JP6516641B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、ローラ対間にシート体を通して搬送する画像形成装置に関する。
画像形成装置は、給紙部、印字部、定着部を経て記録用紙を排出する用紙搬送部を備えている。用紙搬送部は、対向するガイド板で搬送路を形成すると共に、搬送方向に沿って順次記録用紙を搬送するためのローラ対を備えている。記録用紙は、ローラ対間に挟持されながら搬送されることで搬送路に沿って搬送される。ローラ対のうち、レジストローラ対は、記録用紙の先端を検知して一旦搬送を停止し、先端の向きを整えた状態で、印字部の印刷動作とタイミングを合わせて下流側への搬送を開始する。印字処理は搬送中の記録用紙上に行われるため、レジストローラ対から搬送された記録用紙が適正な搬送方向に対して傾いているような場合、記録用紙の向きと印刷画像とがずれてしまうことになる。そこで、従来、レジストローラ対の回転軸を所期の搬送方向に対して直交するようにアライメント調整する構成が採用されている。
特許文献1には、用紙の搬送傾きを矯正する印刷キュー矯正機構が開示されている。この印刷キュー矯正機構は、軸方向一側部のベースフレームの立直側壁に、レジストローラ対を軸支する移動ホルダ板を昇降可能に支持し、立直側壁に設けられたカムを手動で回すことで、カム受け面で係合する移動ホルダ板を昇降、すなわちレジストローラ対の一方軸支部を昇降させてローラ軸の傾きを矯正するもので、かかる矯正を施すことで、記録用紙の向きを印刷画像に合わせることができる。
特開2009−57143号公報
特許文献1に記載の印刷キュー矯正機構は、画像形成装置の前面と背面とを結ぶ方向にレジストローラ対の軸が配置されている。そして、印刷キューの矯正作業用のカム及びカム固定ネジは、その操作面が、装置の前面側に向けて配置された構成である一方、装置の前面側はフレーム構成を有していることから前面側からの作業ができない。従って、印刷キュー矯正作業は、調整対象のレジストローラ対を矯正機構と共に一旦外部へ取り出し、調整した後に、再び内部に装填することで行われる。そのため、作業性が悪いといった問題があった。
本発明は、上記課題を解決するもので、装置本体の側面側から調整操作が可能な構成を有する画像形成装置を提供するものである。
本発明は、装置本体内に、一方向における両側で軸支されたローラ対を備え、前記ローラ対間にシート体を通して前記一方向と直交する方向に前記シート体を搬送する画像形成装置において、前記装置本体の外面のうち前記一方向と平行な側面に設けられた開閉扉と、前記装置本体に設けられ、外方からの外力による操作を受けて前記ローラ対を前記シート体の搬送方向に傾けて矯正を行う矯正調整部とを含む。この矯正調整部は、前記ローラ対の一方軸側を軸支するローラ保持部と、前記装置本体側に設けられ、前記ローラ保持部を前記シート体の搬送方向に変位自在に支持する支持部と、外方からの外力による操作を受けて前記ローラ保持部を前記シート体の搬送方向に変位させる操作部とを備える。また、前記操作部は、前記開閉扉が開成された状態で前記開閉扉側に開放されてなるものである。
本発明によれば、矯正調整部の操作部に作業者が、回転力等の外力を作用させると、ローラ保持部はシート体の搬送方向に移動可能、すなわち変位可能となる。そして、この変位によって、ローラ対の傾きが矯正可能となる。外力の作用は、側面の開閉扉を開けた状態で行われる。そのため、操作部は、開閉扉側が開成された状態で開放されるように設置されている。従って、装置本体の前面側にフレーム構成を有しているなどのために前面側からの作業が困難乃至はできないような構成であっても、作業者は、側面の開閉扉側から手をあるいは治具を差し込み、差し込んだ方向のまま操作部の外力作用面にアクセスするだけで、傾きの調整が可能となり、矯正作業が可能乃至は容易に行われる。
また、前記シート体が積載される給紙カセットを備え、前記一方向は、前記給紙カセットからの引き出し方向である、前記装置本体の前後方向であり、前記一方向と平行な面は、前記装置本体の左右側の一方側面である構成とすれば、前後方向に給紙カセットの出し入れ空間を要する等により前面側からの作業ができない場合であっても、作業者は装置本体の左右側の一方側面側から手を差し込むなどして傾き矯正作業が可能となる。
また、前記操作部は、前記ローラ保持部の変位方向を前記搬送方向に規制する方向規制部材と、前記外方からの外力による操作を受けて前記ローラ保持部の移動に対するロック及びその解除を行う固定部材とを備えたものである。この構成によれば、方向規制部材によって変位方向が搬送方向に制限されるので、変位のための操作が容易となり、変位位置を決めた状態で固定部材をロック操作することで、傾きの矯正ができる。
また、前記支持部は、前記ローラ保持部の変位方向を前記搬送方向に規制する方向規制部材と、前記ローラ保持部に当接して前記搬送方向への変位を行わせる偏心カムとを備え前記操作部は、前記偏心カムに回転力を作用させる調整ネジとを備え、前記調整ネジの頭部は前記開閉扉側に向けられていることを特徴とする。この構成によれば、開閉扉側から治具等を差し込んで調整ネジを回動操作することで、偏心カムが回動して傾きが矯正される。
また、前記ローラ保持部及び前記支持部は、その一方に前記ローラ保持部の位置マークが、他方に前記ローラ保持部の変位量を示す寸法マークが互いに対応して、かつ前記開閉扉側から視認可能に設けられていることを特徴とする。この構成によれば、位置マークと寸法マークとの位置関係を参照することで、ローラ対の向き設定乃至は矯正操作が容易となる。
本発明によれば、装置本体の側面から手を差し込んで操作部へのアクセスを可能にしてローラ対の傾きの矯正作業が可能乃至は容易となる。
本発明に係る画像形成装置の全体構造を示す構成図である。 第1実施形態にかかる傾き矯正構造を説明する、一部断面で示す正面図である。 第1実施形態にかかる傾き矯正構造を説明する、一部断面で示す右側面図である。 第3実施形態にかかる傾き矯正構造を説明する図で、(a)は一部断面で示す正面図、(b)は一部断面で示す右側面図である。
図1に示すように、画像形成装置100は、画像形成部10、中間転写部20、二次転写部31、定着部32、給紙部40、用紙搬送路を構成する搬送ガイド部50と搬送ローラ部60、及び読取部71を備えると共に、装置本体11の上部に自動原稿搬送装置72が搭載されている。画像形成装置100は、読取部71を介して読み取ったカラー又はモノクロ画像データあるいは図外の外部装置から入力されたカラー又はモノクロ画像データを記録用紙(シート体)にカラー又は単色で画像形成処理を行う。
画像形成部10は、光ビーム走査ユニット1及びそれぞれ同様な構造を有する各色の画像形成部10A〜10D(プロセスユニット)を備えている。光ビーム走査ユニット1は、半導体レーザを備え、読取部71で読み取られた、カラー原稿に対応するR、G、B色の各画素の画像データをブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の濃度データに変換し、変換後の各濃度データに対応したデューティ比で変調されたレーザ光で画像形成部10A〜10Dの各感光体ドラム2の表面を軸方向(主走査方向)に沿って露光走査して、それぞれの静電潜像を形成する。代表して説明する画像形成部10Aは、像担持体としての感光体ドラム2を備え、その周囲に回転方向(副走査方向)に沿って帯電器3、現像器4及びクリーナ部5を備えている。
中間転写部20は、中間転写ベルト21、駆動ローラ22、従動ローラ23、及び各一次転写ローラ24を備えて、各感光体ドラム2の周面に形成されたトナー像を像担持体としての中間転写ベルト21の表面に一次転写する。二次転写部31は、中間転写ベルト21の表面のトナー像を搬送されてきた記録用紙へ二次転写する。定着部32は、記録用紙に転写されたトナー像を搬送しながら加熱して定着し、排紙トレイに排出する。
給紙部40は、給紙カセットや手差しトレイを備えており、選択された記録用紙を、対応する給紙カセットから搬送ガイド部50に繰り出す。用紙が積載される給紙カセットは、図1のY方向に引き出すことで、給紙カセットへの用紙の補給が可能となる。搬送ガイド部50は、公知のように対向配置される両面ガイド板を有する。搬送ガイド部50は、給紙部40の給紙位置から転写位置、定着位置を経て排出位置までの搬送路、及びスイッチバック路を構成している。
搬送ローラ部60は、搬送ガイド部50の搬送方向に沿った所定の位置で、両面ガイド板から一部が内部に露出して互いに圧接された平行なローラ対を有する。搬送ローラ部60は、給紙された記録用紙を搬送するローラ対61,62、排出ローラ対、さらにスイッチバック部のローラ対を構成する。装置本体11の右側面には、下端側のヒンジ12a周りに回動して装置本体11の側面を開閉する側面扉12を有する。側面扉12の内面には、前記スイッチバック路を構成するガイド及び適宜の個数のローラ対が配設されている。側面扉12が開成された(例えば水平)状態では、右側からローラ対62が露出されて、構造が視認かつアクセス可能な状態となる。
ローラ対62は、レジストローラ621と従動ローラ622とから構成されている。ローラ対62は、二次転写部31の直前(搬送方向の上流側)に配置されて、記録用紙の向きを整える働きなどをする。なお、図中、X方向は、装置本体11の左右方向を示し、Y方向は装置本体11の前後方向を示し、Z方向は、ローラ対62の位置での記録用紙の搬送方向を示す。
ローラ対62は、傾き矯正部80によって支持されている。次に、図2及び図3を参照しつつ、第1実施形態に係る傾き矯正部80について説明する。
ローラ対62は、Y方向の両側部で軸支されている。図3には、そのうちの装置本体11の前側の支持構造を示している。なお、図では示していないが、装置本体11の奥行き側の軸受も同様の構造を有し、かつレジストローラ621を駆動させる駆動源(モータ)と噛合され、記録用紙はレジストローラ621の回転によって従動ローラ622との間に挟まれてZ方向に搬送される。
傾き矯正部80は、ローラ対62のY方向両側を支持する構造の一方、例えば装置本体11の前側に配置され、レジストローラ621及び従動ローラ622の前端部を保持するローラ保持板81を備え、更にローラ保持板81を変位可能に支持するための、搬送ガイド部50の一部である側板部51を含む。搬送ガイド部50は、装置本体11側の所定のユニット部、例えばプロセスユニット部に取り付けられ、二次転写部31等と組み付けられている。側板部51は、X方向の右辺が一部折り曲げられて右方向に向けられた側面51aを有する。側面51aの厚みは、雌ネジが形成可能な寸法を有している。
ローラ保持板81は、レジストローラ621及び従動ローラ622の軸621a,622aを軸受621b(図3、従動ローラ622の軸受は見えていない)を介して軸支する孔811,812が穿設されている。孔811,812は、所定距離離間して形成され、軸支されたレジストローラ621と従動ローラ622とが互いに平行で、押圧接触するようにしている。
ローラ保持板81の右端の一部(図2)は、Y方向へ屈曲され、所要幅の折曲部82が形成されている。折曲部82は、図3に示すように、側板部51の側面51aの幅に対応する幅寸法を有し、かつ側面51aと平行に対面するように形成されている。側面51a及び折曲部82の形成面は、YZ平面に平行にされている。また、ローラ保持板81の主面の所定箇所には、それぞれZ方向に長い長孔83,84が穿設されている。長孔83,84の長手方向の寸法は、後述する傾き矯正時の調整寸法に対応している。なお、傾き矯正操作については後述する。
一方、側板部51には、レジストローラ621及び従動ローラ622の軸621a,622aを貫通する、破線で示す窓52が形成されている。また、側板部51には、ローラ保持板81と対面する前面側であって、長孔83,84と対応する位置に柱状の規制ピン53,54が立設されている。長孔83,84は、規制ピン53,54に嵌合しており、これによってローラ保持板81の移動方向をZ方向に、かつ窓52のZ方向の幅寸法と共に移動範囲を規制している。
また、レジストローラ621の軸621aには、抜止め治具のEリング等の内側の一方向クラッチ92を介してX方向で装置本体11の右側に延びる操作レバー91が取り付けられている。操作レバー91は、ローラ対62に紙詰まりが生じた場合に、操作レバー91をローラ軸周りに往復揺動することで、詰まっている記録用紙を、一方向クラッチ92の作用によって一方向に送ってローラ対62での挟持状態から外れるようにするものである。なお、操作レバー91、一方向クラッチ92は、右方からの操作を考慮して、ローラ対62のローラのうち、右側に配置されたローラに取付けられればよい。
折曲部82には、上下方向の一方、例えば上側に、Z方向に長寸法を有する長孔821が穿設され、下側に、Z方向に長寸法を有する長窓86が穿設され、かつその横にマーク87が表記されている。
側板部51の側面51aには、長孔821と対向する位置に雌ネジ孔55が形成されている。雌ネジ孔55には、長孔821を介して、例えば段付きネジのような調整ネジ85(操作部)が螺着される。従って、調整ネジ85は右方向からの取付け操作によって、側面51aの雌ネジ孔55に螺着などされることになる。調整ネジ85の螺着によって、ローラ保持板81が側板部51に締結される。ローラ保持板81と側板部51との締結位置は、ローラ保持板81をZ方向に移動調整することで設定可能となる。
また、長窓86の横のマーク87は、Z方向への寸法を示すゲージ(寸法マーク)で、複数本表記されている。一方、側面51aのうち、長窓86と対面する位置には、例えばハーフパンチ等の基準マーク56が視認可能に付されている。基準マーク56は、位置マークであって、ローラ対62の軸がプロセスユニット部において正確な向きに設定された状態で、長窓86から露出し、かつマーク87の中央のゲージ線に対応する位置になるように予め設定されている。中央のゲージ線から上側の線は、上方(Z方向下流側)への傾き調整量(ローラ保持板81の変位量)を示し、下側の線は、下方(Z方向上流側)への傾き調整量(ローラ保持板81の変位量)を示している。基準マーク56とマーク87との位置関係を参照することで、ローラ対62の向き設定乃至は矯正操作が容易となる。なお、変位量が認識可能な態様であれば、基準マーク56とマーク87とは逆部材側に設けられてもよい。
次に、ローラ対62の傾きの矯正操作について説明する。矯正操作は、記録用紙と印字画像とが傾いている場合に行われる。まず、側面扉12が開成される。側面扉12が開成されると、調整ネジ85が開閉扉12側に開放される。次いで、基準マーク56とマーク87との現状の位置関係を認識して、右方から手を差し込んでローラ対62の前側を支持乃至は把持し、その状態で、同じくドライバ等の治具を差し込んで調整ネジ85の頭部の差し込み溝に嵌合し、回転操作して緩める。そして、印字画像の傾き具合から、基準マーク56とマーク87との新たな位置関係を予想し、その予想分だけローラ保持板81をZ方向に動かして、調整ネジ85を締め付ける。この状態で、側面扉12を閉じてテスト印字を行う。記録用紙と印字画像との傾きを検査し、傾きが矯正されていなければ、同様な操作を繰り返す。傾きが矯正された時点で矯正操作が終了する。
このように、折曲部82及び側面51aを右向きとし、さらに操作対象である調整ネジ85の頭部(操作部位)を右向きとしたので、装置本体11の右側からそのまま手や治具を挿入して操作可能となるため、側面扉12を開くだけで矯正操作ができ、また操作も容易である。
<第2実施形態>
前記実施形態では、ローラ対62を手で支えた状態で、ドライバ等の治具を差し込んで調整ネジ85を回転操作するようにしたが、これに代えて、操作レバー91のレバー部分を、図2、図3のように右側に配置することで、第2実施形態として、操作レバー91のレバー部分を矯正操作時の支持用として兼用すればよい。これによれば、支えのための指をより奥まで差し込む必要がなく、矯正操作がより容易となる。
<第3実施形態>
第1、第2実施形態では、ローラ保持板81をZ方向に手動で移動操作し、かつ調整ネジ85を締め付ける操作を要するものであるが、これに代えて、図4に示す第3実施形態のように、1つの操作のみで矯正操作ができるようにしてもよい。
図4において、ローラ保持板181は、第1実施形態のローラ保持板81に対応するもので、ローラ対62の前端側を軸受621b等を介して軸支し、さらに抜止め治具のEリング等が掛けられている。第3実施形態では、ローラ保持板181は、長方形を有し、下辺に当接部1811が形成されている。また、ローラ保持板181を支持する側板部151には、ローラ対62を貫通させる窓152が形成されている。側板部151の前面側には、ローラ保持板181の両側辺と摺接する突条の規制部1531,1532が形成されている。規制部1531,1532によって、ローラ保持板181は、移動方向がZ方向に、かつ窓152のZ方向の幅寸法と共に移動範囲が規制される。なお、調整方向の規制のための構造は、第1実施形態と同様でもよい。
側板部151には、ローラ保持板181の当接部1811の下面と当接する、軸154周りに回動自在の偏心カム155が配設されている。偏心カム155には径方向に延設された作用片156が設けられており、この作用片156に周方向への外力を作用させる作用部としての調整ネジ157が螺設されている。
側板部151の右端面には折曲部151aが形成されている。調整ネジ157は、折曲部151aに螺刻された雌ネジ孔に螺着されている。ドライバ等の工具による調整ネジ157の回転量に応じて作用片156が抜き差し方向へ移動されることで、偏心カム155がバネ158の反時計回り方向への付勢力を受けつつ回転し、その偏心寸法分に応じてローラ保持板181、すなわちローラ対62がZ方向に移動調整される。そして、第1実施形態と同様に試行することで、傾きが矯正される。このように、第3実施形態では、調整ネジ157の操作部位を右向きとし、装置本体11の右側からそのまま治具を挿入して回動操作するだけで矯正操作が行われる。また、マーク87及び基準マーク56は、第3実施形態においても同様に採用可能である。
また、第1〜第3実施形態では、手を差し込んで調整ネジを回動操作することで矯正作業を行う態様としたが、回転操作に代えて、操作部に対する押し込み量によって、あるいは手の差し込み方向と直交する方向への移動量によって傾きの矯正量を設定する態様でもよい。かかる操作でも、手の差し込み方向のままで外力を作用させることが可能となる。
また、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 画像形成装置
11 装置本体
12 側面扉(開閉扉)
62 ローラ対
51,151 側板部(支持部、矯正調整部の一部)
53,54 規制ピン(方向規制部材の一部)
55 雌ネジ孔(矯正調整部の一部)
56 基準マーク(位置マーク)
80 傾き矯正部(矯正調整部の一部)
81,181 ローラ保持板(ローラ保持部、矯正調整部の一部)
83,84 長孔(方向規制部材の一部)
85,157 調整ネジ(操作部)
87 マーク(寸法マーク)
1531,1532 規制部(方向規制部材)
155 偏心カム

Claims (2)

  1. 装置本体内に、一方向における両側で軸支されたローラ対を備え、前記ローラ対間にシート体を通して前記一方向と直交する方向に前記シート体を搬送する画像形成装置において、
    前記装置本体の外面のうち前記一方向と平行な側面に設けられた開閉扉と、
    前記装置本体に設けられ、前記開閉扉が開成された状態で外方からの外力による操作を受けて前記ローラ対を前記シート体の搬送方向に傾けて矯正を行う矯正調整部とを含み、
    前記矯正調整部は、
    前記ローラ対の一方軸側を軸支するローラ保持部と、
    前記装置本体側に設けられ、前記ローラ保持部を前記シート体の搬送方向に変位自在に支持する支持部と、
    外方からの外力による操作を受けて前記ローラ保持部を前記シート体の搬送方向に変位させる操作部とを備え、
    前記支持部は、前記ローラ保持部の変位方向を前記搬送方向に規制する方向規制部材と、前記ローラ保持部に当接して前記搬送方向への変位を行わせる偏心カムとを備え、
    前記操作部は、前記偏心カムに回転力を作用させる調整ネジを備え、前記調整ネジの頭部は前記開閉扉側に向けられていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記シート体が積載される給紙カセットを備え、
    前記一方向は、前記給紙カセットからの引き出し方向である、前記装置本体の前後方向であり、前記一方向と平行な面は、前記装置本体の左右側の一方側面であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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