JPH06329708A - 高分子量アクリルアミドポリマー類の製造方法と使用方法 - Google Patents

高分子量アクリルアミドポリマー類の製造方法と使用方法

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JPH06329708A
JPH06329708A JP6119750A JP11975094A JPH06329708A JP H06329708 A JPH06329708 A JP H06329708A JP 6119750 A JP6119750 A JP 6119750A JP 11975094 A JP11975094 A JP 11975094A JP H06329708 A JPH06329708 A JP H06329708A
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JP6119750A
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Roger Edgar Neff
ロジヤー・エドガー・ネフ
Roderick Glyn Ryles
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 細かく分散された高分子量のポリアクリルア
ミドの粒子の分散体を形成させ、しかる後に該ポリマー
を好ましくない側鎖反応なしにアルカリ性物質で処理
し、加水分解により高分子量のアニオン性アクリルアミ
ドポリマー類を生成させる。これら生成物を形成させる
好ましい方法は、油相に水相が分散され、安定化された
アクリルアミド水溶液の乳化物をつくった後、該モノマ
ーを重合し、得られた該ポリマー乳化物を加水分解剤と
反応させ、さらに該加水分解されたポリマーを溶液に変
換させることを構成要素としている。 【効果】 これら物質は流出水から各種粒子を除去する
ために工業的に多種多様に応用され有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】本発明は、一般的には、アクリル
アミドポリマー類の製造と使用に関するものである。さ
らに詳しくは、本発明は高分子量及び超高分子量のアニ
オン性アクリルアミドポリマー類の製造法並びにこれら
物質を種々の工業的凝集操作用途に使用する方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】アクリルアミドポリマー類(“ポリアク
リルアミド類”または“PAMs”)の水溶液は、工業
排水、下水排水の沈降及び脱水(dewater)、ま
た凝集技術を利用した濁水の清澄化などの用途に有用で
ある。
【0003】さらに例えばPhillips等による米
国特許公告第4,034,809号明細書で述べられて
いるように、これら物質は、地下の原油を含む地層にポ
リマー溶液を導入して原油回収量を増加させる、二次、
三次原油回収プロセスで非常に有用であることが知られ
ている。PAMsは、典型的には、粉体、または細かく
分散された固体として入手され、特定の用途に応じて水
に溶解して水溶液として使用される。しかしながらこれ
ら乾燥されたポリマー類を水に溶解することは難しく、
時間を要するものであり、特に加水分解されたアクリル
アミドポリマー類の場合にその傾向が顕著である。これ
は乾燥ポリマーが容易に液体に分散せず、水と接触した
際に固まりをつくる傾向にあることに起因している。こ
のような固まりを溶解するには典型的には6−10時間
もの長時間を必要とする。
【0004】Anderson等による米国特許第3,
624,019号明細書には水溶性のビニル付加ポリマ
ー溶液が微細な粒子として分散された油中水(wate
rin oil) 乳化物からなるポリマーラテックス
が開示されており、ポリアクリルアミドが好ましいポリ
マーとして引用されている。またAnderson等が
開示しているポリマー含有の乳化物は安定なものであ
る。該ポリマーは水の存在下転相させると、前述した乾
燥固体ポリマーの溶解で必要とした 6−8時間もの長
い溶解時間と比較し、非常に短時間で溶液にすることが
できる。油中水重合方法及びラテックスポリマー類の製
造方法はVanderhoff等による米国特許第3,
284,393号明細書に記載されている。
【0005】しかしながら、上述したタイプのアクリル
アミドポリマーラテックスの主たる問題点は、それらを
加水分解した時にそのラテックスが不安定になり、ラテ
ックス中のポリマーが凝集し、油中水乳化物から析出し
てしまい、ほとんどもしくはまったく商品価値のない製
品になってしまうことである。
【0006】Connelly等による米国特許第4,
171,296号明細書に、微細に分散されたポリアク
リルアミドを含む油中水乳化物からなるポリマーラテッ
クスに、加水分解前にアルカリに安定な有機界面活性剤
を加えラテックスを安定化してから、該アクリルアミド
ポリマー類を加水分解する方法が開示されている。
【0007】該アクリルアミドポリマー乳化物の製造方
法はアゾ触媒、2,2’−アゾビス(イソブチロニトリ
ル)、を用いてアクリルアミドモノマーを重合すること
及びモノマーを連続的に加えて行くことを含んでなって
いる。またこの参考例では分子量範囲が約10,000
〜25,000,000のものの製造に限定されてい
る。
【0008】Connelly等により開示されたよう
なポリマー類、すなわち分子量が約25,000,00
0までのもの、は有害な副反応に対して相対的に鈍感で
あることが知られている。
【0009】このような副反応は超高分子量のPAMs
において発生する傾向が強い。つまりポリマーの分子量
が高くなればなるほど、ポリマーが架橋する傾向が大き
くなる。
【0010】このような副反応により該ポリマーがもた
らす性能が低下することが知られているため、当業者は
このような不都合を避けるため、低分子量ないしは中分
子量のアクリルアミドポリマー類を使用している。それ
故、部分的に加水分解された高分子量及び超高分子量の
アクリルアミドポリマーを沈降または凝集の用途に用い
る必要をこの分野に携わる当業者は長いこと感じて来て
いる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】高分子量のアクリルア
ミドポリマー乳化物を、側鎖反応の程度を減少させるか
または完全に無くして、効果的かつ有効に加水分解し、
高分子量及び超高分子量のポリマー類を生成させる方法
は望ましく、またそのような方法が必要とされている。
また超高分子量ポリマー類は特に有用であるが、固形物
の凝集をより効果的に行う能力が大きいことからさらに
貴重なものとなっている。
【0012】
【課題を解決するための手段】かくして本発明は、好ま
しくは“超高分子量”のポリマー類を用いた部分的に加
水分解された“高分子量”アクリルアミドポリマー類を
含んでなる改良された凝集剤の使用法及び製造方法に関
するものである。これらの用語はさらに以下で定義す
る。
【0013】本発明で使用される用語「凝集剤(flo
cculating agent)」は一般的には、多
数の固体粒子を含む液流にそれを適用した時、該流れか
ら固体粒子を取り除き実質的には清澄な流出液にする能
力を有する材料を意味している。これまで使用してきた
「凝集操作(flocculation)」は、例えば
製造工場の排水流れのような液流を清澄にする多様の方
法を広く包含するものである。また本発明で使用される
成句「高分子量(high molecular we
ight)」は少なくとも約1000万の分子量をもつ
アクリルアミドポリマーを指している。さらに本発明で
使用される成句「超高分子量(ultra high
molecular weight)」は少なくとも2
700万の分子量をもつポリマーを意味している。上述
したように、超高分子量ポリマー類が本発明では好まし
く使用される。便宜上、これ以後特に指定されない限
り、本明細書中では該成句「高分子量」は前記定義され
た「高」及び「超高」分子量ポリマー類の両方を含むも
のとして使用する。
【0014】本発明では、次の様にして調製したポリマ
ー溶液で上記した様な液流を処理する:不連続相がレド
ックス重合触媒を含むアクリルアミド水溶液の微小滴、
連続相が油溶性の乳化剤を含む液状炭化水素からなる油
中水乳化物を調製し、次に該アクリルアミドモノマーを
重合し該乳化物中にアクリルアミドポリマー水溶液粒を
生成させた。本発明の具体例のひとつとして分子量が1
000万である高分子量ポリマー類を用いる。さらに
具体的な例として、分子量が約2700万の超高分子量
のポリマー類を用いる。
【0015】分子量が2700万及びそれ以上である場
合、側鎖反応を減少させることまたは無くすことの必要
性は該ポリマーを製造する上での一要素となっている。
【0016】さらに具体的な例では、分子量範囲は34
00万の超高分子量ポリマー類を使用する。該乳化物
は油溶性の乳化剤を添加するか有機界面活性剤を一種添
加することで安定化される。凝集剤生成方法は少なくと
もアルカリ性物質(ポリマー上のアミド基の一部をカル
ボキシル基に変換するように)を添加することによりア
クリルアミドポリマーを部分的に加水分解することを含
んでおり、その結果として部分的に加水分解された高分
子量のアニオン性アクリルアミドポリマー凝集剤を得る
ことができる。該凝集剤は固形分を含む液流に加えて固
形分を凝集させ、引き続いて液流から除去するのに使用
される。
【0017】このようにして製造された凝集剤は改善さ
れた諸性質を有しており、そのため特に以下に記述する
例えば製紙工場または脱インク装置から排出される鉱物
質スラリー類又は排水を凝集させるというような 多種
多様の工業的な固−液分離操作に有用である。本発明に
かかわる凝集剤は特に、このような排水液から固形分を
除去し実質上透明な液として排出するのに有効である。
【0018】本発明の高分子量アクリルアミドポリマー
を使用する方法では、先行技術の低分子量又は中分子量
のポリマー類を含んでなる製品を用いた方法と比較し
て、凝集速度並びに凝集効率を十分に高めることができ
る。上述した改良点には、例えば、沈降時間の短縮や凝
集系での沈降速度の増加(後述する実施例3,4,14
及び15を参照)も含まれる。本明細書中で好ましいと
述べている超高分子量のPAM凝集剤を使用するとさら
に、先行技術の低分子量から中分子量のPAMsを使用
した時に必要とされる投与量よりもずっと少ない投与量
で、流水中の懸濁固形分量を実質上減らすことができ
る。(実施例6参照) 本発明の方法の第一段階はポリマー乳化物を生成させる
ことである。この段階は以下に述べるような数ステップ
の工程を含んでいる。
【0019】第一ステップではアクリルアミドモノマー
水溶液の微小滴を不連続相として含んでなる油中水乳化
物を生成させる。該乳化物の連続相は一種の油溶性乳化
剤を含む液状炭化水素である。該乳化物はさらにRob
inson等による米国特許第4,339,371号明
細書に記載されているようなレドックス重合触媒の一種
を含んでおり、その記載内容は引用することによって本
明細書の内容となる。有用な触媒系として一般的には、
例えば、過硫酸塩−メルカプタン系、過硫酸塩−亜硫酸
塩系、塩素酸塩−重亜硫酸塩系及び過酸化水素−鉄系が
挙げられるが、本発明で使用するに最も好ましいレドッ
クス触媒は3級ブチルハイドロパーオキシド−重亜硫酸
ナトリウムである。乳化物を生成させたならば、該アク
リルアミドモノマーを触媒を用いて塊状重合し、不連続
相の高分子量アクリルアミドポリマー水溶液の粒子にす
る。該ポリマーは少なくとも約1000万の分子量を持
つことが望ましい。このような重合体ラテックスおよび
それらの製造方法は先に述べたAnderson等によ
る米国特許第3,642,019号及びVanderh
off等による同第3,284,393号明細書に記載
されており、またそこに開示された事項はそれを引用す
ることにより本明細書に含まれる。
【0020】該ポリマーは、しかる後に、以下に述べる
ようにして加水分解される。加水分解された生成物の分
子量は相応する固有粘度で少なくとも約15dl/gを
示し、またその溶液粘度は少なくとも約4mP.s.に
なっている。該ポリマーは2700万よりも大きい分子
量の超高分子量ポリマーであり、固有粘度が少なくとも
約32dl/gであり、溶液粘度が少なくとも7mP
a.sであることがさらに好ましい。
【0021】上記の如くして生成したポリマーの分子量
は、例えば溶液(“標準”として公知)粘度(Solu
tion Viscosity “SV”)、または固
有粘度(Intrinsic Viscosity
“IV”)のような粘度法分子量測定法で測定すること
ができる。これら両方法はともに通常の当業者にはよく
知られた方法である。また該ポリマーの固有粘度が次式
をもって該ポリマーの分子量と関係づけられることも当
業者には周知のことである。
【0022】IV=0.000373 × 分子量0.66 しかしながら固有粘度測定はやっかいで時間もかかる測
定方法である。本発明で実施されているように該IV測
定は4球型キャノン−ウッベローデキャピラリー粘度計
を用いて、例えば、1モル濃度の食塩水に100,25
0,500及び1000ppmの濃度に試料調製して、
50〜1000sec-1の剪断速度範囲で30℃で測定
される。このようにして得られたデーターを直線回帰
し、ゼロ剪断速度、ゼロポリマー濃度まで外挿する。こ
の回帰計算により求められた値が該ポリマーの固有粘度
である。
【0023】溶液(つまり、標準)粘度値は相対的に固
有粘度値を求めるよりも容易に、つまり手間も時間もか
からずに、求めることができる。さらにSV値は特定の
ポリマーについてはIV値と相関させることができるた
め、ポリマーの分子量は該ポリマーの溶液粘度を参照す
ることで近似的に求めることができる。つまり、ある特
定のポリマーでその溶液粘度が高い時は、該ポリマーの
分子量も高いことを意味している。例えば(次の値は近
似値である): SV 4 mPa.s = IV 15 dl/g = Mw 10,000,000 SV 5 mPa.s = IV 25 dl/g = Mw 20,000,000 SV 6 mPa.s = IV 30 dl/g = Mw 26,000,000 SV 7 mPa.s = IV 32 dl/g = Mw 30,000,000 Sv 10.9 mPa.s = IV 50 dl/g =Mw 60,000,000 である。
【0024】本発明でのSV値は、1モル濃度のNaC
lに0.1%濃度になるようポリマーを溶解し、25℃
で測定したものである。SV値が10以下の場合はUL
アダプターをつけたブルックフィールド粘度計を用いて
60rpmで測定し、SV値が10より大きい時は、3
0rpmで測定し、該測定値を1.7倍している。
【0025】該ポリマーの標準粘度値と加水分解された
ポリマーの加水分解度との間に相関がある。つまり、加
水分解度(アミド基がカルボキシル基に変換された程
度)が一般に少なくとも5モル%であるポリマーでは、
該SV値は約7mPa.sまたはそれ以上である。加水
分解度が10モル%またはそれ以上のポリマーでは,該
SV値は一般的には少なくとも8mPa.sとなってい
る。さらに、加水分解度の範囲が20モル%またはそれ
以上の場合、該SV値は一般的には少なくとも約9mP
a.sとなっている。
【0026】ポリマーのSVとIVの関係及びポリマー
の分子量を決定するためにこの知見を使用することにつ
いては以下に示す諸実施例で明確に説明する。
【0027】実施例13では、例えば、実施例1で製造
したポリマーの溶液についてSV値とIV値の両方を測
定した。該ポリマーの分子量は前述した式(1)を用い
てIV値から求めた。ただ単にポリマーのSV値だけが
分かっている(IV値は未知)場合(実施例10〜12
参照)でも、SV値、IV値間の直線関係からIV値を
求め、さらに前述した関係式 1を用いることによりポ
リマーの分子量の近似値をおおざっぱではあるが簡単に
求めることができる。
【0028】上記した式1をもって、対象とするポリマ
ーのIV値から溶液中のポリマーの分子量を高精度で計
算することができるが、時間がかかること、細部につい
て注意が必要であることなどのIV値を求める上での困
難さは、分子量を測定するという目的に対してSV値を
使用する相対的容易さに比べ、荷が重すぎるきらいがあ
る。これはこのようなSV値は求めるのが相対的に簡単
であり、また上述したように相応するIV値に対して数
学的にも相関づけることができ、それにより溶液のSV
値だけからポリマーの分子量をおおざっぱに求めること
ができるからである。
【0029】本発明での使用に適したPAMsは、上述
したように、少なくとも2700万の超高分子量を有
し、固有粘度(IV)値が少なくとも約32dl/g
であり、溶液粘度(SV)値が少なくとも約7mPa.
sのものであるが、分子量が3400万またはそれ以上
のものはさらに好ましいものである。
【0030】ポリマー乳化物の生成についてさらに言及
すると、そこで連続相を形成させるために用いる油は
、液状炭化水素類、液状置換炭化水素類を含む広範な
有機液体群から選択することができる。有用な液状炭化
水素類として、ベンゼン、キシレン、トルエン、鉱油
類、ケロセン類、ナフサ類などの芳香族および脂肪族化
合物が挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。これら物質は安価であり、水不溶性であり、比較的
非毒性であること及び比較的高い引火点を有しており工
業的に使用するに際し火災に対しての危険性を最小にす
ることができるなどの理由から使用に適している。
【0031】乳化物を形成する成分相互の量比は広い範
囲で動かすことができるが、一般的には該乳化物は20
重量%から50重量%の水;約10から40重量%の油
および約20から40重量%の高分子量のアクリルアミ
ドポリマーを含んでいる。しかしながら、一般的には安
定な乳化物を生成させるには油溶性の乳化剤の一種また
は、有機界面活性剤の一種を添加することが必要であ
る。油溶性の乳化剤を添加する場合、その必要量は日ご
ろの経験から決定されるものであるが、一般的には油重
量を基準にして約0.1から30重量%に相当する量が
使用され、さらに好ましくは、油重量の約3から15重
量%の範囲内で使用される。
【0032】本発明での使用に有用な乳化剤は“親水性
−親油性バランス”を表すHLBでは“低HLB物質”
として当業者には公知のものである。
【0033】これら物質については関連文献、例えば、
この分野の当業者がよく参考にする“the Atla
s HLB 界面活性剤選択指針”に、詳細に説明され
ている。
【0034】好ましい乳化剤としてソルビタンエステル
類およびそれらのエトキシ化誘導体類が挙げられるがモ
ノオレイン酸ソルビタンが特に本目的にかなった物質で
ある。
【0035】使用可能な他の乳化剤として、例えば、上
述したVanderoff等による米国特許第3,28
4,393号明細書で述べられているものがあるが、本
発明ではこれら乳化剤だけに限定されるものではなく、
高いHLB値を持つ他の乳化剤でもそれらが良好な油中
水型乳化物を生成できる限り使用可能である。
【0036】本発明に使用する有機界面活性剤に検討を
移すと、これら物質は最終製品を安定化するものでなけ
ればならないが、この必要にかなう化合物であればどれ
もまた使用可能である。しかしながら、特殊な用途に使
用する界面活性剤の選択はまず最初に少量試料で試用
し、ポリマー状乳化物および/又は加水分解剤の違いに
よる不都合な効果を防止するよう、場合場合に応じて、
使用されなければならない。好ましい有機界面活性剤
は、10から20個の炭素原子を有する脂肪族アルコー
ルまたはアミンに、該アルコールまたはアミン1モル当
たり、2から10モルのエチレンオキシドを反応させて
製造したものである。しかしながら、20より多い炭素
原子もしくは10より少ない(しかしながら少なくとも
8個の)炭素原子を有する他のアミン類およびアルコー
ル類も本発明では使用可能である。もっとも好ましいも
のは、該アルコールまたはアミンが12個から18個の
炭素原子を有し、エチレンオキシドが該アルコールまた
はアミン1モル当たり2から4モル反応しているもので
あり、特に好ましい界面活性剤はオレイルアミンとエチ
レンオキシドとを反応させ生成させたエトキシル化オレ
イルアミンである。他の有用な有機界面活性剤は、例え
ば、(a)1モルのオレイルアルコールを2モルのエチ
レンオキシドと反応させポリオキシエチレン(2)オレ
イルアルコールとしたもの又は(b)1モルのラウリル
アルコールを4モルのエチレンオキシドと反応させポリ
オキシエチレン(4)ラウリルエーテルとしたものであ
る。本発明の1つの実施態様では、該界面活性剤はポリ
マー状乳化物に該乳化物の0.10から15重量% の
濃度になるよう添加され、そこで十分に混合される。し
かしながら、0.5から3重量%の界面活性剤濃度範囲
で使用するのが最も好ましいものである。好ましい実施
態様では、ポリマー状乳化物は上述したように生成され
るが、その乳化物中には(1)高分子量のアクリルアミ
ドポリマーの水溶液分散粒子と(2)例えば、10から
20個の炭素原子を持つ脂肪族炭化水素アルコールに該
アルコール1モルあたり2−10モルのエチレンオキシ
ドを反応させて得られる有機界面活性剤が含まれてい
る。
【0037】次のステップで、該ポリマーを後述する
“加水分解剤”と反応させ、加水分解された高分子量ア
クリルアミドにする。この方法を採用する該製造方法
は、該有機界面活性剤が既にポリマー状乳化物中に存在
しているため、一ステップ省略できる有利性がある。
【0038】本発明での加水分解に有用な加水分解剤に
は、アルカリ金属水酸化物類、4級アンモニウム水酸化
物類がある。有用な4級アンモニウム水酸化物の一つと
してテトラメチルアンモニウム水酸化物が挙げられる
が、好ましい加水分解剤はアルカリ金属水酸化物類であ
り、さらに好ましいものは、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウムおよび水酸化リチウムである。しかしながら実
際はアルカリ溶液を作る物質ならばどれも加水分解剤と
して使用できる。
【0039】本発明の方法においては、加水分解剤は水
溶液とし、撹拌下ゆっくりとポリマー状乳化物に加え
る。好ましい加水分解剤は10〜50%濃度のアルカリ
金属水酸化物水溶液であるが、20〜40%溶液がさら
に好ましく、約30%濃度の溶液が最も好ましいもので
ある。
【0040】該アルカリ金属水酸化物溶液の濃度はポリ
マー状乳化物を基準にすると0.2〜30重量%、好ま
しくは4〜12重量%である。しかしながら使用する加
水分解剤の百分率は所望の加水分解度に応じて変更され
る。
【0041】前述したように約30%濃度のアルカリ金
属水酸化物類の溶液が特に有用であるが、水媒体中のア
ルカリ金属水酸化物の濃度がそれよりも高くても低くて
同様に使用できることに留意すべきである。条件として
低濃度の加水分解剤を使用することが都合のよい場合
は、低加水分解度のものを所望する時、および安定性要
因を考慮する時である。高濃度加水分解剤は過度の希釈
なしに高度の加水分解度を所望する時に使用できる。当
業者には容易に理解できることであるが、この決定には
安定性に対する考慮もなされなければならない。
【0042】該加水分解反応は室温でも行うことができ
るが、昇温して行ったほうが良い結果が得られる。一般
には該反応は約10〜70℃の範囲で行われるが、この
反応での好適な温度範囲は約35〜55℃にある。
【0043】加水分解反応に要する時間は反応物、濃
度、反応条件および所望する加水分解度による。本発明
でのアクリルアミドポリマーは先に述べたよう方法で3
〜80%加水分解される。前述した反応条件にもよる
が、典型的には5〜60%の加水分解が達成できるが、
10〜50%の加水分解範囲が望ましい。
【0044】この加水分解手順並びに前述してきた全て
の反応条件および範囲は、本発明の実施態様すなわち、
(1)有機界面活性剤又は乳化剤を含むポリマー状乳化
物の生成および(2)異なる段階での、有機界面活性剤
または乳化剤のポリマー状乳化物への添加、に適用され
る。
【0045】加水分解剤による反応後、生成した加水分
解アクリルアミドポリマーは、前述したAnderso
n等による米国特許第3,624,019号明細書で開
示されている乳化物類と同じく、油中水型乳化物の中に
分散されている。加水分解後、該加水分解されたポリマ
ー状乳化物を、Anderson等により開示されたと
同じ方法で、水中にある加水分解されたアクリルアミド
ポリマーが該乳化物から非常に短時間で分離するように
相転化させた。この結果を首尾よく成し遂げるには第2
の界面活性剤(相転化剤)を用いる。相転化剤はそれを
ポリマー含有の乳化物に加えるか、該乳化物を溶解させ
る水に加えることが好ましく、またこの相転化剤の採用
は必要不可欠なものであろう。 別法として乳化物を形
成させるために使用する界面活性剤を自己相転化型に
し、第2の乳化剤添加を不要とすることも可能である。
これらいわゆる“破壊剤(breaker)”物質とし
ては親水−親液平衡(“HLB”)が約10より大きい
ものが好ましい。それら物質にはエトキシ化アルコール
類;エトキシ化アルキルフェノール類およびエトキシ化
アミン類並びに当業者には公知の他の多様な化合物があ
るが、アニオン性の高分子量PAMを相転化させるため
に使用する特に好ましい界面活性剤はエトキシ化ノニル
フェニル(nonylphenyl ethoxyla
te)である。相転化剤を加えると乳化物から速やかに
ポリマーが水溶液として分離される。Anderson
等によりリストされた界面活性剤は、加水分解されたア
クリルアミドポリマーを容易に相転化させることが認め
られたが、相転化に使用する界面活性剤は、ポリマーラ
テックスの違いにより場合場合に応じて試用確認しなけ
ればならない。
【0046】前述した如く、本発明で製造されるポリマ
ー類は各種の工業的凝集用途に有用であるが、このよう
にして製造された好ましい加水分解された超高分子量ポ
リマー類の性能は分子量が性能を左右する変数になって
いる沈降プロセスに適用した場合、米国特許出願公告第
4,171,296号明細書記載の化学的に同一のポリ
マーの性能と比較し、実際に、大幅に改善されているこ
とがわかる。
【0047】このような用途の一つに鉱物質スラリー類
の凝集がある。該方法はこのようなスラリーに、スラリ
ーの固形分含有量基準で1〜1000ppm、好ましく
は10−1000ppmの部分的に加水分解された高分
子量アニオン性油中水型乳化物の有効量を加え、該スラ
リー中の固形分粒子を凝集させることからなっている。
【0048】しかる後、これら粒子をスラリーより分離
することで、実質上清澄な液流を得ることができる。ス
ラリーを凝集させるために用いる乳化物溶液は、該乳化
物を0.05から3重量%の濃度で含んでいることが望
ましい。本発明のさらなる実施態様は上述した高分子量
ポリマー乳化物を、例えば、製紙工場の排水、または紙
からインクを除去し該繊維を再生使用できるようにする
脱インク装置の工程水の凝集操作に使用することに関す
るものである。上述した鉱物質スラリーの凝集操作とは
対照的に、本具体例では2段階の工程が必要である。第
一段階では、カチオン性ポリマー、例えばポリジアリル
ジメチルアンモニウムクロライド、カチオン性ポリアク
リルアミドまたはポリアミン、を排水に加え排水中の固
形分粒子上のアニオン性電荷を実質上中和し、第一の混
合物をつくる。該方法の第二段階では第一段階の混合物
に、排水中の固形分重量基準で約1から10000pp
m、好ましくは約10〜1000ppmの本発明に関わ
る部分的に加水分解されたアクリルアミドポリマーの油
中水型乳化物の有効量を加え、固形分粒子を凝集させて
溶液から除去し、第二の混合物をつくる。その結果、実
質上清澄で粒子状物を含まない排水となる。特定の凝集
用途に対して加えるべき乳化物の最適量は日常の試験を
行うことで通常の当業者により決めることができる。
【0049】
【実施例】以下の実施例は説明だけのためになされたも
のであり、本発明になんら制限を加えるものではない。
【0050】実施例 1 前述したように、超高分子量ポリマー乳化物をレドック
ス触媒の存在下、塊状重合で製造した。2000部のバ
ックボーン乳化物に 低臭気性石油オイル 75部 エトキシ化脂肪族アミン 46.2部 30%NaOH 287部 エトキシ化ノニルフェニル相転化剤 44部 を加え、該混合物を撹拌下25〜30℃の温度で反応さ
せた。得られた生成物は溶液粘度(SV)が11.4m
Pa.sで、カルボキシル基含有量が29モル%であっ
た。先に検討を加えたように、該ポリマーのカルボキシ
ル基含有量は該ポリマーが受けた加水分解の程度を表す
指標であり、また該ポリマーの溶液粘度に相応してい
る。
【0051】実施例 2 以下の例外事項を除いて、実施例 1と同様にして行っ
た:478.3部の30%NaOHと47.9部のエト
キシ化ノニルフェニル相転化剤を用いた。得られた生成
物はSV値が12.1mPa.sで、カルボキシル基含
有量は45モル%であった。
【0052】実施例 3 クレー沈殿試験 水中にカオリンクレーを5%固形分濃度になるよう分散
させたもの(1000mlの試料を1リットルのメスシ
リンダーに入れたもの)に、以下に述べるスラリーに添
加する前にあらかじめ水に溶解したポリマー類を加えて
凝集させた。該凝集剤はスラリーに対して1.25pp
mの濃度であった。清澄な水とクレー分散液の界面が5
00mlの目盛りに達するまでの凝集スラリーの沈殿時
間を測定した。
【0053】ポリマー 沈殿時間(秒) ポリマーA 195 実施例1のポリマー 105 実施例2のポリマー 75 ポリマーA=モノマーから共重合された標準的なアクリ
ルアミド/アクリル酸 ポリマー乳化物。 SV=6.
3mPa.s;カルボキシ基 =30モル%。
【0054】本実施例は本発明のポリマー(実施例1及
び実施例2)が分散物の沈殿時間を46〜64%も改善
(短縮)することを示している。
【0055】実施例 4 石炭拒絶試験(Coal
Refuse Tests) 2箇所の炭鉱から得られた試料を用い、凝集試験を実施
した。
【0056】 炭鉱 供給固形分 灰分(%) pH ポリマー 沈降速度 (%) (ppm) (ft/時間) A 7.70 64.9 7.5 A(4.96) 120 A 7.70 64.9 7.5 Ex.2(5.0) 170 B 5.27 52.9 7.5 A (2.0) 50 B 5.27 52.9 7.5 Ex.2(2.0) 190 炭鉱Aのものについては、本発明の凝集剤を用いると沈
降速度(増加)が41%改善され、炭鉱Bのものについ
てのこの改善は約280%になる。
【0057】実施例 5 脱インク装置からの“工程
水”の浄化 実施例1で製造されたアニオン性PAMを、紙の脱イン
ク装置からの洗液の凝集処理に試用してみた。その結果
を以下に示した。
【0058】 アニオン性PAM ポリアミン添加量 上澄み液清澄度 添加量(ppm) (ppm) (NUTs) 50 50 330 45 55 72 40 50 190 50 55 90 (全ての試験において、600ppmの明礬、カチオン
性種、を加えた。)実施例 6 溶存空気浮選による脱インク装置からの
廃液の処理 脱離したインクを分離前に凝集させるために2段階凝集
剤処理法で廃紙脱インク装置からの排水処理を行った。
次に凝集したインクを溶存空気浮選法により排水から分
離した。
【0059】該2段階方法はエピクロルヒドリンとジメ
チルアミンからのポリアミン型縮合生成物であるカチオ
ン性ポリマーを加え(27から34ppm)、しかる後
に高分子量アニオン性ポリアクリルアミド乳化ポリマー
の溶液を加えることを含んでいる。最初の試験では、S
V及び電荷が対照ポリマーA(実施例3参照)と同じ標
準アニオン共重合体乳化物を添加量5〜10ppmの範
囲で加えた。
【0060】凝集したインク固形分を分離した後、排水
中に残留するインク固形分の平均的レベルは220pp
mであった。
【0061】2番目の試験では、実施例 2と同じ超高
分子量アニオン性共重合体乳化物を添加量2.5〜6p
pmの範囲で加えた。
【0062】排水中に残留したインク固形分の平均的レ
ベルは112ppmであった。このことより、本発明に
よる新規なポリマー類は、先行物質の添加量よりも少な
い添加量でも先行物質類(ポリマーA)よりも実質上よ
り大きな懸濁固形分の減少効果をもっていることがわか
る。
【0063】実施例 7 製紙工場排水の凝集 20ppmのポリジアリルジメチルアンモニウムクロラ
イド(“polyDADM”)と実施例 1のアニオン
性PAMとを組み合わせたもので製紙工場排水を処理し
た。その結果を以下に示した。
【0064】 アニオン性PAM 添加量 フロックサイズ 沈降速度 実施例 1 2 小 中程度 〃 3 中+ 中−速い 〃 4 非常に大 速い 〃 5 非常に大 速い+ 対照例 5 中− 中程度− 対照例=ポリマーAと同じ分子量と電荷を持つように製
造されたアクリル酸とアクリルアミドの共重合体。
【0065】実施例 8及び9 得られるポリマー類の加水分解度が低くなるようにNa
OHの使用量を減らしたほかは、実施例 1と同様にし
て実施した。この加水分解度の低下に相応してポリマー
のSVも減少した。(実施例 1の製品と関連してい
る。) 30% NaOH カルボキシル基 実施例 (部) SV(mPa.s) 含有量(モル%) 8 191.3 10.4 18 9 95.7 9.4 9実施例 10〜12 NaOHの使用量を増やしたほかは、実施例 1 と同
様にして実施した。さらに試料の一部を加熱処理した。
該ポリマーの加水分解度は以下のカルボキシル基値で示
されるように実質上より大きいものであった。またすべ
ての場合において、安定な乳化物が得られた。
【0066】 CXL(a) CXL(b) CXL(c) 実施例 NaOH/PAM SV (モル%) (モル%) (モル%) 10 0.9 9.5 55 63 72 11 1.25 9.1 61 71 84 12 1.5 9.5 64 60 86 CXL = カルボキシル基 (モル%単位):a.室温での反応 b.60℃で64時間の反応 c.bを8日後に分析したもの実施例 13 実施例1を繰り返した。生成物のSV値は10.86m
Pa.sであり、IVは50.4dl/gであった。
[これは式1、IV=0.000373×分子量0.66
を使用して求めると分子量6070万に相当する。] 商業的に入手可能なアクリル酸/AMD 共重合体試料
のSVは6.08mPa.s、IVは29.7dl/g
(分子量=2600万)であった。
【0067】実施例 14 実施例1を繰り返した。得られたポリマーのSVは1
0.0であった。実施例3と同じクレー沈降試験を実施
し、その性能を他のアニオン性PAM類と比較した。
【0068】 10フィート/時間の沈降速度を 与えるに必要な添加量 ポリマー 実施例14に対する添加量割合 実施例 14 1 比較例 乾燥 PAM A 1.29 比較例 乾燥 PAM B 1.41 比較例 乾燥 PAM C 1.397 比較例 乳化 PAM D 2.05 比較例 乳化 PAM E 2.68 比較例 乳化 PAM F 2.71 この実施例は、先行技術の物質で本発明のポリマーを使
用した時と同じ結果(10フィート/時間の沈降速度)
を得るためには、実質上より多くの量を必要とすること
を示している。
【0069】実施例 15 Connollyの米国特許第4,171,296号明
細書実施例1に記載された処方を正確に繰り返してみ
た。得られた乳化生成物(ポリマー対照例Q)はSV値
が6.85mPa.s(M.W.=約3500万)であ
った。分析を行うため該ポリマー試料を沈殿させた。沈
殿で得られたポリマーのカルボキシル基含有量は35モ
ル%であった。さらに、本出願明細書の実施例1を繰り
返し実施し、SV値11.17mPa.sの乳化ポリマ
ーで、沈殿させて得たポリマーのカルボキシル基含有量
が35モル%のものを得た。実施例 3で述べたクレー
の沈降試験を行い、下記の結果を得た:また実施例1と
同じ操作で、SV値6.5mPa.s、これは分子量2
8,000,000に相当する、のより分子量の小さい
ポリアクリルアミドをつくり、しかる後、前述したよう
に加水分解を行った。このPAMをポリマーBとして区
別して以下に示した。
【0070】 添加量lb/トン 沈降速度(ft/時) 対照ポリマーQ 実施例1のポリマー ポリマーB 0.5 −− 11.97 8.68 0.75 −− 22.77 15.05 1.0 5.48 37.37 24.09 2.00 10.92 −− −− 3.00 19.56 −− −− 以上の結果は、本発明の高分子量ポリマー類の優秀さを
明確に物語っている。実施例 16及び17 ポリアクリルアミドバックボーン乳化物の分子量を減少
させるために連鎖移動剤のイソプロパノールを重合前に
モノマーに加えた以外は、実施例1を繰り返した。しか
る後、加水分解反応を実施例 1に述べた通りに実施し
た。
【0071】 イソプロパノール 実施例 (%対モノマー) 最終製品のSV値 分子量概略値 16 0.75% 6.17 2700万 17 1.75% 4.91 2000万実施例 18〜23 多様の安定化界面活性剤を加えた以外は、実施例1を繰
り返した。さらにエトキシ化アルコール相転化界面活性
剤を使用した。
【0072】 実施例 安定化界面活性剤 最終製品のSV値 18 オレイン酸イソプロピルアミド* 10.64 19 ポリオキシエチレンオレイルエーテル 10.03 (HLB=8.2) 20 ポリオキシエチレンオレイルエーテル 10.74 (HLB=5.0) 21 オレイン酸置換イミダゾリン 11.11 22 オレイン酸のジエタノールアミド* 10.64 23 ポリオキシエチレンラウリルエーテル 10.50 *アルカリに安定でない。
【0073】ここで開示した発明が上述した目的を十分
満足することは明らかに予測できるが、多種多様の改良
と実施態様は当分野の当業者により考案することができ
るものである。また付加された諸請求はこのような改良
と実施態様のすべてが本発明の真の精神と範囲に含まれ
るようになされたものである。
【0074】本発明の特徴と、実施態様は次の通りであ
る。
【0075】1.a)レドックス重合触媒を含有するア
クリルアミドモノマー水溶液の微小滴を不連続相とし、
油溶性乳化剤を含有する液状炭化水素を連続相としてな
る油中水型乳化物をつくり; b)該アクリルアミドモノマーを塊状重合して、不連続
相としてのアクリルアミドポリマーの水溶液粒を形成さ
せ; c)該アクリルアミドポリマーをアルカリ金属水酸化物
もしくは第4級アンモニウム水酸化物と反応させて該ポ
リマーの少なくとも一部を加水分解し、固有粘度で少な
くとも約15dl/g、溶液粘度で少なくとも約4mP
a.sとして表される1000万以上の分子量を持つ重
合体を生成させることを含んでなる改良された諸性能を
有する凝集剤の製造方法。
【0076】2.該ポリマーが、固有粘度で表すと少な
くとも約32dl/g、溶液粘度で表すと少なくとも約
7mPa.sである少なくとも約2000万の分子量を
有するポリマーであることを特徴とする上記1記載の方
法。
【0077】3.上記c)段階に移る前に、さらに油溶
性乳化剤及び有機界面活性剤からなる群から選択される
安定化剤の一種を該乳化物に加えることを含んでなる上
記2記載の方法。 4.該加水分解された高分子量PAM分散物にさらに相
転化剤を加え、加水分解された該粒子を水溶液中に放出
させることを特徴とする上記1記載の方法。
【0078】5.4mPa.sより大きい溶液粘度及び
約5モル%より大きい加水分解度を有する部分的に加水
分解された高分子量アクリルアミドポリマー。
【0079】6.上記5の加水分解された高分子量ポリ
マーの油中水型乳化物。
【0080】7.さらに相転化剤の一種を含んでなる上
記6記載の乳化物。
【0081】8.多数の鉱物質粒子を含んでなる鉱物質
水性スラリーに、該スラリーの固形分含有量をベースと
して、該粒子を凝集させるに有効な量の上記5記載のポ
リアクリルアミドの溶液を加えて混合液をつくり、その
混合液から該粒子を除去し、実質的に清澄な液とするこ
とを含んでなる鉱物質スラリー類の凝集方法。
【0082】9.多数の固形分粒子を含んでいる製紙工
場の排水に該固形分粒子が帯びているアニオン性の電荷
を実質的に中和するに十分なカチオン性ポリマーを加え
た第一段目の混合液をつくり;該第一段目の混合液に、
該排水中の固形分含有量をベースとして、該固形分粒子
を凝集させるのに有効な量の上記5のポリアクリルアミ
ド溶液を加えて第二段目の混合液をつくり;そして第二
段目の混合液から凝集した固形分粒子を除去し、それに
より実質的に清澄な液流とすることを含んでなる製紙工
場排水の凝集処理方法。
【0083】10.多数の固形分粒子を含む脱インク装
置からの工程排水に該固形分粒子が帯びているアニオン
性の電荷を実質的に中和するに十分なカチオン性ポリマ
ーを加えて第一段目の混合液をつくり;該第一段目の混
合液に、該排水中の固形分含有量をベースとして、該固
形分粒子を凝集させるのに有効な量の上記5記載の乳化
物溶液を加えて第二段目の混合液をつくり;そして第二
段目の混合液から凝集した固形分粒子を除去し、それに
より実質的に清澄な液流とするとすることを含んでなる
第インク装置からの工程排水の凝集処理方法。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)レドックス重合触媒を含有するアク
    リルアミドモノマー水溶液の微小滴を不連続相とし、油
    溶性乳化剤を含有する液状炭化水素を連続相としてなる
    油中水型乳化物をつくり; b)該アクリルアミドモノマーを塊状重合して、不連続
    相としてのアクリルアミドポリマーの水溶液粒を形成さ
    せ; c)該アクリルアミドポリマーをアルカリ金属水酸化物
    もしくは第4級アンモニウム水酸化物と反応させて該ポ
    リマーの少なくとも一部を加水分解し、固有粘度で少な
    くとも約15dl/g、溶液粘度で少なくとも約4mP
    a.sとして表される1000万以上の分子量を持つ重
    合体を生成させることを含んでなる改良された諸性能を
    有する凝集剤の製造方法。
  2. 【請求項2】 4mPa.sより大きい溶液粘度及び約
    5モル%より大きい加水分解度を有する部分的に加水分
    解された高分子量アクリルアミドポリマー。
  3. 【請求項3】 多数の鉱物質粒子を含んでなる鉱物質水
    性スラリーに、該スラリーの固形分含有量をベースとし
    て、該粒子を凝集させるに有効な量の請求項2記載のポ
    リアクリルアミドの溶液を加えた混合液をつくり、その
    混合液から該粒子を除去し、実質的に清澄な液とするこ
    とを含んでなる鉱物質スラリー類の凝集処理方法。
  4. 【請求項4】 多数の固形分粒子を含んでいる製紙工場
    の排水に、該固形分粒子が帯びているアニオン性の電荷
    を実質的に中和するに十分なカチオン性ポリマーを加え
    て第一段目の混合液をつくり;該第一段目の混合液に、
    該排水中の固形分含有量をベースとして、該固形分粒子
    を凝集させるのに有効な量の請求項2記載のポリアクリ
    ルアミド溶液を加えて第二段目の混合液をつくり;そし
    て第二段目の混合液から凝集した固形分粒子を除去し、
    それにより実質的に清澄な液流とすることを含んでなる
    製紙工場排水の凝集処理方法。
  5. 【請求項5】 多数の固形分粒子を含む脱インク装置か
    らの工程排水に該固形分粒子が帯びているアニオン性の
    電荷を実質的に中和するに十分なカチオン性ポリマーを
    加えて第一段目の混合液をつくり;該第一段目の混合液
    に、該排水中の固形分含有量をベースとして、該固形分
    粒子を凝集させるのに有効な量の請求項2記載のポリア
    クリルアミドを加えて第二段目の混合液をつくり;そし
    て第二段目の混合液から凝集した固形分粒子を除去し、
    それにより実質的に清澄な液流とすることを含んでなる
    脱インク装置からの工程排水の凝集処理方法。
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