JPH06330192A - 焼結鉱の製造方法 - Google Patents

焼結鉱の製造方法

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JPH06330192A
JPH06330192A JP13928193A JP13928193A JPH06330192A JP H06330192 A JPH06330192 A JP H06330192A JP 13928193 A JP13928193 A JP 13928193A JP 13928193 A JP13928193 A JP 13928193A JP H06330192 A JPH06330192 A JP H06330192A
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Takuya Kawaguchi
卓也 川口
Tadahiro Inasumi
忠弘 稲角
Yoshio Okuno
嘉雄 奥野
Masami Fujimoto
政美 藤本
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アルミナ成分を2.0重量%以上含有する高
アルミナ鉄鉱石を焼結鉱製造時の配合原料の一部として
使用する際に生じる成品焼結鉱の歩留の低下を、品質を
低下させることなく防止する。 【構成】 金属鉄を含む物質である還元鉄粉、粒銑、ダ
ライ粉または鉄スクラップ細片の1種または2種以上
を、図1に示すようにアルミナ含有量に応じて0.5〜
5.0重量%、焼結原料充填層の層高方向の表層より2
00mm以上下に添加する。 【効果】 アルミナ成分の増加に起因する流動性の悪化
を改善し、高歩留で高品質の焼結鉱が製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粉粒体から通風式自
己燃焼型焼結で焼結鉱、すなわち鉄鉱石焼結鉱およびC
r、Mn、Tiなどの合金用焼結鉱を製造する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般的な焼結鉱製造工程を図5に示す。
原料槽から切り出された複数銘柄の鉄鉱石粉1に石灰石
4、粉コークス6、場合によっては珪石、蛇紋岩5など
を配合し、ドラムミキサー7で水分添加し、混合、造粒
した配合原料をサージホッパー10に貯える。ドワイト
ロイド型焼結機9では、移動するパレット上に床敷ホッ
パー12から4〜6mm以上の焼結鉱を約10〜50m
mの厚みでグレート上に敷き、その上にサージホッパー
10から装入装置11により焼成原料を約300〜60
0mmの厚さで敷いた後、点火炉で原料層表面に着火す
るとともに下方吸引により焼成を行い、排鉱部で破砕、
整粒して成品焼結鉱とする。整粒篩分け過程(図5には
省略する)で発生する通常−5mmの粉と通常+5mm
の良塊との良塊化比率で歩留が決定される。
【0003】銑鉄製造用の溶鉱炉に装入される原料とし
て焼結鉱が広く使用されているが、日本の製鉄業におい
ては、品質の安定した焼結鉱を得るために種々の性質を
有する鉄鉱石をブレンドして焼結原料として使用するの
が一般である。このようにブレンドされる鉄鉱石のう
ち、Al2 3 を2.0重量%以上含有する高Al2
3 鉄鉱石は焼結性に悪影響を及ぼす因子を種々有してお
り、焼結原料中のAl23 成分の増加にしたがって歩
留や冷間強度や低温還元粉化指数などの焼結鉱品質が悪
化する傾向がある。
【0004】上記のような高Al2 3 鉄鉱石を焼結原
料として多量使用した場合における悪化要因に対して
は、いくつかの対策や原料処理方法が提案されている。
たとえば、特開昭61−113729号公報や特開昭6
3−76828号公報には、高Al2 3 鉄鉱石にFe
O成分やCaO成分を傾斜配合する方法が記載されてい
る。これらの方法は焼結反応過程で生じる二次ヘマタイ
トの生成を抑制し、カルシウムフェライトを中心とする
焼結鉱組織を形成させることによって焼結鉱品質および
歩留を改善することを目的としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の方法に
おいて還元鉄粉をはじめとするFeO成分の添加による
ミクロな鉱物組織制御では、粉鉱石の緻密化や貫通気孔
の形成制御に比べて本質的でなく効果が小さく、Al2
3 が2.0重量%以下の低Al2 3 鉱石のみを用い
た場合の焼結鉱品質(冷間強度、低温還元粉化指数)、
歩留には及ばない。また、全層にわたって添加すること
によるコストの増大も大きい。
【0006】また、特開平4−318126号公報に
は、流動性を高めるためフッ化物またはバリウム化合物
等の添加物を焼結原料中に添加する方法が記載されてい
るが、添加物の量が多い場合にはコストがかさむなどの
他に、高炉への装入鉄分が相対的に減少するなどの欠点
がある。
【0007】本発明は、高Al2 3 鉄鉱石を多量配合
する焼結鉱の製造方法における成品焼結鉱の歩留の低下
を、冷間強度および低温還元粉化指数などの焼結鉱品質
を低下させることなく防止することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は以下の
〜の通りである。
【0009】 Al2 3 を2.0重量%以上含有す
る高Al2 3 鉱石を焼結鉱製造時の配合原料の一部と
して使用する際、金属鉄を含む物質である還元鉄粉、粒
銑、ダライ粉または鉄スクラップ細片の1種または2種
以上を焼結原料充填層の層高方向の表層より200mm
以上下に、図1に示すようにAl2 3 含有量に応じて
0.5〜5.0重量%添加することを特徴とする焼結鉱
の製造方法。
【0010】 Al2 3 を2.0重量%以上含有す
る高Al2 3 鉱石を焼結鉱製造時の配合原料の一部と
して使用する際、前記高Al2 3 鉱石をあらかじめ分
別し、分別した高Al2 3 鉱石に金属鉄を含む物質で
ある還元鉄粉、粒銑、ダライ粉または鉄スクラップ細片
の1種または2種以上を、図1に示すようにAl2 3
含有量に応じて0.5〜5.0重量%添加して混合造粒
し、得られた予備混合物の全量を焼結原料充填層の層高
方向の表層より200mm以上下に添加することを特徴
とする焼結鉱の製造方法。
【0011】 Al2 3 を2.0重量%以上含有す
る高Al2 3 鉱石を焼結鉱製造時の配合原料の一部と
して使用する際、金属鉄を含む物質である粒度が1〜3
mmの還元鉄粉、粒銑、ダライ粉または鉄スクラップ細
片の1種または2種以上を、原料装入時にふるい分け機
能を持つ粒度偏析型装入装置を用いて焼結原料充填層の
層高方向の表層より200mm以上下に、図1に示すよ
うにAl2 3 含有量に応じて0.5〜5.0重量%添
加することを特徴とする焼結鉱の製造方法。
【0012】なお、ダライ粉とは鉄を機械で切削、施削
した10mm以下の屑をいい、鉄スクラップ細片とは大
きさ50mm以下の鉄スクラップをいうものとする。
【0013】
【作用】本発明は、前記課題を解決するため、金属鉄を
含む物質である還元鉄粉、粒銑、ダライ粉または鉄スク
ラップ細片の1種または2種以上を添加することによ
り、融液流動性向上による粉鉱石粒子の緻密化および貫
通気孔の形成促進を利用し、高Al2 3 鉄鉱石を多量
配合したときに焼結鉱品質を低下させることなく歩留低
下を防止する。
【0014】以下、本発明について詳細に説明する。
【0015】焼結配合原料中のAl2 3 成分が増加す
ると焼結鉱の歩留が低下する原因については様々考えら
れているが、本発明者らは、粉コークスの燃焼によって
粉鉱石が赤熱溶融する際の融液の流動性が冷却した後に
形成されるシンターケーキの構造に大きく影響し、それ
が歩留や冷間強度および低温還元粉化指数といった成品
焼結鉱品質にも影響を及ぼすことを発見した。すなわ
ち、図6に示すようにAl2 3 濃度が2%を越えると
歩留が急激に悪化するのは、焼結過程で生じる融液の流
動性が急激に低下することに原因がある。すなわち、A
2 3 成分が増加したときに生じる歩留および焼結鉱
品質の悪化の原因は、二次ヘマタイトへのAl2 3
分の固溶やカルシウムフェライトの生成量増加といった
ミクロな鉱物組織の変化よりも、粉鉱石粒子の緻密化阻
害といったマクロな構造変化の影響の方が本質的であ
る。このことは、高Al2 3 鉄鉱石、すなわちAl2
3 を2.0重量%以上含有する鉱石では、二次ヘマタ
イトやカルシウムフェライトといった鉱物組織の制御で
はなく、融液流動性を高めることが歩留および焼結鉱品
質の改善に重要であることを示している。
【0016】融液流動性を高める方法として、FeO、
CaO、フッ化物、ホウ素化合物、バリウム化合物の1
種または2種以上を添加することなどが考えられる。し
かし、CaOの添加は高炉における操業条件の中では限
界があり、その効果にも限度があるため最適の流動性を
回復するまでにはいたらず、実施が困難であり、微量で
有効なフッ化物、ホウ素化合物、バリウム化合物などの
添加は高炉への装入鉄分が減少するなどの欠点がある。
そこで、反応中にFeO成分を生成し、また熱源として
も有効な鉄スクラップまたは粒銑が実用的である。鉄ス
クラップ細片は塗料や表面処理によって亜鉛や錫などの
不純物を含んでいるので、高炉装入物としては粒銑や還
元鉄粉の方が最適である。
【0017】また、図7に示すように、焼結層の上層部
分は上部より融液が供給されないことから、融液流動の
増大はむしろ悪影響になることがある。適正な通気孔が
できず通気性の悪い中層から下層にかけて流動性を高め
ることが重要である。さらに、中層部分だけに鉄スクラ
ップまたは粒銑を加えると、中層は勿論のこと下層部分
も融液の流動によって添加物成分が移動することと、中
層部分に適正な通気孔が形成されることとにより下層部
分の貫通気孔形成もその影響を受けて改善され、添加物
のコストを著しく低減することができる。
【0018】そこで、図2に示すように、Al2 3
2.0重量%以上含有する高Al23 鉱石2を焼結鉱
製造時の配合原料の一部として使用する際、金属鉄を含
む物質である還元鉄粉、粒銑、ダライ粉または鉄スクラ
ップ細片の1種または2種以上の添加物8を配合原料用
とは別のサージホッパー10’より装入装置11’を通
じて焼結原料充填層の層高方向の表層より200mm以
上下に、図1に示すようにAl2 3 含有量に応じて
0.5〜5.0重量%添加して焼結する。焼結原料中の
Al2 3 含有量が増加するにしたがい融液流動性が悪
化するため、それを回復させるためAl2 3 成分の増
加にしたがい添加物を増加させることが必要であるが、
多量に添加しすぎると流動性が過剰になり、貫通気孔の
閉塞がおこり逆効果である。したがって、添加量には適
正範囲が存在し、その範囲は図1に示すとおりである。
【0019】また、図3に示すように、高Al2 3
石をあらかじめ分別し、分別した高Al2 3 鉱石2に
還元鉄粉、粒銑、ダライ粉または鉄スクラップ細片の1
種または2種以上の添加物8を、図1に示すようにAl
2 3 含有量に応じて0.5〜5.0重量%添加して、
その他の副原料である石灰石4、珪石、蛇紋岩5、粉コ
ークス6と混合造粒し、得られた予備混合物の全量を低
Al2 3 鉱石を含む配合原料とは別のサージホッパー
10’に蓄え、装入装置11’を通じて低Al2 3
石を含むその他の焼結配合原料よりパレットの進行方向
の上流側で装入する。これによって全体の焼結原料充填
層の層高方向の表層より200mm以上下に高Al2
3 鉱石と前記添加物を含む配合原料を装入して焼成す
る。あらかじめ高Al2 3 鉱石を分別することによっ
て添加物と高Al2 3 鉱石とが近接するため、全体に
添加する場合に比べて少ない添加量で大きな効果が得ら
れる。
【0020】さらにまた、図4に示すように、粒度が1
〜3mmの還元鉄粉、粒銑、ダライ粉または鉄スクラッ
プ細片の1種または2種以上の添加物8を、原料装入時
にふるい分け機能を持つ粒度偏析型装入装置13を用い
て焼結原料充填層の層高方向の表層より200mm以上
下に、図1に示すようにAl2 3 含有量に応じて0.
5〜5.0重量%添加して焼成する。ここで、ふるい分
け機能をもつ粒度偏析型装入装置とは、例えば特公昭5
9−30776号公報、特開昭61−223136号公
報、特公平3−31995号公報に示されるような装入
装置である。これらの装入装置を用いて原料を装入する
と、粒度が1mm以上の粒子は表層から200mm以上
下の部分に装入される。しかし、3mm超の粒子のほと
んどは底層から100mm以下の部分に装入されてしま
い、流動性改善による固体粒子の緻密化、貫通気孔形成
の効果が原料充填層の中で有効に発揮されない。
【0021】上記のような添加物の添加および事前処理
を行うことによって、高Al2 3に起因する流動性の
低下を改善でき、焼結層全層にわたって高歩留かつ高品
質の焼結鉱が製造できる。
【0022】
【実施例1】表1に示す焼結配合原料を用い、原料装入
法は従来法と図2に示す方法にしたがい、焼結操業を実
施した。本発明法は配合原料に対し鉄スクラップ細片
を2.0重量%、本発明法は同じく還元鉄粉0.5重
量%、ダライ粉2.0重量%、本発明法は同じく粒銑
4.0重量%をすべて充填層の層高方向の表層より20
0〜400mm下の部分に添加した。焼成操業条件はす
べて一定とした。その結果、図8に示すように、従来法
では高Al2 3 鉄鉱石(例えばA鉱石、B鉱石)の配
合割合を増加して原料中の平均Al2 3 量が1.21
%から2.90%に増加すると歩留が7%低下したが、
本発明法では平均Al2 3 量の増加にもかかわらず従
来法に比べ歩留が3〜10%向上した。また、従来法で
はAl23 成分の増加によりRDIが3%悪化した
が、本発明法ではRDIは従来法に比べ2〜3%向上し
た。
【0023】
【表1】
【0024】
【実施例2】表2に示す焼結配合原料を用いて、原料装
入法は従来法と図3に示す方法にしたがい、焼結操業を
実施した。本発明法は配合原料に対し鉄スクラップ細
片を0.5重量%、粒銑を0.5重量%、本発明法は
同じく粒銑1.5重量%を、それぞれ充填層の層高方向
の表層より250〜350mm下の部分、200〜45
0mm下の部分に添加した。焼成操業条件はすべて一定
とした。その結果、図9に示すように、従来法では高A
2 3 鉄鉱石の配合量を増加して原料中の平均Al2
3 が1.20%から2.03%に増加すると歩留が4
%低下したが、本発明法では平均Al2 3 量の増加に
もかかわらず、少量の添加で従来法に比べ歩留が5〜1
2%向上した。また、従来法ではAl2 3 成分の増加
によりRDIが3%悪化したが、本発明法ではRDIは
2〜3%向上した。
【0025】
【表2】
【0026】
【実施例3】表3に示す焼結配合原料を用いて、原料装
入法は従来法と図4に示す方法にしたがい、焼結操業を
実施した。本発明法は配合原料に対し粒銑を1.6重
量%、本発明法は同じく還元鉄粉1.2重量%を、す
べて充填層の層高方向の表層より200〜400mm下
の部分に添加した。その結果、図10に示すように、従
来法では高Al2 3 鉱石の配合量の増加にしたがい歩
留が低下し、それを補うためにコークス原単位が上昇せ
ざるをえなかった。しかし、本発明法ではAl2 3
分の増加にもかかわらず歩留はほとんど低下せず、Al
2 3 成分の増加が少ない場合には同じ歩留を維持しつ
つコークス原単位を低下させることができた。なお、試
験操業中は冷間強度、低温還元粉化指数の焼結鉱品質は
ほとんど変化しなかった。
【0027】
【表3】
【0028】
【発明の効果】本発明により、焼結鉱製造工程における
焼結原料中Al2 3 成分増加による悪影響を低減させ
ることが可能となり、焼結体製造工程の歩留の向上なら
びに製造コストの低減などが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Al2 3 含有量に対する金属鉄を含む物質の
適正添加量の範囲を示す図である。
【図2】本発明の焼結鉱の製造方法の工程を示す図であ
る。
【図3】本発明の焼結鉱の製造方法の工程を示す図であ
る。
【図4】本発明の焼結鉱の製造方法の工程を示す図であ
る。
【図5】従来の焼結鉱の製造方法の工程を示す図であ
る。
【図6】従来技術における焼結鉱歩留に及ぼすAl2
3 の影響を示す図である。
【図7】本発明において、金属鉄を含む物質の添加位置
が歩留、生産率に及ぼす影響を示す図である。
【図8】実施例における鉄鉱石アルミナ濃度と歩留との
関係を示す図である。
【図9】実施例における鉄鉱石アルミナ濃度と歩留との
関係を示す図である。
【図10】実施例における操業成績を示す図である。
【符号の説明】
1 鉄鉱石粉 2 高Al2 3 鉄鉱石 3 返鉱 4 石灰石 5 珪石、蛇紋岩 6 粉コークス 7 ドラムミキサー 8 添加物 9 ドワイトロイド型焼結機 10 サージホッパー 10’ サージホッパー 11 装入装置 11’ 装入装置 12 床敷ホッパー 13 粒度偏析型装入装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 政美 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Al2 3 を2.0重量%以上含有する
    高Al2 3 鉱石を焼結鉱製造時の配合原料の一部とし
    て使用する際、金属鉄を含む物質である還元鉄粉、粒
    銑、ダライ粉または鉄スクラップ細片の1種または2種
    以上を焼結原料充填層の層高方向の表層より200mm
    以上下に、図1に示すようにAl2 3含有量に応じて
    0.5〜5.0重量%添加することを特徴とする焼結鉱
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 Al2 3 を2.0重量%以上含有する
    高Al2 3 鉱石を焼結鉱製造時の配合原料の一部とし
    て使用する際、前記高Al2 3 鉱石をあらかじめ分別
    し、分別した高Al2 3 鉱石に金属鉄を含む物質であ
    る還元鉄粉、粒銑、ダライ粉または鉄スクラップ細片の
    1種または2種以上を、図1に示すようにAl2 3
    有量に応じて0.5〜5.0重量%添加して混合造粒
    し、得られた予備混合物の全量を焼結原料充填層の層高
    方向の表層より200mm以上下に添加することを特徴
    とする焼結鉱の製造方法。
  3. 【請求項3】 Al2 3 を2.0重量%以上含有する
    高Al2 3 鉱石を焼結鉱製造時の配合原料の一部とし
    て使用する際、金属鉄を含む物質である粒度が1〜3m
    mの還元鉄粉、粒銑、ダライ粉または鉄スクラップ細片
    の1種または2種以上を、原料装入時にふるい分け機能
    を持つ粒度偏析型装入装置を用いて焼結原料充填層の層
    高方向の表層より200mm以上下に、図1に示すよう
    にAl2 3 含有量に応じて0.5〜5.0重量%添加
    することを特徴とする焼結鉱の製造方法。
JP13928193A 1993-05-19 1993-05-19 焼結鉱の製造方法 Withdrawn JPH06330192A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010185104A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Jfe Steel Corp 高炉用焼結鉱の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010185104A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Jfe Steel Corp 高炉用焼結鉱の製造方法

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