JPH0633133Y2 - 可搬式タラツプ - Google Patents
可搬式タラツプInfo
- Publication number
- JPH0633133Y2 JPH0633133Y2 JP1987094617U JP9461787U JPH0633133Y2 JP H0633133 Y2 JPH0633133 Y2 JP H0633133Y2 JP 1987094617 U JP1987094617 U JP 1987094617U JP 9461787 U JP9461787 U JP 9461787U JP H0633133 Y2 JPH0633133 Y2 JP H0633133Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide sleeve
- handrail
- handrails
- fixed
- portable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は仮説用タラツプ等として使用される可搬式タラ
ツプに関するものである。
ツプに関するものである。
（従来の技術） 従来の可搬式タラツプを第７図により説明すると，(01)
が左右の階段主桁，(02)が同各階段主桁(01)に取付けた
多段の階段踏板，(03)が左右の手摺，(05)が同各手摺(0
3)に固定した複数本の手摺子，(05a)が同各手摺子(05)
の下端部を上記各階段主桁(01)に前後方向への起伏を可
能に取付けたピン，(012)が最下段側の手摺子(05)に固
定した固定ストツパ，(013)が階段主桁(01)に回転可能
に取り付けた可動ストツパで，可搬式タラツプの収納個
所か狭くて，左右の手摺(03)及び手摺子(05)が邪魔にな
る場合には，左右の手摺(03)及び手摺子(05)をピン(05
a)を中心に前方（矢印(A)参照）へ倒伏させて，同左右
の手摺(03)及び手摺子(05)を左右の階段主桁(01)上に折
り畳む。また収納個所から取り出して，使用する場合に
は，左右の手摺(03)及び手摺子(05)をピン(05a)を中心
に後方へ起立させ，可動ストツパ(013)を固定ストツパ
(012)に係合して，左右の手摺(03)及び手摺子(05)を起
立位置に保持するようにしている。
が左右の階段主桁，(02)が同各階段主桁(01)に取付けた
多段の階段踏板，(03)が左右の手摺，(05)が同各手摺(0
3)に固定した複数本の手摺子，(05a)が同各手摺子(05)
の下端部を上記各階段主桁(01)に前後方向への起伏を可
能に取付けたピン，(012)が最下段側の手摺子(05)に固
定した固定ストツパ，(013)が階段主桁(01)に回転可能
に取り付けた可動ストツパで，可搬式タラツプの収納個
所か狭くて，左右の手摺(03)及び手摺子(05)が邪魔にな
る場合には，左右の手摺(03)及び手摺子(05)をピン(05
a)を中心に前方（矢印(A)参照）へ倒伏させて，同左右
の手摺(03)及び手摺子(05)を左右の階段主桁(01)上に折
り畳む。また収納個所から取り出して，使用する場合に
は，左右の手摺(03)及び手摺子(05)をピン(05a)を中心
に後方へ起立させ，可動ストツパ(013)を固定ストツパ
(012)に係合して，左右の手摺(03)及び手摺子(05)を起
立位置に保持するようにしている。
（考案が解決しようとする課題） 前記第７図に示す従来の可搬式タラツプでは，左右の手
摺(03)及び手摺子(05)を前方へ倒伏させたとき，手摺(0
3)の前端部が階段主桁(01)の前端部よりも前方に突出す
るので，狭い場所に収納するときに困難を生じていた。
また左右の手摺(03)及び手摺子(05)をピン(05a)を中心
に後方へ起立させたとき，可動ストツパ(013)を固定ス
トツパ(012)に係合して，左右の手摺(03)及び手摺子(0
5)を起立位置に保持するようにしているので，左右の手
摺(03)及び手摺子(05)にガタが生じ易くて，タラツプの
昇降時に恐怖感を与えるという問題があった。
摺(03)及び手摺子(05)を前方へ倒伏させたとき，手摺(0
3)の前端部が階段主桁(01)の前端部よりも前方に突出す
るので，狭い場所に収納するときに困難を生じていた。
また左右の手摺(03)及び手摺子(05)をピン(05a)を中心
に後方へ起立させたとき，可動ストツパ(013)を固定ス
トツパ(012)に係合して，左右の手摺(03)及び手摺子(0
5)を起立位置に保持するようにしているので，左右の手
摺(03)及び手摺子(05)にガタが生じ易くて，タラツプの
昇降時に恐怖感を与えるという問題があった。
本考案は前記の問題点に鑑み提案するものであり、その
目的とする処は、収納時にコンパクトにできる。またタ
ラツプの昇降時に安心感を与えることができる可搬式タ
ラツプを提供しようとする点にある。
目的とする処は、収納時にコンパクトにできる。またタ
ラツプの昇降時に安心感を与えることができる可搬式タ
ラツプを提供しようとする点にある。
（課題を解決するための手段） 上記の目的を達成するために、本考案の可搬式タラツプ
は、階段踏板を有する左右の階段主桁と、同各階段主桁
に固定した枢着金具と、同枢着金具に上記階段踏板への
折り畳みを可能に枢支した左右の手摺と、同各手摺に昇
降可能に被嵌して下降時には同各手摺を起立位置に保持
する複数個のガイドスリーブとを有し、前記ガイドスリ
ーブの上下部にＬ字状孔を設け、同ガイドスリーブの下
部に設けたＬ字状孔に係合するガイドスリーブ用固定ピ
ンを上記枢着金具に固定し、同ガイドスリーブの上部に
固定したＬ字状孔に係合するガイドスリーブ用固定ピン
を上記手摺に固定している。
は、階段踏板を有する左右の階段主桁と、同各階段主桁
に固定した枢着金具と、同枢着金具に上記階段踏板への
折り畳みを可能に枢支した左右の手摺と、同各手摺に昇
降可能に被嵌して下降時には同各手摺を起立位置に保持
する複数個のガイドスリーブとを有し、前記ガイドスリ
ーブの上下部にＬ字状孔を設け、同ガイドスリーブの下
部に設けたＬ字状孔に係合するガイドスリーブ用固定ピ
ンを上記枢着金具に固定し、同ガイドスリーブの上部に
固定したＬ字状孔に係合するガイドスリーブ用固定ピン
を上記手摺に固定している。
（作用） 本考案の可搬式タラツプは前記のように構成されてお
り、(1)可搬式タラツプを収納するときには、左側のガ
イドスリーブをその軸線を中心に回転して、同ガイドス
リーブの下部に設けたＬ字状孔の縦孔部を枢着金具側の
ガイドスリーブ用固定ピンに当接させ、次いで同ガイド
スリーブを上昇させて、同ガイドスリーブの上部に設け
たＬ字状孔の縦孔部を手摺側のガイドスリーブ用固定ピ
ンに係合し、次いで同ガイドスリーブをその軸線を中心
に上記と反対方向に回転し、同ガイドスリーブの上部に
設けたＬ字状孔の横孔を手摺側のガイドスリーブ用固定
ピンに係合して、同ガイドスリーブを上昇位置に保持す
る。この操作を各ガイドスリーブで行ったら、左側の手
摺を倒伏して、階段踏板の上に折り畳み、次いで右側の
手摺も同じ要領で、左側の手摺の上に折り畳む。(2)可
搬式タラツプを使用するときには、右側の手摺を起立さ
せ、次いで右側のガイドスリーブをその軸線を中心に回
転して、同ガイドスリーブの上部に設けたＬ字状孔の縦
孔部をガイドスリーブ用固定ピンに当接させ、次いで同
ガイドスリーブを下降させて、同ガイドスリーブの下部
に設けたＬ字状孔の縦孔部を枢着金具側のガイドスリー
ブ用固定ピンに係合し、次いで同ガイドスリーブをその
軸線を中心に上記と反対方向に回転し、同ガイドスリー
ブの下部に設けたＬ字状孔の横孔部を枢着金具側のガイ
ドスリーブ用固定ピンに係合して、同ガイドスリーブを
下降位置に保持する。この操作を右側の全てのガイドス
リーブで行うことにより、右側の手摺を右側の階段主桁
に固定する。また左側の手摺も同じ要領で、左側の階段
主桁に起立状態に固定する。
り、(1)可搬式タラツプを収納するときには、左側のガ
イドスリーブをその軸線を中心に回転して、同ガイドス
リーブの下部に設けたＬ字状孔の縦孔部を枢着金具側の
ガイドスリーブ用固定ピンに当接させ、次いで同ガイド
スリーブを上昇させて、同ガイドスリーブの上部に設け
たＬ字状孔の縦孔部を手摺側のガイドスリーブ用固定ピ
ンに係合し、次いで同ガイドスリーブをその軸線を中心
に上記と反対方向に回転し、同ガイドスリーブの上部に
設けたＬ字状孔の横孔を手摺側のガイドスリーブ用固定
ピンに係合して、同ガイドスリーブを上昇位置に保持す
る。この操作を各ガイドスリーブで行ったら、左側の手
摺を倒伏して、階段踏板の上に折り畳み、次いで右側の
手摺も同じ要領で、左側の手摺の上に折り畳む。(2)可
搬式タラツプを使用するときには、右側の手摺を起立さ
せ、次いで右側のガイドスリーブをその軸線を中心に回
転して、同ガイドスリーブの上部に設けたＬ字状孔の縦
孔部をガイドスリーブ用固定ピンに当接させ、次いで同
ガイドスリーブを下降させて、同ガイドスリーブの下部
に設けたＬ字状孔の縦孔部を枢着金具側のガイドスリー
ブ用固定ピンに係合し、次いで同ガイドスリーブをその
軸線を中心に上記と反対方向に回転し、同ガイドスリー
ブの下部に設けたＬ字状孔の横孔部を枢着金具側のガイ
ドスリーブ用固定ピンに係合して、同ガイドスリーブを
下降位置に保持する。この操作を右側の全てのガイドス
リーブで行うことにより、右側の手摺を右側の階段主桁
に固定する。また左側の手摺も同じ要領で、左側の階段
主桁に起立状態に固定する。
（実施例） 次に本考案の可搬式タラツプを第１図乃至第６図に示す
一実施例により説明すると，(1)が左右の階段主桁，(2)
が同各階段主桁(1)に取付けた多段の階段踏板，(3)が左
右の手摺，(4)が左右の手摺中子，(5)が複数本の手摺子
で，同各手摺子(5)が上記手摺(3)に固定され，上記手摺
中子(4)が上記各手摺子(5)に固定されている。また(6)
が上記各手摺子(5)の下部外周面に昇降可能に嵌挿され
た複数子のガイドスリーブで，同各ガイドスリーブ(6)
の上下部には，Ｌ字状孔が設けられている。また(7)が
上記各手摺子(5)の下端部に固定した枢着金具，(8)が上
記各階段主桁(1)上に固定した複数個の枢着金具，(9)が
上記各枢着金具(7)と上記各枢着金具(8)とを枢着するピ
ンで，同各ピン(9)により，上記左右の手摺(3)と手摺中
子(4)と手摺子(5)とが階段踏板(2)上への折り畳みを可
能に取付けられている。また(10)(11)がガイドスリーブ
(6)のＬ字状孔に係合して同ガイドスリーブ(6)を昇降位
置に固定するガイドスリーブ用固定ピンで，同ガイドス
リーブ用固定ピン(10)が上記各枢着金具(8)に固定さ
れ，同ガイドスリーブ用固定ピン(11)が上記各手摺子
(5)に固定されている。
一実施例により説明すると，(1)が左右の階段主桁，(2)
が同各階段主桁(1)に取付けた多段の階段踏板，(3)が左
右の手摺，(4)が左右の手摺中子，(5)が複数本の手摺子
で，同各手摺子(5)が上記手摺(3)に固定され，上記手摺
中子(4)が上記各手摺子(5)に固定されている。また(6)
が上記各手摺子(5)の下部外周面に昇降可能に嵌挿され
た複数子のガイドスリーブで，同各ガイドスリーブ(6)
の上下部には，Ｌ字状孔が設けられている。また(7)が
上記各手摺子(5)の下端部に固定した枢着金具，(8)が上
記各階段主桁(1)上に固定した複数個の枢着金具，(9)が
上記各枢着金具(7)と上記各枢着金具(8)とを枢着するピ
ンで，同各ピン(9)により，上記左右の手摺(3)と手摺中
子(4)と手摺子(5)とが階段踏板(2)上への折り畳みを可
能に取付けられている。また(10)(11)がガイドスリーブ
(6)のＬ字状孔に係合して同ガイドスリーブ(6)を昇降位
置に固定するガイドスリーブ用固定ピンで，同ガイドス
リーブ用固定ピン(10)が上記各枢着金具(8)に固定さ
れ，同ガイドスリーブ用固定ピン(11)が上記各手摺子
(5)に固定されている。
次に前記第１図乃至第６図に示す可搬式タラツプの作用
を具体的に説明する。可搬式タラツプを収納するときに
は，第５図の方向から見て左側のガイドスリーブ(6)を
第６図の矢印(C)方向に回転して，ガイドスリーブ(6)の
下部に設けたＬ字状孔の縦孔部をガイドスリーブ用固定
ピン(10)に当接させ，次いでガイドスリーブ(6)を第６
図の矢印(B)方向に上昇させて，ガイドスリーブ(6)の上
部に設けたＬ字状孔の縦孔部をガイドスルーブ用固定ピ
ン(11)に係合し，次いでガイドスリーブ(6)を第６図の
反矢印(C)方向に回転し，ガイドスリーブ(6)の上部に設
けたＬ字状孔の横孔をガイドスリーブ用固定ピン(11)に
係合して，ガイドスリーブ(6)を上昇位置に保持する。
この操作を各ガイドスリーブ(6)で行ったら，上記左側
の手摺(3)と手摺中子(4)と手摺子(5)とを各ピン(9)を中
心に矢印(D)方向に倒伏して，階段踏板(2)の上に折り畳
み，次いで右側の手摺(3)と手摺中子(4)と手摺子(5)と
を同じ要領で上記左側の手摺(3)と手摺中子(4)と手摺子
(5)との上に折り畳む。
を具体的に説明する。可搬式タラツプを収納するときに
は，第５図の方向から見て左側のガイドスリーブ(6)を
第６図の矢印(C)方向に回転して，ガイドスリーブ(6)の
下部に設けたＬ字状孔の縦孔部をガイドスリーブ用固定
ピン(10)に当接させ，次いでガイドスリーブ(6)を第６
図の矢印(B)方向に上昇させて，ガイドスリーブ(6)の上
部に設けたＬ字状孔の縦孔部をガイドスルーブ用固定ピ
ン(11)に係合し，次いでガイドスリーブ(6)を第６図の
反矢印(C)方向に回転し，ガイドスリーブ(6)の上部に設
けたＬ字状孔の横孔をガイドスリーブ用固定ピン(11)に
係合して，ガイドスリーブ(6)を上昇位置に保持する。
この操作を各ガイドスリーブ(6)で行ったら，上記左側
の手摺(3)と手摺中子(4)と手摺子(5)とを各ピン(9)を中
心に矢印(D)方向に倒伏して，階段踏板(2)の上に折り畳
み，次いで右側の手摺(3)と手摺中子(4)と手摺子(5)と
を同じ要領で上記左側の手摺(3)と手摺中子(4)と手摺子
(5)との上に折り畳む。
また可搬式タラツプを使用するときには，第５図の方向
から見て右側の手摺(3)と手摺中子(4)と手摺子(5)と各
ピン(9)を中心に起立させ，次いでガイドスリーブ(6)を
第６図の矢印(C)方向に回転して，ガイドスリーブ(6)の
上部に設けたＬ字状孔の縦孔部をガイドスリーブ用固定
ピン(11)に当接させ，次いでガイドスリーブ(6)を下降
させて，ガイドスリーブ(6)の下部に設けたＬ字状孔の
縦孔部をガイドスリーブ用固定ピン(10)に係合し、次い
でガイドスリーブ(6)を第６図の反矢印(C)方向に回転
し，ガイドスリーブ(6)の下部に設けたＬ字状孔の横孔
部をガイドスリーブ用固定ピン(10)に係合して，ガイド
スリーブ(6)を下降位置に保持する。この操作を上記右
側全てのガイドスリーブ(6)で行うことにより，同右側
の手摺(3)と手摺中子(4)と手摺子(5)とを右側の階段主
桁(1)上に固定する。また左側の手摺(3)と手摺中子(4)
と手摺子(5)とを同じ要領で左側の階段主桁(1)上に固定
する。
から見て右側の手摺(3)と手摺中子(4)と手摺子(5)と各
ピン(9)を中心に起立させ，次いでガイドスリーブ(6)を
第６図の矢印(C)方向に回転して，ガイドスリーブ(6)の
上部に設けたＬ字状孔の縦孔部をガイドスリーブ用固定
ピン(11)に当接させ，次いでガイドスリーブ(6)を下降
させて，ガイドスリーブ(6)の下部に設けたＬ字状孔の
縦孔部をガイドスリーブ用固定ピン(10)に係合し、次い
でガイドスリーブ(6)を第６図の反矢印(C)方向に回転
し，ガイドスリーブ(6)の下部に設けたＬ字状孔の横孔
部をガイドスリーブ用固定ピン(10)に係合して，ガイド
スリーブ(6)を下降位置に保持する。この操作を上記右
側全てのガイドスリーブ(6)で行うことにより，同右側
の手摺(3)と手摺中子(4)と手摺子(5)とを右側の階段主
桁(1)上に固定する。また左側の手摺(3)と手摺中子(4)
と手摺子(5)とを同じ要領で左側の階段主桁(1)上に固定
する。
（考案の効果） 本考案の可搬式タラツプは前記のように可搬式タラツプ
を収納するときには，片側例えば左側のガイドスリーブ
を上昇させ，左側の手摺を階段踏板の上に倒伏させて，
同手摺を折り畳み，次いで右側のガイドスリーブを上昇
させ，右側の手摺を上記左側の手摺の上に倒伏させて，
同手摺を折り畳むので，前記従来のように手摺の前端部
が階段主桁の前端部よりも前方に突出することがなく
て，可搬式タラツプを収納時にコンパクト化できる。ま
た可搬式タラツプを使用するときには、右側の手摺を起
立させ，次いで右側のガイドスリーブを下降させて，同
右側の手摺を起立位置に保持し，次いで左側の手摺を起
立させ，次いで左側のガイドスリーブを下降させて，同
左側の手摺を起立位置に保持するので，手摺を階段主桁
に強固に固定できて，可搬式タラツプの昇降時に安心感
を与えることができる効果がある。
を収納するときには，片側例えば左側のガイドスリーブ
を上昇させ，左側の手摺を階段踏板の上に倒伏させて，
同手摺を折り畳み，次いで右側のガイドスリーブを上昇
させ，右側の手摺を上記左側の手摺の上に倒伏させて，
同手摺を折り畳むので，前記従来のように手摺の前端部
が階段主桁の前端部よりも前方に突出することがなく
て，可搬式タラツプを収納時にコンパクト化できる。ま
た可搬式タラツプを使用するときには、右側の手摺を起
立させ，次いで右側のガイドスリーブを下降させて，同
右側の手摺を起立位置に保持し，次いで左側の手摺を起
立させ，次いで左側のガイドスリーブを下降させて，同
左側の手摺を起立位置に保持するので，手摺を階段主桁
に強固に固定できて，可搬式タラツプの昇降時に安心感
を与えることができる効果がある。
第１図は本考案に係わる可搬式タラツプの一実施例を示
す側面図，第２図は第１図の矢視II−II線に沿う縦断正
面図，第３図は第２図の矢印III部分の拡大縦断正面
図，第４図は第３図の矢視IV−IV線に沿う側面図，第
５，６図はその作用説明図，第７図は従来の可搬式タラ
ツプを示す側面図である。 (1)……階段主桁，(2)……階段踏板，(3)(4)(5)……手
摺，(6)……ガイドスリーブ。
す側面図，第２図は第１図の矢視II−II線に沿う縦断正
面図，第３図は第２図の矢印III部分の拡大縦断正面
図，第４図は第３図の矢視IV−IV線に沿う側面図，第
５，６図はその作用説明図，第７図は従来の可搬式タラ
ツプを示す側面図である。 (1)……階段主桁，(2)……階段踏板，(3)(4)(5)……手
摺，(6)……ガイドスリーブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 矢八 慎三 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町１丁目１番１ 号 原子力サービスエンジニアリング株式 会社内 (72)考案者 足立 善彦 大阪府大阪市西淀川区御幣島２−12−35 株式会社山下製作所内 (56)参考文献 特開 昭57−116870（ＪＰ，Ａ) 実開 昭58−13351（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】階段踏板を有する左右の階段主桁と、同各
階段主桁に固定した枢着金具と、同枢着金具に上記階段
踏板への折り畳みを可能に枢支した左右の手摺と、同各
手摺に昇降可能に被嵌して下降時には同各手摺を起立位
置に保持する複数個のガイドスリーブとを有し、前記ガ
イドスリーブの上下部にＬ字状孔を設け、同ガイドスリ
ーブの下部に設けたＬ字状孔に係合するガイドスリーブ
用固定ピンを上記枢着金具に固定し、同ガイドスリーブ
の上部に固定したＬ字状孔に係合するガイドスリーブ用
固定ピンを上記手摺に固定したことを特徴とする可搬式
タラツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987094617U JPH0633133Y2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | 可搬式タラツプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987094617U JPH0633133Y2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | 可搬式タラツプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS642848U JPS642848U (ja) | 1989-01-10 |
| JPH0633133Y2 true JPH0633133Y2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=31319171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987094617U Expired - Lifetime JPH0633133Y2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | 可搬式タラツプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633133Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2504363Y2 (ja) * | 1990-12-28 | 1996-07-10 | 株式会社竹中工務店 | 枠組足場の踊り場 |
| JP2502726Y2 (ja) * | 1991-05-09 | 1996-06-26 | 中央ビルト工業株式会社 | 枠組足場の手摺り枠 |
| JP2500351Y2 (ja) * | 1993-12-24 | 1996-06-05 | アサヒ産業株式会社 | 仮設足場の手摺枠装置 |
| JP5182014B2 (ja) * | 2008-10-29 | 2013-04-10 | 中西金属工業株式会社 | 手摺付き足場 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57116870A (en) * | 1980-12-31 | 1982-07-21 | Japan Suchiirusu Corp Kk | Temporarily built staircase |
| JPS5813351U (ja) * | 1981-07-21 | 1983-01-27 | 東洋商事株式会社 | ステツプ角度可変式簡易階段 |
-
1987
- 1987-06-22 JP JP1987094617U patent/JPH0633133Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS642848U (ja) | 1989-01-10 |
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