JPH06330087A - 硬表面用洗浄剤組成物 - Google Patents

硬表面用洗浄剤組成物

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JPH06330087A
JPH06330087A JP11739493A JP11739493A JPH06330087A JP H06330087 A JPH06330087 A JP H06330087A JP 11739493 A JP11739493 A JP 11739493A JP 11739493 A JP11739493 A JP 11739493A JP H06330087 A JPH06330087 A JP H06330087A
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hydrogen atom
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修 山口
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孝之 森
Kozo Ohira
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 次の成分(a)、(b)、(c)及び
(d); (a)ベタイン型両性界面活性剤 0.1〜30重量%、 (b)炭素数の総和が24以下のアルキル基又はアルケ ニル基を有するリン酸エステル又はその塩 0.1〜20重量%、 (c)水溶性溶剤 0.1〜50重量%、 (d)金属イオン封鎖剤 0.1〜50重量%、 を含有し、かつ成分(a)と(b)とが重量比で20/
1〜1/1である硬表面用洗浄剤組成物。 【効果】 洗浄力及び起泡力に優れ、かつ洗浄後のすす
ぎ性が良好で、しかも、使用後の皮膚の感触が優れてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は硬表面用洗浄剤組成物に
関し、さらに詳しくは洗浄力及び起泡性に優れ、かつ洗
浄後のすすぎ性が良好で、しかも使用後の皮膚の感触に
優れる硬表面用洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】浴室内
の汚れは他の住居の汚れとは異なり、金属石鹸、特に脂
肪酸のカルシウム塩によるものが主体であるため、中性
洗剤やアルカリ洗剤では迅速かつ満足に汚れを除去する
ことはできない。この汚れを除去するには酸性洗剤が有
効であるが、大理石製浴槽や金属等の耐酸性に劣る材質
を損傷するという欠点を有している。
【0003】浴室において使用される設備の材質に対し
て悪影響を及ぼすことなく、浴室汚れを洗浄するには、
界面活性剤、水溶性溶剤及びキレート剤を配合した弱酸
性ないし中性の洗浄剤が効果的である。そのような洗浄
剤としては、例えば、特開昭53−35710号公報に
はアニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、アルキレ
ングリコールアルキルエーテル系溶剤、及びクエン酸、
エチレンジアミンテトラアセテート等のキレート剤を配
合したpHが4.5〜7.5の浴室洗浄剤が、また特開昭
63−51500号公報には、界面活性剤、アミノカル
ボン酸からなる洗浄力向上剤、グリコール溶剤を含有す
る中性の浴室用洗浄剤が、更に、特開平2−29859
9号公報には、ヒドロキシカルボン酸(塩)とアミノカ
ルボン酸(塩)とを特定の比率で配合し、pHを中性にし
た液体洗浄剤組成物が記載されている。
【0004】しかし、これらの洗浄剤組成物はいずれ
も、洗浄力及び起泡力が未だ十分ではなく、洗浄後のす
すぎ性も満足し得るものではない。一方、リン酸エステ
ル系界面活性剤が、アルキルサルフェート、アルキルエ
ーテルサルフェート等に比し皮膚刺激が少ないことか
ら、身体洗浄剤、シャンプー等に使用されている(特公
昭55−9033号、特公昭57−47959号、特公
平2−46639号等)。しかし、リン酸エステル系界
面活性剤及び石鹸等のカルシウム敏感性陰イオン性界面
活性剤は、水中のカルシウムイオン等の2価の金属イオ
ンと容易に結合し、不溶性塩(スカム)を形成し、起泡
性の低下を招来するという欠点を有している。
【0005】そこで、浴室等で硬水とともに使用しても
洗浄力及び起泡性に優れ、かつすすぎ性も良好で、しか
も使用後の皮膚の感触に優れる硬表面用洗浄剤組成物の
開発が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる実
情に鑑み鋭意検討した結果、後述する特定の両性界面活
性剤、リン酸エステル等をそれぞれ特定割合含有する組
成物が、洗浄性、起泡性等に優れ、しかも洗浄後のすす
ぎ性も良好で、しかも、使用後の皮膚の感触に優れるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、次の成分(a)、
(b)、(c)及び(d); (a)ベタイン型両性界面活性剤 0.1〜30重量%、 (b)下記一般式(1)又は(2)
【0008】
【化4】
【0009】(式中、R1は炭素数8〜24の直鎖若し
くは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、Y1
は水素原子又はメチル基を示し、M1、M2は、同一又は
異なって、水素原子、アルカリ金属、アンモニア又はア
ルカノールアミンを示し、mは0〜10の数を示す)
【0010】
【化5】
【0011】(式中、R2、R3は、同一又は異なって、
炭素数1〜24の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基又は
アルケニル基を示し、Y2、Y3は、同一又は異なって、
水素原子又はメチル基を示し、M3は水素原子、アルカ
リ金属、アンモニア又はアルカノールアミンを示し、m
は前記と同義である) で表わされるリン酸エステル型界面活性剤の一種若しくは二種以上 0.1〜20重量%、 (c)水溶性溶剤 0.1〜50重量%、 (d)金属イオン封鎖剤 0.1〜50重量%、 を含有し、かつ成分(a)と(b)との含有量が重量比
で20/1〜1/1であることを特徴とする硬表面用洗
浄剤組成物を提供するものである。
【0012】本発明に用いられる成分(a)は、ベタイ
ン型両性界面活性剤であれば、とくに限定されるもので
はないが、例えば下記一般式(3)〜(8)で表わされ
るアルキルカルボベタイン、アルキルスルホベタイン、
アルキルヒドロキシスルホベタイン、アルキルアミドカ
ルボベタイン、アルキルアミドスルホベタイン、アルキ
ルアミドヒドロキシスルホベタイン、アルキルアミドア
ミン型ベタイン、アルキルイミダゾリン型ベタイン等が
挙げられる。これらベタイン型両性界面活性剤は一種で
も、また二種以上を混合して使用することもできる。
【0013】
【化6】
【0014】(式中、R4は炭素数6〜22の直鎖若し
くは分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を示し、R5
6は同一又は異なって、水酸基で置換されていてもよ
い炭素数1〜5のアルキル又はアルケニル基を示し、R
7は炭素数5〜21の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル又
はアルケニル基を示し、R8は水素原子あるいは、水酸
基若しくは対イオンが水素原子、アルカリ金属、アンモ
ニア、アルカノールアミンから選ばれるカルボキシル基
で置換されていてもよい炭素数1〜5のアルキル又はア
ルケニル基を示し、Xは水素原子又は水酸基を示し、m
は0〜9の整数を示し、n、r、s、tはそれぞれ1〜
5の整数を示し、pとqとは0≦p+q≦4である整数
を示す。)本発明に使用されるアルキルアミドカルボキ
シベタイン(3)、又はアルキルアミドスルホベタイン
若しくはアルキルアミドヒドロキシスルホベタイン
(4)、又はアルキルカルボキシベタイン(5)、又は
アルキルスルホベタイン若しくはアルキルヒドロキシス
ルホベタイン(6)又はアルキルアミドアミン型ベタイ
ン(7)又はアルキルイミダゾリン型ベタイン(8)の
4及びR7は、洗浄力又は起泡力の点で炭素数10〜1
8の飽和アルキル基がより好ましい。同様の理由で
5、R6及びR8は、それぞれメチル基、エチル基又は
ヒドロキシエチル基が、mは2又は3が、n、r、s、
tはそれぞれ1又は2が、pは1、qは1がより好まし
い。
【0015】具体例としては、アルキルアミドプロピル
−N,N−ジメチル酢酸ベタイン、アルキルアミドプロ
ピル−N,N−ジメチル−2−ヒドロキシプロピルスル
ホベタイン、アルキルアミドプロピル−N,N−ジメチ
ル−プロピルスルホベタイン、ドデシル−N,N−ジメ
チル酢酸ベタイン、ドデシル−N,N−ジメチル−プロ
ピルスルホベタイン、ドデシル−N,N−ジメチル−2
−ヒドロキシプロピルスルホベタイン、ミリスチル−
N,N−ジメチル−2−ヒドロキシプロピルスルホベタ
イン、パルミチル−N,N−ジメチル−2−ヒドロキシ
プロピルスルホベタイン、ドデカン酸アミドエチル−N
−ヒドロキシエチル−プロピオン酸及びそのアルカリ金
属塩若しくはアンモニウム塩若しくはアルカノールアミ
ン塩、テトラデカン酸アミドエチル−N−ヒドロキシエ
チル−プロピオン酸及びそのアルカリ金属塩若しくはア
ンモニウム塩若しくはアルカノールアミン塩、ヤシ酸ア
ミドエチル−N−ヒドロキシエチル−プロピオン酸及び
そのアルカリ金属塩若しくはアンモニウム塩若しくはア
ルカノールアミン塩、2−ヤシアルキル−N−カルボキ
シメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタ
イン及びそのアルカリ金属塩若しくはアンモニウム塩若
しくはアルカノールアミン塩、2−ドデシル−N−カル
ボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウム
ベタイン、ヤシ油アルキル−N−カルボキシエチル−N
−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインなどが挙
げられる。なかでも、洗浄力、起泡力、すすぎ性という
点で、一般式(3)又は(4)で表わされるアミドベタ
イン型両性界面活性剤、例えばラウリン酸アミドプロピ
ル−N,N−ジメチル−酢酸ベタイン、ミリスチン酸ア
ミドプロピル−N,N−ジメチル−酢酸ベタイン、コカ
ミドアミドプロピル−N,N−ジメチル酢酸ベタイン等
が特に好ましい。
【0016】本発明においてベタイン型両性界面活性剤
(a)は、本発明組成物中0.1〜30重量%(以下、
単に「%」で示す)、好ましくは0.5〜25%、とく
に好ましくは1〜20%使用される。0.1%未満では
十分な洗浄力が得られず、一方、30%を超えると効果
が飽和し経済的でない。
【0017】本発明に使用されるリン酸エステル型界面
活性剤(b)としては、炭素数8〜24の直鎖若しくは
分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を有し、必要に応
じ、水溶性を増大させるため、エチレンオキサイド基若
しくはプロピレンオキサイド基を有する、モノアルキル
リン酸エステル、そのアルカリ金属塩、アンモニウム
塩、モノ、ジ、トリ等のアルカノールアミン塩などが挙
げられる。また、炭素数1〜24の直鎖若しくは分岐鎖
のアルキル基又はアルケニル基を有し、必要に応じエチ
レンオキサイド基若しくはプロピレンオキサイド基を有
する、ジアルキルリン酸エステル若しくはそのアルカリ
金属塩、アンモニウム塩、モノ、ジ、トリ等のアルカノ
ールアミン塩等が挙げられる。
【0018】具体例としては、直鎖若しくは分岐鎖のウ
ンデシルリン酸エステル、ドデシルリン酸エステル、ト
リデシルリン酸エステル、テトラデシルリン酸エステ
ル、ペンタデシルリン酸エステル、ヘキサデシルリン酸
エステル、ドデシルオキシジエチレングリコールリン酸
エステル、ジドデシルリン酸エステル、9−オクタデセ
ンリン酸エステル又はその塩が挙げられる。
【0019】特にすすぎ性及び配合の容易さという点か
ら最も好ましいリン酸エステルは、飽和アルキル鎖の炭
素数の総和が10〜16のリン酸エステル若しくはその
塩である。より好ましい具体例としては、ドデシルリン
酸エステル、テトラデシルリン酸エステル、2−メチル
デシルリン酸エステル、2−メチルドデシルリン酸エス
テル、炭素数が11〜15のβ−メチル分岐アルコール
の混合物であるダイヤドール115L(三菱化成(株)
製)を原料としたリン酸エステル又はその塩等が挙げら
れる。
【0020】アルキルリン酸エステル型界面活性剤は、
一般的に、対応するアルコールのリン酸エステル化反応
により製造されるが、多くの場合、その反応組成物はモ
ノアルキル体とジアルキル体の混合物として得られる。
飽和アルキル鎖の炭素数が10〜16のアルコールを原
料として得られるモノアルキルリン酸エステルを本発明
組成物に用いる場合、モノアルキル体とジアルキル体の
組成は、起泡性、配合安定性の点からモノアルキル体が
ジアルキル体に対し、好ましくは重量比で1/1以上、
より好ましくは7/3以上である。
【0021】成分(b)は、本発明組成物中に0.1〜
20%好ましくは0.3〜10%、とくに好ましくは
0.5〜5%配合される。0.1%未満では起泡力、す
すぎ性等を満足できず、一方、20%を超えると、効果
が飽和し経済的でない。
【0022】前記界面活性剤(a)とアルキルリン酸エ
ステル又はその塩(b)との配合量比は、重量比で20
/1〜1/1、好ましくは20/1〜2/1である。2
0/1を超えるとすすぎ性が悪化し、一方、1/1未満
では洗浄力が低下してしまう。
【0023】本発明に使用される水溶性溶剤(c)とし
ては、とくに限定されるものではないが、下記一般式
(9)〜(11)で表わされるものが好ましい。
【0024】
【化7】
【0025】(式中、R9は炭素数3〜8の飽和若しく
は不飽和の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基、フェニル
基又はベンジル基を示し、u及びvはそれぞれ0〜4の
整数を示し、かつ1≦u+v≦4である。ただし、u×
v≠0のとき、付加されるエチレンオキシド基及びプロ
ピレンオキシド基は任意に配列される。)一般式(9)
で表わされる溶剤の具体例としては、ジエチレングリコ
ールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノブ
チルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエー
テル、ジ−(プロピレンエチレングリコール)−モノブ
チルエーテル、フェニルグリコール、フェニルジグリコ
ール、ベンジルグリコール、ベンジルジグリコール等が
挙げられる。これらは一種でも、また二種以上を混合し
て使用してもよい。
【0026】
【化8】
【0027】(式中、R10、R11は、同一でも異なって
いてもよい、炭素数1〜6のアルキル基を示す。)これ
らの具体例としては、1,3−ジメチル−2−イミダゾ
リジノン、1,3−ジエチル−2−イミダゾリジノン等
が好ましいものとして挙げられる。
【0028】
【化9】
【0029】(式中、R12は炭素数1〜6のアルキル基
を示す。)これらの具体例としては、3−メトキシ−3
−メチルブタノール、3−エトキシ−3−メチルブタノ
ールが好ましいものとして挙げられる。
【0030】HO−R13−OH (12) (式中、R13は炭素数4〜12の炭化水素基を示す。)
これらの具体例としては、3−メチル−1,3−ブタン
ジオール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタン
ジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、
1,9−ノナンジオール、1,8−オクタンジオール等
が好ましいものとして挙げられる。上記溶剤(c)は、
一種でも、また二種以上を混合して使用してもよい。
【0031】溶剤(c)の使用量は0.1〜50%、好
ましくは0.5〜20%、とくに好ましくは3〜20%
である。0.1%未満では十分な洗浄力が得られず、一
方、50%を超えると配合が困難となる。
【0032】本発明に使用される金属イオン封鎖剤
(d)としては、通常使用されるものならばいずれのも
のも使用でき特に限定されるものではないが、例えば以
下のものが挙げられる。 (1)オルソリン酸、ピロリン酸、トリポリリン酸、メ
タリン酸、ヘキサメタリン酸、フィチン酸等のリン酸系
化合物のアルカリ金属塩又はアルカノールアミン塩。 (2)エタン−1,1−ジホスホン酸、エタン−1,
1,2−トリホスホン酸、エタン−1−ヒドロキシ−
1,1−ジホスホン酸及びその誘導体、エタンヒドロキ
シ−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−1,2−ジ
カルボキシ−1,2−ジホスホン酸、メタンヒドロキシ
ホスホン酸等のホスホン酸のアルカリ金属塩又はアルカ
ノールアミン塩。 (3)2−ホスホノブタン−1,2−ジカルボン酸、1
−ホスホノブタン−2,3,4−トリカルボン酸、α−
メチルホスホノコハク酸等のホスホノカルボン酸のアル
カリ金属塩又はアルカノールアミン塩。 (4)アスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン等のア
ミノ酸のアルカリ金属塩又はアルカノールアミン塩。 (5)ニトリロ三酢酸、イミノ二酢酸、エチレンジアミ
ン四酢酸、ヒドロキシエチレンジアミン酢酸、ジエチレ
ントリアミン五酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢
酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、トリエチレンテト
ラミン六酢酸、ジエンコル酸等のアミノポリ酢酸のアル
カリ金属塩又はアルカノールアミン塩。 (6)ジグリコール酸、オキシジコハク酸、カルボキシ
メチルオキシコハク酸、クエン酸、乳酸、酒石酸、シュ
ウ酸、リンゴ酸、オキシジコハク酸、グルコン酸、カル
ボキシメチルコハク酸、カルボキシメチル酒石酸などの
有機酸のアルカリ金属塩又はアルカノールアミン塩。 (7)アミノポリ(メチレンホスホン酸)及びそのアル
カリ金属塩又はアルカノールアミン塩、ポリエチレンポ
リアミンポリ(メチレンホスホン酸)及びそのアルカリ
金属塩又はアルカノールアミン塩。 とくにクエン酸あるいはリンゴ酸等のヒドロキシカルボ
ン酸、ピロリン酸等の縮合リン酸、エチレンジアミン四
酢酸あるいはヒドロキシエチレンジアミン酢酸等のアミ
ノカルボン酸、又はこれらのナトリウム塩、カリウム塩
等のアルカリ金属塩又はアンモニウム塩若しくはアルカ
ノールアミン塩など及びそれらの水溶性塩が好ましいも
のとして挙げられる。
【0033】上記金属イオン封鎖剤(d)は、一種で
も、また二種以上を混合して使用してもよい。金属イオ
ン封鎖剤(d)の使用量は0.1〜50%、好ましくは
0.5〜20%、とくに好ましくは3〜20%である。
0.1%未満では十分な洗浄力が得られず、一方、50
%を超えると組成物成分の配合が困難となる。
【0034】本発明組成物には、さらに洗浄力を高める
ため、必要に応じ、前記(a)及び(b)以外の合成界
面活性剤を使用できる。合成界面活性剤としてはとくに
限定されないが、非イオン性界面活性剤及び陰イオン性
界面活性剤からなる群より選ばれる一種又は二種以上の
ものが挙げられる。
【0035】陰イオン性界面活性剤としては、アルキル
ベンゼンスルホン酸塩類、アルキレンオキシド付加アル
キル又はアルケニルエーテル硫酸塩、オレフィンスルホ
ン酸塩類、アルカンスルホン酸塩類、飽和又は不飽和脂
肪酸塩類、アルキレンオキシド付加アルキル又はアルケ
ニルエーテルカルボン酸塩類、α−スルホ脂肪酸の塩類
及びそのエステル類等が挙げられる。
【0036】陰イオン性界面活性剤の対イオンとして
は、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属イオン又は
アンモニア若しくはモノエタノールアミン、ジエタノー
ルアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミ
ンを挙げることができる。
【0037】非イオン性界面活性剤としては、ポリオキ
シエチレンアルキル又はアルケニルエーテル類、ポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシ
プロピレンアルキル又はアルケニルエーテル類、ポリオ
キシブチレンアルキル又はアルケニルエーテル類、アル
キレンオキシド付加アルキル基又はアルケニル基含有非
イオン性界面活性剤混合物、蔗糖脂肪酸エステル類、脂
肪酸グリセリンモノエステル類、アミンオキシド類、酸
化エチレン縮合型界面活性剤、アルキルグリコシド類等
が挙げられる。
【0038】上記界面活性剤は、起泡力の向上のため、
全合成界面活性剤中に前記ベタイン型両性界面活性剤が
少なくとも50%、好ましくは60%以上、とくに好ま
しくは70%以上の範囲で配合されることが好ましい。
【0039】本発明の硬表面用洗浄剤組成物のpHは好ま
しくは6.1以上、より好ましくは6.5〜8.5に調
整される。pHが6.1未満では、成分の配合性がやや劣
化し、また、台所用やカビ取り用として用いられる塩素
系漂白剤と混合したとき有毒な塩素ガスが発生しやすく
なる。一方、pHが8.5を超えるに従い、洗浄力の低下
が次第に生じてくる。
【0040】本発明の硬表面用洗浄剤組成物には、製品
の安定性を保持するために、アンモニア、アルカノール
アミン等のアミン化合物などを配合することができる。
アルカノールアミンとしては、モノ、ジ又はトリアルカ
ノールアミンのいずれもが使用でき、下記一般式(1
3)
【0041】NH(3-y)(CzH2zOH)y (13)
【0042】(式中、y、zはそれぞれ1〜3の整数を
示す)で表わされるものが好ましい。これらのうち、モ
ノエタノールアミン及びジエタノールアミンが洗浄力及
び臭気性の点から好ましい。アルカノールアミンの本発
明組成物への配合量は、0.5〜20%、好ましくは1
〜10%である。0.5%未満では安定化効果が不十分
であり、一方、20%を超えて配合しても効果は増大し
ない。
【0043】本発明の硬表面用洗浄剤組成物には、低温
安定化剤としてエチルアルコール等の低級アルコール、
エチレングリコール等の低級グリコール、ベンゼンスル
ホン酸塩、トルエンスルホン酸塩等の低級アルキルベン
ゼンスルホン酸塩などを配合することができる。また、
本発明の硬表面用洗浄剤組成物には、粘度調整剤とし
て、膨潤性粘土鉱物として知られるモンモリロナイト、
ヘクトライト、パーミキュライト、アタパルジャイト、
セピオラクト及びこれらの混合物を主成分とするスメク
タイト型粘土鉱物、ポリアクリル酸ナトリウム、架橋型
ポリアクリル酸、ポリアクリル酸アルキルエステルなど
のアクリル系のホモポリマー又はコポリマー、ポリビニ
ルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、無水マレ
イン酸ポリマーなどを配合することができる。さらに、
製品の付加価値を増大させるために香料、色素、防腐
剤、酸化防止剤、増粘剤等を任意に配合することもでき
る。
【0044】本発明の硬表面用洗浄剤組成物は、常法に
従い、必須成分(a)〜(d)、さらに必要に応じ、上
記任意成分を配合することにより水溶液として調製する
ことができる。
【0045】
【発明の効果】本発明の硬表面用洗浄剤組成物は、硬水
とともに使用しても洗浄力及び起泡力に優れ、かつ洗浄
後のすすぎ性も良好で、しかも使用後の皮膚の感触が優
れたものであり、とくに脂肪酸のカルシウム塩による汚
れが蓄積しやすい浴室用の洗浄剤として好適に使用でき
る。さらに、本発明組成物は、台所回り、車両等の金属
表面、便器、窓ガラスなどの硬表面用洗浄剤としても適
している。
【0046】
【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0047】実施例1〜7、比較例1〜5 表1(実施例1〜7)及び表2(比較例1〜5)に組成
を示す硬表面用洗浄剤組成物を常法に従い調製した。得
られた組成物について、洗浄力、起泡力及びすすぎ性を
それぞれ下記の測定法に従い評価した。
【0048】(洗浄力)こすった程度では落ちない風呂
汚れが付着している鋳鉄ホーロー浴槽(うわ薬がジルコ
ン系のものを使用)を、評価用洗浄剤を含ませたウレタ
ン製のスポンジに約500gの荷重をかけて5往復こす
った後の、浴槽表面の汚れの除去状態を、視覚によって
下記の5段階で評価した。 5;汚れ落ちが非常に良好。 4;汚れ落ちが良好。 3;汚れ落ちにむらがある。 2;若干汚れが落ちる程度。 1;ほとんど汚れが落ちない。
【0049】(起泡力)洗浄剤組成物をドイツ硬度4°
DH水にて5.0%に希釈し、25℃に保温した後、ロ
ス アンド マイルス(Ross and Mile
s)起泡力測定装置を用いて、生じた泡の高さを測定
(JISK 3362に準拠)した(単位mm)。
【0050】(すすぎ性)洗剤濃度0.25%(温度2
0℃,ドイツ硬度4°DH)の水溶液100ccを500
cc分液ロートに採り、一定回数振とうする。液を流し出
し泡量を測定する。次にすすぎ水50cc(温度20℃,
4°DH)を流し込み、分液ロートをゆっくり10回転
させた後液を流し出す。これを繰返し、泡が消滅するま
での回数を求めすすぎ回数とする。結果を併せて表1及
び表2に示す。
【0051】
【表1】
【0052】
【表2】
【0053】表1及び表2に示される結果にみられるよ
うに、本発明組成物(実施例1〜7)は比較例1〜5に
比し、洗浄力、起泡力及び洗浄後のすすぎ性において優
れるものであった。
【0054】実施例8〜15、比較例6〜10 表3(実施例8〜15)及び表4(比較例6〜10)に
組成を示す硬表面用洗浄剤組成物を常法に従い調製し
た。得られた組成物について、洗浄力、起泡力及びすす
ぎ性を上記実施例と同じ測定法に従い評価した。
【0055】
【表3】
【0056】
【表4】
【0057】表3及び表4に示される結果より明らかな
ように、本発明組成物(実施例6〜10)はいずれも、
比較例に比し、洗浄力、起泡力及び洗浄後のすすぎ性に
おいて優れるものであった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(a)、(b)、(c)及び
    (d); (a)ベタイン型両性界面活性剤 0.1〜30重量%、 (b)下記一般式(1)又は(2) 【化1】 (式中、R1は炭素数8〜24の直鎖若しくは分岐鎖の
    アルキル基又はアルケニル基を示し、Y1は水素原子又
    はメチル基を示し、M1、M2は、同一又は異なって、水
    素原子、アルカリ金属、アンモニア又はアルカノールア
    ミンを示し、mは0〜10の数を示す) 【化2】 (式中、R2、R3は、同一又は異なって、炭素数1〜2
    4の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基
    を示し、Y2、Y3は、同一又は異なって、水素原子又は
    メチル基を示し、M3は水素原子、アルカリ金属、アン
    モニア又はアルカノールアミンを示し、mは前記と同義
    である) で表わされるリン酸エステル型界面活性剤の一種若しくは二種以上 0.1〜20重量%、 (c)水溶性溶剤 0.1〜50重量%、 (d)金属イオン封鎖剤 0.1〜50重量%、 を含有し、かつ、成分(a)と(b)との含有量が重量
    比で20/1〜1/1であることを特徴とする硬表面用
    洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 成分(a)が下記一般式(3)又は
    (4) 【化3】 (式中、R4は炭素数6〜22の飽和若しくは不飽和の
    直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示
    し、R5及びR6は、同一又は異なって、水酸基で置換さ
    れていてもよい炭素数1〜5のアルキル基を示し、Xは
    水素原子又は水酸基を示し、mは0〜5の整数を示し、
    nは1以上の整数を示し、pとqとは0≦p+q≦4で
    ある整数を示す)で表わされるベタイン型両性界面活性
    剤である請求項1記載の硬表面用洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 組成物のpHが6.1〜8.5である請求
    項1又は2記載の硬表面用洗浄剤組成物。
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