JPH0632913Y2 - ボトムフィーダ装置 - Google Patents

ボトムフィーダ装置

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JPH0632913Y2
JPH0632913Y2 JP14148887U JP14148887U JPH0632913Y2 JP H0632913 Y2 JPH0632913 Y2 JP H0632913Y2 JP 14148887 U JP14148887 U JP 14148887U JP 14148887 U JP14148887 U JP 14148887U JP H0632913 Y2 JPH0632913 Y2 JP H0632913Y2
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JP
Japan
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sheet
bottom feeder
feeder belt
speed
pressing
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JP14148887U
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JPS6447721U (ja
Inventor
龍二 菊池
Original Assignee
東京包装機械株式会社
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Publication date
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  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、板紙や段ボール等のシートを連続的に機械製
缶する紙工機械におけるボトムフィーダ装置に係り、特
にシートを一定間隔で搬送する為のタイミングフィーダ
に関する。
(従来技術とその問題点) 機械製缶用の紙工機械において板紙や段ボール等のシー
トを一定の間隔で搬送給紙するフィーダ装置としては、
従来より種々のものが開発されている。しかしこれらの
従来装置にあっては一般的には次のような欠点があっ
た。
(a)シートの搬送タイミングを調整するべく、搬送フィ
ーダべルトに対するシートの載置/非載置を繰り返し行
う形式のものは、通常、突き上げレバー等にてシートを
押上げてその制御を行うので、シートの印刷面に傷が突
きやすく、不良品発生の原因となっている。特にプレス
コートやビニール等のコーティング印刷シートを搬送す
る場合、上記問題が多かった。
(b)シートの搬送タイミングを設定する為の調整は、一
般的にはカム等の位置合せによりなされるが、通常、そ
の調整作業に15分程度を要するので調整所用時間の短
縮化が要求されている。しかも熟練者でないと、その調
整を行うことが困難であった。
(c)変形したシートや反りのあるシートを搬送する場
合、往々にして搬送タイミングが崩れやすく、トラブル
の原因となった。
本考案はこのような事情を考慮してなされたもので、そ
の目的は、面倒なタイミング調整作業を要することな
く、また種々のシートを傷付けることなく安定に、しか
もタイミング精度良く搬送することのできるボトムフィ
ーダ装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係るボトムフィーダ装置は、 サーボモータにより走行駆動されてシートを搬送するボ
トムフィーダベルトの走行速度を第1のエンコーダによ
り検出すると共に、 前記ボトムシートフィーダベルトから受け渡されたシー
トを、その後端を押圧爪で押圧しながら搬送するタイミ
ング機構部における上記押圧爪の移動速度を第2のエン
コーダにより検出し、 一方、前記ボトムフィーダベルトにより搬送されたシー
トの前端を光センサにより検知すると共に、 前記タイミング機構部における押圧爪の位置を位置検出
用センサにより検出し、 これらの各検出出力に基づいて前記シートの長さに対応
したシピードコントロール信号をコントロール部にて算
出し、 このスピードコントロール信号に基づいてサーボドライ
バを駆動して前記サーボモータによる前記ボトムフィー
ダベルトの走行速度を自動調整するようにしたものであ
る。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の一実施例に係るボトムフ
ィーダ装置について説明する。
第1図は実施例装置の概略構成を示す図で、1は摩擦係
数の大なる材質からなり、無端ベルト状に形成されたボ
トムフィーダベルトである。このボトムフィーダベルト
1は搬送用サーボモータ2の回転駆動により、所定の搬
送路を走行駆動される。
しかして搬送路上流側のボトムフィーダベルト1の上部
には段ボールシート等の複数枚のシート4を積層して収
納したシートスタッカ3が設けられている。シートスタ
ッカ3に収納されたシート4は、ボトムフィーダベルト
1の摩擦力によってその底部より1枚づつ繰り出され、
ボトムフィーダシート1上に載置されて搬送される。こ
のシートスタッカ3らのシート4の1枚づつの繰り出し
は、シートスタッカ3の前方側に設けたシート重送防止
用シャッタ5の開口高さを、シート4の厚みに応じて調
整することにより行われる。
前記搬送用サーボモータ2に取付けられた第1のパルス
エンコーダ6は、搬送用サーボモータ2の回転数からボ
トムフィーダシート1の走行速度を検出するもので、検
出した回転数に応じた信号を後述するコントロール部12
に与えている。またボトムフィーダベルト1の排出端側
に設けられた光センサ7は、ボトムフィーダベルト1に
より搬送され、該ボトムフィーダベルト1から排出され
るシート4の前端を検出するもので、その検出信号は前
記第1のパルスエンコーダ6による検出信号と同様にコ
ントロール部12に与えられる。
一方、タイミング機構部8は、シート4の後端を押圧し
え搬送する為の押圧爪9を一定間隔で複数設けた無端状
ベルトを所定の搬送路に沿って張り渡したもので、図示
しないモータにより搬送駆動される。このタイミング機
構部8は、ボトムフィーダベルト1により排出されるシ
ート4を受け取り、このシート4の後端を押圧爪9にて
押圧して姿勢制御し、所定の搬送速度で製缶処理等の次
工程の機構に送り込むものである。
しかして上記ベルトの搬送スピード(押圧爪9の移動速
度)は、タイミング機構部8の回転系に連設された第2
のパルスエンコーダ10により検出され、その検出信号は
前記コントロール部12に与えられている。
尚、タイミング機構部8の入口に設けられたシート引き
込みロール14は、ボトムフィーダベルト1から排出され
るシート4をタイミング機構部8内に引き込むものであ
り、また位置検出用センサ11は前記押圧爪9の位置を検
出するものである。この位置検出用センサ11によって検
出されたタイミング機構部8の搬送路上における押圧爪
9の位置情報も前記コントロール部12に入力される。
しかしてコントロール部12は、入力設定されたシート4
の長さの情報と、前記第1及び第2のパルスエンコーダ
6,12により検出されたボトムフィーダベルト1及び押圧
爪9の搬送速度(走行速度)の情報、そして前記光セン
サ7により検出されたボトムフィーダベルト1の排出端
におけるシート4の前端検出情報、及び位置検出用セン
サ11により検出された押圧爪9の位置情報とに基づい
て、前記シート4の長さに応じたボトムフィーダベルト
1の適性搬送速度を算出し、その算出結果に応じたスピ
ードコントロール信号を生成する。このスピードコント
ロール信号は、サーボドライバ13を介して前記サーボモ
ータ2にフィードバックされ、該サーボモータ2の回転
スピードが調整される。つまりこのサーボモータ2の回
転スピードの調整によりボトムフィーダベルト1の移動
速度が自動調整される。
ここでコントロール部12が担う役割について述べると、
その1つはボトムフィーダベルト1によるシート4の搬
送タイミング(搬送速度)の設定であり、他の1つはボ
トムフィーダベルト1により搬送されてきたシート4を
タイミング機構部8の押圧爪9間に受け渡すタイミング
を設定する機能である。
具体的には、コントロール部12は第1のパルスエンコー
ダ6による検出信号からボトムフィーダベルト1の搬送
速度を算出し、また第2のパルスエンコーダ10による検
出信号からタイミング機構部8のシート搬送速度を算出
している。そしてボトムフィーダベルト1の排出端より
連続的に送り出されるシート4を、タイミング機構部8
の押圧爪9間により規定されるシート搬送ピッチ内に受
け渡しするべく、ボトムフィーダベルト1の移動速度
(シート4の搬送速度)を設定している。
即ち、設定すべきボトムフィーダベルト1の移動速度を
Vf,シート4の長さをL,タイミング機構部8の押圧
爪9間により規定されるシート搬送ピッチをP,そして
タイミング機構部8におけるシート搬送速度をVとした
とき、 Vf=(L÷P)×V としてボトムフィーダ1の移動速度を算出する。
尚、タイミング機構部8における押圧爪9間内のシート
4の位置は、シート4の前端がタイミング機構8の入口
に送出された時から位置検出用センサ11により押圧爪9
を検出される時点までの第2のパルスエンコーダ10の出
力パルス数を計数することにより、シート4の前端に対
する押圧爪9の位置として求められる。そしてこの爪位
置検出情報に基づいてボトムフィーダベルト1により搬
送されてきたシート4をタイミング機構部8に受け渡す
タイミングの設定が行われる。
具体的には、例えば装置の運転開始時にサーボモータ2
を初期設定モードとして低速運転する。この状態で光セ
ンサ7にてシート4の前端が感知されたとき、一旦、サ
ーポモータ2を停止させ、これを押圧爪9に対するタイ
ミング合せの初期設定状態とする。この初期設定状態
は、シート4の前端がタイミング機構部8の入口に送出
される状態である。
次いでタイミング機構部8を駆動し、位置検出用センサ
11により押圧爪9が検出される時点までの第2のパルス
エンコーダ10の出力パルス数を計数する。そして計数さ
れるパスル数が、予め押圧爪9の位置がシート4の前端
から一定の距離を隔てるように設定された或るパルス数
となった時、前記関係式で示されるボトムフィーダベル
ト1の移動速度Vfでサーボモータ2の運転を開始す
る。
このようにしてタイミング設定してボトムフィーダベル
ト1を移動速度Vfで搬送駆動すれば、シートスタッカ
3から1枚づつ繰り出されるシート4は、タイミング機
構部8の押圧爪9間に送り出されることになり、シート
4と押圧爪9とが当接することがなくなる。
尚、タイミング機構部8に送り出されたシート4の後端
と、次のシート4の前端との距離を光センサ7により検
知するようにすれば、第1のパルスエンコーダ6の出力
パルスからシート4とボトムフィーダベルト1との間に
生じるスリップ量を計測することが可能である。従って
このスリップ量情報に基づき、例えばそのスリップ量が
許容範囲を越えたような場合、サーボモータ2を増速運
転することによりシート4のスリップを補償することが
できる。この結果、安定したタイミングでシート4を供
給することが可能となる。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案によれば、ボトムフィーダ上
にシーを常に載置した状態でその搬送給紙タイミングを
適性設定することができ、紙工機械における作業効率を
高めることができる。しかも搬送タイミングの調整をフ
ィーダベルトのスピードコントロールだけにより行うの
で、シートを安定に搬送することができ、搬送タイミン
グの精度を高めることができる。
更には突き上げレバー等を用いないのでシートを傷付け
る虞れがなく、不良品の発生を効果的に抑えることがで
きる等の実用上多大なる効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るボトムフィーダ装置の
概略構成を示す図である。 1……ボトムフィーダベルト、2……搬送用サーボモー
タ、3……シートスタッカ、4……シート、6……第1
のパルスエンコーダ、7……光センサ、8……タイミン
グ機構部、9……押圧爪、10……第2のパルスエンコー
ダ、11……位置検出用センサ、12……コントロール部、
13……サーボドライバ、14……シート引き込みロール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート(4)を搬送するボトムフィーダベル
    ト(1)を走行駆動するサーボモータ(2)と、 このサーボモータによる前記ボトムフィーダベルトの走
    行速度を検出する第1のエンコーダ(6)と、 前記ボトムフィーダベルトにより搬送されたシートの前
    端を感知する光センサ(7)と、 複数の押圧爪((9)を備え、前記ボトムシートフィーダ
    ベルトから受け渡されるシートの後端を上記押圧爪で押
    圧しながら搬送するタイミング機構部(8)と、 このタイミング機構部における前記押圧爪の移動速度を
    検出する第2のエンコーダ(10)と、 前記タイミング機構部における押圧爪の位置を検出する
    位置検出用センサ(11)と、 前記第1及び第2のエンコーダ,光センサ,及び位置検
    出用センサの各出力に基づいて前記シートの長さに対応
    したスピードコントロール信号を算出するコントロール
    部(12)と、 上記スピードコントロール信号に基づいて前記サーポモ
    ータによる前記ボトムフィーダベルトの走行速度を調整
    するサーボドライバ(13)と を具備したことを特徴とするボトムフィーダ装置。
JP14148887U 1987-09-18 1987-09-18 ボトムフィーダ装置 Expired - Lifetime JPH0632913Y2 (ja)

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JP14148887U JPH0632913Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18 ボトムフィーダ装置

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JP14148887U JPH0632913Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18 ボトムフィーダ装置

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JPS6447721U JPS6447721U (ja) 1989-03-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2535428B2 (ja) * 1990-04-13 1996-09-18 エス・ケイエンジニアリング株式会社 シ―ト供給装置

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JPS6447721U (ja) 1989-03-24

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