JPH06329951A - 下塗り塗料用組成物、及び該組成物を用いた塗装方法 - Google Patents

下塗り塗料用組成物、及び該組成物を用いた塗装方法

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JPH06329951A
JPH06329951A JP11821393A JP11821393A JPH06329951A JP H06329951 A JPH06329951 A JP H06329951A JP 11821393 A JP11821393 A JP 11821393A JP 11821393 A JP11821393 A JP 11821393A JP H06329951 A JPH06329951 A JP H06329951A
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undercoat
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Toshiro Nanbu
俊郎 南部
Hideyuki Onari
英之 大成
Hisao Furukawa
久夫 古川
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 アルコキシシリル基を含有するアクリル系共
重合体(A)、塩素化ポリオレフィン樹脂(B)、加水
分解性シリコン系化合物(C)、及び硬化触媒(D)が
配合されてなる下塗り塗料用組成物。 【効果】 旧塗膜との密着性に優れ、かつ上塗り塗料と
の密着性にも優れた中間塗膜が形成される。これによ
り、旧塗膜を研磨することなく、また下塗り塗料塗布後
から上塗り塗料を塗装するまでにおける時間的な制限を
受けることなく、通常の脱脂処理だけで旧塗膜の補修な
どが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基材との、あるいは基
材上において既に形成した硬化塗膜(旧塗膜)との密着
性に優れ、かつ上塗り塗料との密着性にも優れた下塗り
塗料用組成物、及びその組成物を用いた密着性に優れた
塗膜を形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】上塗り塗
料、例えば自動車製造時において車体に塗装する上塗り
塗料として、熱硬化性のメラミンアルキッド樹脂系塗
料、メラミンアクリル樹脂系塗料などが一般的に使用さ
れている。
【0003】現在、前記上塗り塗料によって形成した硬
化塗膜(旧塗膜)の上に、補修などを目的として他の塗
料を塗装する場合において、前記旧塗膜との密着性をよ
くするために該旧塗膜を研磨する必要があったり、下塗
り塗料塗布後から上塗り塗料を塗装するまでに時間的な
制限があったり、実用上に種々の欠点があった。
【0004】しかるに、前記旧塗膜に対して研磨などの
処理を行なわず、時間的な制限も受けず、通常の脱脂処
理を施すだけで密着性に優れ、また上塗り塗料、望まし
くはシリル基含有アクリル系共重合体を主成分とする上
塗り塗料との密着性にも優れた下塗り塗料の開発が待た
れていた。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用】本発明は上記欠点
を解消するためになされたものである。すなわち、本発
明の下塗り塗料用組成物は、(A)一般式(I)で表わ
されるアルコキシシリル基を含有するアクリル系共重合
体(以下、「アルコキシシリル基含有アクリル系共重合
体」ともいう)、(B)塩素化ポリオレフィン樹脂、
(C)加水分解性シリコン系化合物、及び(D)硬化触
媒が配合されてなる下塗り塗料用組成物、及び前記下塗
り塗料用組成物による塗膜の上にアルコキシシリル基含
有アクリル系共重合体を含む塗料を塗装して、密着性に
優れた塗膜を形成させることを特徴とする塗装方法であ
る。
【0006】アルコキシシリル基含有アクリル系共重合
体(A) 本発明の下塗り塗料用組成物におけるアルコキシシリル
基含有アクリル系共重合体(A)は、その主鎖が実質的
にビニル系共重合体からなり、かつアルコキシシリル基
が炭素原子に直接結合しているため、得られる硬化物
(塗膜)は、耐候性、耐水性などに優れたものとなる。
【0007】前記下塗り塗料用組成物により形成した塗
膜の上に、上塗り塗料を塗布すれば、該上塗り塗料の硬
化物(塗膜)は、優れた硬度、耐候性、耐水性などの特
性を発揮する。
【0008】本発明におけるアルコキシシリル基含有ア
クリル系共重合体(A)は、下記一般式(I)で表わさ
れるアルコキシシリル基を1分子中に少なくとも1個、
好ましくは2個以上有するものである。1分子中のアル
コキシシリル基の平均個数が1個未満であると、得られ
る塗膜の耐溶剤性が悪くなる。
【0009】
【化2】 ただし、上式(I)において、Rは炭素数1〜10好
ましくは1〜4のアルキル基またはフェニル基、R
水素原子、炭素数1〜10好ましくは1〜4のアルキル
基、炭素数1〜10のアリール基、炭素数1〜10のア
ラルキル基よりなる群から選ばれた1価の炭化水素基、
aは0、1または2である。
【0010】一般式(I)で表わされるアルコキシシリ
ル基は、アルコキシシリル基含有アクリル系共重合体
(A)の主鎖の末端に含まれていてもよく、側鎖に含ま
れていてもよく、また主鎖の末端および側鎖の双方に含
まれていてもよい。
【0011】Rの炭素数が10を超えると、アルコキ
シシリル基の加水分解反応性が低下し、Rがアルキル
基以外の基、例えばベンジル基であっても、加水分解反
応性が低下する。
【0012】Rの具体例としては、メチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
イソブチル基が挙げられる。
【0013】Rにおけるアルキル基の具体例として
は、Rの説明のところで挙げたものと同様のアルキル
基が挙げられ、アリール基の具体例としては、フェニル
基が挙げられ、またアラルキル基の具体例としては、ベ
ンジル基が挙げられる。
【0014】一般式(I)で表わされるアルコキシシリ
ル基の具体例としては、後述するアルコキシシリル基含
有モノマーに含まれるアルコキシシリル基が挙げられ
る。
【0015】アルコキシシリル基含有アクリル系共重合
体(A)の数平均分子量は、本発明の下塗り塗料用組成
物から得られる塗膜の物性の点から、3,000〜3
0,000の範囲が好ましく、5,000〜25,00
0の範囲がより好ましい。
【0016】前記(A)成分の数平均分子量が3,00
0未満であると、硬化性が低下するという問題が生じや
すくなり、30,000を超えると、貯蔵安定性が低下
するという問題が生じやすくなる。
【0017】アルコキシシリル基含有アクリル系共重合
体(A)は、たとえばアクリル酸、メタクリル酸、それ
らの誘導体などと、アルコキシシリル基含有モノマーと
の共重合により得ることができる。
【0018】上記アクリル酸またはメタクリル酸の誘導
体には特に制限されず、その具体例としては、メチル
(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、
ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、
ベンジル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メ
タ)アクリレート、トリフルオロエチル(メタ)アクリ
レート、ペンタフルオロプロピル(メタ)アクリレー
ト、パーフルオロシクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、(メタ)アクリロニトリル、グリシジル(メタ)ア
クリレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、(メ
タ)アクリルアミド、α−エチル(メタ)アクリルアミ
ド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N,
N−ジメチルアクリルアミド、N−メチルアクリルアミ
ド、アクリロイルモルホリン、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、N−メチロール(メタ)アクリルア
ミド、東亜合成化学工業社製のアロニクスM−570
0、東亜合成化学工業社製のマクロモノマーであるAS
−6、AN−6、AA−6、AB−6、AK−5、ダイ
セル社製のPlaccel FA−1、Placcel
FA−4、Placcel FM−1、Placce
l FM−4、(メタ)アクリル酸のヒドロキシアルキ
ルエステル類などのα,β−エチレン性不飽和カルボン
酸のヒドロキシアルキルエステル類とリン酸またはリン
酸エステル類との縮合生成物であるリン酸エステル基含
有ビニル系化合物、ウレタン結合やシロキサン結合を含
む(メタ)アクリレートが挙げられる。
【0019】上記アルコキシシリル基含有モノマーとし
ては重合性二重結合を有すること以外は特に制限はな
く、その具体例としては、下記[化3][化4]で表わ
される化合物が挙げられる。その他、末端にアルコキシ
シリル基をウレタン結合またはシロキサン結合を介して
有する(メタ)アクリレートなども含まれる。
【0020】
【化3】
【化4】
【0021】アルコキシシリル基含有共重合体(A)中
のアルコキシシリル基含有モノマーにより形成される部
分の割合は、組成物の硬化性や塗膜物性の点から、0.
5〜30%(重量%、以下同様)の範囲が好ましく、1
〜20%の範囲がより好ましい。
【0022】アルコキシシリル基含有アクリル系共重合
体(A)には、50%を超えない範囲で、主鎖にウレタ
ン結合やシロキサン結合により形成された部分が含まれ
ていてもよく、(メタ)アクリル酸誘導体以外のモノマ
ーに由来する部分を含んでいてもよい。
【0023】上記(メタ)アクリル酸誘導体以外のモノ
マーは特に制限されず、その具体例としては、スチレ
ン、α−メチルスチレン、クロロスチレン、スチレンス
ルホン酸、4−ヒドロキシスチレン、ビニルトルエンな
どの芳香族炭化水素系ビニル化合物;マレイン酸、フマ
ル酸、イタコン酸などの不飽和カルボン酸、それらの塩
(アルカリ金属塩、アンモニウム塩、アミン塩など)、
それらの酸無水物(無水マレイン酸など)、または、そ
れらと炭素数1〜20の直鎖または分岐のアルコールと
のジエステルまたはハーフエステルなどの不飽和カルボ
ン酸エステル;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ジア
リルフタレートなどのビニルエステルまたはアリル化合
物、ビニルピリジン、アミノエチルビニルエーテルなど
のアミノ基含有ビニル系化合物;イタコン酸ジアミド、
クロトンアミド、マレイン酸ジアミド、フマル酸ジアミ
ド、N−ビニルピロリドンなどのアミド基含有ビニル系
化合物;2−ヒドロキシエチルビニルエーテル、メチル
ビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテル、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、クロロプレン、プロピレン、
ブタジエン、イソプレン、フルオロオレフィンマレイミ
ド、N−ビニルイミダゾール、ビニルスルホン酸などの
その他のビニル系化合物が挙げられる。
【0024】アルコキシシリル基含有アクリル系共重合
体(A)は、たとえば特開昭54−36395号公報、
同57−36109号公報、同58−157810号公
報などに開示される方法により製造することができる
が、合成の容易さなどの点から、アゾビスイソブチロニ
トリルなどのアゾ系ラジカル開始剤を用いて溶液重合法
により製造するのが最も好ましい。
【0025】この溶液重合の際に、必要に応じて、n−
ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタン、n
−ブチルメルカプタン、γ−メルカプトプロピルトリメ
トキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシ
ラン、γ−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラ
ン、γ−メルカプトプロピルメチルジエトキシシラン、
下記[化5]で表わされる化合物などの連鎖移動剤を用
いることにより、分子量を調整することができる。
【0026】
【化5】
【0027】また、アルコキシシリル基を分子中に有す
る連鎖移動剤、たとえばγ−メルカプトプロピルトリメ
トキシシランを用い、反応進行中に消費された分を連続
的に補充するようにすれば、分子量調節と併せて、シリ
ル基含有アクリル系共重合体の末端にアルコキシシリル
基を導入できるので好ましい。
【0028】上記溶液重合法による場合の重合溶剤とし
ては、炭化水素類(トルエン、キシレン、n−ヘキサ
ン、シクロヘキサンなど)、酢酸エステル類(酢酸エチ
ル、酢酸ブチルなど)、エーテル類(エチレングリコー
ルモノエチルエーテル、エチレングリコールモノ−n−
ブチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテ
ルアセテート)、ケトン類(メチルエチルケトン、アセ
ト酢酸エチル、アセチルアセトン、メチルイソブチルケ
トン、アセトンなど)、原料モノマーに対して非反応性
の溶剤であれば特に制限なく用いることができる。
【0029】本発明におけるアルコキシシリル基含有ア
クリル系共重合体(A)は、1種単独で用いてもよく、
用途に応じて2種以上を併用してもよい。
【0030】塩素化ポリオレフィン樹脂(B) 本発明の下塗り塗料用組成物は、塩素化ポリオレフィン
樹脂(B)が配合されていることにより、付着性などの
物性が向上する。
【0031】本発明に用いられる(B)成分としては、
例えば、エチレン、プロピレンなどのオレフィンの少な
くとも1種から合成される重合体の塩素化物や、エチレ
ン、プロピレンなどのオレフィンの少なくとも1種から
合成される重合体を不飽和カルボン酸またはその酸無水
物により変性した塩素化物など、従来公知の塩素化ポリ
オレフィン系樹脂が挙げられ、塩素含有率は10〜50
%が好ましく、10〜40%がさらに好ましい。また、
重量平均分子量5,000〜500,000のものが好
ましく、10,000〜300,000のものがさらに
好ましい。
【0032】前記塩素含有率が10%未満では、前記し
た(A)成分との相溶性が低下し、また、50%を超え
ると被塗物との付着性が低下する。
【0033】また、前記重量平均分子量が5,000未
満では、硬度、付着性が劣り、500,000を超える
と溶液粘度が高くなり、貯蔵安定性が低下するので好ま
しくない。
【0034】本発明に用いられる塩素化ポリオレフィン
樹脂(B)は、例えば、山陽国策パルプ(株)製の「ス
ーパークロン」、東洋化成工業(株)製の「ハードレ
ン」、大阪曹達(株)製の「ダイソラック」、三井石油
化学工業(株)製の「ユニストール」などの商品名で市
販されており、商業的に入手可能であり使用し得る。
【0035】塩素化ポリオレフィン樹脂(B)の使用量
に特に限定はないが、(A)成分の固形分100重量部
(以下、単に「部」という)に対し、5〜500部、好
ましくは10〜200部、さらに好ましくは30〜15
0部の範囲とするのがよい。(B)成分の使用量が5部
未満の場合には被塗物に対する付着性が低下し、500
部を超えると外観性、耐水性などが低下する。
【0036】加水分解性シリコン系化合物(C) 本発明における加水分解性シリコン系化合物(C)は、
前記下塗り塗料用組成物から得られた塗膜と上塗り塗膜
との層間付着性などの特性を発現させるためのものであ
る。
【0037】加水分解性シリコン系化合物(C)の好ま
しい具体例としては、たとえば加水分解性シラン化合
物、その縮合物またはその反応物、これらの混合物など
が挙げられる。
【0038】前記加水分解性シラン化合物の具体例とし
ては、たとえば、メチルシリケート(Si(OCH
)、メチルトリメトキシシラン、エチルトリメトキシ
シラン、ブチルトリメトキシシラン、オクチルトリメト
キシシラン、ドデシルトリメトキシシラン、フェニルト
リメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、γ−メ
タクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−アクリ
ロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピル
トリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシ
シラン、N−β−アミノエチル−γ−プロピルトリメト
キシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジエチルジメ
トキシシラン、ジブチルジメトキシシラン、ジフェニル
ジメトキシシラン、ビニルメチルジメトキシシラン、γ
−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、ト
リメチルメトキシシラン、トリエチルメトキシシラン、
トリフェニルメトキシシラン、エチルシリケート(Si
(OC)、メチルトリエトキシシラン、エチ
ルトリエトキシシラン、ブチルトリエトキシシラン、オ
クチルトリエトキシシラン、ドデシルトリエトキシシラ
ン、フェニルトリエトキシシラン、ビニルトリエトキシ
シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−アクリロキシプロピルトリエトキシシラン、γ
−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−メル
カプトプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピ
ルトリエトキシシラン、N−β−アミノエチル−γ−プ
ロピルトリエトキシシラン、ジメチルジエトキシシラ
ン、ジエチルジエトキシシラン、ジブチルジエトキシシ
ラン、ジフェニルジエトキシシラン、ビニルメチルジエ
トキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジエ
トキシシラン、トリメチルエトキシシラン、トリエチル
エトキシシラン、トリフェニルメトキシシランなどが挙
げられる。
【0039】また、前記加水分解性シラン化合物の部分
加水分解縮合物などの縮合物は、前記シラン化合物を単
独または複数混合し、必要量のHOを加え、また必要
に応じて塩酸、硫酸などの縮合触媒を少量加え、常温〜
100℃にし、生成するアルコールを除去しながら縮合
を進めることにより容易に得られる。
【0040】たとえばメチルシリケートの部分加水分解
縮合物でメトキシシリル基を含有する化合物としては、
日本コルコート(株)製のメチルシリケート47、メチ
ルシリケート51、メチルシリケート55、メチルシリ
ケート58、メチルシリケート60などが挙げられ、ま
たメチルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラ
ンなどの部分加水分解縮合物でメトキシシリル基を有す
る化合物としては、信越化学工業(株)製のAFP−
1、AFP−2、AFP−6、KR213、KR21
7、KR9218;東芝シリコーン(株)製のTSR1
65、TR3357;日本ユニカー(株)製のY−15
87、FZ−3701、FZ−3704などが挙げられ
る。また、エチルシリケートの部分加水分解縮合物でエ
トキシシリル基を含有する化合物としては、日本コルコ
ート(株)製のエチルシリケート40、HAS−1、H
AS−6、HAS−10などが挙げられる。
【0041】前記加水分解性シラン化合物の反応物とし
ては、たとえばアミノ基を含むシランカップリング剤と
エポキシ基を含むシランカップリング剤との反応物;ア
ミノ基を含むシランカップリング剤とエチレンオキシ
ド、ブチレンオキシド、エピクロルヒドリン、エポキシ
化大豆油、その他油化シェルエポキシ(株)製のエピコ
ート828、エピコート1001などのエポキシ基を含
む化合物との反応物;エポキシ基を含むシランカップリ
ング剤とエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルア
ミン、エチレンジアミン、ヘキサンジアミン、ジエチレ
ントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレ
ンペンタミンなどの脂肪族アミン類、アニリン、ジフェ
ニルアミンなどの芳香族アミン類、シクロペンチルアミ
ン、シクロヘキシルアミンなどの脂環式アミン類、エタ
ノールアミン類などのアミンとの反応物などが挙げられ
る。これらの加水分解性シリコン系化合物のうち、アミ
ノ基を含むシランカップリング剤とエポキシ基を含むシ
ランカップリング剤との反応物を使用することが好まし
い。
【0042】このような加水分解性シリコン系化合物
(C)は1種で用いてもよく、2種以上を併用してもよ
い。
【0043】加水分解性シリコン系化合物(C)の使用
量に特に限定はないが、(A)成分および(B)成分の
固形分100部に対して通常0.1〜30部であり、
0.5〜20部が好ましい。(C)成分の使用量が0.
1部未満になると添加効果が充分得られなくなり、すな
わち下塗り塗料用組成物から得られた塗膜と上塗り塗膜
との層間付着性が充分でなくなり、30部を超えると本
発明の組成物の貯蔵安定性が低下する傾向がある。
【0044】硬化触媒(D) 本発明において用いる(D)成分である硬化触媒の具体
例としては、たとえばジブチルスズジラウレート、ジブ
チルスズジマレート、ジオクチルスズジラウレート、ジ
オクチルスズジマレート、オクチル酸スズなどの有機ス
ズ化合物;リン酸、モノメチルホスフェート、モノエチ
ルホスフェート、モノブチルホスフェート、モノオクチ
ルホスフェート、モノデシルホスフェート、ジメチルホ
スフェート、ジエチルホスフェート、ジブチルホスフェ
ート、ジオチクルホスフェート、ジデシルホスフェート
などのリン酸または(酸性)リン酸エステル;プロピレ
ンオキサイド、ブチレンオキサイド、シクロヘキセンオ
キサイド、グリシジルメタクリレート、グリシドール、
アクリルグリシジルエーテル、γ−グリシドキシプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリ
エトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジメ
トキシシラン、
【化6】 油化シェルエポキシ(株)製のカーデュラE、油化シェ
ルエポキシ(株)製のエピコート828、エピコート1
001などのエポキシ化合物とリン酸および/またはモ
ノ酸性リン酸エステルとの付加反応物;トリス(エチル
アセトアセテート)アルミニウム、トリス(アセチルア
セトナート)アルミニウムなどの有機アルミニウム化合
物;ジイソプロポキシ・ビス(エチルアセトアセテー
ト)チタニウム、ジイソプロポキシ・ビス(アセチルア
セトナート)チタニウムなどの有機チタネート化合物;
マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、フタル酸、アジピ
ン酸、アゼライン酸、セバシン酸などの飽和もしくは不
飽和多価カルボン酸またはその酸無水物、パラトルエン
スルホン酸などの酸性化合物;ヘキシルアミン、ジ−2
−エチルヘキシルアミン、N,N−ジメチルドデシルア
ミン、モルホリン、ドデシルアミンなどのアミン類;こ
れらアミンと酸性リン酸エステルとの混合物または反応
物;水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ
性化合物などが挙げられる。
【0045】これら硬化触媒(D)のうち、有機スズ化
合物、酸性リン酸エステル、酸性リン酸エステルとアミ
ンとの混合物もしくは反応物、飽和または不飽和多価カ
ルボン酸またはその酸無水物、有機チタネート化合物、
有機アルミニウム化合物、またはこれらの混合物が、活
性が高いという点で好ましい。
【0046】上記硬化触媒(D)は1種で用いてもよ
く、2種以上を併用してもよい。
【0047】(D)成分の使用量は特に限定はないが、
(A)成分および(B)成分の混合物(固形分)100
部に対して通常0.1〜20部であり、好ましくは0.
1〜10部である。(D)成分の使用量が0.1部未満
になると硬化性が低下する傾向があり、20部を超える
と本発明の組成物の硬化物(塗膜)の物性が低下する傾
向がある。
【0048】本発明の組成物には溶剤が使用されていて
もよい。このような溶剤としては芳香族系溶剤が最も好
ましいが、その他にエステル系溶剤、ケトン系溶剤、ア
ルコール系溶剤などを使用することができ、またこれら
と芳香族系溶剤とを混合して用いてもよい。
【0049】また、本発明の組成物には、一般に塗料成
分として使用される他の成分、たとえば酸化チタン、タ
ルクなどの無機質顔料やその他の有機顔料などが含まれ
ていてもよい。
【0050】本発明の下塗り塗料用組成物を塗装した際
の塗膜は、常温〜150℃の間で乾燥する。
【0051】本発明の下塗り塗料用組成物の塗装方法と
しては、まず、ラッカー系、ウレタン系、メラミン系樹
脂塗料などよりなる旧塗膜を脱脂処理する。脱脂処理し
た旧塗膜の上に、通常5〜15μmの膜厚で本発明の組
成物を塗装する。その後、10分〜1時間のセッティン
グで上塗り塗料を塗装する。
【0052】塩素化ポリオレフィン樹脂は種々の塗膜に
対する密着性に優れていることが知られているが、本発
明の組成物は、さらにアルコキシシリル基含有アクリル
系共重合体を含むことにより、密着性を維持しつつ、上
塗り塗膜の外観性を向上させ、補修時のリフティングに
問題のない塗装システムを提供することができる。
【0053】本発明の下塗り塗料用組成物は、自動車、
船舶などの乗り物補修用、橋梁、ビルなどの建築物補修
用、重防食用のみならず、その他の用途の下塗り塗料と
して多くの工業用途に有用である。
【0054】
【実施例】次に、本発明を実施例に基づき説明する。
【0055】合成例1(下塗り塗料用アルコキシシリル
基含有アクリル系共重合体A−1) 110℃に加熱したキシレン35部に、 ブチルアクリレート 55.2部 メチルメタクリレート 42.0部 γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン 2.0部 アクリルアミド 0.8部 メタノール 2.0部 キシレン 18.2部 2,2′−アゾビスイソブチロニトリル 1.0部 からなる混合液を5時間かけて滴下ロートより連続的に
滴下した。
【0056】滴下終了後、2,2′−アゾビスイソブチ
ロニトリル0.5部をトルエン10部に溶かした溶液を
1時間かけて添加し、添加後さらに2時間かけて重合反
応を進めた。この時の重合転化率は97%であった。こ
れをさらにトルエンで希釈し、不揮発分濃度50%の加
水分解性シリル基含有ビニル系共重合体(A−1)を得
た。得られた共重合体(A−1)の数平均分子量は1
5,000であった(GPC法による)。
【0057】合成例2(下塗り塗料用アルコキシシリル
基含有アクリル系共重合体A−2) 110℃に加熱したキシレン35部に、 ブチルアクリレート 24.1部 メチルメタクリレート 56.6部 ステアリルメタクリレート 13.5部 γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン 5.0部 アクリルアミド 0.8部 メタノール 2.0部 キシレン 18.2部 2,2′−アゾビスイソブチロニトリル 1.0部 からなる混合液を5時間かけて滴下ロートより連続的に
滴下した。
【0058】滴下終了後、2,2′−アゾビスイソブチ
ロニトリル0.5部をトルエン10部に溶かした溶液を
1時間かけて添加し、添加後さらに2時間かけて重合反
応を進めた。この時の重合転化率は97.5%であっ
た。これをさらにトルエンで希釈し、不揮発分50%の
加水分解性シリル基含有ビニル系共重合体(A−2)を
得た。得られた共重合体(A−2)の数平均分子量は1
5,500であった(GPC法による)。
【0059】合成例3(上塗り塗料用のアルコキシシリ
ル基含有アクリル系共重合体の合成X−1) 110℃に加熱した35部のキシレンに、 スチレン 15.0部 ブチルアクリレート 20.0部 メチルメタクリレート 49.0部 γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン 15.0部 アクリルアミド 1.0部 キシレン 7.0部 2,2′−アゾビスイソブチロニトリル 4.5部 からなる混合液を5時間かけて滴下ロートより連続的に
滴下した。
【0060】滴下終了後、2,2′−アゾビスイソブチ
ロニトリル0.5部をトルエン10部に溶かした溶液を
1時間かけて添加し、添加後さらに2時間かけて重合反
応を進めた。この時の重合転化率は97%であった。こ
れをさらにトルエンで希釈し、不揮発分濃度60%の加
水分解性シリル基含有ビニル系共重合体(X−1)を得
た。得られた共重合体(X−1)の数平均分子量は5,
000であった(GPC法による)。
【0061】調整例1(上記(X−1)を用いた上塗り
塗料の調整) 合成例3で得られたシリル基含有ビニル共重合体溶液
(X−1)210部に、酸化チタン(石原産業(株)
製、CR−90)84部と、キシレン56部と、直径約
2mmのガラスビース150部とを加え、ペイントシェ
ーカーで1時間分散を行なって白エナメル塗料を得た。
得られた白エナメル塗料に、樹脂固形分100部に対し
て硬化触媒としてジオクチルスズジマレート(堺化学
(株)製、TN−801)1部、加水分解性シリコン系
化合物として日本ユニカ(株)製エポキシシラン(A1
87)と日本ユニカ(株)製アミノシラン(A112
2)との反応物を2部配合した。
【0062】実施例1〜12および比較例1〜9 [表1]〜[表4]に示す組成を、同表に示した割合で
配合し、のちイワタカップ粘度で約10秒になるまでト
ルエンで希釈した。これにより下塗り塗料を得た。
【0063】
【表1】
【0064】
【表2】
【0065】
【表3】
【0066】
【表4】
【0067】一方、メラミンアルキッド樹脂塗膜(関西
ペイント(株)製のマジクロンホワイトを140℃で3
0分加熱硬化させたもの)を脱脂処理した。脱脂処理し
た上記塗膜の上から前記下塗り塗料を、乾燥後の膜厚が
約10μmとなるように塗装したのち、室温で10〜2
0分セッティングした。その後、調整例1で得た上塗り
塗料を、乾燥後の膜厚が30〜40μmとなるように塗
装し、80℃で30分間加熱硬化させた。
【0068】得られた塗膜における1次密着性、2
次密着性、外観性、リコート性、鉛筆硬度を評価
した。結果を[表5]〜[表8]に示す。
【0069】1次密着性 加熱硬化させた後、さらに室温で7日間乾燥させたテス
トピースに碁盤目(2mm×2mm)を切りつけ、セロ
ハンテープ(ニチバン(株)製、CT−40)を貼り、
擦りつけた後、剥離した。
【0070】剥離しなかった面積を10点法(10点:
全く剥離しない、5点:半分剥離、0点:完全に剥離)
で評価した。
【0071】2次密着性 また、加熱硬化させた後、さらに室温で7日間乾燥させ
たテストピースを温水(40℃)に10日間浸漬させ
た。のちこれを取出し、セロハンテープを用いて1次密
着と同様にして評価した。
【0072】外観性 写像性試験器(スガ試験機(株)製 ICM−IDP
型)を用い、塗面の鮮映性を調べた。測定値が大きい程
良好な結果を示す。
【0073】リコート性 80℃で30分加熱硬化させた塗膜にラッカーサーフェ
ーサーを厚めに塗装し、上塗り塗膜のフクレの有無を調
べ、下記基準にしたがって判定した。異常がない場合は
○、一部にフクレある場合は△、全面にフクレがある場
合は×とした。鉛筆硬度 JIS K5400に準拠して試験した。
【0074】
【表5】
【0075】
【表6】
【0076】
【表7】
【0077】
【表8】
【0078】[表5]〜[表8]より、本発明の下塗り
塗料用組成物は、アルコキシシリル基含有アクリル系共
重合体からなる従来の下塗り塗料を用いた時の、旧塗膜
に対する密着性を補い、かつ塩素化ポリオレフィン単独
系塗料を用いた時の層間付着性を向上させることがわか
る。
【0079】
【発明の効果】本発明の下塗り塗料用組成物を用いる
と、旧塗膜との密着性に優れ、かつ上塗り塗料との密着
性にも優れた中間塗膜が形成される。これにより、旧塗
膜を研磨することなく、また下塗り塗料塗布後から上塗
り塗料を塗装するまでにおける時間的な制限を受けるこ
となく、通常の脱脂処理だけで旧塗膜の補修などが可能
となる。
【0080】前記組成物を用いて下塗り塗膜を予め形成
しておき、その上から加水分解性シリル基含有アクリル
系共重合体を含む上塗り塗料を塗装することにより、該
上塗り塗料より得られる上塗り塗膜と前記下塗り塗膜と
の密着力は一層強固なものとなる。また、前記上塗り塗
膜は優れた外観性、リコート性、硬度などの物性を有す
るものとなる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)一般式 【化1】 で表わされるアルコキシシリル基を含有するアクリル系
    共重合体(ただし、Rは炭素数1〜10のアルキル基
    またはフェニル基、Rは水素原子、炭素数1〜10の
    アルキル基、炭素数1〜10のアリール基および炭素数
    1〜10のアラルキル基よりなる群から選ばれた1価の
    炭化水素基、aは0、1または2である。)、 (B)塩素化ポリオレフィン樹脂、 (C)加水分解性シリコン系化合物、及び (D)硬化触媒が配合されてなる下塗り塗料用組成物。
  2. 【請求項2】(A)成分100重量部(固形分)に対
    し、(B)成分5〜500重量部が配合されてなる請求
    項1記載の下塗り塗料用組成物。
  3. 【請求項3】(C)成分が、加水分解性シラン化合物、
    その縮合物またはその反応物、あるいはそれらの混合物
    である請求項1または2に記載の下塗り塗料用組成物。
  4. 【請求項4】(D)成分が、有機スズ化合物、酸性リン
    酸エステル、酸性リン酸エステルとアミンとの混合物も
    しくは反応物、飽和または不飽和多価カルボン酸、飽和
    または不飽和多価カルボン酸の酸無水物、有機チタネー
    ト化合物、有機アルミニウム化合物、またはこれらの混
    合物である請求項1〜3のいずれか1項に記載の下塗り
    塗料用組成物。
  5. 【請求項5】請求項1記載の下塗り塗料用組成物を用い
    て形成させた塗膜の上に、アルコキシシリル基含有アク
    リル系共重合体を含む塗料を塗装することを特徴とする
    塗装方法。
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