JPH06329455A - セメント用混和剤及びセメント組成物 - Google Patents

セメント用混和剤及びセメント組成物

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JPH06329455A
JPH06329455A JP5123966A JP12396693A JPH06329455A JP H06329455 A JPH06329455 A JP H06329455A JP 5123966 A JP5123966 A JP 5123966A JP 12396693 A JP12396693 A JP 12396693A JP H06329455 A JPH06329455 A JP H06329455A
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JP
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cement
weight
vinyl acetate
emulsion
ethylene
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JP5123966A
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Kimiyoshi Nitta
公善 新田
Yasuo Kanejima
保夫 金島
Yuji Yoshii
右治 吉井
Shizuo Narisawa
静夫 成沢
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B40/00Processes, in general, for influencing or modifying the properties of mortars, concrete or artificial stone compositions, e.g. their setting or hardening ability
    • C04B40/0028Aspects relating to the mixing step of the mortar preparation
    • C04B40/0039Premixtures of ingredients
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2103/00Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
    • C04B2103/0045Polymers chosen for their physico-chemical characteristics
    • C04B2103/0053Water-soluble polymers

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 エチレン単位/酢酸ビニル単位の重量比が5
/95〜40/60であるエチレン−酢酸ビニル系共重
合体を含有し、平均粒子径が0.3〜0.8μであるエ
マルジョンであって、その製造にあたって、酢酸ビニル
100重量部あたり、保護コロイドである水溶性高分子
0.1〜6重量部、反応性アニオン系界面活性剤0.1
〜2重量部及びノニオン系界面活性剤2〜8重量部を粒
子安定化剤として用いて得られるエマルジョンを主成分
とするセメント用混和剤及び該セメント用混和剤を含有
するセメント組成物。 【効果】 希釈安定性及びセメント混和性に優れるセメ
ント用混和剤並びに該セメント用混和剤を用いたセメン
ト組成物であって、施工作業性及び施工物の耐久性に優
れたセメント組成物を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セメント用混和剤及び
セメント組成物に関するものである。更に詳しくは、本
発明は、希釈安定性及びセメント混和性に優れるセメン
ト用混和剤並びに該セメント用混和剤を用いたセメント
組成物であって、施工作業性及び施工物の耐久性に優れ
たセメント組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】耐アルカリ性、耐水性及び各種基材への
接着性に優れたセメント組成物を得るため、セメントに
エチレン−酢酸ビニル系共重合体を含有するエマルジョ
ンを混和剤として添加して用いる方法は知られている。
ここで、セメント混和剤は、希釈安定性及びセメント混
和性に優れ、かつ得られるセメント組成物は施工作業性
及び施工物の耐久性に優れることが要求される。しかし
ながら、従来の方法においては以下の問題があった。
【0003】第一に、セメント混和剤としてのエマルジ
ョンの希釈安定性に関する問題がある。すなわち、セメ
ント混和剤としてのエマルジョンの固形分濃度について
は、日本工業規格(JIS A−6203「セメント混
和用ポリマーディスパージョン」)において35重量%
以上と規定されており、日本住宅公団セメントフィラー
規格において45±2重量%と規定されている。そこ
で、約50〜55重量%の固形分を含有するエマルジョ
ンを製造し、使用に際して35〜45重量%の固形分と
なるように水で希釈して用いられるのが一般である。一
方、エチレン−酢酸ビニル系共重合体を含有するエマル
ジョンにおいて、ポリマー粒子(共重合体粒子)の比重
は約1.1程度であるため、エマルジョンを単に水で希
釈した場合、ポリマー粒子が沈降し、同時にエマルジョ
ンの表層部に分離水の相を生じ、エマルジョンの商品価
値が低下する。そこで、エマルジョンを希釈する際に、
エマルジョンに増粘剤を添加し、ポリマーの沈降を防ぐ
工夫がなされているが、この場合も希釈後のエマルジョ
ンを長期間貯蔵すると、ポリマー粒子の沈降及び分離水
が発生した。つまり、従来の方法は、セメント混和剤と
してのエマルジョンの希釈安定性(以下、単に「希釈安
定性」と記す。)において不十分なものであった。
【0004】第二に、セメント混和剤としてのエマルジ
ョンのセメント混和性に関する問題がある。すなわち、
セメント、骨材(砂、小石、砕石など)、水及び混和剤
としてのエマルジョンを混合して得られる施工前のセメ
ント組成物は、時間の経過と共に流動性が減少し、施工
性が低下する。この特性はセメント組成物を調製した後
の施工可能時間(ポットライフ)で表され、該施工可能
時間が長い程セメント混和性に優れることになる。とこ
ろで、従来からセメント混和性を改良するため、界面活
性剤などを添加する方法が知られているが、その効果は
不十分であり、かつ添加に伴う作業の煩雑さなどの問題
があった。つまり、従来の方法は、セメント混和剤とし
てのエマルジョンのセメント混和性(以下、単に「セメ
ント混和性」と記す。)において不十分なものであっ
た。
【0005】第三に、セメント組成物の施工作業性に関
する問題がある。すなわち、セメント組成物は打ち継ぎ
工法、吹き付け工法などにより施工されるが、効率的に
施工できること、たとえばコテ塗り時のコテ伸びがよい
ことなどが要求される。このことは、混和剤中のポリマ
ー/セメントの重量比を高くしてコテ塗り、スプレー塗
などを行う場合に特に重要となる。しかしながら、従来
の方法においては、セメント組成物の施工作業性(以
下、単に「施工作業性」と記す。)において不十分であ
った。
【0006】更に、施工物の耐久性(付着強度)に関す
る問題があり、この点においても従来の方法は不十分で
あった。
【0007】ところで、特公昭47−33054号公報
には、エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョンを混
入したセメント組成物が開示されている。また、特公昭
54−27370号公報には、保護コロイドであるヒド
ロキシエチルセルロースと少量の乳化剤とを併用して得
られるエチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョンをセ
メント混和剤に用いることが示されている。また、特開
昭55−56050号公報には、アニオン系界面活性剤
及びノニオン系界面活性剤を粒子安定剤としたエチレン
−酢酸ビニル共重合体エマルジョンをセメント組成物と
して用いる技術が開示されている。また、特開昭64−
61338号公報には、特定のHLBのノニオン系界面
活性剤又は該ノニオン系界面活性剤とポリビニルアルコ
ール,ヒドロキシエチルセルロースとを粒子安定化剤と
するエチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョンをセメ
ント混和剤として用いることが示されている。しかしな
がら、これらいずれの技術も、前記の希釈安定性、セメ
ント混和性、施工作業性及び施工物の耐久性において十
分であるとはいい難いものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】かかる状況に鑑み、本
発明が解決しようとする主たる課題は、希釈安定性及び
セメント混和性に優れるセメント用混和剤並びに該セメ
ント用混和剤を用いたセメント組成物であって、施工作
業性及び施工物の耐久性に優れたセメント組成物を提供
する点に存する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく、鋭意検討の結果、本発明に到達したも
のである。
【0010】すなわち、本発明のうち、一の発明は、エ
チレン単位/酢酸ビニル単位の重量比が5/95〜40
/60であるエチレン−酢酸ビニル系共重合体を含有
し、平均粒子径が0.3〜0.8μであるエマルジョン
であって、その製造にあたって、酢酸ビニル100重量
部あたり、保護コロイドである水溶性高分子0.1〜6
重量部、反応性アニオン系界面活性剤0.1〜2重量部
及びノニオン系界面活性剤2〜8重量部を粒子安定化剤
として用いて得られるエマルジョンを主成分とするセメ
ント用混和剤に係るものである。
【0011】また、本発明のうち、他の発明は、上記の
セメント用混和剤を含有するセメント組成物に係るもの
である。
【0012】以下、詳細に説明する。本発明のエチレン
−酢酸ビニル系共重合体は、エチレン単位/酢酸ビニル
単位の重量比が5/95〜40/60、好ましくは10
/90〜35/65であるエチレン−酢酸ビニル系共重
合体である。エチレン単位が過少な場合は施工物の耐久
性に劣り、また共重合体のフィルム形成温度が高くなる
ため、冬季に施工した場合、成膜不良に伴う強度低下を
生じる。一方、エチレン単位が過多な場合は施工物の耐
久性に劣る。
【0013】本発明のエチレン−酢酸ビニル系共重合体
は、上記のエチレン単位及び酢酸ビニル単位以外に、プ
ロピオン酸ビニル、ピバリン酸ビニル、イソノナン酸ビ
ニル、バーサチック酸ビニルなどのビニルエステル類;
塩化ビニルなどのハロゲン化ビニル;2−エチルヘキシ
ル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレ
ート、エチル(メタ)アクリレート、メチル(メタ)ア
クリレートなどの(メタ)アクリル酸エステル類;マレ
イン酸エステル、クロトン酸エステル、イタコン酸エス
テルなどの共重合可能なモノマーの一種又は二種以上を
含有するものであってもよい。この場合、該モノマーの
割合は、共重合体中30重量%以下であることが好まし
い。更に、本発明のエチレン−酢酸ビニル系共重合体
は、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン
酸(半エステルを含む)、マレイン酸(半エステルを含
む)などのカルボキシル基含有モノマーおよびその無水
塩;N−メチロールアクリルアミド、N−ブトキシメチ
ロールアクリルアミドなどのN−メチロール誘導体モノ
マー;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2
−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、多価アル
コールのモノアリルエーテルなどの水酸基含有モノマ
ー;ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジメチルプ
ロピルアクリルアミドなどのアミノ基含有モノマー;グ
リシジル(メタ)アクリレートなどのエポキシ基含有モ
ノマー;アクリルアミド、メタアクリルアミド、マレイ
ンアミドなどのアミド基含有モノマー;ビニルスルホン
酸ソーダ、メタリルスルホン酸ソーダなどのスルホン基
含有モノマー;ジアリルフタレート、トリアリルシアヌ
レート、トリアリルイソシアヌレート、エチレングリコ
ールジアクリレート、アリルメタクリレート、アジピン
酸ジアクリレート、トリメチロールプロパンジメタクリ
レートなどの多ビニル化合物などのうちから選ばれた一
種又は二種以上を、本発明の特徴を阻害しない範囲で、
かつ耐水性、耐溶剤性、耐候性、耐熱性などの種々の物
性を向上させる目的で含有するものであってもよい。こ
の場合、上記の化合物の割合は、共重合体中10重量%
以下であることが好ましい。
【0014】本発明のエマルジョンは、平均粒子径が
0.3〜0.8μ、好ましくは0.4〜0.7μのもの
である。平均粒子径が過小な場合はセメント混和性に劣
り、一方平均粒子径が過大な場合は希釈安定性に劣る。
なお、平均粒子径の測定方法は後記の実施例の項目にお
いて記載してあるとおりである。
【0015】本発明のエマルジョンは、その製造にあた
って、酢酸ビニル100重量部あたり、保護コロイドで
ある水溶性高分子0.1〜6重量部、反応性アニオン系
界面活性剤0.1〜2重量部及びノニオン系界面活性剤
2〜8重量部を粒子安定化剤として用いて得られるエマ
ルジョンである。すなわち、かかる特定の乳化系を用い
ることにより、はじめて本発明の目的を達成し得るエマ
ルジョンが得られるのである。
【0016】保護コロイドである水溶性高分子として
は、たとえば部分ケン化ポリビニルアルコール、完全ケ
ン化ポリビニルアルコール、スルホン酸変性ポリビニル
アルコール、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、シ
ラノール基変性ポリビニルアルコールなどのポリビニル
アルコール類;ヒドロキシエチルセルロース、メチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロースなどのセルロー
ス誘導体が用いられ、なかでもポリビニルアルコール類
が好ましい。
【0017】保護コロイドの使用量は、重合に供せられ
る酢酸ビニル100重量部あたり、0.1〜6重量部、
好ましくは0.3〜4重量部である。保護コロイドの使
用量が過少な場合はセメント混和性及び施工物の耐久性
に劣り、一方該使用量が過多な場合は希釈安定性及び施
工作業性に劣る。
【0018】反応性アニオン系界面活性剤としては、た
とえば下式(1)のものをあげることができ(特開昭6
2−221431号公報参照)、具体例としてはアリル
アルキルフェノール−エチレンオキサイド付加体の硫酸
エステル塩をあげることができる。
【0019】
【化1】
【0020】(ここで、R1 は炭素数4〜18のアルキ
ル基、アルケニル基又はアラルキル基を表し、R2 は水
素又は炭素数4〜18のアルキル基、アルケニル基又は
アラルキル基を表し、A1 は炭素数2〜4のアルキレン
基又は置換アルキレン基を表し、n1 は2〜200の整
数を表し、M1 はアルカリ金属原子、アンモニウム基又
はアルカノールアミン残基を表す。)
【0021】また、他の反応性アニオン系界面活性剤と
しては、たとえば下式(2)で表される化合物と酸性亜
硫酸、メタ亜硫酸塩若しくは亜硫酸塩又はこれらの混合
物とを反応させたスルホン酸塩をあげることができ(特
公昭49−46291号公報参照)、具体例としてはア
ルキルアリルスルホコハク酸ソーダ(三洋化成工業社製
商品名“エレミノール JS−2”)をあげることが
できる。
【0022】
【化2】
【0023】(ここで、R3 は水素又はメチル基を表
し、R4 は炭化水素基、置換基を有する炭化水素基又は
オキシアルキレン基を含む有機基を表し、A2 は炭素数
2〜4のアルキレン基又は置換されたアルキレン基を表
し、n2 は0又は正の数を表わす。)
【0024】更に、他の反応性アニオン系界面活性剤と
しては、たとえば下式(3)又は(4)で表されるスル
ホコハク酸ジエステル塩をあげることができる(特開昭
58−203960号公報参照)。
【0025】
【化3】
【0026】(ここで、式中、R5 は置換基を有してい
てもよい炭化水素基、フェニル基、アミノ基又はカルボ
ン酸残基を表し、R6 は水素原子又はメチル基を表し、
3 は炭素数2〜4のアルキレン基を表し、n3 は0〜
100の正の数を表し、M2 は1価又は2価の陽イオン
を表し、kはM2 のイオン価を表す。)
【0027】更に、他の反応性アニオン系界面活性剤と
しては、たとえば下式(5)で表される硫酸エステル塩
含有アクリル酸ポリアルキレングリコールエステル又は
硫酸エステル基含有メタクリル酸ポリアルキレングリコ
ールエステルをあげることができる(特開昭62−34
947号公報参照)。
【0028】
【化4】
【0029】(ここで、R7 は水素又はメチル基を表
し、A4 はアルキレン基を表し、n4 は2以上の整数を
表し、M3 は1価又は2価の陽イオンを表し、mは1〜
2の整数でを表す。)
【0030】更に、他の反応性アニオン系界面活性剤と
しては、たとえば下式(6)で表されるスルホネート化
合物をあげることができる(特開昭54−144317
号公報参照)。
【0031】
【化5】
【0032】(ここで、R8 及びR9 は水素原子又はメ
チル基を表し、R10は炭素数7〜21のアルキル基又は
アルケニル基を表し、M4 はアルカリ金属又はアンモニ
ウム基を表す。)
【0033】更に、他の反応性アニオン系界面活性剤と
しては、たとえば下式(7)又は(8)で表されるイタ
コン酸又はマレイン酸モノエステルアルカリ塩と3−ク
ロロ−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸アルカリ金属
又はアミン塩との反応で得られる化合物をあげることが
できる(特開昭49−40388号公報参照)。
【0034】
【化6】
【0035】(ここで、R11は炭素数8〜22の炭化水
素基を表し、M5 はアルカリ金属又はアンモニウム基を
表わす。)
【0036】更に、他の反応性アニオン系界面活性剤と
しては、たとえば下式(9)で表される化合物をあげる
ことができる。
【0037】
【化7】
【0038】(ここで、R12は炭素数8〜22の炭化水
素基を表し、n5 は0又は1〜100の正の数を表し、
6 はアルカリ金属又はアンモニウム基を表す。)
【0039】反応性アニオン系界面活性剤としては、以
上の他にも、特開昭55−115419号公報に記載さ
れている(メタ)アクリル系の重合性二重結合を有する
化合物、特開昭63−274443号公報に記載されて
いる重合性二重結合がアリル基である化合物、特開昭5
2−134658号公報に記載されているマレイン酸系
の重合性二重結合を有する化合物なども用いられる。な
お、好ましい反応性アニオン系界面活性剤としては、ア
ルキルアリルスルホコハク酸塩系化合物及びアリルアル
キルフェノール−エチレンオキサイド付加体の硫酸エス
テル塩をあげることができる。
【0040】反応性アニオン系界面活性剤の使用量は、
酢酸ビニル100重量部あたり、0.1〜2重量部、好
ましくは0.2〜1.8重量部である。反応性アニオン
系界面活性剤の使用量が過少な場合は希釈安定性に劣
り、一方該使用量が過多な場合はセメント混和性に劣
る。
【0041】本発明のノニオン系界面活性剤としては、
たとえばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオ
キシエチレンアルキルフェノールエーテル、ポリオキシ
エチレン−ポリオキシプロピレンブロック共重合体、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸エステルなどをあげることができ、な
かでもポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル
とポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロック
共重合体を併用することが好ましい。
【0042】ノニオン系界面活性剤の使用量は、酢酸ビ
ニル100重量部あたり、2〜8重量部、好ましくは3
〜7重量部である。ノニオン系界面活性剤の使用量が過
少な場合は希釈安定性及びコテ塗りなどの施工作業性に
劣り、一方該使用量が過多な場合は施工物の耐久性に劣
る。
【0043】本発明のエチレン−酢酸ビニル系共重合体
を含有するエマルジョンを得る方法としては、たとえば
次の方法をあげることができる。すなわち、酢酸ビニ
ル、保護コロイド、反応性アニオン系界面活性剤及びノ
ニオン系界面活性剤の他、PH調整剤(たとえば酢酸、
酢酸ソーダ)、助触媒(たとえば硫酸第一鉄)などを含
有する乳化液を調製し、次に該乳化液を約30〜80℃
程度に昇温し、約5〜100kg/cm2 のエチレン圧
力下、重合触媒(たとえば過硫酸アンモニウム、過硫酸
ナトリウム、過硫酸カリウム、過酸化水素)、還元剤
(たとえばロンガリット)などを適宜添加しつつ重合を
行う。かくして、本発明のエチレン−酢酸ビニル系共重
合体を含有するエマルジョンが得られる。
【0044】本発明のセメント組成物は、本発明の特徴
を損ねない範囲において、エチレングリコール、プロピ
レングリコールなどのグリコール類などの凍結防止剤;
リグニンスルホン酸塩、β−ナフタレンスルホン酸塩、
メラミンスルホン酸塩などの減水剤;メチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ポリビニルアルコールなどの保水剤;ポリエ
チレンオキサイド・ポリプロピレンオキサイドブロック
共重合体、ポリエチレンオキサイド・アルキルフェノー
ルエーテル、ポリエチレンオキサイド・アルキルエーテ
ルなどのノニオン系界面活性剤系の分散助剤;消泡剤;
防腐剤;防カビ剤;充填剤;着色剤;溶剤;増粘剤など
を適宜添加して用いてもよい。
【0045】本発明のセメント組成物は、セメント10
0重量部あたり本発明のセメント用混和剤を通常2〜3
00重量部(固形分基準)、好ましくは3〜100重量
部含有するものである。混和剤の割合が過小な場合は上
記の本発明の優れた特徴が十分に発現されないことがあ
り、一方混和剤の割合が過大な場合はセメント硬化物の
強度が低下することがある。なお、セメント組成物とし
ては、砂、小石、砕石などの骨材も含有するのが一般的
である。ここで、骨材の含有量は特に限定されるもので
はないが、セメント100重量部あたり通常50〜30
0重量部である。
【0046】次に、実施例により本発明を説明する。
【実施例】
実施例1 酢酸ビニルモノマー100重量部あたり、保護コロイド
として平均重合度500、ケン化度88モル%のポリビ
ニルアルコール(クラレ社製“ポバール−205”)2
重量部、反応性アニオン系界面活性剤としてアルキルア
リルスルホコハク酸ソーダ(三洋化成工業社製“エレミ
ノールJS−2”)0.8重量部、ノニオン系界面活性
剤としてポリエチレンオキサイドノニルフェノールエー
テル(花王社製“エマルゲン920”)2.5重量部及
びポリエチレンオキサイド−ポリプロピレンオキサイド
−ブロック共重合体(旭電化社製“プルロニックL64
及びF68)2重量部(L64及びF68を各1重量
部)からなる乳化液を用い、エチレン単位/酢酸ビニル
単位の重量比が15/85であり、平均粒子径が0.6
μのエチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョン(固形
分50%)を得た。次に、該エマルジョンからなるセメ
ント混和剤10重量部(固形分基準)、セメント100
重量部、ケイ砂5号75重量部、ケイ砂7号75重量部
及び水(初期フロー値が160〜180となるように添
加した。)からなるセメント組成物を得、下記のとおり
測定及び評価を行った。
【0047】1.エマルジョンの平均粒子径 エマルジョンを固形分0.5重量%になるように水で希
釈し、ガラスセルに入れ、400〜550mμの入射光
の波長(λ)範囲において、該波長を50mμずつ変え
ながら吸光度(D)を測定した。次に、Log(λ)に
対してLog(D)をプロットし、得られた直線の勾配
をグラフより読み取り粒子径を算出した(光散乱法、波
長指数法)。
【0048】2.希釈安定性 エマルジョンを固形分25重量%になるように水で希釈
し、比色管(水道法準拠:23Φ×370mm)に10
0ml入れ、室温で1ケ月放置した後のエマルジョンの
外観(沈降物、分離水相の有無など)を観察し、更に上
層部10ml及び下層部10mlの固形分を各々測定
し、上層部の固形分/下層部の固形分の比により希釈安
定性を評価した(該比が1.0に近い程、希釈安定性に
優れる。)。なお、外観観察の結果は、○(良好)及び
×(沈澱物あり、不良)で表した。
【0049】3.セメント混和性 セメント組成物のフロー値について、セメント組成物の
調製後1時間放置時点の値を、JIS R−5201
(セメントの物理試験方法)に準拠して測定した。
【0050】4.施工作業性(コテ塗り作業性) セメント組成物を左官ゴテでスレート板に塗布し、その
ときのコテ塗り作業性について、次の基準により評価し
た。 ○:コテ伸びが良好である ×:コテが重く伸びが悪い
【0051】5.施工物の耐久性 セメント組成物をコンクリート板に厚さ10mm厚に塗
り付け、室温で14日間養生後、水中で18時間、次に
−20℃で3時間、更に50℃で3時間を1サイクルと
して保持し、5サイクルを実施後、4×4cmの破断テ
スト用アタッチメントを硬化したセメント表面に取り付
け、建研式引張試験機で付着強度を測定した。耐久性の
指標としては、付着強度と共に破断の位置が重要であ
り、基板として用いたコンクリート板が材破する場合が
最良の耐久性を有するといえる。結果として、破断面に
おけるコンクリート板(基板)の材破率も示した。
【0052】実施例2及び比較例1〜12 表1、3及び5の条件としたこと以外は、実施例1と同
様に行った。条件及び結果を表1〜6に示した。
【0053】結果から、次のことがわかる。本発明の条
件を満足するすべての実施例においては、すべての項目
において満足すべき結果を示している。一方、本発明の
条件のいずれかを欠く比較例は、次のとおり不満足な結
果を示している。保護コロイドであるポリビニルアルコ
ールの使用量が過少な比較例1は、セメント混和性及
び、施工物の耐久性に劣る。保護コロイドであるポリビ
ニルアルコールの使用量が過多な比較例2は、希釈安定
性及び施工作業性に劣る。反応性アニオン系界面活性剤
であるエレミノールJS−2の使用量が過少な比較例3
は、希釈安定性に劣る。該エレミノールJS−2の使用
量が過多な比較例4は、セメント混和性に劣る。本発明
の反応性アニオン系界面活性剤に代え、一般的なアニオ
ン系界面活性剤であるドデシルベンゼンスルホン酸ソー
ダを用いた比較例5は、希釈安定性及び施工物の耐久性
に劣る。化学構造がエレミノールJS−2に比較的似て
いるが、一般的アニオン系界面活性剤であるアルキルス
ルホコハク酸ソーダ(ペレックスOT−P)を用いた比
較例6は、希釈安定性及びセメント混和性に劣る。ノニ
オン系界面活性剤の使用量が過少の比較例7は、希釈安
定性及び施工作業性に劣る。ノニオン系界面活性剤の使
用量が過多な比較例8は、施工物の耐久性に劣る。共重
合体中のエチレン単位の割合が過小な比較例9は、施工
物の耐久性に劣る。保護コロイドであるヒドロキシエチ
ルセルロースと少量の乳化剤を併用したエチレン−酢酸
ビニル共重合体エマルジョンを用いた比較例10は、希
釈安定性及び施工物の耐久性に劣る。アニオン系界面活
性剤とノニオン系界面活性剤を併用した比較例11は、
セメント混和性及び耐久性に劣る。ノニオン系界面活性
剤とポリビニルアルコールからなる乳化剤系のエチレン
−酢酸ビニル共重合体エマルジョンを用いた比較例12
は、希釈安定性、セメント混和性及び耐久性に劣る。
【0054】
【表1】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実 施 例 比 較 例 1 2 1 2 3 ポリマー組成(重量比) エチレン単位 15 15 15 15 15 酢酸ビニル単位 85 85 85 85 85 乳化処方 *1 保護コロイド ポバール205 2.0 2.0 0.01 8.0 2.0 HEC AG-15 反応性アニオン系界面活性剤 エミノールJS-2 0.8 0.8 0.8 0.01 アクアロンHS-10 0.8 アニオン系界面活性剤 ネオペレックスF25 ペレックスOT-P ノニオン系界面活性剤 エマルゲン920 2.5 2.5 2.5 2.5 2.5 プルロニックL64 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 プルロニックF68 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 エマルジョン平均粒子径μ 0.6 0.6 0.4 0.8 0.7 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0055】
【表2】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実 施 例 比 較 例 1 2 1 2 3 評価 希釈安定性 目視観察 ○ ○ ○ × × 上層固形分/下層固形分 0.88 0.85 0.79 *2 *2 セメント混和性 混和直後のフロー値 170 169 168 170 168 1時間経過後のフロー値 165 163 125 160 162 施工作業性 ○ ○ ○ × ○ 施工物の耐久性 付着強度 kg/cm2 22 20 *3 19 20 基板材破率 % 100 100 0 90 100 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0056】
【表3】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 比 較 例 4 5 6 7 8 ポリマー組成(重量比) エチレン単位 15 15 15 15 15 酢酸ビニル単位 85 85 85 85 85 乳化処方 *1 保護コロイド ポバール205 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 HEC AG-15 反応性アニオン系界面活性剤 エミノールJS-2 3.0 0.8 0.8 アクアロンHS-10 アニオン系界面活性剤 ネオペレックスF25 0.8 ペレックスOT-P 0.8 ノニオン系界面活性剤 エマルゲン920 2.5 2.5 2.5 0.5 5.0 プルロニックL64 1.0 1.0 1.0 0.5 2.0 プルロニックF68 1.0 1.0 1.0 2.0 エマルジョン平均粒子径μ 0.6 0.4 0.4 0.7 0.4 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0057】
【表4】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 比 較 例 4 5 6 7 8 評価 希釈安定性 目視観察 ○ × × × ○ 上層固形分/下層固形分 0.80 *2 *2 *2 0.82 セメント混和性 混和直後のフロー値 170 170 169 168 169 1時間経過後のフロー値 123 158 120 161 164 施工作業性 ○ ○ ○ × ○ 施工物の耐久性 付着強度 kg/cm2 18 *3 18 16 *3 基板材破率 % 85 0 85 70 0 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0058】
【表5】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 比 較 例 9 10 11 12 ポリマー組成(重量比) エチレン単位 2 15 15 15 酢酸ビニル単位 98 85 85 85 乳化処方 *1 保護コロイド ポバール205 2.0 0.6 HEC AG-15 1.5 反応性アニオン系界面活性剤 エミノールJS-2 0.8 アクアロンHS-10 アニオン系界面活性剤 ネオペレックスF25 1.0 ペレックスOT-P ノニオン系界面活性剤 エマルゲン920 2.5 3.5 6.0 4.0 プルロニックL64 1.0 プルロニックF68 1.0 エマルジョン平均粒子径μ 0.6 0.6 0.3 0.5 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0059】
【表6】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 比 較 例 9 10 11 12 評価 希釈安定性 目視観察 ○ × ○ × 上層固形分/下層固形分 0.89 *2 0.89 *2 セメント混和性 混和直後のフロー値 170 170 170 169 1時間経過後のフロー値 165 160 138 126 施工作業性 ○ ○ ○ ○ 施工物の耐久性 付着強度 kg/cm2 *3 *3 *3 *3 基板材破率 % 0 0 0 0 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0060】*1 乳化処方 数字は酢酸ビニル100重量部あたりの重量部である。 ・ポバール205:ポリビニルアルコール(クラレ社
製) ・HEC AG−15:ヒドロキシエチルセルロース
(フジケミカル社製) ・エレミノールJS−2:アルキルアリルスルホコハク
酸ソーダ(三洋化成工業社製) ・アクアロンHS−10:2−アリール−4ーアルキル
フェノキシポリオキシエチレンスルホン酸アンモニウム
塩(第一工業薬品社製) ・ネオペレックスF25:ドデシルベンゼンスルホン酸
ソーダ(花王社製) ・ペレックスOT−P:アルキルスルホコハク酸ソーダ
(花王社製) ・エマルゲン920:ポリエチレンオキサイドノニルフ
ェノールエーテル(HLB=15.5、花王社製) ・プルロニックL64:ポリオキシエチレンオキシド−
ポリプロピレンオキシド−ブロック共重合体(旭電化社
製) ・プルロニックF68:ポリオキシエチレンオキシド−
ポリプロピレンオキシド−ブロック共重合体(旭電化社
製) *2 測定不可能 *3 界面剥離が発生
【0061】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明により、希
釈安定性及びセメント混和性に優れるセメント用混和剤
並びに該セメント用混和剤を用いたセメント組成物であ
って、施工作業性及び施工物の耐久性に優れたセメント
組成物を提供することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 31/04 LHL //(C04B 28/02 24:26) C 2102−4G (72)発明者 成沢 静夫 千葉県市原市姉崎海岸5の1 住友化学工 業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレン単位/酢酸ビニル単位の重量比
    が5/95〜40/60であるエチレン−酢酸ビニル系
    共重合体を含有し、平均粒子径が0.3〜0.8μであ
    るエマルジョンであって、その製造にあたって、酢酸ビ
    ニル100重量部あたり、保護コロイドである水溶性高
    分子0.1〜6重量部、反応性アニオン系界面活性剤
    0.1〜2重量部及びノニオン系界面活性剤2〜8重量
    部を粒子安定化剤として用いて得られるエマルジョンを
    主成分とするセメント用混和剤。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のセメント用混和剤を含有
    するセメント組成物。
JP5123966A 1993-05-26 1993-05-26 セメント用混和剤及びセメント組成物 Pending JPH06329455A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009102616A (ja) * 2007-10-02 2009-05-14 Nichigo-Mowinyl Co Ltd エマルジョン組成物、それを用いた塗膜防水材用組成物および塗膜防水材ならびに塗膜防水材の形成方法
WO2019163490A1 (ja) * 2018-02-22 2019-08-29 デンカ株式会社 油井セメント用添加剤及び該油井セメント用添加剤を用いたセメントスラリー

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