JPH0632962U - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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JPH0632962U
JPH0632962U JP6772192U JP6772192U JPH0632962U JP H0632962 U JPH0632962 U JP H0632962U JP 6772192 U JP6772192 U JP 6772192U JP 6772192 U JP6772192 U JP 6772192U JP H0632962 U JPH0632962 U JP H0632962U
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JP
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wind tunnel
plate
heat shield
shield plate
side plates
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繁 桑子
正信 沼尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組付け作業時における遮熱板と燃焼筒との位
置確認を容易にし、遮熱板の変形を未然に防止しつつ、
遮熱板の固定を確実に行えるようにする。 【構成】 外装ケース1内に設けられ、下板、一対の側
板4B,4C及びこれら両側板4B,4Cの上部を覆う
風胴天板4Dにて構成した風胴4と、この風胴4内に配
された燃焼筒5と、この燃焼筒5と風胴天板4Dとの間
に設置され、風胴4との間に冷却風路イを形成する遮熱
板8とを備えている。遮熱板8の両端部に支持板27を
設けるとともに、この支持板27の上端部には係止部2
8を設け、この係止部28を前記側板4B,4C上部の
係合部14に係合させることにより、遮熱板8を両側板
4B,4C間に掛け渡して設置し、さらに、支持板27
の係止部28を側板4B,4Cと風胴天板4Dとで挟持
している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、石油ファンヒータ等の温風暖房機に関し、特に風胴内に冷却風路を 形成するための遮熱板を備えた温風暖房機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にこの種の温風暖房機は、例えば、実公平3−34596号公報に開示さ れているように、前面に温風吐出口を有するとともに後部に対流ファンを配した 外装体ケース内に、燃焼筒を収容した風胴を設け、対流ファンの風を風胴を介し て温風吐出口に導くようにしている。また、風胴内には風胴との間に冷却風路を 形成する遮熱板を設置し、冷却風路を流れる対流ファンの冷風で風胴を冷却する ことにより、風胴上部の温度上昇を抑えるようにしている。また、風胴は下板、 左右一対の側板及び風胴天板で構成され、そして、遮熱板は複数の支持板を介し て風胴天板の下面側に予め装着され、製品組立ラインにおける風胴組立て時に、 遮熱板が装着された状態の風胴天板を、前記両側板の上部に被着してビス止めす ることにより、遮熱板を風胴内に組み込んでいた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した温風暖房機では、遮熱板が風胴天板の下面側に予め装着さ れているため、風胴天板を両側板の上部に被着する際に、遮熱板や燃焼筒は風胴 天板で隠れてその位置が確認しにくいものであり、風胴天板の組付けがスムーズ に行えないばかりでなく、遮熱板が燃焼筒に接触した状態で、無理やり風胴天板 に被着してしまう場合も多々あり、このような場合には、遮熱板の後部が変形し 、それが原因で遮熱板が対流ファンに接触し、接触音を発生させる等の心配があ った。
【0004】 本考案は上述の実情に鑑みてなされたものであり、組付け作業時における遮熱 板と燃焼筒との位置確認を容易となし、遮熱板の変形を未然に防止しつつ、遮熱 板の固定を確実に行えるようにすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案では、外装ケース内に設けられ、下板、一対の側板及び風胴天板にて構 成された風胴と、この風胴内に配された燃焼筒と、この燃焼筒と風胴天板との間 に設置され、風胴との間に冷却風路を形成する遮熱板と、この遮熱板の両端部に 設けられた一対の支持板とを備え、この支持板の上部には係止部が設けられ、前 記側板の上部には係合部が設けられ、前記支持板の係止部が前記側板上部の係合 部に係合されることにより前記遮熱板が両側板間に掛け渡して設置され、前記支 持板の係止部が側板と風胴天板とで挟持されている構成である。
【0006】
【作用】
遮熱板を風胴天板とは別に組み付けるようにしたので、遮熱板と燃焼筒との位 置関係を容易に確認でき、遮熱板を組み付ける際に、遮熱板を燃焼筒に打ち当て て変形させる心配がない。また、支持板の上部に設けた係止部を、側板上部の係 合部に係合させることにより、遮熱板を風胴内に仮止め支持することができ、風 胴天板の組付け時に遮熱板は移動を阻止されるため、風胴天板の組付け作業が容 易となる。さらに、支持板の係止部は側板と風胴天板とで挟持されるため、係止 部の外れを防止できる。
【0007】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図1ないし図4に基づいて説明する。図1ないし図4 において、1は温風暖房機の外装ケースであり、この外装ケース1は前面に温風 吐出口2を有するとともに後部には対流ファン3を配し、また、内部には前記対 流ファン3の風を温風吐出口2に導く風胴4を設けている。5は前記風胴4内に 立てて設けた上面開放の燃焼筒であり、この燃焼筒5内の下部には液体燃料(灯 油)を気化して燃焼させる燃焼装置6の燃焼部7を臨ませている。
【0008】 前記風胴4は、燃焼筒5の下部を取り付けた下板4Aと、この下板4Aの左右 両端部から折り曲げにより一体に立ち上げた左右一対の側板4B,4Cと、これ ら両側板4B,4Cの上部を覆う風胴天板4Dとから構成され、前記燃焼筒5と 風胴天板4Dとの間には、風胴4との間に冷却風路イを形成する遮熱板8を設置 している。
【0009】 前記側板4B,4Cは、図3に示すように、その上端部にそれぞれ内向き略水 平方向の第1折曲部9,9を設けるとともに、上端部に連なる前方傾斜部にはそ れぞれ内向きの第2折曲部10,10を設け、また、前端部にはそれぞれ内向き の第3折曲部11,11を設け、さらに、その後端部にはそれぞれ外向きの第4 折曲部12,12を設け、これら第4折曲部12,12を外装ケース1の背壁内 面にビス止めすることにより、前記側板4B,4C及び下板4Aは外装ケース1 に取り付けられるものである。
【0010】 13,13は前記第1折曲部9,9の略中央部に形成した第1凹所であり、こ れら第1凹所13,13には、前後方向に長い長穴状の係合孔14,14がそれ ぞれ設けられ、また、第1凹所13,13よりも奥寄りの第1折曲部9,9の適 所には第1角孔15,15をそれぞれ設けている。また、16,16は前記第2 折曲部10,10の下半部に形成した第2凹所であり、これら第2凹所16,1 6には第2角孔17,17とビス穴18,18をそれぞれ設けている。
【0011】 前記風胴天板4Dは、前記ビス穴18,18に対応する複数の孔19,19が その前方部の両側にそれぞれ設けてあるとともに、前記第1角孔15,15に係 合する複数の爪20,20がその後方部の両側に設けられ、その左右両端部の略 全体にはそれぞれ垂下折曲部21,21が形成されるとともに、後端部には外装 ケース1の背壁内面にビス止めされる起立部22が形成してある。
【0012】 また、前記遮熱板8はアルミメッキ鋼板にて作られ、水平部8Aの前方部並び に後方部には前方傾斜部8B及び後方傾斜部8Cが形成されるとともに、後方傾 斜部8Cの後端部には下向きの保護板部8Dが形成され、さらに、水平部8Aの 左右両側部にはそれぞれ下向きの側片部8E,8Eが形成されている。また、前 記前方傾斜部8Bの左右両端部には、図3に示すように、前折り片23,23を 介して外折り片24,24が設けられ、これら外折り片24,24には、前記ビ ス穴18,18に対応する小孔25,25と前記第2角孔17,17に係着する 係着爪26,26がそれぞれ設けてある。
【0013】 27,27は前記遮熱板8の水平部8Aの左右両側部にその下端部をスポット 溶接にて固着した複数の支持板であり、これら支持板27,27の上端部には、 外向き水平方向の折曲片28A,28Aと前記係合孔14,14に係合する下向 きの係止片28B,28Bとを折曲形成してなる略L字状の係止部28,28を それぞれ設けている。この支持板27,27はその下端部を遮熱板8の水平部8 Aにスポット溶接により固着してあるが、ビスで取り付けても良く、また、遮熱 板8と一体成形することもできる。
【0014】 次に、上記実施例における風胴4の組付けについて説明する。まず、燃焼筒5 を取り付けた状態の下板4Aと両側板4B,4Cの一体成形品を本体ケース1の 背壁内面にビス止めして装着した後、遮熱板8を両側板4B,4C間に掛け渡し て設置する。この遮熱板8の設置は、外折り片24,24に設けた係着爪26, 26を第2折曲部10,10の第2角孔17,17に係着しながら、支持板27 ,27上部の係止片28B,28Bを第1折曲部9,9の係合孔14,14に係 合すればよい。こうして、遮熱板8は移動を阻止され、両側板4B,4C間に仮 止め支持される。
【0015】 次に、風胴天板4Dを両側板4B,4Cの上部に被せ着けるが、風胴天板4D の組付けは、爪20,20を第1折曲部9,9の第1角孔15,15に係合しな がら風胴天板4Dの前方を下向きに回動させて、風胴天板4Dを両側板4B,4 Cの上部に被せる。こうして、風胴天板4Dを両側板4B,4Cの上部に被せる と、前記孔19,19と小孔25,25とビス穴18,18がそれぞれ合致し、 これらにビス29,29を通して、風胴天板4Dと遮熱板8と側板4B,4Cを 締着する。
【0016】 このようにして風胴4の組付けが完了するが、この状態において、支持板27 ,27上部の折曲片28A,28Aは、風胴天板4Dと側板4B,4Cの第1折 曲部9,9に挟持され(図2参照)、一方、遮熱板8の前方の外折り片24,2 4は、風胴天板4Dと側板4B,4Cの第2折曲部10,10に挟持される。
【0017】 本実施例によれば、遮熱板8が風胴天板4Dとは別に側板4B,4Cに組み付 けられるため、従来のように、組付け時に遮熱板が風胴天板によって隠れること がなく、燃焼筒5の位置を確認しながら遮熱板8を組み込むことができる。従っ て、遮熱板8と燃焼筒5との位置関係の確認が容易となり、遮熱板8を組み付け る際に、遮熱板8が燃焼筒5に打ち当り、それが原因で遮熱板8を変形させるよ うな不都合を防止でき、遮熱板8の変形による対流ファン3との接触音の発生が 未然に防止される。
【0018】 また、支持板27,27の上端部に設けた係止片28B,28Bを、側板4B ,4C上部の第1折曲部9,9に設けた係合孔14,14に係合させることによ り、遮熱板8が側板4B,4Cに仮止め支持されるので、風胴天板4Dの組付け 時に遮熱板8の移動を阻止でき、風胴天板4Dを側板4B,4Cの上部に被せ着 ける作業が大変楽になる。
【0019】 さらに、支持板27,27上部の折曲片28A,28A板が、側板4B,4C 上部の第1折曲部9,9と風胴天板4Dとで挟持されているため、係止片28B ,28Bが係合孔14,14から外れる心配がない。従って、遮熱板8は脱落す ることなく、確実に、かつ、強固に固定されるものである。
【0020】 また、上述の実施例では、遮熱板8の前方の外折り片24,24を、風胴天板 4Dと側板4B,4Cの第2折曲部10,10とで挟持しているため、遮熱板8 の取付け強度を高めることができ、対流ファン3の回転等による遮熱板8のひび り音が発生しないようにできる。
【0021】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されているので、遮熱板と燃焼筒との位置関係の確 認が容易となり、組付け時における遮熱板の変形が防止され、これによって接触 音の発生等の不都合が生じないようにできるとともに、遮熱板が風胴内に仮止め 支持されるため、風胴天板の組付け時に遮熱板の移動を阻止でき、風胴天板の組 付け作業性が向上する。また、支持板の係止部は側板と風胴天板とで挟持される ため、遮熱板は脱落することなく、確実に固定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す温風暖房機の要部縦断
正面図である。
【図2】同じく要部の拡大断面図である。
【図3】同じく要部の分解斜視図である。
【図4】同じく温風暖房機の一部切欠側面図である。
【符号の説明】
1 外装ケース 4 風胴 4A 下板 4B 側板 4C 側板 4D 風胴天板 8 遮熱板 14 係合孔(係合部) 27 支持板 28 係止部 イ 冷却風路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装ケース内に設けられ、下板、一対の
    側板及び風胴天板にて構成された風胴と、この風胴内に
    配された燃焼筒と、この燃焼筒と風胴天板との間に設置
    され、風胴との間に冷却風路を形成する遮熱板と、この
    遮熱板の両端部に設けられた一対の支持板とを備え、こ
    の支持板の上部には係止部が設けられ、前記側板の上部
    には係合部が設けられ、前記支持板の係止部が前記側板
    上部の係合部に係合されることにより前記遮熱板が両側
    板間に掛け渡して設置され、前記支持板の係止部が側板
    と風胴天板とで挟持されていることを特徴とする温風暖
    房機。
JP1992067721U 1992-09-29 1992-09-29 温風暖房機 Expired - Lifetime JP2578415Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012167839A (ja) * 2011-02-10 2012-09-06 Corona Corp 暖房機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0252052U (ja) * 1988-10-07 1990-04-13
JPH048042U (ja) * 1990-05-11 1992-01-24

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