JPH06330141A - 含クロム溶鋼の脱炭精錬法 - Google Patents
含クロム溶鋼の脱炭精錬法Info
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Abstract
速で脱炭を行い、かつ不活性ガスの使用量を抑え、精錬
コストの低減をはかる含クロム溶鋼の脱炭精錬法を提供
する。 【構成】 同一精錬容器内で大気圧下での脱炭処理後、
減圧下での脱炭処理を行う含クロム溶鋼の精錬法におい
て、大気圧下での脱炭処理は[C]濃度が0.5mas
s%以上で行い、かつ浴面上および浴面下より酸素ガス
または酸素ガスと不活性ガスの混合ガスを吹込む方法で
行い、減圧下での脱炭処理は[C]濃度がこの値未満に
低下した後に容器内を300Torr以下に減圧して行
い、かつ浴面下のみより、[C]濃度0.1mass%
までは酸素ガスまたは酸素ガスと不活性ガスの混合ガス
を吹込み、[C]濃度0.1mass%以下では不活性
ガスのみを吹込むことを特徴とする含クロム溶鋼の脱炭
精錬法。
Description
において、溶鋼中の[Cr]の酸化を抑え、効率よく高
速で脱炭を行い、かつ極低炭素濃度まで脱炭を行う含ク
ロム溶鋼の脱炭精錬法に関する。
%以上のクロムを含むような含クロム溶鋼の脱炭法とし
ては、浴面下より酸素ガスまたは酸素ガス(以下、単に
酸素という)と不活性ガスの混合ガスを吹込むAOD法
が広く用いられている。AOD法においては、脱炭が進
行して溶鋼中の[C]濃度が低下してくると[Cr]が
酸化されやすくなることから、[C]濃度の低下にとも
なって吹込みガス中のArガスのような不活性ガスの比
率を高く、酸素の比率を低くして、[Cr]の酸化を抑
える方法がとられている。しかし、高[C]濃度域では
浴面下からのみの酸素の供給では供給量を十分にとるこ
とができず、脱炭効率の向上も望めない。また、低
[C]濃度域では脱炭速度が低下するために所望の
[C]濃度に到達するのに長時間を要し、かつ吹込みガ
ス中の不活性ガスの比率を高くするために、不活性ガス
の消費量が大幅に増大することから経済的にも不利にな
る。
としては、例えば、特開昭55−158213号公報に
は浴面下に酸素および不活性ガスを吹込んで脱炭を行う
と同時に該酸素量の少なくとも0.2倍に相当する量を
浴面上より供給し、浴面上より供給した酸素の二次燃焼
反応熱によって、脱炭を促進させる方法が記載されてい
る。該方法は二次燃焼を促進させるために多量の酸素を
費やすので、酸素の供給量に限界がある場合には浴面に
供給される酸素の量が少なくなるため、脱炭速度の低下
を招くことがある。
する方法としては、真空精錬法の利用が挙げられる。例
えば、特公昭60−10087号公報には、高クロム・
ステンレス鋼を0.03mass%以下の低[C]濃度
まで脱炭するために、大気圧下での酸素による脱炭を
[C]=0.2〜0.4mass%まで行い、その後は
非酸化性ガスによる攪拌は続けるが酸素吹込みは停止
し、鋼浴上の圧力を約10Torrまで連続的に低下さ
せてボイリングを起こさせることによって所望の脱炭を
行う方法が記載されている。該方法は、比較的高[C]
濃度より酸素の供給を止めるために、[Cr]の酸化に
よる損失は少なくなるが、急激な真空精錬の適用によ
り、COガスを大量に発生し、爆発の危険を招く。これ
を回避するため真空吸引をゆるやかにすれば危険はなく
なるが、経過時間が長くなって溶鋼温度が低下し、かつ
反応が遅くなる。また、圧力を10Torr以下の高真
空にすれば、溶鋼のスプラッシュが激しくなり、合金材
料投入用ホッパーの閉塞などの問題が生じる。
平3−68713号公報および特開平4−254509
号公報記載の方法が開示されている。これらに記載され
ている含クロム溶鋼の精錬方法は[C]濃度0.2〜
0.05mass%までは吹込みガスとして非酸化性ガ
スと酸素の混合ガスを使用し、[C]濃度がこの範囲内
に低下した後は、200〜15Torrに減圧し、かつ
吹込みガスとして非酸化性ガスのみを使用するものであ
る。該方法は、比較的低[C]濃度まで大気圧下で精錬
を行うために、[Cr]の酸化損失が大きくなる。また
真空下での脱炭処理においては不活性ガスのみを用いる
ことで[Cr]の酸化は抑えられるが、脱炭の酸素源が
溶鋼中の[O]あるいはスラグ中の酸素のみとなって酸
素の供給速度が遅くなるために脱炭速度が低下し、効率
的な脱炭精錬法とは言えない。
内で大気圧下脱炭処理後、減圧下脱炭処理(真空精錬)
を行う含クロム溶鋼の脱炭精錬において、大気圧下での
脱炭条件、真空精錬を開始する[C]濃度、真空精錬時
の真空度および真空精錬時に吹込むガスの条件を好適な
範囲に維持することにより、溶鋼中の[Cr]の酸化を
抑え、効率よく脱炭を行い、併せて還元用Si原単位の
低減、精錬時間の短縮および極低炭素濃度鋼の精錬を可
能にする含クロム溶鋼の脱炭精錬方法を提供することを
目的とするものである。
利に解決するものであり、その要旨とするところは下記
のとおりである。 (1)同一精錬容器内で大気圧下での脱炭処理後、減圧
下での脱炭処理を行う含クロム溶鋼の精錬法において、
大気圧下での脱炭処理は[C]濃度が0.5mass%
以上で行い、かつ浴面上および浴面下より酸素ガスまた
は酸素ガスと不活性ガスの混合ガスを吹込む方法で行
い、減圧下での脱炭処理は[C]濃度がこの値未満に低
下した後に容器内を300Torr以下に減圧して行
い、かつ浴面下のみより、[C]濃度0.1mass%
までは酸素ガスまたは酸素ガスと不活性ガスの混合ガス
を吹込み、[C]濃度0.1mass%以下では不活性
ガスのみを吹込むことを特徴とする含クロム溶鋼の脱炭
精錬法。
上からのガス吹込みは上吹きランスで行うとともに上吹
きランスのノズルからのガス噴出速度は音速以上であ
り、かつ上吹きランスのノズルから噴出されたガスの流
路において、ガス速度が音速以下になっている領域の長
さhと上吹きランスのノズル最小径dO との比h/dO
が40以上80以下であることを特徴とする前項1記載
の含クロム溶鋼の脱炭精錬法。
より供給するガスの流量が溶鋼1トン当り0.1Nm3
/min以上であることを特徴とする前項1または2記
載の含クロム溶鋼の脱炭精錬法。 以下本発明について詳細に説明する。本発明の含クロム
溶鋼の脱炭精錬は図1に例示するような精錬方法であ
る。精錬容器(1)内で含クロム溶鋼(4)中に底吹き
羽口(2)を通して、精錬ガス(5)を吹込む。また、
精錬容器(1)は脱着可能な排気フード(3)を有して
おり、300Torr以下の減圧が可能である。また、
精錬容器(1)の上部には上吹きランス(6)を有して
おり、高[C]濃度側では浴面下および浴面上からのガ
ス供給が可能である。
脱炭精錬において、高炭域では浴面上(上吹き)および
浴面下(底吹き)より酸素を供給する複合吹錬法で行
い、かつ比較的高[C]濃度の0.5mass%未満で
も真空度300Torr未満であれば、吹込みガスとし
て酸素または酸素と不活性ガスを用いることで、溶鋼中
[Cr]の酸化を抑え、脱炭速度を高位に保つことが可
能であることに着目したものである。
た場合の大気圧下精錬における[C]濃度と脱炭酸素効
率の関係を示す。なお、脱炭酸素効率は吹込み酸素のう
ちで脱炭に使用された酸素の割合を示す。また吹錬前の
[Si]濃度は0.1mass%以下であり、吹込みガ
スとして浴面下より酸素とArガスを用い、O2 /Ar
比=4/1で吹錬を行った場合の結果である。図2より
[C]濃度0.5mass%未満で脱炭酸素効率が急激
に低下する。従って、[C]濃度0.5mass%未満
で真空精錬を適用すれば脱炭酸素効率の低下を防止する
ことが可能になることがわかる。
応を効率よく進めることが可能であれば、同一送酸量で
底吹き単独に比べ、脱炭速度の向上が可能である。図3
にSUS304ステンレス鋼を全送酸量4000Nm3
/Hr一定として、大気圧下で[C]濃度0.5mas
s%まで複合吹錬を実施した場合のh/dO とdC/d
O2 の関係を示す。なお複合吹.開始時の[C]濃度は
1.5mass%、[Si]濃度は0.1mass%以
下であった。また、dC/dO2 は吹込み酸素1Nm3
当りの脱炭量を示し、単位はkg/Nm3 で示してお
り、この値が大きいほど脱炭効率が高いことを表してい
る。なお底吹き単独ではこの値が0.70〜0.72k
g/Nm3 であった。図よりh/dO =40〜80の範
囲でdC/dO2 が底吹き単独よりも大きくなってお
り、かつh/dO が小さい方がdC/dO2 が向上して
いる。なお、h/dO の下限を40とする理由は、h/
dO が40未満になると溶鋼表面の凹みが大きくなりす
ぎ、溶鋼表面からのスプラッシュが大きくなって、操業
に支障をきたすためである。
噴流域の長さを示す指標であり、、式で与えられ
る。 h/dO =H/dO −HC /dO … HC /dO =4.12Pa −1.86 … ここで、hは自由噴流長(mm)、Hはランス・ギャッ
プ(mm)、HC はジェットコア域の長さ(mm)、P
a は上吹き吹錬圧力(kg/cm2 )、dO は上吹きノ
ズルの最小経(mm)を示す。
の上吹き条件で複合吹錬を行った場合の上吹き酸素中の
二次燃焼反応に使用された酸素量とh/dO の関係を示
す。おな、二次燃焼反応とは脱炭反応により生成したC
Oが酸素と反応してCO2 を生成する反応であり、式
で表される。 CO+1/2O2 =CO2 … 図よりh/dO が小さくなるほど二次燃焼に消費される
酸素量が低減されている。従って、h/dO を40〜8
0の範囲に維持することは、上吹き酸素の二次燃焼に使
用される量を極力抑え、かつ安定した状態で、効率よく
脱炭反応を進行させる条件である。
s%以上では複合吹錬法を適用し、かつh/dO を40
〜80とすることで効率的な脱炭が可能となった。図6
にSUS304ステンレス鋼をO2 /Arガス比率=4
/1で処理した場合の真空度と[C]濃度=0.3〜
0.5mass%の範囲における脱炭酸素効率の関係に
ついて示す。真空度300Torr以下で脱炭酸素効率
は高位に安定する。なお、真空度の低下にともない脱炭
酸素効率は向上する傾向にある。
0Torr以下が必要である。なお、急激な真空度の上
昇は溶鋼スプラッシュを大量に発生するために、真空精
錬では[C]濃度の低下にともない300Torrから
徐々に低下させることが好ましい。図7にSUS304
ステンレス鋼を100〜200Torrの真空下で処理
した場合の[C]濃度と脱炭酸素効率の関係について、
吹込みガスのO2 /Ar比率を1/1,1/4の2水準
でふらした結果を示す。なお、全吹込みガス流量は0.
3Nm3 /min・Tであった。図より吹込みガスとし
て酸素を混合する場合には[C]濃度0.1mass%
以下で急激に脱炭酸素効率が低下する。従って、[C]
濃度0.1mass%以下では吹込みガスとして不活性
ガスを用いた方が効率的な脱炭が可能となる。
〜200Torrの真空下でArガスのみを吹込んで処
理した場合の[C]濃度0.05〜0.10mass%
の範囲における吹込みガス流量と脱炭速度指数の関係を
示す。なお、脱炭速度指数はガス流量0.2Nm3 /m
in・Tでの平均脱炭速度を100として換算した値で
ある。図よりガス流量0.1Nm3 /min・T未満で
急激に脱炭速度が低下する。従って、高速で脱炭を行う
には吹込みガス流量として0.1Nm3 /min・T以
上が必要である。
え、効率よく含クロム溶鋼の脱炭を行うには[C]濃度
0.5mass%未満では真空精錬を適用し、300T
orr以下に減圧して、吹込みガスとして酸素または酸
素と不活性ガスの混合ガスを使用する必要がある。ま
た、[C]濃度0.1mass%以下では不活性ガスの
みを吹込む。なお、ガス流量としては0.1Nm3 /m
in・T以上が必要である。
測できることから、粗溶鋼の装入時の溶鋼組成および溶
鋼温度を把握し、真空精錬を開始する時期を決定する。
高炭域では吹込み酸素流量とランスのノズル形状より、
h/dO を好適な範囲に保持するように上吹きランスギ
ャップを制御して吹錬を行う。また、真空精錬中は炉内
状況を把握して、ガス吹込み条件および真空度の条件を
決定することが可能である。該操業方法により、溶鋼の
スプラッシュの大量発生は防止可能であり、安定した操
業が可能である。
れる脱炭反応と同時に式で示される溶鋼中[Cr]の
酸化反応も進行する。なお、式の反応平衡定数Kは
式で表される。 [C]+1/2O2 (g)=CO(g) …
O2 ガス分圧、PCOは雰囲気中のCOガス分圧を示す。
脱炭反応は[C]濃度によって律速過程が変化する。
[C]濃度0.7mass%以上の高炭域では酸素供給
律速、[C]濃度0.3mass%以下の低炭域では
[C]の移動律速と言われ、[C]濃度0.3〜0.7
mass%の領域では混合律速と言われている。従っ
て、[C]濃度0.7mass%以上で真空精錬を適用
しても効果が少ない。本発明では[C]濃度0.5ma
ss%未満で適用することが効果的な条件であることを
見出した。
高炭域では上吹きと底吹きを併用する複合吹錬法を用い
ることで、上吹きによって生成する2100℃以上の高
温火点での反応および底吹きの攪拌によって[C]の移
動が促進される条件を見出した。次に、低[C]濃度側
で脱炭を促進するには、式よりPO2,PCOを低下さ
せることが有効である。しかし、PO2=0、つまり非酸
化性ガスのみでは酸素の供給が遅れるために非酸化性ガ
スに酸素を混合する方が有効であり、[C]濃度0.1
mass%以下で非酸化性ガスのみを用いることが効果
的であることを見出した。また、真空度としては図6に
示したように、300Torr以下で効果的であり、
[C]濃度の低下にともない真空度を低下させることが
好ましいことを見出した。
i−18mass%Cr)60tonの処理を図1に示
す実施態様で実施した。図9に本発明法による実施例−
1を示す。脱炭開始時の[C]濃度は1.5mass%
であり、[C]濃度0.5mass%までは大気圧下で
の複合吹錬法による脱炭を行い、その後真空精錬を適用
した。複合吹錬法ではh/dO を50に保持し、また底
吹きのO2 /Ar比を1/0から4/1に低下させた。
真空精錬中O2 /Arガスの比率は1/1から1/4お
よび0/1に、真空度は200から100および50T
orrまで低下させて、[C]0.04mass%まで
脱炭した。その後、真空度を大気圧まで戻しながら、脱
炭中に酸化したクロムを還元するための還元材としてF
e−Siを添加して、Arガスのみの吹込みにより還元
処理を行い、取鍋へ出鋼した。
す。[C]濃度0.5mass%までは複合吹錬法にて
底吹きO2 /Ar比を一定の状態で行い、[C]濃度
0.5mass%未満で真空精錬を適用し、[C]濃度
の低下にともないO2 /Ar比は1/1,1/4,0/
1、真空度は300,200,100,50Torrと
低下させた。還元処理は実施例−1と同一の方法で行っ
た。
では大気圧下での処理を行ったが、底吹き単独で処理し
た比較例−1を示す。なお、真空下での処理は実施例−
1と同一の処理パターンで行った。図12には従来法と
して示されている特開平3−68713号公報記載の方
法に従った比較例−2を示す。本方法では[C]濃度
0.10mass%までは大気圧下で精錬し、[C]濃
度0.10mass%以下で真空度を100Torrか
ら50Torrに低下させる条件で、Arガス吹込みで
0.04mass%までの脱炭処理を行い、その後大気
圧下での還元処理を行い、取鍋に出鍋した。
ける精錬時間、[C]および[Cr]濃度の推移も示し
ているが、従来法に比べ本発明の方が全精錬時間が短く
なり、かつ[Cr]濃度の低下量も小さくなった。これ
らの精錬結果をまとめて表1に示す。なお、表1の値は
実施例−1による結果を100とした指数で示す。
において、脱炭酸素効率が向上するために同一酸素供給
量で脱炭速度の向上がはかれる。また、還元用Si原単
位が低減するとともに、精錬時間が短縮できるために、
大幅な精錬コストの低減および生産性の向上がはかれ
る。
代替としての窒素ガスの使用の拡大および、例えば
[C]濃度0.01mass%以下の極低炭素域までの
精錬が容易になる。
る。
定理由を示す図である。
O の限定理由を示す図である。
酸素量の関係を示す図である。
を示す図である。
[C]濃度範囲の限定理由を示す図である。
限定理由を示す図である。
ある。
である。
−1)を示す図である。
2)を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 同一精錬容器内で大気圧下での脱炭処理
後、減圧下での脱炭処理を行う含クロム溶鋼の精錬法に
おいて、大気圧下での脱炭処理は[C]濃度が0.5m
ass%以上で行い、かつ浴面上および浴面下より酸素
ガスまたは酸素ガスと不活性ガスの混合ガスを吹込む方
法で行い、減圧下での脱炭処理は[C]濃度がこの値未
満に低下した後に容器内を300Torr以下に減圧し
て行い、かつ浴面下のみより、[C]濃度0.1mas
s%までは酸素ガスまたは酸素ガスと不活性ガスの混合
ガスを吹込み、[C]濃度0.1mass%以下では不
活性ガスのみを吹込むことを特徴とする含クロム溶鋼の
脱炭精錬法。 - 【請求項2】 大気圧下での脱炭処理における浴面上か
らのガス吹込みは上吹きランスで行うとともに上吹きラ
ンスのノズルからのガス噴出速度は音速以上であり、か
つ上吹きランスのノズルから噴出されたガスの流路にお
いて、ガス速度が音速以下になっている領域の長さhと
上吹きランスのノズル最小径dO との比h/dO が40
以上80以下であることを特徴とする請求項1記載の含
クロム溶鋼の脱炭精錬法。 - 【請求項3】 真空下での脱炭処理において浴面下より
供給するガスの流量が溶鋼1トン当り0.1Nm3 /m
in以上であることを特徴とする請求項1または2記載
の含クロム溶鋼の脱炭精錬法。
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JP5115074A JP3044642B2 (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | 含クロム溶鋼の脱炭精錬法 |
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ID=14653537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP5115074A Expired - Lifetime JP3044642B2 (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | 含クロム溶鋼の脱炭精錬法 |
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JP (1) | JP3044642B2 (ja) |
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