JP4254689B2 - レーザビームプリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、感光体ドラムを転写ローラの方向に付勢するドラム付勢機構を有するレーザビームプリンタに関するものである。
従来から、レーザビームプリンタは、紙詰まりが発生したとき、プリンタ内部に詰まった記録紙を取り除くために、ユーザがプリンタのキャビネットに開閉自在に設けられたドア部材を開けて、感光体ドラム等の主要な部品をプリンタ本体から引き出し可能となるように構成されている。そして、ユーザが詰まった記録紙を取り除いて感光体ドラムを再度装着したときに、感光体ドラムを転写ローラ等に対して適正に位置決めし、かつ保持できるように、レーザビームプリンタには、感光体ドラムを付勢するドラム付勢機構が設けられている。
従来のレーザビームプリンタにおけるドラム付勢機構の一例としては、感光体ドラムを収容するカートリッジとユーザによって閉じられたドア部材によってカートリッジを押圧して保持するように構成されたものがある。ところが、プリント時における感光体ドラムの位置決めを正確に行なうには、相応に大きな付勢力で感光体ドラムを押圧する必要があるため、上述した構造では、ドア部材が閉じられたときに該ドア部材に大きな応力が掛かり破損に至る虞がある。
また、特許文献1には、ドア部材が閉じられたときに、ドア部材に連結されたリンク部材によってドア部材の動きを伝達し、カートリッジを押圧するように構成されたプリンタが示されている。このような構成においても、上記と同様に、ドア部材が閉じられたときに該ドア部材及びリンク部材に大きな応力が掛かり破損に至る虞がある。
特開平9−26740号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ドア部材に大きな応力を掛けることなく、感光体ドラムを大きな付勢力で転写ローラの側に押圧し、適正な位置で保持可能にしたレーザビームプリンタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、表面に感光体が塗布された感光体ドラムと、感光体ドラムの表面を均一に帯電させる帯電手段と、感光体の表面にレーザ光を走査させながら照射して潜像を形成する露光手段と、感光体の表面のうち潜像が形成された部分にトナーを付着させてトナー像を形成する現像手段と、感光体ドラム及び現像手段を収容するカートリッジと、感光体ドラムの回転方向の現像手段よりも下流側の所定の転写位置において、感光体ドラムの表面に対向するように設けられ、記録紙の表面を帯電させて、感光体ドラムの表面に形成されたトナー像を記録紙の上に転写させる転写手段と、トナー像が転写された記録紙に所定の熱及び圧力を与えてトナー像を記録紙上に定着させる定着手段と、記録紙が装填される給紙トレイと、給紙トレイに装填されている記録紙のうち、最外のものを送出し、転写位置に搬送する搬送手段と、カートリッジ及び転写手段を支持するフレーム部材と、感光体ドラムを転写ローラの方向に付勢するドラム付勢機構とを備えたレーザビームプリンタにおいて、カートリッジは、感光体ドラムの回転軸を軸支するためのフレーム部材側に突設された軸受部を有し、ドラム付勢機構は、フレーム部材に回動自在に支持され、カートリッジの軸受部と当接される略円弧状の先端部を有するアーム部材と、該先端部が該軸受部に当接するように該アーム部材を付勢するねじりコイルばねを有し、フレーム部材は、感光体ドラムの回転軸に垂直な一対の壁及び感光体ドラムの回転軸に平行で、かつ壁からそれぞれ連続して形成されたフランジを有し、壁には、それぞれカートリッジが装填される方向に沿って、軸受部をガイドするガイド溝と、ねじりコイルばねの巻回部が嵌装されると共に、アーム部材を回転可能に軸支する回動軸と、アーム部材の回転可能範囲を規制するストッパと、ねじりコイルばねの一方の腕を逃がすための開口がさらに設けられ、フランジには、ねじりコイルばねの一方の腕が係合されるばね掛けがさらに設けられており、ねじりコイルばねの一方の腕を前開口から壁の回動軸の突出方向とは反対側に逃がした状態で巻回部を回動軸に嵌装し、さらにアーム部材を回動軸に回転可能に軸支し、ねじりコイルばねの他方の腕をアーム部材に係合させた後、一方の腕を開口から回動軸側に戻し、ばね掛けと係合させることにより、ねじりコイルばねの付勢力によりアーム部材を、略円弧状の先端部がカートリッジの軸受部に当接する方向に付勢し、搬送手段に詰まった記録紙を除去するため又はカートリッジを交換するために、ガイド溝に沿ってカートリッジを着脱する際、カートリッジの軸受部がアーム部材の略円弧状の先端部に当接し、ねじりコイルばねの付勢力に逆らってアーム部材を付勢方向とは逆向きに回転させることにより、アーム部材の動きを固定することなく、フレーム部材のガイド溝に沿ってカートリッジに着脱を可能にすると共に、感光体ドラムの軸受部がガイド溝の終端位置で適正に位置決めされ、保持されるものである。
請求項1の発明によれば、アーム部材及びねじりコイルばねを有するドラム付勢機構によって感光体ドラムを転写ローラの側に押圧するので、プリンタ本体に設けられているドア部材に応力を掛けることなく、感光体ドラムを適正な位置に保持することができ、ドア部材の破損を回避することができる。また、ドア部材に応力が掛からないので、ドア部材を薄肉化して、コストダウンを図ることが可能となる。また、カートリッジを着脱する際には、アーム部材の略円弧状に形成された先端部がカートリッジの軸受部に追従しながら当接し、アーム部材をねじりコイルばねの付勢方向とは逆向きに回転させる。これにより、ユーザは、カートリッジをフレーム部材のガイド溝に沿って引き出したり挿入したりするだけで、カートリッジを着脱することができ、プリンタのメンテナンスが容易となる。また、ねじりコイルばねの一方の腕を開口から逃がしたフリー状態でアーム部材を回動軸に装着し、他方の腕をアーム部材に係合させた後、上記一方の腕をばね掛けに係合させるので、アーム部材を回動軸に装着する際、ねじりコイルばねを巻き締める必要がなくなる。これにより、ドラム付勢機構の組み立てが容易かつ円滑に行なえるようになり、レーザビームプリンタの生産性を高めることができる。
本発明を実施するための最良の実施形態によるレーザビームプリンタについて図面を参照して説明する。図1は、レーザビームプリンタ1の一構成例を示している。レーザビームプリンタ1は、表面に感光体が塗布されている感光体ドラム2と、感光体ドラム2の周囲に回転方向Aの上流側から下流側に向って順次配置されているクリーナ3、帯電器(帯電手段)4、レーザ露光装置(露光手段)5、現像ブラシ(現像手段)6、及び転写ローラ(転写手段)7と、転写ローラ7に対して記録紙Pの搬送方向Bの下流側に配置されている定着ローラ(定着手段)8と、記録紙Pが装填される給紙トレイ9と、プリント済みの記録紙Pが堆積される排紙トレイ10と、記録紙Pを搬送するための記録紙搬送機構(搬送手段)11等によって構成されている。上記各部品は、フレーム部材13に装着されている。また、フレーム部材13には、上記各部品を覆い、レーザビームプリンタ1の外装を形成するキャビネット14が装着され、その上部には、記録紙搬送機構11に詰まった記録紙Pを除去するため又は後述するカートリッジ17を交換するためのドア部材15が開閉自在に設けられている。
クリーナ3は、感光体ドラム2の表面に付着している1行程(1回転)前のトナー及び紙粉を除去し、ドラム表面を清掃する。帯電器4は、クリーナ3によって清掃された感光体ドラム2の表面を均一に帯電させる。レーザ露光装置5は、光源としてのレーザダイオードを有し、帯電器4によって帯電された感光体ドラム2の表面にレーザビームLを走査させながら照射して潜像を形成する。レーザ露光装置5は、電源装置(図示せず)によって給電され、レーザダイオードの発光のための発光電圧が印加される。現像ブラシ6は、感光体ドラム2の表面のうち潜像が形成された部分にトナーを付着させてトナー像を形成する。転写ローラ7は、感光体ドラム2の表面に対向するように設けられ、記録紙Pを感光体ドラム2の表面に押圧しながら記録紙Pの表面を帯電させて、感光体ドラム2の表面に形成されたトナー像を記録紙Pの上に転写させる。転写ローラ7には、記録紙Pの表面を帯電させるための転写電圧が電源装置より印加される。定着ローラ8は、相対向する位置に配置されたローラ18と共に記録紙Pを挟み込んで、記録紙Pに熱と圧力を加えてトナーを定着させる。トナー定着のための熱は、定着ローラ8に内蔵されているヒータ(例えば、ハロゲンランプ等)から供給される。ヒータには、電源装置によって発生された定着電圧が印加される。
記録紙搬送機構11は、ピックアップローラ11a、搬送ローラ11b、11c、11dと、給紙トレイ9の近傍に配置され、載置された記録紙Pをピックアップローラ11aに押圧する紙積載板20と、紙積載板20をピックアップローラ11aの側に付勢するコイルばね21等を有している。
給紙トレイ9と紙積載板20とによって、記録紙Pを載置するための記録紙載置面23が連続的に形成される。ユーザが、給紙トレイ9の側から複数枚の記録紙Pを積層状態で挿入することにより、記録紙載置面23の上に記録紙Pが載置される。
ピックアップローラ11aは、記録紙載置面23に対向配置され、記録紙載置面23の上に載置された記録紙Pのうち最外のものを、搬送ローラ11bに送り出す。搬送ローラ11bは、ピックアップローラ11aによって送り出された記録紙Pを搬送ローラ11cに送り出す。搬送ローラ11c、11dは、搬送ローラ11bと転写ローラ7との間で互いに対向するように配置され、搬送ローラ11bによって送り出された記録紙Pを転写位置まで搬送する。
上記感光体ドラム2及び現像ブラシ6は、トナーが充填されたトナータンク12を収容するカートリッジ17に装着されている。従って、ユーザが消耗品である感光体ドラム2又はトナータンク12を交換する際には、ドア部材15を開いて、カートリッジ17をレーザビームプリンタ1の本体から抜き出した後、それぞれの部品を交換する。感光体ドラム2及びトナータンク12の両者が消耗した場合には、カートリッジ17ごと新品に交換してもよい。また、記録紙Pが感光体ドラム2の周辺の記録紙搬送機構11で詰まった場合には、上記と同様に、ドア部材15を開いてカートリッジ17をレーザビームプリンタ1の本体から抜き出すことにより、記録紙Pを容易に取り除くことができる。
図2及び図3は、フレーム部材13に支持されたカートリッジ17と、その端部近傍に配設され、感光体ドラム2を転写ローラ7の方向(矢印C方向)に付勢するドラム付勢機構30の構成を示している。感光体ドラム2は、ドラム付勢機構30によって軸受部18を介して転写ローラ7の方向に付勢されている。ドラム付勢機構30は、感光体ドラム2を転写ローラ7の方向に押圧するアーム部材31と、アーム部材31を付勢するねじりコイルばね32を有している。アーム部材31は、フレーム部材13に設けられている回動軸33(図4参照)に回動自在に支持され、ねじりコイルばね32は、その巻回部34が回動軸33に装着されている。
フレーム部材13は、カートリッジ17の端面に対向配置され、カートリッジ17を両端から支持する一対の壁(図3においては、一方のみ図示)35と、壁35から連続してかつ略直交するように形成されたフランジ36等を有している。壁35は感光体ドラム2の回動軸33に略垂直に、フランジ36は回動軸33に略平行に形成されている。壁35には、カートリッジ17が装填される方向に沿って、カートリッジ17に形成されている軸受部18をガイドするガイド溝37と、ねじりコイルばね32の巻回部34が嵌装されると共にアーム部材31を回動可能に軸支するための回動軸33(図4参照)と、アーム部材31の回転可能範囲を規制するストッパ38と、ねじりコイルばね32の一方の腕39を逃がすための開口40が設けられている。また、フランジ36には、ねじりコイルばね32の一方の腕39が係合されるばね掛け41が設けられている。
カートリッジ17は、感光体ドラム2の回転軸16をその両端で軸支するための軸受部18を有している。軸受部18はカートリッジ17の端面からフレーム部材13の壁35の側に突設され、フレーム部材13のガイド溝37によってガイドされている。
アーム部材31及びねじりコイルばね32は、カートリッジ17の両端側又はいずれか一端側のフレーム部材13の壁35に装着されている。アーム部材31は、フレーム部材13の回動軸33が挿入される孔45(図4参照)と、カートリッジ17の軸受部18と当接される略円弧状の先端部46と、ねじりコイルばね32の他方の腕42が当接されるばね当接部47を有している。ばね当接部47は、孔45と先端部46との間に設けられている。ねじりコイルばね32は、回動軸33に装着された巻回部34から延出された一方の腕39がフランジ36のばね掛け41に係合され、他方の腕42がアーム部材31のばね当接部47に当接されており、アーム部材31の先端部46が軸受部18に当接する方向、すなわち矢印C方向にアーム部材31を付勢する。
次に、レーザビームプリンタ1の製造工程のうち、ドラム付勢機構30の組み立て工程について、図4及び図5を参照して説明する。まず、図4(a)に示した状態から、ねじりコイルばね32の一方の腕39を開口40から壁35の回動軸33の突出方向とは反対側に挿入して逃がしながら、巻回部34を回動軸33に嵌装する。これにより、図4(b)に示すように、ねじりコイルばね32が回動軸33に装着される。そして、ねじりコイルばね32の一方の腕39をフリーにした状態(ばね掛け41とは係合していない状態)のまま、他方の腕42をアーム部材31のばね当接部47に係合させ、さらにアーム部材31の孔45を回動軸33に位置合わせした後、アーム部材31を壁35に向って押し込む。このとき、ねじりコイルばね32の一方の腕39がフリー状態であるので、ねじりコイルばね32による付勢力は発生せず、作業者は、ねじりコイルばね32による付勢力に煩わされることなくアーム部材31を回動軸33に組み込むことができる。なお、開口40の形状によっては、ねじりコイルばね32の一方の腕39が開口40の端縁に軽く係合するが、これにより発生する付勢力は非常に小さいため、アーム部材31の組み込み作業に影響を及ぼす程ではない。この後、ねじ50を回動軸33の先端に設けられたねじ孔51に螺合すれば、図4(c)に示すように、アーム部材31の装着が完了する。
このアーム部材31及びねじりコイルばね32が回動軸33に装着された状態を、カートリッジ17が装着される側から示したものが図5(d)である。アーム部材31を装着した後は、ねじりコイルばね32の一方の腕39を開口40から回動軸33のある側に戻しながら矢印Dに沿って移動させて、図5(e)に示すようにばね掛け41と係合させることにより、ねじりコイルばね32の付勢力が発生し、アーム部材31が矢印C方向に付勢されることになる。
ところで、本実施の形態に適用されるドラム付勢機構30においては、プリント時の感光体ドラム2の位置決めを正確に行なう際に、相応に大きな付勢力で感光体ドラム2を転写ローラ7の側に付勢(押圧)する必要があるため、比較的大きなばね定数のねじりコイルばね32が用いられている。そのため、図5(d)から図5(e)に至る、ねじりコイルばね32の一方の腕39をばね掛け41と係合させる工程では、付勢力に抗する大きな力でねじりコイルばね32を巻き締める必要がある。ところが、本実施の形態においては、図4(c)に示したように、既にアーム部材31の回動軸33への装着が完了しているため、作業者は、アーム部材31の位置合わせや腕42とばね当接部の係合状態等に気を配ることなく、腕39をばね掛け41に係合させる作業に専念することができ、ドラム付勢機構30の組み立て作業が容易となる。
また、図2及び図3において、記録紙搬送機構11に詰まった記録紙Pを除去するため又はカートリッジ17を交換する際に、ユーザによってガイド溝37に沿ってカートリッジ17が引き出されたときは、アーム部材31が軸受部18の移動に追従して矢印C方向とは逆向きに回動される。これにより、カートリッジ17の軸受部18とアーム部材31の先端部46との当接が解除されて、カートリッジ17が取り外し可能になる。このとき、カートリッジ17の軸受部18との当接が解除されたアーム部材31は、ねじりコイルばね32の付勢力によって矢印C方向に回動することとなるが、壁35から突設されたストッパ38に当接するので、アーム部材31の回転可能範囲が規制され、先端部46がガイド溝37と側面視で重なり合う位置で保持される。
一方、カートリッジ17をガイド溝37に沿って再度挿入する際には、上述した位置で保持されている先端部46とカートリッジ17の軸受部18とが当接し、アーム部材31が軸受部18の移動に追従して矢印C方向とは逆向きに回動される。そして、軸受部18が、アーム部材31の先端部46よりもガイド溝37の溝底側に位置されたとき、軸受部18は、略円弧状の先端部46によってガイド溝37の溝底の方向に押圧され、カートリッジ17の軸受部18がガイド溝37の溝底と当接する適正な位置で位置決めされ、保持されることになる。このようにして、ユーザはカートリッジ17をフレーム部材13のガイド溝37に沿って引き出したり挿入したりするだけで、カートリッジ17の着脱が可能となる。
以上のように、本実施形態のレーザビームプリンタ1によれば、アーム部材31及びねじりコイルばね32を有するドラム付勢機構30によって感光体ドラム2を転写ローラ7の側に押圧するので、レーザビームプリンタ1の本体に設けられているドア部材15に応力を掛けることなく、感光体ドラム2を適正な位置に保持することができ、ドア部材15の破損を回避することができる。また、ドア部材15に応力が掛からないので、ドア部材15を薄肉化して、コストダウンを図ることが可能となる。また、カートリッジ17を着脱する際には、アーム部材31の略円弧状に形成された先端部46がカートリッジ17の軸受部18に追従しながら当接し、アーム部材31を矢印C方向とは逆向きに回転させる。これにより、ユーザは、カートリッジ17をフレーム部材13のガイド溝37に沿って引き出したり挿入したりするだけで、カートリッジ17を着脱することができ、レーザビームプリンタ1のメンテナンスが容易となる。また、ねじりコイルばね32の一方の腕39を開口40から逃がしたフリー状態でアーム部材31を回動軸33に装着し、他方の腕42をアーム部材31のばね当接部47に係合させた後、上記一方の腕39をばね掛け41に係合させるので、アーム部材31を回動軸33に装着する際、ねじりコイルばね32を巻き締める必要がなくなる。これにより、ドラム付勢機構30の組み立てが容易かつ円滑に行なえるようになり、レーザビームプリンタ1の生産性を高めることができる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限られることなく種々の変形が可能であり、例えば、カートリッジは、感光体ドラム2、現像ブラシ6、及びトナータンク12を収容する構成に限られることなく、感光体ドラム2のみを収容するものであってもよい。この場合、現像ブラシ6をフレーム部材13によって支持し、トナータンク12を別途設けたトナーカートリッジに収容する構成とすればよい。また、フレーム部材13のうち、壁35及びフランジ36は、レーザビームプリンタ1の骨格を形成するメインフレームに対して、カートリッジ17等を支持するために追加して装着される別体のサブフレームとして構成されてもよい。また、アーム部材31を付勢する部材は、ねじりコイルばね32に限られることなく、他のばね部材又はゴム部材等の弾性部材を適用するようにしても構わない。
本発明の一実施形態によるレーザビームプリンタの構成を示す図。 フレームに装着されたカートリッジ及びドラム付勢機構の構成を示す側面図。 同カートリッジ及びドラム付勢機構の斜視図 ドラム付勢機構の組み立ての前半工程をアーム部材側から示す斜視図。 同ドラム付勢機構の組み立て工程後半工程をカートリッジが装着される側から示す斜視図。
符号の説明
1 レーザビームプリンタ
2 感光体ドラム
4 帯電器(帯電手段)
5 レーザ露光装置(露光手段)
6 現像ブラシ(現像手段)
7 転写ローラ(転写手段)
8 定着ローラ(定着手段)
9 給紙トレイ
11 記録紙搬送機構(搬送手段)
13 フレーム部材
16 回転軸
17 カートリッジ
18 軸受部
30 ドラム付勢機構
31 アーム部材
32 ねじりコイルばね
33 回動軸
34 巻回部
35 壁
36 フランジ
37 ガイド溝
38 ストッパ
40 開口
41 ばね掛け
46 先端部

Claims (1)

  1. 表面に感光体が塗布された感光体ドラムと、
    前記感光体ドラムの表面を均一に帯電させる帯電手段と、
    前記感光体の表面にレーザ光を走査させながら照射して潜像を形成する露光手段と、
    前記感光体の表面のうち潜像が形成された部分にトナーを付着させてトナー像を形成する現像手段と、
    前記感光体ドラム及び現像手段を収容するカートリッジと、
    前記感光体ドラムの回転方向の前記現像手段よりも下流側の所定の転写位置において、前記感光体ドラムの表面に対向するように設けられ、記録紙の表面を帯電させて、前記感光体ドラムの表面に形成されたトナー像を記録紙の上に転写させる転写手段と、
    トナー像が転写された記録紙に所定の熱及び圧力を与えてトナー像を記録紙上に定着させる定着手段と、
    記録紙が装填される給紙トレイと、
    前記給紙トレイに装填されている記録紙のうち、最外のものを送出し、前記転写位置に搬送する搬送手段と、
    前記カートリッジ及び転写手段を支持するフレーム部材と、
    前記感光体ドラムを前記転写ローラの方向に付勢するドラム付勢機構とを備えたレーザビームプリンタにおいて、
    前記カートリッジは、前記感光体ドラムの回転軸を軸支するための前記フレーム部材側に突設された軸受部を有し、
    前記ドラム付勢機構は、前記フレーム部材に回動自在に支持され、前記カートリッジの軸受部と当接される略円弧状の先端部を有するアーム部材と、該先端部が該軸受部に当接するように該アーム部材を付勢するねじりコイルばねを有し、
    前記フレーム部材は、前記感光体ドラムの回転軸に垂直な一対の壁及び前記感光体ドラムの回転軸に平行で、かつ前記壁からそれぞれ連続して形成されたフランジを有し、
    前記壁には、それぞれ前記カートリッジが装填される方向に沿って、前記軸受部をガイドするガイド溝と、前記ねじりコイルばねの巻回部が嵌装されると共に、前記アーム部材を回転可能に軸支する回動軸と、前記アーム部材の回転可能範囲を規制するストッパと、前記ねじりコイルばねの一方の腕を逃がすための開口がさらに設けられ、
    前記フランジには、前記ねじりコイルばねの一方の腕が係合されるばね掛けがさらに設けられており、
    前記ねじりコイルばねの一方の腕を前開口から前記壁の回動軸の突出方向とは反対側に逃がした状態で前記巻回部を前記回動軸に嵌装し、さらに前記アーム部材を前記回動軸に回転可能に軸支し、前記ねじりコイルばねの他方の腕を前記アーム部材に係合させた後、前記一方の腕を前記開口から前記回動軸側に戻し、前記ばね掛けと係合させることにより、前記ねじりコイルばねの付勢力により前記アーム部材を、前記略円弧状の先端部が前記カートリッジの軸受部に当接する方向に付勢し、
    前記搬送手段に詰まった記録紙を除去するため又は前記カートリッジを交換するために、前記ガイド溝に沿って前記カートリッジを着脱する際、前記カートリッジの軸受部が前記アーム部材の略円弧状の先端部に当接し、前記ねじりコイルばねの付勢力に逆らって前記アーム部材を付勢方向とは逆向きに回転させることにより、前記アーム部材の動きを固定することなく、前記フレーム部材のガイド溝に沿って前記カートリッジに着脱を可能にすると共に、前記感光体ドラムの軸受部がガイド溝の終端位置で適正に位置決めされ、保持されることを特徴とするレーザビームプリンタ。
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