JPH06330971A - 板ばね取付構造 - Google Patents

板ばね取付構造

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JPH06330971A
JPH06330971A JP5140175A JP14017593A JPH06330971A JP H06330971 A JPH06330971 A JP H06330971A JP 5140175 A JP5140175 A JP 5140175A JP 14017593 A JP14017593 A JP 14017593A JP H06330971 A JPH06330971 A JP H06330971A
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leaf spring
mounting structure
attached
sheet conveying
guide plate
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Keizo Yasuda
恵三 安田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ねじ止めや溶接やカシメなどの固定方法によ
らないで、板ばねを被取付部材に取り付ける板ばね取付
構造を提供する。 【構成】 樹脂製の外側ガイド板(被取付部材)26
に、互いに向き合う方向にL状に突出する凸部で形成し
た規制部26cを設け、その規制部26cの上側に円形
の突起26dを設ける。一方、板ばね30は、その基端
部30cに係合孔30dを設け、先端部30aに設ける
支持片30b・30bで従動ローラ22を回転自在に支
持する。そして、外側ガイド板26に該板ばね30を取
り付けるとき、基端部30cを規制部26cに通してか
ら、係合孔30dに突起を係合させる。しかして、板ば
ね30の幅方向および厚さ方向の動きを規制部26cで
規制し、長さ方向の動きを突起26dで規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばプリンタ・
複写機・ファクシミリ・印刷機等において、部品として
用いられる板ばねをガイド板などの適宜被取付部材に取
り付けるための板ばね取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえばプリンタでは、そのシー
ト搬送路に沿って配置した適宜の被取付部材に、この種
の板ばねをネジ止めや溶接やカシメなどの固定方法によ
り固定し、その板ばねの先端部で従動ローラを回転自在
に支持し、その従動ローラを板ばねで付勢して駆動ロー
ラに押し当てていた。そして、記録時に、駆動ローラを
駆動して両ローラでシートをシート搬送路を通して搬送
していた。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】ところが、最近では、
ガイド板等の被取付部材が金属製ではなく、ほとんど樹
脂製であるため、従来のネジ止めや溶接やカシメなどの
固定方法により板ばねを被取付部材に取り付けることが
できなくなってきた。
【0004】そこで、この発明の目的は、そのようなネ
ジ止めや溶接やカシメなどの固定方法によらないで、板
ばねを被取付部材に取り付ける板ばね取付構造を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の板
ばね取付構造は、たとえば以下の図示実施例において示
すとおり、板ばね30に係合孔30dを設ける一方、そ
の板ばね30が取り付けられる外側ガイド板26のよう
な被取付部材に、その板ばね30を取り付けたときその
幅方向および厚さ方向の動きを規制する規制部26cを
設けるとともに、前記係合孔30dに係合して該板ばね
30の長さ方向の動きを規制する突起26dを設けてな
る、ことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すごとく、請求項1に記載の板ばね取付
構造において、前記板ばね30の先端部30aで従動ロ
ーラ22のようなローラを回転自在に支持するととも
に、基端部30cに前記係合孔30dを設けてなる、こ
とを特徴とする。
【0007】請求項3に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すごとく、請求項1に記載の板ばね取付
構造において、前記板ばね30の長さ方向の取付位置を
調整可能に、前記係合孔30dを複数連続的にまたは適
宜間隔置きに設けてなる、ことを特徴とする。
【0008】請求項4に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すごとく、請求項1に記載の板ばね取付
構造において、前記板ばね30の先端部にスタックシー
トを付勢する弾性部30hを設けるとともに、基端部3
0cに前記係合孔30dを設けてなる、ことを特徴とす
る。
【0009】請求項5に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すごとく、請求項2に記載の板ばね取付
構造において、前記被取付部材をシート搬送路21に沿
って配置し、そのシート搬送路21を閉じる閉位置と開
放する開位置とに開閉自在とする一方、前記板ばね30
に、前記被取付部材を前記閉位置としたとき掛止せず、
前記開位置としたとき下ガイド板36のような他部材に
掛止してその板ばね30の動きを規制する掛止部30f
を設けてなる、ことを特徴とする。
【0010】請求項6に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すごとく、請求項2に記載の板ばね取付
構造において、前記被取付部材をシート搬送路21に沿
って配置し、そのシート搬送路21を閉じる閉位置と開
放する開位置とに開閉自在とする一方、その被取付部材
に、それを前記閉位置としたとき前記板ばね30に係止
せず、前記開位置としたとき係止してその板ばね30の
動きを規制する係止部26iを設けてなる、ことを特徴
とする。
【0011】
【作用】そして、この発明の板ばね取付構造では、被取
付部材に板ばね30を取り付けるとき、規制部26cで
板ばね30の幅方向および厚さ方向の動きを規制すると
ともに、突起26dを板ばね30の係合孔30dに係合
してその板ばね30の長さ方向の動きを規制する。
【0012】請求項3に記載のものでは、被取付部材に
板ばね30を取り付けるとき、その板ばね30の適宜係
合孔30dに突起26dを係合して板ばね30の長さ方
向の取付位置を調整する。
【0013】請求項4に記載のものでは、被取付部材に
板ばね30の基端部30cを取り付け、弾性部30hで
スタックシートSを付勢する。
【0014】請求項5に記載のものでは、シート搬送路
21でシートSがジャムしたとき、被取付部材を開位置
とし、板ばね30の掛止部30fを他部材に掛止して板
ばね30の動きを規制する。しかる後、シート搬送路2
1からジャムシートSを取り出す。
【0015】請求項6に記載のものでは、そのジャム処
理時に、被取付部材を開位置とし、その係止部26iに
板ばね30を係止してその板ばね30の動きを規制す
る。しかる後、シート搬送路21からジャムシートSを
取り出す。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
を説明する。図3は、この発明の一実施例である板ばね
取付構造を備えるレーザプリンタで、その概略構成を示
す。
【0017】さて、図示プリンタは、符号10で示す装
置本体の正面側(図中右側)に備える給紙カセット11
から給紙ローラ12でシートSを送り出し、レジストロ
ーラ13・13でタイミングをとって感光体14下に搬
送し、帯電器15・光書込み器16・現像器17により
感光体14の表面に画像を形成し、その画像を転写器1
8でシートSに転写し、その転写画像を定着器19で定
着して記録を行う。記録後、そのシートSを、ガイドロ
ーラ20・20でシート搬送路21に搬送し、さらに中
間の搬送ローラ22・23でシート搬送路21を通して
反転させながら搬送し、排出ローラ24・24で装置本
体10上へと排出する一方、感光体14をクリーニング
器25でクリーニングする。
【0018】ところで、図示プリンタでは、そのシート
搬送路21を、互いに対向して配置した樹脂製ガイド板
26・27で形成し、一方の外側ガイド板(被取付部
材)26側で搬送ローラ22・23の従動ローラ22を
支持する。
【0019】そして、詳しくは図1および図2に示すよ
うに、その従動ローラ22を板ばね30で保持し、その
板ばね30を、以下に示すこの発明の板ばね取付構造に
基づき外側ガイド板26に取り付ける構成とする。
【0020】すなわち、この板ばね取付構造において、
外側ガイド板26は、図中下側にローラ窓26aを設
け、そのローラ窓26aの上側に外面26bから外向き
に規制部26cを設けるとともに、さらに上側で外向き
に円形の突起26dを設けてなる。規制部26cは、互
いに向き合う方向にL状に突出する一対の凸部で形成す
る。
【0021】板ばね30は、図中下側の先端部30aが
T形状をなし、そのT形先端部30aの両端を折り曲げ
て支持片30b・30bを形成し、図中上側の基端部3
0cに係合孔30dを設ける。さらに、その基端部30
cの端縁中央からL状に突出する摘み部30eを設けた
形状をなす。そして、この板バネ30は、その支持片3
0b・30bで従動ローラ22を回転自在に支持してな
る。
【0022】しかして、図示実施例において、そのよう
に従動ローラ22を支持した板ばね30を外側ガイド板
26に取り付けるときは、板ばね30の基端部30c
を、図2中矢示する上向きにして規制部26c内に通し
てから、係合孔30dに突起26dを係合させる。そし
て、板ばね30は、その幅方向および厚さ方向の動きを
規制部26cで規制するとともに、長さ方向の動きを突
起26dで規制する。しかして、こうして取り付けた板
ばね30で従動ローラ22を付勢して駆動ローラ23に
押し当てる。
【0023】そして、板ばね30を外側ガイド板26か
ら取り外すときは、摘み部30eを摘み上げて係合孔3
0dを突起26dから外してから、基端部30cを規制
部26cを通して引き下げればよい。
【0024】ところで、上述した図示実施例では、板ば
ね30の基端部30cに係合孔30dを1つ設けたが、
たとえば図4に示すように、係合孔30dを複数連続的
に設ける構成とすることもできる。
【0025】すなわち、この図示実施例では、係合孔3
0dを、板ばね30の基端部30cに6つ長さ方向に連
続的にあけて形成する。板ばね30の先端部30aは、
その両側支持片30b・30bをそれぞれ外向きにL状
に折り曲げて形成する。
【0026】一方、外側ガイド板26には、図4中上側
にそれぞれブリッジ状の規制部26cおよび円形の突起
26dを設けるとともに、図5でも示すように、図中下
側を対向する内側ガイド板27に向けて段状に突出さ
せ、その段状部26e上にローラ窓26aを囲んでコ状
のガイドリブ26fを形成する。そして、そのガイドリ
ブ26fの両側に軸ガイド溝26gを設けてなる。
【0027】しかして、そのガイドリブ26f内に従動
ローラ22を配置してローラ軸22aを軸ガイド溝26
gに係合する。そして、板ばね30の支持片30b・3
0bでローラ軸22aの両端を押えて従動ローラ22を
駆動ローラ23に押し当ててなる。
【0028】ところで、板ばね30を外側ガイド板26
に取り付けるときは、上述したと同様に、板ばね30の
基端部30cを規制部26cに通して適宜係合孔30d
に突起26dを係合する。そして、この図示実施例で
は、そのように板ばね30を取り付けるとき、適宜係合
孔30dの1つを選択して突起26dを係合し、板ばね
30の長さ方向の取付位置を調整する。しかして、その
取付位置に応じて板ばね30の弾性による従動ローラ2
2の駆動ローラ23に対する押当力を調整する。
【0029】なお、図4および図5では、6つの係合孔
30dを連続的に設けたが、それら複数の係合孔を板ば
ねの長さ方向に適宜間隔置きに設けてその板ばねの長さ
方向の取付位置を調整可能にする構成としてもよい。
【0030】さて、この発明では、たとえば以下の図示
実施例に示すように、上述したような外側ガイド板26
を開閉自在とし、その開閉自在な外側ガイド板26に板
ばね30を取り付ける構成とすることもできる。
【0031】すなわち、この他の実施例において、外側
ガイド板26は、図6に示すように、その内面26h
に、図4に示したと同様なブリッジ状の規制部26cお
よび円形の突起26dを設ける。また、内側ガイド板2
7側には、ガイドリブ28を設けてシート搬送路21を
形成する。そして、この外側ガイド板26を、支軸35
を中心として開閉自在とする。しかして、外側ガイド板
26の内面26hに、従動ローラ22を支持した板ばね
30を取り付ける。そうして、規制部26cおよび突起
26dで板ばね30の幅・厚さ・長さの各方向の動きを
規制し、その板ばね30で従動ローラ22を付勢して駆
動ローラ23に押し当ててなる。
【0032】また、この板ばね30は、図7でも示すよ
うに、先端部30aの先をさらにT形とし、そのT形部
の両端を内側ガイド板27に向け折り曲げ、そこにそれ
ぞれ掛止部30fを形成する。
【0033】さらに、この実施例では、図6に示すよう
に、外側ガイド板26の下方に下ガイド板36を備えて
シート搬送路21を形成する。下ガイド板36は、その
上端縁を外向きに曲げてそこにストッパ部36aを形成
してなる。そして、図示の如く、外側ガイド板26がシ
ート搬送路21を閉じた閉位置にあるとき、ストッパ部
36aを板ばねの掛止部30fの近くに位置してなる。
【0034】さて、この図示実施例では、シート搬送路
21で記録済シートSがジャムしたとき、外側ガイド板
26を支軸35を中心として反時計方向に回動し、図8
に示すように、シート搬送路21を開放する。すると、
そのように外側ガイド板26を開位置としたとき、掛止
部30fがストッパ部36aに掛止し、そのストッパ部
36aで板ばね30の弾性により従動ローラ22が図中
鎖線で示す自然状態に復帰しようとする動きを規制し、
外側ガイド板26に沿って図示退避位置に保持する。し
かる後、シート搬送路21からジャムシートSを取り出
す。
【0035】また、上述の図6ないし図9で示して実施
例では、板ばね30に、外側ガイド板26を開位置とし
たとき板ばね30の動きを規制する掛止部30fを設け
た。しかし、たとえば以下の図示実施例に示すごとく、
上述したと同様に開閉自在の外側ガイド板26に、その
ような板ばね30の動きを規制する係止部を設ける構成
としてもよい。
【0036】すなわち、この実施例において、外側ガイ
ド板26には、図9に示すように、規制部26cの下側
で内面26hからコ状に突出した係止部26iを設け
る。そして、板ばね30を外側ガイド板26に取り付け
るとき、基端部30cを係止部26iに通してから、さ
らに規制部26cに通して係合孔30cに突起26dを
係合させる。しかして、図10に示すように、板ばね3
0で従動ローラ22を付勢して駆動ローラ23に押し当
ててなる。そうして、外側ガイド板26がシート搬送路
21を閉じた図示閉位置にあるとき、板ばね30は、係
止部26iに係止せず、その係止部26iから若干間隔
を開けた状態にある。
【0037】そして、この図示実施例では、ジャム処理
のため、外側ガイド板26を支軸35を中心として反時
計方向に回動し、図11に示すように、シート搬送路2
1を開放したとき、板ばね30が弾性により若干起き上
がると、その板ばね30が係止部26iに係止し、その
係止部26iで図中鎖線で示す自然状態に復帰しようと
する動きを規制する。しかして、板ばね30を外側ガイ
ド板26に沿って図示退避位置に保持する。しかる後、
シート搬送路21からジャムシートSを取り出す。
【0038】ところで、この発明は、以上の実施例に代
えて、たとえば次の図示実施例のごとく、上記した給紙
カセット11内でスタックシートSの後端を位置決め規
制するエンドガイド部材に適用することもできる。
【0039】この実施例において、エンドガイド部材4
0は、たとえば図12に示すように、板ばね30と、そ
の板ばね30を取り付けるガイドブロック41とからな
る。この板ばね30は、そのほぼ中央でコ状に折り、そ
の折曲部30gから片側の先端部を弾性部30hとして
形成する。また、他側の基端部30cには、係合孔30
dを設けてなる。
【0040】他方、ガイドブロック41は、樹脂でつく
り、その下側にベース部41aを有し、そのベース部4
1aの底側に下向きに係止片41bを形成する一方、ベ
ース部41aの上側に板ばね30を取り付ける若干薄肉
な薄肉部41cを形成する。また、その薄肉部41cの
下手前側に、板ばね30を取り付けたときその基端部3
0cの両コーナーが係合する係合爪部41d・41dを
設けてなる。係合爪部41d・41dは、薄肉部41c
との間に板ばね30のほぼ厚さ分の間隔をあけて設け
る。さらに、ベース部41aから上向きに鍔部41eを
設け、その鍔部41eには、その薄肉部41cと対向す
る内面に円形の突起41fを設ける。
【0041】さて、この実施例において、該エンドブロ
ック41に板ばね30を取り付けるときは、図12中矢
示することく、その基端部30cをエンドブロック41
の上から薄肉部41cに沿って差し込み、突起41fを
係合孔30dに係合させる。そして、板ばね30を取り
付けたとき、その幅方向の動きを薄肉部41cの両側に
有する規制面41gで規制し、厚さ方向の動きを係合爪
部41d・41dで規制するとともに、長さ方向の動き
を突起41fで規制する。しかして、こうして板ばね3
0を取り付けたエンドガイド部材40は、給紙カセット
11内にスタックするシートの長さサイズに応じて、図
13に示すように、その給紙カセット11の底板部11
aにあけた複数の適宜係止孔(図示省略)に係止片41
bを差し込む。そして、エンドガイド部材40を給紙カ
セット11の底板部11a上に取り付ける。しかる後、
シートSを給紙カセット11内にスタックしたとき、板
ばね30の弾性部30hでスタックシートSの後端を図
中矢示するその先端側に付勢して位置決め規制する。
【0042】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、板ばね
を被取付部材に取り付けたとき、その被取付部材自体の
規制部で板ばねの幅方向および厚さ方向を規制し、突起
で長さ方向の動きを規制する構成とし、これにより、従
来のネジ止めや溶接やカシメなどの固定方法によらない
で、板ばねを被取付部材に取り付けることができる。
【0043】請求項3に記載のものによれば、板ばねの
長さ方向の取付位置を調整可能とし、これにより、その
調整した取付位置に応じて簡単に板ばねの弾性力を調節
することができる。
【0044】請求項5および6に記載のものによれば、
被取付部材を開閉自在とし、その被取付部材に、ローラ
を回転自在に支持した板ばねを取り付ける板ばね取付構
造において、被取付部材を開位置としたとき板ばねの動
きを規制する構成とし、これにより、たとえばジャム処
理のために被取付部材を開いたとき、板ばねのローラが
邪魔でジャムシート取出しの妨げとなることを防止する
ことができる。また、被取付部材を閉じたとき、ローラ
がガイド板等に衝突してガイド板等を変形させるなどの
弊害発生を防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である板ばね取付構造であ
り、その取付構造を図3中矢印A方向から見た斜視図で
ある。
【図2】その取付構造により取り付けた板ばねを備える
シート搬送部の概略断面図である。
【図3】そのシート搬送部を備えるレーザプリンタの全
体概略構成図である。
【図4】この発明の第1の他の実施例である板ばね取付
構造を示す斜視図である。
【図5】その取付構造により取り付けた板ばねを備える
シート搬送部の概略断面図である。
【図6】この発明の第2の他の実施例である板ばね取付
構造を備えるシート搬送部の概略構成図である。
【図7】従動ローラを支持したその板ばねの先端部を示
す部分斜視図である。
【図8】外側ガイド板を開位置としたときのそのシート
搬送部の状態を示す概略断面図である。
【図9】この発明の第3の他の実施例である板ばね取付
構造を示す斜視図である。
【図10】その取付構造により取り付けた板ばねを備え
るシート搬送部の概略断面図である。
【図11】外側ガイド板を開位置としたときのそのシー
ト搬送部の状態を示す概略断面図である。
【図12】この発明の第4の他の実施例である板ばね取
付構造を適用したエンドガイド部材の分解斜視図であ
る。
【図13】そのエンドガイド部材の板ばねによるスタッ
クシートの付勢状態を示す給紙カセットの部分縦断面図
である。
【符号の説明】
21 シート搬送路 22 従動側ローラ 26 外側ガイド板(被取付部材) 26c 規制部 26d 突起 26i 係止部 30 板ばね 30a 先端部 30c 基端部 30d 係合孔 30f 掛止部 30h 弾性部 36 下ガイド板(他部材) S スタックシート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 108

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板ばねに係合孔を設ける一方、その板ば
    ねが取り付けられる被取付部材に、その板ばねを取り付
    けたときその幅方向および厚さ方向の動きを規制する規
    制部を設けるとともに、前記係合孔に係合して該板ばね
    の長さ方向の動きを規制する突起を設けてなる、板ばね
    取付構造。
  2. 【請求項2】 前記板ばねの先端部でローラを回転自在
    に支持するとともに、基端部に前記係合孔を設けてな
    る、請求項1に記載の板ばね取付構造。
  3. 【請求項3】 前記板ばねの長さ方向の取付位置を調整
    可能に、前記係合孔を複数連続的にまたは適宜間隔置き
    に設けてなる、請求項1に記載の板ばね取付構造。
  4. 【請求項4】 前記板ばねの先端部にスタックシートを
    付勢する弾性部を設けるとともに、基端部に前記係合孔
    を設けてなる、請求項1に記載の板ばね取付構造。
  5. 【請求項5】 前記被取付部材をシート搬送路に沿って
    配置し、そのシート搬送路を閉じる閉位置と開放する開
    位置とに開閉自在とする一方、前記板ばねに、前記被取
    付部材を前記閉位置としたとき掛止せず、前記開位置と
    したとき他部材に掛止してその板ばねの動きを規制する
    掛止部を設けてなる、請求項2に記載の板ばね取付構
    造。
  6. 【請求項6】 前記被取付部材をシート搬送路に沿って
    配置し、そのシート搬送路を閉じる閉位置と開放する開
    位置とに開閉自在とする一方、その被取付部材に、それ
    を前記閉位置としたとき前記板ばねに係止せず、前記開
    位置としたとき係止してその板ばねの動きを規制する係
    止部を設けてなる、請求項2に記載の板ばね取付構造。
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