプやその配線に故障を生じる可能性があ
る点である。さらに、調整機構は、自動車工業において
定められている標準規定を満足するために水噴霧試験や
降下試験に合格しなければならない。ヘッドランプ装置
内にいかなる水分も侵入させないようにするために、調
整機構20内及び固定及び可動部材と調整機構との間に
適当なシールを設けなければならない。図示のように、
ガラス瓶上の表示装置36内のプランジャを包囲するい
くつかのOリングは、上述のように瓶80とプランジャ
82間に、液密シールを保持する。他のOリング102
は、フランジ56の前方のブッシュ32と固定部材26
との接合点に設けられ、ブッシュ32と固定部材26間
が液密シールされる。従って、調整機構20及びヘッド
ランプ装置28は、完全にシールされる。
【0030】図1の実施例において示される付加的な要
素は、駆動工具24に対する軸受け構造104であり、
軸受け構造104は、回転中に駆動工具24の位置決め
を助ける。好適実施例において、軸受け104は、ほぼ
円弧状の二股フランジで構成され、適当なプラスチック
により製造される。二股状の円弧は、モールド横側引き
込み部材を設けることなく、成形方法を容易にすること
ができる。しかしながら、軸受け104は、連続した円
弧状に形成される。
【0031】表示装置36の表示機能について説明す
る。前述のように、自動車の組立後に、反射鏡22は、
工場のアライメント技術、調整機構20の動作、及び図
1に示すように駆動工具24を用いて調整ネジ30を駆
動することにより所望の位置または初期位置に移動す
る。アライメントの調整位置が得られると、図5に示す
ように、通常プランジャ82が初期位置に到達する。こ
れに関して、プランジャ82には、指標または表示手段
106が設けられている一方、瓶80にはゼロ点の指標
108が設けられ、更に、図示のように、このゼロ点の
指標108の側部には、いくつかの付加的な指標が設け
られる。ヘッドランプの好適な位置またはアライメント
位置が設定された時点において、プランジャの指標10
6が瓶のゼロ点指標108に整列していることは少な
い。ほとんどの場合、このときの状態は、図5に示すよ
うに、指標106が、ゼロ点指標108の右側または左
側に位置する。この時点で、オペレータまたはメカニッ
クは、ハンドル98によりプランジャ82をネジ軸40
に沿って直線的に移動させて、プランジャの指標106
を瓶上の指標108に整列させる。この状態は、図6に
示されており、「ゼロ点」がどのような位置であるかを
示している。ゼロ点の位置が得られると、プランジャ9
6の回転が停止する。
【0032】車両の運航中に、ヘッドランプの反射鏡2
2は、振動や、事故等により、所望の位置からずれるこ
とがある。ずれが生じた場合、指標106、108は、
図5の状態と同様に整列状態からずれた位置となってい
る。この場合、メカニックによる初期位置への調整は、
図1に示すように駆動工具24を用いて、ギア34を回
転させて、ブッシュ50を回転させ、これによってボー
ル状端部42が耳部46を反射鏡の背面のスロットまた
はソケットに係合し、回り止めされたネジ軸30を直線
運動させる。調整ネジ30の直線運動により、調整ネジ
にネジ結合されたプランジャ82が、指標106が指標
108に整列するまで、直線移動する。指標106、1
08が整列することにより、メカニックは、ヘッドラン
プが初期位置に戻されたことを確認することができる。
【0033】駆動工具24に関しては、型押しされたギ
ア34の歯78に係合する標準フィリップス(Phillip
s:登録商標)ヘッドを有するドライバーを用いること
が望ましい。すべてのメカニックは、フィリップスヘッ
ドのドライバーを使用することができるので、高価で特
別な調整工具が不要となる。
【0034】図7乃至図15に示す実施例においては、
調整機構20の多くの部分が、上記の実施例と同様であ
り、以下に説明する点において相違する。
【0035】図7に示す実施例において、前述の実施例
における瓶状の表示装置36は、カプセル112に置換
されている。カプセル112は、調整ネジ30の後端部
114を完全に包囲する一体の瓶として形成される。カ
プセル112の前端部の終端にはフランジ118が設け
られ、そのフランジ118は、図1乃至図4の瓶80の
フランジ87と同様である。カプセル112は、瓶状の
表示装置36と同様に、ブッシュ32に超音波溶着また
は膠付けされている。カプセル112は、プラスチック
材料で形成することができ、また透明とする事ができ
る。カプセル112は、水分のヘッドランプ装置28へ
の侵入を防止する機能を有している。この構成には、前
述のゼロ点の記憶機能は設けられていない。しかしなが
ら、調整機構20’は、フィンガ58により与えられる
前述のスナップ係合によりハウジングに組み付けること
ができる。
【0036】図8に示す実施例において、調整機構2
0”は、符号134で示すヘッドランプ全体が回動する
形式のヘッドランプ装置に用いられる。これは、ヘッド
ランプ装置28が固定され反射鏡22のみが回動する図
1の実施例とは反対である。この実施例において、調整
機構20”は、上記と同様に構成され、ブッシュ32
は、図1乃至図6の実施例のように反射鏡ハウジング2
6に挿入されるのではなく、固定ブラケット120内に
挿入される。好適な態様において、ブラケット120
は、相互に直角に配置された二つの脚部122、124
を持つL字状に形成される。なお、ブラケット120を
他の形状とすることも可能である。L字状のブラケット
120は、適当な手段によりブラケット120が固定と
なるように、自動車のフレーム126に固定される。L
字状ブラケット120には、図1乃至図6における反射
鏡ハウジング26の透孔38と同様の透孔128が、一
方の脚部122に設けられ、上述のブッシュ32のフィ
ンガ58と係合する。これにより、調整機構20”は、
固定ブラケット120にスナップ係合することができ、
前述の実施例と同様の機能を行う。
【0037】図8に示すように、調整ネジ30のボール
42は、可動ヘッドランプ装置134に固定された型押
し部材132の開口に挿入されたプラスチック製のソケ
ット130内に保持される。ヘッドランプ装置134
は、型押し部材132に取り付けるためのフランジ13
4を設けて変更することも可能である。型押し部材13
2は、可動ヘッドランプ装置1346のフランジ136
に、取り付けネジ138または他の手段により型押し部
材132に取り付けられる。この構成により、メカニッ
クがドライバーを回転させると、ギア34とブッシュ3
2が回転して、調整ネジ30を直線運動させて、型押し
部材132を変位させることにより、ヘッドランプ装置
134が回動する。
【0038】図9に示す実施例において、ウオームギア
駆動機構140が、図1乃至図6の型押し金属ギア34
と駆動工具24に代えて用いられる。ウオームギア駆動
機構140は、ウオームギア142とウオームネジ14
4とで構成される。この実施例において、反射鏡ハウジ
ングは、フランジ146を有するものに変更されてい
る。このフランジ146の機能を以下に説明する。
【0039】この実施例において、ブッシュ32は、成
形作業中にウオームギア142が一体に形成されている
ことを除き上記の実施例と同様である。なお、ウオーム
ギアとブッシュを一体の部材として示しているが、これ
らを別体とすることも可能である。図10に示すよう
に、ウオームギアとブッシュの組立体には、符号148
で示す中心孔が設けられており、この中心孔に調整ネジ
30が、図1乃至図6のブッシュ32のボア50に係合
するのと同様の要領で、ボア52に係合する。ウオーム
ギア142の外周縁150は、一連の歯152を有し、
それらはネジ144に形成した螺旋状ネジと係合する。
【0040】ウオーム144は、図9に示すように、螺
旋ネジを有する軸154と、軸154の一端に設けた駆
動ヘッド156を有している。フランジ158は、ま
た、ネジ軸154と駆動ヘッド156との間にフランジ
158を有している。図9及び図10に最もよく示され
ているように、ウオームネジ144のフランジ158と
駆動ヘッド156は、瓶80のフランジ87と反射鏡ハ
ウジング26のフランジ136に形成した透孔160と
の間に保持される。従って、ウオームネジ144は、直
線運動を規制され、脱落を防止した状態で保持され、回
転のみを許容される。駆動ヘッド156は、その頂部に
工具嵌合溝162を有し、補完形状の駆動工具24と係
合する。溝162のデザインは、いくつかの形状とする
ことが可能であり、例えば、トルクス(Torx:登録商
標)型駆動工具またはフィリップス(登録商標)型ヘッ
ドドライバーの形状とすることができる。
【0041】動作において、ユーザーは、駆動工具24
を駆動ヘッド156の溝162に係合させ、駆動ヘッド
162を回転させると、ウオームネジ144が回転し、
そのウオームネジ144は、ウオームギア142の歯1
52と係合しているので、ウオームギア142に回転力
が負荷されて、ブッシュ32を回転させる。ブッシュ3
2は、上述のように直線運動不能に構成され、調整ネジ
30は回転を規制されているので、調整ネジ30に直線
運動が生起し、調整ネジ30は、反射鏡22の回動を生
じさせる。
【0042】図12の実施例は、上述の図7の調整装置
20’と同様であり、他の駆動手段164を有してい
る。この駆動手段は、オペレータによる装置の裏側から
の装置の調整を可能にする。その他の実施例による駆動
手段は、カプセル112の後端部166と一体に形成さ
れ、カプセル112の端部166から後側に突出する駆
動ヘッド168を有している。
【0043】駆動ヘッド168は、多数の形状とするこ
とができる。好適実施例において、図13に最もよく示
されているように、駆動ヘッド168の外周170は、
六角形に形成され、内周面は、周知のトルクス駆動シス
テムのヘクスロブラ(hexlobular)形状に形成されてい
る。従って、二つの異なる標準の駆動工具を用いること
が可能となり、特別な工具は不要となる。
【0044】動作において、オペレータは、駆動工具を
駆動ヘッドに係合させ、駆動工具を回転させて駆動ヘッ
ド168、カプセル112及びブッシュ32を回転させ
ると、調整ネジ40が直線運動して、反射鏡22が上述
のように回動する。
【0045】図14の実施例には、他の調整機構2
0’’’が示されており、この調整機構20’’’は後
側から調整される。図1のギア34は、ブッシュ32及
び瓶80を相互に一体とする事を可能とするために、除
かれている。ブッシュと瓶を一体化することにより、細
長いブッシュ174が形成され、このブッシュ174
は、調整ネジ30の後端部を越えて延びている。プラン
ジャ82は、プラグ176に変更され、徐々に径が大き
くなる部分92を不要としている。図1の表示機能も省
略されている。
【0046】好適実施例において、図15に最もよく示
すように、細長いブッシュの後端180の外周178は
六角形状に形成されており、補完形状の駆動工具と係合
する。オペレータにより駆動工具が回転されると、細長
いブッシュ174が回転して、調整ネジ20が回転し、
反射鏡22が、上述したように回動する。後端180の
外周178は、他の形状とすることが可能である。
【0047】好適実施例において、細長いブッシュの後
端180の内周面182も、六角形状に形成され、補完
形状のプラグ176に接合すると、その六角形状によ
り、プラグ176の細長いブッシュの後端180内にお
ける回転が阻止される。なお、内周面182及びプラグ
176は他の形状とすることも可能である。
【0048】プラグ176は、プラスチック材料で形成
され、膠等の適当な手段により、調整機構20’’’の
初期の成形が完了した後に、後端180に接着される。
プラグ176は、細長いブッシュ174の後端をシール
して、水分の調整機構内への侵入を阻止する。プラグ1
76は、中心に形成された工具嵌合溝184を有してお
り、それにオペレータが補完形状の工具を係合させて、
上述のように反射鏡を回動させることができるように構
成されている。溝184は、多数の形状のうちの一つの
形状とすることができるが、好ましくは、トルクス形状
を用いる。
【0049】本発明の好適実施例が示され説明されてい
るが、当業者は本発明の要旨を逸脱することなく種々の
様態において実施可能であり、従って、上記に示した実
施例は本発明の単なる一例を示すものであり、上記の構
成に限定されるものではない。
【0050】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、ヘッド
ランプの照準を手動調整するための改良された手段を提
供するができ、従来の調整機構に比べて部品点数の少な
い改良された調整機構を提供することができる。
【0051】また、本発明によれば、視覚的インジケー
タ手段を用いて、調整を容易とする調整機構を提供する
ことが可能であり、ヘッドランプ装置への水分の侵入を
防止する調整機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による調整機構を備えたヘッド
ランプの概略を示す断面図、
【図2】図1の分解斜視図、
【図3】図2の調整機構をガラス瓶状の表示部とともに
示す一部断面図、
【図4】図1の要部の断面図、
【図5】本発明による調整機構のガラス瓶状表示部を調
整位置からずれた状態で示す部分図、
【図6】本発明による調整機構のガラス瓶状表示部を調
整された状態で示す図5と同様の部分図、
【図7】表示手段を含む本発明の他の実施例を示す部分
断面図、
【図8】本発明の他の実施例を示す図1と同様の断面
図、
【図9】ブッシュ部材の回転に他の手段を用いた本発明
の他の実施例を示す図1と同様の断面図、
【図10】図9の10−10線に沿った断面図、
【図11】図9の11−11線に沿った断面図、
【図12】ブッシュ部材の回転に付加的な手段を用いた
図7と同様の実施例の断面図、
【図13】図12の13−13線からみた端面図、
【図14】ブッシュ部材の他の回転手段を用いた本発明
の他の実施例の断面図、
【図15】図14の15−15線からみた端面図、
【符号の説明】
20 調整機構 22 可動部材 24 駆動工具 26 固定部材 28 ヘッドランプ装置 30 調整ネジ 32 ブッシュ 34 ギア部材 36 ガラス瓶状の表示装置 38 透孔 40 ネジ軸 42 ボール 44 ソケット 46 ニブ(耳部) 48 ノーズ状部(フィンガー状突起部) 50 ベース部 52 ボア 54 ベース部の一端成形部 56 ベース部の他端フランジ 58 数本の長いフィンガ 60 長手方向のスロット 62 開口 64 フィンガ58の後端部 66 小径部 68 テーパー状ヘッド 70 ショルダ 74 円形本体 76 透孔 78 歯 80 透明瓶状部材 82 プランジャ 83 円筒部 84 ボア 86 瓶80の前端部 87 フランジ 88 成形孔 89 瓶80の後端部 92 徐々に径太となる部分 94 Oリング 96 プランジャ82の後端 98 ハンドル 100 ボア 102 Oリング 104 軸受け構造 106 表示手段 108 ゼロ点の指標 112 カプセル 114 調整ネジ30の後端部 118 フランジ 120 固定ブラケット 122,124 脚部 126 フレーム 128 透孔 132 型押し部材 134 可動ヘッドランプ装置 136 フランジ 138 取り付けネジ 140 ウオームギア駆動機構 142 ウオームギア 144 ウオームネジ 146 フランジ 148 中心孔 150 ウオームギアの外周縁 152 歯 154 軸 156 駆動ヘッド 158 フランジ 160 透孔 162 工具嵌合溝 164 他の駆動手段 166 カプセルの端部 168 駆動ヘッド 170 その外周 174 細長いブッシュ 176 プラグ 178 外周 180 ブッシュの後端 182 内周面 184 工具嵌合溝
フロントページの続き (72)発明者 ダクラス ユージン フェリゴ アメリカ合衆国 61111 イリノイ州 ラ ヴス パーク テンバイ チェイス 5250

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射鏡等のヘッドランプ構成部材の回動
    を許容する車両のヘッドランプ装置に用いる調整機構で
    あって、該調整機構は、ヘッドランプ装置全体の固定部
    材に取り付けられ、可動部材を回動させてヘッドランプ
    の光軸調整を行うように構成され、前記調整機構が、細
    長いネジ軸及び可動部材に係合する一端部とを有する調
    整ネジと、該調整ネジの相対回転を防止する構造とを有
    する車両用ヘッドランプの調整機構において、 ブッシュが、前記固定部材に形成した透孔に回転可能に
    係合するとともに、軸線方向のボアを有し、該ボアに前
    記調整ネジの前記ネジ軸が係合しており、前記ブッシュ
    は、さらに、駆動部材を有し、該駆動部材の回転により
    前記ブッシュが回転させられ、回転を規制された調整ネ
    ジを直線的に駆動して、その直線運動が前記可動部材の
    位置調整に用いられることを特徴とする車両用ヘッドラ
    ンプの調整機構。
  2. 【請求項2】 前記ブッシュに前記透孔と回転可能に係
    合するスナップ嵌合構造が設けられ、更に、前記固定部
    材の透孔に対して前記ブッシュをシールする構造を設け
    ることを特徴とする請求項1に記載の調整機構。
  3. 【請求項3】 前記ブッシュをシールする構造は、前記
    調整ネジに被着されてこれを包囲する前記ブッシュの後
    部に取り付けられた瓶状部材を有し、それによって、前
    記調整ネジとブッシュのボアの接合部を通る水分の前記
    固定部材への侵入を防止するようにしたことを特徴とす
    る請求項2に記載の調整機構。
  4. 【請求項4】 前記瓶状部材は、その後部に固定された
    駆動構造を有し、該駆動構造は、前記瓶状部材と前記ブ
    ッシュに回転を付与して、回転を阻止された調整ネジを
    直線的に駆動して、その直線運動が前記可動部材の位置
    調整に用いられるようにしたことを特徴とする請求項3
    に記載の調整機構。
  5. 【請求項5】 前記可動部材の選択された位置を表示す
    るとともに、前記選択された位置からのずれを表示し
    て、調整機構により可動部材を前記選択された位置に復
    帰調整するゼロ点調整位置を設けることを特徴とする請
    求項1に記載の調整機構。
  6. 【請求項6】 前記駆動機構が、前記ブッシュに非回転
    状態で固定されたギア部材を有し、該ギア部材が、前記
    駆動機構によって付与される回転力により前記ブッシュ
    を回転駆動することを特徴とする請求項1に記載の調整
    機構。
JP6117661A 1993-05-05 1994-05-06 スナップ嵌合式直角調整機構 Pending JPH06331496A (ja)

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US08/036,817 US5365415A (en) 1993-05-05 1993-05-05 Snap-fit right angle adjustor mechanism
US08/036,817 1993-05-05

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DE (1) DE69404210T2 (ja)

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