JPH06330192A - 焼結鉱の製造方法 - Google Patents
焼結鉱の製造方法Info
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- JPH06330192A JPH06330192A JP13928193A JP13928193A JPH06330192A JP H06330192 A JPH06330192 A JP H06330192A JP 13928193 A JP13928193 A JP 13928193A JP 13928193 A JP13928193 A JP 13928193A JP H06330192 A JPH06330192 A JP H06330192A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アルミナ成分を2.0重量%以上含有する高
アルミナ鉄鉱石を焼結鉱製造時の配合原料の一部として
使用する際に生じる成品焼結鉱の歩留の低下を、品質を
低下させることなく防止する。 【構成】 金属鉄を含む物質である還元鉄粉、粒銑、ダ
ライ粉または鉄スクラップ細片の1種または2種以上
を、図1に示すようにアルミナ含有量に応じて0.5〜
5.0重量%、焼結原料充填層の層高方向の表層より2
00mm以上下に添加する。 【効果】 アルミナ成分の増加に起因する流動性の悪化
を改善し、高歩留で高品質の焼結鉱が製造できる。
アルミナ鉄鉱石を焼結鉱製造時の配合原料の一部として
使用する際に生じる成品焼結鉱の歩留の低下を、品質を
低下させることなく防止する。 【構成】 金属鉄を含む物質である還元鉄粉、粒銑、ダ
ライ粉または鉄スクラップ細片の1種または2種以上
を、図1に示すようにアルミナ含有量に応じて0.5〜
5.0重量%、焼結原料充填層の層高方向の表層より2
00mm以上下に添加する。 【効果】 アルミナ成分の増加に起因する流動性の悪化
を改善し、高歩留で高品質の焼結鉱が製造できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粉粒体から通風式自
己燃焼型焼結で焼結鉱、すなわち鉄鉱石焼結鉱およびC
r、Mn、Tiなどの合金用焼結鉱を製造する方法に関
する。
己燃焼型焼結で焼結鉱、すなわち鉄鉱石焼結鉱およびC
r、Mn、Tiなどの合金用焼結鉱を製造する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般的な焼結鉱製造工程を図5に示す。
原料槽から切り出された複数銘柄の鉄鉱石粉1に石灰石
4、粉コークス6、場合によっては珪石、蛇紋岩5など
を配合し、ドラムミキサー7で水分添加し、混合、造粒
した配合原料をサージホッパー10に貯える。ドワイト
ロイド型焼結機9では、移動するパレット上に床敷ホッ
パー12から4〜6mm以上の焼結鉱を約10〜50m
mの厚みでグレート上に敷き、その上にサージホッパー
10から装入装置11により焼成原料を約300〜60
0mmの厚さで敷いた後、点火炉で原料層表面に着火す
るとともに下方吸引により焼成を行い、排鉱部で破砕、
整粒して成品焼結鉱とする。整粒篩分け過程(図5には
省略する)で発生する通常−5mmの粉と通常+5mm
の良塊との良塊化比率で歩留が決定される。
原料槽から切り出された複数銘柄の鉄鉱石粉1に石灰石
4、粉コークス6、場合によっては珪石、蛇紋岩5など
を配合し、ドラムミキサー7で水分添加し、混合、造粒
した配合原料をサージホッパー10に貯える。ドワイト
ロイド型焼結機9では、移動するパレット上に床敷ホッ
パー12から4〜6mm以上の焼結鉱を約10〜50m
mの厚みでグレート上に敷き、その上にサージホッパー
10から装入装置11により焼成原料を約300〜60
0mmの厚さで敷いた後、点火炉で原料層表面に着火す
るとともに下方吸引により焼成を行い、排鉱部で破砕、
整粒して成品焼結鉱とする。整粒篩分け過程(図5には
省略する)で発生する通常−5mmの粉と通常+5mm
の良塊との良塊化比率で歩留が決定される。
【0003】銑鉄製造用の溶鉱炉に装入される原料とし
て焼結鉱が広く使用されているが、日本の製鉄業におい
ては、品質の安定した焼結鉱を得るために種々の性質を
有する鉄鉱石をブレンドして焼結原料として使用するの
が一般である。このようにブレンドされる鉄鉱石のう
ち、Al2 O3 を2.0重量%以上含有する高Al2 O
3 鉄鉱石は焼結性に悪影響を及ぼす因子を種々有してお
り、焼結原料中のAl2O3 成分の増加にしたがって歩
留や冷間強度や低温還元粉化指数などの焼結鉱品質が悪
化する傾向がある。
て焼結鉱が広く使用されているが、日本の製鉄業におい
ては、品質の安定した焼結鉱を得るために種々の性質を
有する鉄鉱石をブレンドして焼結原料として使用するの
が一般である。このようにブレンドされる鉄鉱石のう
ち、Al2 O3 を2.0重量%以上含有する高Al2 O
3 鉄鉱石は焼結性に悪影響を及ぼす因子を種々有してお
り、焼結原料中のAl2O3 成分の増加にしたがって歩
留や冷間強度や低温還元粉化指数などの焼結鉱品質が悪
化する傾向がある。
【0004】上記のような高Al2 O3 鉄鉱石を焼結原
料として多量使用した場合における悪化要因に対して
は、いくつかの対策や原料処理方法が提案されている。
たとえば、特開昭61−113729号公報や特開昭6
3−76828号公報には、高Al2 O3 鉄鉱石にFe
O成分やCaO成分を傾斜配合する方法が記載されてい
る。これらの方法は焼結反応過程で生じる二次ヘマタイ
トの生成を抑制し、カルシウムフェライトを中心とする
焼結鉱組織を形成させることによって焼結鉱品質および
歩留を改善することを目的としている。
料として多量使用した場合における悪化要因に対して
は、いくつかの対策や原料処理方法が提案されている。
たとえば、特開昭61−113729号公報や特開昭6
3−76828号公報には、高Al2 O3 鉄鉱石にFe
O成分やCaO成分を傾斜配合する方法が記載されてい
る。これらの方法は焼結反応過程で生じる二次ヘマタイ
トの生成を抑制し、カルシウムフェライトを中心とする
焼結鉱組織を形成させることによって焼結鉱品質および
歩留を改善することを目的としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の方法に
おいて還元鉄粉をはじめとするFeO成分の添加による
ミクロな鉱物組織制御では、粉鉱石の緻密化や貫通気孔
の形成制御に比べて本質的でなく効果が小さく、Al2
O3 が2.0重量%以下の低Al2 O3 鉱石のみを用い
た場合の焼結鉱品質(冷間強度、低温還元粉化指数)、
歩留には及ばない。また、全層にわたって添加すること
によるコストの増大も大きい。
おいて還元鉄粉をはじめとするFeO成分の添加による
ミクロな鉱物組織制御では、粉鉱石の緻密化や貫通気孔
の形成制御に比べて本質的でなく効果が小さく、Al2
O3 が2.0重量%以下の低Al2 O3 鉱石のみを用い
た場合の焼結鉱品質(冷間強度、低温還元粉化指数)、
歩留には及ばない。また、全層にわたって添加すること
によるコストの増大も大きい。
【0006】また、特開平4−318126号公報に
は、流動性を高めるためフッ化物またはバリウム化合物
等の添加物を焼結原料中に添加する方法が記載されてい
るが、添加物の量が多い場合にはコストがかさむなどの
他に、高炉への装入鉄分が相対的に減少するなどの欠点
がある。
は、流動性を高めるためフッ化物またはバリウム化合物
等の添加物を焼結原料中に添加する方法が記載されてい
るが、添加物の量が多い場合にはコストがかさむなどの
他に、高炉への装入鉄分が相対的に減少するなどの欠点
がある。
【0007】本発明は、高Al2 O3 鉄鉱石を多量配合
する焼結鉱の製造方法における成品焼結鉱の歩留の低下
を、冷間強度および低温還元粉化指数などの焼結鉱品質
を低下させることなく防止することを目的とする。
する焼結鉱の製造方法における成品焼結鉱の歩留の低下
を、冷間強度および低温還元粉化指数などの焼結鉱品質
を低下させることなく防止することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は以下の
〜の通りである。
〜の通りである。
【0009】 Al2 O3 を2.0重量%以上含有す
る高Al2 O3 鉱石を焼結鉱製造時の配合原料の一部と
して使用する際、金属鉄を含む物質である還元鉄粉、粒
銑、ダライ粉または鉄スクラップ細片の1種または2種
以上を焼結原料充填層の層高方向の表層より200mm
以上下に、図1に示すようにAl2 O3 含有量に応じて
0.5〜5.0重量%添加することを特徴とする焼結鉱
の製造方法。
る高Al2 O3 鉱石を焼結鉱製造時の配合原料の一部と
して使用する際、金属鉄を含む物質である還元鉄粉、粒
銑、ダライ粉または鉄スクラップ細片の1種または2種
以上を焼結原料充填層の層高方向の表層より200mm
以上下に、図1に示すようにAl2 O3 含有量に応じて
0.5〜5.0重量%添加することを特徴とする焼結鉱
の製造方法。
【0010】 Al2 O3 を2.0重量%以上含有す
る高Al2 O3 鉱石を焼結鉱製造時の配合原料の一部と
して使用する際、前記高Al2 O3 鉱石をあらかじめ分
別し、分別した高Al2 O3 鉱石に金属鉄を含む物質で
ある還元鉄粉、粒銑、ダライ粉または鉄スクラップ細片
の1種または2種以上を、図1に示すようにAl2 O3
含有量に応じて0.5〜5.0重量%添加して混合造粒
し、得られた予備混合物の全量を焼結原料充填層の層高
方向の表層より200mm以上下に添加することを特徴
とする焼結鉱の製造方法。
る高Al2 O3 鉱石を焼結鉱製造時の配合原料の一部と
して使用する際、前記高Al2 O3 鉱石をあらかじめ分
別し、分別した高Al2 O3 鉱石に金属鉄を含む物質で
ある還元鉄粉、粒銑、ダライ粉または鉄スクラップ細片
の1種または2種以上を、図1に示すようにAl2 O3
含有量に応じて0.5〜5.0重量%添加して混合造粒
し、得られた予備混合物の全量を焼結原料充填層の層高
方向の表層より200mm以上下に添加することを特徴
とする焼結鉱の製造方法。
【0011】 Al2 O3 を2.0重量%以上含有す
る高Al2 O3 鉱石を焼結鉱製造時の配合原料の一部と
して使用する際、金属鉄を含む物質である粒度が1〜3
mmの還元鉄粉、粒銑、ダライ粉または鉄スクラップ細
片の1種または2種以上を、原料装入時にふるい分け機
能を持つ粒度偏析型装入装置を用いて焼結原料充填層の
層高方向の表層より200mm以上下に、図1に示すよ
うにAl2 O3 含有量に応じて0.5〜5.0重量%添
加することを特徴とする焼結鉱の製造方法。
る高Al2 O3 鉱石を焼結鉱製造時の配合原料の一部と
して使用する際、金属鉄を含む物質である粒度が1〜3
mmの還元鉄粉、粒銑、ダライ粉または鉄スクラップ細
片の1種または2種以上を、原料装入時にふるい分け機
能を持つ粒度偏析型装入装置を用いて焼結原料充填層の
層高方向の表層より200mm以上下に、図1に示すよ
うにAl2 O3 含有量に応じて0.5〜5.0重量%添
加することを特徴とする焼結鉱の製造方法。
【0012】なお、ダライ粉とは鉄を機械で切削、施削
した10mm以下の屑をいい、鉄スクラップ細片とは大
きさ50mm以下の鉄スクラップをいうものとする。
した10mm以下の屑をいい、鉄スクラップ細片とは大
きさ50mm以下の鉄スクラップをいうものとする。
【0013】
【作用】本発明は、前記課題を解決するため、金属鉄を
含む物質である還元鉄粉、粒銑、ダライ粉または鉄スク
ラップ細片の1種または2種以上を添加することによ
り、融液流動性向上による粉鉱石粒子の緻密化および貫
通気孔の形成促進を利用し、高Al2 O3 鉄鉱石を多量
配合したときに焼結鉱品質を低下させることなく歩留低
下を防止する。
含む物質である還元鉄粉、粒銑、ダライ粉または鉄スク
ラップ細片の1種または2種以上を添加することによ
り、融液流動性向上による粉鉱石粒子の緻密化および貫
通気孔の形成促進を利用し、高Al2 O3 鉄鉱石を多量
配合したときに焼結鉱品質を低下させることなく歩留低
下を防止する。
【0014】以下、本発明について詳細に説明する。
【0015】焼結配合原料中のAl2 O3 成分が増加す
ると焼結鉱の歩留が低下する原因については様々考えら
れているが、本発明者らは、粉コークスの燃焼によって
粉鉱石が赤熱溶融する際の融液の流動性が冷却した後に
形成されるシンターケーキの構造に大きく影響し、それ
が歩留や冷間強度および低温還元粉化指数といった成品
焼結鉱品質にも影響を及ぼすことを発見した。すなわ
ち、図6に示すようにAl2 O3 濃度が2%を越えると
歩留が急激に悪化するのは、焼結過程で生じる融液の流
動性が急激に低下することに原因がある。すなわち、A
l2 O3 成分が増加したときに生じる歩留および焼結鉱
品質の悪化の原因は、二次ヘマタイトへのAl2 O3 成
分の固溶やカルシウムフェライトの生成量増加といった
ミクロな鉱物組織の変化よりも、粉鉱石粒子の緻密化阻
害といったマクロな構造変化の影響の方が本質的であ
る。このことは、高Al2 O3 鉄鉱石、すなわちAl2
O3 を2.0重量%以上含有する鉱石では、二次ヘマタ
イトやカルシウムフェライトといった鉱物組織の制御で
はなく、融液流動性を高めることが歩留および焼結鉱品
質の改善に重要であることを示している。
ると焼結鉱の歩留が低下する原因については様々考えら
れているが、本発明者らは、粉コークスの燃焼によって
粉鉱石が赤熱溶融する際の融液の流動性が冷却した後に
形成されるシンターケーキの構造に大きく影響し、それ
が歩留や冷間強度および低温還元粉化指数といった成品
焼結鉱品質にも影響を及ぼすことを発見した。すなわ
ち、図6に示すようにAl2 O3 濃度が2%を越えると
歩留が急激に悪化するのは、焼結過程で生じる融液の流
動性が急激に低下することに原因がある。すなわち、A
l2 O3 成分が増加したときに生じる歩留および焼結鉱
品質の悪化の原因は、二次ヘマタイトへのAl2 O3 成
分の固溶やカルシウムフェライトの生成量増加といった
ミクロな鉱物組織の変化よりも、粉鉱石粒子の緻密化阻
害といったマクロな構造変化の影響の方が本質的であ
る。このことは、高Al2 O3 鉄鉱石、すなわちAl2
O3 を2.0重量%以上含有する鉱石では、二次ヘマタ
イトやカルシウムフェライトといった鉱物組織の制御で
はなく、融液流動性を高めることが歩留および焼結鉱品
質の改善に重要であることを示している。
【0016】融液流動性を高める方法として、FeO、
CaO、フッ化物、ホウ素化合物、バリウム化合物の1
種または2種以上を添加することなどが考えられる。し
かし、CaOの添加は高炉における操業条件の中では限
界があり、その効果にも限度があるため最適の流動性を
回復するまでにはいたらず、実施が困難であり、微量で
有効なフッ化物、ホウ素化合物、バリウム化合物などの
添加は高炉への装入鉄分が減少するなどの欠点がある。
そこで、反応中にFeO成分を生成し、また熱源として
も有効な鉄スクラップまたは粒銑が実用的である。鉄ス
クラップ細片は塗料や表面処理によって亜鉛や錫などの
不純物を含んでいるので、高炉装入物としては粒銑や還
元鉄粉の方が最適である。
CaO、フッ化物、ホウ素化合物、バリウム化合物の1
種または2種以上を添加することなどが考えられる。し
かし、CaOの添加は高炉における操業条件の中では限
界があり、その効果にも限度があるため最適の流動性を
回復するまでにはいたらず、実施が困難であり、微量で
有効なフッ化物、ホウ素化合物、バリウム化合物などの
添加は高炉への装入鉄分が減少するなどの欠点がある。
そこで、反応中にFeO成分を生成し、また熱源として
も有効な鉄スクラップまたは粒銑が実用的である。鉄ス
クラップ細片は塗料や表面処理によって亜鉛や錫などの
不純物を含んでいるので、高炉装入物としては粒銑や還
元鉄粉の方が最適である。
【0017】また、図7に示すように、焼結層の上層部
分は上部より融液が供給されないことから、融液流動の
増大はむしろ悪影響になることがある。適正な通気孔が
できず通気性の悪い中層から下層にかけて流動性を高め
ることが重要である。さらに、中層部分だけに鉄スクラ
ップまたは粒銑を加えると、中層は勿論のこと下層部分
も融液の流動によって添加物成分が移動することと、中
層部分に適正な通気孔が形成されることとにより下層部
分の貫通気孔形成もその影響を受けて改善され、添加物
のコストを著しく低減することができる。
分は上部より融液が供給されないことから、融液流動の
増大はむしろ悪影響になることがある。適正な通気孔が
できず通気性の悪い中層から下層にかけて流動性を高め
ることが重要である。さらに、中層部分だけに鉄スクラ
ップまたは粒銑を加えると、中層は勿論のこと下層部分
も融液の流動によって添加物成分が移動することと、中
層部分に適正な通気孔が形成されることとにより下層部
分の貫通気孔形成もその影響を受けて改善され、添加物
のコストを著しく低減することができる。
【0018】そこで、図2に示すように、Al2 O3 を
2.0重量%以上含有する高Al2O3 鉱石2を焼結鉱
製造時の配合原料の一部として使用する際、金属鉄を含
む物質である還元鉄粉、粒銑、ダライ粉または鉄スクラ
ップ細片の1種または2種以上の添加物8を配合原料用
とは別のサージホッパー10’より装入装置11’を通
じて焼結原料充填層の層高方向の表層より200mm以
上下に、図1に示すようにAl2 O3 含有量に応じて
0.5〜5.0重量%添加して焼結する。焼結原料中の
Al2 O3 含有量が増加するにしたがい融液流動性が悪
化するため、それを回復させるためAl2 O3 成分の増
加にしたがい添加物を増加させることが必要であるが、
多量に添加しすぎると流動性が過剰になり、貫通気孔の
閉塞がおこり逆効果である。したがって、添加量には適
正範囲が存在し、その範囲は図1に示すとおりである。
2.0重量%以上含有する高Al2O3 鉱石2を焼結鉱
製造時の配合原料の一部として使用する際、金属鉄を含
む物質である還元鉄粉、粒銑、ダライ粉または鉄スクラ
ップ細片の1種または2種以上の添加物8を配合原料用
とは別のサージホッパー10’より装入装置11’を通
じて焼結原料充填層の層高方向の表層より200mm以
上下に、図1に示すようにAl2 O3 含有量に応じて
0.5〜5.0重量%添加して焼結する。焼結原料中の
Al2 O3 含有量が増加するにしたがい融液流動性が悪
化するため、それを回復させるためAl2 O3 成分の増
加にしたがい添加物を増加させることが必要であるが、
多量に添加しすぎると流動性が過剰になり、貫通気孔の
閉塞がおこり逆効果である。したがって、添加量には適
正範囲が存在し、その範囲は図1に示すとおりである。
【0019】また、図3に示すように、高Al2 O3 鉱
石をあらかじめ分別し、分別した高Al2 O3 鉱石2に
還元鉄粉、粒銑、ダライ粉または鉄スクラップ細片の1
種または2種以上の添加物8を、図1に示すようにAl
2 O3 含有量に応じて0.5〜5.0重量%添加して、
その他の副原料である石灰石4、珪石、蛇紋岩5、粉コ
ークス6と混合造粒し、得られた予備混合物の全量を低
Al2 O3 鉱石を含む配合原料とは別のサージホッパー
10’に蓄え、装入装置11’を通じて低Al2 O3 鉱
石を含むその他の焼結配合原料よりパレットの進行方向
の上流側で装入する。これによって全体の焼結原料充填
層の層高方向の表層より200mm以上下に高Al2 O
3 鉱石と前記添加物を含む配合原料を装入して焼成す
る。あらかじめ高Al2 O3 鉱石を分別することによっ
て添加物と高Al2 O3 鉱石とが近接するため、全体に
添加する場合に比べて少ない添加量で大きな効果が得ら
れる。
石をあらかじめ分別し、分別した高Al2 O3 鉱石2に
還元鉄粉、粒銑、ダライ粉または鉄スクラップ細片の1
種または2種以上の添加物8を、図1に示すようにAl
2 O3 含有量に応じて0.5〜5.0重量%添加して、
その他の副原料である石灰石4、珪石、蛇紋岩5、粉コ
ークス6と混合造粒し、得られた予備混合物の全量を低
Al2 O3 鉱石を含む配合原料とは別のサージホッパー
10’に蓄え、装入装置11’を通じて低Al2 O3 鉱
石を含むその他の焼結配合原料よりパレットの進行方向
の上流側で装入する。これによって全体の焼結原料充填
層の層高方向の表層より200mm以上下に高Al2 O
3 鉱石と前記添加物を含む配合原料を装入して焼成す
る。あらかじめ高Al2 O3 鉱石を分別することによっ
て添加物と高Al2 O3 鉱石とが近接するため、全体に
添加する場合に比べて少ない添加量で大きな効果が得ら
れる。
【0020】さらにまた、図4に示すように、粒度が1
〜3mmの還元鉄粉、粒銑、ダライ粉または鉄スクラッ
プ細片の1種または2種以上の添加物8を、原料装入時
にふるい分け機能を持つ粒度偏析型装入装置13を用い
て焼結原料充填層の層高方向の表層より200mm以上
下に、図1に示すようにAl2 O3 含有量に応じて0.
5〜5.0重量%添加して焼成する。ここで、ふるい分
け機能をもつ粒度偏析型装入装置とは、例えば特公昭5
9−30776号公報、特開昭61−223136号公
報、特公平3−31995号公報に示されるような装入
装置である。これらの装入装置を用いて原料を装入する
と、粒度が1mm以上の粒子は表層から200mm以上
下の部分に装入される。しかし、3mm超の粒子のほと
んどは底層から100mm以下の部分に装入されてしま
い、流動性改善による固体粒子の緻密化、貫通気孔形成
の効果が原料充填層の中で有効に発揮されない。
〜3mmの還元鉄粉、粒銑、ダライ粉または鉄スクラッ
プ細片の1種または2種以上の添加物8を、原料装入時
にふるい分け機能を持つ粒度偏析型装入装置13を用い
て焼結原料充填層の層高方向の表層より200mm以上
下に、図1に示すようにAl2 O3 含有量に応じて0.
5〜5.0重量%添加して焼成する。ここで、ふるい分
け機能をもつ粒度偏析型装入装置とは、例えば特公昭5
9−30776号公報、特開昭61−223136号公
報、特公平3−31995号公報に示されるような装入
装置である。これらの装入装置を用いて原料を装入する
と、粒度が1mm以上の粒子は表層から200mm以上
下の部分に装入される。しかし、3mm超の粒子のほと
んどは底層から100mm以下の部分に装入されてしま
い、流動性改善による固体粒子の緻密化、貫通気孔形成
の効果が原料充填層の中で有効に発揮されない。
【0021】上記のような添加物の添加および事前処理
を行うことによって、高Al2 O3に起因する流動性の
低下を改善でき、焼結層全層にわたって高歩留かつ高品
質の焼結鉱が製造できる。
を行うことによって、高Al2 O3に起因する流動性の
低下を改善でき、焼結層全層にわたって高歩留かつ高品
質の焼結鉱が製造できる。
【0022】
【実施例1】表1に示す焼結配合原料を用い、原料装入
法は従来法と図2に示す方法にしたがい、焼結操業を実
施した。本発明法は配合原料に対し鉄スクラップ細片
を2.0重量%、本発明法は同じく還元鉄粉0.5重
量%、ダライ粉2.0重量%、本発明法は同じく粒銑
4.0重量%をすべて充填層の層高方向の表層より20
0〜400mm下の部分に添加した。焼成操業条件はす
べて一定とした。その結果、図8に示すように、従来法
では高Al2 O3 鉄鉱石(例えばA鉱石、B鉱石)の配
合割合を増加して原料中の平均Al2 O3 量が1.21
%から2.90%に増加すると歩留が7%低下したが、
本発明法では平均Al2 O3 量の増加にもかかわらず従
来法に比べ歩留が3〜10%向上した。また、従来法で
はAl2O3 成分の増加によりRDIが3%悪化した
が、本発明法ではRDIは従来法に比べ2〜3%向上し
た。
法は従来法と図2に示す方法にしたがい、焼結操業を実
施した。本発明法は配合原料に対し鉄スクラップ細片
を2.0重量%、本発明法は同じく還元鉄粉0.5重
量%、ダライ粉2.0重量%、本発明法は同じく粒銑
4.0重量%をすべて充填層の層高方向の表層より20
0〜400mm下の部分に添加した。焼成操業条件はす
べて一定とした。その結果、図8に示すように、従来法
では高Al2 O3 鉄鉱石(例えばA鉱石、B鉱石)の配
合割合を増加して原料中の平均Al2 O3 量が1.21
%から2.90%に増加すると歩留が7%低下したが、
本発明法では平均Al2 O3 量の増加にもかかわらず従
来法に比べ歩留が3〜10%向上した。また、従来法で
はAl2O3 成分の増加によりRDIが3%悪化した
が、本発明法ではRDIは従来法に比べ2〜3%向上し
た。
【0023】
【表1】
【0024】
【実施例2】表2に示す焼結配合原料を用いて、原料装
入法は従来法と図3に示す方法にしたがい、焼結操業を
実施した。本発明法は配合原料に対し鉄スクラップ細
片を0.5重量%、粒銑を0.5重量%、本発明法は
同じく粒銑1.5重量%を、それぞれ充填層の層高方向
の表層より250〜350mm下の部分、200〜45
0mm下の部分に添加した。焼成操業条件はすべて一定
とした。その結果、図9に示すように、従来法では高A
l2 O3 鉄鉱石の配合量を増加して原料中の平均Al2
O3 が1.20%から2.03%に増加すると歩留が4
%低下したが、本発明法では平均Al2 O3 量の増加に
もかかわらず、少量の添加で従来法に比べ歩留が5〜1
2%向上した。また、従来法ではAl2 O3 成分の増加
によりRDIが3%悪化したが、本発明法ではRDIは
2〜3%向上した。
入法は従来法と図3に示す方法にしたがい、焼結操業を
実施した。本発明法は配合原料に対し鉄スクラップ細
片を0.5重量%、粒銑を0.5重量%、本発明法は
同じく粒銑1.5重量%を、それぞれ充填層の層高方向
の表層より250〜350mm下の部分、200〜45
0mm下の部分に添加した。焼成操業条件はすべて一定
とした。その結果、図9に示すように、従来法では高A
l2 O3 鉄鉱石の配合量を増加して原料中の平均Al2
O3 が1.20%から2.03%に増加すると歩留が4
%低下したが、本発明法では平均Al2 O3 量の増加に
もかかわらず、少量の添加で従来法に比べ歩留が5〜1
2%向上した。また、従来法ではAl2 O3 成分の増加
によりRDIが3%悪化したが、本発明法ではRDIは
2〜3%向上した。
【0025】
【表2】
【0026】
【実施例3】表3に示す焼結配合原料を用いて、原料装
入法は従来法と図4に示す方法にしたがい、焼結操業を
実施した。本発明法は配合原料に対し粒銑を1.6重
量%、本発明法は同じく還元鉄粉1.2重量%を、す
べて充填層の層高方向の表層より200〜400mm下
の部分に添加した。その結果、図10に示すように、従
来法では高Al2 O3 鉱石の配合量の増加にしたがい歩
留が低下し、それを補うためにコークス原単位が上昇せ
ざるをえなかった。しかし、本発明法ではAl2 O3 成
分の増加にもかかわらず歩留はほとんど低下せず、Al
2 O3 成分の増加が少ない場合には同じ歩留を維持しつ
つコークス原単位を低下させることができた。なお、試
験操業中は冷間強度、低温還元粉化指数の焼結鉱品質は
ほとんど変化しなかった。
入法は従来法と図4に示す方法にしたがい、焼結操業を
実施した。本発明法は配合原料に対し粒銑を1.6重
量%、本発明法は同じく還元鉄粉1.2重量%を、す
べて充填層の層高方向の表層より200〜400mm下
の部分に添加した。その結果、図10に示すように、従
来法では高Al2 O3 鉱石の配合量の増加にしたがい歩
留が低下し、それを補うためにコークス原単位が上昇せ
ざるをえなかった。しかし、本発明法ではAl2 O3 成
分の増加にもかかわらず歩留はほとんど低下せず、Al
2 O3 成分の増加が少ない場合には同じ歩留を維持しつ
つコークス原単位を低下させることができた。なお、試
験操業中は冷間強度、低温還元粉化指数の焼結鉱品質は
ほとんど変化しなかった。
【0027】
【表3】
【0028】
【発明の効果】本発明により、焼結鉱製造工程における
焼結原料中Al2 O3 成分増加による悪影響を低減させ
ることが可能となり、焼結体製造工程の歩留の向上なら
びに製造コストの低減などが可能となる。
焼結原料中Al2 O3 成分増加による悪影響を低減させ
ることが可能となり、焼結体製造工程の歩留の向上なら
びに製造コストの低減などが可能となる。
【図1】Al2 O3 含有量に対する金属鉄を含む物質の
適正添加量の範囲を示す図である。
適正添加量の範囲を示す図である。
【図2】本発明の焼結鉱の製造方法の工程を示す図であ
る。
る。
【図3】本発明の焼結鉱の製造方法の工程を示す図であ
る。
る。
【図4】本発明の焼結鉱の製造方法の工程を示す図であ
る。
る。
【図5】従来の焼結鉱の製造方法の工程を示す図であ
る。
る。
【図6】従来技術における焼結鉱歩留に及ぼすAl2 O
3 の影響を示す図である。
3 の影響を示す図である。
【図7】本発明において、金属鉄を含む物質の添加位置
が歩留、生産率に及ぼす影響を示す図である。
が歩留、生産率に及ぼす影響を示す図である。
【図8】実施例における鉄鉱石アルミナ濃度と歩留との
関係を示す図である。
関係を示す図である。
【図9】実施例における鉄鉱石アルミナ濃度と歩留との
関係を示す図である。
関係を示す図である。
【図10】実施例における操業成績を示す図である。
1 鉄鉱石粉 2 高Al2 O3 鉄鉱石 3 返鉱 4 石灰石 5 珪石、蛇紋岩 6 粉コークス 7 ドラムミキサー 8 添加物 9 ドワイトロイド型焼結機 10 サージホッパー 10’ サージホッパー 11 装入装置 11’ 装入装置 12 床敷ホッパー 13 粒度偏析型装入装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 政美 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内
Claims (3)
- 【請求項1】 Al2 O3 を2.0重量%以上含有する
高Al2 O3 鉱石を焼結鉱製造時の配合原料の一部とし
て使用する際、金属鉄を含む物質である還元鉄粉、粒
銑、ダライ粉または鉄スクラップ細片の1種または2種
以上を焼結原料充填層の層高方向の表層より200mm
以上下に、図1に示すようにAl2 O3含有量に応じて
0.5〜5.0重量%添加することを特徴とする焼結鉱
の製造方法。 - 【請求項2】 Al2 O3 を2.0重量%以上含有する
高Al2 O3 鉱石を焼結鉱製造時の配合原料の一部とし
て使用する際、前記高Al2 O3 鉱石をあらかじめ分別
し、分別した高Al2 O3 鉱石に金属鉄を含む物質であ
る還元鉄粉、粒銑、ダライ粉または鉄スクラップ細片の
1種または2種以上を、図1に示すようにAl2 O3 含
有量に応じて0.5〜5.0重量%添加して混合造粒
し、得られた予備混合物の全量を焼結原料充填層の層高
方向の表層より200mm以上下に添加することを特徴
とする焼結鉱の製造方法。 - 【請求項3】 Al2 O3 を2.0重量%以上含有する
高Al2 O3 鉱石を焼結鉱製造時の配合原料の一部とし
て使用する際、金属鉄を含む物質である粒度が1〜3m
mの還元鉄粉、粒銑、ダライ粉または鉄スクラップ細片
の1種または2種以上を、原料装入時にふるい分け機能
を持つ粒度偏析型装入装置を用いて焼結原料充填層の層
高方向の表層より200mm以上下に、図1に示すよう
にAl2 O3 含有量に応じて0.5〜5.0重量%添加
することを特徴とする焼結鉱の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13928193A JPH06330192A (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 焼結鉱の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13928193A JPH06330192A (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 焼結鉱の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06330192A true JPH06330192A (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=15241634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13928193A Withdrawn JPH06330192A (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 焼結鉱の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06330192A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010185104A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Jfe Steel Corp | 高炉用焼結鉱の製造方法 |
-
1993
- 1993-05-19 JP JP13928193A patent/JPH06330192A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010185104A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Jfe Steel Corp | 高炉用焼結鉱の製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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