JPH0236047Y2 - - Google Patents

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JPH0236047Y2
JPH0236047Y2 JP2943485U JP2943485U JPH0236047Y2 JP H0236047 Y2 JPH0236047 Y2 JP H0236047Y2 JP 2943485 U JP2943485 U JP 2943485U JP 2943485 U JP2943485 U JP 2943485U JP H0236047 Y2 JPH0236047 Y2 JP H0236047Y2
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blower
duct
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JP2943485U
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、流し台等の厨房用家具、洗面台等の
洗面家具の下部に配設されて、暖房効果を発揮す
る電気ヒータ式暖房装置に関する。
(従来の技術) 従来、例えば流し台や洗面台下部に設けられる
温風ヒータは、第9図の分解斜視図に示すように
組付けられている。すなわち、送風機7は、外枠
1に配設されたピン20に取付けられており、送
風機7の吐出口7aは、ダクト21の図に表れな
い後方開口部に接続されている。ダクト21は、
外枠1に設けられた取付け台22上に固定されて
おり、その内部に発熱素子9、絶縁板10、支持
板8をそれぞれ両端の爪部9a,10aを支持板
8上に設けられたスリツト8a,8bに挿入係止
させている。支持板8は、ダクト21の側面の開
口部21aの外側にビスにより固定されている。
また、外枠1はカバー2によつて密閉される構造
となつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のような従来構造にあつて
は、発熱素子9、絶縁板10、支持板8をダクト
21に取付けるには、第10図aに示すように支
持板8の一方をダクト21の開口部21aの外側
にビス22によつて固定し、第10図bに示すよ
うに発熱素子9と絶縁板10の爪部9a,10a
をそれぞれ支持板8上に設けられたスリツト8
a,8bに挿入し係止させてから、第10図cに
示すように他方の支持板8も同様に挿入係止させ
てダクト21の開口部21aにビス22によつて
固定するという方法で行つていた。この場合、発
熱素子9と絶縁板10の爪部9a,10aとを支
持板8上のスリツト部8a,8bに挿入する操作
はダクト21の開口部21aが小さいために非常
に組付作業性が悪いものとなつている。また、送
風機7、ダクト21等の外枠1への組付けも、外
枠に直接に行われる構造であるため、特に電気配
線等の工程において非常に作業性が劣る原因とも
なつていた。
(問題点を解決するための手段) そこで本考案は、上述のような作業性の悪さを
改良するために、前記発熱素子を収納固定し、前
記送風機の吐出口を接続する接続口を有し、断面
コの字型形状を有するダクトと、 前記送風機をその空気取入口が対向するように
固定され、前記ダクトが箱体を形成するように固
定された取付け板と、 前記取付け板上の、前記送風機の空気取入口が
対向する面に設けた通気口と、 前記送風機および前記ダクトを固定した取付け
板を内部に収納する外枠とを備えるという構成を
採用する。
(作用) 上記手段による作用を説明すると、発熱素子を
組付けるダクトがコの字形の断面形状であるため
に、箱体形状の従来のものに比べて前記発熱素子
を内部に組付ける作業のための作業空間が大巾に
広げられる。また、上記ダクトおよび送風機を組
付け固定する取付け板を設けたために、これに送
風機の構成部品を組付け電気配線等を行つてから
外枠に収納固定することができ、外枠内に直接取
付ける際の、外枠側面が邪魔になるようなことが
なくなる。
(実施例) 以下、本考案を図に示す実施例について説明す
る。第1図は、本考案の温風ヒータの内部取付構
造を説明する分解斜視図で、1は外枠、2はカバ
ーでいずれも金属等の薄板からなる。3は樹脂製
または金属製の前面グリルで空気吸込口3aと空
気吹出口3bとを有しており、空気吸込口3aに
は、ホコリ等を除去するフイルタが、空気吹出口
3bには温風を下向きに吹出させるルーバーが備
えられている。この前面グリル3は、台所流し
台、洗面台等の厨房家具下部に設けられているけ
こみ部表面板に端面が一致して取付けられ、外枠
1全体が厨房家具下部に収納されている。
外枠1の下面1aには、断面クランク状の金属
製固定ガイド4が左右両端に奥行き方向に互いに
平行に2本設けられ、スポツト溶接、ろう付け等
によつて固定されている。5は金属薄板からなる
断面ハツト形状の取付け板である、ハツト形状の
両端のつば部5aを固定ガイド4に係合させてス
ライド式に外枠1に収納させており、第6図に示
すように取付け板5と外枠1の下面1aとの間に
は通気流路となる空間1bが形成される。また固
定ガイド4の奥側の端部は袋状にストツパを形成
しており、取付け板5の後端部と外枠1の後側面
1cとの間には第6図に示すように通気流路1d
が形成されている。6は金属薄板からなり、隅部
に固定用つば部6aを有する断面コの字形のダク
トであり、側方には送風機7の吐出口7aを接続
する接続口6bを、内部には、発熱素子等からな
るヒータ部を備えている。ダクト6は、空気吹出
口3bと、その側部開口面6cが一致するように
前記つば部6aで取付け板5上にビス等の固定手
段によつて固定されている。
また、送風機7は、その吐出口7aと前記ダク
ト6の接続口6bとを接続して、送風機7の空気
取入口が下向きとなるように取付け板5にビス等
の固定手段で固定されている。取付け板5上の送
風機7の空気取入口が対向する部分は、通気口5
bが設けられており、またこの通気口5bと、ダ
クト6の間の取付け板5上には、第2図の拡大斜
視図にその形状を説明するような長さ9cm、巾
1.5cmの長穴5cが設けられている。この長穴5
cは、打ち抜きと折り曲げを行つて製作されダク
ト6側に向かつて下方向に立上がつた切り起し部
5dを形成している。また前面グリルの空気吸込
口3aに対向する取付け板5の前端面は切り込み
部5eが形成されており、前面グリル3の空気吸
込口3aと取付け板5および外枠1の下面1aと
で囲まれた空間1bとを連通させている。
次に、ヒータ部の構成を第3図のダクト6の下
方から見た分解斜視図に基づいて説明する。ダク
ト6の側面部には、開口部6d,6eが設けられ
ており、この開口部6d,6eに耐熱、電気絶縁
性の優れたマイカ等で製作された支持板8がビス
等の固定手段で固定されている。この支持板8に
は、発熱体9および絶縁板10が、その両端の爪
部9a,10aをそれぞれ支持板8に設けたスリ
ツト8a,8bに挿入係止させはさむようにして
固定されている。なおここで発熱体9は、ハーモ
ニカ状の通気路を有する形状をなし特定温度でそ
の抵抗値が急激に増大するキユリー点を有する
PTC素子が有効に用いられるが、その他のセラ
ミツクフイルタ等の一般のヒータであつてもよく
ハーモニカ形状以外のフオーム形状、ハニカム形
状であつてもかまわない。
また第4図は、送風機7および発熱素子9に通
電を行うための電気配線を説明する斜視図で、1
1はヒユーズ等の過熱防止装置、12は送風機用
コンデンサ、13は電流ヒユーズ箱でそれぞれ取
付け板5、ダクト6に取付けられる。14は端子
台で外枠1の内側奥部の側面に取付けられてい
る。
次に上記構成においてその作動を説明する。第
5図の上面図および、第5図のA−A断面図であ
る第6図は風の流れを説明する図で、PTC発熱
素子9および送風機7に通電されると、室内空気
が空気吸入口3aから送風機7の空気取入口7b
に流入する3つのおもな流路が形成される。すな
わち、空気吸入口3aからはいり、取付け板5の
切り込み部5eを通つて取付け板5と外枠下面1
aとの間の空間1bを通つて送風機空気取入口7
bに流れ込む図中xで示す矢印の流れと、空気吸
入口3aからはいり、送風機7の上を通つて送風
機後ろ側から取付け板5の下部にはいり、送風機
空気取入口7bに流れ込む図中yで示す矢印の流
れと、空気吸入口3aから取付け板5の上側には
いり、長穴5cを通つて切り起し部5dに当たつ
たのち取付け板5の下側にはいつて送風機空気取
入口7bに流入する図中zで示す矢印の流れの三
つである。これらの空気の流れが合流して、ダク
ト6内に送風されPTC発熱素子9によつて加熱
され温風となつて空気吹出口3bより室内に吹出
される。
前記三つの送風機空気取入口7bに吸入される
空気の流れのうち、矢印xおよびyの流れは、外
枠1の下面1aおよび上面であるカバー2を通気
流路の一部として構成するために外枠1の過熱を
防止し、火災等の防止に役立つ。また矢印zの流
れは、切り起し部5dを冷却し、長穴5cが
PTC発熱素子からの伝熱面積を小さくしている
こととも相俟つて、PTC発熱体素子9から発生
する熱を取付け板5を介して送風機7に伝導する
のを有効に防止しており、送風機7および送風機
まわりの電気部品、配線等を過熱から守るという
すぐれた効果をも有している。
また上述した実施例においては、取付け板5は
外枠1の下面1aに、固定ガイド4に係合させて
取付ける構造であつたが、第7図に示すように固
定ガイドを外枠上面のカバー2上に設け、送風機
7、ダクト6を組付け固定した取付け板5をこの
固定ガイドに下向きに取付けることも可能であ
る。厨房家具は一般に水かかり等によつて水が侵
入しやすい場所に配設されるが、このような構成
とすることによつて、水が侵入しても、侵入した
水は外枠1の下面1aにたまり、徐々に蒸発する
ために、着水によつて発生しやすい漏電や、ヒー
タ切れ等の不具合が発生しないという優れた効果
を奏する。
さらに、上記実施例において支持板8は従来と
同様の形状で構成されていたが、第8図にaおよ
びbに正面図およびそのB−B断面図を示すよう
に、発熱素子9と絶縁体10とを一体的に係合保
持させる筒状部8cを設け、スリツトを発熱素子
9の両端の爪部9aを挿入係止させるスリツト8
aのみにしたものを用いることもできる。このよ
うな構成においては、PTC発熱素子9を2枚の
絶縁板10ではさんでおいて前記爪部9aをスリ
ツト8aに挿入することができるので、スリツト
がそれぞれ三つ設けられていたものに比べてさら
に取付作業が簡略化される。
(考案の効果) 以上述べたように本考案においては、以下の2
つの構成を用いたことによつて従来に比べて大巾
に組付作業が容易になるという優れた効果を発揮
する。(1)発熱素子を組付けるダクトがコの字形の
一方が開放面となる断面形状で構成したために、
箱体形状の従来のものに比較して組付作業のため
の取付空間が広がる。(2)上記コの字形断面のダク
トを開放面を下にして取付け、箱体形状のダクト
を形成させる取付け板を設け、これに送風機等の
構成部品を組付け電気配線等を行つてから外枠に
収納固定するために、外枠を構成する側板が邪魔
になることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の第1の実施例の構造を説明
する分解斜視図、第2図は、本考案の冷却手段で
ある切り起し部の形状を説明する斜視図、第3図
は、発熱素子部の構成を説明する斜視図、第4図
は、電気配線の状態を説明する斜視図、第5図お
よび第6図は、本考案の作動を説明する上面図お
よび断面図、第7図は本考案の他の実施例の取付
構造を説明する斜視図、第8図a,bは、本考案
の支持板の他の実施例の形状を説明する正面図お
よび断面図、第9図は、従来の構造を説明する分
解斜視図、第10図a,b,cは、従来のPTC
発熱素子部の組付け方法を説明する斜視図であ
る。 1……外枠、2……カバー、5……取付け板、
5b……通気口、5d……切り起し部、6……ダ
クト、7……送風機、8……支持板、9……発熱
素子、10……絶縁板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 発熱素子と送風機とによつて温風を供給する
    暖房装置において、 前記発熱素子を収納固定し、前記送風機の吐
    出口を接続する接続口を有し、断面コの字型形
    状を有するダクトと、 前記送風機がその空気取入口が対向するよう
    に固定され、前記ダクトが箱体を形成するよう
    に固定された取付け板と、 前記取付け板上の、前記送風機の空気取入口
    が対向する面に設けた通気口と、 前記送風機および前記ダクトを固定した取付
    け板を内部に収納する外枠とを備えたことを特
    徴とする暖房装置。 (2) 前記発熱素子は、特定温度で急激にその抵抗
    値が増大するキユリー点を有するPTC発熱素
    子であることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の暖房装置。
JP2943485U 1985-02-28 1985-02-28 Expired JPH0236047Y2 (ja)

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JP2943485U JPH0236047Y2 (ja) 1985-02-28 1985-02-28

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JP2943485U JPH0236047Y2 (ja) 1985-02-28 1985-02-28

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JPS61144839U JPS61144839U (ja) 1986-09-06
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JPS61144839U (ja) 1986-09-06

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