JP4100395B2 - レーザビームプリンタ及びプリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、記録紙を装填する給紙トレイを有するレーザビームプリンタ及びプリンタに関するものである。
従来から、レーザビームプリンタ等の給紙トレイは、プリンタを使用しないときにはコンパクトに収容できるように、プリンタの各部品を覆うキャビネットに対して開閉自在に設けられている。このような、給紙トレイを有するプリンタの一例を図6に示す。給紙トレイ109は、プリンタのキャビネット114の前面側に開閉自在に設けられており、プリンタの載置面に対して略平行に開放される。給紙トレイ109の略中央部には、記録紙規制部材130を収容するための開口146が設けられている。記録紙規制部材130は、開口146の端縁によってガイドされながら、記録紙の搬送方向Cにスライド移動可能となるように組み込まれている。また、記録紙規制部材130の略中央部には、記録紙規制部材130の略全長に亘って、記録紙後端当接部材133をガイドするためのガイド溝131が形成されている。記録紙後端当接部材133は、記録紙の後端と当接し、給紙トレイ109に装填された記録紙の後端の姿勢を規制する。記録紙規制部材130が給紙トレイ109に対して搬送方向Cにスライドし、記録紙後端当接部材133が記録紙規制部材130に対して搬送方向Cにスライドする。これにより、記録紙後端当接部材133の位置を、各種サイズの記録紙に幅広く対応させて、調節可能としている。
しかしながら、上述した従来のプリンタにおいては、記録紙後端当接部材133を記録紙規制部材130に対してスライド可能となるように構成するために、両者を別部品として別個に製造しなければならず、プリンタの製造コストの低減を図ることが困難とされている。従って、特に低価格化が要請される、コンシューマ向けの低価格プリンタには適していない。
また、特許文献1には、記録紙の搬送方向にスライド移動可能な、複数の板状部材によって及び上記記録紙後端当接部材、記録紙規制部材と同等の機能を実現した給紙トレイが示されている。また、特許文献2には、不要なときには回動して収容される記録紙後端当接部材を備えたプリンタが示されている。上記特許文献に示された給紙トレイ等においては、図6に示した従来のプリンタと同様に、部品点数が増大し、コストダウンを図ることができない。なお、特許文献3及び特許文献4には、弾性部材によって記録紙後端当接部材を形成したプリンタが示されている。
特開平6−227679号公報 特開2000−16601号公報 特開2000−247451号公報 特開平11−100129号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、部品点数を削減しながらも、記録紙後端当接部の記録紙の搬送方向への移動範囲を大きく確保することにより、記録紙後端当接部を各種サイズの記録紙の後端に確実に当接させて、記録紙の後端の姿勢を規制可能なレーザビームプリンタ及びプリンタを安価に提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、表面に感光体が塗布された感光体ドラムと、感光体ドラムの表面を均一に帯電させる帯電手段と、感光体の表面にレーザ光を走査させながら照射して潜像を形成する露光手段と、感光体の表面のうち潜像が形成された部分にトナーを付着させてトナー像を形成する現像手段と、感光体ドラムの回転方向の現像手段よりも下流側の所定の転写位置において、感光体ドラムの表面に対向するように設けられ、記録紙の表面を帯電させて、感光体ドラムの表面に形成されたトナー像を記録紙の上に転写させる転写手段と、トナー像が転写された記録紙に所定の熱及び圧力を与えてトナー像を記録紙上に定着させる定着手段と、上記各手段を被うキャビネット部材と、このキャビネット部材に開閉自在に設けられ、開放された状態で記録紙が装填される給紙トレイと、この給紙トレイに装填されている記録紙を送出し、転写位置に搬送する搬送手段と、給紙トレイに略平行に、かつ記録紙の搬送方向にスライド移動自在に設けられ、該給紙トレイに装填されている記録紙の後端と当接して、搬送時における記録紙の後端の姿勢を規制する記録紙規制部材とを備えたレーザプリンタにおいて、給紙トレイは、トレイ面から略垂直に、かつ記録紙の搬送方向の長さ寸法が搬送方向に直交する方向の長さ寸法よりも長くなるように立設され、スライド移動する際の記録紙規制部材をガイドするガイド凸部有し、記録紙規制部材は、ガイド凸部が係合されるガイド溝と、このガイド溝の一部において該ガイド凸部を軸として該記録紙規制部材が回動し得るように、該ガイド溝の側面から円弧状に切り欠かれた一対の切り欠き部と、記録紙の搬送方向における後端部に、記録紙の後端と当接する記録紙後端当接部とを有し、記録紙後端当接部は、記録紙規制部材と一体的に形成されており、これにより、部品点数を削減しながらも、記録紙規制部材のスライド移動と回動によって、記録紙後端当接部の記録紙の搬送方向への移動範囲を大きく確保することにより、記録紙後端当接部を各種サイズの記録紙の後端に確実に当接させて、記録紙の後端の姿勢を規制可能としたものである。
請求項2の発明は、記録紙に画像を形成する画像形成手段と、この画像形成手段を被うキャビネット部材と、このキャビネット部材に開閉自在に設けられ、開放された状態で記録紙が装填される給紙トレイと、この給紙トレイに装填されている記録紙を送出し、画像形成手段に搬送する搬送手段と、給紙トレイに略平行に、かつ記録紙の搬送方向にスライド移動自在に設けられ、該給紙トレイに装填されている記録紙の後端と当接して、搬送時における記録紙の後端の姿勢を規制する記録紙規制部材とを備えたプリンタにおいて、
記録紙規制部材は、記録紙の搬送方向における後端部に、記録紙の後端と当接する記録紙後端当接部とを有し、記録紙後端当接部は、記録紙規制部材と一体的に形成されており、かつ記録紙規制部材のうち、記録紙が装填される記録紙装填面及び該記録紙装填面とは反対側の記録紙反対面の両面に突設され、記録紙規制部材の前端部には、記録紙の幅方向の両側面に、該記録紙規制部材を回動自在に支持するための一対の回動軸が突設されており、給紙トレイは、該記録紙規制部材を収容するための開口と、記録紙の幅方向における開口の両端側面に設けられ、記録紙規制部材の回動軸を回動自在に、かつスライド移動自在にガイドするための一対のガイド溝と、給紙トレイが開放されたときのガイド溝の下側の端縁から記録紙規制部材の側に突出され、該記録紙規制部材の記録紙反対面の端縁部と係合し、該記録紙規制部材を係止する突出端部を有し、これにより、部品点数を削減しながらも、記録紙規制部材のスライド移動と回動によって、記録紙後端当接部の記録紙の搬送方向への移動範囲を大きく確保することにより、記録紙後端当接部を各種サイズの記録紙の後端に確実に当接させて、記録紙の後端の姿勢を規制可能としたものである。
請求項1の発明によれば、記録紙後端当接部と記録紙規制部材とが一体的に形成されているので、レーザビームプリンタの部品点数を削減することができ、レーザビームプリンタの製造コストを低減することができる。また、記録紙の搬送方向の長さ寸法が搬送方向に直交する方向の長さ寸法よりも長くなるように、ガイド凸部が形成されているので、記録紙規制部材の姿勢を適正に維持しつつ、記録紙の搬送方向にスライド移動させることができる。これにより、記録紙のサイズに応じて、記録紙規制部材をスライド移動させる場合においても、記録紙の後端と記録紙後端当接部とを正確に当接させることができ、記録紙の後端の姿勢を適正に規制できるようになる。また、ガイド溝の側面に一対の切り欠き部が設けられているので、記録紙規制部材をスライド移動させて、ガイド凸部と切り欠き部を位置合わせすれば、記録紙規制部材の回動時におけるガイド凸部とガイド溝の側面との干渉が回避され、記録紙規制部材が円滑に回動可能となる。この記録紙規制部材のスライド移動と回動によって、各種サイズの記録紙に対応させて記録紙後端当接部の移動範囲を大きく確保することができ、記録紙後端当接部を記録紙の後端に確実に当接させて、記録紙の後端の姿勢を規制できるようになる。
請求項2の発明によれば、記録紙後端当接部と記録紙規制部材とが一体的に形成されているので、プリンタの部品点数を削減することができ、プリンタの製造コストを低減することができる。また、記録紙規制部材の前端部には回動軸が突設され、給紙トレイの開口の両端側面には回動軸に対応するガイド溝が設けられているので、記録紙規制部材がガイド軸に沿ってスライド移動自在で、かつ回動軸を中心として回動して反転可能とされる。そして、記録紙規制部材が反転されたとき、記録紙反対面に突設された記録紙後端当接部が記録紙の後端と当接可能となる。この記録紙規制部材のスライド移動と回動によって、各種サイズの記録紙に対応させて記録紙後端当接部の移動範囲を大きく確保することができ、記録紙後端当接部を記録紙の後端に確実に当接させて、記録紙の後端の姿勢を規制できるようになる。また、ガイド溝の下側の端縁には、記録紙規制部材を係止する突出端部が設けられているので、回動軸を中心として回動された記録紙規制部材を、給紙トレイに対して略同面の適正な姿勢で係止することができる。さらに、給紙トレイが閉じられたとき、いずれかの記録紙後端当接部が給紙トレイの外側に突出するので、この記録紙後端当接部をつまみ部として引き出すことにより、給紙トレイを容易に開放することができる。
(第1の実施形態)
本発明を実施するための第1の実施形態によるレーザビームプリンタについて図面を参照して説明する。図1は、レーザビームプリンタ1の一構成例を示している。レーザビームプリンタ1は、表面に感光体が塗布されている感光体ドラム(画像形成手段)2と、感光体ドラム2の周囲に回転方向Aの上流側から下流側に向って順次配置されているクリーナ3、帯電器(帯電手段)4、レーザ露光装置(露光手段)5、現像ブラシ(現像手段)6、及び転写ローラ(転写手段)7と、転写ローラ7に対して記録紙Pの搬送方向Bの下流側に配置されている定着ローラ(定着手段)8と、記録紙Pが装填される給紙トレイ9と、プリント済みの記録紙Pが堆積される排紙トレイ10と、記録紙Pを搬送するための記録紙搬送機構(搬送手段)11等によって構成されている。上記各部品は、レーザビームプリンタ1の底部等に配されている金属フレーム13に装着されている。また、金属フレーム13には、上記各部品を覆い、レーザビームプリンタ1の外装を形成するキャビネット14が装着され、その上部には、記録紙搬送機構11に詰まった記録紙Pを除去するため又は後述するトナーカートリッジ17を交換するためのドア部材15が開閉自在に設けられている。
クリーナ3は、感光体ドラム2の表面に付着している1行程(1回転)前のトナー及び紙粉を除去し、ドラム表面を清掃する。帯電器4は、クリーナ3によって清掃された感光体ドラム2の表面を均一に帯電させる。レーザ露光装置5は、光源としてのレーザダイオードを有し、帯電器4によって帯電された感光体ドラム2の表面にレーザビームLを走査させながら照射して潜像を形成する。レーザ露光装置5は、電源装置(図示せず)によって給電され、レーザダイオードの発光のための発光電圧が印加される。現像ブラシ6は、トナーが充填されたトナーカートリッジ17に装着されており、感光体ドラム2の表面のうち潜像が形成された部分にトナーを付着させてトナー像を形成する。転写ローラ7は、感光体ドラム2の表面に対向するように設けられ、記録紙Pを感光体ドラム2の表面に押圧しながら記録紙Pの表面を帯電させて、感光体ドラム2の表面に形成されたトナー像を記録紙Pの上に転写させる。転写ローラ7には、記録紙Pの表面を帯電させるための転写電圧が電源装置より印加される。定着ローラ8は、相対向する位置に配置されたローラ18と共に記録紙Pを挟み込んで、記録紙Pに熱と圧力を加えてトナーを定着させる。トナー定着のための熱は、定着ローラ8に内蔵されているヒータ(例えば、ハロゲンランプ等)から供給される。ヒータには、電源装置によって発生された定着電圧が印加される。
記録紙搬送機構11は、ピックアップローラ11a、搬送ローラ11b、11c、11dと、給紙トレイ9の近傍に配置され、載置された記録紙Pをピックアップローラ11aに押圧する紙積載板20と、紙積載板20をピックアップローラ11aの側に付勢する金属コイルばね21等を有している。
給紙トレイ9と紙積載板12とによって、記録紙Pを載置するための記録紙載置面23が連続的に形成される。ユーザが、給紙トレイ9の側から複数枚の記録紙Pを積層状態で挿入することにより、記録紙載置面23の上に記録紙Pが載置される。
ピックアップローラ11aは、記録紙載置面23に対向配置され、記録紙載置面23の上に載置された記録紙Pのうち最上のものを、搬送ローラ11bに送り出す。搬送ローラ11bは、ピックアップローラ11aによって送り出された記録紙Pを搬送ローラ11cに送り出す。搬送ローラ11c、11dは、搬送ローラ11bと転写ローラ7との間で互いに対向するように配置され、搬送ローラ11bによって送り出された記録紙Pを転写位置まで搬送する。
図2は、給紙トレイ9を開放した状態のレーザビームプリンタ1を示している。給紙トレイ9は、キャビネット14に開閉自在に設けられ、開放された状態で記録紙が装填される。開放された給紙トレイ9のトレイ上面側には記録紙の後端と当接して、搬送時における記録紙の後端の姿勢を規制する記録紙規制部材30が組み込まれている。記録紙規制部材30は、給紙トレイ9に対して略平行に、かつ記録紙の搬送方向Cにスライド移動自在に設けられている。また、記録紙規制部材30は、後述するように、給紙トレイ9に立設されたガイド凸部40を軸として矢印D方向に回動自在となるように設けられている。なお、給紙トレイ9に装填される記録紙の幅方向の側端近傍には、記録紙の側端に当接して記録紙の側端を規制する側端規制部材(図示せず)が設けられている。
図3及び図4は、給紙トレイ9及び記録規制部材30を拡大して示している。図3は図2と同一の状態、図4は、記録規制部材30が図3における状態から略180゜回動された状態を示している。給紙トレイ9は、トレイ面から略垂直に立設されたガイド凸部40を有している。ガイド凸部40は、スライド移動する際の記録紙規制部材30をガイドするために、記録紙の搬送方向Cの長さ寸法が搬送方向に直交する方向の長さ寸法よりも長くなるように形成されている。
記録紙規制部材30は、ガイド凸部40の長手方向、すなわち記録紙の搬送方向Cに沿うように形成されたガイド溝31を有している。ガイド凸部40とガイド溝31との係合によって、記録紙規制部材30はガイドされながら記録紙の搬送方向Cにスライド移動される。また、ガイド溝31の略中央部には、ガイド凸部40を軸として記録紙規制部材30が回動し得るように、ガイド溝31の側面から円弧状に切り欠かれた一対の切り欠き部32が設けられている。記録紙規制部材30を回動させる際に、ガイド凸部40と切り欠き部32の位置を合わせることにより、ガイド凸部40の側面とガイド溝31の側面が干渉することが防止され、回動動作を円滑に行えるようになる。また、記録紙規制部材30の記録紙の搬送方向Cにおける後端部には、記録紙の後端と当接する記録紙後端当接部33が立設されている。記録紙後端当接部33は、給紙トレイ9に装填された記録紙の後端と当接し、記録紙の後端の姿勢を規制する。記録紙後端当接部33は、記録紙規制部材30に対して一体的に形成されている。
大きなサイズの記録紙を給紙トレイ9に装填する場合において、ユーザは、図3に示した状態から、記録紙規制部材30を矢印C1方向にスライド移動させることができる。これにより、記録紙後端当接部33を給紙トレイ9の先端よりさらに矢印C1方向に延出させることができ、大きなサイズの記録紙の後端の姿勢を適正に規制できるようになる。
一方、葉書等の小さなサイズの記録紙を給紙トレイ9に装填する場合において、ユーザは、図3に示した状態から、記録紙規制部材30を矢印C2方向にスライド移動させながらガイド凸部40と切り欠き部32とを位置合わせしたうえで、図4に示すように、記録紙規制部材30を矢印D1方向に回動させることにより、記録紙規制部材30を反転させることができ、さらに記録紙規制部材30を矢印C2方向にスライド移動させることができる。これにより、記録紙後端当接部33を給紙トレイ9の基端すなわちキャビネット14の近傍まで近づけることができ、小さなサイズの記録紙の後端の姿勢を適正に規制することができるようになる。
以上のように、第1の実施形態のレーザビームプリンタ1によれば、記録紙後端当接部33と記録紙規制部材30とが一体的に形成されているので、レーザビームプリンタ1の部品点数を削減することができ、レーザビームプリンタ1の製造コストを低減することができる。また、ガイド凸部40の搬送方向Cの長さ寸法が搬送方向Cに直交する方向の長さ寸法よりも長くなるように形成されているので、記録紙規制部材30の姿勢を適正に維持しつつ、搬送方向Cにスライド移動させることができる。これにより、記録紙のサイズに応じて、記録紙規制部材30をスライド移動させる場合においても、記録紙の後端と記録紙後端当接部33とを正確に当接させることができ、記録紙の後端の姿勢を適正に規制できるようになる。また、ガイド溝31の側面に一対の切り欠き部32が設けられているので、記録紙規制部材30をスライド移動させて、ガイド凸部40と切り欠き部32とを位置合わせすることにより、ガイド凸部40とガイド溝31の側面との干渉が回避され、記録紙規制部材30が回動可能となる。この記録紙規制部材30のスライド移動と回動によって、各種サイズの記録紙に対応させて記録紙後端当接部33の移動範囲を大きく確保することができ、記録紙後端当接部33を記録紙の後端に確実に当接させて、記録紙の後端の姿勢を規制できるようになる。
(第2の実施形態)
本発明を実施するための第2の実施形態によるレーザビームプリンタについて図面を参照して説明する。本プリンタは第1の実施形態のレーザビームプリンタに対して、給紙トレイ及び記録規制部材の構成が相違する。図5は、同プリンタの給紙トレイ45及び記録規制部材50を拡大して示している。給紙トレイ45は、記録紙規制部材50を収容するための開口46を有している。記録紙規制部材50は、給紙トレイ45に対して略同面となるように、開口46に装着される。記録紙規制部材50の記録紙の搬送方向C2における後端部には、記録紙の後端と当接する記録紙後端当接部51,52が立設されている。記録紙後端当接部51及び52は、記録紙規制部材50のうち、記録紙が装填される記録紙装填面53及び記録紙装填面53とは反対側の記録紙反対面54の両面に突設されている。記録紙後端当接部51,52は、記録紙規制部材50に対して一体的に形成されている。一方、記録紙規制部材50の前端部には、記録紙の幅方向の両側面に、記録紙規制部材50を矢印E方向に回動自在に支持するための一対の回動軸55が突設されている。
開口46の記録紙の幅方向における両端側面には、記録紙規制部材50の回動軸55を矢印E方向に回動自在に、かつ矢印C方向にスライド移動自在にガイドするガイド溝47が設けられている。また、図5において、ガイド溝47の下側の端縁には、記録紙規制部材50の側に突出されて記録紙規制部材50の記録紙反対面54の端縁部と係合する突出端部48が設けられている。突出端部48によって記録紙規制部材50が給紙トレイ45に対して略同面の姿勢で係止される。
大きなサイズの記録紙を給紙トレイ45に装填する場合において、ユーザは、図5に示した状態から、記録紙規制部材50を矢印C1方向にスライド移動させることができる。これにより、記録紙後端当接部51を給紙トレイ9の先端よりさらに矢印C1方向に延出させることができ、大きなサイズの記録紙の後端の姿勢を適正に規制することができる。
一方、葉書等の小さなサイズの記録紙を給紙トレイ45に装填する場合において、ユーザは、図5に示した状態から、記録紙規制部材50を一端矢印C1方向にスライド移動させた後、矢印E1方向に回動させて記録紙規制部材50を反転させることができ、さらに記録紙規制部材50を矢印C2方向にスライド移動させることができる。これにより、記録紙後端当接部52を給紙トレイ45の基端すなわちキャビネット14の近傍まで近づけることができ、小さなサイズの記録紙の後端の姿勢を適正に規制することができる。
以上のように、第2の実施形態のレーザビームプリンタによれば、記録紙後端当接部51,52が記録紙規制部材50に対して一体的に形成されているので、プリンタの部品点数を削減することができ、プリンタの製造コストを低減することができる。また、記録紙規制部材50の前端部には回動軸55が突設され、給紙トレイ45の開口46の両端側面には回動軸55に対応するガイド溝47が設けられているので、記録紙規制部材50がガイド溝47に沿ってスライド移動自在で、かつ回動軸55を中心として回動して反転可能とされる。そして、記録紙規制部材50が反転されたとき、記録紙反対面54に突設された記録紙後端当接部52が記録紙の後端と当接可能となる。これにより、各種サイズの記録紙に対応させて記録紙後端当接部51,52の移動範囲を大きく確保することができ、記録紙後端当接部51又は52を記録紙の後端に確実に当接させて、記録紙の後端の姿勢を規制できるようになる。また、ガイド溝47の下側の端縁には、記録紙規制部材50を係止する突出端部48が設けられているので、回動軸55を中心として回動された記録紙規制部材50を、給紙トレイ45に対して略同面の適正な姿勢で係止することができる。さらに、給紙トレイ45が閉じられたとき、いずれかの記録紙後端当接部51又は52が給紙トレイ45の外側に突出するので、この記録紙後端当接部51又は52をつまみ部として引き出すことにより、給紙トレイ45を容易に開放することができる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限られることなく種々の変形が可能であり、例えば、記録紙搬送機構11は、レーザビームプリンタ1に限られることなく、インクジェットプリンタ等の他のプリンタにも適用可能である。また、給紙トレイ9,45及び記録規制部材30,50の形状は図3乃至図5に示したものに限られない。例えば、図3及び図4において、ガイド凸部40の先端に、記録規制部材30の脱落防止のための鍔部を形成してもよい。
本発明の一実施形態によるレーザビームプリンタの構成を示す図。 給紙トレイを開放した状態のレーザビームプリンタを示す斜視図。 給紙トレイ及び記録紙規制部材を拡大して示した斜視図。 記録紙規制部材を回動させた状態の給紙トレイ及び記録紙規制部材を拡大して示した斜視図。 本発明の別な実施形態によるレーザビームプリンタの給紙トレイ及び記録紙規制部材を拡大して示した斜視図。 給紙トレイを開放した状態の従来のレーザビームプリンタを示す斜視図。
符号の説明
1 レーザビームプリンタ
2 感光体ドラム
4 帯電器(帯電手段)
5 レーザ露光装置(露光手段)
6 現像ブラシ(現像手段)
7 転写ローラ(転写手段)
8 定着ローラ(定着手段)
9 給紙トレイ
11 記録紙搬送機構(搬送手段)
11a ピックアップローラ
14 キャビネット
30 記録紙規制部材
31 ガイド溝
32 切り欠き部
33 記録紙後端当接部
40 ガイド凸部
45 給紙トレイ
46 開口
47 ガイド溝
48 突出端部
50 記録規制部材
51,52 記録紙後端当接部
55 回動軸

Claims (2)

  1. 表面に感光体が塗布された感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムの表面を均一に帯電させる帯電手段と、
    前記感光体の表面にレーザ光を走査させながら照射して潜像を形成する露光手段と、
    前記感光体の表面のうち潜像が形成された部分にトナーを付着させてトナー像を形成する現像手段と、
    前記感光体ドラムの回転方向の前記現像手段よりも下流側の所定の転写位置において、前記感光体ドラムの表面に対向するように設けられ、記録紙の表面を帯電させて、前記感光体ドラムの表面に形成されたトナー像を記録紙の上に転写させる転写手段と、
    トナー像が転写された記録紙に所定の熱及び圧力を与えてトナー像を記録紙上に定着させる定着手段と、
    上記各手段を被うキャビネット部材と、
    このキャビネット部材に開閉自在に設けられ、開放された状態で記録紙が装填される給紙トレイと、
    この給紙トレイに装填されている記録紙を送出し、前記転写位置に搬送する搬送手段と、
    前記給紙トレイに略平行に、かつ記録紙の搬送方向にスライド移動自在に設けられ、該給紙トレイに装填されている記録紙の後端と当接して、搬送時における記録紙の後端の姿勢を規制する記録紙規制部材とを備えたレーザプリンタにおいて、
    前記給紙トレイは、トレイ面から略垂直に、かつ記録紙の搬送方向の長さ寸法が搬送方向に直交する方向の長さ寸法よりも長くなるように立設され、スライド移動する際の前記記録紙規制部材をガイドするガイド凸部有し、
    前記記録紙規制部材は、前記ガイド凸部が係合されるガイド溝と、このガイド溝の一部において該ガイド凸部を軸として該記録紙規制部材が回動し得るように、該ガイド溝の側面から円弧状に切り欠かれた一対の切り欠き部と、記録紙の搬送方向における後端部に、記録紙の後端と当接する記録紙後端当接部とを有し、
    前記記録紙後端当接部は、前記記録紙規制部材と一体的に形成されており、
    これにより、部品点数を削減しながらも、前記記録紙規制部材のスライド移動と回動によって、前記記録紙後端当接部の記録紙の搬送方向への移動範囲を大きく確保することにより、前記記録紙後端当接部を各種サイズの記録紙の後端に確実に当接させて、記録紙の後端の姿勢を規制可能としたことを特徴とするレーザビームプリンタ。
  2. 記録紙に画像を形成する画像形成手段と、
    この画像形成手段を被うキャビネット部材と、
    このキャビネット部材に開閉自在に設けられ、開放された状態で記録紙が装填される給紙トレイと、
    この給紙トレイに装填されている記録紙を送出し、前記画像形成手段に搬送する搬送手段と、
    前記給紙トレイに略平行に、かつ記録紙の搬送方向にスライド移動自在に設けられ、該給紙トレイに装填されている記録紙の後端と当接して、搬送時における記録紙の後端の姿勢を規制する記録紙規制部材とを備えたプリンタにおいて、
    前記記録紙規制部材は、記録紙の搬送方向における後端部に、記録紙の後端と当接する記録紙後端当接部とを有し、
    前記記録紙後端当接部は、前記記録紙規制部材と一体的に形成されており、かつ前記記録紙規制部材のうち、記録紙が装填される記録紙装填面及び該記録紙装填面とは反対側の記録紙反対面の両面に突設され、
    前記記録紙規制部材の前端部には、記録紙の幅方向の両側面に、該記録紙規制部材を回動自在に支持するための一対の回動軸が突設されており、
    前記給紙トレイは、該記録紙規制部材を収容するための開口と、記録紙の幅方向における前記開口の両端側面に設けられ、前記記録紙規制部材の回動軸を回動自在に、かつスライド移動自在にガイドするための一対のガイド溝と、前記給紙トレイが開放されたときの前記ガイド溝の下側の端縁から前記記録紙規制部材の側に突出され、該記録紙規制部材の記録紙反対面の端縁部と係合し、該記録紙規制部材を係止する突出端部を有し、
    これにより、部品点数を削減しながらも、前記記録紙規制部材のスライド移動と回動によって、前記記録紙後端当接部の記録紙の搬送方向への移動範囲を大きく確保することにより、前記記録紙後端当接部を各種サイズの記録紙の後端に確実に当接させて、記録紙の後端の姿勢を規制可能としたことを特徴とするプリンタ。
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