JPH0632909Y2 - ダスト排出装置 - Google Patents

ダスト排出装置

Info

Publication number
JPH0632909Y2
JPH0632909Y2 JP7392090U JP7392090U JPH0632909Y2 JP H0632909 Y2 JPH0632909 Y2 JP H0632909Y2 JP 7392090 U JP7392090 U JP 7392090U JP 7392090 U JP7392090 U JP 7392090U JP H0632909 Y2 JPH0632909 Y2 JP H0632909Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
stage
dust
discharge valve
swing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7392090U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0431734U (ja
Inventor
武範 岩野
Original Assignee
東鉄工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東鉄工株式会社 filed Critical 東鉄工株式会社
Priority to JP7392090U priority Critical patent/JPH0632909Y2/ja
Publication of JPH0431734U publication Critical patent/JPH0431734U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0632909Y2 publication Critical patent/JPH0632909Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Refuse Collection And Transfer (AREA)
  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、高温ホッパー内のダストを排出するためのダ
スト排出装置に関するものである。
(従来の技術) 従来のダスト排出装置は、第2図に示すように、上方ダ
ストホッパー1と、弁箱3a内に収容した切出し弁体3
bを有する切出し弁3と、上方ダストホッパー1と下方
ダストホッパー2との間に配置され弁座を開閉し閉弁時
に図示しないゴムシートで弁座をシールするスイング弁
体4bを有するダスト排出弁4と備え、上方ダストホッ
パー1内のダストを排出弁4を経由して下方ダストホッ
パー2へ落下させ、ロータリフィーダ5でダストを排出
するものであった。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来のダスト排出装置では、排出弁4の
図示しない弁座をシールするゴムシートが上方ダストホ
ッパー1及び下方ダストホッパー2からの輻射熱と排出
弁4自体の弁箱4a内の昇温とで損傷を受けたり短期間
に劣化してガスシール機能が低化してしまうという問題
点があった。
本考案の目的は、排出弁が上方ダストホッパー1及び下
方ダストホッパー2からの輻射熱を受けず、排出弁4の
弁箱4a内の昇温を確実に防いで、弁座のゴムシートを
長寿命化できるダスト排出装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の要旨とするところ
は、ダスト切出し弁を有する上方ダストホッパーと下方
ダストホッパーとの間にそれぞれスイング弁体を有する
上段排出弁、中段排出弁及び下段排出弁をこの順序で上
下に重ねて設け、前記上段排出弁及び中段排出弁には、
各弁箱内に不活性ガスを送り込むための給気路と、該各
弁箱から排気するための排気路とを備え、前記中段排出
弁にはそのスイング弁体が開閉する弁座を閉弁時にシー
ルする弾性シートと、該弁座を冷却する冷却流体路を備
えたことを特徴とするダスト排出装置にある。
(作用) 本考案では、ダスト切出し弁を有する上方ダストホッパ
ーと下方ダストホッパーとの間にそれぞれスイング弁体
を有する上段排出弁、中段排出弁及び下段排出弁をこの
順序で上下に重ねて設けてあり、上段排出弁及び中段排
出弁には、各弁箱内に不活性ガスを送り込むための給気
路と、該各弁箱から排気するための排気路とを備えてい
るので、上段排出弁及び中段排出弁については、各弁箱
内の気体の入れ替えを当該不活性ガスで行い昇温を防止
し、更に、中段排出弁については、冷却流体路を通じて
冷却流体を送り込み、当該中段排出弁のスイング便体が
開閉する弁座を冷却するとともに、上段排出弁と中段排
出弁の存在で、上下からの輻射熱を遮断器することによ
って、閉弁時に当該弁座をシールする弾性シートの長寿
命化が図れる。
(実施例) 以下において、本考案の実施例について、図面を参照し
ながら詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例に係るダスト排出装置全体を示
す縦断面図である。
本実施例に係るダスト排出装置は、ダスト切出し弁体1
6を有する上方ダストホッパー11と、下方ダストホッ
パー51との間に、それぞれスイング弁体26,36,
46を有する上段排出弁21、中段排出弁31及び下段
排出弁41が設けてある。
上段排出弁21及び中段排出弁31には、各弁箱22,
32内に不活性ガスを送り込むための給気管路27と、
該各弁箱22,32から排気するための排気管路28と
を備え、中段排出弁31には中段スイング弁体36が開
閉する弁座を冷却する冷却流体としての冷却水を送り込
むための冷却流体路である給水管39a及び排水管39
bを備えている。そして、ダスト排出装置は、上段排出
弁21及び中段排出弁31については、各弁箱内の気体
の入れ替えを当該不活性ガスで行い昇温を防止する。更
に、中段排出弁31については、給水管39aを通じて
送り込まれる冷却水で、当該中段排出弁31の中段スイ
ング弁体36が開閉する弁座31aを冷却するととも
に、上段排出弁21と中段排出弁31の存在で、上下か
らの輻射熱を遮断することによって、当該弁座31aを
シールする弾性シートとしてのゴムシート31bの長寿
命化が図れるようになっている。
上方ダストホッパー11は、ホッパー本体12と、この
ホッパー本体12の下端にフランジ13をもって接続し
た筒部14とを有し、弁箱15内に収納されている切出
し弁体16が筒部14に設けた弁軸17を中心に回動自
在であり、この切出し弁体16が筒部14の下端のダス
ト出口14aを開閉する。
上段排出弁21は、上段弁箱22と、弁箱15の下端に
フランジ23をもって接続した上段筒部24とを有し、
当該上段筒部24の所定箇所に設けた上段弁軸25を中
心にして回動自在な上段スイング弁体26が上段筒部2
4の下端の上段排出口24aを開閉するようになってい
る。上段スイング弁体26の当接面及びその弁座は、耐
熱性を要するので、両者ともに金属製であって、閉弁時
にメタルとメタルとが接触する。
また、上段排出弁21には、上段弁箱22の上部に連通
した不活性ガス用給気管路27及び排気管路28が設け
てあり、これらの各管路には給気弁27a及び排気弁2
8aを備えている。
22の下端にフランジ33をもって接続した中段筒部3
4とを有し、当該中段筒部34の所定箇所に設けた中段
弁軸35を中心にして回動自在な中段スイング弁体36
が中段筒部34の下端の中段排出口34aを開閉するよ
うになっている。中段スイング弁体36の当接面及びそ
の弁座31aは、シール性が重要なので、一方の接触面
がゴムシート31bからなり他方が金属製であって、閉
弁時にメタルとゴムとが接触する。
また、中段排出弁31には、上段排出弁21と同様に不
活性ガス用給気管路37及びその排気管路38と、これ
らの各管路の途中の排気弁37a及び排気弁38aと、
更に中段弁箱32の天板32aを貫通して設けた冷却水
用給水管39a及び排水管39bとを備え、この給水管
39aで供給される冷却水で、中段筒部34の下部外周
に配置した弁座を冷却するようになっている。
下段排出弁41は、下段弁箱42と、中段弁箱32の下
端にフランジ43をもって接続した下段筒部44とを有
し、当該下段筒部44の所定箇所に設けた下段弁軸45
を中心にして回動自在な下段スイング弁体46が下段筒
部44の下端の下段排出口を開閉するようになってい
る。下段スイング弁体46の当接面及びその弁座は、シ
ール性よりも耐熱性が重要なので、両者とも金属製であ
って、閉弁時にメタルとメタルとが接触する。
下方ダストホッパー51は、下段弁箱42の下端にロー
タリフィーダ52がフランジ53で接続してあり、下段
排出口54からダストを排出するようになっている。
次に、上記実施例に係るダスト排出装置の動作について
説明する。
第1図に実線で示すように、切出し弁体16及び各排出
弁21,31,41のスイング弁体26,36,46は
いずれも閉じている状態で、上方ダストホッパー11内
に溜るダストを排出する時には、下段スイング弁体4
6、中段スイング弁体36、上段スイング弁体26、切
出し弁体16の順で下から順次開き、上方ダストホッパ
ー11内のダストを下方ダストホッパー51内へ落下さ
せる。このような順序で各弁体を開くと、各スイング弁
体26,36,46共に、上方から落下してくるダスト
に直接触れない。
その後、各弁体を閉じる時には、切出し弁体16、上段
スイング弁体26、中段スイング弁体36、下段スイン
グ弁体46の順で上方から順次閉じると、再度上方ダス
トホッパー11内にダストを受けることができる状態に
なる。
中段スイング弁体36の弁座31aをシールするゴムシ
ート31bは、当該弁座に給水管39aを通じて供給さ
れる冷却水で冷却され、また、中段弁箱32内の温度が
一定以上になったら給気管路27,37を通じてN
スを供給、当該弁箱32のみならず上段弁箱22内のガ
スの昇温をも防ぎ、且つ上段排出弁21及び下段排出弁
41で上方ダストホッパー11及び下方ダストホッパー
51からの輻射熱が遮断されているので、上方ダストホ
ッパー11内の温度が800℃程度高温に対しても長寿
命を保持できる。
下方ダストホッパー51内のダストは、ロータリフィー
ダ52を作動させ、下段排出口54を通じて図示しない
所定箇所へ排出される。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるものではな
く、冷却流体を冷却水に代えて他の流体にしてもよく、
ガスに代えて他の適当な不活性ガスを使用してもよ
く、その他要旨を変更しない範囲で種々の変形が可能で
ある。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案に係るダスト排出装置は、
ダスト切出し弁を有する上方ダストホッパーと下方ダス
トホッパーとの間にそれぞれスイング弁体を有する上段
排出弁、中段排出弁及び下段排出弁をこの順序で上下に
重ねて設けることにより、中段排出弁への上方ダストホ
ッパー及び下方ダストホッパーからの輻射熱を遮断する
ことができ、前記上段排出弁及び中段排出弁には、各弁
箱内に不活性ガスを送り込むための給気路と、該各弁箱
から排気するための排気路とを備えているので、不活性
ガスを供給して上段排出弁及び中段排出弁の弁箱内の昇
温を確実に防ぐことができ、中段排出弁にはそのスイン
グ弁体が開閉する弁座を閉弁時にシールする弾性シート
と、該弁座を冷却する冷却流体路を備えているので、弾
性シートを冷却流体で冷却し高温になるのを確実に防止
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るダスト排出装置の要部を
示す破断側面図、第2図は従来のダスト排出装置の要部
を示す破断側面図である。 11……上方ダストホッパー、16……切出し弁体、2
1……上段排出弁、26……上段スイング弁体、27…
…給気管路、28……排気管路、31……中段排出弁、
31a……弁座、31b……ボムシート、36……中段
スイング弁体、37……給気管路、38……排気管路、
39a……給水管(冷却流体路)、39b……排水管
(冷却流体路)、41……下段排出弁、46……下段ス
イング弁体、51……下方ダストホッパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダスト切出し弁を有する上方ダストホッパ
    ーと下方ダストホッパーとの間にそれぞれスイング弁体
    を有する上段排出弁、中段排出弁及び下段排出弁をこの
    順序で上下に重ねて設け、前記上段排出弁及び中段排出
    弁には、各弁箱内に不活性ガスを送り込むための給気路
    と、該各弁箱から排気するための排気路とを備え、前記
    中段排出弁にはそのスイング弁体が開閉する弁座を閉弁
    時にシールする弾性シートと、該弁座を冷却する冷却流
    体路を備えたことを特徴とするダスト排出装置。
JP7392090U 1990-07-13 1990-07-13 ダスト排出装置 Expired - Lifetime JPH0632909Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7392090U JPH0632909Y2 (ja) 1990-07-13 1990-07-13 ダスト排出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7392090U JPH0632909Y2 (ja) 1990-07-13 1990-07-13 ダスト排出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0431734U JPH0431734U (ja) 1992-03-13
JPH0632909Y2 true JPH0632909Y2 (ja) 1994-08-31

Family

ID=31613156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7392090U Expired - Lifetime JPH0632909Y2 (ja) 1990-07-13 1990-07-13 ダスト排出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0632909Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0431734U (ja) 1992-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US1369649A (en) Pneumatic conveying mechanism
JPH0632909Y2 (ja) ダスト排出装置
CN206988493U (zh) 阻隔型通气阀和热水储水箱
US5066186A (en) Dust discharging apparatus for a furnace
JP2000346238A5 (ja) 真空用バルブ及び真空処理装置
JP2020536373A (ja) デュアルポート遠隔プラズマクリーン分離バルブ
KR101126070B1 (ko) 상수관용 원기둥형 플로우트 완폐식 공기밸브
KR200433241Y1 (ko) 공기층 단열공간을 갖는 곡물 건조 및 저장 사일로
KR101712580B1 (ko) 공압을 이용한 협잡물 이송장치
CN109969456B (zh) 一种foup盒内真空氮气填充系统及foup盒排空气法
US607035A (en) hannan
CN207151803U (zh) 一种双层防漏气调保鲜的大米保鲜设备
JP5388278B2 (ja) 廃棄物溶融炉の廃棄物装入装置の中間ホッパのパージ方法および廃棄物溶融炉の廃棄物装入装置の中間ホッパ
JPS59435B2 (ja) 排出スライドゲ−ト装置
CN213179495U (zh) 高烟道炉道灰冷却装置
CN218339994U (zh) 一种石灰石破碎机物料堆放场
SK278234B6 (en) Sealing shutter for a shaft furnace
CN213494723U (zh) 烘烤设备和烘烤系统
CN210320067U (zh) 处理危废用逆流式热解回转窑高效出渣设备
JPS6014744Y2 (ja) コ−クス乾式消火設備のコ−クス切出装置
KR820002139B1 (ko) 이중 게이트 밸브
CN103104711B (zh) 闸阀
JPH018558Y2 (ja)
JP3492039B2 (ja) 油入静止誘導電器及びその輸送方法
JPS6011081Y2 (ja) コ−クス乾式冷却設備におけるコ−クス切出装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term