JPH06327946A - 濾過モジュール - Google Patents
濾過モジュールInfo
- Publication number
- JPH06327946A JPH06327946A JP14293993A JP14293993A JPH06327946A JP H06327946 A JPH06327946 A JP H06327946A JP 14293993 A JP14293993 A JP 14293993A JP 14293993 A JP14293993 A JP 14293993A JP H06327946 A JPH06327946 A JP H06327946A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filtration
- membrane
- membranes
- bag
- sealed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 二つ折りにした濾過膜の両側部または２枚重
ねした濾過膜の三方をシールしてなる袋状の濾過膜の接
着強度の向上を図る。 【構成】 二つ折りした濾過膜１−１，１−２，１−
３，１−４の両側部１−ａ，１−ｂまたは２枚重ねした
濾過膜１−１，１−２，１−３，１−４の両側部１−
ａ，１−ｂと下部１−ｃを梯子状にシールし、シール部
３を形成することによって上端に開口部を有する袋状に
し、この開口部を支持部材２の貫通穴２Ａ−１，２Ａ−
２，２Ａ−３，２Ａ−４に取り付け、支持部材２によっ
て前記濾過膜１−１，１−２，１−３，１−４の内側と
外側とが分離されてなる。 【効果】 シール部を剥離させることなく、濾液の線速
を大きくしたり、濾過差圧を大きくして濾過量の増大を
図ることができる。
ねした濾過膜の三方をシールしてなる袋状の濾過膜の接
着強度の向上を図る。 【構成】 二つ折りした濾過膜１−１，１−２，１−
３，１−４の両側部１−ａ，１−ｂまたは２枚重ねした
濾過膜１−１，１−２，１−３，１−４の両側部１−
ａ，１−ｂと下部１−ｃを梯子状にシールし、シール部
３を形成することによって上端に開口部を有する袋状に
し、この開口部を支持部材２の貫通穴２Ａ−１，２Ａ−
２，２Ａ−３，２Ａ−４に取り付け、支持部材２によっ
て前記濾過膜１−１，１−２，１−３，１−４の内側と
外側とが分離されてなる。 【効果】 シール部を剥離させることなく、濾液の線速
を大きくしたり、濾過差圧を大きくして濾過量の増大を
図ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は濾過モジュールに関する
もので、さらに詳しく言えば、濾過量を増大させること
ができる濾過モジュールに関するものである。
もので、さらに詳しく言えば、濾過量を増大させること
ができる濾過モジュールに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】濾過容量の増大が図れる濾過モジュール
としては、近年、大型のメンブレンバッグ式濾過モジュ
ールが注目されている。
としては、近年、大型のメンブレンバッグ式濾過モジュ
ールが注目されている。
【０００３】このようなメンブレンバッグ式濾過モジュ
ールは、袋状にした濾過膜の開口部を板状の支持部材の
貫通穴に取り付け、この支持部材によって袋状にした濾
過膜の内側と外側とが分離され、濾過膜の外側に原液を
供給し、内側から濾液を得るようにしたものである。
ールは、袋状にした濾過膜の開口部を板状の支持部材の
貫通穴に取り付け、この支持部材によって袋状にした濾
過膜の内側と外側とが分離され、濾過膜の外側に原液を
供給し、内側から濾液を得るようにしたものである。
【０００４】上記したメンブレンバッグ式濾過モジュー
ルは、その濾過量を増大させる場合、濾液の線速を大き
くしたり、濾過差圧を大きくしている。
ルは、その濾過量を増大させる場合、濾液の線速を大き
くしたり、濾過差圧を大きくしている。
【０００５】一方、上記メンブレンバッグ式濾過モジュ
ールにおける濾過膜は、熱によって劣化しない程度の太
さで、二つ折りにした濾過膜の両側部または２枚重ねし
た濾過膜の三方を細い直線状にヒートシールし、袋状に
されている。
ールにおける濾過膜は、熱によって劣化しない程度の太
さで、二つ折りにした濾過膜の両側部または２枚重ねし
た濾過膜の三方を細い直線状にヒートシールし、袋状に
されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のメンブ
レンバッグ式濾過モジュールは、濾液の線速を大きくし
たり、濾過差圧を大きくすると、二つ折りにした濾過膜
の両側部または２枚重ねした濾過膜の三方のシールが剥
離することがあり、濾液の原液が混ざって濾過性能が低
下するという問題があった。
レンバッグ式濾過モジュールは、濾液の線速を大きくし
たり、濾過差圧を大きくすると、二つ折りにした濾過膜
の両側部または２枚重ねした濾過膜の三方のシールが剥
離することがあり、濾液の原液が混ざって濾過性能が低
下するという問題があった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、平膜またはエンボス加工した濾過膜を二
つ折りにして両側部を梯子状にシールして、または前記
濾過膜を２枚重ね合わせて三方を梯子状にシールして上
端に開口部を有する袋状にし、この開口部を板状の支持
部材の貫通穴に取り付け、前記支持部材によって袋状に
した濾過膜の内側と外側とが分離され、濾過膜の外側に
原液を供給し、内側から濾液を取り出すように構成した
ことを特徴とするものである。
め、本発明は、平膜またはエンボス加工した濾過膜を二
つ折りにして両側部を梯子状にシールして、または前記
濾過膜を２枚重ね合わせて三方を梯子状にシールして上
端に開口部を有する袋状にし、この開口部を板状の支持
部材の貫通穴に取り付け、前記支持部材によって袋状に
した濾過膜の内側と外側とが分離され、濾過膜の外側に
原液を供給し、内側から濾液を取り出すように構成した
ことを特徴とするものである。
【０００８】
【作 用】従って、本発明は、濾液の線速を大きくした
り、濾過差圧を大きくしても、濾過膜のシールが剥離す
ることはない。
り、濾過差圧を大きくしても、濾過膜のシールが剥離す
ることはない。
【０００９】
【実施例】以下、実施例により説明する。
【００１０】図１は、本発明の濾過モジュールの要部斜
視図で、板状の支持部材２に複数の貫通穴２Ａ−１，２
Ａ−２，２Ａ−３，２Ａ−４を設け、各貫通穴２Ａ−
１，２Ａ−２，２Ａ−３，２Ａ−４に濾過膜１−１，１
−２，１−３，１−４を接着して取り付けてなるもので
ある。
視図で、板状の支持部材２に複数の貫通穴２Ａ−１，２
Ａ−２，２Ａ−３，２Ａ−４を設け、各貫通穴２Ａ−
１，２Ａ−２，２Ａ−３，２Ａ−４に濾過膜１−１，１
−２，１−３，１−４を接着して取り付けてなるもので
ある。
【００１１】そして、前記濾過膜１−１，１−２，１−
３，１−４は、それらが接着された板状の支持部材２に
よって濾過膜１−１，１−２，１−３，１−４の外側と
内側とが分離されてなり、濾過膜１−１，１−２，１−
３，１−４の外側は図示していない原液供給口を有する
ハウジングで包囲され、内側は図示していない濾液排出
口を有するハウジングで包囲されてなる。
３，１−４は、それらが接着された板状の支持部材２に
よって濾過膜１−１，１−２，１−３，１−４の外側と
内側とが分離されてなり、濾過膜１−１，１−２，１−
３，１−４の外側は図示していない原液供給口を有する
ハウジングで包囲され、内側は図示していない濾液排出
口を有するハウジングで包囲されてなる。
【００１２】前記濾過膜１−１，１−２，１−３，１−
４は、図２のように、平膜またはエンボス加工した濾過
膜を二つ折りにして両側部１−ａ，１−ｂを細く梯子状
にシールしているので、濾過膜が熱によって劣化するこ
となく、該シール部３の接着強度を高めることができ
る。
４は、図２のように、平膜またはエンボス加工した濾過
膜を二つ折りにして両側部１−ａ，１−ｂを細く梯子状
にシールしているので、濾過膜が熱によって劣化するこ
となく、該シール部３の接着強度を高めることができ
る。
【００１３】また、前記濾過膜１−１，１−２，１−
３，１−４は、図３のように、平膜またはエンボス加工
した濾過膜を２枚重ね合わせて両側部１−ａ，１−ｂと
下部１−ｃの三方を細く梯子状にシールしているので、
濾過膜が熱によって劣化することなく、該シール部３の
接着強度を高めることができる。
３，１−４は、図３のように、平膜またはエンボス加工
した濾過膜を２枚重ね合わせて両側部１−ａ，１−ｂと
下部１−ｃの三方を細く梯子状にシールしているので、
濾過膜が熱によって劣化することなく、該シール部３の
接着強度を高めることができる。
【００１４】
【発明・考案の効果】上記した如く、本発明の濾過モジ
ュールは、二つ折りにした濾過膜の両側部または２枚重
ねした濾過膜の三方のシールを梯子状にしているので、
シール部を剥離させることなく、濾液の線速を大きくし
たり、濾過差圧を大きくして濾過量の増大を図ることが
できる。
ュールは、二つ折りにした濾過膜の両側部または２枚重
ねした濾過膜の三方のシールを梯子状にしているので、
シール部を剥離させることなく、濾液の線速を大きくし
たり、濾過差圧を大きくして濾過量の増大を図ることが
できる。
【図１】本発明の濾過モジュールの要部斜視図である。
【図２】本発明の濾過モジュールに使用する濾過膜の加
工例の斜視図である。
工例の斜視図である。
【図３】本発明の濾過モジュールに使用する濾過膜の他
の加工例の斜視図である。
の加工例の斜視図である。
１−１〜１−４ 濾過膜 ２ 支持部材 ２Ａ−１〜２Ａ−４ 貫通穴 ３ シール部
Claims (1)
- 【請求項１】 平膜またはエンボス加工した濾過膜を二
つ折りにして両側部を梯子状にシールして、または前記
濾過膜を２枚重ね合わせて三方を梯子状にシールして上
端に開口部を有する袋状にし、この開口部を板状の支持
部材の貫通穴に取り付け、前記支持部材によって袋状に
した濾過膜の内側と外側とが分離され、濾過膜の外側に
原液を供給し、内側から濾液を取り出すように構成した
ことを特徴とする濾過モジュール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14293993A JPH06327946A (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 濾過モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14293993A JPH06327946A (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 濾過モジュール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06327946A true JPH06327946A (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=15327163
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14293993A Pending JPH06327946A (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 濾過モジュール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06327946A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7105089B2 (en) | 2003-03-13 | 2006-09-12 | 3M Innovative Properties Company | Liquid—liquid extraction system and method |
| US7122709B2 (en) | 2003-03-13 | 2006-10-17 | 3M Innovative Properties Company | Method for obtaining ethanol |
| JP2011101869A (ja) * | 2009-11-12 | 2011-05-26 | Kubota Corp | 膜モジュールおよび膜モジュールの製造方法 |
-
1993
- 1993-05-21 JP JP14293993A patent/JPH06327946A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7105089B2 (en) | 2003-03-13 | 2006-09-12 | 3M Innovative Properties Company | Liquid—liquid extraction system and method |
| US7122709B2 (en) | 2003-03-13 | 2006-10-17 | 3M Innovative Properties Company | Method for obtaining ethanol |
| US7517455B2 (en) | 2003-03-13 | 2009-04-14 | 3M Innovative Properties Company | Liquid-liquid extraction system and method |
| JP2011101869A (ja) * | 2009-11-12 | 2011-05-26 | Kubota Corp | 膜モジュールおよび膜モジュールの製造方法 |
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