JPH06331183A - 加湿器 - Google Patents

加湿器

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Publication number
JPH06331183A
JPH06331183A JP12431593A JP12431593A JPH06331183A JP H06331183 A JPH06331183 A JP H06331183A JP 12431593 A JP12431593 A JP 12431593A JP 12431593 A JP12431593 A JP 12431593A JP H06331183 A JPH06331183 A JP H06331183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
water tank
humidifier
tank
heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP12431593A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kodaira
隆志 小平
Tomohito Koizumi
友人 小泉
Yoshioki Fujimoto
宜意 冨士本
Naoko Shimofure
尚子 霜触
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP12431593A priority Critical patent/JPH06331183A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内に均一に水蒸気を放出させる加湿器を提
供する。 【構成】 加湿水5を収容する水タンク3と、この水タ
ンク3の加湿水5を加熱するヒータ4とを備えた加湿器
において、前記水タンク3のタンク壁の少なくとも一部
が水密性を有し、かつ、所定温度で蒸気を通過させる性
質をもつ材料3a、3bで作られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水を加熱して室内に水
蒸気を放出する加湿器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の加湿器は図5に示すものが知ら
れている。即ち、1は加湿器本体、2は加湿器本体1の
上部にて開口された吹出口、3は加湿器本体1の下部に
設けられた水タンク、4はヒータであり、このヒータ4
により水タンク3内の水等の加湿水5を加熱するもので
ある。6は補給タンクであり、この内部に水タンク3へ
の補給用の加湿水5を収容している。
【0003】また、霧化部に多孔質物質からなる素材を
用いた加湿器が特公平4−7263号公報等に記載され
ている。即ち、図6において、1は加湿器本体、2は加
湿器本体1の上部にて開口された吹出口、3は加湿器本
体1の下部に設けられた水タンク、5は補給タンクであ
り、この内部に水タンク3への補給用の加湿水6を収納
している。7は多孔質物質からなる霧化部、8は霧化部
7内に送風する第1の送風ファン、9は送風路、10は
送風路9に送風する第2の送風ファンである。霧化部7
は多孔質物質からなるため多数の微細な孔があり、この
孔に毛細管現象によって加湿水6が吸い上げられる。こ
の霧化部7に第1の送風ファンによって送風すると、こ
の加湿水6が霧状の水蒸気となり、この水蒸気を第2の
送風ファン10による送風にて、吹出口2から外部へ放
出させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示す加湿器では、加湿器本体上部の吹出口から水蒸気を
放出させているため、室内への水蒸気の放出が一様でな
く、また、長期間使用しない場合、加湿水にカビや雑菌
が繁殖し非衛生的であった。
【0005】また、図5に示す加湿器の他の例として、
霧化部に超音波振動子を用いた加湿器もあるが、この種
の加湿器では、水タンク内の加湿水をすべて振動させ霧
化させるため、エネルギ損失が大きく、水道水等を加湿
水に用いた場合、水道水中に含まれるカルシウムイオン
やマグネシウムイオン、鉄コロイド等が霧と一緒に飛散
して家具や壁面等に付着して汚してしまう問題があっ
た。
【0006】また、図6に示す加湿器では、送風ファン
が必要であるなど、装置が大型となり、重量が嵩む等の
問題があった。
【0007】本発明は、上述した事実に鑑みて成された
ものであり、室内に均一に水蒸気を放出させる加湿器を
提供することを目的とし、さらには、カビや雑菌が繁殖
を防止する加湿器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、加湿水を収
容する水タンクと、この水タンクの加湿水を加熱するヒ
ータとを備えた加湿器において、前記水タンクのタンク
壁の少なくとも一部が水密性を有し、かつ、所定温度で
蒸気を通過させる性質をもつ材料で作られている構成で
ある。
【0009】また、本発明では、加湿水を収容する水タ
ンクと、この水タンクの加湿水を加熱するヒータとを備
えた加湿器において、前記水タンクのタンク壁の一部が
坑菌処理された多孔質物質、又は殺菌性のある多孔質物
質を素材とし、かつ、この素材に形状記憶樹脂を塗布し
た材料で作られている構成である。
【0010】
【作用】水タンクのタンク壁の少なくとも一部が水密性
を有し、かつ、所定温度で蒸気を通過させる性質をもつ
材料で作られているので、ヒータによって加熱、沸騰さ
れ、発生した水蒸気を水タンクのタンク壁を通過させ、
加湿器から水蒸気を室内へ一様に放出させることが可能
となる。
【0011】また、加湿水を収容する水タンクのタンク
壁が坑菌処理された多孔質物質、又は殺菌性のある多孔
質物質を素材とし、かつ、この素材に形状記憶樹脂を塗
布した材料で作られているので、この材料で作られた水
タンク壁を通してヒータによって加熱、沸騰され、発生
した水蒸気を室内へ一様に放出させつつ、雑菌の加湿水
への進入が阻止され、カビや雑菌の繁殖が防止される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基ずいて説
明する。図1は本発明の一実施例の加湿器を示すもので
ある。図1において、1は加湿器本体、11は金網等の
通気性の良い素材で構成された外装ケース、12は外装
ケース11内に設けられた支持板、3は支持板12上に
設けられた水タンクであり、この水タンクは多孔質物質
からなる素材3aと、この素材3a上に塗布された形状
記憶樹脂層3bとからなるものである。4は水タンク3
内に設けられたヒータ、5は前記水タンク3内に収容さ
れる加湿水である。
【0013】水タンク3を成す多孔質物質からなる素材
3aには、水蒸気分子の大きさ(1/3000000mm程度)の
孔を記憶させたポリウレタン系の樹脂で作られている。
この樹脂は非晶部と結晶部とが混在しており、低温時
は、非晶部が閉じ、高い気密性を示すが、高温になるに
つれ、形状記憶樹脂3bを構成する非晶部が次第に開き
始めるという性質を持つものである(図2及び図3参
照)。
【0014】水タンク3内に収容された加湿水5は、同
じく水タンク3内に設けられたヒータ4によって加熱、
沸騰され、水蒸気となって加湿器本体1の全面から室内
へ一様に放出されることになる。
【0015】また、本発明の他の実施例を図面に基づい
て説明する。即ち、図4において、1は加湿器本体、3
は加湿器本体1の下部に設けられた水タンク、4はヒー
タであり、このヒータ4により水タンク3内の加湿水5
を加熱するものである。6は補給タンクであり、この内
部に水タンク3への補給用の加湿水5を収容している。
13は水タンク3の上部に設けられた開口、14はこの
開口13に着脱自在に設けられ、かつ、素材3aと、こ
の素材3a上に塗布された形状記憶樹脂層3bとからな
るタンクカバーであり、この素材3aには、坑菌処理さ
れた多孔質物質からなる素材、又は銅等の殺菌作用のあ
る多孔質物質からなる素材を用いるものである。
【0016】ヒータ4の加熱により水タンク3内の加湿
水5を沸騰させ、発生させた水蒸気をタンクカバー14
を通して室内に広く拡散させ、加湿を行うものである。
これにより、雑菌の加湿水5への侵入を防止でき、カビ
や雑菌が繁殖を防止できるばかりでなく、タンクカバー
14を着脱自在とすることにより、加湿器内部の掃除も
容易となる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、加湿水をヒータによって加熱、沸騰させ、発生し
た水蒸気を水タンクのタンク壁の少なくとも一部を通過
させることができ、水蒸気を室内へ一様に放出させるこ
とができる。
【0018】また、水タンクのタンク壁の一部が坑菌処
理された多孔質物質からなる素材、又は銅等の殺菌作用
のある多孔質物質からなる素材に形状記憶樹脂を塗布し
た材料で作られていることにより、この材料で作られた
タンク壁を通して水蒸気を室内へ一様に放出させつつ、
雑菌の加湿水への侵入を防止でき、カビや雑菌の繁殖を
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す加湿器の概略構造説明
図である。
【図2】同じくタンク壁に用いた材料の低温時における
状態を示す説明図である。
【図3】同じくタンク壁に用いた材料の高温時における
状態を示す説明図である。
【図4】同じく他の一実施例を示す加湿器の断面図であ
る。
【図5】従来例を示す加湿器の断面図である。
【図6】同じく他の加湿器の断面図である。
【符号の説明】
3 水タンク 3a 素材 3b 形状記憶樹脂層 4 ヒータ 5 加湿水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 霜触 尚子 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加湿水を収容する水タンクと、この水タ
    ンクの加湿水を加熱するヒータとを備えた加湿器におい
    て、前記水タンクのタンク壁の少なくとも一部が水密性
    を有し、かつ、所定温度で蒸気を通過させる性質をもつ
    材料で作られていることを特徴とする加湿器。
  2. 【請求項2】 加湿水を収容する水タンクと、この水タ
    ンクの加湿水を加熱するヒータとを備えた加湿器におい
    て、前記水タンクのタンク壁の一部が坑菌処理された多
    孔質物質、又は殺菌性のある多孔質物質を素材とし、か
    つ、この素材に形状記憶樹脂を塗布した材料で作られて
    いることを特徴とする加湿器。
JP12431593A 1993-05-26 1993-05-26 加湿器 Pending JPH06331183A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12431593A JPH06331183A (ja) 1993-05-26 1993-05-26 加湿器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12431593A JPH06331183A (ja) 1993-05-26 1993-05-26 加湿器

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Publication Number Publication Date
JPH06331183A true JPH06331183A (ja) 1994-11-29

Family

ID=14882293

Family Applications (1)

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JP12431593A Pending JPH06331183A (ja) 1993-05-26 1993-05-26 加湿器

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