JPH07186815A - 車両用ヘッドランプ調節機構 - Google Patents
車両用ヘッドランプ調節機構Info
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- JPH07186815A JPH07186815A JP25590494A JP25590494A JPH07186815A JP H07186815 A JPH07186815 A JP H07186815A JP 25590494 A JP25590494 A JP 25590494A JP 25590494 A JP25590494 A JP 25590494A JP H07186815 A JPH07186815 A JP H07186815A
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- housing
- adjustment
- adjusting
- headlight
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/02—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
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- B60Q1/06—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle
- B60Q1/068—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle by mechanical means
- B60Q1/0683—Adjustable by rotation of a screw
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 最少の構成部品を使用し且つプラスチック又
は他の耐食性材料で容易に形成できる簡単化された調節
機構を提供する。 【構成】 ２片からなるプラスチックハウジング内に配
置され且つ相互作用する駆動かさ歯車２０及び調節かさ
歯車３２からなり、ねじが設けられた調節ロッド４２
が、調節かさ歯車３２の軸線方向ねじボアに通されるヘ
ッドライト調節機構。調節ロッド４２及び駆動歯車の協
働平坦部が、調節歯車の回転中の調節ロッド４２の回転
を阻止する。
は他の耐食性材料で容易に形成できる簡単化された調節
機構を提供する。 【構成】 ２片からなるプラスチックハウジング内に配
置され且つ相互作用する駆動かさ歯車２０及び調節かさ
歯車３２からなり、ねじが設けられた調節ロッド４２
が、調節かさ歯車３２の軸線方向ねじボアに通されるヘ
ッドライト調節機構。調節ロッド４２及び駆動歯車の協
働平坦部が、調節歯車の回転中の調節ロッド４２の回転
を阻止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はヘッドランプ調節装置の
技術分野に関し、より詳しくは、ヒンジ連結された折畳
みハウジング内に収容される、かさ歯車を用いたヘッド
ランプ調節装置に関する。
技術分野に関し、より詳しくは、ヒンジ連結された折畳
みハウジング内に収容される、かさ歯車を用いたヘッド
ランプ調節装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車用のシールドビーム形ヘッドラン
プの垂直及び水平調節機構並びに装置は、これ迄にも提
供されている。一般に、このような調節装置は、独立調
節ねじを適当な工具で駆動することにより、独立調節ね
じを介して個々のランプの調節を行っていた。場合によ
っては、調節ねじへの接近が困難であったり、ヘッドラ
ンプ組立体の或る構成部品の取外しに時間を要すること
があった。また、調節ねじの腐食又はさび付き及び／又
は道路の塵埃の付着により幾つかの問題が生じ、調節作
業を非常に手間取らせ且つ困難にし、或いは多数の部品
の取外し及び交換を必要していた。ヘッドランプを調節
するのに、かさ歯車構造を用いた幾つかの機構が知られ
ており、例えば米国特許第４，７４２，４３５号にはか
さ歯車ヘッドランプ調節装置が開示されている。しかし
ながら、このかさ歯車装置は、組立てが複雑且つ困難
な、複雑に成形された非ヒンジ連結形ハウジング内に収
容される。また、この機構は一部が金属で構成されてお
り、従って腐食を受け易い。更に、調節軸の回転が、非
回転形のボール・イン・ソケット構造を介して防止され
る。
プの垂直及び水平調節機構並びに装置は、これ迄にも提
供されている。一般に、このような調節装置は、独立調
節ねじを適当な工具で駆動することにより、独立調節ね
じを介して個々のランプの調節を行っていた。場合によ
っては、調節ねじへの接近が困難であったり、ヘッドラ
ンプ組立体の或る構成部品の取外しに時間を要すること
があった。また、調節ねじの腐食又はさび付き及び／又
は道路の塵埃の付着により幾つかの問題が生じ、調節作
業を非常に手間取らせ且つ困難にし、或いは多数の部品
の取外し及び交換を必要していた。ヘッドランプを調節
するのに、かさ歯車構造を用いた幾つかの機構が知られ
ており、例えば米国特許第４，７４２，４３５号にはか
さ歯車ヘッドランプ調節装置が開示されている。しかし
ながら、このかさ歯車装置は、組立てが複雑且つ困難
な、複雑に成形された非ヒンジ連結形ハウジング内に収
容される。また、この機構は一部が金属で構成されてお
り、従って腐食を受け易い。更に、調節軸の回転が、非
回転形のボール・イン・ソケット構造を介して防止され
る。
【０００３】米国特許第４，９３９，９４５号は、一部
がプラスチックで形成されたハウジングを備えたかさ歯
車調節装置を開示している。しかしながら、この米国特
許は、完全にプラスチックからなる、組立てが容易なヒ
ンジ連結形ハウジングを教示していない。また、この組
立体は、調節部材をヘッドランプに取り付けるのに、調
節かさ歯車の回転と同時に調節部材が回転することを阻
止するための一般的工程を必要とする。従って、完全に
プラスチック化された長寿命の調節装置に対する要望が
ある。更に、組立て及び装着が容易な簡単化された調節
装置を提供することが望まれている。
がプラスチックで形成されたハウジングを備えたかさ歯
車調節装置を開示している。しかしながら、この米国特
許は、完全にプラスチックからなる、組立てが容易なヒ
ンジ連結形ハウジングを教示していない。また、この組
立体は、調節部材をヘッドランプに取り付けるのに、調
節かさ歯車の回転と同時に調節部材が回転することを阻
止するための一般的工程を必要とする。従って、完全に
プラスチック化された長寿命の調節装置に対する要望が
ある。更に、組立て及び装着が容易な簡単化された調節
装置を提供することが望まれている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】以上から明らかなよう
に、本発明の主目的は、最小数の構成部品を使用し且つ
プラスチック又は他の耐食性材料で容易に形成できる簡
単化された調節機構を提供することにある。本発明の他
の目的は、上記形式の調節機構であって、ハウジング
が、一体チャンバ内で歯車を支持し案内する２片の成形
プラスチック構造からなる調節機構を提供することにあ
る。本発明の他の目的は、経済的に製造でき且つ信頼性
のある上記形式の調節機構を提供することにある。
に、本発明の主目的は、最小数の構成部品を使用し且つ
プラスチック又は他の耐食性材料で容易に形成できる簡
単化された調節機構を提供することにある。本発明の他
の目的は、上記形式の調節機構であって、ハウジング
が、一体チャンバ内で歯車を支持し案内する２片の成形
プラスチック構造からなる調節機構を提供することにあ
る。本発明の他の目的は、経済的に製造でき且つ信頼性
のある上記形式の調節機構を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、組立てが簡単
で且つ寿命の長いヘッドランプ調節機構を提供する。本
発明によれば、調節機構は、第１「駆動」歯車が第２
「調節」歯車を駆動する構成の歯車構造を有する。両歯
車はプラスチックで形成されている。駆動歯車を選択的
に回転させる手段が設けられており、この手段は、例え
ばアレンレンチ又はフィリップスヘッドねじドライバ等
の適当な工具を受け入れるスロット又は孔で構成でき
る。調節歯車は、軸線方向ねじボアを有する。このねじ
ボアは、ヘッドランプの調節点と連結するための、ねじ
が形成された長い調節ロッドを受け入れる。調節歯車の
回転により、ロッド（かくしてヘッドランプ）の軸線方
向運動が生じる。好ましい実施例では、駆動歯車及び調
節歯車は、互いに噛み合うかさ歯車である。プラスチッ
クハウジングが、両歯車と、ねじボアと係合する調節要
素の少なくとも一部とを包囲する。ハウジングは、駆動
かさ歯車を包囲する第１のチャンバと、調節かさ歯車を
包囲する第２のチャンバとを備えている。ハウジングは
２つの部分から形成され、両ハウジング部分は、ハウジ
ングの開閉、従って両チャンバ、駆動歯車及び調節歯車
への接近ができるように、解放可能な手段により連結さ
れる。第１及び第２のチャンバは、駆動歯車が調節歯車
と噛合い係合する共通領域で合致する。
で且つ寿命の長いヘッドランプ調節機構を提供する。本
発明によれば、調節機構は、第１「駆動」歯車が第２
「調節」歯車を駆動する構成の歯車構造を有する。両歯
車はプラスチックで形成されている。駆動歯車を選択的
に回転させる手段が設けられており、この手段は、例え
ばアレンレンチ又はフィリップスヘッドねじドライバ等
の適当な工具を受け入れるスロット又は孔で構成でき
る。調節歯車は、軸線方向ねじボアを有する。このねじ
ボアは、ヘッドランプの調節点と連結するための、ねじ
が形成された長い調節ロッドを受け入れる。調節歯車の
回転により、ロッド（かくしてヘッドランプ）の軸線方
向運動が生じる。好ましい実施例では、駆動歯車及び調
節歯車は、互いに噛み合うかさ歯車である。プラスチッ
クハウジングが、両歯車と、ねじボアと係合する調節要
素の少なくとも一部とを包囲する。ハウジングは、駆動
かさ歯車を包囲する第１のチャンバと、調節かさ歯車を
包囲する第２のチャンバとを備えている。ハウジングは
２つの部分から形成され、両ハウジング部分は、ハウジ
ングの開閉、従って両チャンバ、駆動歯車及び調節歯車
への接近ができるように、解放可能な手段により連結さ
れる。第１及び第２のチャンバは、駆動歯車が調節歯車
と噛合い係合する共通領域で合致する。
【０００６】調節かさ歯車が回転されるときに調節ロッ
ドの回転を阻止するため、調節ロッドに平らな側面を設
け且つこの平らな側面と相互作用する面を設けるのが好
ましい。従って、調節歯車のボアを通る調節ロッドの軸
線方向運動のみが許容される。本願に開示する特定実施
例では、駆動歯車の平らな軸線方向端部が調節要素の平
らな側面に当接して、調節要素の回転を阻止する。本発
明の他の態様によれば、２つのハウジング部分は、ヒン
ジ及びラッチ構造により、解放可能に、組立て関係に結
合される。駆動歯車及び調節歯車は、ハウジングを閉鎖
したときに第１チャンバ及び第２チャンバを形成するこ
とにより、両歯車が適正に係合した関係に維持される。
ドの回転を阻止するため、調節ロッドに平らな側面を設
け且つこの平らな側面と相互作用する面を設けるのが好
ましい。従って、調節歯車のボアを通る調節ロッドの軸
線方向運動のみが許容される。本願に開示する特定実施
例では、駆動歯車の平らな軸線方向端部が調節要素の平
らな側面に当接して、調節要素の回転を阻止する。本発
明の他の態様によれば、２つのハウジング部分は、ヒン
ジ及びラッチ構造により、解放可能に、組立て関係に結
合される。駆動歯車及び調節歯車は、ハウジングを閉鎖
したときに第１チャンバ及び第２チャンバを形成するこ
とにより、両歯車が適正に係合した関係に維持される。
【０００７】
【実施例】本発明の上記及び他の目的及び長所は、添付
図面に関連して述べる以下の記載から明らかになるであ
ろう。図面は、本発明の好ましい実施例を示すことのみ
を目的としており、本発明を制限することを目的とする
ものではない。図１及び図２は、ヘッドランプ調節組立
体１０の好ましい形態の全体的構成を示す。図示のよう
に、組立体１０は、２つの成形プラスチックハウジング
半部１２、１４からなる剛性ハウジングを有しており、
ハウジング半部１２、１４は、一体成形ヒンジ１６によ
って連結されている。ハウジング半部１２は内部チャン
バ１８を有しており、内部チャンバ１８は、駆動かさ歯
車２０をぴったりと且つ回転可能に受け入れることがで
きるように寸法決めされている。この実施例では、駆動
かさ歯車２０が一体延長軸要素２２を有するものとして
示されており、軸要素２２は、アレンレンチ用凹部２６
を備えた六角ナット２４に終端している。ナット２４及
び凹部２６は、歯車２０を手動で駆動する手段を構成す
る。もちろん、延長軸要素２２を省略し、単に歯車２２
に、ねじドライバ又はアレンレンチ等の適当な工具を直
接受け入れる凹部を設けることができる。いずれの実施
例でも、ハウジング１２の側壁には、延長軸２２又は挿
入工具を収容するための半円筒状凹部２８が形成され
る。組立体１０の閉鎖位置では、凹部２８はハウジング
半部１４の半円形凹部２９と協働して、延長軸２２を収
容するための円筒状支持部を形成する。
図面に関連して述べる以下の記載から明らかになるであ
ろう。図面は、本発明の好ましい実施例を示すことのみ
を目的としており、本発明を制限することを目的とする
ものではない。図１及び図２は、ヘッドランプ調節組立
体１０の好ましい形態の全体的構成を示す。図示のよう
に、組立体１０は、２つの成形プラスチックハウジング
半部１２、１４からなる剛性ハウジングを有しており、
ハウジング半部１２、１４は、一体成形ヒンジ１６によ
って連結されている。ハウジング半部１２は内部チャン
バ１８を有しており、内部チャンバ１８は、駆動かさ歯
車２０をぴったりと且つ回転可能に受け入れることがで
きるように寸法決めされている。この実施例では、駆動
かさ歯車２０が一体延長軸要素２２を有するものとして
示されており、軸要素２２は、アレンレンチ用凹部２６
を備えた六角ナット２４に終端している。ナット２４及
び凹部２６は、歯車２０を手動で駆動する手段を構成す
る。もちろん、延長軸要素２２を省略し、単に歯車２２
に、ねじドライバ又はアレンレンチ等の適当な工具を直
接受け入れる凹部を設けることができる。いずれの実施
例でも、ハウジング１２の側壁には、延長軸２２又は挿
入工具を収容するための半円筒状凹部２８が形成され
る。組立体１０の閉鎖位置では、凹部２８はハウジング
半部１４の半円形凹部２９と協働して、延長軸２２を収
容するための円筒状支持部を形成する。
【０００８】ハウジング半部１４は、回転可能な調節か
さ歯車３２をぴったりと受け入れ且つ案内する形状及び
寸法をもつ凹部３０を有する。その好ましい形態では、
かさ歯車３２は、２つの同一半部３２ａ、３２ｂからな
る。半部３２ｂは、かさ歯車半部３２ａの凹部（図示せ
ず）内に嵌合する整合ピン３４を有する。調節歯車３２
の各半部は、ハウジング半部１４の支持凹部３８内に作
動的に嵌合する肩要素３６を有する。より詳しくは、凹
部３８は、両かさ歯車半部３２ａ、３２ｂをこれらの作
動関係に機能的に結合した状態に保ち且つ歯車のための
スラスト面及び回転支持面を形成すべく、肩要素３６を
ぴったりと受け入れる寸法を有する。また、調節かさ歯
車３２には軸線方向に貫通するねじボアが形成されてい
る。ボア４０は、調節ロッド４２と螺合（より詳しく
は、ロッド４２の外面のねじ４４と螺合）し且つロッド
４２と駆動的に相互作用するように構成されている。ハ
ウジング半部１２は、組立体１０が図１の閉鎖位置にあ
るときに、ロッド４２を軸線方向に貫通案内する円滑ボ
ア５８を有する。ハウジング半部１４も、同様に軸線方
向に整合した円滑ボアを有する。ロッド４２には、調節
かさ歯車３２を回転したときにロッド４２が回転するこ
とを阻止するための面手段と作動的に係合する平らな側
面４６を設けるのが好ましい。図示の実施例では、かさ
歯車２０の平らな軸線方向端部５１がロッド４２の平ら
な側面４６と係合して、ロッド４２の軸線方向の回転を
阻止する。また、両ハウジング半部の円滑ボアに、ロッ
ド４２の回転阻止を目的とする平坦部を設けることも好
ましい。
さ歯車３２をぴったりと受け入れ且つ案内する形状及び
寸法をもつ凹部３０を有する。その好ましい形態では、
かさ歯車３２は、２つの同一半部３２ａ、３２ｂからな
る。半部３２ｂは、かさ歯車半部３２ａの凹部（図示せ
ず）内に嵌合する整合ピン３４を有する。調節歯車３２
の各半部は、ハウジング半部１４の支持凹部３８内に作
動的に嵌合する肩要素３６を有する。より詳しくは、凹
部３８は、両かさ歯車半部３２ａ、３２ｂをこれらの作
動関係に機能的に結合した状態に保ち且つ歯車のための
スラスト面及び回転支持面を形成すべく、肩要素３６を
ぴったりと受け入れる寸法を有する。また、調節かさ歯
車３２には軸線方向に貫通するねじボアが形成されてい
る。ボア４０は、調節ロッド４２と螺合（より詳しく
は、ロッド４２の外面のねじ４４と螺合）し且つロッド
４２と駆動的に相互作用するように構成されている。ハ
ウジング半部１２は、組立体１０が図１の閉鎖位置にあ
るときに、ロッド４２を軸線方向に貫通案内する円滑ボ
ア５８を有する。ハウジング半部１４も、同様に軸線方
向に整合した円滑ボアを有する。ロッド４２には、調節
かさ歯車３２を回転したときにロッド４２が回転するこ
とを阻止するための面手段と作動的に係合する平らな側
面４６を設けるのが好ましい。図示の実施例では、かさ
歯車２０の平らな軸線方向端部５１がロッド４２の平ら
な側面４６と係合して、ロッド４２の軸線方向の回転を
阻止する。また、両ハウジング半部の円滑ボアに、ロッ
ド４２の回転阻止を目的とする平坦部を設けることも好
ましい。
【０００９】ロッド４２の少なくとも一端は、調節可能
なヘッドランプ組立体のソケット継手（図示せず）と相
互作用するボール４８に終端するのが好ましい。ボール
４８の相互作用及び組立体１０の使用方法は、１９８８
年５月３日付けの米国特許第４，７４２，４３５号、名
称「車両のヘッドランプの支持構造（ＳｕｐｐｏｒｔＡ
ｒｒａｎｇｅｍｅｎｔ ｆｏｒ ａ Ｖｅｈｉｃｌｅ
Ｈｅａｄｌａｍｐ）」を参照することにより容易に理解
されよう。ハウジングの両半部が係合されると、ハウジ
ング半部１４の２つの片持ち形キャッチ５０が、ハウジ
ング半部１２の弾性のあるかさ状ラッチタブ５０ａ上に
ぱちんと嵌合し（図１参照）、組立体１０をその閉鎖位
置に維持する。この目的のため、他の形式のラッチ又は
ロック部材並びに他の選択的に解放可能な緊締具を用い
ることができる。ハウジング半部１４には凹部５６を設
け、該凹部５６がハウジング半部１２の補完突出部（図
示せず）を受け入れて、閉鎖位置における両半部１２、
１４の整合を達成し且つ維持するように構成するのが好
ましい。好ましい実施例では、本発明のヘッドランプ調
節装置１０をその作動位置に取り付けるべく自動車のフ
レーム又は上部構造体のスロット又は開口（図示せず）
と相互作用するタブ５４が、いずれか一方のハウジング
半部１２又は１４に設けられている。
なヘッドランプ組立体のソケット継手（図示せず）と相
互作用するボール４８に終端するのが好ましい。ボール
４８の相互作用及び組立体１０の使用方法は、１９８８
年５月３日付けの米国特許第４，７４２，４３５号、名
称「車両のヘッドランプの支持構造（ＳｕｐｐｏｒｔＡ
ｒｒａｎｇｅｍｅｎｔ ｆｏｒ ａ Ｖｅｈｉｃｌｅ
Ｈｅａｄｌａｍｐ）」を参照することにより容易に理解
されよう。ハウジングの両半部が係合されると、ハウジ
ング半部１４の２つの片持ち形キャッチ５０が、ハウジ
ング半部１２の弾性のあるかさ状ラッチタブ５０ａ上に
ぱちんと嵌合し（図１参照）、組立体１０をその閉鎖位
置に維持する。この目的のため、他の形式のラッチ又は
ロック部材並びに他の選択的に解放可能な緊締具を用い
ることができる。ハウジング半部１４には凹部５６を設
け、該凹部５６がハウジング半部１２の補完突出部（図
示せず）を受け入れて、閉鎖位置における両半部１２、
１４の整合を達成し且つ維持するように構成するのが好
ましい。好ましい実施例では、本発明のヘッドランプ調
節装置１０をその作動位置に取り付けるべく自動車のフ
レーム又は上部構造体のスロット又は開口（図示せず）
と相互作用するタブ５４が、いずれか一方のハウジング
半部１２又は１４に設けられている。
【００１０】本発明の調節組立体は、当業者に知られた
種々の調節可能なヘッドランプユニットと互換可能であ
る。前述のように、図１及び図２に示す各部品は、自動
車がよく曝される腐食性成分に抵抗できるように、プラ
スチック又は同様に成形可能な樹脂材料を射出成形する
のが好ましい。また、好ましい実施例では全体がプラス
チックで形成されるけれども、本発明の幾つかの特徴
は、金属又は合金等の伝統的材料で形成する場合にも優
れた効果を発揮する。上記から明らかなように、本発明
は、簡単で、容易に製造でき且つ作動する長寿命のヘッ
ドランプ調節機構を提供する。以上、本発明を好ましい
実施例に関連して説明したが、本願明細書を読み且つ理
解するならば、当業者には種々の変更が明らかであろ
う。それらの変更は、特許請求の範囲の記載に包含され
るものである限り、本発明の一部を構成するものであ
る。
種々の調節可能なヘッドランプユニットと互換可能であ
る。前述のように、図１及び図２に示す各部品は、自動
車がよく曝される腐食性成分に抵抗できるように、プラ
スチック又は同様に成形可能な樹脂材料を射出成形する
のが好ましい。また、好ましい実施例では全体がプラス
チックで形成されるけれども、本発明の幾つかの特徴
は、金属又は合金等の伝統的材料で形成する場合にも優
れた効果を発揮する。上記から明らかなように、本発明
は、簡単で、容易に製造でき且つ作動する長寿命のヘッ
ドランプ調節機構を提供する。以上、本発明を好ましい
実施例に関連して説明したが、本願明細書を読み且つ理
解するならば、当業者には種々の変更が明らかであろ
う。それらの変更は、特許請求の範囲の記載に包含され
るものである限り、本発明の一部を構成するものであ
る。
【図１】本発明のヘッドランプ調節機構の好ましい実施
例の全体的構成を示す斜視図である。
例の全体的構成を示す斜視図である。
【図２】図１のヘッドランプ調節機構のハウジングが開
放位置にあるところを示す斜視図である。
放位置にあるところを示す斜視図である。
１０ ヘッドランプ調節組立体 １２ ハウジング半部 １４ ハウジング半部 ２０ 駆動かさ歯車 ２２ 延長軸要素 ３２ 調節かさ歯車 ４２ 調節ロッド ５０ キャッチ ５６ 凹部
Claims (18)
- 【請求項１】 第１及び第２の歯車受入れチャンバを形
成すべく協働し且つ解放可能に連結される第１及び第２
の部分からなる、成形樹脂材料で形成されるハウジング
と、 第１の歯車受入れチャンバ内に配置され且つ回転される
ように前記第１の歯車受入れチャンバ内にぴったりと受
け入れられる駆動歯車と、 第２の歯車受入れチャンバ内に配置され且つ回転される
ように前記第２の歯車受入れチャンバ内にぴったりと受
け入れられる調節歯車とを有し、該調節歯車は駆動歯車
と係合して駆動され、 調節歯車を貫通する軸線方向に延びたねじ開口と、 調節歯車のねじ開口を通って延び且つ該ねじ開口と駆動
的に係合する雄ねじが形成された調節ロッドと、 調節歯車の回転運動に応答して、調節ロッドの軸線方向
の直線運動を許容するが回転運動を阻止するための協働
面とを更に有することを特徴とするヘッドランプ調節機
構。 - 【請求項２】 前記第１及び第２の歯車は、かさ歯車で
あることを特徴とする請求項１に記載の機構。 - 【請求項３】 前記歯車の少なくとも一方が２つの対称
半部からなることを特徴とする請求項１に記載の機構。 - 【請求項４】 前記対称半部からなる歯車の肩部を包囲
する前記ハウジングの孔を更に有することを特徴とする
請求項３に記載の機構。 - 【請求項５】 前記駆動歯車を回転させるための手動操
作手段を更に有することを特徴とする請求項１に記載の
機構。 - 【請求項６】 前記回転手段は、工具を受け入れるよう
に形作られたキャビティを備えていることを特徴とする
請求項５に記載の機構。 - 【請求項７】 前記回転手段は、前記駆動歯車に取り付
けられ且つ前記ハウジングの外部に延びる部材からなる
ことを特徴とする請求項５に記載の機構。 - 【請求項８】 前記部材は、前記駆動ギアとは反対側端
部で六角ナットに終端していることを特徴とする請求項
７に記載の機構。 - 【請求項９】 前記調節ロッドの少なくとも一端が、全
体として球状の本体に終端していることを特徴とする請
求項１に記載の機構。 - 【請求項１０】 前記調節ロッドは、第１及び第２のハ
ウジング部分の各々に形成された開口を通ってハウジン
グの外部に案内される関係をなして延びていることを特
徴とする請求項１に記載の機構。 - 【請求項１１】 前記第１のハウジング部材の少なくと
も１つのタブ及び前記第２のハウジング部材の少なくと
も１つのタブコネクタを更に有し、前記タブ及びタブコ
ネクタは、前記ハウジングが閉鎖位置にあるときに、ロ
ック係合できるように配置されていることを特徴とする
請求項１に記載の機構。 - 【請求項１２】 前記ハウジングを車両に取り付けるた
めの、前記ハウジングから外方に突出した少なくとも１
つの弾性タブを更に有することを特徴とする請求項１に
記載の機構。 - 【請求項１３】 歯車が、駆動歯車に加えられる回転力
を、調節歯車を駆動すべく伝達して、調節歯車に連結さ
れた調節部材に全体的な直線運動を生じさせるヘッドラ
イト調節機構であって、該機構が第１及び第２の歯車受
入れチャンバを備えた形式のヘッドライト調節機構にお
いて、 前記歯車がプラスチック材料で形成され、前記ハウジン
グが２片のプラスチックハウジングからなり、該プラス
チックハウジングが一体にヒンジ連結され且つ前記歯車
を内部チャンバ内に収容する閉鎖位置に折り畳まれるこ
とを特徴とするヘッドライト調節機構。 - 【請求項１４】 前記ハウジングの第１片の少なくとも
１つのカップリングを更に有し、該カップリングが、前
記ハウジングの第２片のコネクタと解放可能に相互ロッ
クして、ハウジングをその閉鎖位置に維持することを特
徴とする請求項１３に記載のヘッドライト調節機構。 - 【請求項１５】 歯車が、駆動歯車に加えられる回転力
を、調節歯車を駆動すべく伝達して、調節歯車に連結さ
れた調節部材に全体的な直線運動を生じさせる形式のヘ
ッドライト調節機構において、 該機構が第１及び第２の歯車受入れチャンバを備えたハ
ウジングを有し、前記チャンバには、前記調節歯車が回
転されるときに、調節歯車の直線運動を許容するが回転
を阻止するための協働面が設けられていることを特徴と
するヘッドライト調節機構。 - 【請求項１６】 前記ハウジング及び歯車はプラスチッ
ク材料で形成されていることを特徴とする請求項１５に
記載のヘッドライト調節機構。 - 【請求項１７】 歯車が、該歯車のうちの駆動歯車に加
えられる回転力を、前記歯車のうちの調節歯車を駆動す
べく伝達して、調節歯車及びヘッドライトに連結される
調節部材に全体的な直線運動を生じさせる形式のヘッド
ライト調節機構において、 該調節機構が、第１及び第２の歯車受入れチャンバを備
えたハウジングと、前記調節部材の面とを有し、該面
は、前記調節歯車が回転されるときに前記調節部材の回
転を阻止すべく、前記駆動歯車の協働面に隣接して配置
されることを特徴とするヘッドライト調節機構。 - 【請求項１８】 前記ハウジング及び歯車はプラスチッ
ク材料で形成されていることを特徴とする請求項１７に
記載のヘッドライト調節機構。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/140670 | 1993-10-21 | ||
| US08/140,670 US5429011A (en) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | Headlamp adjusting system for vehicles |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07186815A true JPH07186815A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=22492287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25590494A Pending JPH07186815A (ja) | 1993-10-21 | 1994-10-21 | 車両用ヘッドランプ調節機構 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5429011A (ja) |
| EP (1) | EP0652133A1 (ja) |
| JP (1) | JPH07186815A (ja) |
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-
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- 1994-10-21 JP JP25590494A patent/JPH07186815A/ja active Pending
Also Published As
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