JPH06330755A - 内燃機関の可変吸気バルブ駆動機構 - Google Patents

内燃機関の可変吸気バルブ駆動機構

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JPH06330755A
JPH06330755A JP11705093A JP11705093A JPH06330755A JP H06330755 A JPH06330755 A JP H06330755A JP 11705093 A JP11705093 A JP 11705093A JP 11705093 A JP11705093 A JP 11705093A JP H06330755 A JPH06330755 A JP H06330755A
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JP
Japan
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negative pressure
intake valve
variable intake
valve
actuator
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JP11705093A
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Satoshi Tougo
聡 東吾
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 負圧タンクの容量削減と可変吸気バルブの固
着防止を図る。 【構成】 吸気系に吸気管長さ等を変える可変吸気バル
ブ14を設け、この可変吸気バルブ14を負圧アクチュ
エータ15により開閉作動する内燃機関において、所定
の負圧を蓄える負圧タンク20と、機関の所定の高速高
負荷域にこの負圧タンク20からの負圧を前記負圧アク
チュエータ15に導入して前記可変吸気バルブ14を開
動させる一方、これ以外のときにスロットル弁下流の負
圧を前記負圧アクチュエータ15に導入してその負圧変
化に前記負圧アクチュエータ15を従動させる負圧切換
弁19とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関の吸気系に
設けられる可変吸気バルブの駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の吸入効率を改善するために、
吸気管の有効長さ等を可変とするものがある。
【0003】これは、図3のように吸気マニホールド
(コレクタ)1の下流にて、各気筒の吸気ポート2につ
ながる各分岐管3に共通に所定のサージタンク4が設け
られ、このサージタンク4と各分岐管3との連通部5
に、それぞれ可変吸気バルブ6を介装している。
【0004】可変吸気バルブ6は、負圧アクチュエータ
7によって開閉作動され、機関の回転数が設定値以下の
ときに可変吸気バルブを閉じることで、吸気慣性効果に
より低速域での吸気充填効率を向上し、機関の回転数が
設定値以上のときに可変吸気バルブを開くことで、有効
長さを短くして高速域での吸気充填効率を向上するよう
になっている(特開昭60ー164619号公報等参
照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来装置にあっては、運転頻度の高い機関の低速域に、所
定の負圧タンク8から三方弁9を介し(三方弁9をO
N)、負圧を負圧アクチュエータ7に供給して、可変吸
気バルブ6を閉じるようになっているため、負圧タンク
8に容量の大きいものが必要になる。
【0006】また、市街地等では、運転中に可変吸気バ
ルブ6が1度も開かれないことも多く、このため、汚れ
等により可変吸気バルブ6の固着が懸念される。
【0007】この発明は、このような問題点を解決する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、吸気系に吸
気管長さ等を変える可変吸気バルブを設け、この可変吸
気バルブを負圧アクチュエータにより開閉作動する内燃
機関において、所定の負圧を蓄える負圧タンクと、機関
の所定の高速高負荷域にこの負圧タンクからの負圧を前
記負圧アクチュエータに導入して前記可変吸気バルブを
開動させる一方、これ以外のときにスロットル弁下流の
負圧を前記負圧アクチュエータに導入してその負圧変化
に前記負圧アクチュエータを従動させる負圧切換弁とを
設ける。
【0009】
【作用】機関の高速高負荷運転は頻度が少ないが、この
場合負圧タンクからの負圧を負圧アクチュエータに導入
して可変吸気バルブを開動させるので、負圧の消費が軽
減される。
【0010】一方、これ以外の運転域には、スロットル
弁下流の負圧を負圧アクチュエータに導入してその負圧
変化に負圧アクチュエータを従動させる、即ち吸気量の
少ない低負荷域側にて可変吸気バルブが強制的に開動作
され、これにより低速運転しか行われない場合の可変吸
気バルブの汚れによる固着が防止される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1に示すように、10はスロットル弁下
流のコレクタ(吸気マニホールド)、11はコレクタ1
0から図示しない各気筒の吸気ポートに接続される各分
岐管の1つである。
【0013】それぞれ分岐管11の途中には、各分岐管
に共通に所定のサージタンク12が設けられ、各分岐管
とサージタンク12との連通部13には、それぞれ可変
吸気バルブ14が介装される。
【0014】可変吸気バルブ14は、ダイヤフラム式の
負圧アクチュエータ15に連結され、その非作動時は負
圧アクチュエータ15のリターンスプリング(図示しな
い)によって閉位置(図中点線で示す)に保持される。
【0015】負圧アクチュエータ15の負圧室には、配
管16〜18、負圧切換弁(三方電磁弁)19を介し
て、負圧タンク20からの負圧と、コレクタ10内の負
圧(スロットル弁下流の吸入負圧)とが選択的に導入さ
れる。
【0016】負圧タンク20には、コレクタ10内の負
圧が配管21、チェック弁22を介して導入され、一定
以上の負圧が蓄えられる。
【0017】負圧切換弁19がオンされると、負圧アク
チュエータ15の負圧室に負圧タンク20からの負圧が
導入され、負圧切換弁19がオフされると、負圧アクチ
ュエータ15の負圧室20にコレクタ10内の負圧が導
入される。
【0018】機関の回転数を検出する回転数センサ2
3、負荷を検出する負荷センサ24が設けられ、これら
の信号に基づいて制御装置25により、機関の所定の高
速高負荷域に負圧切換弁19はオン制御され、これ以外
の運転域に負圧切換弁19はオフ制御される。
【0019】図2に負圧切換弁19の制御域および吸入
負圧による負圧アクチュエータ15の作動域を示す。
【0020】このような構成のため、機関の所定の高速
高負荷域には負圧切換弁19がオンされ、負圧アクチュ
エータ15の負圧室に負圧タンク20からの一定の負圧
が導入されて、可変吸気バルブ14が開かれる。
【0021】このため、分岐管11の有効管長が短くな
り、高速高負荷域での吸気充填効率が向上されると共
に、運転頻度の少ない高速高負荷域に負圧切換弁19を
オンさせ、負圧タンク20の負圧を導入させるので、容
量の大きな負圧タンクを用いずにすみ、かつ負圧切換弁
19の消費電力が軽減される。
【0022】一方、機関の高速高負荷域以外の運転域に
は、負圧切換弁19がオフされ、負圧アクチュエータ1
5の負圧室にコレクタ10内の負圧つまりスロットル弁
下流の吸入負圧が直接導入される。
【0023】このため、吸入負圧がそれほど強くない高
負荷域では、可変吸気バルブ14が閉じられ、分岐管1
1の有効管長が長くなって、吸気慣性効果により吸気充
填効率が向上されると共に、吸気量が少ない(吸入負圧
が強い)低負荷域に入ると、可変吸気バルブ14が吸入
負圧によって強制的に開動作される。
【0024】これにより、低負荷域に入る毎に可変吸気
バルブ14が駆動されるため、低速運転が継続される場
合にあっても、汚れ等に起因して可変吸気バルブ14が
固着するような心配はなく、可変吸気バルブ14の良好
な作動が確保され、高い信頼性が得られる。
【0025】
【発明の効果】以上のようにこの発明は、吸気系に吸気
管長さ等を変える可変吸気バルブを設け、この可変吸気
バルブを負圧アクチュエータにより開閉作動する内燃機
関において、所定の負圧を蓄える負圧タンクと、機関の
所定の高速高負荷域にこの負圧タンクからの負圧を前記
負圧アクチュエータに導入して前記可変吸気バルブを開
動させる一方、これ以外のときにスロットル弁下流の負
圧を前記負圧アクチュエータに導入してその負圧変化に
前記負圧アクチュエータを従動させる負圧切換弁とを設
けたので、吸気充填効率を向上でき、負圧タンクの容量
を小さくできると共に、汚れ等による可変吸気バルブの
固着が防止され、良好な作動が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の要部構成断面図である。
【図2】制御特性図である。
【図3】従来例の部分構成図である。
【符号の説明】
10 コレクタ 11 分岐管 12 サージタンク 13 連通部 14 可変吸気バルブ 15 負圧アクチュエータ 19 負圧切換弁 20 負圧タンク 23 回転数センサ 24 負荷センサ 25 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気系に吸気管長さ等を変える可変吸気
    バルブを設け、この可変吸気バルブを負圧アクチュエー
    タにより開閉作動する内燃機関において、所定の負圧を
    蓄える負圧タンクと、機関の所定の高速高負荷域にこの
    負圧タンクからの負圧を前記負圧アクチュエータに導入
    して前記可変吸気バルブを開動させる一方、これ以外の
    ときにスロットル弁下流の負圧を前記負圧アクチュエー
    タに導入してその負圧変化に前記負圧アクチュエータを
    従動させる負圧切換弁とを設けたことを特徴とする内燃
    機関の可変吸気バルブ駆動機構。
JP11705093A 1993-05-19 1993-05-19 内燃機関の可変吸気バルブ駆動機構 Expired - Lifetime JP2906915B2 (ja)

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JP11705093A JP2906915B2 (ja) 1993-05-19 1993-05-19 内燃機関の可変吸気バルブ駆動機構

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JPH06330755A true JPH06330755A (ja) 1994-11-29
JP2906915B2 JP2906915B2 (ja) 1999-06-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010144678A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の可変吸気装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010144678A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の可変吸気装置

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